このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
11月21日(水)
ウルシー火災が残した傷跡

キャンプファイア(Camp Fire:地名)と同じ日の2018年11月8日に始まった火災、北に始まったウルシー(Woolsey)の火災は、カリフォルニアのベンチュラ郡に巨大な赤褐色の傷跡を残した。居住者達は、この火災に続いて起こるかも知れない泥流に注意する必要があるだろう。この疑似カラー・イメージは、傷跡に焦点を当てて、2018年11月14日に、テラ衛星の中間解像度画像分光放射計で撮られた。

大判はイメージをクリック。これは詳細な解説の一部を切り出したものです。大判は約三分の一のイメージを拡大して見易いように処理を加えています。

Fire and Smoke
11月20日(火)
ワシントンD.C.の高潮の湾からアンタレスの打上を見る

2018年11月17日、搭載されたシグナス補給船とともに、ノースロップ・グラマンのアンタレス・ロケットが、ワシントン D.C. のトーマス・ジェファソン記念館の上に見られる。このロケットはバージニアのNASAのワロップフライト施設の打上台0Aから打上げられた。国際宇宙ステーションへのNASAのためのノースロップ・グラマンの10回目の貨物補給ミッションは、科学と調査機器、クルー補充用品、宇宙船のハードウェアの約 7,400 ポンド(3,356 キログラム)を軌道の研究室とそのクルーに届けるだろう。

大判はイメージをクリック。記事の詳細は「国際宇宙ステーションは今」 から。

Commercial Resupply
11月19日(月)
オシリス-レックスからの回転する小惑星ベンヌ

この直近の小惑星は地球を打つのだろうか? 最終的にはイエスであるが、恐らく非常に長い間は衝突することはなく、この小惑星は来世紀に月の軌道内を通過するだろう。NASAは、その性質と全ての地球近傍小惑星の軌道を理解するために、この差渡し500メートルの小惑星 101955 ベンヌ(Bennu)を調査するオシリス-レックス(OSIRIS-REx:Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer)を送った。2016年に打上げられたオシリス-レックスは今ベンヌに接近し、最初にこの小惑星のラフな表面をマッピングする予定である。今月早くにとられたこのコマ落しのビデオは、ベンヌの 4.25 時間の回転を約7秒に圧縮している。ベンヌのダイヤモンド型の外見は、日本の宇宙船「はやぶさ2号」が訪問している小惑星「りゅうぐう」に似ている。ベンヌの正確な将来の軌道は、地球に接近する軌道と、Yarkovsky 効果のためにやや不確かである。 ORISIS-Rx は2020年に小惑星に接触し、土のサンプルを集め、詳細分析のために2023年に地球に持ち帰るだろう。

イメージをクリックして Youtube から、または右のリンクから直接、ビデオをご覧ください。なお、OSIRIS-RExは12月3日にベンヌに到着する予定です。「今後予想される出来事」 から。

Astronomy Picture of the Day
11月18日(日)
夜をマッピングする

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達にとって宇宙から地球のイメージを撮るのは好ましい時間である。彼らは、働いている間に地球を見るために、また彼ら自身の写真をとるために、自動的に写真を撮るようにカメラを設定することができる。ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士アレキサンダー・ガーストは、9月の夜、ヨーロッパのこの写真を撮った。過度の人工の光は光の汚染として知られ、それは多くの場合市街化された区域の問題となる。多くの流星雨が都市住民には気づかれずに過ぎ、平均的な都市居住者達は、極めて少ない星達と、総合的な明るさで星座を理解することになる。光の汚染の更に重大な考察はエネルギー効率である。世界が気象の変化とエネルギーのよりクリーンな源と取り組んでいる中で、使用されるエネルギーがどのように置かれるかは明らかな話題である。(以下略)

大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
11月17日(土)
遠征57打上

2018年10月11日木曜日、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから、遠征57を乗せたソユーズ MS-10 宇宙船が打上げられた。ソユーズ宇宙船が軌道に上る間に異常が発生し、射程に沿って降下し中止に終った。クルーは素早く回収され健康な状態であった。

11月17日土曜日早朝、ロシアのプログレス貨物船が、国際宇宙ステーションクルーの補給品、新しい調査機器などを搭載して打上げられる。ロシアのソユーズ宇宙船とプログレス貨物船は、最上段に搭載しているのがクルー船か貨物船かの違いであって基本的な構造は同じである。この宇宙船は国際宇宙ステーションミッションの最初から非常に安定して運用され、事故を起こして廃止となったスペースシャトルの後は、国際宇宙ステーションクルーを送迎する唯一の手段になった。これまでにプログレス貨物船として爆発を含むいくつかの事故があったが、クルーの送迎で事故が起きたのはこれが初めてであった。 --- 大判はイメージをクリック。

Space station flickr
11月16日(金)
打上台のノースロップ・グラマンのアンタレス・ロケット

照明灯の光を浴びて、シグナス宇宙船を載せたノースロップ・グラマンのアンタレス・ロケットが、2018年11月13日火曜日に、バージニアのNASAのワロップフライト施設の打上台0Aに見られる。これは、NASAとノースロップ・グラマンとの貨物補給ミッション契約の、国際宇宙ステーションへの10回目の打上である。シグナスは、約 7,500 ポンド(3400 キログラム)の、科学と調査、クルー補充用品、宇宙船ハードウェアを軌道の研究室とそのクルーに届けるだろう。

大判はイメージをクリック。シグナスは、現地の気象条件の不良のため、一日遅れて、日本時間今日11月16日金曜日夕刻打上げられる予定です。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Commercial Resupply
11月15日(木)
激しい6日間の火災、大きさで 125,000 エーカーに達する

この6日間の火災(Camp Fire)は、既にカリフォルニアの最も致命的な火災の不運なタイトルを達成した。この火災は、まだ行方不明の何人かの居住者達とともに、既に42人の死亡者に結びついている。それは、また、炎によって 7,000 以上の建物を破壊したカリフォルニア史上最も破壊的でもある。この火災は、2018年11月8日に始まり、一週未満で驚異的な 125,000 エーカーに広がった。この火炎の原因はまだ調査中である。この火災のために 52,000 以上の人が 1,300 以上のシェルターに避難した。カリフォルニアで進む極端な乾燥と激しい凹凸の地形が消防士達に挑戦を強いている。強風による乾燥が大規模で高速な火の成長に関与している。現在、強風は衰え火の成長は減速してきている。ワイオミング、ワシントン、オレゴン、ニューメキシコ、ネバダ、アリゾナ、ユタ、コロラド、サウスダコタ、ネブラスカからの米国中からの応援者達が作業に加わっている。

