このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
4月27日(金)
センチネル3B打上げられる

二回目のコペルニクス・センチネル3衛星、センチネル3Bが、ロシア北部の Plesetsk コスモドロームから、2018年4月25日 17:57 GMT (日本時間4月26日午前2時57分)に離昇した。センチネル3Bは、軌道上でその対のセンチネル3Aに加わる。この同一の衛星の組合せは、世界最大の環境監視計画、ヨーロッパのコペルニクス計画のために最高のサービス範囲とデータ配送を提供する。この衛星は、海、陸地、氷、大気を測るための最先端の機器の同一のセットを運んでいる。センチネル3ミッションは行動海洋学の中心にある。例えば、それは、水生生物の生産力や海洋汚染の測定を提供し、海面の変化を図化し、船の効率的かつ安全な海の状態を予測する。このミッションは、また、陸地の変化、植物、都市熱、野火の追跡などに関するユニークでタイムリな情報をも提供する。

ビデオ(mp4:8.44 MB)はイメージをクリック。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル計画は、センチネル1からセンチネル5までが計画され、提供されています。

Space in Videos (ESA)
4月26日(木)
火星の明暗

火星の地表のこの高解像度のクローズアップの中で、深い影が明暗の劇的なコントラストをつくっている。火星偵察軌道船(MRO)の HiRISE カメラで2014年1月に記録されたこの光景は幅約 1.5 キロメートルである。赤い惑星の250キロメートル上からのカメラは南の高地のクレータの砂丘フィールドを見下ろしている。太陽がこの地方の地平線上約5度にあったときにとられたこのイメージでは砂丘の頂上のみが日光に捕らえられている。長く寒い冬が南半球を覆い、季節の霜の明るい隆起が火星の砂丘に沿って並んでいる。

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Astronomy Picture of the Day
4月25日(水)
NGC 3344 に向かう

ミルキーウェイ銀河の我々の視点からは NGC 3344 は正面向き(face on)に見ることができる。差渡し約 40,000 光年の、この大きな美しい渦巻銀河は、小しし座(Leo Minor)の 2,000 万光年にある。このハッブル宇宙望遠鏡による NGC 3344 のクローズアップは、近赤外線から紫外線波長に至る注目に値する詳細を含んでいる。このフレームは渦巻の中央領域を横断して約 15,000 光年に伸びている。この銀河の色は、核から外へ、中央の古い星達の黄色から若い青い星の集団へまた赤い星形成領域へ、緩やかな壊れた渦巻の腕に沿って変化している。もちろん、スパイクの外見を持つ明るい星達は NGC 3344 の前にある我々のミルキーウェイの中に横たわっている。

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Astronomy Picture of the Day
4月24日(火)
NASAのジュノ・ミッション、木星の北極の赤外線の旅を提供する

NASAのジュノ・ミッションに取り組んでいる科学者達は、惑星の極地の領域に浸透する高密度に詰め込まれたサイクロンと高気圧を表す三次元赤外線ムービーを共有した。ジュノ・ミッション科学者達は、木星赤外線オーロラマッパー(JIRAM)装置によって集められたデータを使って、木星の北極の三次元周回飛行をつくった。 JIRAM は、スペクトラムの赤外線の部分でイメージを撮り、木星深部から発する光を、昼夜等しく捕えている。この装置は、木星の雲のトップの下50~70キロメートルまでの層を調べている。

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Juno
4月23日(月)
ハッブル誕生28回記念:干潟星雲

宇宙での28回目の記念日を祝って、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡は、干潟星雲(Lagoon Nebula)のこの驚くようなとカラフルなイメージをとった。約 4,000 光年にあるこの星雲全体では、信じ難い幅55光年高さ20光年もある。このイメージは、差渡し約4光年の、この混乱する星形成領域の小さな部分のみを示している(原版参照)。この衝撃的な星雲は、1654年に、それらが彗星と間違えられないように夜空ではっきりしないオブジェクトを記録しようとしたイタリアの天文学者 Giovanni Battista Hodierna によって、初めてカタログ化された。この干潟星雲は、彼の観測以降世界中の多くの望遠鏡と天文学者達によって分析されてきた。この観測は、2018年2月12日と2月18日の間に、ハッブルによってとられた。

大判はイメージをクリック。詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。原版はこちらから。

Space in Image (ESA)
4月22日(日)
上昇するスペースシャトル

2011年5月のエンデバーの最終打上のこのイメージは、NASAのシャトル訓練航空機から捕えられた。雲の上でとられたこのイメージは、雲の下で撮られる同じシャトルの噴煙と似ているだろう。エンジンで噴出される熱く輝くガスが、長い噴煙とともに上るシャトルの近くに見える。噴煙の影が雲の上に現れ太陽の方向を示している。米国のスペースシャトル計画は2011年に終わり、エンデバーは、今、カリフォルニア科学センターで会えるだろう。

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Astronomy Picture of the Day
4月21日(土)
カタールの首都、ドーハ

国際宇宙ステーションがアラビア半島の北東部の海岸を周ったとき、カタールの首都ドーハが遠征55クルーによって撮られた。

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Space station
4月20日(金)
これまでに見られた最も遠い星の偶然のフラッシュ候補

このフラッシュはこれまでに見られた最も遠い星だったのだろうか? ハッブル宇宙望遠鏡イメージの予想外に注目されたフラッシュは、変わった重力レンズの出来事であるだけでなく、以前に個々に撮られた星よりも100倍遠い、通常の星のイメージでもあることを証明したのかもしれない。この特集されたイメージでは、左側に多くの黄色い銀河達を持つ完全な銀河集団を、右側の拡大された正方形に2011年には明らかでなく2016年に現れた源を示している。この源のスペクトラムと変わりやすさは超新星とは強く異なっているが、むしろ、並んだ重力レンズの集合によって約2000倍に拡大された通常の青い超巨星によってより安定して見える。イカロスと呼ばれるこの源は、赤方偏移 1.5 の宇宙を横断して更に遠くの、この銀河集団の背後の銀河にある。もしこのレンズの解釈が正しいならば、そしてイカロスが爆発している星でないならば、それと他の同じように拡大された星達の更なる観測は、銀河の集団と宇宙における星と暗黒物質の含有に関する情報を伝えるかもしれない。
大判はイメージをクリック。この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から

