冥王星探査衛星ニューホライズンズ

このコーナーでは2015年7月14日に冥王星を接近通過した、NASAの冥王星探査衛星ニューホライズンズによるイメージをご紹介しています。このページでは最接近前後の速報イメージを再編集して掲載しています。

<7月27日(月)>
  1. NASAのニューホライズンズチーム、冥王星の霞と流れる氷を発見する
    流れる氷と驚くほど伸びた霞が、NASAのニューホライズンズミッションからの最新の発見の一つであり、それは驚きの氷の世界である遠い冥王星を明らかにしている。

  2. 冥王星のニューホライズンズとの息をのむような別れ
    冥王星がニューホライズンズに息をのむような別れを送っている。太陽によって背景から照らされた冥王星の大気が、NASAのニューホライズンズ宇宙船によって東部夏時間7月15日真夜中にとられたこのイメージで、明るいハローのような影のリングをつくっている。大気のこの広域なポートレイトは宇宙船が冥王星から約200万キロメートルで捕えられた。7月23日に地球に届けられたこのイメージはフレームの上が北である。

  3. 冥王星のかすんだ空を表す衝撃的な夜の側のイメージ
    7月14日の最接近の7時間後に冥王星から急いで去るニューホライズンズ宇宙船は、振り返って、太陽によって背景から照らされた冥王星の大気のこの壮観なイメージを捕えた。このイメージは科学者達が予測したより数倍より高い霞の層を明らかにしている。最接近の7時間後に、ニューホライズンズは、その長距離調査画像装置(LORRI)の狙いを冥王星の130キロメートルほどの高い霞に定めた。イメージの予備的な分析では、約80キロメートルと50キロメートルの、二つの霞の異なる層を示している。

  4. ニューホライズンズ、冥王星の気圧が鋭く減少するのを明らかにする
    冥王星の大気は我々の目の前で変わっているのかもしれない。NASAのニューホライズンズ宇宙船での測定は、冥王星の大気が、以前の観測と比較して予想外に低い表面圧を持つことを明らかにした。この圧力測定は、冥王星の地表でこれまでに得られた最初である。

<7月26日(日)>
  1. ニューホライズンズ、冥王星に流れる氷を発見
    NASAのニューホライズンズミッションは、明るいハート型のエリアの左端の、冥王星の地表に溢れるエキゾチックな氷の証拠を発見した。宇宙船の長域偵察画像装置(LORRI)からの新しいクローズアップイメージは、科学者達が発見することを期待はしたが予想はしていなかった最近の地質活動の徴候を明らかにした。この新しいクローズアップイメージは、冥王星のハート型の領域(トンボー領域)の西半分の中の、テキサスサイズの平原、スプートニク平原の中の魅力的な詳細を示している。そこでは、1枚の氷のシートが明確に流れたように見え、地球の氷河に似た方法で未だに流れているのかもしれない。

    <参考>: 大判はイメージをクリック。

  2. ヒラリー山塊
    新しく発見された山並みは、米国のアパラチア山脈の高さと類似した、周囲の平原から 1.6 キロメートルにそびえている。これらのピークは非公式にヒラリー山塊(Hillary Montes)と名付けられた。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。  

  3. 冥王星を飛ぶ
    スプートニク平原(Sputnik Plain)北西と、ヒラリー山塊(Hillary Mountains)の、この冥王星の二つの領域の低空飛行シミュレーションは、ニューホライズンズの最接近イメージからつくられた。スプートニク平原は、1957年に打上げられられた、地球で初めての人工衛星に因んで非公式に名付けられた。ヒラリー山塊は、1953年にエベレスト山に初登頂した最初の2人の一人、エドモンド・ヒラリー卿に因んで非公式に名付けられた。このイメージは、長距離調査画像装置(LORRI)によって、7月14日に、 77,000 キロメートルの距離からとられた。差渡し1キロメートルほどの小さな地形が見える。

    動画です、こちら(Youtube) から。

  4. 「ハート形のハート」
    スプートニク平原のこの「ハート形のハート」は、氷の蓄積を連想させる。ハート形の南西と北東に広がる二つの青と白の塊は、エキゾチックな氷が、スプートニク平原から流れ出ていることを表している。加えて、ニューホライズンズの Ralph 装置からの新しい構成データは、スプートニク平原の中央が窒素、一酸化炭素、メタンの氷に富んでいることを示している。華氏マイナス390度(摂氏マイナス230度)の冥王星の温度では、これらの氷は氷河のように流れるだろう。暗い赤道領域に隣接するハート形の最南端の領域では、古代の、激しくクレータされた地形が、非常に新しい氷の堆積によって侵略されたことを示している。

    <参考>: 大判はイメージをクリック。  

  5. 自然色の冥王星とカロン
    このニューホライズンズからの自然色の合成イメージに冥王星とカロンが示されている。これらの視界を作り出すために長距離調査画像装置(LORRI)からのイメージが Ralph 装置からのカラーデータと結合された。このイメージは2015年7月13日と14日にとられた。冥王星とカロンは、このペアの、これまでにニューホライズンズによって地球に送り返された最高解像度のカラーイメージとして、拡張された色でこのイメージに示されている。これは、冥王星最接近の約5時間前に、宇宙船の Ralph 装置で、 250,000 キロメートルの距離から撮られた。このイメージは二つの世界のコントラストに焦点を当てている。カロンは暗い赤みがかった極冠とともに大部分は灰色であり、一方、冥王星は、北の極冠の一部の黄色、イメージの右四半部の冥王星のハート型の二つの半分の微妙に対照的な色を含む、多様なまた微妙なカラーバリエーションを示している。このイメージは、冥王星とカロンを同じフレームに正しい相対位置で示すために、冥王星とカロンの北極が左上を指すように回転されている。このイメージは、 Ralph の多色可視光線画像カメラの、青、赤、近赤外線カラーフィルタを使ってつくられた。この色は、人間の目で見たとき、類似しているが同一ではない。

