このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介しています。掲載期間はおおむね一か月。土曜日・日曜日・祝日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

1月28日(土)
若田宇宙飛行士、船外活動中に「自撮り」をする

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の遠征68若田光一が、続く太陽電池板搬出のための軌道の研究室の準備として、ステーションの右舷のトラス構造上に改造キットを設置するための、7時間21分の船外活動の間に、彼自身にカメラを向けて自画像(space-selfie)をとる。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。船外活動中に自らにカメラを向けて自画像を撮る行為はほとんどの宇宙飛行士が体験します。ヘルメットのコーティングの中に「自らにカメラを向ける自分」が写り、面白い効果を生み出します。

 <出典>: Space station

1月27日(金)
相互作用する銀河達

この ESO 77-14 のハッブルイメージは、二つの類似した大きさの銀河達によって行なわれている宇宙のダンスの、衝撃的なスナップショットである。銀河達の間の重力の綱引きの二つの明確なサインは、それらをつなぐ素材の橋と、それらの本体の崩壊である。その相手が短く赤い腕を持つのに反して、右の銀河は長く青い腕を持っている。この相互作用しているペアは地球から約5億5千万光年にあるインディアン座(Indus;南の星座)にある。二つの銀河の中心の間のダストレーンは、3次元の形に引き込まれた元々は平らなディスクの歪んだ広がりを示している。このイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられた、併合する銀河達の59のイメージのコレクションの一部であり、その第18回記念日の2008年4月24日に発表された。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

 <出典>: SCIENCE & EXPLORATION (ESA)

1月26日(木)
LHS 475 b :地球サイズの太陽系外惑星

太陽系外惑星 LHS 475 b に立つことができたら何が見えるだろう? 確かなことは誰にも分からないが、ここに描かれているのは、地球ベースの人工知能(AI)エンジンによる興味深い推測である。太陽系外惑星の存在は、地球周回するTESS衛星によって得られたデータに示されたが、地球に近い太陽を周回するジェームズウェッブ宇宙望遠鏡によって今年確認され、さらに調査された。 確かに知られていることは、 LHS 475 b は我々の地球と非常によく似た質量を持ち、約40光年離れた小さな赤色矮星の近くを周回しているということである。 注目のAIイラストの推測は、溶けた溶岩で満たされ、遠くに中央の赤い星がそびえ立つ、もっともらしく険しい地球のような風景を描いている。 しかしながら、ウェッブのデータでは、 LHS 475 b に大気があるかどうかはまだ明らかにされていない。 ウェッブの科学的目的の一つは、遠方の太陽系外惑星の以前の発見を追跡して、生命を発展させる可能性をよりよく識別することである。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡による LHS 475 b の調査については、 こちら に掲載していますので、参考にしてください。

 <出典>: Astronomy Picture of the Day

1月25日(水)
衝突する渦巻銀河 Arp 274

これらの二つの銀河達はおとめ座にあり、これらは最新の写真である。二つの銀河が衝突するとき、通常はそれらを構成する星達は衝突しない。これは、銀河達の大部分は空(から)であり、どんなに明るくても、星はその宇宙でごく小さな片に過ぎないからである。しかし、衝突の間に一つ銀河が重力で他を引き裂くことがあり、二つの銀河達に共通するダストとガスは衝突する。もし二つの銀河達が合体すれば、恐らく、それぞれの銀河の中央に住んでいたブラックホールは、最終的に併合するかもしれない。その距離が非常に大きいので、全てが数億年のスローモーションで起こる。二つの大きな渦巻銀河の他に、小さな第3の銀河 Arp 274 (NGC 5679)の示されたイメージの遠い左に見える。Arp 274 は差渡し約20万光年に及び、おとめ座の方向約4億光年に横たわっている。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

 <出典>: Astronomy Picture of the Day

1月24日(火)
カラフルな砂丘

この砂丘フィールドは、火星で最も古い場所の一つである、ノアチス・テラ(Noachis Terra:ノアチス大地)の古いクレータの床にある。砂丘を生成するのに最適な条件がある場合、即ち一方向の安定した風と十分な砂があるときに、 バルハン(barchan)砂丘 が形成される。「バルハン」は、このタイプの砂丘がトルキスタンの砂漠地帯で最初に記述されたロシア語に由来する。

