このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

コロナウィルスに伴って、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。しばらく、これまでに掲載できなかった記事、ウィルス感染に無関係な宇宙ステーションからの記事、アポロ等歴史的な記事を中心に掲載します。

掲載日とイメージ解            説出 典
7月3日(金)
棒渦巻銀河 NGC 1300

大きな、美しい、棒渦巻銀河 NGC 1300 は、エリダヌス座の約 7000 万光年に横たわっている。素晴らしい島宇宙のこのハッブル宇宙望遠鏡の合成写真の視界は、完全な銀河の作品の、これまでで最大のハッブルイメージの一つである。 NGC 1300 は幅 100,000 光年以上に及び、このハッブルイメージは、この銀河の優位な中央のバー(棒)と、堂々とした渦巻の腕の、驚くような詳細を明らかにしている。実際に、詳細な調査では、この古典的な棒渦巻自体の核は、径約 3,000 光年の渦巻構造の、注目に値する領域を示している。我々のミルキーウェイを含む他の渦巻銀河のように、 NGC 1300 は、中央に超巨大なブラックホールを持つと考えられている。

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Astronomy Picture of the Day
7月2日(木)
ローターカム・インパクトクレータ

小惑星の日(Asteroid Day)に、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションは、ナミビアのローターカム(Roter Kamm)インパクトクレータに我々を連れて行った。クレータの輪郭の円の形がイメージの左の中央下に見ることができる。このイメージのフル解像度は10メートルである。ローターカムインパクトクレータは、ナミビア南西のナミブ砂漠のダイヤモンド鉱山エリア、 Tsau Khaeb 国立公園にある。地質学者によれば、このクレータは約500万年前に地球と衝突した大きな船ほどの大きさの隕石の衝突によってつくられた。それは、周囲の平原の上にそびえるほぼ40~90メートルの縁と共に、さび色の赤い砂丘の中にはっきり見えている。そのフロアは、厚さ少なくとも100メートルの砂の堆積によって覆われている。
隕石や小惑星は、我々の世界に数百万の傷跡を残したインパクトクレータに見られるように、地球の発展に影響を与えてきた。毎年6月30日には、世界的に認められている小惑星の日(Asteroid Day)が小惑星への意識と、地球への衝突の可能性から保護するために何ができるかを喚起させる。この日は、近年の最も有害な既知の小惑星として知られる、1908年6月30日にシベリアに起きたツングスカの記念日にあたる。(以下略)

大判はイメージをクリック。最高解像度のイメージは こちら(1.58 MB) から。

Sentinel-2
7月1日(水)
作業場所からの宇宙飛行士の視界

2020年6月26日(金)、宇宙歩行者達ボブ・ベンケンとクリス・キャッシディは、国際宇宙ステーションの右舷トラス(S6)の遠い側の二つのパワー・チャンネルの一つのバッテリを交換するための、予定された二回の船外活動の初回を終えた。ベンケンはツィッターにこのイメージを投稿して言った。「昨日、国際宇宙ステーションの作業場所からのこのショットを撮った。「スペースX」のクルードラゴンと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の HTV (「こうのとり」)がはっきりと見える。働いている間の視界も悪くない・・・。」 船外活動の間、ベンケンとキャシディーは、右舷6トラス(S6)の二つのパワー・チャンネルの一つの、六つの古いニッケル水素バッテリの五つを取り外し、三つの新しいリチウムイオン電池の二つを設置し、新しいバッテリの電力回路を完成させるための三つの関連するアダプタ・プレートの二つを設置した。ミッション・コントロールは二つの新しいバッテリは良好に働いていると報告した。

広範囲の光景を提供するためにイメージは右に回転し、また大判には機器名を表示しています。原版は こちら から。なお、関連する船外活動は7月1日ほか、更に2回計画されています。