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  6. 冥王星の真の色の広域合成
    冥王星のこの鋭い広域な視界をつくるために、ニューホライズンズの長距離調査画像装置(LORRI)から四つのイメージが Ralph 装置からのカラーデータと結合された。冥王星の右下端は現在のこの高解像度カラーの視界では欠けている。このイメージは 2.2 キロメートルほどの大きさを示し、宇宙船が冥王星から 450,000 キロメートルにあったときにとられた。これは、7月13日にとられた一つのイメージの視界の解像度の2倍であり、大まかにニューホライズンズの7月14日の最接近時を表している。

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<7月23日(木)>
  1. ニューホライズンズ、冥王星の小さな月の二つを捕える
    ニューホライズンズの Ralph 装置でとられ誇張した色で示された冥王星の月 Nix (左)は、ミッション科学者達の関心を引きつけた赤みがかった場所を持っている。このデータは2015年7月14日の朝にとられ7月18日に受信された。ニューホライズンズの観測が得た Nix は約 165,000 キロメートルにあった。このイメージは、長さ42キロメートル幅36キロメートルと推定される Nix の、差渡し3キロメートルほどの地形を示している。また、2015年7月14日に約 231,000 キロメートルの距離からニューホライズンズの LORRI 装置でとられた、冥王星の小さな不規則な形の月 Hydra (右)が、この白黒イメージで明らかにされている。長さ55キロメートルと測定される 1.2 キロメートルほどの地形がHydra に見られる。これまで冥王星の最大の月カロンがスポットライトを得てきたが、これらの二つのあまり知られていない衛星が、今、ある注目を惹いている。二番目と三番目に発見された Nix と Hydra はほぼ同じ大きさである。この Nix のニューホライズンズの初めてのカラーイメージは、ジェリービーン形の衛星の興味深い領域を明らかにしている。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。  

  2. NASAのニューホライズンズ、冥王星の「ハート形」に二つ目の山の領域を発見する
    この新しく発見された山脈は、明るい氷の平原と暗い激しくクレータされた地形の間の、冥王星のトンボー領域(Tombaugh Region)の南西の縁の近くに横たわっている。このイメージは、ニューホライズンズの長距離調査画像装置(LORRI)によって、2015年7月14日に、 77,000 キロメートルの距離からとられ7月20日に地球に戻された。ここでは差渡し1キロメートルほどの地形を見ることができる。冥王星の氷の山は一団を持っている。NASAのニューホライズンズミッションは、冥王星の最も有名な地形、トンボー領域(ombaugh Region)と名付けられた明るいハート型の領域の左下端に、新しい、明らかにあまり高くない山脈を発見した。これらの新しく発見された氷のピークは1〜 1.5 キロメートルと推定される。この新しい領域は、スプートニク平原(Sputnik Plain)と呼ばれる冥王星のハート形の領域の西にある。このピークは Norgay 山塊の約110キロメートル北西に横たわっている。この最新のイメージは、トンボー領域の西の端に沿った、注目すべき明白な地形を示している。このイメージは、7月14日に、長距離調査画像装置(LORRI)によって、 77,000 キロメートルの距離からとられ、7月20日に地球に送られた。約1キロメートルの地形を見ることができる。

    <参考>: 掲載された記事の一部の訳です。大判はイメージをクリック。  

<7月22日(水)>
  1. ニューホライズンズ、冥王星の後ろに大気のイオンの冷たい密度の濃い領域を発見
    ニューホライズンズは、この惑星の大気が太陽風によってはぎ取られ宇宙に失われた、冥王星の向こう側の、何万キロメートルもの、冷たい、密度の高いイオン化されたガスの領域を発見した。最接近の1時間半の後始まった冥王星周辺太陽風(SWAP)装置は、冥王星の下流 77,000 キロメートルと 109,000 キロメートルの間の太陽風の中に空洞を観測した。この SWAP のデータは、この惑星の後に広がる未定の構造と長さの、「プラズマの尾」を構成している窒素イオンの空洞を明らかにした。

<7月19日(日)>
  1. 冥王星とカロンのポートレイト
    冥王星とカロンの二つのこの最新のフルフレームイメージは、2015年7月13日と14日の最接近の間に、ニューホライズンズによって別々に集められた。冥王星とカロンの相対的な、反射率、大きさ、方向は、この合成イメージで近似され、おおよそ真の色で示されている。

    <参考>: 大判はイメージをクリック。  

  2. 冥王星の「ハート」の凍った一酸化炭素
    ミッション科学者達が非公式にトンボー領域(Tombaugh Regio)と名付けた「冥王星のハート」の西半分を詳しく覗いた。ニューホライズンズの Ralph 装置は一酸化炭素の氷の証拠を明らかにした。その輪郭は、凍った一酸化炭素の濃度が、「雄牛の目(bull's eye)」のセンター方向に向かって増加していることを示している。これらのデータは7月14日に宇宙船でとられ7月16日に地球に送られた。

