このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
5月1日(月)
渦巻銀河 NGC 2403

きりん座方向、およそ980万光年の距離にある渦巻銀河NGC 2403の姿です。夜空では、天の北極に比較的近く、おおぐま座の熊の頭上付近に位置する銀河です。多くの渦巻銀河には、中心部に明るく特徴的な突出部“バルジ”が存在しますが、この銀河のバルジはあまり目立たず、まるい形ではなくやや伸びた形にも見えます。このバルジが細長く棒状になっている銀河を「棒渦巻銀河」と呼びますが、NGC 2403は「渦巻銀河」と「棒渦巻銀河」の中間タイプとして分類されています。
大量の水素ガスを抱く銀河: 円盤の中ではたくさんの赤い色の星雲(水素電離領域)が目立ち、また、渦巻きの腕には青く輝く若い星が数多く見られることから、渦巻きの円盤の中で星形成が活発におこなわれていることが分かります。また、腕に沿って星間塵(じん)が作る暗黒帯も多く見られ、星を作る材料となる中性水素ガスが大量に存在することが考えられます。すばる望遠鏡の主焦点カメラSuprime-Cam(シュプリーム・カム)で捉えたNGC 2403の全容からは、このような銀河の特徴の詳細が浮かび上がってきます。

国立天文台
今週の一枚
4月30日(日)
日没にシグナス宇宙船が宇宙ステーションに接近する

2017年4月22日土曜日、ヨーロッパ宇宙機関の遠征51トーマス・ペスケは、国際宇宙ステーションに接近するオービタルATKのシグナス宇宙船を撮った。シグナスは、米国東部夏時間土曜日午前6時5分(日本時間4月22日土曜日午後7時5分)に、ペスケと指揮官ペギー・ホイットソンによって、ステーションのロボットアーム Canadarm2 を使って捕えられた。この宇宙船の到着は、遠征51と52をサポートする、調査機器と補充用品の 7,600 ポンド(3,400キログラム)超を運んだ。

Commercial Resupply
4月29日(土)
リングの間の地球

NASAのカッシーニ宇宙船からのこの視界は、土星の氷のリングの間の光の点の惑星地球を示している。宇宙船は日本時間4月13日午前2時41分にこの視界を捕えた。このイメージがとられたとき、カッシーニは、地球から14億キロメートル離れていた。イメージで見るには小さ過ぎるが、その時カッシーニに向いている地球の部分は南大西洋であった。地球の月が左側に見える。リングはキーラーとエンケギャップを持つAリング(上)と、Fリング(下)である。この観測の間、土星のディスクが太陽を遮断した。土星から見た地球その他の内部太陽系の惑星は容易に捕えられるが、ミッションの間のこれらの機会はやや稀であった。ここではFリングが特に明るく見える。

左のイメージは地球と月を強調した一部分です。強く処理を加えています。全体は大判をご覧ください。土星がいかに遠いか、地球と月が案外離れていることなどが見て取れます。

Saturn
4月28日(金)
グランド・フィナーレ・アニメーション

NASAのカッシーニ宇宙船は、そのミッションの最終章として、土星とそのリングの間に飛び込む。この360度のビデオの中で、この未踏のギャップを通して22回の予定されたダイビングの一回を行い、毎時何万キロメートルで宇宙船とともに旅することができる。カッシーニのグランドフィナーレの最初のダイビングは2017年4月26日に行われ、新しいダイビングは週にほぼ一回行われる。