Space station
6月30日(火)
日本とカナダの宇宙ステーション構成要素

国際宇宙ステーションのトラス構造の左舷からのこの斜めの図は、軌道を周っている研究室に対する日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)とカナダ宇宙局(CSA)の貢献を示している。「きぼう」研究室モジュール、H-II運搬船9号(HTV-9)補給船、 Canadarm2ロボットアーム が、この写真の大部分を占めている。

大判はイメージをクリック。国際宇宙ステーションでは、明日7月1日、旧来のニッケル水素電池をリチュームイオン電池に交換する、今回2回目の船外活動が行われます。 6月28日の記事 参照。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
6月29日(月)
グランド・フィナーレ:カッシーニの最後のダイブ

このイラストレーションは、そのミッションのグランド・フィナーレの一部として、NASAのカッシーニ宇宙船からのその最終的なダイビングの間の、土星とその最も内側のリングの間の視界を描いている。カッシーニは、2017年9月15日に最終的に土星に飛び込みそのミッションを終える前に、リングと惑星の間を22回周回した。

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Cassini
6月28日(日)
太平洋上の国際宇宙ステーション

ハワイの西の太平洋上で、国際宇宙ステーションのメインソーラーアレイが見られる。

イメージは右に90度回転しています。原版は右のリンクから。メインソーラーアレイは一昨日の国際宇宙ステーションの構成図から。
6月26日、国際宇宙ステーションでは、古いニッケル水素電池をより効率の良いリチュームイオン電池に交換する作業が行われました。このリチュウームイオン電池は、唯一重量物を運搬可能な日本の「こうのとり」の露出部分に搭載して運ばれ、地上からのロボットアーム操作で取り出され、設置位置まで運ばれ、宇宙飛行士達の船外活動で最終的な接続や終結作業が行われます。この交換作業は今回の一連の作業で全て完了する予定です。リチュームイオン電池はノーベル化学賞を受賞した旭化成工業の吉野彰氏でも知られた新しい効率の良いバッテリーで、その有用性はここでも生かされています。リチュームイオン電池の概要は こちら から。また、今回の船外活動については 「国際宇宙ステーションは今(6月28日)」 から。

Space station
6月27日(土)
ベトナムの米の野

このコペルニクス・センチネル1号ミッションは、ベトナム南西の主要な米生産地域、メコンデルタの一部を示している。ベトナムでは米は国家食糧安全保障のための戦略的な穀物である。ベトナムは世界の米の5番目に大きな生産地であり、その大部分は、広大な氾濫原でありアジアで最も肥沃な農業地帯の一つ、メコン・デルタで生産される。ここで育った米は、インドとタイに次ぐ、ベトナムを世界の3番目に大きな米の輸出国にしている。コペルニクス・センチネル1号ミッションからレーダーイメージは、また、米の生育の進み方を監視し、また図化することができる。

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Copernicus Sentinel-1
6月26日(金)
2020国際宇宙ステーション構成

2020年の国際宇宙ステーション構成。

この記事は昨日、2020年6月25日に掲載されたものです。大判はイメージをクリック。
国際宇宙ステーションでは今夜、日本時間6月26日午後8時35分から、これまでに日本の「こうのとり」によって運ばれた、より効率の良いリチュームイオン電池と、古い電池とを交換する船外活動が行われます。この船外交換作業はこれまでも数回行われており、今回の一連の作業が最後になる予定です。中継放送時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
6月25日(木)
日食、アジアの一部を覆う

国際宇宙ステーションがカザフスタンと中国上空を周っていたとき、この写真で日食がアジア大陸の一部を陰にしている。これは外部高解像度カメラで捕えられた。左手前に日本の H-II 運搬船9号「こうのとり」が見えている。

イメージは陰の部分が際立つように原版に手を加えています。大判はイメージをクリック。

Space station
6月24日(水)
    赤い惑星のホールデンクレータ

    火星の多くは砂とダストによって覆われられているが一部には多くの堆積物の層が見える。このイメージでは、ホールデンクレータ(Holden Crater)の南の砂から現れた絶妙な層が明らかにされている。これらのようなシーケンスは火星の複雑な地質の歴史の窓を提供している。ホールデンクレータは、かつてキュリオシティ(火星科学研究室)の着陸候補エリアであったが、今日でも依然として興味深い選択である。