    <参考>: 大判はイメージをクリック。  

  3. NASAのニューホライズンズ、冥王星のハート形の中心に凍った平原を発見
    NASAのニューホライズンズ宇宙船からの最新のデータで、冥王星の新しいクローズアップのイメージが、1億年以下に見えまた恐らく未だ地質学的プロセスが続いている広大なクレータのない平原を明らかにしている。この凍った領域は、ハート形の地形の中央左の冥王星の氷の山の北にある。この領域は1930年に冥王星を発見したクライド・トンボーにちなんで非公式にトンボー領域(Tombaugh Regio)と名付けられた。この地球の凍った泥の亀裂に似た魅力的な氷の平原領域は、地球で初めての人工衛星に因んで非公式に「スプートニク平原(Sputnik Planum)」と名付けられた。それは、浅いトラフのようなもので区切られた、差渡し約20キロメートルの、不規則な形のセグメントの壊れた地表を持っている。これらのトラフのあるものはその中に暗い素材を持ち、一方、 他は周囲の地形にそびえて見える丘の集まりがある。地表は何処も、昇華と呼ばれるプロセスでできたのかもしれない、小さな穴のフィールドによって彫られているように見える。科学者達は、これらのセグメントがどのようにつくられたかに関して二つの理論を持っている。この不規則な形は、泥が乾くときの地表の素材の収縮、あるいは溶岩の上昇のような対流の結果かもしれない。この「ハートの中心」のイメージは、ニューホライズンズが冥王星から 77,000 キロメートルにあったときにとられ、径1キロメートル程の地形を示している。ミッション科学者達は、来年地球に送り返されるだろう高解像度とステレオイメージから、これらの不可解な地形について更に学ぶだろう。
    ニューホライズンズ大気チームは 1,600 キロメートルの冥王星の大気を観測した。ニューホライズンズの粒子とプラズマチームは、冥王星を越えた何十万キロメートルの密度の高いイオン化されたガスの冷たい領域を発見した。この惑星の大気は太陽風によって剥き出しにされ宇宙に失われている。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。  

  4. ニューホライズンズ、冥王星の広がった大気を明らかにする
    ニューホライズンズ科学者達は、冥王星の窒素の豊かな大気が広がっていることを実証するために、惑星の地表上 1,600 キロメートルの冥王星の大気を観測した。これは、惑星の地表上 270 キロメートルを超える高度の、冥王星の大気の初めての観測である。この新しい情報は、宇宙船の最接近の約1時間後の、慎重に設計された太陽、冥王星の配列の間に、ニューホライズンズのアリスイメージング分光写真計によって集められた。太陽の掩蔽として知られる太陽が冥王星の大気を背景から照らす間に、ニューホライズンズは冥王星の影を通過した。

    <参考>: この記事は三つのイメージと解説から構成されています。ここでは一部のみ取り上げています。大判はイメージをクリック。

<7月18日(土)>
  1. ニューホライズンズ、濠におけるカロンの山をクローズアップ
    冥王星の最大の月カロンの一つのエリアのこの新しいイメージは、ここでは差込みの左上隅に示されている中央のピークにある窪みの魅惑的な地形を持っている。このイメージは上から下まで約390キロメートルのエリアを示し、ほとんどクレータが見られない。最も興味をそそる地形は濠にある大きな山である。このイメージは、この大きな月の地表がNASAのニューホライズンズ宇宙船からのクローズアップに、今後どのように見えるかの事前の視界を与えている。このイメージは強く圧縮されている。より鮮明なバージョンは、ニューホライズンズの長距離調査画像装置(LORRI)からの高精細データが地球に送り返される時に期待される。カロンの広域な視界に重ねられた長方形は、このクローズアップの概略の位置を示している。このイメージは、冥王星への最接近の約 1.5 時間前の国際時間2015年7月14日 10:30 に、 79,000 キロメートルの距離からとられた。

    <参考>: 大判はイメージをクリック。  

<7月17日(金)>
  1. 山から月まで:NASAのニューホライズンズ冥王星ミッションからの複数の発見
    冥王星の氷の山とその最大の月(カロン)の新しい視界は、宇宙船初めての冥王星への接近飛行の一日後に、NASAのニューホライズンズチームによって水曜日に発表されたいくつかの発見の一つである。(以下略)

    <参考>: この記事はこれまでに発表された発見を俯瞰したものです。詳細は省略します。また、今日までの探査を要約したアニメーションイメージが提供されています。 こちら から。

  2. 冥王星の氷の山
    冥王星の赤道近くの領域のこの新しいクローズアップのイメージが、巨大な驚異、氷の地表上 3,500 メートルにそびえる若々しい山の連なりを明らかにしている。この山は、恐らく1億年以内に形成され、まだ構築中かもしれない。このことは、冥王星の地表の1パーセント未満をカバーするこれらのクローズアップ領域が、今日、まだ地質学的には活動的かもしれないことを示唆している。その若い年齢が、クレータの欠乏に関する、この光景を推測させている。巨大な惑星の氷の月とは異なって、冥王星は、重力の相互作用によって月を熱することができない。他のあるプロセスがこの山の光景をつくり出しているのだろう。メタンと窒素の氷が冥王星の表面の多くを覆っているが、これらの素材は山を造るほどの強さはない。恐らくより固い素材最も可能性のある水の氷がピークをつくった。このクローズアップイメージは、宇宙船が惑星の表面から 77,000 キロメートルであったニューホライズンズ最接近の約 1.5 時間前にとられた。このイメージは径 1.6 キロメートルより小さな構造を容易に見分けることができる。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。その場所を示すアニメーションが提供されています。 こちら(Youtube) から。

  3. カロンの驚くべき若々しい多様な地形
    冥王星の最大の月カロンの注目に値するこの新しい詳細は、2015年7月13日に、 466,000 キロメートルの距離からとられた。ニューホライズンズの長距離調査画像装置(LORRI)からのこのイメージに明らかにされている。左から右に約 1,000 キロメートルに伸びる崖と谷の帯が、恐らく内部のプロセスの結果、カロンの地殻を広範囲にわたって破壊したことを示唆している。右上の、月のカーブする端に沿って、7〜9キロメートルと推定される谷がある。ミッション科学者達はカロンのクレータの現れ方の少なさに驚いている。このイメージの下の月の赤道の南は太陽の傾斜する光によって照らされている。しかしながら、それでも、ここには地質学的な活動によって再構築された若い地表を示す比較的少ないクレータが見える。北極領域には、際立った暗い模様が、暗い素材の薄い堆積を示唆する広い境界線を見ることができる。その下に横たわっている、異なる、鋭い堺の、角ばった地形があり、これまでの高解像度イメージでは、この謎の領域により多くの光が投じられている。このイメージはファイルサイズを減らすために圧縮して送られた。このイメージの高コントラストエリアでは差渡し5キロメートルほどの地形を見ることができる。いくつかの低コントラストの詳細は、イメージの圧縮によって、実際より滑らかにされ不明瞭になっている。非圧縮バージョンは未だニューホライズンズのコンピュータメモリにあり、後日送られる予定である。このイメージは7月13日にとられカラー情報と結合された。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。