グランド・フィナーレの全容解説アニメーションは こちら(英語解説) から。

カッシーニとの通信は日本時間4月27日(木)午後3時50分ごろ回復予定。詳細は 「アストロトッピクス」 から。

Cassini
4月27日(木)
ガイアの空のスキャン

これは、2014年7月と2015年9月の最初の14ヵ月間に、ヨーロッパ宇宙機関のガイア衛星が、どのように空を探査したかを示している。卵形は天球を表し、青は、その期間に、その領域が頻繁に調査された程度を示している。この衛星は、各約6時間で終わる、空を大きな円でスキャンする。これらの最初の14ヵ月は、これまでで最大の全天調査、10億以上の星の明るさと正確な位置の、 最初のカタログ を提供した。
その5年のミッションで、ガイアは、ミルキーウェイの最も正確な3Dをつくり、その構造、起源、進化に関する疑問に答えるために、先例のない正確さで位置と動きを測定し、我々の銀河とローカル銀河の領域における10億の星達を探査するだろう。ガイアがどのように空を探査するかを示す アニメーション を見よう。

Space in Images (ESA)
4月26日(水)
トランプ大統領、ホイットソンの記録破りを祝う

遠征51指揮官ペギー・ホイットソンは、日本時間月曜日午後2時27分に、宇宙飛行士ジェフェリー・ウィリアムズの女性としての宇宙滞在記録を超えた。ドナルド・トランプ大統領は、月曜日の朝、宇宙飛行士ケイト・ルビンス、長女イヴァンカ・トランプとともに、ワシントンのホワイトハウス大統領執務室から国際宇宙ステーションを呼び出し、ホィットソンの記録破りの経歴を祝った。ホィットソンとNASAの宇宙飛行士ジャック・フィッシャーは、2030年代に火星に行くNASAの宇宙での調査とその計画について話した。

写真は中継放送から録画。クリックして大判参照。右が長女イヴァンカ氏。差し込みは宇宙船内のホイットソンとフィッシャー。無重力のため体の保持が難しいとは言え、大統領と話すフィッシャーの姿勢は如何にもアメリカらしい。大統領の発言はほぼメモされていた。

オリジナル
4月25日(火)
小惑星 2014 JO25

最接近の前日、小惑星 2014 JO25 が、カリフォルニアのNASAのゴールドストーン深宇宙通信施設の70メートルアンテナのレーダーイメージで撮られた。左上から30のこのレーダーイメージは、5時間毎に約1回転する小惑星の2つのこぶの形を明らかにしている。最大のこぶは差渡し約610メートルである。危険な小惑星のリストにあるこの宇宙の岩は、4月19日に地球に接近し、地球と月の距離の4倍の、180万キロメートルを通過した。この小惑星は小型の望遠鏡でもかすかに見えた。この小惑星は、NASAの近地球天体観測プロジェクト、カタリーナ全空調査の A. D. Grauer によって、2014年5月に発見された。

大判は こちら から。この小惑星の接近は「今後数カ月間に予想される出来事」でもお知らせしたものです。なお、小惑星の接近通過は、これまで地球と月の間でも多数あり、これに比してこの岩に関する危険度はあまり高くないと考えられますが、600メートル台という大きさが問題と言えます。

Astronomy Picture of the Day
4月24日(月)
カッシーニ、土星でのグランドフィナーレに向かう

土星のリングは無数の小さな氷の塊や岩などからなっています。カッシーニは、これまで、これらとの衝突を避けて、リングから離れてまたリングと並行した軌道をとってきました。しかしながら終盤も近づき、カッシーニは、4月22日のタイタンへのフライバイを機に、図のように、リングとクロスする軌道に変更して、最も外側のFリングの外を通る軌道を一回、その後は最も土星に近いリングと土星との間を通過して、これまで調査できなかったリングの粒の詳細や、土星の大気などを調査し、最終的には、衛星などに(地球の)生物の痕跡を残さないように、土星に飛び込んでミッションを終える予定です。 以下、特集を編集して、9月のミッション終了まで、これまでの主な活動や発見を振り返ります。 特集:カッシーニ、グランドフィナーレに向かう から。