Astronomy Picture of the Day
4月19日(木)
雲の金星

我々の姉妹惑星金星はダイナミックで変わった場所である。強い風が惑星の回りを渦巻き、雲の厚い層を引きずっている。これらの激しい風は「スーパーローテーション」と呼ばれるほど高速で動く。地球の風は地球の回転速度の5分の一まで動くことができるが、金星の風は60倍まで速く吹くことができる。2006年から2014年まで金星を周ったヨーロッパ宇宙機関のヴィーナスエクスプレスと他の国際的な宇宙船からの観測は、この内部の深い風と雲を調べ、いくつかの独特な動きを見つけた。スーパーローテーションは昼の側より夜の側で無秩序に振る舞うように見えるが気象モデルは不確かなこととして残している。ここに挙げた三つイメージは、ヴィーナスエクスプレスの可視光線と赤外線カメラからの、安定的な波(左)、ダイナミックな不安定な波(中央)、不可解なフィラメント(右)の雲の形を詳細に示している。ヴィーナスエクスプレスは2005年に打上げられ、2006年に金星を周り始め、2014年12月にミッションを終えた。

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Space in Images (ESA)
4月18日(水)
アポロ17号:月軌道からのステレオの視界

赤/青の眼鏡を取り出して、この他の世界の驚きのステレオの視界をチェックしよう。この光景は、1972年12月11日に、アポロ17号ミッション指揮官ユージン・サーナンによって、月に着陸する降下前の一つの軌道で記録された。このステレオ立体写真は、彼とハリソン・シュミット博士がトーラス・リトローの谷のアポロ17号着陸地点の上を飛んだとき、月着陸船チャレンジャーの彼の有利な視点から捕えられた二つの写真からまとめられた。南マシッフ(South Massif)と呼ばれた山の広い日の当たる正面が、その左のトーラス・リトローの暗いフロアの上のフレームの中央近くにそびえている。山脈の向こうの月の縁の方向に、月のセレニタティスの海(Mare Serenitatis:晴れの海)が横たわっている。ロン・エバンスによって制御されたコマンドモジュール・アメリカが、南マッシフのピークに対して手前の軌道に見える。

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Astronomy Picture of the Day
4月17日(火)
コロンブスの ASIM

イラストレーションの大気・宇宙相互作用監視装置(ASIM:下のボックス)が、国際宇宙ステーションのヨーロッパの宇宙研究室コロンブス(中央の円筒)にマウントされる。この天文台は、高層大気の雷雨の上に広がる放電を探すために設計された、可視光カメラ、光度計、X線とガンマ線探知器の集合体である。 ASIM はヨーロッパ宇宙機関によって資金を提供された国際的なプロジェクトである。

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Human Spaceflight (ESA)
4月16日(月)
太陽系外惑星通過探査衛星(TESS)

TESS (系外惑星通過探査衛星)は我々の太陽系の外の惑星を捜す次のステップである。このミッションでは、周期的に親星からの光の一部をブロックするトランジット(通過:左図)と呼ばれる現象で系外惑星を発見する。 TESS は太陽の近くの最も明るい星の 200,000 を調査するだろう。 TESS 科学者達は、このミッションが何千もの惑星候補のカタログをつくり、既知の系外惑星の現在の数を広く増やすだろうことを期待している。これらの約300は地球サイズと超地球サイズの系外惑星であり、地球の大きさの2倍以下である。 TESS は、将来の研究者達に、より包括的な引き続く調査のための新しいターゲットとなる豊かなセットを与えるだろう。(以上記事を要約)

大判はイメージをクリック。 TESS は、先のケプラーとK2ミッションに続く太陽系外惑星探査ミッションであり、24度・96度の26の異なるセクターに区切って2年間で全空を調査します。打上げは、日本時間明日17日午前7時32分に予定されています。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

TESS
4月15日(日)
ドラゴン補給船 Canadarm2 ロボットアームに捕まれる

日本宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士金井宣茂が長さ 57.7 フィート(17.5 メートル)の Canadarm2 ロボットアームに商用貨物船を捕えるように命じた直後の、スペースXドラゴン補給船が描かれる。

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Space station
4月14日(土)
ヨーロッパ南東部、イタリアと地中海

国際宇宙ステーションの遠征55クルーによって撮られたこの地球の視界は、イタリア全域と、フランス、スペインに向かう地中海の、ヨーロッパ南東部に目を向けている。

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Space station
4月13日(金)
解き放つ太陽:紫外線の怪物フィラメント

最も壮観な太陽の視界の一つは爆発するフレアである。2011年6月、黒点の活動領域が太陽の縁に向って回転したときに太陽が印象的な中型の太陽面爆発を放った。NASAのソーラーダイナミクス天文台からのこのイメージに、極紫外線で撮られた太陽の端で噴出する怪物フィラメント、磁化された驚くほどのプラズマのほとばしりが続いた。ここに取り上げているのは、太陽表面の広いエリアを横断して雨のように流れる、暗く冷たいプラズマを示す数時間の長さの出来事のコマ落しのビデオである。コロナ質量放出を伴う高エネルギー粒子の巨大な雲が地球の磁気圏に向かって吹き飛ばされた。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
4月12日(木)
かみのけ座銀河団の銀河達

上の写真の全てのオブジェクトのほとんどは銀河である。ここに描かれたかみのけ座銀河団の銀河達は、知られている最も密度の濃い集団の一つであり、何千もの銀河達を含んでいる。これらの銀河達のそれぞれは、我々のミルキーウェイ銀河のように何億もの星達を宿している。他の多くの集団と比較すると近いが、かみのけ座銀河団からの光が我々に着くには数億年かかる。実際に、かみのけ座銀河団はかなり大きく、光が一方から他方に届くのに何百万年もかかる。かみのけ座と他の集団達の大部分の銀河達は楕円銀河であり、一方、集団の外側の大部分の銀河達は渦巻である。かみのけ座のX線放射の性質はまだ調査されている。

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Astronomy Picture of the Day
4月11日(水)
オポチュニティからの火星のイントレピッドクレータ

ロボット探査車オポチュニティは時々火星で小さなクレータを通り過ぎる。2010年に描かれたこのイントレピッド・クレータ(Intrepid Crater)は、オポチュニティが以前に横断する機会を得たネレウス・クレータ(Nereus Crater)より僅かに大きな差渡し20メートルのインパクト盆地である。このイメージはほぼ真の色であるが、広角のパノラマに対応するために水平に圧縮されている。イントレピッド・クレータは、49年前にアポロ12号宇宙飛行士達を地球の月へ運んだ月モジュール、イントレピッドに因んで名付けられた。イントレピッド・クレータの向こうの、また錆びた火星の砂漠の先の長い一部には、地平線に見える大きなエンデバー・クレータの縁からのピークが横たわっている。オポチュニティ・ローバーは火星を探査し続け、最近赤い惑星での 5,000 火星日を超えた。