大判はイメージをクリック。記事は要点のみを拾い上げています。

Fire and Smoke
11月14日(水)
NGC 2440:新しい白色矮星のパール

一つの白色矮星が、そのシェルから解かれた後に真珠のように最も輝いている。比喩的にはこの太陽は軟体動物であり、その捨てられた外皮は全てで最も美しく輝いている! この NGC 2440 と名付けられた惑星状星雲のガスとダストのシェルの中には、知られている最も熱い白色矮星の一つを含んでいる。輝く星の真珠がイメージの中央近くに明るい点として見ることができる。示された NGC 2440 の部分は約1光年である。我々の太陽の中心は最終的には白色矮星になるだろうが更に50億年先だろう。この疑似カラーイメージは、1995年に、ハッブル宇宙望遠鏡によって捕えられた。 NGC 2440 は南の星座とも座の方向約 4,000 光年に横たわっている。
Astronomy Picture of the Day
11月13日(火)
小型回収カプセルの回収について(JAXA)

宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(HTV7)より分離された小型回収カプセルが船舶により回収されたことを、11月11日(日)午前10時25分に確認しました。

<解説>: 「こうのとり」に搭載されたこの⼩型回収カプセル(HSRC)は、「こうのとり」がステーションを離れる前に実験試料を搭載した⼩型回収カプセルを 「こうのとり」に取り付け、切離し後本体が再突⼊軌道に入った後に地上からの指示でカプセルを分離させて再突⼊させる。パラシュート降下の後洋上で回収する。 カプセルは約84×66センチの円錐形、実験試料を除いた質量は約180キログラム。窒素ガスを噴射して姿勢を制御する機能を持つ。搭載可能な実験試料の質量は約20キロ。内部容量は約30リットル、但し、断熱容器と保冷剤が必要になる場合は5リットル程度。現在国際宇宙ステーションから試料等を持帰りできるのはスペースXのドラゴン貨物船のみ、年に数回程度。他の貨物船は全て切離し後大気に入って燃え尽きる。

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HTV-7
11月12日(月)
太平洋でのオリオン・カプセル回収テスト

2018年11月1日、オリオン・カプセルのテスト・バージョンが日没の太平洋で回収された。この回収テスト7(URT-7:Underway Recovery Test-7)は一連の回収テストの一環である。米海軍とともに、探査地上回収システムのチームは、深宇宙探査ミッションに続く着水後のオリオン宇宙船を回収する手順とハードウェアの確認を行っている。オリオンは、宇宙旅行の間の深宇宙の速度からの、また、緊急中止からの、クルーを支える安全な再突入を提供するための能力を有するだろう。

大判はイメージをクリック。オリオンは近未来に宇宙飛行士達を火星等深宇宙にクルーを送るためにNASAが開発している宇宙船で5名前後の搭乗を目指しています。なお、国際宇宙ステーションへのクルーの送迎は、スペースX等民間のクルー船が予定されています。

Orion Spacecraft
11月11日(日)
日本の北から南までを見る

2018年3月30日の国際宇宙ステーションからのこの視界は、日本の、東京、名古屋、大阪、広島、福岡市に亘る、北から南までを見ている。

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NASA Johnson flickr
11月10日(土)
コロナホール

このイメージは、11月7日水曜日正午に、ヨーロッパ宇宙機関のプロバ2ミッションの SWAP 装置によって得られた、太陽のコロナの劇的に暗いエリアを示している。この暗いエリアは、宇宙に広がる高速な太陽風として帯電粒子を放出する太陽のコロナにおける開いた磁場のエリア、「コロナホール」である。それが地球に着くとき、この太陽風は、軌道の衛星の機能に影響を及ぼすことがある。ヨーロッパ宇宙機関の将来のラグランジュ・ミッションは、これらの穴を検出して太陽風の影響を予測する、我々の能力を大幅に向上させるだろう。

大判はイメージをクリック。地球(右)との対比にも注目。ラグランジュ・ミッションについては「アストロサイエンス(11月9日)」 参照。

Space in Image (ESA)
11月9日(金)
天王星の極の光

第15回ヨーロッパ宇宙気象週の初日に、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡からのこのイメージが、太陽系の外の領域、天王星のオーロラの驚異的な発生を示している。極の光(polar light)としても知られるオーロラは、地球ベースの天文学者達には比較的馴染みの宇宙気象であるが、太陽系の他の多くの惑星にも発見されている。地球での南北の光の視界は、赤、青、紫の驚くような色で空を塗った、明るい光の輝くシートと波紋を示している。これらの息をのむような光景は、僅か数百キロメートルまでの高度で、エネルギーに満ちた帯電粒子の流れが大部分は酸素と窒素の原子と分子と相互作用し、地球の大気の上層を叩いたときにつくられる。ハッブルは種々の機会に天王星でのオーロラを観測してきた。これらの観測はまた、科学者達に、天王星の磁極の位置を確かめ、惑星間ショックと呼ばれる太陽系を通して広がる二つを追う場を提供した。2017年に発表されたこのイメージは、ハッブルからの可視光線と紫外線の観測とNASAのボイジャー2号探査機からのデータ目録との結合によって、惑星の瑠璃色のディスクに対する僅かな白の片としてのオーロラを示している。1986年1月に天王星を、1989年8月に海王星をかすめて飛んだボイジャー2号は、太陽系で最も外部の惑星を訪ねた最初の宇宙船であった。NASAとヨーロッパ宇宙機関は、これらの二つの氷巨人惑星を目標とする共同ミッションの可能性を調査している。  --- 大判はイメージをクリック。この記事は大幅に要約しています。

Space in Images (ESA)
11月8日(木)
木星のオーロラ

木星のこの紫外線イメージは、1998年11月26日にハッブル宇宙望遠鏡画像分光計(STI)によってとられた。ダークブルーの背景の上の明るい放射はオーロラの光であり、地球の極地領域に見られるものと似ている。オーロラは、超高層大気の惑星の磁場に従う、高エネルギー電子から生じる光のカーテンである。そこでは大気の原子と分子が衝突し観測された光をつくり出す。

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Space in Images (ESA)
11月7日(水)
見逃された色を持つ太陽スペクトラム