バルハンは風上側に緩やかな斜面があり、風下側には急な斜面があってしばしば角や割れ目(notch)が形成される。この例では風は南西から来た。火星の砂丘を観察すると、その風の強さと方向を知ることができる。一定の間隔で写真を撮ると、砂丘や砂丘の表面の波紋の変化が見られることがある。

この写真の色は、余分な色(赤外線)が追加されているために目で見えるものと同じではない。火星の砂丘は、一般的には火山岩、玄武岩から形成されたために一般的には色が濃い。乾燥した環境では、かんらん石や輝石などの玄武岩中の暗い鉱物は、地球上ほど速くは分解しない。稀ではあるが、地球上には、たとえば玄武岩を排出する火山がたくさんあるハワイなどでは、暗い砂が見られる。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

 <出典>: MARS Reconnaissance Orbiter

1月23日(月)
55億光年先の宇宙で最大級のモンスター超銀河団を発見

国立天文台と広島大学を中心とした研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いた大規模観測から、約55億光年先の宇宙において、巨大な超銀河団を発見しました。およそ満月15個分の天域にまたがって銀河とダークマターが強く密集しているだけでなく、少なくとも19個の銀河団が付随しており、50億光年以遠の宇宙で確認された中では最大の超銀河団です。

無数の星やガスの集合からなる銀河、さらにその集合体で成り立つ銀河団は宇宙最大の自己重力系として知られています。しかし宇宙にはこの銀河団がさらに集まってできた超銀河団という巨大構造が存在します。超銀河団は約100メガパーセク(天の川銀河の約500倍)に渡って広がっている一方、定義そのものもまだ曖昧で、その正体や内部で何が起こっているかなど、多くの謎に包まれています。実のところ、天の川銀河もおとめ座超銀河団と呼ばれる超銀河団の内部に位置しており、さらに周辺の複数の銀河団と超銀河団とともに、より大きなラニアケア超銀河団を構築しています。したがって、超銀河団は私たちの住む近傍宇宙の成り立ちを明らかにする上で非常に重要な研究対象といえるでしょう。

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム, HSC)を用いた大規模探査(すばる戦略枠プログラム)は満月の見かけの大きさの約4400倍に相当する広範囲を100億光年以遠のかなたまで観測することに成功しています。当プログラムから得られる高品質な画像データは、未知の超銀河団を探すのに現時点で最適のリソースです。

 <注>: 詳細は下記リンクから。

 <出典>: すばる望遠鏡

1月22日(日)
初めての船外活動に備える

2023年1月12日、国際宇宙ステーションの発電システムを更新するための船外活動に先立ち、クエストエアロックでの宇宙服のフィットチェック中に、NASAの遠征68フライトエンジニアのニコールマンと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一が撮られた。この船外活動は東部標準時2023年1月20日午前8時15分(日本時間1月20日午後10時15分)頃に始まり、6時間半続くと予想されていた。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。イメージは処理を加えています。

 <出典>: Space station

1月21日(土)
雪に覆われた天空の山々

2022年2月9日に国際宇宙ステーション(ISS)から撮影されたこの写真の 天山山脈 の雪と氷が山々を覆っている。中国語で天国の山を意味する天山は、世界最大の山脈の一つであり、主にキルギスタンと中国の国境に沿って、中央アジア全体に約 2,500 キロメートルに伸びている。これらの斜面を覆う氷河は近隣の農民や住民にとって重要な水源となっている。

<参考>: この記事は2023年1月19日に掲載された非常に高精細なイメージです。
  イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Earth

1月20日(金)
MACS0647: ウェッブによる初期宇宙の重力レンズ

巨大な前景の銀河団、視線に沿った遠くの背景の銀河から放出される光を歪めレンズ化する銀河団 MACS 0647 による重力レンズが、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)からのこの最近のマルチカラー赤外線イメージに鮮やかに示されている。 特に、背景の MACS0647-JD は、この集団によって三つにレンズ化されているのが見られる。ハッブル宇宙望遠鏡によって最初に発見されたとき、 この MACS0647-JD は、不定形な小さな塊として観察された。 しかし、ウェッブでは、 この一つの源は、銀河のペアまたは小さなグループであることが明らかになっている。 MACS0647-JD オブジェクトの色も異なっている。 これらの銀河の年齢やダストの含有量に潜在的に違いがあることを示している。 これらの新しいイメージは、ビッグバンからわずか1億年後の時代の銀河の珍しい例を提供している。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Astronomy Picture of the Day