    大判はイメージをクリック。ホールデンクレータは火星における際立って大きなクレータである。右図はバイキングが見たホールデンクレータ。

Mars Curiosity
6月23日(火)
金星と地球のダンス

金星が地球を通るときは何時も同じ顔を見せる。この注目に値する事実は僅か約50年で知られてきた。以来ずっと電波望遠鏡が金星の濃い雲の下を凝視し、そのゆっくり回転する表面を追うことができた。この接合が金星と地球が最も近くなった今日起きる。この特集のアニメーションは、NASAがダウンロードしたデータに基づく、2010年~2023年の間の太陽、金星、地球の位置を示し、また、模擬の黄色のアームが金星の回転を示すために地面に固定されている。この変わった 1.6 年の共振の理由は、太陽の潮力の影響を驚くほど支配している、地球が金星に持つ重力の影響である。もし、今日、太陽のまぶしい光を通して金星が見られたならば、三日月の非常に僅かな細片を示すだろう。以前には夕方の空に見られたが、明日に始まって、金星は、地球から見たとき、太陽の向こう側の朝の空に現れるだろう。

これは6月3日の記事です。アニメーションはイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
6月22日(月)
タイタンの北の夏

今日の至は、惑星地球の北半球に夏をもたらす。しかし、リングの惑星土星の北の夏至は、3年前の、2017年5月24日であった。ガスの巨人を周回する土星の月タイタンは、地球年で約7年の土星の季節を経験する。地球型惑星水星より大きなタイタンが、その北の夏が始まった約2週後に、このカッシーニ宇宙船のイメージに捕えられた。この近赤外線の視界は、約 507,000 キロメートルの距離から見られた、タイタンの密度の濃い霞んだ大気の中を漂う明るいメタンの雲を見ている。雲の下の暗い炭化水素の湖が、その完全に照らされた北極の近くに広がっている。

大判はイメージをクリック。時差の関係で掲載は必然的に一日遅れます。土星の衛星タイタンは、太陽系で、地球以外に液体の海、川、雨などを持つ唯一の天体です。但しその液体は水ではなく冷たいメタンです。

Astronomy Picture of the Day
6月21日(日)
インド洋上の「南極光」

インド洋上の国際宇宙ステーションの軌道の最南端の点の近くで「南極光(aurora australis)」が描かれる。

大判はイメージをクリック。

Space station
6月20日(土)
    日の出の日食の火のリング

    ほとんどの日の出は月を含まないので、多くの日の出はこのようには見えない。しかしながら、2013年5月10日の朝早く、オーストラリアの西からは、月が、地球と日の出の太陽の間にあった。金環食では、地球から見て、月は、太陽の全てを隠すには遠過ぎ、火のリングの多くを残す。このコマ落しのビデオでは、風変わりな平板に見せる昇る太陽と月を、地球の大気の高い屈折を通した地平線上の食として記録した。このビデオでは、続いて太陽が昇り続けるので、太陽と月は分離し始める。
    今週末、中央アフリカ、アラブ半島から見える、新しい環状日食(金環食)が起こるだろう。また、地球の東半球の多くの、アジアを横断する細い帯では部分日食に出会うことができるだろう。

    動画(Youtube)はイメージをクリック。右図は6月21日日本各地の発生予想時刻。気象は南ほどよく、東北。北海道は見るのは難しいかも知れません。詳細は 「国立天文台」 の記事から。