オリジナル
4月23日(日)
宇宙から見た夜の地球

このビデオで使った全てのイメージは、国際宇宙ステーションの遠征29の宇宙飛行士達、指揮官マイク・フォッサム、ダン・バーバンク、古川聡、セルゲイ・ウォルコフ、アニトリ・イヴァニシン、アントン・シュカプレロフによってとられた。国際宇宙ステーションの高度は地球表面から約350キロメートルである。ビデオは こちら から。

sebastiansz
4月22日(土)
遠征51、国際宇宙ステーションへ打上

日本時間2017年4月20日木曜日午後4時13分に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから、国際宇宙ステーションで4ヵ月半のミッションを始めるNASAの宇宙飛行士ジャック・フィッシャーとロシア連邦宇宙局の宇宙飛行士フョドール・ユーチキンを軌道に運ぶソユーズ MS-04 ロケットが打上げられた。6時間のフライトの後、彼らのソユーズは日本時間4月20日木曜日午後10時18分に国際宇宙ステーションに到着し、遠征51に加わった。遠征51クルーメンバーは、軌道で約250の科学調査を行うだろう。

Space station
4月21日(金)
ブラックホール撮影に挑む

天文学者たちは現在、天の川銀河の中心にあるブラックホールの「影」を初めて捉えるという難題に挑んでいます。この人類未踏の挑戦について紹介する特集記事は、そもそもブラックホールとは何なのか、というところを紹介します。
ブラックホールは、宇宙で最も魅惑的な天体といってもいいかもしれません。 ブラックホールは、原理的には、非常に狭い空間に大量の物質をこれ以上ないほどぎゅうぎゅうに詰め込んだ天体です。このため、非常に強力な重力を持ちます。「これ以上近づくとブラックホールから出てこられない」という境界を、「事象の地平線(あるいは、事象の地平面)」と呼びます。これより内側に入ってしまったら、ブラックホールの強大な重力によって光ですら出てくることができません。

以下の解説は右のリンクから。

国立天文台
4月20日(木)
すれ違う銀河に現れた目玉模様

すれ違うように通り過ぎようとしているペアの銀河IC 2163(左)とNGC 2207(右)を、アルマ望遠鏡(オレンジ)とハッブル宇宙望遠鏡(青)で撮影した画像です。アルマ望遠鏡では星の材料となるガスの分布が詳細に描き出されており、IC 2163には目玉のような模様が浮かび上がりました。宇宙に数多く存在する銀河は、互いに衝突することによって成長してきたと考えられています。今回観測されたIC 2163とNGC 2207も、やがて合体してひとつの銀河になることでしょう。今回観測された画像では銀河の渦巻きの形は大きく崩れていないように見えますが、実際は互いの重力によって影響を及ぼしあっています。アルマ望遠鏡で観測した電波を詳しく分析することで、IC 2163に流れ込むガスの動きを明らかにすることができます。銀河が衝突する時にガスがどのように運動し、それが将来の大規模な星形成活動にどのようにつながるのか、銀河の将来を占う上でも重要な情報をこの画像は伝えてくれるのです。

国立天文台
今週の一枚
4月19日(水)
夜の灯(night light)

NASAの科学者達は地球の夜の新しい広域なマップを公開した。しばしば「夜の灯(night lights)」と呼ばれる夜の地球の衛星画像は、大衆の好奇心と少なくとも25年間の基本的な調査のツールであった。彼らは、人間がこの惑星をどのように形づくり暗闇を照らしてきたかを示す、広域な美しい写真を提供した。2011年のNASA-NOAAスウオミ米国極周回パートナーシップ(Suomi-NPP)衛星の打上と、NASAのゴダード宇宙飛行センターの2012地球の夜のマップの発表以来、NASAのゴダード宇宙飛行センターの研究者達は、夜の灯のデータを分析し、それらのデータを明瞭に、正確に、利用し易くするために、新しいソフトウェアとアルゴリズムを開発してきた。このイメージは、2016年に観測された、地球の夜の灯を示している。
・・・・・・・以上解説は要点のみ。イメージはアジア。