太陽の光のある色が何故見逃されているかは未だ分かっていない。ここには、プリズムのような装置を通して太陽の光を通過するようにした、太陽の可視光線の全ての色がある。このスペクトラムはマクマス・ピアス(McMath-Pierce)太陽天文台(世界最大の太陽天文台、キットピーク国立天文台の一部)でつくられ、我々に白く見える太陽はほとんど全ての色の光を発するが、実際には黄緑色の光で最も明るく見えることを最初に示した。異なる種類のガスは異なる色の光を吸収するので、どんなガスが太陽を構成しているのかを決めることができる。例えば、ヘリウムは、1870年に最初に太陽スペクトルに発見され、後に地球でも発見された。今日、ほとんどのスペクトルの吸収線が特定されているが全てではない。

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Astronomy Picture of the Day
11月6日(火)
「はやぶさ2」、小惑星「りゅうぐう」から上る

宇宙船「はやぶさ2」は安全に小惑星「りゅうぐう」に着陸することができるだろうか? 6月に到着して以降、写真は、キロメートルサイズの「りゅうぐう」の表面が巨礫で覆われていることを示しており、このバスサイズの宇宙船は、着地するための十分な平らなエリアを発見する挑戦に挑んでいる。この特集されたビデオの中で、「りゅうぐう」のゴツゴツした正面に、着地リハーサルからの、地表から僅か20メートルのときの、日本のロボット「はやぶさ2」の影を見ることができる。それ以前に、小さなフリスビーサイズの着陸船が「はやぶさ2」から切り離され、ダイヤモンド形のこの小惑星の地表に接触し周回を始めた。「りゅうぐう」の調査は、小惑星の表面や内部についてのみならず、初期の太陽系において、どんな素材が生命の発展に利用できたかを人類に語るかもしれない。「はやぶさ2」の母船の着地は来年始めに予定されており、期待される地球への持帰りのための土のサンプルの収集が続いている。

ビデオはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
11月5日(月)
宇宙からの初めての8Kの高解像度科学の場面を体験しよう

NASAとヨーロッパ宇宙機関が初めての8Kの高解像度ビデオを提供し、宇宙科学のファンは今動きの速い場面を更に高解像度(UHD)で体験できる。宇宙ステーションに高解像度(HD)カメラ、3Dカメラを送った同じエンジニア達は、今、以前より4倍高解像度の、4Kの場面を記録できる新しいカメラを届けた。このヘリウム8Kカメラは、従来の高解像度テレビ(HDTV)から、最高8K、特に 8192×4320 ピクセルまでの解像度で撮ることができる。比較として、平均的なHDテレビは最高 1920×1080 ピクセルの解像度で表示し、デジタル映画は一般的に2K~4Kの解像度で投影している。

<注>: このビデオは Youtube を通して見ることもできますが、この場合高解像度かどうかわかりませんので、高解像度ビデオはイメージをクリックして表示される記事の中からご覧ください。

Space station Research
11月4日(日)
宇宙ステーション追跡図

<図の見方>: 左の図をクリックすると、ヨーロッパ宇宙機関から提供されている、時々刻々の国際宇宙ステーションの飛行位置を見ることができます。上の図は宇宙ステーションが今まさに飛行しているところを示し、暗い重ね書きは、国際宇宙ステーションを光の点として見ることができるその時刻での夜の部分を示しています。下の図(左の図では省略)は宇宙ステーションが今何処を飛んでいるかを直接示すグーグルマップでの図を示しています。なおグーグルマップは読み込めないこともあります。上図右下の四角をクリックして全画面でご覧ください。戻るときはPCでは Esc (Escape) キーを押す、または右クリックして「前に戻る」を押してください。

なお、例示の図の大判はこちらから。この図ではグリニッチ標準時2018年11月2日22時32分17秒(日本時間11月3日午前7時32分秒)に、北海道の北、樺太上空に差し掛かっていることを示しています。

Live Space Station Tracking Map
11月3日(土)
打上台39Bへの道に沿って

2018年8月31日に、NASAのケネディ宇宙センターの打上台39Bへの道で、NASAのキャタピラー運搬車2(CT-2)が、ダストを減らすために散水しながら、移動式発射台(ML)とともにゆっくり進んでいる。高さ380フィートの移動式発射台は、NASAの宇宙打上システム(SLS:Space Launch System)とオリオン宇宙船を打上げるための、クルーアクセスアーム、電力、環境コントロール、気学、コミュニケーション、電気接続などを提供するいくつかの設備を備えている。探査地上システムは、月や火星へのミッション、探査ミッション1の SLS やオリオンを打上げるために必要な地上システムを準備している。

大判はイメージをクリック。

Ground Systems
11月2日(金)
コペルニクス・センチネル5P、新しい汚染を明らかにする

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル5P衛星は、深刻な環境健康問題の空気の質について、毎日全地球の空気の汚染物質をマッピングしている。この新しいミッションは、7月以来、一酸化炭素、二酸化窒素、オゾン関するデータを、また今では、二酸化硫黄やホルムアルデヒドなどがリストに加わり、我々が呼吸する空気の監視を可能にするその他の汚染物質に関するデータをも提供している。空気の汚染は、開発されたまた開発途上の国でも同様に人々に影響を及ぼす。ヨーロッパだけでも、毎年、40万人の人々が、劣った空気の質のために早く死ぬと見積もられている。衛星データとコンピュータ・モデルは、汚染が世界中で全体としてどのように堆積しているかを示す唯一の真の方法である。直近の問題としても、これらのツールは、空気の質の予想と警告にとって不可欠である。長期間に亘っては、それらは、この大きな問題に取り組み戦略を開発する意思決定者に正確な情報を提供するために不可欠である。2017年10月に打上げられたコペルニクス・センチネル5P(Sentinel-5 Precursor)は、我々の大気を監視することに専念する初めてのコペルニクス衛星である。それは欧州連合の環境監視計画のために開発されている、コペルニクス・センチネル・ミッション艦隊の一員である。

大判はイメージをクリック。図はホルムアルデヒドの分布です。なお、イメージは縦横比を変換しています。

Space in Image (ESA)
11月1日(木)
NASA、ケプラー宇宙望遠鏡を退任させ、惑星ハンティングの灯を終わらせる

我々の空が、星達(恒星)より多い、何億もの隠れた惑星達で満たされていることを示すデータを集めた深宇宙での9年後に、NASAのケプラー宇宙望遠鏡は、更なる科学オペレーションのために必要とされる燃料が尽きた。NASAは、地球から離れた、その現在の安全な軌道の中で宇宙船を引退させることに決めた。ケプラーは、生命を約束しているかもしれない多くの我々の太陽系外の、 2,600 を超える惑星発見の遺産を残した。