大判はイメージをクリック。ここに挙げたイメージは左右に大きく圧縮しています。原版は こちら から。なお、火星の一日は地球の一日より約20分長く、その一年とそれぞれの四季は地球の概ね2倍である。

Astronomy Picture of the Day
4月10日(火)
NGC 602 とその彼方

約20万光年の距離にある衛星銀河小マゼラン雲の周辺近くに500万年の若い星の集団 NGC 602 が横たわっている。出生のガスとダストによって囲まれた NGC 602 が、チャンドラによるX線とスピッツアによる赤外線によって補強された、この領域の衝撃的なハッブル・イメージとして示されている。ファンタスティックな隆起と描かれた数々の形はそのエネルギーに満ちた放射を強く示唆し、 NGC 602 の大規模な若い星達からの衝撃波がダストの素材を浸食し、集団の中央から追い払われる星の形成の進行を起動させている。この写真は小マゼラン雲の推定された距離で幅約200光年、しかし、また、背景の銀河達がこの鋭い多色の視界に見える。背景の銀河達は NGC 602 の数億光年またはそれ以上彼方にある。

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Astronomy Picture of the Day
4月9日(月)
    宇宙からの蟹

    かに星雲(Crab Nebula) は、C・メシエの有名なリストの最初のオブジェクト、 M1 としてカタログ化されている。実際には、この“かに”は、今、大規模な星の死の爆発からの破片が膨張した超新星の残骸である。この興味深い疑似カラー・イメージは、この破片の雲を調査した宇宙の天文台、チャンドラのX線(青と白)、ハッブルの可視光線(紫)、スピッツアの赤外線(ピンク)のデータを結合している。現代の天文学者達に知られている最もエキゾチックなオブジェクトの一つ、秒速30回で回転している中性子星カニ・パルサーは、写真の中央近くの明るい部分である。星の核の崩壊したこの残骸は、宇宙の発電機のように、電磁スペクトルを横断してかに座の放射にパワーを供給している。約12光年に広がるかに星雲は、 6,500 光年離れたおうし座にある。

    大判はイメージをクリック。右はハッブルが可視光線で見たかに星雲(参考)。

Astronomy Picture of the Day
4月8日(日)
オリオンの猫?またはキツネ?

この図を最初に見たとき何を思い描くだろう。鮮かな白い鼻、右へ伸びる前足、左に向かう尾を持つ暗い子猫?  或いは、口を開き、右側を前に見る、用心深い目を持つキツネ? 実際には、この動物のような形は、有名なオリオン星雲 M42 の近くの星の集団、オリオン星雲集団(Orion Nebula Cluster)と合致する、猫の鼻(またはキツネの目)を持つオリオン座のダストとガスの密度の濃い雲、暗黒星雲に属している。このイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のガイア衛星の最初に発表されたデータをベースにその領域を調べている間に観測された、星達の密度を示している。この独特の星雲は肉眼では見えないが、南半球の暗い場所からは、ミルキーウェイの明るい背景に対して類似した雲を見ることができる。2013年に打上げられたガイアは、先例のない正確さで10億以上の星達を図示してきた。この情報は、我々の銀河の星の分布を調査する天文学者達にとって極めて貴重であり、例えば、星達の少ない暗い一片でさえ、星明りを遮断する星間の素材を調査するための重要な情報を提供している。ガイアからの最初のデータは2016年に発表された。
 --- 大判はイメージをクリック。以上の記事は要約したものです。

Space in Image (ESA)
4月7日(土)
スペースXドラゴンが国際宇宙ステーションにゆっくり接近する

スペースXドラゴン補給船が国際宇宙ステーションから約10メートル離れた捕獲点に近づいている。日本の宇宙飛行士金井宣茂は、東部夏時間午前6時40分(日本時間午後7時40分)に、アフリカのコンゴ民主共和国の南で、カナダ製の Canadarm2 ロボットアームにドラゴンを掴むように命じた。NASAの宇宙飛行士スコット・ティングルは、貨物船の接近とランデブーを監視して、金井宣茂を支援した。

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Space station
4月6日(金)
ハービッグ・ハロー24の二重の粒子のビーム

二重のライトセーバのように見えるかもしれないが、これらの二つの宇宙のジェットは、実際には、近くの銀河の新しく生れた星からの放射である。ハッブル宇宙望遠鏡の画像データからつくられたこの衝撃的な光景は、オリオンB分子雲複合体の星の託児所、約 1,300 光年にあるハービッグ・ハロー24(HH 24)を横断する幅約半光年である。直接視界から隠された HH 24 の中央の原始星は、回転する降着円盤の中に平らになった冷たいダストとガスによって囲まれている。ディスクからの素材が若い星のオブジェクトの方向へ落ち熱せられている。対立するジェットがシステムの回転軸に沿って吹き飛ばされている。この領域の星間物質を通して進む、この狭いエネルギーに満ちたジェットは、それらの行く手に沿って、一連の輝く衝撃波の前面をつくり出している。

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Astronomy Picture of the Day
4月5日(木)
ネブラ空のディスク

あるものは、これを、知られている夜空の最も古いイラストレーションであると考えている。しかし、正確には、それは何を描いたのか、また、それは何故つくられたのだろう? この ネブラ空のディスク(Nebra Sky Disk) は、1999年に、ドイツのネブラ(Nebra)近くの財宝ハンターによって、いくつかの青銅時代の武器の中に金属探知機で発見された。この古代の人工品は幅約30センチメートル、紀元前 1600 年ごろにヨーロッパの一部に繁栄した Unetice 文化に関係していた。再構築された点は星達を、集団はプレイアデスを、大きな円と三日月は太陽と月を表していると考えられる。ディスクの目的は不明であるが、仮説には、天文時計、芸術作品、宗教的なシンボルなどがある。約 1100 万ドルと評価され、あるものは、このネブラ空のディスクは、発見を待つ他のペアのディスクを持っていると考えている。