Astronomy Picture of the Day
6月19日(金)
NASAの次のマーズローバーの打上げ近づく

9回目のNASAの火星訪問者、パーサーバランス(Perseverance)マーズローバーは、7月20日の目標打上日から一か月にある。このローバーのミッションは、過去の火星での微細な生命のサインを探し、ジェゼロクレータ(Jezero Crater)着陸地点の地質を調査し、将来のロボットおよび人間の探査の準備としての技術を実証するだろう。また、ローバーは、将来のミッションによって地球に持帰るための、火星の岩と表土の初めてのサンプルを集めるだろう。マーズ2020ミッションは、NASAが2012年12月にこのプロジェクトを発表した時から、この夏の打上を予定してきた。地球と火星の相対的な位置から打上の機会は26ヵ月ごとにやって来る。もしこの夏に火星に向かうことができなければ、NASAの火星探査計画の長期の目的に深刻な影響を与え、ミッション全体にリスクを増し、このプロジェクトは、再試行のために、2022年9月まで延ばされなければならない。火星のミッションを計画するとき深刻な挑戦はつきものである。この例では、これまでの赤い惑星への最も重い積載物を運ぶ、パラシュート設計の堅実さを確かめる全テストの実行があった。また、これまでに宇宙に運んだ最も複雑で最もクリーンなメカニズム、ローバーのサンプル捕獲システムのパフォーマンスを磨くための広範囲な活動があった。しかしながら、コロナウイルスの世界的流行は、遠隔で行う多くの作業を求める安全予防措置のために、全ての作業者に最大の挑戦をもたらした。
大判はイメージをクリック。パーサーバ/ランス(忍耐の意)の発音に注意。

Perseverance
6月18日(木)
土星のリング、地球と月

3年以上前、一時的に土星が太陽を覆ったとき、ロボット・カッシーニ宇宙船は太陽系の内部の方向を見ることができた。そこには、約14億キロメートル遠くの、まさにピンのような地球と月の光の穴を見られた。イメージの右側には土星のAリングがあり、遠い右に広いエンケギャップがあり、中央に向かって狭いキーラーギャップがある。はるか左には土星の絶えず変化するFリングがある。この視点から見ると、土星のリングを通して見る光の大部分が前方に散乱し、バックライトで照らされて現れている。10年を超える探査と発見の後、カッシーニ宇宙船は2017年に燃料が欠乏し、確実に溶け去るように土星の大気に入るように指示された。

大判はイメージをクリック。大判はイメージを右に90度曲げて拡大し、地球と月を中心にカットしています。

Astronomy Picture of the Day
6月17日(水)
マリネリス峡谷:火星のグランドキャニオン

太陽系最大の峡谷が火星の表面を横断して広い帯で切っている。マリネリス峡谷という名のこの壮大な谷は、長さ 3,000 キロメートル、 幅600キロメートルほど、深さ8キロメートルに及んでいる。比較として、米国アリゾナ州のグランドキャニオンは、長さ800キロメートル、幅30キロメートル、深さ 1.8 キロメートルである。マリネリス峡谷の起源は未知であるが、その主たる仮説は、この惑星が冷えたときの数10億年前に亀裂が始まったというものである。いくつかの地質学的プロセスが峡谷に確認された。この合成は、1970年代にバイキング軌道船によってとられた火星の100を超えるイメージからつくられた。

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Astronomy Picture of the Day
6月16日(火)
干潟星雲の活発な中央

干潟星雲(Lagoon Nebula)の中央は壮観な星形成の一つの嵐である。イメージ中央近くに見られるそれぞれが約半光年の長さの少なくとも二つの長い漏斗形の雲は、極端な星の風と強烈なエネルギーに満ちた星明りによって形づくられてきた。極端に明るい近くの星ハーシェル36がこのエリアを照らしている。ダストの広大な壁が他の熱い若い星達を隠し赤めている。これらの星達からのエネルギーが冷たいダストとガスに押し寄せるので、隣接する領域の大きな温度差が、じょうご型の原因になるかも知れない剪断する風をつくるのだろう。約15光年に及ぶこの写真は、軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡によって検出された二つの色を特徴としている。 M8 とも呼ばれる干潟星雲は、いて座の方向約 5000 光年に横たわっている。