1月19日(木)
ハッブルからのバタフライ星雲

惑星地球の夜空の明るい集団と星雲はしばしば花または昆虫に例えて名付けられる。その翼長が3光年以上に達するがこの NGC 6302 も例外ではない。推定される表面温度摂氏約 250,000 度を持ち紫外線光で明るく輝いているダストの密度の高い円環によって直接視界からは隠されている特殊な惑星状星雲の死に掛けた中央の星は、例外的に熱くなってきた。この死にかけた星の星雲の鮮明なクローズアップは、2009年にハッブル宇宙望遠鏡の広域カメラ3によって記録され再処理された色で発表された。中央の星を囲むイオン化されたガスの明るい空洞を横断して切るダストの円環は、視線に対してほぼエッジ・オンのこの視界では中央に近い。熱い星のダストの宇宙の覆いには水素分子が検出された。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。なお大判は縦横比を変えています。

 <出典>: Astronomy Picture of the Day

1月18日(水)
若い星団 NGC 346

小マゼラン雲の中で最も巨大な若い星団は NGC 346 である。 我々の小さな衛星銀河の最大の星形成領域に埋め込まれており約21万光年離れている。 NGC 346 の巨大な星達はもちろん短命であるが非常にエネルギッシュである。 それらの風と放射は、内部に星形成を起動させながらこの領域のダストの分子雲のエッジを彫っている。この星形成領域は、また、幼児の星の大きな住民を含んでいるように見える。それらのコアは僅か300万~500万年であり、まだ燃える水素でなく、これらの幼児の星達は、ほとんど埋め込まれた星の集団にばらまかれている。この NGC 346 の壮観な赤外線の視界はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の NIRcam からである。星形成の分子雲の分子の水素とダストとともに、大規模な星達のエネルギーに満ちた放射によってイオン化された水素原子からの放射がピンクとオレンジで詳述されている。この若い星形成領域のウェッブの鋭いイメージは、小マゼラン雲の距離の幅240光年に広がっている。

<参考>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

1月17日(火)
M1:ハッブルのカニ星雲

これは星が爆発するときに残される混乱である。 西暦1054年に見られた超新星の結果の「かに(蟹:Crab)星雲」は、神秘的なフィラメントで満たされている。 フィラメントは 非常に複雑であるが、それは、元々の超新星で放出されたより少ない質量を持ち、自由な爆発から期待されるよりも高速に見える。ハッブル宇宙望遠鏡でとられた、この示されたイメージは、科学的な関心のために選ばれた三つの色で示されている。かに星雲は幅約10光年、星雲の中央には、太陽と同じくらい大規模であるが小さな町ほどの大きさの中性子星、パルサーが横たわっている。カニ・パルサーは毎秒約30回回転している。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Astronomy Picture of the Day

1月16日(月)
マケマケの向こうの月

カイパーベルトの2番目に明るい準惑星 Makemake (マケマケまたはマーケイマーケイ)は月を持っている。 MK2 の愛称で呼ばれるマケマケの月が、母天体の約 1,300 倍暗い木炭のように暗い表面とともに太陽光を反射している。 それでも、2016年に、同じかすかな仲間を探すことを目的としたハッブル宇宙望遠鏡の観測で発見された。 冥王星の小さな衛星を見つけるために使用される技術。冥王星とその衛星と同様に、マケマケと軌道を回る月の更なる観測がこのシステムの質量と密度を測定し、この遠い世界のより広い理解を可能にした。直径 1,400 キロメートルと比較した約 160 キロメートルの相対的な大きさとコントラストが、このアーティストの視界に示されている。太陽系の未踏の境界の想像されたこの光景は、薄暗い太陽がミルキーウェイに沿って輝くように、宇宙船の有利な地点から振り返っている。もちろん、太陽は、マケマケからは惑星地球より50倍以上遠い。