大判はイメージをクリック。参考までに Unetice 文化は、紀元前 2300~1600 ごろの、中央ヨーロッパの青銅器時代の始めの考古学的な文化です。

Astronomy Picture of the Day
4月4日(水)
馬頭星雲:広い視界

大規模な地上ベースの VISTA 望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡からの結合された画像データが、著名な馬頭星雲を囲む星間のこの広い眺望をつくるために使われた。近赤外線の波長で捕えられたこの領域のダストの分子雲が、満月の約3分の二の大きさの空をカバーしたこの場面を横断して、不規則に広がっている。このフレームは、 1,600 光年の距離と推定される馬頭の、左から右に幅10光年を超えて広がっている。依然として識別可能な、また、バーナード33としても知られる馬頭星雲は、生まれたばかりの星達で頂を覆われたダストの柱の近赤外線の輝きとともに右上に立っている。熱く若い星の照らされた反射星雲 NGC 2023 自身は左下近くにある。馬頭のベースの下の、また NGC 2023 の周辺を覆っている雲は、 ハービッグハローオブジェクト として知られ、また、生まれたばかりの星達と関連する、エネルギーに満ちたジェットの隠しおおせない遠い赤の放射を示している。

大判はイメージをクリック。全画面は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
4月3日(火)
抽象的な木星の大気

市民科学者 Rick Lundh が、NASAのジュノ宇宙船の JunoCam 画像装置からのデータを使って、この抽象的な木星のアートワークを作成した。オリジナル・イメージは、木星の北半球の、多くの嵐のクローズアップの視界を捕えている。NASAのジュノ宇宙船は、ガスの巨人惑星の10回目のフライバイの間の2017年12月16日にこのイメージをとった。

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Juno
4月2日(月)
NASA、火星の内部を調査する旅に向かう

5月5日ごろ打上げられる予定のNASAのインサイト(InSight:Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport :地震調査・測地・熱移動利用内部探査)静止着陸船は、火星の深い内部を調査することに専念する初めてのミッションである。それは、また、地震計を他の惑星の土に置く、アポロ月着陸以来初めてのNASAのミッションになるだろう。インサイトは、ローバー・ミッションと異なり、データを集まるための敏感な機器のセットを運ぶ。これらの機器は静止した着陸船を必要とし、それらの機器は火星の地表と地下に慎重に置かれる。火星は、ある意味では、ガス、ダスト、熱が、どのように組み合わさり、惑星の中に配置されているかの、太陽系外惑星への近くの例でもある。火星の深部の調査は、その地殻、マントル、コアが地球とどれくらい異なるかを科学者達に理解させるだろう。(以下略)

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InSight
4月1日(日)
宇宙歩行者アンドリュー・フューステルがステーションの側面にぶらさがる

2018年3月29日に仲間のNASAの宇宙飛行士リッキー・アーノルド(フレーム外)と船外活動を行っている間に、NASAの宇宙飛行士アンドリュー・フューステルが国際宇宙ステーションにぶら下がっているように見える。全ての宇宙飛行士達がそうであるように、フォイステルは、6時間10分の船外活動の間、宇宙ステーションに安全に綱でつながれていた。

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Space station
3月31日(土)
宇宙で見つける

ここ数日で、空(から)になった中国の宇宙ステーション 「天宮1号」 が、そのオペレーショナルな生命の終わりの後再び大気に入る予定である。この宇宙船の大部分は燃え尽きるだろう。ヨーロッパ宇宙機関は IADC (参考:宇宙ゴミ調整委員会)に従って再突入に続くキャンペーンを開いている。 IADC の13の宇宙機関/組織が年次再突入テストキャンペーンを行うためにこのイベントを使っている。このレーダー・イメージは、先週、宇宙船が約270キロメートルの高度にあったときに、ドイツのボン近くのフラウンホーファー FHR 研究協会によって操作された追跡・画像レーダーシステムによってとられた。この宇宙船は直径 3.3 メートル、長さ12メートル、打上時の重量 8506 キログラムであり、2013年以降空であり、2016年以降接触がなかった。宇宙船は1月の300キロメートルから下って、今、高度200キロメートルほど、恐らく、3月31日の朝から4月2日の早朝の間の何時かに確実に破壊される軌道にある。(以上、要点のみ)

大判はイメージをクリック。アニメーションは こちら(Youtube) 、英語解説動画は こちら(Youtube) から。

Space in Image (ESA)
3月30日(金)
ダスト、星達、超新星の NGC 613

アマチュア天文学者 Victor Buso は、2016年に、彼の望遠鏡で新しいカメラをテストしていた。彼は明るく現れたそして残った奇妙な場所に注目した。この異常な観測の報告の後に、この場所は、以前には光学的に撮られたことのない初期段階の、見えるようになったまさにその時の超新星からの光であると判断された。この前後の発見のイメージが、ハッブル宇宙望遠鏡によって1時間離れてとられた同じ渦巻銀河 NGC 613 のより詳細なイメージとして差込みに示されている。引き続いての観測は、 Sn 2016gkg が恐らく超巨星の爆発であり、恐らく Buso は、星のコアからの出て行く爆発の波が星の表面を突き破った段階を捕えたことを示している。天文学者達は、このような「破格の」出来事を見ることなく、超新星のために銀河達を監視して何年間も過ごしてきたので、これを捕えた Buso の確率は宝くじの当選と対比された。

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Astronomy Picture of the Day
3月29日(木)
NGC 6946

ミルキーウェイ銀河の我々の視点からは NGC 6946 は正面向き(face-on)である。大きな美しいこの渦巻銀河は、手前のダストと星達のベールの向こう、ケフェウス座の高くて遠い 1000 万光年にある。この銀河の色は、コアから外へ、中央の古い星達の黄色い光から、緩やかな破片になった渦巻の腕に沿って、若く青い星の集団と赤い星形成領域に変化している。 NGC 6946 はまた赤外線で明るく、高い星の誕生と死の割合を示すガスとダストに富んでいる。実際に、20世紀前半以来、少なくとも九つの大規模な星達の死の爆発、超新星が NGC 6946 で発見された。差渡し約 40,000 光年、 NGC 6946 は花火銀河としても知られている。この NGC 6946 の注目に値するポートレイトは、マウナケアの 8.2 メートルのすばる望遠鏡からの画像データを含む合成写真である。

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Astronomy Picture of the Day
3月28日(水)
光と音のハッブルウルトラディープフィールド