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Astronomy Picture of the Day
6月15日(月)
氷の溶融、地域の淡水の減少を速める

NASAの空の熱帯界面実験装置(ATTREX)によって撮られたノルウェーのスヴァールバル諸島の北極領域の小さな氷河。これは、淡水資源の減少によって氷の消失を速めている七つの領域の一つである。広域な氷の量を占めているこれらの七つの領域では、加速された割合で溶けている。新しい調査は、この速められた溶融割合が何百万人もの人々が依存している淡水資源を減少させている。世界の海のグリーンランドと南極大陸における氷の溶融のインパクトは良く記録されているが、20世紀の海面上昇の最も大きな誘因は氷冠の溶融と他の七つの領域、アラスカ、カナダの北極の群島、南アンデス、アジアの高山、ロシアの北極、アイスランド、ノルウェーのスヴァールバル諸島にある氷河にある五つの北極領域が氷の消失の最も大きな率を占めている。

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Ice
6月14日(日)
「スペースX」デモ2打上

フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aのこのスナップショットでは、雲は白いが空は暗い。この劇的な昼間の空は、部分的に、デジタルカメラの近赤外線の波長で捕えられた白黒の写真によっている。ファルコン9ロケットが低地球軌道に向かってクルードラゴン宇宙船を打ち上げた、米国東部夏時間5月30日土曜日午後3時22分(日本時間5月31日午前4時22分)にとられたこの打上はかなり劇的だった。宇宙飛行士達ロバート・ベンケンとダグラス・ハーレイのクルーは、2011年のスペースシャトル計画の結論以来、米国の宇宙ポートから初めて打上げられた。打上の数分後、ファルコン9第一段はフロリダ海岸沖で根気よく待つ自律宇宙ポートドローン船に戻った。二人の宇宙飛行士達は、彼らの船を、米国東部夏時間5月31日日曜日午前10時16分に、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールに成功裏にドッキングさせた。

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Astronomy Picture of the Day
6月13日(土)
地球規模の大気汚染マップ

コペルニクス・センチネル5P衛星からのデータを使ったこのマップは、14日間の変動する平均を使った二酸化窒素の濃度を示している。このマップは、世界規模での変化を示しているだけでなく、ヨーロッパの都市またはエリアにズームインする可能性も提供している。この平均マップは、また、多くのエリアに見える二酸化窒素濃度の急激な縮減による COVID-19 によるロックダウンの影響を反映している。これらの影響は、今、世界中で容易に見ることができる。我々の大気の二酸化窒素濃度は、大気のガスの残存期間に影響を及ぼす、日光、温度、風などの気象状況変化によって、日々非常に広域に変化する。そのため、全地球の二酸化窒素濃度の正確なマッピングと分析のために、この例では14日間の、相当な期間のデータを分析することが必要になる。二酸化窒素は、電力施設、船、他の産業施設からつくり出され、呼吸系疾患を増し、人間の健康に明らかな影響を与える。大気の質の深刻な懸念から、コペルニクス・センチネル5Pは、2017年に、世界中の大気の汚染物質の量をマップするために打上げられた。(以上、要点のみ)

大判はイメージをクリック。大気中の二酸化窒素濃度は人間の活動を直接反映します。そのためコロナウィルスによる都市などの閉鎖によって、特に武漢を含む中国北部、イタリア北部、フランス、スペイン、インドなど、一時的な急激な減少が見られました。詳細は右のリンクから(英語)。

Sentinel-5P
6月12日(金)
太陽系のポスター

これらのポスターは、人類が、この50年間に、NASAを通して探査した、我々の太陽、惑星水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、木星の月、エウロパ、ガニメデ、カリスト、イオ、土星の月、エンケラドゥス、タイタンなど、多くの所に焦点を当てている。また、冥王星、ケレス、彗星や小惑星のイメージが示され、更に、太陽系をはるかに超えた、六つの深宇宙の光景が顕著に見ることができる。

