1. 　マーズパスファインダ（１９９７年、終了；記念記録）
2. 　マーズグローバルサーベイヤ（１９９７年、終了）
3. 　マーズオデッセイ（２００１年、活動中、掲載休止）
4. 　マーズエクスプレス（２００３年；欧州宇宙機関；活動中）
5. 　マーズローバースピリッツ（２００３年、終了）
6. 　マーズローバーオポチュニティ（２００３年；終了）
7. 　マーズリコナッサンスオービタ（２００５年、活動中）
8. 　マーズフェニックスランダー（２００７年：終了）
9. 　マーズローバーキュリオシティ（２０１１年、活動中）
10. 　マーズオービタメイブン（２０１３年、活動中）
11. 　エクソマーズ（２０１６年；欧州宇宙機関：活動中）
12. 　マーズインサイト（２０１８年、活動中）
13. 　マーズローバーパーサビアランス（２０２０年、活動中）

火星探査の歴史
最終更新２０２１年５月

このコーナーでは１９９６年に打ち上げられたマーズパスファインダ以降の火星探査宇宙船の記録を掲載しています。１９９６年以前については「火星探査共通」をご覧下さい。なお、マーズパスファインダ、マーズグローバルサーベイヤの活動は終了していますので記念として一部を掲載しています。また、１９９８年に打ち上げられたマーズクライマットオービタ（軌道船）とマーズポーラランダ（着陸船）、２００３年１２月に火星軌道入りが予定された日本の「のぞみ」、同月着陸した欧州宇宙機構のビーグル２は共に不成功に終りましたので除外しました。２００１年マーズオデッセイ（ＮＡＳＡ）は、そのメインミッション終了後、地上のローバーとの通信中継基地に切り替えられましたので２００６年６月以降の掲載を休止しました。１９９７年に打ち上げられたマーズグローバルサーベイヤ軌道船は約１０年の活動の後２００６年秋に、２００７年に打上げられ北極地方で水と氷を確認した着陸船フェニックスは２００８年１１月に、２００４年１月に火星に到着したローバースピリッツは２０１１年５月に通信が途絶えました。なお、２００９年に打上が計画された火星科学研究所（キュリオシティ）は２年遅れて日本時間２０１１年１１月２７日に打上げられ、２０１２年８月６日に火星に着陸し、ゲイルクレータを中心に探査を続けています。２０１３年１１月１８日に打上げられた火星大気・揮発探査ミッションメイブン軌道船は、２０１４年９月２２日に火星軌道に入りました。２０１３年１１月に打上げられ１２月に地球軌道を発ったインドの試験衛星マンガラヤーン（Mangalyaan：本サイトでは対象外）が火星軌道入りに成功しました。２０１６年に打上げられたヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ宇宙船は１０月に軌道入りしましたが、同時に送られたスキアパレリ着陸試験船は地上に衝突して通信不能になりました。２０１８年５月にマーズインサイトがキューブ衛星とともに打上げられました。２０１９年２月、前年から通信が途絶えていたローバーオポチュニティの終了が決定しました。２０２０年ＮＡＳＡのマーズパーサビアランスローバー、中国のローバー祝融、アラブ首長国連邦の軌道船ホープが打上げられ、それぞれ２０２１年２月、２０２１年５月、２０２１年３月にミッションを開始しました。