<参考>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

1月15日(日)
宇宙から見た雪のないスキースロープ

ヨーロッパは激しい冬の熱波とともに新年を迎えた。アルプスとピレネー山脈の暖かい気温と降雪量の不足によって、いくつかのスキーリゾートはほとんど、または、まったく雪が降らない。スイスのフリムス、ラークス、ファレラのスキーリゾートの、2022年1月と比較したこの積雪の違いが、2023年1月のコペルニクスセンチネル2号のイメージに見ることができる。

世界気象機関によると、地中海地域の高圧帯と大西洋の低気圧が強い南西のフラックスを起こし、アフリカ北西部から中緯度に暖かい空気をもたらした。海面水温が平年よりも高かったために、北大西洋を通過すると空気はさらに暖められた。

これらすべてが大晦日と元旦に記録的な暑さをもたらし、多くのヨーロッパ諸国で摂氏20度を超える気温が観測された。数日前に発表された最新のコペルニクス気候変動報告書によれば、この予想外に暖かい気象は、公式にヨーロッパの最も熱い夏を見た2022年夏の耐えがたく熱い気象に続いている。

2千メートルを超える山頂では雪が見える可能性が高くなるが、この高度のスキー場も今シーズンは人工雪に頼らざるを得なかった。人工スキー場は、2023年のイメージの下部に薄い白い帯として見ることができる。

コペルニクスセンチネル2号は2機の衛星ミッションである。各衛星には13のスペクトル帯で地球の表面をイメージ化する高解像度カメラが搭載されている。それらは5日ごとに地球のすべての地表、大きな島、内陸および沿岸水域をカバーしている。

 <注>: 右のイメージの大判は こちら から。左のイメージの大判は こちら から。

 <出典>: Observing the Earth

1月14日(土)
小型衛星軌道展開機で働く若田宇宙飛行士

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)のフライトエンジニアである若田光一が、「きぼう」実験モジュールのエアロック内の小型衛星軌道展開機で働いている。この装置は後に宇宙の真空中に置かれる。

<参考>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。
この装置からは、2023年1月6日に、国連宇宙部の連携協力プログラム「KiboCUBE」の第3回で選定された、インドネシア共和国スーリヤ大学(Surya University)の超小型衛星(衛星名:Surya Satellite-1 (SS-1))が放出されました。(右上のイメージ)

なお、若田飛行士は、1月20日(金)午後10時15分ごろから約6時間半の予定で船外活動を行うことが発表されました。中継放送の視聴方法の詳細は別途お知らせします。

<出典>: Space station

1月13日(金)
オリオンを検査する

アルテミスⅠオリオンカプセルが、2023年1月6日のこのイメージで、フロリダのケネディ宇宙センターにあるマルチペイロード処理施設(MPPF)内のプラットフォームに固定されている。このオリオンは、2022年12月11日に着水しケネディに輸送された。オリオンの月を越えた25日半の旅の間に、人間を深宇宙に運び安全に地球に戻す、設計された以上に遠くまで飛行し、人間の深宇宙探査への道を開き、NASAのコミットメントと能力を実証した。

<参考>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

<出典>: Orion Spacecraft

 1月12日(木)
40年間の研究、木星の温度に不思議なパターンを発見

NASAのボイジャーやカッシーニなど、何世代にもわたるデータに基づくこの研究は、科学者達が木星の天気を予測する方法を決めるのに役立つ可能性がある。その科学者達は、木星の上部対流圏、この巨大な惑星の気象が発生し、特徴的なカラフルな縞模様の雲が形成される大気の層の温度を追跡する、史上最長の研究を終えた。NASAの宇宙船と地上の望遠鏡観測からのデータをつなぎ合わせて40年以上にわたって行われたこの研究は、木星のベルトとゾーンの温度が時間とともにどのように変化するかについて予期しなかったパターンを発見した。この研究は、太陽系最大の惑星の天気を動かすものをよりよく理解し、最終的にはそれを予測できるようにするための大きな一歩となる。