大判はイメージをクリック。原画は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
6月11日(木)
    日本の HTV-9 補給船

    後ろに小さな月を従えた、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールに取り付けられた日本の補給船、 H-II 運搬船9号(HTV-9)が描かれる。この日本の貨物船に収納されているのは、以前の補給ミッションでステーションに運ばれた HTV-8 貨物パレットである。このパレットには、2019年終わりの一連の船外活動の間にステーションから取り外された、処分する古いニッケル水素バッテリが含まれている。中央上には、ほとんど隠された「スペースX」クルードラゴン船がある。

    大判はイメージをクリック。「HTV-8 貨物パレット」は右の図で確認してください。この場所は宇宙に対して露出された収納庫であり、ここの積載物はロボットアームによって遠隔操作で取り出し、積込みが行われます。現時点では日本の H-II 運搬船が最も重量のある貨物を運ぶことができます。

Space station (flickr)
6月10日(水)
我々の海を見守る

今日は、我々の海の保護と復元、およびその資源を意識させることを目的とした日、「世界海の日(World Oceans Day:6月8日)」---リンク先は英語 である。今日また毎日、地球を観測する衛星が連続的に海を監視し我々の環境を保護している。地球の表面の70%以上を覆う海は、我々の惑星を青い惑星にする。我々の海は、気象に影響し、我々が呼吸する酸素をつくり、輸送の手段、食物や資源の主要な源として用いられている。しかし、それらは、生態系や生物多様性に影響を及ぼす、気象の変化、汚染、海洋酸性化などの強いストレスの下にある。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3ミッションによって捕えられたこのイメージでは、バルト海周辺に渦巻く緑の藻類の花を見ることができる。バルト海は、生態系、水産養殖、観光などに影響を及ぼす、有毒な汚染物質、深海の酸素不足、シアノバクテリアの毒性の花などを含む多くの重大なチャレンジに直面している。

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Sentinel 3
6月9日(火)
宇宙の礁への旅

星雲の雲 NGC 2014 が、特に、我々のミルキーウェイ銀河で最も大きな衛星銀河、大マゼラン雲における空に住む海の礁のように現れている。この遠い星雲の詳細なイメージは、宇宙調査の30年を祝うために、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。この宇宙の礁のデータとイメージは、示されたビデオを通して飛ぶ、3次元モデルに結合された。このコンピュータ・アニメのシーケンスは、最初に、これらの大規模な星達によって放たれるエネルギーに満ちた光と風によってゆっくり破壊される、ガスとダストの柱の下の明るく青い星達に焦点を当てた星の集団を通り過ぎる。ガスとダストのフィラメントは至る所にあり、水素と窒素の赤い光で輝いている。続いて、このアニメーションは、酸素によって放出された光、我々の太陽より約 200,000 倍明るいウォルフ・ライエ星を囲んで輝く、この星の怪物の外の大気に放たれたと思われる星雲、青い色の星雲 NGC 2020 に連れて行く。アニメーションが終わるとき、この仮想カメラは、側面から見たとき、 NGC 2020 が親しい砂時計の形を持つように回転する。

ビデオはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
6月8日(月)
ハッブル、2ダース以上の片に分裂した彗星アトラスを見る