ヨーロッパ1、   ヨーロッパ2、   アジア、   世界 ・・・・・・ サイズは大型です。
Night Light Maps

April 13, 2017

4月18日(火)
ロケット打上の世界で初めての360度ビデオを見よう

NASAは、世界で初めての、ロケット打上の360度のライブを放送するだろう。この国際宇宙ステーションへの貨物補給ミッション打上のライブ360ストリームは、打上10分前に始まるNASAテレビ YouTube チャンネル で見られるだろう。オービタルATKシグナス宇宙船は、軌道の研究室へ 3,400 キログラム以上の科学調査、クルー補充用品、ハードウェアを運ぶ。打上は日本時間4月19日水曜日午前0時11分に開く30分の打上時間帯が目標にされている。360度で見るには、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の打上複合施設41周辺の360度の視界を、マウスを使って、上下、前後に動かす。スマートフォンで打上を見るには YouTube アプリを使うことができる。 バーチャルリアリティヘッドセットを持つ人々は、あたかも実際に打上台に立っているかのような視界を体験することができるだろう。バーチャルリアリティと360度の技術の普遍性が増す中で、360度ライブ技術は最近出現した新しい可能性である。一般的な最小限の視聴距離は打上台から数キロメートル離れているが、このライブ360ストリームによって、視聴者は、打上台の目の視界を得ることができる。

視聴は 「トップニュース」 から。

Commercial Resupply
4月17日(月)
へびつかい座ゼータ星:走り去る星

宇宙の海をかき分けて進む船のように、走り去る星へびつかい座ゼータ星(Zeta Ophiuchi または Zeta Oph)が、この衝撃的な赤外線のポートレートの中の星間の弧、船首の波または衝撃波をつくり出している。この疑似カラーの視界に、太陽より約20倍大きな星、青い Zeta Oph がフレームの中央近くに横たわり、秒速24キロメートルで左に進んでいる。強い星の風が先行し、星間のダストの素材を圧縮し熱して、曲がった衝撃波の前面を形成している。 Zeta Oph は、恐らく、以前はバイナリ星システムのメンバーであり、そのコンパニオンの星はより大きく、それゆえに短命であった。コンパニオンが破滅的に質量を失ない超新星として爆発したとき Zeta Oph はシステムから投げ出された。約460光年にある Zeta Oph は太陽より 65,000 倍明るく、もしそれがダストで覆われていなければ、空で明るい星の一つであるだろう。このイメージは、Zeta Oph の推定される距離で、約 1.5 度または12光年に広がっている。

Astronomy Picture of the Day
4月16日(日)
ソーラーアレイ

国際宇宙ステーションが、アルゼンチンとアンデス山脈の南を示す、南アメリカを通過している。この国際宇宙ステーションのソーラーアレイのイメージは、遠征50の宇宙飛行士達によってとられた。

Expedition 50
4月15日(土)
オーロラの宇宙ステーションの視界

ヨーロッパ宇宙機関の遠征50トーマス・ペスケは、2017年3月27日に、国際宇宙ステーションの有利な視点から、明るく輝くオーロラを撮った。ペスケは書いた「最近の夜の視界は単純に壮大だった。僅かな雲、強烈なオーロラ。私は、窓から目をそらすことができない。」
オーロラのダンスの光は、衝撃的な視界を提供するが、また、太陽から入って来るエネルギーや粒子を研究する科学者達の想像力をも捕える。オーロラは、太陽風と呼ばれる安定した流れと、コロナ質量放出(CMEs)として知られる巨大な爆発の二つによって太陽から外へ流れる、そのようなエネルギーに満ちた粒子の一つ影響である。

Space station
4月14日(金)
センチネル1、モコアの地滑りを見る

センチネル1号のレーダーの、2017年4月1日の、コロンビアのモコア(Mocoa)の泥流の前後が、災害の動きの広がりを示している。豪雨によって引き起こされた地滑りは、山脈の頂上で最も大きな動き(赤)を引き起こした。それは、続いて、モコア(緑)の街に泥流を押し流し、近くの川を横断した。雲、雨、暗闇を通して見るセンチネル1のレーダーの能力は、特に頻繁に雲で覆われるエリアを監視するのに役立つ。洪水、地滑りまたは地震のような出来事の前後に得られるイメージは、被災地の広さの情報を提供し、資産と環境への損害の評価をサポートする。3月20日と4月1日のスキャンからのセンチネル1データが、センチネル1レーダーイメージに重ねられた。センチネル1は、ヨーロッパのコペルニクス環境監視計画の、二つの衛星によるミッションである。