大判はイメージをクリック。このイラストレーションは、NASAの太陽系外惑星ハンター、ケプラー宇宙望遠鏡を表している。 NASAは、2018年10月30日に、ケプラーの燃料が尽き、その安全な軌道の中で引退させると発表した。

Kepler and K2
10月31日(水)
2018年10月4日に遠征56クルーが出発するとき、ソユーズ MS-08 宇宙船で周回飛行する間に国際宇宙ステーションが描かれる。

我々は、間もなく、今年の最も重要な宇宙記念日、国際宇宙ステーション20周年を祝う予定である! ロシアの宇宙飛行士オレグ・アルテミエフ、NASAの宇宙飛行士アンドリュー・フューステルおよびリチャード・アーノルドのソユーズ MS-08 宇宙船のクルーのお陰で、我々は今、ステーションの記念日の適時のこの素晴らしい贈り物によって、宇宙の写真を構成し軌道からの有人宇宙船の降下の計画に役立つ、国際宇宙ステーションの新しい写真を楽しむ機会を持っている!

大判はイメージをクリック。国際宇宙ステーションの構築が一通り完成し、またスペースシャトルの引退もあって、最近はステーションの全貌がとられることが少なくなりました。これは久しぶりの写真です。なお、これは進行方向後部(ロシア側)からとった写真であり、ロスコスモス(ロシア)から発表されたものです。

roscosmos(flickr)
10月30日(火)
月の天文台からの紫外線の地球

このイメージは月面から人類最初の月の天文台によって撮られた歴史的なものである。地球の大気を通すとごく僅かな紫外線しか通過しないが、日光は日焼けの原因となる。太陽に向かっている地球の部分は多くの紫外線を反射しているが、恐らくより興味深いのは太陽からの向きが逸れている側である。紫外線の放射の帯は太陽によって放出される帯電粒子をつくりオーロラをもたらす。紫外線によるオーロラを示す他の惑星には、火星、土星、木星、天王星がある。

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Astronomy Picture of the Day
10月29日(月)
NASAのハッブル宇宙望遠鏡、科学オペレーションに戻る

東部夏時間10月5日にセーフモードに入って以来、ハッブルは、10月27日土曜日午前2時10分(日本時間10月27日土曜日午後3時10分)に、その初めての科学オペレーションを終えた。この科学の復帰は、3週前に故障したジャイロを交換した、バックアップのジャイロスコープを成功裏に置き換えた後にもたらされた。ハッブルは、今、その通常の科学オペレーション・モードで、三つの完全に機能的なジャイロに戻っている。当初15年の継続を求められたハッブルは、今、28年を越えて科学的な発見の最前線にある。チームは、この望遠鏡が次の10年にも驚くべき発見を与え続けるだろうと期待している。

大判はイメージをクリック。故障の発生を知らせる記事は10月10日から。

Hubble Space Telescope
10月28日(日)
地球の大気の輝きとミルキーウェイの天上の視界

軌道の複合体のカメラが地球の大気の輝きとミルキーウェイのこの天上の視界を捕えたとき、国際宇宙ステーションは南オーストラリアの上空約410キロメートルを周っていた。

宇宙にはどれほどの銀河や星があるのだろう。満天の星の世界を取り上げてみました。地球の大気を通して輝く星にも注目。

大判はイメージをクリック。最も大きなイメージはこちら(5568x3712)から。

Space station
10月27日(土)
マーズ・エクスプレス、奇妙な雲に見入る

ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスは、9月13日以降、火星の赤道近くの高さ20キロメートルのアルシア・モンズ火山の近くに浮かんでいる細長い雲の進化を観測してきた。この形は火山活動とは関係がなく、この領域の規則的な現象、火山の風下の斜面の効果による空気の流れで引き起こされる水の氷の雲である。アルシア・モンズの西 1500 キロメートルに白く伸びるこの雲は、10月10日に、マーズ・エクスプレスの可視光監視カメラ(VMC)によってとられた。比較として、円錐形の火山は直径約250キロメートルである。

大判(注釈入り)はイメージをクリック。火星の大気にこのような輪郭のはっきりした雲が起きるのは珍しいことです。マーズ・エクスプレスは2003年に打上げられ同年中に火星軌道に入ったヨーロッパ宇宙機関の初めての火星探査機。3次元の写真を撮る特徴を持っている。本サイトの具体的な記事は火星探査軌道船「マーズ・エクスプレス」から。

Mars Express
10月26日(金)
ハイペリオン:最大の既知の銀河プロト超銀河団

銀河達は初期の宇宙でどのように形成されたのだろう。天文学者達は、我々の世界が非常に若かったときに形づくられた銀河達を発見しまた数えるために、チリの大型望遠鏡VLTアレイによって暗い夜空の一片を調査した。いくつかの遠い銀河達(赤方偏移 2.5 近く)の分布の分析では、3億光年に及ぶ、ミルキーウェイ銀河の質量の約 5,000 倍を含む銀河達の巨大な集まりを発見した。ハイペリオンと呼ばれるそれは、現在、これまでに初期の宇宙に発見された最大で最も大規模なプロト超銀河団である。プロト超銀河団は、それ自身がいくつかの銀河達のグループであり、それ自身が何百もの銀河達のグループであり、それ自身が何億もの星達のグループである、超銀河団をつくるために重力で壊れつつある若い銀河達のグループである。この視覚化において、大規模な銀河は白で表され、一方大量の小さな銀河達を含む領域は陰影のついた青である。初期の銀河達のそのような大きなグループを確認し理解することは、人類が宇宙の組成と進化を理解することに貢献する。

大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
10月25日(木)
嵐の後のオポチュニティ

3ヵ月以上前に、惑星全体に及ぶダストの嵐が、エンデバー・クレータの西の縁近くのマーズローバー・オポチュニティに日光の激しい不足を引き起こした。この日光の不足はソーラーパワーのオポチュニティを冬眠へ送り、コントローラ達は、火星日115日以上このローバーからいかなる通信をも受け取っていない。しかし、嵐がおさまってダストは晴れている。9月20日、火星偵察軌道船(MRO)の HiRISE カメラによってこのイメージがとられたとき、日光の約25パーセントが再び地表に届いていた。白いボックスは今は静かなオポチュニティ・ローバーと確認される、幅47メートルのエリアをマークしている。