このイメージにポインタを走らせて聞いてみよう! このハッブルウルトラディープフィールド(HUDF)は、2003年~2004年に、空(から)に近い宇宙を長時間見つめることによって、ハッブル宇宙望遠鏡によってつくられた。天文学で最も有名なイメージの一つ HUDF が、スリリングな方法でここに示されている。銀河を指すとおおよその赤方偏移を示す音とメモが示されるだろう。赤方偏移は光のスペクトラムの赤の終端に向かうので、ここでは、音は、スペクトラムのローエンドの方向に表されている。 HUDF の平均的な銀河は約106億光年であり、Fシャープ(F#)に聞こえる。最も遠い銀河は何処に見つかるだろう? この「今日の天文写真 (APOD)」は「今月の天文の音(AstroSoM)」と呼ばれる新しいサイトに基づいている。
左のイメージまたは右のリンクから表示されたイメージにカーソルを当てます。その部分が拡大表示され赤方偏移値が表示され音が鳴ります。但し、この音および赤方偏移の表示はブラウザーによって異なり、PCの場合 Internet Explorer では拡大のみ Google chrome (左図)では音と赤方偏移も表示することができます。

Astronomy Picture of the Day
3月27日(火)
炭素サイクル

地球がシステムとして働く一部として、炭素は、海、陸、大気の間を連続的に通過する。これは異なるプロセスの範囲を含み、そのあるものは衛星によって観測される。人間の活動はこれらの自然なプロセスをかき乱し、大気の二酸化炭素の増大を引き起こしている。衛星とヨーロッパ宇宙機関の気象変化イニシアティブは、我々が炭素サイクルを理解することと、気象変化におけるその役割を改善するために役立っている。

動画はイメージをクリック(mp4)。

Space in videos (ESA)
3月26日(月)
森をあきらめる

国際的な森の日(International Day of Forests)を祝って、このコペルニクス・センチネル2号イメージは、かっては木に覆われていたが今では住居と農業のために切り払われた、ボリビアの一つのエリアを示している。ボリビアのサンタクルーズ市が中央左に見える。世界で最も急速に発展している都市の一つ、この重要な商業センターは、ボリビア東部の熱帯低地のピライ(Pirai)川に横たわっている。1960年代に戻ると、ここはほとんど未踏の密集したアマゾンの森のエリアであった。しかしながら、そこは、大量な雨量を伴う、比較的平らな低地のエリアとして農業に適している。(以下略)

大判はイメージをクリック。センチネル2号イメージの原本は こちら (12.49 MB) から。

Space in Image (ESA)
3月25日(日)
夜に地球を飛ぶⅡ

国際宇宙ステーションは90分ごとに昼夜を経験し、船上の宇宙飛行士達はときどきビデオになるイメージ・シーケンスをとる。このコマ落しのビデオは暗い地球の多くの光景を示している。このビデオでは、最初に白い雲の左上に緑と赤のオーロラが見え、間もなく都市の照明が見え、北アメリカを飛び、最終的にフロリダを通過していることが明らかになる。二番目のシークエンスでは、ヨーロッパ、アフリカを飛び、最終的にはナイル川の上を通過する。短いフラッシュは稲妻である。地球の大気の緑と金色の輝き中に遠くの星達が昇るのを見ることができる。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
3月24日(土)
新しいクルー、ステーションに向かう

三名の新しい遠征55クルーは、日本時間土曜日午前4時41分にポイスク・モジュールにドッキングするとき、国際宇宙ステーションでの彼らのミッションを始めるようにセットされている。ソユーズ指揮官オレグ・アルテミエフ、リッキー・アーノルド、アンドリュー・フューステルは、日本時間木曜日午前2時44分にカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられたソユーズ MS-08 宇宙船の中でのフライトの途上にある。遠征55指揮官アントン・シュカプレロフ、スコット・ティングル、金井宣茂は、日本時間土曜日午前6時45分ごろに新しいソユーズ宇宙船へのハッチが開くとき、彼らの新しいクルーメイトを歓迎するだろう。(以下略:詳細は「国際宇宙ステーションは今」から。

写真は打上時のもの、大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
3月23日(金)
SOHO の22年

多くの太陽黒点が増減する太陽の活動サイクルは約250年の間常に監視されてきたが、宇宙ベースの望遠鏡の使用は、我々に、我々の最も近い星の全く新しい視点を与えた。2017年12月22日、太陽・太陽圏天文台(SOHO)は宇宙での22年に達した。この期間は、それが完全な太陽の磁気サイクルの平均的な長さなので特に意味がある。黒点の周期は約11年で起きるとことは知られているが、このフル・サイクルは磁場の働きの二倍の長さである。太陽の両極は、そのサイクルを通して徐々に変化するので、11年後のフィールドの方向は南北の半球の間で変わっているだろう。22年のサイクルの終わりには、磁場の方向は始めにあったときと同じになる。ここに示されたイメージは、 SOHO の極紫外線画像望遠鏡によって毎春とられた、太陽のスナップショットである。太陽のコロナの紫外線観測は、宇宙に何百万キロメートルにも広がる約200万度にも達する極めて熱い大気を明らかにする。(中間略)  SOHO は、22年サイクルの太陽をほぼ完全に監視することによって、太陽の変化に関する豊かなデータを提供してきた。  --- 大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
3月22日(木)
アマチュア天文家の捉えた超新星爆発は、爆発の瞬間だった!

ラプラタ国立大学宇宙物理学研究所、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)、京都大学、国立天文台などの研究者らからなる国際研究チームは、アルゼンチンのアマチュア天文家のVíctor Buso氏が偶然観測した超新星が、ショックブレイクアウトと言われる爆発したばかりの段階であったということを、観測データの解析及びシミュレーションから明らかにしました。ショックブレイクアウトは、理論的には以前から予測されていて、世界中の研究グループにより長年探索されてきましたが、継続時間の短い現象のため、これまでこれがショックブレイクアウトだと決定的に言える観測はありませんでした。重い質量の星がどのように超新星爆発として爆発するのかを理解する上で、今回得られた超新星爆発の最初の瞬間の情報は大変重要な一歩です。

記事の詳細は右のリンクから。大判はイメージをクリック。

国立天文台
3月21日(水)
    ソユーズ・ロケットが列車で打上台に搬出される

    ソユーズ・ロケットが、2018年3月19日月曜日に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームの打上台に、列車で搬出された。遠征55クルーメンバー、NASAのリッキー・アーノルドとアンドリュー・フューステル、ロシア連邦宇宙局のオレグ・アルテミエフは、バイコヌール時間3月21日午後11時44分(日本時間3月22日午前2時44分)に打上げられ、続く5ヵ月間を国際宇宙ステーションで生活し働いて過ごすだろう。