ベルト(belt)とゾーン(zone)
比較的明るい「帯」と暗い「縞」に分けられることもあり、それぞれの部分にある物質が太陽光を反射する具合でこのように見える。これらの部分は赤道と平行に、東向きと西向きに交互に流れており、相互作用は複雑な大気循環を引き起こして嵐の渦や乱流などの現象を発生させる。

木星の対流圏は地球の対流圏と多くの共通点がある。科学者達は、1970年代のNASAのパイオニア10号と11号のミッション以来、一般的に、低温は木星の明るく白い帯(Zone)と関連しており、暗い茶色と赤の帯(Belt)は暖かい温度の場所であることを知った。彼らは木星の温度が、季節や科学者が知っている他のサイクルに結び付けられない明確な期間の後に上下することを発見した。

この研究はまた、数千マイル離れた地域の気温変化の間の不思議な関係を明らかにした:北半球の特定の緯度で気温が上昇するにつれて、南半球の同じ緯度で、赤道を横切る鏡像のように下がった。続く課題は、これらの周期的で一見同期しているように見える変化の原因を見つけることである。

<参考> 記事はイメージのリンク先は原画です。

<出典>: Jupiter

 1月11日(水)
火星のユートピア・プラニシア

ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスからのこのイメージは、火星の北半球にある三つの主な盆地の一つ、ユートピア・プラニシア(Utopia Planitia)の径 3,300 キロメートルを示している。このイメージは、2021年7月12日に、マーズエクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)によって集められたデータで構成されている。このカラーイメージは、直下を見るチャネル、 HRSC のカラーチャネルからのデータを使って作成された。これは「真の色」のイメージであり、火星のこの地域を見た場合に人間の目で見られるものを反映している。地上解像度は約19メートル/ピクセル、中心は約東経83度/北緯43度、北は右である。

<参考>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

<出典>: Year in images

 1月10日(火)
エイリアンの惑星、老いた星の周辺でその運命に渦巻いているのが見つかる

天文学者達は、初めて、進化したまたは古い主星の周辺に、軌道が崩壊れている太陽系外惑星を発見した。この被災した世界は、衝突と究極の消滅まで、成熟した星にどんどん近づく運命にあるように見える。この発見は、その進化の後期段階にあるシステムを初めて見ることによって、惑星軌道の崩壊の長い過程への新しい洞察を提供している。星による死は、多くの世界を待っていると考えられている運命であり、我々の太陽が年をとるにつれて、今から数十億年後の地球の究極の運命になる可能性もある。

この不運な太陽系外惑星はケプラー 1658b と呼ばれ、2009年に打上げられた先駆的な惑星探査ミッションであるケプラー宇宙望遠鏡によって、太陽系外惑星として発見された。不思議なことに、この世界は、ケプラーが観測した最初の新しい太陽系外惑星候補だったが、惑星の存在を確認するのに10年近くかかり、その時点で、この天体は1658番目のエントリとして、ケプラーのカタログに正式に登録された。

<参考>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Cambridge, Mass.

1月9日(月)
銀河団には星が生まれにくい場所がある?    
   銀河団の奇妙な銀河分布は 70 億年前から存在

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラで撮られた、70 億年前までの宇宙に存在する 5000 個を超える銀河団を統計的に調べることで、成長をやめてしまった銀河が銀河団内の特定の方向に偏って分布していることが明らかになりました。銀河団の内部で銀河の成長を止めるメカニズムが非等方的に働いている可能性を示すもので、銀河の形成過程の新たな一面を捉えた成果です。

<参考> 詳細記事は大判イメージとともに下のリンクから。

<出典>: すばる望遠鏡

1月8日(日)
「きぼう」実験モジュールのエアロック内の若田飛行士

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の遠征68若田光一が、「きぼう」実験モジュールのエアロック内に映っている。そこには、科学実験や超小型衛星などの外部保管庫が宇宙環境に配置されている。

 <注>: この部分が取り上げられるのは極めて珍しい。右図は外から見た保管庫の大写し。イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Space station