大判イメージで確認してください。火星の地表には、今、NASAのローバー、オポチュニティ(2004)とキュリオシティ(2012)がいます。これらはほぼ半球離れています。先発のオポチュニティは太陽電池板から動力を得、キュリオシティは自己発電能力を持っています。季節的に発生する火星の嵐が今年は特に激しく、嵐が収まりかけた現在もオポチュニティとは連絡が取れていません。これは太陽電池板の上に積もったダストによって発電能力が落ちたものと思われます。これまで火星の地表に起きる旋風、ダストデビルによって太陽電池板のダストが吹き払われ、発電能力を回復した例もあります。NASAでは今月中に一応の今後の方針を決めることにしています。

Astronomy Picture of the Day
10月24日(水)
無人の日本の船、補充用品を宇宙ステーションに届ける

国際宇宙ステーションの「地球の窓」、キューポラの窓から見られる日本の探査機関の H-II 運搬船7が、種子島宇宙センタから打上げられた後に軌道の複合体とランデブーする。2018年10月11日にこのイメージがとられたとき、ステーションは、セントローレンス湾の上、カナダ沖の約411キロメートルの高度を飛んでいた。

大判はイメージをクリック。日本の H-II 運搬船7「こうのとり7号」は、交換されるべきリチュウムイオン電池を運んでいました。このインストール作業には船外活動を伴いますが、先般の遠征27補充クルーの打上失敗によって、10月に予定されていた船外活動はできなくなりました。また、人数的(NASA:2名、ロシア:1名)にも船外活動を初め、補給船のドッキング(ロシア)、捕獲・設置(米・日)などの大きな作業は無理なように思われます。このことから従来の計画は大きく見直されることになるでしょう。なお、現在国際宇宙ステーションに滞在する3名は11月に帰還する予定でしたが、現状では無理かと思われます。

Space station
10月23日(火)
NGC 1672:ハッブルからの棒渦巻銀河

多くの渦巻銀河がその中央にバー(棒)を持っている。我々のミルキーウェイ銀河でさえ中央にバーを持っていると考えられている。ハッブル宇宙望遠鏡によってとられたイメージに、顕著なバーを持つ棒渦巻銀河 NGC 1672 が壮観な詳細で捕えられた。見られるのは暗いフィラメント状のダストレーン、明るく青い星達の若い集団、輝く水素ガスの赤い放射星雲達、中央を横断する星達の長く明るいバー、恐らく超巨大ブラックホールを収容する明るい活動的な核。差渡し約 75,000 光年に及ぶ NGC 1672 から我々に光が届くのに約 6000 万年かかる。かじき座の方向にある NGC 1672 は、銀河の中央領域で渦巻のバーがどのように星の形成に貢献しているかを知るために研究されている

大判はイメージをクリック。または右のリンクから直接ご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
10月22日(月)
ベピ・コロンボ、水星のミステリーを調査するために打上げられる

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)のベピ・コロンボ・ミッションは、グリニッチ標準時 01:45:28 (日本時間10月20日土曜日午前10時45分28秒)に、太陽系の最も内側の惑星のミステリーを調査するミッションのために打上げられた。宇宙船からの信号は、新しいノルチャ地上追跡基地を通してダルムシュタット(ドイツ)のヨーロッパ宇宙機関の管制センターで 02:21 に受信され、打上が成功したことが確認された。ベピ・コロンボは、 ESA と JAXA の共同事業であり、内部太陽系で最も小さく最も探査されて来なかった惑星水星への、惑星とそのダイナミックな環境の補完的な測定を同時に行うために2機の宇宙船を送るヨーロッパの初めてのミッションである。ベピ・コロンボ・ミッションの科学目的は、水星の起源と進化、惑星内部の構造と組成、クレータ、地殻構造、極地の堆積、火山活動など、磁場の地表でのプロセスの特性と起源、水星の外気圏の構造、組成、起源、活動、水星の磁気圏のアインシュタインの一般相対性理論の構造と力学など、惑星とその環境の全てをカバーする。  --- 大判はイメージをクリック。次のリンク先からビデオをどうぞ・・・。 「打上ビデオ」「ハイライト」「旅のアニメーション」

Space in Image (ESA)
10月21日(日)
ベピ・コロンボ離昇

ベピ・コロンボは、仏領ギアナのクールーのヨーロッパの宇宙ポートから、グリニッチ標準時10月20日 01:45 (日本時間10月20日土曜日午前10時45分)にアリアン5ロケットで離昇した。

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)共同の水星探査機ベピ・コロンボは予定された時刻に打上げられ7年間の旅に着きました。ビデオはイメージをクリックすると直接表示されます。大判は右のリンクをクリックしてESAのページからご覧ください。

Space in Image (ESA)
10月20日(土)
NASAのフェルミミッション、ガンマ線の集団を持つ空にエネルギーを与える

遠い昔、空の観察者達は、最も明るい星達を、今、88の星座の公式なコレクションである、動物、英雄、怪物、科学的な装置のパターンに結び付けた。今、NASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を使う科学者達は、ミッションオペレーションの10年を祝って、ガンマ線の空の源から構築される現代の星座のシリーズを考案した。この新しい星座には、リトルプリンス、ドクター・フー、ゴジラなど、現代の話からのいくつかのキャラクターを含んでいる。フェルミは、打上の前に知られていた数の10倍の、また、伝統的な星座の明るい星達の数に相当する、約 3,000 のガンマ線源をマップしてきた。2008年7月以降、フェルミの広域望遠鏡(LAT)は毎日全空を探査し、マップ化し、宇宙で最も高いエネルギーの光、ガンマ線の源を測定してきた。この放射は、我々の銀河にある、パルサー、新星爆発、超新星爆発の破片、巨大なガンマ線バブル、あるいは他の超巨大ブラックホールや、宇宙で最も強力な爆発ガンマ線爆発からもたらされる。

大判はイメージをクリック。楽しい動画です。詳細は「アストロサイエンス(10月19日)」を参照してください。。

Fermi Space Telescope
10月19日(金)
太陽のダンス

我々の太陽の表面は時々踊るように見える。2012年の中ごろ、NASAの太陽を周回するソーラーダイナミック天文台(SDO)は、アクロバットダンサーのような印象的なプロミネンスをとった。この劇的な爆発が紫外線光でとられ、約3時間をカバーするコマ落しのビデオに編集された。ループする磁場は太陽の熱いプラズマの流れを示した。この踊るプロミネンスのスケールは巨大であり、全地球が熱いガスの流れのアーチの下に容易に収まる。静止するプロミネンスは一般的には約1ヵ月で終わり、太陽系間に熱いガスを噴出すコロナ質量放出(CME)で噴き出すだろう。太陽のプロミネンスをつくるエネルギー・メカニズムは依然として調査の話題である。2012年とは異なり、今年の太陽の表面は11年の磁気サイクルの最低近くにあるので、僅かな回転するプロミネンスを示しかなり穏やかである。