    大判はイメージをクリック。右図は垂直位置に立てられたソユーズ。3名は打上2日後に先任の金井飛行士達と合流する。今回は深夜ですが各中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
3月20日(火)
LROからの回転する月

現在、誰も、このように回転する月を見ることはない。それは、月が地球の潮力でロックされ、我々に一方の面のみを見せているからである。しかしながら、最新のデジタル技術が、月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)によって送られた多くの詳細なイメージを結合した、高解像度仮想月回転ムービーをつくり上げた。このコマ落しのビデオは月の標準的な地球の視界から始まっている。しかし、直ぐに、地球からは見るのが難しい暗い中央の大きなクレータ、メア・オリエンターレ(Mare Orientale)が赤道の下の視界に回転してくる。このビデオでは、月の地球の側が豊かな暗い月の海を含み、月の遠い側が明るい月の高地によって支配されていることを24秒に凝縮して明瞭に示している。
現在、四つの異なる国から、月への20以上の新しいミッションが開発中であり、そのほとんどは今年または来年の打上が予定されている。
動画はイメージをクリックして Youtube から。 <参考>:来月、インドからの、 チャンドラヤーン2号(月-軌道、着陸、探査車) の打上げがあるかも知れません。「今後数カ月間に予想される出来事」 参照。

Astronomy Picture of the Day
3月19日(月)
磁気宇宙の銀河の構成

天体物理学者達は、銀河達が我々の世界でどのように進化したかに関する、今最も洗練されたコンピュータ・モデル、有名な Illustris Simulation を IllustrisTNG に改良した。このビデオでは、初期の宇宙(赤方偏移5)から今日(赤方偏移0)までの磁場を追っている。青は比較的弱い、白は強い磁場を表している。これらのBフィールドは銀河達と銀河集団と綿密に合致している。シミュレーションの始めには、仮想カメラが、フィラメント状の径 3000 万光年の若い領域が示す仮想 IllustrisTNG 宇宙を周っている。重力が宇宙が拡大し進化するように銀河達を構成し合併する原因となっている。終わりではいくつかの興味深い違いが起こるが、シミュレーションされた IllustrisTNG 宇宙が、我々の現在の現実の世界と統計上良く一致している。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
3月18日(日)
東  京

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2A衛星は、日本の首都東京の上に我々を連れて行った。東京は日本の四つの主な島の最大、本州の東岸に横たわっている。東京は約 3800 万人のホームであり、世界最大の巨大都市にしている。このイメージを支配しているのは大都市圏の灰色であり、ゴツゴツした山脈の暗い緑と鋭いコントラストを示している。都心は主に東京湾に注ぐ荒川の南に横たわっている。多くのボートが見え、湾に広がる橋とトンネルのアクア・ラインがある。アクア・ラインは、湾の東にブリッジとして見られ、トンネルとして水中に消えている。それは、全長約 23.7 キロメートル、約10キロメートルはトンネルであり、水中のトンネルとして世界で4番目に長い。換気と休息を提供する建物がトンネルの島のような構造として現れている。広域な住民の半分以上は市街地に住み、人々が都市に群がるので、拡大と開発が計画され監視されている。コペルニクス・センチネル2号ミッションは、世界中の都会に住む計画者達と意思決定者達のための重要な情報を提供している。
<注>: 原版 は 10980×18980 ピクセルの非常に大きなもの。千葉西岸、江の島などの細部も見ることができます。イメージの大判は東京駅・皇居を中心に切り出した原寸大。英語解説ビデオは こちら(mp4) から。

Space in Image (ESA)
3月17日(土)
宇宙の野菜!

国際宇宙ステーションのクルーは、混合した緑(ミズナ、赤タチチシャ・レタス、トウキョウ・ベカナ・キャベツ)の二つの束を生育し、今、同時に二つの野菜施設を走らせている。生物達は、単細胞バクテリアから植物や人間まで、宇宙では異なって成長する。しかし、将来の長期宇宙ミッションでは、クルーメンバーには彼ら自身の食物を生育させることが求められるだろう。従って、植物がどのように微重力状態に反応するかの理解は、そのゴールに向かう重要なステップである。この野菜3実験装置では、キャベツ、レタス、ミズナの一種を耕作するために野菜植物生育施設を使っており、それらは軌道で収穫し、テストのためにサンプルを地球に送っている。

大判はイメージをクリック。

Space station
3月16日(金)
NASA、高名な天体物理学者ステファン・ホーキングの遺業を称える

以下は、水曜日の朝、イングランド、ケンブリッジの彼のホームで死去した、洞察力のある物理学者ステファン・ホーキングの逝去に関するNASA長官ロバート・ライトフットの声明である。
「今日、世界は、彼の影響を誇張することができない巨人を失った。物理学と天文学におけるスティーブンの新しい解明は 我々の宇宙の見方を変えただけでなく、我々の太陽系とその彼方を探査するための、NASAの活動を形づくる上で重要な役割を果たした。」

ステファン・ホーキング博士の逝去を悼み、報道発表からの特別の記事を掲載しました。大判はイメージをクリック。

Press release
3月15日(木)
秋の空に浮かぶフォーマルハウトの環

みなみのうお座のフォーマルハウトは、秋の夜空に輝くたったひとつの一等星として知られています。ハッブル宇宙望遠鏡はこの恒星の光を散乱する塵(ちり)の環を写し出していましたが、アルマ望遠鏡は塵が放つ電波をとらえることで、その環の姿をよりくっきりと描き出しました。画像はハッブル宇宙望遠鏡の画像を青色、アルマ望遠鏡の画像をオレンジ色で合成したものです。可視光線を観測するハッブル宇宙望遠鏡では「コロナグラフ」を使って星の光を遮る必要がありますが、アルマ望遠鏡はその必要がないため、光のノイズに邪魔されないクリアな画像が得られました。環の半径は約200億キロメートル、太陽系で言えば冥王星軌道の約3倍の大きさです。