1月7日(土)
若田光一飛行士、キューポラの窓から覗く

遠征68のフライトエンジニア若田光一が、国際宇宙ステーションの「世界への窓」、キューポラの七つの窓の一つから覗く。

 <注>: キューポラは、国際宇宙ステーションの地球に面する側に設けられた謂わば展望室。地球観測のほかに貨物船やクルー船のドッキング監視などにも使われる。ステーションの下側に置かれているので観察者は頭が下、逆立ち状態であり、微小重力の典型的効果を表している。イメージのリンク先は壁紙サイズ版。

 <出典>: Space station

1月6日(金)
我々の太陽系で最大の岩

右側の点、 それは我々の太陽系で知られている最大の岩である。 それは全ての既知の小惑星、月、彗星の核よりも大きい。 それは他のどのローカルの岩石惑星よりも大きい。この岩は非常に大きいので、重力は、それを、その表面近くに重いガスを有する大きなボールにしている。 (最近、他の恒星を周回する大きな高密度の惑星が発見されるまで、それは、あらゆるタイプの最大の既知の岩であった。 ボイジャー1号宇宙船は、1990年に太陽系の外側からこの巨大な宇宙の岩の、有名なペールブルードット(Pale Blue Dot:淡青色の点)と呼ばれる注目の写真を撮った。この岩は、それぞれ旅で350回以上回転しながら、おおよそ50億倍のペアレントの星の新しい軌道を始める。我々が地球と呼ぶこの岩の全ての住民へ、ハッピー・グレゴリオ暦新年。

<参考>: 地球と見られる小さな点を白い矢印で示してみました。大判(原版)で確認してください。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

12月31日(土)
ガイア:多次元のミルキウェイを探る

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ(Year in images 2022)」から。

このイメージは、2022年6月13日に公表されたヨーロッパ宇宙機関の新しいガイアデータでつくられた四つのスカイマップを示している。

1,視線速度
ガイアデータの発表3では、ミルキウェイの 3000 万超の物体(主に星)が我々に近づいたり遠ざかったりする速度(視線速度)を示している。これによって銀河の円盤の大部分のオブジェクトがどのように移動するかを確認できる。我々から遠ざかる明るい領域と近づく暗い領域が見える。視線速度が近くの環境の視線速度と異なるいくつかのオブジェクトが見える。大小のマゼラン雲(LMC、SMC)が、右下隅に明るい点として見える。射手座矮小銀河が銀河中心の下にかすかな準垂直の縞模様として見えている。小マゼラン雲の左の暗い点 47 Tucanae など、いくつかの球状星団が小さな点として示されている。

2、視線速度と固有運動
このマップはミルキウェイの ~2600 万個の星の速度場を示している。色は視線に沿った星の視線速度を示している。青は星の平均運動が我々に向かっている空の部分を示し、赤は平均運動が我々から離れてゆく領域を示す。図に見える線は空に投影された星の動き(固有運動)をトレースしている。これらの線は、星の速度の方向が銀河の緯度と経度によってどのように変化するかを示している。このイメージをつくる上で明確に定義された距離を持つ星のみが選択されたために、大マゼラン雲と小マゼラン雲(LMCとSMC)は見えない。

3,星間のダスト
ガイアは私たちの銀河の星をマッピングするだけでなく、星間にあるものを教えてくれる。星の間の空間は空(から)ではなく、ダストとガスの雲で満たされ、そこから星が生まれる。ガイアは、星の位置とその分散する光を正確に測定することで、星間物質による星の光の吸収をマッピングすることができる。これらの図は、星、銀河、我々の故郷の銀河の歴史の形成の物理的メカニズムへの重要な手がかりを提供している。この図は、ミルキウェイを満たす星間ダストを示している。銀河面の中心にある黒く暗い領域は、ダストの量が少なくなるにつれて星間ダストが多く黄色に退色する領域であり、銀河面の上下の濃い青色の領域はダストがほとんどない領域である。

4,化学マップ
星をつくっているものは、それらの出生地とその後の旅、したがってミルキウェイの歴史について語っている。ガイアは銀河の化学地図をもたらしている。ガイアでは、我々の銀河のいくつかの星が原始物質でできているのに対して、我々の太陽のような星は、以前の世代の星によって濃縮された物質でできていることがわかる。我々の銀河の中心と平面に近い星は、遠くにある星よりも金属が豊富である。この全天の視界はガイアのデータリリース3のミルキウェイの星のサンプルを示している。色は恒星の金属性を示している。赤い星は金属が豊かである。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。あまりにも大きすぎるので1/3サイズにしたものは こちら から。