  4. 冥王星:氷の厚さのプロット
    ニューホライズンズの Ralph 装置からの最新のスペクトラムは、豊かなメタンの氷を明らかにしているが、冥王星の凍った地表のあちこちでは驚くべき相違がある。視覚的に暗い赤道の一部では、メタンの氷は非常に異なる模様を示す狭い赤外線の吸収を持っている。凍った物質の異なる模様の地球の例では、クリーンな雪の柔らかな塊は明るく白いが固く詰まった極地の氷は青く見える。ニューホライズンズの地表組成チームは、異なる領域の詳細な組成を判定するために Ralph データを分析する複雑な処理を始めた。このデータは、ニューホライズンズの Ralph 装置の一部、 Linear Etalon Imaging Spectral Array からの、冥王星の最初の詳細なイメージである。この観測は赤外線の三つの波長で行なわれた。この写真では、青はメタンの氷の強い吸収帯をカバーする 1.62〜1.70 マイクロメートル、緑はメタンの氷が光を吸収しない 1.97〜2.05 マイクロメートル、赤はメタンの氷が非常に激しく光を吸収する2.30〜2.33 マイクロメートルを表している。このデータは、2015年7月12日に、ニューホライズンズによってとられた。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。

  5. ヒドラ、影から現れる
    2005年の発見以来、冥王星の月ヒドラ(Hydra)は、その形、大きさ、反射率などがハッキリしなかった。ニューホライズンズの歴史的な通過で得られ今朝早く地球に送られたイメージは、冥王星の最も外の月のこれらの基本的な特性を決定的に解いた。長距離調査画像装置(LORRI)観測は、表面の顕著な明るさの変化によって特性を評価し得る不規則な形の天体を明らかにした。3キロメートル/ピクセルの解像度で、 LORRI イメージは、この小さいジャガイモ形の月が、43キロメートル×33キロメートルであることを示した。カロンと同様、ヒドラの表面は、恐らく水の氷で覆われている。直径約10キロメートルの暗い円の構造がヒドラの明るい領域の中の観測された。ヒドラの反射率は冥王星とカロンの中間である。このイメージが得られたとき、ヒドラは、ニューホライズンズから約 640,000 キロメートルにあった。

    <参考>: 記事は要約しています。大判はイメージをクリック。  

<7月16日(木)>
  1. ニューホライズンズのアプローチから見た冥王星の視界
    一連のイメージは、ニューホライズンズの、約10年間48億キロメートルの旅の、最終の週の冥王星の視界を示している。このファイルのダウンロードは こちら から。

    <参考>: Youtube は こちら から。短い動画です。

<7月15日(水) --- 7月15日発表分の速報>
  1. NASAの冥王星への48億キロメートルの旅、歴史的な遭遇に達する
    NASAのニューホライズンズ宇宙船は冥王星にある。我々の太陽系を通した10年間の長い旅の後、ニューホライズンズは、火曜日に、地球からこの惑星を探査するこれまでで初めての宇宙ミッション、冥王星への地表上約 12,400 キロメートルの最接近を行なった。この距離はざっとニューヨークからインドのムンバイまでの距離に相当する。

    <参考>: 以上要点のみ。大判はイメージをクリック。

    他の記事からの引用 :冥王星までの48億キロメートル距離のために、データが地球に届くのに光速でさえ4時間はかかる。ニューホライズンズの科学データの全てを受信するのに16ヵ月を要するだろう。そして、このミッションからの宝物は何十年も研究されるだろう。東部夏時間7月14日火曜日午前7時49分(日本時間7月14日午後8時59分)に、ニューホライズンズは時速 49,600 キロメートルで冥王星を通過した。忙しくデータを集めながら冥王星・カロンシステムを突き進むニューホライズンズは、予定されたように通信が中断された。ニューホライズンズが東部夏時間7月14日午後9時2分(日本時間7月15日午前10時2分)頃に連絡してくるとき、ニューホライズンズチームはほっとため息をつくだろう。この氷の矮惑星へのミッションは太陽系初めての調査を完成する。

  2. ニューホライズンズ宇宙船、冥王星の巨大なハートを示す
    48億キロメートルにある冥王星が、NASAのニューホライズンズ宇宙船によって「愛のノート」を地球に送った。最接近の約16時間前の東部夏時間7月13日午後4時(日本時間7月14日午前5時)頃に、ニューホライズンズは、冥王星の最も眩惑的かつ支配的な地形の一つのこの衝撃的なイメージを捕えた。この写角の大部分は北半球を示しており、最も広い点で差渡し 1,600 キロメートルと推定されるこの「ハート」は赤道上にある。このハートの直径はアメリカ中心部のデンバーからシカゴまでに相当する。これは宇宙船の冥王星への最接近前の7月14日に地球に送られた最後でかつ最も詳細なイメージである。このカラーイメージは、前の7月13日にとられた Ralph 装置からの、より低解像度のカラー情報と結合されている。この「ハート」は暗い赤道の地形に接しており、その東(右)に向かったまだらの地形は複雑である。しかしながら、この解像度にも関わらず、この「ハート」の内部の多くは恐らく進行中の地質のプロセスのサインである顕著な地形に乏しい。