彗星は深宇宙の最も伝説的で華やかな住人の一つである。彼らの長い尾はとても神秘的であり、彼らの突然の出現は予測不能であり、彼らの空を横断する旅は、彼らがかつて、悪魔、疫病、戦争の兆しとして恐れられたように短命である。2020年4月20日と23日にとられたNASAのハッブル宇宙望遠鏡からの、これらの運命づけられた彗星 C/2019 Y4 (ATLAS) の最新のイメージは、彗星の固体の氷の核がほぼ家の大きさの30の片に壊れたこれまでで最も鋭い視界を提供している。この彗星は、2019年12月29日に、ハワイのロボット天文調査システム ATLAS (Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)によって発見された。天文学者達は、何故ある彗星が空中の花火の殻のように壊れるのかの理由を知らない。彗星が分離される原因となる、内部太陽系に入ったときの太陽の暖めの影響によるのだろうか? あるいは、暖められたガスのジェットが吹き出すときの氷の核の回転によるのだろうか? 我々の太陽系ファミリーのマイナーな天体として分類されているが、彗星達と地球の運命は何億年にも遡る。海の水のいくらかに貢献して、彗星達のシャワーが乾燥した新生地球を潅漑したのかもしれない。

この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。この彗星は5月末から6月上旬にかけて、偶然ヨーロッパの太陽軌道船(Solar Obiter)に接近しました。その観測記事は こちら(英語) から。

Hubble Space Telescope
6月7日(日)
コロラド川の蹄鉄の湾曲

国際宇宙ステーションが米国南西部を周ったとき、アリゾナ州のコロラド川の蹄鉄の湾曲とパウエル湖の一部が撮られる。

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Space station
6月6日(土)
    宇宙ステーションの機器、研究者達の稲妻の理解に役立つ

    嵐の雲からの稲妻は地面をたたく。そのような電圧は、稲妻の全現象の小さな部分のみを表している。この最も強力な活動は、地表の遥か上、地球の超高層大気に起きる。そこでは、稲妻は、この惑星で最も高エネルギーであり、自然に生み出された現象であるガンマ線の短い爆発をつくる。調査者達は、最近、国際宇宙ステーションの機器を使って、これらの高エネルギーの地球のガンマ線フラッシュ(TGF)を測定した。この作業は、我々が稲妻と呼ぶ明るいフラッシュをつくるメカニズムを明らかにするのに役立つ。ここに示された機器は、地球の大気と気象における厳しい雷雨とそれらの役割を調査するために使われる、宇宙ステーションの外に置かれた地球観測施設、宇宙相互作用監視(ASIM)装置の一部である。国際宇宙ステーションのコロンブス外部搭載施設にインストールされた ASIM 調査のこの写真は、地上制御の外部高解像度カメラ3でとられた。
    イメージの左には最近到着した「こうのとり(茶色の円筒)」が見える。右のイメージは現在の国際宇宙ステーションの構成を示す。大判はそれぞれのイメージをクリック。

Earth
6月5日(金)
火星で自然に彫られる

この色分けされた地形のイメージは、2019年9月30日の軌道 19913 の間に、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレス高解像度ステレオカメラで集められたデータをベースにした、火星の表面の一部、タルシス火山地域の北東のある部分を示している。これは、火星の北の高地のテンペ・テラ(Tempe Terra)を横断して切る一連の地殻構造上の断層、テンピー・フォッセ(Tempe Fossae)の一部である。この視界は、この光景の形から得ることができるこの領域のデジタル地形モデル(DTM)に基づいており、右上のスケールが示すように、地表の低い部分は青と紫で、高い領域は白、黄色、赤で示されている。北は右である。

大判はイメージをクリック。長文の記事の冒頭部分のみ取り上げています。

Mars Express
6月4日(木)
北西グリーンランド

コペルニクス・センチネル3ミッションによって捕えられたこの氷のイメージに、北西グリーンランドが示されている。北大西洋にあるグリーンランドは、世界最大の島であり、また、南極大陸に次いで2番目に大きな氷床のホームである。グリーンランドの氷床は170万平方キロメートル以上を覆い、この島の大部分を覆っている。氷床は、冬に降る雪が夏の間に完全に溶けることがないエリアに形成される。数千年もの間雪の層が厚い氷の上に積もり、新しい雪と氷の層が古い層を押し固め、更に厚く密度を高める。氷床は絶えず動いている。海岸の近くでは、氷の大部分は、氷流、氷河、氷棚と呼ばれる比較的動きの速い出口を通して動く。2019年7月29日に捕えられたこのイメージの中央上に、ピーターマン(Petermann)氷河が見える。ピーターマンは、グリーンランド氷床を北極海につないでいる最大の氷河の一つである。海に達すると、これらの大きな出口の氷河は、浮いている「氷舌」とともに海の中に広がる。氷山は、時折、これらの舌から壊れ、あるいは「分離(calve)」する。