以下略。詳細は右のリンクから。大判はイメージをクリック。

国立天文台
今週の一枚
3月14日(水)
    NASAのジュノ宇宙船、木星の色の帯の深みを明らかにする

    何百年もの間、このガスの巨大な惑星は、ゾーンとベルトと呼ばれる夕暮れから夜明けまで広がる雲のカラフルな帯に覆われて見えた。これらの帯は異なる速度で東西方向に吹く風による木星の気象の表れであると考えられた。このアニメーションは、約 3,000 キロメートルの深部の東西方向の流れを実証し、また惑星の大気奥深くのジェット気流の最近のジュノの発見を示している。これらの流れは、木星の急速な自転(木星の一日は約10時間)に起因して、木星の回転軸に対して並行して内部で広がっている。この層の下では流れは衰え恐らく木星の強い磁場によって遅くなる。これらの流れの深さは、これらのジェット気流に関係する総質量を木星の質量(地球の300倍超)の約1%であると推定する科学者達を驚かせた。この発見は、重力フィールドのジュノの測定の、先例のない正確さによって明らかにされた。  --- 動画はイメージをクリックして Youtube から。右に流れの高速化した例を挙げました。この気流の深さは木星の構造を知る上での長年の大きな関心の的でした。

Juno
3月13日(火)
木星の北極のサイクロン

ジュノの木星赤外線オーロラマッパーのデータが、木星の北極のサイクロンからの衝撃的な視界を造るために使われた。木星の雲のトップからの熱放射を測定するこの赤外線観測は、日光によって照らされる半球に限定されない。それらは、巨大な惑星の北極から派生した、直径約 4,000 キロメートルのサイクロンを囲む、八つのサイクロンに似た形を明らかにしている。類似したデータは、木星の南極で、五つの極付近のサイクロンを持つサイクロンを示している。南極のサイクロンは北の従兄弟より僅かに大きい。ガスの巨人土星の南と北極では、カッシーニのデータが、それぞれ一つのサイクロンに似た嵐のシステムを持っていることを明らかにした。

 --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
3月12日(月)
木星を通り過ぎる

NASAのロボット宇宙船ジュノ(Juno)は、我々の太陽系の最大の惑星を、53日の、非常に細長い軌道で周り続けている。この特集のビデオは、ジュノが2016年中頃に到着した時から11回目の近点11からである。このコマ落しの、カラー化されたムービーは、約4時間をカバーし、36の JunoCam イメージを合成している。このビデオは、ジュノが北から接近して始まり、ジュノが木星の雲のトップの上約 3,500 キロメートルからの最も近い視界に到達し、宇宙船が非常な詳細でこの大きな惑星を捕えている。ジュノは、地球のハリケーンより大きな多数の渦巻き回転する嵐や、惑星を巡る雲の明るいゾーンと黒いベルトを通過する。近点の後、木星は遠くに退き、今、木星の南に現れる変わった雲を示している。ジュノは、望まれた科学データを得るために木星の大変近くを通過するので、その機器は、高いレベルの放射線に露出されるために、間もなく故障するかもしれない。ジュノ・ミッションは、このために、現在、宇宙船が木星の大気に急降下し溶けるように指示される2018年中頃の近点14で結了する予定である。 --- 動画はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
3月11日(日)
宇宙飛行士達のオーロラの写真

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、多くの時間、何万ものオーロラの写真をとってきた。しかしそれらは、多くの場合、正確な方向、スケール、時刻などの情報の記録に欠け、調査の利用には制限がある。この宇宙飛行士オーロラ写真撮影プロジェクトの自動形態参照(Automatic Geo-referencing)のゴールは、鮮明な星のフィールドを含む、できるだけ正確なデータを再構築することである。

より大きな版(原版)は こちら から。

Space in Images (ESA)
3月10日(土)
国際宇宙ステーションから見た南のオーロラ

ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士アンドレ・カイパーズからの、国際宇宙ステーションの彼の有利な視点からの、殊の外驚くような捕獲。このオーロラ・オーストラリス(Aurora Australis)または南極光(Southern Lights)は、オーストラリアと南極大陸の間の高い大気にある。アンドレは2011年12月に軌道の最前線に旅し、6ヵ月以上の間ヨーロッパ宇宙機関の長期ミッションの一部として軌道上に残った。

Space in Images (ESA)
3月9日(金)
最も孤独な花火の展示

およそ 5000 万光年離れて NGC 1559 と呼ばれるやや見過ごされた小さな銀河が横たわっている。ハッブルの広視野カメラ3によってここに描かれたこの棒渦巻は、ほとんど観測されなかった南の星座レチクル座に横たわっている。 NGC 1559 は星の構成で詰まった大規模な渦巻の腕を持ち、秒速約 1300 キロメートルで我々から遠ざかっている。この銀河は太陽のおよそ100億の、しかしミルキーウェイより100分の一の質量を含んでいる。 NGC 1559 は空の我々の最も近い隣人の一つ大マゼラン雲の近くにあるように見えるが、これは見方のトリックであり、実際には NGC 1559 は物理的には大マゼラン雲に近くなく、実際には真に一匹狼であり、いかなる近くの銀河の仲間にも、またはいかなる銀河集団の仲間にも欠けている。その方向に望遠鏡を向けるとき、その宇宙の仲間の欠如にも関わらず、この孤立した銀河はなかなかの見ものである。 NGC 1559 は、我々が1984, 1986, 2005, 2009年に観測した、SN 1984J、 1986L、 2005df (Type Ia]、 2009ib(タイプII-P) の四つの超新星と呼ばれる様々な壮観な爆発する星達を有してきた。 NGC 1559 は宇宙では孤独かもしれないが、我々は遠くから観察し賞賛している。 --- 大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
3月8日(木)
銀河 NGC 474:シェルと星の流れ

銀河 NGC 474 に何が起こっているのだろう? これらの深みのないイメージに放射の複数の層が強くかつ複雑に現れ、また、楕円銀河の比較的特色のない外見が与えられている。これらのシェルの原因は現在分かっていないが、潮力の尾は、恐らく、過去何10億年かの多数の小さな銀河達の吸収から残された破片に関連している。言い換えれば、これらのシェルは、 NGC 474 の上にある渦巻銀河との進行中の衝突が銀河の巨人を通した波紋に密度の波を引き起こす、池における波紋のようなものかも知れない。実際の原因に関係なく、このイメージは、少なくともある楕円銀河が最近の過去に形づくられ、また、大部分の大きな銀河達の外のハローは実際には滑らかでないという増加するコンセンサスに劇的に焦点を当てている。しかしながら、小さな近くの銀河達との誘発される頻繁な相互作用との累積による複雑さをも持っている。我々のミルキーウェイ銀河のハローもそのような予想外の複雑さの一つの例である。 NGC 474 は幅約 250,000 光年、うお魚の方向約1億光年に横たわっている。 --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
3月7日(水)
ハッブルの物差し、宇宙での新しい証拠を与える