    <参考>: 大判はそれぞれのイメージをクリック。

  3. 冥王星とカロン、疑似カラーで輝く
    ニューホライズンズは、その構成の多様性を強調する冥王星とその大きな月カロンの印象的な新しいイメージを得た。これらは、冥王星とカロンの実際のカラーイメージでなく、それぞれの惑星の地表の素材と地形の違いを見易くする誇張された色で示されている。これらのイメージは Ralph 装置のカラーフィルタの三つを使って、東部夏時間7月13日午前3時38分(日本時間7月13日午後4時38分)に撮られた。ニューホライズンズは宇宙船に七つの科学機器を持っている。これらのカラーデータは、科学者達が冥王星とカロンの地表の氷の分子構造やクレータのような地形の年齢を理解するのに役立つ。それらは、また、放射線などの宇宙の気象に起因する地表の変化についても語ることができる。これらの新しいカラーイメージは、冥王星の「ハート」が、実際には二つの注目すべき異なる色の領域から成ることをも明らかにしている。この疑似カラーイメージでは、ハート形は、このイメージでは桃色に見えるアイスクリームコーンのように形をした西側の塊から成っている。右側(東)側のまだらのエリアは青く見える。中緯度の帯は淡青色から赤まで変化する色で現れている。イメージの上部の北の極冠の中でさえ、黄−オレンジの種々の色合いが微妙な構成の違いを示している。このイメージは Ralph 装置の三つカラーフィルタを使って東部夏時間7月13日午前3時38分(日本時間7月13日午後4時38分)にとられ、午後12時25分(日本時間7月14日午後1時25分)に受信された。
    カロンの暗い北の極冠の赤は、 ソリン(tholins) と呼ばれる化学物質混合物のクラス、炭化水素と他の分子に起因している。低緯度のまだらな色がカロンの地形の多様性を示している。このイメージは Ralph 装置の三つカラーフィルタを使って東部夏時間7月13日午前3時38分(日本時間7月13日午後4時38分)にとられ、午後12時25分(日本時間7月14日午後1時25分)に受信された。

    冥王星までの48億キロメートル距離のために、データが地球に届くのに光速でさえ4時間はかかる。ニューホライズンズの科学データの全てを受信するのに16ヵ月を要するだろう。そして、このミッションからの宝物は何十年も研究されるだろう。


    東部夏時間7月14日火曜日午前7時49分(日本時間7月14日午後8時59分)に、ニューホライズンズは、時速 49,600 キロメートルで冥王星を通過した。忙しくデータを集めながら冥王星・カロンシステムを突き進むニューホライズンズは、予定されたように通信が中断された。ニューホライズンズが東部夏時間7月14日午後9時2分(日本時間7月15日午前10時2分)頃に連絡してくるとき、ニューホライズンズチームはほっとため息をつくだろう。この氷の矮惑星へのミッションは太陽系初めての調査を完成する。

<7月14日(火) --- 7月14日発表分の速報>
  1. 冥王星の大きさ、ニューホライズンズ数十年間の長い議論を解く

    NASAのニューホライズンズミッションは、冥王星の最も基本的な疑問の一つ、大きさについて答えた。ミッション科学者達は、冥王星が多くの事前の予想よりやや大きい直径 2,370キロメートルであることを発見した。長距離調査画像装置(LORRI)で得られたイメージがこの決定のために使われた。 この成果は既に想定されたことを確認した。冥王星は海王星の軌道を越えた全ての他の既知の太陽系オブジェクトより大きい。冥王星のこの新しく推定された大きさは、以前に考えられたよりその密度が僅かに低く、その内部の氷の片が僅かに高いことを意味している。また、対流圏と呼ばれる冥王星の大気の最も低い層は以前に考えられたより薄い。冥王星の大きさの測定は、その大気の複雑さのために数十年に及ぶ挑戦であった。一方、その最大の月カロンは大気に欠け、その直径は地上ベースの望遠鏡を使って判定するのが容易だった。ニューホライズンズのカロンの観測は、以前の推定差渡し 1,208 キロメートルを確認した。 LORRI は、また、冥王星の小さな月の二つ Nix と Hydra をズームした。 Nix と Hydra は2005年にハッブル宇宙望遠鏡を使って発見されたが、ハッブルでさえそれらは光の点として現れた。今、最新の LORRI イメージは、これらの二つの小さな衛星をピンポイントとしてでなく、大きさを計るのに十分な月として示している。 Nix は差渡し約35キロメートル、 Hydra は45キロメートルと見積もられる。これらの大きさは、ミッション科学者達に、それらの表面が、恐らく氷の存在のために全く明るいと結論付けさせた。冥王星の二つの小さな月 Kerberos と Styx はどうだろう? それらは Nix と Hydra より小さく微かなので測定が難しい。ミッション科学者達は、ニューホライズンズが接近飛行の間に測定して後日地球に送り返すであろう観測を使って、それらの大きさを判定することができるだろう。

    <参考>: この解説は要約しています。右のイメージは大きさの比較。大判はそれぞれイメージをクリック。

  2. カロンの新しく発見された亀裂のシステム
    地球上にグランドキャニオンより大きいカロンの新しく発見された亀裂のシステムが、このテキサスサイズの月のこれまでで最も鋭いイメージとしてニューホライズンズの視界に回ってきた。この最新のイメージに、暗い北極領域が、新しく興味深いパターンを示している。このイメージは、7月12日に、250万キロメートルの距離からとられた。

    <参考>: 大判は こちら から。

  3. 冥王星の明るい神秘な「ハート」視界に回ってくる
    冥王星の明るい不可解な「ハート」が視界の中に回ってきている。このイメージは、ニューホライズンズによって、7月12日に、250万キロメートルの距離からとられた。これは、7月14日の宇宙船の最接近の間に、最高解像度のイメージのターゲットとしてとられるだろう。右側の興味深い「的」の形は視界から回転して外れ、詳細に見ることはできないだろう。

    <参考>: 大判は こちら から。

  4. 冥王星とカロンへの最終的なアプローチからのポートレート
    この7月11日からの合成イメージで、冥王星とカロンが印象的なカラーと明るさコントラストを表している。

    <参考>: 大判は こちら から。

  5. ニューホライズンズによって得られた冥王星とカロンの最近の測定
    冥王星は地球の直径の 18.5 %の2370キロメートル、カロンは 9.5 %の1208キロメートルである。