大判はイメージをクリック。

Sentinel-3
6月3日(水)
「スペースX」クルードラゴンが国際宇宙ステーションに接近する

NASAの商用クルー計画の宇宙飛行士達ダグ・ハーレイとボブ・ベンケンが、「スペースX」クルードラゴンで、国際宇宙ステーションに接近する。宇宙船のドッキングメカニズムを明らかにして、クルードラゴンのノーズコーンが開いている。宇宙船は、ハーモニーモジュールの前部の国際ドッキングアダプターに接続されるだろう。

ドッキングは6月1日。イメージは明度を上げる処理を加えてある。原版は右のリンクから。大判はイメージをクリック。
国際宇宙ステーションのドッキング機構には、古いものから、後端にあるロシアの自動ドッキングシステム、ロボットアームで捕らえて設置位置まで誘導する「こうのとり」型のドッキングシステム(貨物船のみ)がある。今回のドッキングシステムは商用宇宙船に備えてNASAが新たに開発したもの。実際に有人宇宙船で使われたのは初めてである。

Space station
6月2日(火)
商用クルーの宇宙飛行士達、遠征63に加わる

NASAの宇宙飛行士スペースXドラゴン・エンデバーのロバート・ベンケンとダグラス・ハーレイは、国際宇宙ステーションの遠征63クルーに加わるために、日本時間日曜日午後11時16分にドッキングした。漏洩チェックと加圧の後、クルーは、東部夏時間午後1時2分(日本時間月曜日午前2時2分)に、宇宙ステーションとドラゴン・エンデバー間のハッチを開いた。 これは、クルードラゴン宇宙船の、国際宇宙ステーションへの到着と自律ドッキングの二回目であり、商業的に建造された宇宙船が宇宙飛行士達を軌道の研究室に届けた最初である。NASAの「スペースX」デモ2として知られるこのミッションは、打上、軌道飛行、ドッキング、着陸オペレーションの、「スペースX」のクルー輸送システムを確認する総合的な試験飛行であり、NASAの商用クルー計画の一部としての、ステーションへの規則的なクルー飛行のための道を開く。通常運用のミッションでは、クルードラゴンは、宇宙ステーションクルーの拡張を可能にするための、四名のクルーメンバーと220ポンド(100キログラム)の貨物を運ぶことができる。

イメージはハッチを開いてステーションに入るデモ2クルー(NASA-TV から)。ドッキングから歓迎式典までの編集されたビデオは こちら(Youtube:4分25秒) から。

Space station BLOG
6月1日(月)
    NASAの宇宙飛行士達、「スペースX」クルードラゴンの歴史的な試験飛行でアメリカから打上げ

    東部夏時間2020年5月30日土曜日午後3時22分(日本時間5月31日日曜日午前4時22分)に、クルードラゴン宇宙船を載せた「スペースX」ファルコン9ロケットが、NASAの「スペースX」デモ2ミッションで、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aから、国際宇宙ステーションに向けて打上げられる。このデモ2ミッションは、NASAの商用クルー・プログラムの一部としての、「スペースX」クルードラゴン宇宙船とファルコン9ロケットの、国際宇宙ステーションへの有人による初めての打上である。この試験飛行は、「スペースX」のクルー輸送システム全般の実証として用いられる。

    大判はイメージをクリック。右の写真はケネディ宇宙センタのサポートビルのバルコニーから見上げるトランプ大統領(右)、ペンス副大統領、ペンス副大統領夫人。

Commercial Crew