 <出典>: Year in images 2022 (ESA) --- リンク先から該当する記事を追ってください。

12月30日(金)
太陽軌道船の宇宙のハリネズミ

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ(Year in images 2022)」から。

イメージの下3分の一、中央下にある興味深い特徴は、ソーラー・ハリネズミ(hedgehog)と呼ばれている。現在のところ、それが何であるか、また、それが太陽の大気中でどのように形成されるかを正確に知る人は誰もいない。このイメージは、2022年3月30日に、極紫外線イメージ装置(EUI)によって、17ナノメートルの波長でとらえられた。僅か数日前、太陽軌道船は、最初の近日点を通過していた。太陽から地球までの距離のわずか32%で、宇宙船は水星の軌道の内側にあった。これまでのどの太陽望遠鏡よりも太陽に近いために、太陽の大気の非常に詳細なイメージを撮ることができた。この興味深い特徴は径 25,000 キロメートル、地球の直径の2倍ほどである。ここに示されているガスの温度は約100万度、元の波長は人間の目には見えないのでカラーコード化されている。

 

 <注>: アニメーション動画は こちらこちら から。

 <出典>: Year in images 2022 (ESA) --- リンク先から該当する記事を追ってください。

12月29日(木)
パキスタン、浸水

ヨーロッパ宇宙機関の「2022年のイメージ(Year in images 2022)」から。

ヨーロッパの大部分が干ばつを警戒するときパキスタンは氾濫している。8月30日にコペルニクスセンチネル1号によって宇宙からとられたデータは、パキスタンを壊滅させる洪水の範囲をマッピングするために使われた。パキスタン政府関係者によると、6月中旬以降、通常の10倍のモンスーンの大雨によって、国の3分の一以上が水中にある。この壊滅的な洪水は1100人以上の命を奪い、パキスタン人の7人に1人の3300万人以上が洪水の影響を受けた。家屋、農地、インフラは流され、損傷したインフラの修復には少なくとも100億ドルかかるとされた。イメージの左側は影響を受けた広域を示し、右側は、デラムラドジャマリとラルカナの間の領域にズームインしている。インダス川が氾濫し、事実上幅数十キロメートルの長い湖ができている。青から黒は水没した土地を示している。
この危機に対処するために、コペルニクス緊急事態管理サービスが発動された。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル1号ミッションは、雲や雨の闇を通して「見る」レーダー機器を搭載しており、洪水の監視に役立っている。

 <注>: 地球温暖化の影響として取上げられた象徴的な出来事でした。

 <出典>: Year in images 2022 --- リンク先から該当する記事を追ってください。

12月28日(水)
NASA、星を食するブラックホールの異常に近くの一瞥を得る

さまよう星をむさぼり食うブラックホールの最近の観測は、科学者達がより複雑なブラックホールの食の行動を理解するのに役立つかもしれない。
複数のNASAの望遠鏡が、最近、あまりにも近づき過ぎた不運な星を引き裂く巨大なブラックホールを観察した。それは、地球から約2億5千万光年離れた別の銀河の中心に位置し、これまでに観測された星を破壊するブラックホールの5番目に近い例であった。星がブラックホールの重力によって完全に破壊されたとき、天文学者達は、ブラックホールの周りの高エネルギーX線光の劇的な上昇を見た。これは、星の素材がその運命の方向へ引かれる時、ブラックホール上にコロナと呼ばれる極めて熱い構造を形成することを示した。NASAの NuSTAR (核分光望遠鏡アレイ)衛星は、これらの波長の光を観測できる最も感度の高い宇宙望遠鏡であり、その出来事の近さは、コロナの形成と進化の前例のない視界を提供した。今回の調査は、「潮汐破壊の出来事(tidal disruption event )」として知られるプロセス、ブラックホールによる星の破壊が、巨獣によって捕捉された物質が完全に食い尽くされる前に何が起こるかを示している。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。ビデオは こちら から。