    <参考>: 大判は こちら から。

<7月14日(火)>

日本時間今夜7月14日午後8時50分ごろ、NASAの冥王星探査機ニューホライズンズが冥王星に最接近します。このとき、地球と冥王星は約48億キロメートル離れていますので、衛星からの通信が地球に届くのに約4時間半を要します。受信後の確認等を含めて、結果の発表は日本時間15日朝になると思われ、処理を必要とするイメージの発表は更に遅れるでしょう。内容次第ですが、本サイトでは15日午前中に第一報をお知らせします。

  1. カロンのカズマ(亀裂)とクレータ
    ニューホライズンズの最新イメージは、亀裂とクレータの世界である冥王星最大の月カロンを明らかにしている。ニューホライズンズの地質学と地球物理学調査チームによれば、南半球に横たわる最も明白な亀裂は地球のグランドキャニオンより長く、数マイル更に深い。7月11日にカロンの南極近くでとられ、今日地球に届いたイメージに横たわる最も際立ったクレータは、径約 96.5 キロメートルである。クレータから吹き飛ばされた素材の放射の明るさは、地質学的用語で比較的最近の小さな天体との衝突でできたことを示唆している。クレータのフロアの暗さは特に興味深い。一つ説明は、このクレータが、地表に横たわるより反射する氷と異なる種類の氷の素材を露出させていることである。他の可能性は、クレータフロアの氷はその周辺と同じ素材であるが、より少ない日光を反射する大きな氷の粒から成っていることである。このシナリオでは、このクレータを掘った衝撃体がクレータフロアの氷を溶かし、その後大きな粒に再凍結した。カロンの北極近くの不可解な暗い領域は320キロメートルに伸びている。7月14日のニューホライズンズの最接近時のより詳細なイメージが、この暗い領域の起源に関する手がかりを提供するだろう。ニューホライズンズは、東部夏時間7月14日火曜日午前7時49分(日本時間7月14日火曜日午後8時49分)に、七つの科学機器のセットで忙しくデータを集めながら、毎時 49,600 キロメートルで冥王星を通り過ぎるだろう。このミッションは、この氷の矮惑星の初めての観察によって、太陽系の最初の調査を完成させるだろう。

    <参考>: この解説は要約しています。大判イメージはそれぞれのイメージをクリック。

  2. 以前より更に興味深い冥王星
    NASAの無人のニューホライズンズ宇宙船は、毎日魅力的で複雑さを増している氷の世界のイメージを生み出しながら歴史的な7月14日の冥王星接近飛行に向かっている。2015年7月11日、ニューホライズンズは、地質・地球物理・画像(GGI)チームにとって強い興味を惹く、いくつかの新しい地形を示唆するこのイメージを捕えた。この視界は、冥王星で初めて、インパクトクレータかもしれない円形の地形とともに、崖かもしれない線形の地形を明らかにしている。イメージの左側の視界で回転し始めるのは、ニューホライズンズの最接近の間に更に詳細に見られるだろう明るいハート型の地形である。ニューホライズンズ宇宙船は、今、東部夏時間今夜7月12日日曜日午後11時23分に起きるだろう、冥王星への160万キロメートルの里程標に近付いている。この宇宙船は、9年を超え、48億キロメートルの旅の後に冥王星に接近している。この無人の宇宙船は、東部夏時間7月14日火曜日午前7時49分(日本時間7月14日午後8時49分)に、毎時 49,600 キロメートルで、冥王星を通り過ぎるだろう。

    <参考>: この解説は要約しています。大判イメージはそれぞれのイメージをクリック。

<7月13日(月)>
  1. 冥王星の不可解な箇所のニューホライズンズの最後のポートレイト
    地球から480億キロメートル、冥王星から4万キロメートルで、NASAのニューホライズンズ宇宙船は、その四つの暗い場所の最良のイメージを得た。この場所は冥王星の最大の月カロンに向かう側にあり、宇宙船が7月14日の朝の接近飛行時にはニューホライズンズには見えないだろう。この場所は冥王星の赤道領域をめぐる黒いベルトにつながっている。科学者達はまたそれらの同じような大きさと間隔に興味を持っている。この大きな暗いエリアは差渡し480キロメートルと推測される。以前のイメージと比較すると、この暗いエリアは最初に見たより複雑である。一方、明暗の地形の境界は不規則で鋭い。地球物理と画像チームは、また、インパクトクレータのような地形を確認するのに関心を持っている。ニューホライズンズが冥王星に最接近するとき、宇宙船は、矮惑星の反対の半球に焦点を合わせるだろう。7月14日の朝、ニューホライズンズは、大きなハート型の地形を持つ面から約 12,500 キロメートルを通過するだろう。

    イメージの解説:
    冥王星のカロンに面した半球のニューホライズンズのこの最後の観察は興味深い地質学的な詳細を明らかにしている。このイメージは2015年7月11日の早朝にとられ、興味深い多角形の形を示唆する新しく解かれた赤道領域の上の線形の地形を示している。このイメージは宇宙船が冥王星から400万キロメートルにあったときにとられた。

    <参考>: 解説は要約しています。大判はイメージをクリック。

  2. 月光による冥王星
    冥王星の南極は冬である。太陽はこの非常に冷たい南極領域で20年間見えていない。それは続く80年間輝かないだろう。唯一の自然の光の源は、星明りと冥王星の最大の月(カロン)からの月光である。7月14日、ニューホライズンズミッション科学者達は、地球より約 1,000 倍暗い太陽に照らされたカロンからの光のみの冥王星の夜の領域の初めてのイメージを得るだろう。このイメージは、現在長い冬の中にある冥王星のあまり知られていない南極領域のニューホライズンズの唯一の視界を提供するだろう。

    <参考>: 解説は要約しています。大判はイメージをクリック。

<7月12日(日)>
  1. 冥王星の新しいイメージ(7月11日)