Sentinel-1
4月13日(木)
人知れずこそ 咲き狂へしか

春、日本列島を渡っていく桜前線は国立天文台三鷹キャンパスも染め上げていきます。目の前に差し伸べられた枝の先まで花房で埋め尽くされて、爛漫(らんまん)。見渡せば一周をぐるりと囲んで咲き狂う桜のただ中で、太陽フレア望遠鏡がかすみがちな春の空の太陽を、飽くことなく見つめています。見学コースからは外れ、研究棟からも離れているために人の往来の無い、ひそやかな桜の園は、三鷹キャンパスが現役の観測施設として天体と向き合っている最前線でもあるのです。国立天文台三鷹キャンパス北西の一角では、太陽フレア望遠鏡や黒点望遠鏡などの装置を設置し、観測研究を常時行っています。画像中手前に見える太陽フレア望遠鏡は、赤外線偏光、可視光線、水素のHα線によって、太陽表面の磁場分布やガスの流れ、黒点の変化やフレアの観測を行い、長期間にわたる太陽活動の解明を目指しています。

天文の話は一休み。国立天文台三鷹の桜、イメージをクリックして画面を動かして楽しもう。

国立天文台
今週の一枚
4月12日(水)
遠征50ソユーズ MS-02 着陸

NASA遠征50指揮官シェーン・キンブロー、ロシア連邦宇宙局のアンドレイ・ボリセンコ、セルゲイ・リジコフを乗せたソユーズ MS-02 宇宙船が、2017年4月10日月曜日に、カザフスタンのジェズカズガンの町の近くに着陸するのが見られる。彼らは、国際宇宙ステーションの遠征49・50クルーメンバーとして、宇宙で173日を過ごした。

Expedition 50
4月11日(火)
NGC 602 とその彼方

約20万光年の距離の衛星銀河、小マゼラン雲の周辺近くに、500万年の若い星の集団 NGC 602 が横たわっている。星誕生のガスとダストによって囲まれた NGC 602 が、チャンドラによるX線の、またスピッツアによる赤外線のイメージによって強化されて、この領域の衝撃的なハッブルイメージにとられている。ファンタスティックな隆起と吹き戻された形は、ダストの素材を浸食し集団の中央から動く、星形成の進行を起動させる NGC 602 の大規模な若い星達からのエネルギーに満ちた放射と衝撃波を強く示唆している。小マゼラン雲の推定される距離でのこの写真は幅約200光年に及ぶが、この鋭い多色の視界には、また、背景の銀河達の各種の取り合わせが見えている。背景の銀河達は NGC 602 の向こう更に数億光年にある。

Astronomy Picture of the Day
4月10日(月)
カッシーニからの赤外線の土星

土星の多くの詳細が赤外線光によって鮮明に現れている。雲の帯は長く伸びる嵐を含む大きな構造を示している。赤外線における驚異は、また、土星の北極を囲む変わった六角形の雲のパターンである。暗い「六角形」のそれぞれの側は大雑把に地球の幅である。この「六角形」の存在は予測されず、また、その起源と安定の可能性は研究上の話題として残されている。土星の有名なリングが惑星を囲み、赤道の下に影を投げている。このイメージは、2014年に、ロボットカッシーニ宇宙船によっていくつかの赤外線カラーでとられたが、最近まで処理されなかった。今年9月、宇宙船がリングの巨人に急降下するように指示されるとき、カッシーニのミッションは劇的な終結に至るだろう。

Astronomy Picture of the Day
4月9日(日)

NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローとペギー・ホイットソンは、3月30日に、7時間の船外活動で国際宇宙ステーションの外に挑戦した。この作業には、ドッキングポートを保護する米国のトランキリティモジュールの四つの熱シールドの設置が含まれていた。不幸なことに、船外活動の間に一つシールドが失われた。この失われたシールドはステーションの前方のある距離にあり、双眼鏡を通して地球からも見られた。 ----- 4月3日の夕方、オランダの Marco Langbroek は、キヤノン EOS 60D DSLR カメラと Samyang 1.4/85 mm レンズを使って、夜空のシールドの通過を撮った。一連の写真からのこのイメージに、左のイメージにこのシールドが微かな薄い筋として、その1分後の右のイメージにステーション自身が太い筋として続いている。このシールドは約 1.5×0.6 メートルであり、数ヵ月内に軌道から落下して大気で燃え尽きると予測されている。(ビデオは こちら から。)
宇宙には1~10センチの破片が約 750,000 周っており、何時か、これらの何れかが衛星に損害を与えるかもしれない。今月遅く、ヨーロッパ宇宙機関は、この話題の世界最大の集会、宇宙ゴミに関する7回目のヨーロッパの会議を開くだろう。
Space in Image (ESA)
4月8日(土)
2017年2月25日の木星

太陽の反対側に巨大な惑星を置いて、4月7日(日本時間4月8日)に地球は太陽と木星の間を通過しようとしている。この出来事は天文学者達によって「衝(しょう)」と呼ばれ概ね13ヵ月ごとに起きる。これは、約5倍遠いほぼ12年の軌道を周る木星と比較した、地球が太陽の周りを旅するのに掛かる時間である。ほぼ同じ時に、木星は地球から6億 6600 万キロメートルに最接近し、その年の他のときより比較的明るく大きく見える。木星は夕方の空で全ての星より明るく輝き、日の出前の金星は2番目に明るい。良い双眼鏡では、木星の四つの大きな衛星、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを明らかにするだろう。この衝撃的な視界は、今年2月25日に天文学者 Damian Peach によってとられた。中央左に木星の「大赤斑」を、オーバルBA(Oval BA)として知られるはるかに若い「赤斑ジュニア」を右下に見ることができる。大赤斑は300年以上支配的であり地球より広大である。このイメージは、混沌とした雲の構成である木星の乱れた大気にも焦点を当てている。(以下 略)
Space in Image (ESA)
4月7日(金)
67Pの立体画像

赤/青の眼鏡を取り出して、チュリュモフ-ゲラシメンコ(彗星67P)の表面を通して凝視しよう。このステレオ立体写真は、2014年9月22日にとられたロゼッタ宇宙船の狭角オシリス(OSIRIS)カメラからの二つのイメージを結合することによってつくられた。くっきりしたギザギザの3Dの光景が、彗星の二重のロブの核のセス(Seth)領域に沿って発見される。それは幅約 985 × 820 メートル、円形の隆起、窪地、また巨礫と破片がばらまかれた平らになったエリアによって凹凸をつけられている。手前の大きな急峻な壁の円形の穴は直径 180 メートルである。彗星へのロゼッタのミッションは、宇宙船が彗星の地表に制御された衝突を命じられた2016年9月に終わった。
Astronomy Picture of the Day
4月6日(木)
センチネル2B、離陸の準備

このコマ落としビデオ(注:イメージをクリック)は、2017年3月7日の、仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートからの、ベガ打上機(フライトVV09)の最終準備から離陸までの、センチネル2B衛星を示している。センチネル2Bは、ヨーロッパのコペルニクス環境監視計画の、センチネル2ミッションの二回目の衛星である。センチネル2Aと2Bの二つの衛星編隊として設計され、センチネル2ミッションは、我々の陸地と植物の新しい視点のための、革新的な広い帯の、13スペクトル帯を持つ高解像度多スペクトル画像装置を運んでいる。この情報は、農業および林業のために、また、食糧の安全保障を管理するのを促進するために使われる。それはまた、湖や近海の汚染に関する情報をも提供する。洪水、火山の爆発、地滑りなどのイメージは、災害マッピングに貢献し、人道援助活動を支援する。
Space in Images (ESA)
4月5日(水)
エクソマーズ・ローバー

ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ・ローバー(手前)とロシアの静止地表科学プラットホーム(背景)は、2020年7月に打上、2021年3月に火星に到着する計画である。今火星にあるガス追跡軌道船(TGO)は、自身の科学ミッションに加えて中継局の働きをする。ローバーの着陸地点の選択は厳しく長いプロセスである。科学的な興味とともに安全確実でなければならない。ローバーは、図の正面の濃い灰色のボックス、2メートルの深さからサンプルを抽出できるドリルを持っている。火星の現在の地表は、厳しい太陽と宇宙放射線による生物にとっては敵対的な場所であり、ローバーは、地下を捜すことによって保存された証拠を発見する、より多くの可能性が期待される。主着陸地点とバックアップ地点の確認は、打上約1年前くらいに決まるだろう。 ----- 以上要点のみ。

2016年の着陸実験機スキアパレリは地表に激突して失敗しています。

Space in Images (ESA)
4月4日(水)
3Dプリントされた火星のダスト

これらの小規模の構造物は、いつか赤い惑星その他の惑星に構築する、現地の素材を使う実現可能性を調査するためにシミュレートされた、火星のダストの3Dプリントである。既知の火星の組成と土の特徴にマッチさせるために慎重な処理を経た火山の土「JSC-Mars-1A」からつくられた、入植者によって必要とされるかもしれないデザインの例としてミニチュアのイグルーとコーナーの壁が、製造された。

イグルー: 氷雪のかたまりで造るイヌイットの冬の住居; 現在居住用に用いられることは少ない

この素材は、つなぎ材として機能するインクとしてリン酸と混ぜられ、後に、ノズルを通して押し出され、連続した層に積み上げられた。その硬化した結果は、この技術が、目的地に依存しない様々な惑星の天体での、ハードウェアや構造体の製造の可能性を持っていることを実証している。

Space in Images (ESA)
4月3日(月)
ハッブルからのコーン星雲

コーン星雲と呼ばれる巨大なダストの柱に星達が生まれている。ガスとダストの出生の雲が新生の星からのエネルギーに満ちた風によって打たれている星の託児所には、円錐(Cones)、柱(pillars)、壮大な流れる形(majestic flowing shapes)がたくさん存在している。良く知られた例コーン星雲は、明るい銀河の星形成領域 NGC 2264 の中に横たわっている。このコーンが、地球軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡からのいくつかの観測の、このクローズアップの合成写真に先例のない詳細で捕えられた。いっかくじゅう座の約 2,500 光年にあるコーン星雲は、長さ約7光年、コーンの鈍い頭を囲むここに描かれている領域は差渡し僅か 2.5 光年である。我々の銀河の首におけるその距離は、我々の太陽から最も近い星の隣人アルファケンタウリ星システムへの半分超である。1997年にハッブルの赤外線カメラで見られた大規模な星 NGC 2264 IRS が、恐らくコーン星雲を侵食している風の源であり、イメージのトップの外れに横たわっている。コーン星雲の赤いベールは輝く水素ガスによってつくられている。
Astronomy Picture of the Day
4月2日(日)
国際宇宙ステーションからの長い露出

ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、プロキシマミッションのために国際宇宙ステーションで6ヵ月を過ごしている。彼の自由な時間には、多くの宇宙飛行士達と同様に、彼はキューポラの窓の外を見て、彼のソーシャルメディアチャンネルで共有する写真をとり楽しんでいる。これは、NASAの宇宙飛行士ドン・ペティットを記念してトーマスによって捕えられた地球の30秒露出である。ドン・ペティットはステーションからとられる彼の多くの写真の技術を完全にした。
Space in Images (ESA)