ムービーはイメージをクリックして Youtube から。または右のリンクから直接ご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
10月18日(木)
NGC 1898:大マゼラン雲における球状星団

このハッブル宇宙望遠鏡からのイメージの華やかな宝石箱の全ては星である。今、ある星達は太陽より赤くまたあるものは青い。しかしそれらの全ては非常に遠い。太陽から地球に光が届くのに8分掛かるが、 NGC 1898 は非常に遠く、光がここに届くのに約16万年かかる。この星達の巨大なボール NGC 1898 は球状星団と呼ばれ、我々の大きなミルキーウェイ銀河の衛星銀河大マゼラン雲(LMC)の中央のバーに住んでいる。この多色のイメージは赤外線から紫外線までの光を含み、これらの NGC 1898 の星達が同時にあるいは異なるときに形成されたのかを判定するためにとられた。大部分の球状星団は複数の段階において星達を形成したという徴候を増しているが、特に、NGC 1898 からの星達は、小マゼラン雲(SMC)と我々のミルキーウェイ銀河との古代の遭遇後間もなく形成された。

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Astronomy Picture of the Day
10月17日(水)
火星のダストデビルの軌跡

ヨーロッパ宇宙機関とロスコスモス共同のエクソマーズ・ガス追跡軌道船に搭載されたカラー・ステレオ地表画像システム(CaSSIS)は、2018年9月2日に、南緯34度のアリアドネ(Ariadne)コレス領域のイメージを撮った。このイメージは、あるときは混乱したブロックと呼ばれる異常なタイプの地形を示しているが、特に驚くべきことは多数の暗い筋である。一つの可能性のある解釈は、これらの地形が最近のダストの嵐の間につくり出されたというものである。これらは地表のダストを舞い上げるダストデビルから生じたのかもしれない。

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Space in Images (ESA)
10月16日(火)
宇宙の衝突、銀河のリングをつくる

銀河はどのようにリングに形づくられるのだろう。右に描かれた青い銀河の縁には、新しく形成された極めて明るい大規模な星達から成る 直径15万光年の巨大なリング構造がある。この銀河 0644-741 はリング銀河として知られ巨大な銀河の衝突によって生じた。 銀河が衝突するとき、それらは互いに通過し合い、個々の星達はほとんど接触しない。このリングのような形は、小さな侵入銀河が大きな銀河を通過することによって起きた重力の混乱の結果である。 この時、星間のガスとダストは凝縮され、池の表面の波紋のようにインパクトポイントから星形成の波が出て行く原因になる。 このハッブル(可視)とチャンドラ(X線)宇宙望遠鏡からの合同のイメージの左にその可能性のある侵入銀河がある。 X線の光はピンクで示され、恐らく銀河の衝突の直後に形成された、エネルギーに満ちたブラックホールまたは中性子星が住む場所に描かれている。

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Astronomy Picture of the Day
10月15日(月)
エクソマーズ、コロリェフ・クレータを撮る

ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船のカラー/ステレオ地表画像システム CaSSIS は、2018年4月15日に、北緯 73.3 度/東経 165.9 度のコロリェフ・クレータ(Korolev Crater)の縁のこの視界を捕えた。このイメージはほぼ同時にとられた異なるカラーの三つのイメージの合成である。 続いて、このカラーの視界を作り出すためにそれらが組み合わされた。オリジナル・イメージはピクセル当たり 5.08 メートルであり、最終版をつくるために 4.6 メートル/ピクセルの解像度で再投影された。したがって、この局面はほぼ10×40キロメートルである。 このイメージは地上追跡速度秒速 2.90 キロメートルでとられた。ローカル太陽時 07:14:11であり、太陽の入射角は 76.6 度であった。

大判はイメージをクリック。または右のリンクから直接ご覧ください。なお、ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船は現在火星で活動する最も新しい軌道船です。クレータの縁の概観はこちらから。

Space in Images (ESA)
10月14日(日)
母なる自然の創造力

国際宇宙ステーションの指揮官アレキサンダー・ガーストは我々のホーム惑星のより良い視界を持っている。彼は軌道の研究室から南アフリカの西海岸のこの美しい地球を見て言った。母なる自然はこの世の多くのアーティストより創造的である。

大判はイメージをクリック。この写真は10月初頭の撮影です。
先の11日の新しいクルーの打ち上げ失敗によって、国際宇宙ステーションの作業はしばらくアレキサンダー・ガーストを指揮官とする3名でこなさざるを得なくなった。補給船の打上も当分無理だろうし彼らの予定された滞在期間も左程長くは延長できないだろう。この影響は恐らく短期間では済まない。国際宇宙ステーションはしばらく無人になるかも知れない。この事故は宇宙ステーションの運営が如何に綱渡りであったか、また、有人宇宙開発が如何に難しいかを知らしめた。

Space station
10月13日(土)
遠征57クルー、バイコヌールへ戻る

2018年10月11日木曜日にカザフスタンのバイコヌールの Krayniy 空港に着陸後、ロシアのロスコスモスの宇宙飛行士アレクセイ・オブチニン(左)とNASAの宇宙飛行士ニック・ハーグ(右)が彼らの家族に迎えられる。ロシアの調査と回収チームがソユーズ着陸地点からハーグとオブチニンを連れ戻し、ジェズカズガンから到着した。ソユーズ MS-10 宇宙船が軌道に上昇する間に異常が発生し飛行中止に終った。クルーは直ちに回収され良好な状態にある。

この事故はこれまでにない国際宇宙ステーションの運用危機と言えます。しばらくは今後の計画が立てられないでしょう。詳細を説明し推移を見守るために特集「ソユーズ MS-10 打上事故のまとめ」を開きました。