    大判イメージは こちら から。

  2. 冥王星の赤道と中央子午線(7月11日)

    大判イメージは こちら から。

  3. 冥王星の地質のじれったいサイン(7月11日)
    それは光の点として始まり、続いて、それははっきりしない球に発展した。今、NASAのニューホライズンズ宇宙船からの最新のポートレイトの中で、冥王星は、ホエール(whale)と呼ばれる巨大な暗い帯を含む興味深い新しい世界を明らかにしている。

    大判イメージは こちら から。

  4. 科学者達、NASAのニューホライズンズ接近飛行の間の宇宙環境をシミュレート
    地球の近くにとどまる運命にあるとき、宇宙船はしばしば我々の宇宙環境の危険に耐えなければならない。NASAのニューホライズンズミッションが外部太陽系を探査する旅の上で歴史的な里程標に着いたとき、科学者達は全く新しい疑問を持っている。何のような宇宙環境が冥王星に存在するか? ニューホライズンズがこの氷の矮惑星に着く数か月前に、科学者達のコミュニティは、そのミッションが歴史的な接近の間にどのような環境を経験するかを判断した。このシミュレーションは100%決定的ではないが、この初めての試みは宇宙の気象の特性を評価している。

    <参考>: 解説は こちら(Youtube) から。

<7月11日(土)>
  1. ニューホライズンズの最新イメージ

      左から(大判はイメージをクリック)
    1. 冥王星(7月8日)
    2. 冥王星とカロン:ニューホライズンズの活動的な二人組(7月8日)

  2. NASAのミッション、冥王星を覗く目を持つ
    カッシーニは、ニューホライズンズの冥王星への最接近の近くで、その土星の軌道上の位置からその矮惑星のイメージをとるだろう。カッシーニはニューホライズンズの最接近から遠い場所にあり、冥王星のイメージは星のフィールドのかすかな点のみになるだろう。しかしながら、それでも、そのイメージは、ニューホライズンズによって集められるデータを補い、異なる視点からの冥王星の科学的な測定を提供するだろう。ニューホライズンズが冥王星を通過した後でさえ観測はそこでは終わらない。7月23日、スピッツア宇宙望遠鏡は、連続7日間の観測のシリーズを開始し、18の異なる経度で赤外線データを集めるだろう。これらのデータは冥王星の表面の氷の変化の可能性を明らかにするだろう。10月に始まるケプラー宇宙船の新しいミッション(K2)は、ほぼ3ヵ月間絶え間ない視線を冥王星に注ぐだろう。ケプラーが遠い惑星を検出したのと同じ方法、ホストの星からの明るさの変化を測定することによって、 K2 では、冥王星と最も近く最も大きな月カロンからの反射光の変化を記録するだろう。科学者達は、矮惑星の異常なまた太陽に対して拡がる軌道によって与えられる、大気と冥王星の表面に対する影響を更に学ぶだろう。これらのデータは、この凍った世界の季節的な変化をも明らかにするかもしれない。ニューホライズンズ接近飛行の前に、747航空機に赤外望遠鏡を設置した赤外線成層圏天文台空中天文台(SOFIA)は、6月28日に南極海の完全な場所に飛んだ。矮惑星とその大気が背景の星の光で照らされるとき、この「掩蔽」は、科学者達が冥王星の大気の密度と構造を理解するための科学分析を行なう機会を与え、 SOFIA の移動装置に時速 85,000 キロメートルを超える地球の地表を横切る冥王星の微かな影をつくり出した。ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年のその打上以降冥王星とカロンの最も鮮明な地球軌道の望遠鏡の視界を提供し、矮惑星の表面をマップし、四つの新しい月を発見した。この望遠鏡はニューホライズンズの接近飛行に備えて冥王星を監視している間に小さな月 Nix と Hydra を発見した。 Kerberos と Styx は、それぞれ2011年と2012年に発見された( こちら を参照)。ハッブル観測の数年間の分析の後、天文学者達は、今年、月 Nix と Hydra が、冥王星とカロンの二つの中央の天体システムによって引き起こされる、部分的なダイナミックな重力場の変動によって、彼らの軌道に沿って無秩序に転げまわっていると報告した。これらの月はまた フットボール形 であり、それは、この混乱した回転に関連している。ハッブルは、ニューホライズンズの接近飛行をサポートして、冥王星の監視を続けている。
    多くのミッションの共同の観測で、科学者達は、この影の多い矮惑星に光を投げるために共同して働き、豊かなデータのセットを持つだろう。これらのデータは、それらが処理された後、大衆が利用できるようになるだろう。

<7月10日(金)>
  1. NASAのニューホライズンズ:接近飛行開始の冥王星からのハート
    9年間48億キロメートルを超える冥王星への旅の後、NASAのニューホライズンズ宇宙船の科学観測接近飛行が進んでいる。ミッション科学者達は、7月8日の早朝、ニューホライズンズの長域調査画像装置(LORRI:Long Range Reconnaissance Imager)によるこれまでで最も詳細な冥王星のこの新しい視界を受信した。このイメージは、宇宙船が7月4日にセーフモードに切り替わった異常事態の後初めて、宇宙船が冥王星から800万キロメートル未満にあったときの7月7日にとられた。この視界は、大雑把に、ニューホライズンズの7月14日の最接近のときにクローズアップするだろうエリアが中心にある。冥王星のこの側面は、明るさに変化がある三つの広い領域によって占められている。最も際立っているのは、非公式に「鯨(the whale)」と名付けられた赤道の細長い暗い地形、および、右上の径約 2,000 キロメートルの大きなハート型の明るいエリアである。それらの地形より上は明るさで中間の極領域である。最接近時には冥王星のこの部分を約500倍良い解像度で見るだろう。