天文学者達は、ビッグバン以後宇宙が拡大している割合の、最も正確な測定を行った。ニュースを不安定にしている可能性には、宇宙の構造について未知の何かがあることを意味しているのかもしれない。この新しい数値は初期の宇宙の膨張の独立した測定と争っている。予想できない何かが宇宙の深みで起きている? (中間略)
最近のハッブル望遠鏡は、宇宙が今ビッグバン直後に見られた軌跡に期待されたより速く拡張していることを示す矛盾を確認し、宇宙の梯子を固める結果を得ている。研究者達は、この矛盾を説明するための作業に新しい物理学があるかもしれないことを示唆している。一つのアイデアには、宇宙が新しい高速亜原子粒子を含むことがある。他の可能性は、既に宇宙を速めることが知られている暗黒エネルギーが、更に大きく、或いは成長させ、強めて、銀河達を互いから押しのけているかもしれない。

最近発表されたハッブルの重要な観測です。昨日の記事に続き取り上げました。記事は要約しています。詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡」 を参照してください。

Hubble Space Telescope
3月6日(火)
かつてない広さと解像度のダークマター地図

国立天文台、東京大学などの研究チームは、すばる望遠鏡搭載の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)を用いた大規模探査観測データから、重力レンズ効果の解析に基づく史上最高の広さと解像度を持つダークマターの「地図」を作成しました。この「地図」からダークマターの塊の数を調べたところ、最も単純な加速膨張宇宙モデルでは説明できない可能性があることがわかりました。加速膨張宇宙の謎を解き明かす上で新たな知見をもたらす成果です。

この記事はスバル望遠鏡と国立天文台の両方に記事が掲載されています。ここでは簡明で分かり易い国立天文台の記事を引用していますが、詳しくは 「すばる望遠鏡」 の記事をご覧ください。

国立天文台
3月5日(月)
うみへび座TW星を取り巻く塵の円盤

年齢およそ1000万歳の若い星、うみへび座TW星を取り巻く塵(ちり)の円盤をアルマ望遠鏡が高解像度で捉えました。地球から175光年の距離にあるこの星は、惑星が誕生しつつある星としては地球に最も近い天体のひとつです。円盤に刻まれた2本の暗い隙間は、中心星からの距離が、それぞれ天王星軌道(20天文単位)と冥王星軌道(40天文単位)とほぼ同じです。中心星の近くを拡大してみると、地球軌道と同程度、1天文単位の半径を持つ隙間も見つかりました。これほど中心星に近い位置での惑星形成の現場が見えたのは初めてのことで、太陽系に似た惑星系の形成を理解するための大きな一歩と言えます。
星・惑星形成の研究者の間では「超有名天体」であるうみへび座TW星。この星を取り巻く円盤の構造やそこでの惑星形成の様子を知ろうと、これまで様々なアプローチで研究が進められてきました。だからこそ「その場で見てきたかのような」画像がアルマ望遠鏡から公開されたときには、相当な衝撃が走りました。(以下略)

大判はイメージをクリック。詳細は右のリンクから。

国立天文台
今週の一枚
3月4日(日)
「お休み」を言う

「国際宇宙ステーションからお休みなさい。DC、ニューヨーク、トロント、クリーブランド、及び周辺エリア!」
NASAの宇宙飛行士マーク・バンデ・ハイからのこのメモは視覚的には驚くべきものかもしれないが、毎日16回の日の出と日没を迎える国際宇宙ステーションでは当たり前の出来事である。

大判はイメージをクリック。マーク・バンデ・ハイは2018年2月28日水曜日に帰還した宇宙飛行士の一人です。この記事は1月下旬に掲載されたものです。原版は こちら からご覧ください。

Expedition 54
3月3日(土)
雪に閉ざされたイタリア

イタリアはいつもは比較的暖かいが、今週、東からの獣(Beast from the East)と呼ばれる、一時的な寒波の襲来の犠牲になった。シベリアからの風で運ばれた氷点下の気温がヨーロッパの多くに雪をもたらし、広範囲にわたる混乱を引き起こした。2月27日にコペルニクス・センチネル3A衛星によって捕えられたこのイメージが示すように、ヨーロッパの南のイタリアでも免れ得なかった。イメージの右下のローマの気温は通常は摂氏6度と14度の間にあるが、今週、夜の間にマイナス5度になり、この6年で初めての降雪に遭遇した。ナポリもまたこの数十年で最も激しい降雪を得た。

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Space in Image (ESA)
3月2日(金)
    遠征54トリオが乗ったソユーズ地球へ帰る

    2018年2月28日水曜日に、カザフスタンのジェズカズガンの近くに遠征54クルーメンバー ロシアの宇宙飛行士アレキサンダ・ミサーキン、NASAのジョー・アカバとマーク・バンデ・ハイとともに着陸するソユーズ MS-06 宇宙船が見られる。アカバ、バンデ・ハイ、ミサーキンは、国際宇宙ステーションの遠征53/54クルーのメンバーとして寄与した宇宙での168日後に戻っている。

    大判はイメージをクリック。ソユーズは現地時間2月28日水曜日午前8時31分に凍てついた荒野に着地した。右の写真は宇宙船から引き出された後直ちに覆われるクルー。

Expedition 54
3月1日(木)
アポロ17号VIPサイトの立体写真

赤・青の眼鏡を取り出して、トーラス・リトローの谷からの、この月のステレオの光景をチェックしよう! このカラー立体写真では、手前にアポロ17号の月面車の詳細な3Dの視界を、その後ろに月着陸船と遠い月の丘が横たわっている。この世界では、ローバーのTVカメラを通して離陸する月着陸船の上昇ステージを見ることができるので、この駐車の場所はまた VIP サイトとして知られている。1972年12月に、アポロ17号宇宙飛行士達ユージン・サーナンとハリソン・シュミットは、同僚ロナルド・エヴァンズが頭上を周る間に、月で約75時間を過ごした。クルーは、他の月面着陸サイトのどれよりも多い、110キログラムの岩と土のサンプルを持帰った。サーナンとシュミットは、依然として、月の上に歩いた(またはドライブした)最後の人達である。

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Astronomy Picture of the Day