大判はイメージをクリック。

Humans in Space
10月12日(金)
宇宙ステーションが我々の太陽を通過する

九つのフレームから構成されたこの合成イメージは、2018年10月7日日曜日に、秒速約8キロメートルで太陽を通過する、3名のクルーを乗せた国際宇宙ステーションの通過をシルエットで見せている。 搭乗しているのはヨーロッパ宇宙機関の指揮官アレキサンダー・ガースト、NASAのセリーナ・オナン・チャンセラー、ロスコスモス(ロシアの宇宙開発機関)のセルゲイ・プロコフィエフである。 このトリオは、間もなく、10月11日にカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられる、NASAのニック・ハーグとロスコスモスのアレクセイ・オブチニンの参加を得るだろう。

大判はイメージをクリック。なお、この記事はソユーズ MS-10 事故後の発表によっては差し替えるかもしれません。

Space station
10月11日(木)
火星の霜のクレータ

このイメージは、火星のシシィフィ(Sisyphi)平原の南緯68度の、穴のクレータの南に面する縁を示している。それは、火星の南半球が春の遅くにあった2018年9月2日に、ヨーロッパ宇宙機関とロスコスモス共同のエクソマーズ・ガス追跡軌道船に搭載されたカラー・ステレオ地表画像システム CaSSIS によってとられたイメージからつくられたカラーの合成写真である。最も驚くことはクレータの南に面した傾斜の明るい二酸化炭素の氷の堆積の残骸である。二酸化炭素といくらかの水蒸気は寒い月に外面が凍る。続いて、太陽が再び空で高くなると氷が昇華して下にある地表を明らかにする。この独特のクレータは、破片の流れに関係する、クレータの縁における狭いチャンネルの小さな刻まれたネットワークの、活動的な溝を持つことで知られている。このイメージの下り坂に、恐らく季節が変わるときの氷の融解に関連する氷の豊かな素材の地滑りのような流れが見られる。このイメージは20×8キロメートル、解像度は 4.5 m/ピクセルである。北は左上45度である。このイメージはローカル太陽時午前7時22分にとられた。

大判はイメージをクリック。または右のリンクから直接ご覧ください。

Space in Images (ESA)
10月10日(水)
ジャイロの問題でセーフモードに入ったハッブル、診断される

NASAが例外を調査する間、宇宙望遠鏡科学オペレーションは中止された。

東部夏時間2018年10月5日金曜日午後6時0分(日本時間10月6日土曜日午前7時0分)ごろに、NASAのハッブル宇宙望遠鏡はセーフモードに入った。NASAは科学オペレーションの再開に取り組んでいる。 ハッブルの機器は依然として完全にオペレーショナルであり、来る長期間ために優れた科学を生み出すことが期待されている。

大判はイメージをクリック。ジャイロスコープはハッブル宇宙望遠鏡の姿勢を制御する基本的な装置である。ハッブルのジャイロは予備を含め合計六つが用意されている。通常正確を期すために三つのジャイロが使われるが最低一つでも運用できる。既に二つのジャイロが故障しているが、今回は更に一つが異常を起こした。

Hubble Space Telescope
10月9日(火)
NASAボイジャー2号、星間宇宙に到達したかも知れない

2007年以来太陽圏の最も外側の層を旅してきた星間宇宙に向かうNASAのボイジャー2号が、太陽系の外側に始まる宇宙線の増加を検出した。1977年に打上げられたボイジャー2号は、地球から約177億キロメートル、地球と太陽の距離の118倍以上にある。ボイジャー科学者達は、宇宙船の太陽圏外周ヘリオポーズ(heliopause:太陽圏界面)入りに注目してきた。 ヘリオスフェア(heliosphere:太陽圏)を出たボイジャー2号は、ボイジャー1号に続いて星間宇宙に入る二番目の人工物になるだろう。ボイジャー2号の宇宙線サブシステム装置は、8月下旬以降、宇宙船に衝突する宇宙線の約5パーセントの増加を測定し、低エネルギー帯電粒子装置は高エネルギー宇宙線の同様な増加を検出してきた。宇宙線は太陽系の外側に源を発する動きの速い粒子である。これらの宇宙線はヘリオスフェアによってブロックされるので、ボイジャー2号がヘリオスフェアとの境界と交差するとき、宇宙線の割合の増加を示すだろうと予想されてきた。 2012年5月、ボイジャー1号はこれと似た宇宙線の割合を経験した。 それはボイジャー1号が太陽圏界面を横切って星間宇宙に入る約3ヵ月前であった。しかしながらメンバーは、宇宙線の増加が探査機が太陽圏界面を横断した決定的なサインではない点に注目している。ボイジャー2号はボイジャー1号があったヘリオスヒース(heliosheath)と異なる場所にある。ボイジャー2号がボイジャー1号の6年後に太陽圏界面に接近しているという事実は、太陽の11年の活動サイクルによる太陽圏界面の移動に起因するのかもしれない。  --- 解説は要約。イメージをクリックして大判で確認。
Voyager 2
10月8日(月)
インドネシアの断層ラインの陸地の動き

コペルニクス・センチネル2号データに由来するこのアニメーションは、インドネシアのパル(Palu)の断層線に沿った陸地の動きを明らかにしている。地震と続く津波がホームを破壊し、最近のレポートによるば、少なくとも 1400 の生命が奪われたと考えられる。これらの出来事によって最高150万人が影響を受けるだろうと推測される。衛星のデータは、これらのインドネシアのような、国際的な災害危機管理活動を支援するために使うことができる。ヨーロッパ宇宙機関がこのエリアに貢献している方法の一つとして、地球観測衛星(CEO)災害ワーキンググループの活動がある。

GIF 動画です。大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
10月7日(日)
「こうのとり」7号機で届けられた生鮮食品

9月23日に打ち上げられ9月28日に国際宇宙ステーションに到着した「こうのとり」7号機によって、ステーションに搭乗している宇宙飛行士達に生鮮食品が届けられました。北海道から玉ねぎ、宮城県から「パプリカ」、岡山県から「シャインマスカット」、愛媛県から「温州みかん」、佐賀県から「温州みかん」。詳しくは右のリンクからJAXAのページでご覧ください。提供する際の制約事項も記されています。ビデオ出演は現在国際宇宙ステーションに滞在しているNASAのセリーナ・オナン・チャンセラー宇宙飛行士。国際宇宙ステーションには本格的に調理する設備はないので玉ねぎやパプリカも生のまま食べられる?