    <参考>: 大判は こちら から。

<7月9日(木)>
  1. 冥王星のニューホライズンズマップ:クジラとドーナツ
    これは、6月27日から7月3日までの間に、ニューホライズンズでとられたイメージからつくられた冥王星の最新のマップである。マップの中央は、ニューホライズンズが7月14日に接近飛行するクローズアップに見られるであろう冥王星の側面と一致している。このマップは、冥王星の表面の明暗の模様の複雑かつ興味深いパターンを解読するための重要なツールをミッション科学者達に与えている。マップの左側の赤道に沿った非公式に“クジラ”と呼ばれている細長い暗いエリアは、ニューホライズンズが見ている最も暗い領域の一つである。それは、長さ約 3,000 キロメートルである。クジラの頭の右側に見える最も明るい領域は粗く 1,600 キロメートルあり、これは、恐らく凍ったメタン、窒素 and/or 一酸化炭素を含む比較的新鮮な堆積の領域かもしれない。

    <ご参考>: 接近するにつれてイメージがはっきりしてくると思いますので、今は簡単な解説のみに留めてあります。大判イメージは こちら から。

<7月8日(水)>
  1. 冥王星の最新のイメージ
    これらは、この世界のイマジネーションを捕えた冥王星の四つの不可解な暗い場所を示す一つを含む、NASAのニューホライズンズ宇宙船によって送られた冥王星の最近の高解像度の視界である。長域調査画像装置(LORRI:Long Range Reconnaissance Imager)は、2015年7月4日のニューホライズンズがセーフモードの異常の前の7月1日と3日の間にこれらの三つのイメージを捕えた。

    大判は こちらこちら から。

    <ご参考>: 接近するにつれてイメージがはっきりしてくると思いますので、今は簡単な解説のみに留めておきます。

<7月7日(火)>
  1. ニューホライズンズチーム、宇宙船異常に対応する
    ニューホライズンズ宇宙船は、7月4日午後、地球との通信を失う異常を経験した。コミュニケーションはその後復旧され宇宙船は健康である。ミッションオペレーションセンタジョンズホプキンス大学応用物理研究所は無人の宇宙船との接触を失った。

  2. NASAのニューホライズンズ計画、7月7日に通常通りの科学活動に戻る
    NASAのニューホライズンズミッションは7月4日の異常の後に通常の科学活動に戻り、冥王星との7月14日の接近飛行の経路を維持している。7月4日にニューホライズンズがセーフモードに入った原因になった異常の調査は、宇宙船にハードウェアおよびソフトウェア故障は起こらなかったと結論付けた。事件の根本的な原因は、接近飛行に備えるためのオペレーションの間に起きた宇宙船指令シーケンスの検出が困難なタイミングの欠陥であった。類似したオペレーションは、今後の冥王星遭遇では計画されていない。

<7月6日(月)>
  1. 冥王星とカロン表面の生の色
    これは、冥王星とその最大の月カロンのカラー表面の地形を明らかにするために、ニューホライズンズによってつくられた初めてのムービーである。このイメージは、2015年6月23日と6月29日の間に、ニューホライズンズと冥王星の距離が 2,400 万キロメートルから 1,800 万キロメートルへ縮まったときに撮られた。このムービーをつくるために、ニューホライズンズの LORRI 装置からの六つの高解像度白黒イメージが、 Ralph 装置からのカラーデータと結合された。

    ムービーは こちら から。

  2. 冥王星:「他の」赤い惑星
    ニューホライズンズ科学者達は、惑星の北半球(中央)の詳細なカラーポートレートをつくるために、冥王星の表面の地形(左)の最新の白黒のマップを惑星のカラー(右)マップと結合した。

    ムービーは こちら(Youtube) から。

<7月4日(土)>
  1. ニューホライズンズ間もなく冥王星:ビデオシリーズ

    <参考>:ニューホライズンズは間もなく(7月14日)冥王星を通過します。一回限りの接近です。これは Youtube による日単位のビデオ解説(英語)のシリーズです。ヘッドラインをクリックしてご覧ください。

<7月3日(金)>
  1. NASAのニューホライズンズ宇宙船、冥王星へのコースに留まる
    NASAのニューホライズンズ宇宙船は、冥王星とこの矮惑星の五つの月への接近飛行の、歴史的な7月14日の最接近に向かって全て順調である。ダストの雲、リング、他の潜在的な危険の7週間の詳細な調査の結果、ニューホライズンズチームは、危険回避のために経路変更することなく、宇宙船が冥王星システムへの当初の経路を維持することに決めた。ニューホライズンズは時速 49,600 キロメートル(秒速13キロメートル)で旅しており、米粒ほどの小さな粒でも致命的になるかもしれない。

  2. ニューホライズンズのカラーイメージ、冥王星の魅力的な場所のシリーズの二つの異なった表面を現す
    NASAのニューホライズンズ宇宙船からの新しいカラーイメージは、均一な間隔の赤道に沿った興味深い場所の、この矮惑星の不可解な二つの非常に異なる正面を示している。それぞれの場所は直径約480キロメートルである。

    <注>: 冥王星の姿は逐次明確になってくると思いますのでここではイメージは省略します。 こちら からご覧ください。

<7月2日(木)>
  1. ニューホライズンズ最新情報:メタンを検出;冥王星とカロンの新しいイメージ;日の出/日没観測
    NASAのニューホライズンズ宇宙船の赤外線分光計は、地上の天文学者達が1976年に最初に化学物質の混合物を観測した冥王星の表面に、凍ったメタンを検出した。

<7月1日(水)>
  1. ニューホライズンズの現況と冥王星イメージ

    7月14日の最接近に向けて、ジョンホプキンスからの毎日の現況説明中継とイメージの掲載が始まっています。中継放送の予定は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から、毎日のイメージは こちら から。

<6月24日(水)>
  1. NASAのニューホライズンズからの新情報
    冥王星の半球とカロンの「暗い極」に近づくにつれて変化が増している。NASAのニューホライズンズ宇宙船は、7月14日までは冥王星を通過しないが、ミッションチームは、ピアノサイズの探査機が冥王星システムに近付くにつれて新しい発見をしている。


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