ビデオはイメージをクリックして Youtube JAXA から。

JAXA
10月6日(土)
再びホームへ!宇宙ステーションクルー着陸

遠征56指揮官アンドリュー・フューステル、NASAのリッキー・アーノルド、ロスコスモス(ロシアの宇宙開発機関)のソユーズ指揮官オレグ・アルテミエフを乗せたソユーズ MS-08 宇宙船が、2018年10月4日木曜日に、カザフスタンのジェズカズガンの近くに着陸する。 フューステル、アーノルド、アルテミエフは、宇宙での197日後に地球に戻った。 彼らは遠征55・56のメンバーとして国際宇宙ステーションで働いた。

大判はイメージをクリック。

Expedition 56
10月5日(金)
    ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する

    天文学者達は、ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)衛星からのデータを使って、2017年に我々の太陽系への短い訪問した星間オブジェクト、オウムアムアの起源の可能性がある四つの星を特定した。 この天体の発見は、昨年、大きな観察のキャンペーンを引き起こした。当初は初めての既知の星間小惑星と認識されたが、後にこの小さな天体は彗星であることが明らかにされた。 (9月27日)

    2017年に発見されたオウムアムア('Oumuamua:右に推定図)は、天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体と目されている。 発見された当初は太陽系内の彗星や小惑星と考えられた。直径が数百メートル前後の小さな天体とされている。 2017年9月9日に近日点を通過し、0.248 au まで太陽に接近した。現在は既に太陽系を離れ外部宇宙に向かっている(左図は推定コース)。 大判はそれぞれのイメージをクリック。

オリジナル
10月4日(木)
ガイア、銀河達の間を飛ぶ星達を見る

ミルキーウェイを高速度で疾走する星達を探すために、ヨーロッパ宇宙機関のガイア・ミッションからのデータの最新のセットを使っている天文学者達のチームは、恐らく他の銀河からの星を発見して驚いた。 ヨーロッパ宇宙機関の星の測量士ガイアは、4月に10億を超える星達の先例のないカタログを公開した。世界中の天文学者達が、この驚異的なデータセットを調査するために、この数ヶ月間絶え間なく働き、これまで成し遂げられなかった精度で我々の銀河とその彼方の星達の特性と動きを精細に調べた。その結果、多数の新しい興味深い調査を引き出した。 ミルキーウェイは 1000 億以上の星達を含んでいる。その大部分は、超巨大なブラックホールが中央にある、密度の濃い膨らんだ中央のディスクにある。その残りは非常に大きな球面のハローに広がっている。 星は秒速数百キロメートルでミルキーウェイを周っており、それらの動きは、この銀河の過去の歴史に関する豊かな情報を含んでいる。我々の銀河の星達で最も高速なクラスは、超高速の星達(hypervelocity stars)と呼ばれ、 それらは銀河の中心の近くで生命を始め、後に、ブラックホールに対する相互作用を通してミルキーウェイの端の方へ飛ぶと考えられている。これまでに僅かな超高速の星達のみが発見され、最近発表されたガイアの二回目のデータ公開が、それらの多くを探すユニークな機会を提供している。

大判はイメージをクリック。ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)計画は、10億以上の星達を正確に測定して我々の銀河の最も大きく最も正確な3次元マップをつくることを目的としたミッションです。この試みでは「ガイア、我々の銀河の荒れ狂う生命をほのめかす(9月21日)」「ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する(9月27日:ホームページのアストロサイエンス)」など、極めて貴重な発見が続いています。 なお、「ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する」は、明日のこのコーナに掲載します。

Gaia (ESA)
10月3日(水)
ケープカナベラルからの初めてのロケット打上げ

フロリダのケープカナベラルからの1950年の初めてのロケット、バンパーV2(Bumper V-2)の打上で、宇宙飛行の新しい章が始まった。第二段は約400キロメートルの記録的な高度に達することができた。 ゼネラル・エレクトリック社の指揮で打上げられたバンパーV2は、一義的にはテスト・ロケット・システムであり、超高層大気の調査のために使われた。バンパーV2ロケットは、大気の温度と宇宙線のインパクトを含む特性を測定するための小さな積載物を運んだ。 7年後に、ソビエト連邦は、初めての地球軌道を周る衛星スプートニク1号と2号を打上げた。1958年の60年前の今日、米国はNASAを創設した。

大判はイメージをクリック。10月1日はNASAの創設記念日です。

Astronomy Picture of the Day
10月2日(火)
衝の土星とその月

カッシーニは、2017年9月15日にそのガスの巨人の大気に飛び込み、土星での13年間のミッションを終えた。しかし、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡は未だこのリングの惑星を見ている。これは、その62の既知の月のうちの六つとともに全面的に照らされた土星とそのリングを示す、ハッブルによって2018年6月6日にとられた合成のイメージである。見られる月は、左から右に、ディオネ、エンケラドゥス、テチス、ヤヌス、エピメテウス、ミマスである(名称付のバージョンはこちら。直径約116キロメートルの最も小さな妙な形のエピメテウスと比較して、ディオネは直径1123キロメートルであり写真で最も大きな月である。カッシーニ・ミッションの間に、エンケラドゥスは、地下の海の存在を意味する表面から噴出する水蒸気のジェットの発見によって、最も興味深い月として確認された。水の存在は生命の存在に結びつくかもしれない。ヨーロッパ宇宙機関の“木星の氷の月探査機 Juice ”は、海を保持するかも知れない木星の月、ガニメデ、エウロパ、カリストを調査するために2022年に打上げられる。ここに示されたハッブル・イメージは、太陽、地球、土星が並び、地球から見て太陽が完全に土星を照らす、土星の衝の直前の6月27日にとられた。地球と土星の最接近は衝とほぼ同じ時期に起き、より明るく大きく見せて、より詳細なイメージが撮られる場を提供する。このイメージの惑星のリングは地球に向かってほぼ最大の傾きで見られる。

以上記事は一部のみ取り出しています。大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
10月1日(月)
NASAの NICER 、宇宙ステーション捩じれさせる

この2018年6月8日に得られたコマ落しのビデオは、国際宇宙ステーションからパルサーその他のX線源を調査する、NASAの中性子星内部組成探査衛星(NICER:Neutron star Interior Composition Explorer)の正確な振付けを示している。 NICER は毎日多数の源を観測して追跡し、太陽に最も近い星(プロキシマ・ケンタウリ)から他の銀河達のX線源にまで及んでいる。この90分の軌道と少々のムービーの動きは100倍に速度を上げている。 NICER の旋回の一つの要因は、それぞれ34メートルの長さの宇宙ステーションのソーラーアレイの動きにある。パネルが NICER の視界を侵す前に、この装置は、その56のX線望遠鏡を新しい天のターゲットに向けるために旋回する。

ムービーはイメージをクリックして Youtube から。

Solarsystem and Beyond