 <出典>: NuSTAR

12月27日(火)
2022、クリスマス彗星

オールトの雲は、2年続けて、天文学者達にクリスマスの彗星を送った。ビル・ウィリアムズは、フロリダのチーフランド・アストロビレッジから両方とも撮影した。「我々は、2年連続で、クリスマスの時期の美しい彗星に接待された!」とウィリアムズは言う。「昨年は夕暮れの壮観なレナード彗星だった。今年は夜明け前の ZTF(C/2022 E3) 彗星である。」「今朝、強力な寒冷前線がフロリダを覆い、大混乱を引き起こした」と彼は言う。「それにも関わらず、 ZTF 彗星をイメージできたのは“クリスマスの奇跡”である!」。
今年のクリスマス彗星(ZTF)は、1月末の最接近のために、地球に近づいている。既に8等星ほどに輝いており、家庭の望遠鏡の用意なターゲットになっている。

 <注>: 著作権にご注意ください。

 <出典>: Space Weather News

12月26日(月)
相互作用する銀河達

この ESO 77-14 のハッブルイメージは、二つの類似した大きさの銀河達によって行なわれている宇宙のダンスの、衝撃的なスナップショットである。銀河達の間の重力の綱引きの二つの明確なサインは、それらをつなぐ素材の橋と、それらの本体の崩壊である。その相手が短く赤い腕を持つのに反して、右の銀河は長く青い腕を持っている。この相互作用しているペアは地球から約5億 5000 万光年にある インディアン座(Indus;南の星座) にある。二つの銀河の中心の間のダストレーンは、3次元の形に引き込まれた元々は平らなディスクの歪んだ広がりを示している。このイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられた併合する銀河達の59のイメージのコレクションの一部であり、その第18回記念日の2008年4月24日に発表された。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

 <出典>: Space in images

12月25日(日)
中国南西部の昆龍山脈の一部

中国南西部のアジア最長の山脈の一つ、昆龍山脈の一部が、国際宇宙ステーションから262マイル上空から描かれる。

昆龍(クンルンまたはコンロン)山脈
中国西部にある東西方向の長大な山脈。チベット (西蔵) 高原の北部をなす多数の平行山脈から成る。西はパミール高原,東はスーチョワン (四川) 盆地に至る。中国の神話では、昆龍渓とも呼ばれる昆龍山脈は、道教の最高位の女神である Xiwangmu が住んでいる聖なる山として高く評価されている。クンルン山脈は東パミール高原から始まり、新疆ウイグル自治区とチベットを横断し、青海省まで延びている。山脈は西は狭く、東は広く、西から東に下がっている。植生はまばらで、高い山頂は一年中雪と霧で覆われている。

 <注>: イメージのリンク先は原版です。

 <出典>: Space station

12月24日(土)
オーストラリア、クイーンズランド州の東海岸

オーストラリアのクイーンズランド州のグレートバリアリーフの東海岸が、上空261マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<注> リンク先イメージは処理を加えています。

<出典>: Space station

12月23日(金)
NASA、科学の4年後にインサイトを引退する

NASAのインサイト(Insight:Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transpor)ミッションは、火星でのユニークな科学を収集して4年以上で終了した。ジェット推進研究所(JPL)のミッションコントローラーは、連続して2回通信を試みた後、着陸船に連絡することができず、宇宙船の太陽電池がエネルギーを使い果たしたと結論した。NASAは、以前に、2回の通信試行を逃した場合には、ミッションの終了を宣言することを決めていた。万が一の場合に備えて、着陸船からの信号を聞き続けるが、この時点では着陸船から信号を聞く可能性は低いと考えられている。インサイトが最後に地球と通信したのは12月15日だった。
インサイトは火星の深部を調査した。そのデータは、火星内部の層、絶滅した磁気ダイナモの地表下の驚くほど強い残骸、火星のこの近くの気象、多くの地震活動にに関する詳細をもたらした。その高感度地震計は、フランスの国立宇宙研究センター(CNES)とETH チューリッヒが管理する火星地震サービスによって毎日の監視とともに、隕石の衝突によって引き起こされた地震を含む 1,319 の地震を検出し、最大のものは、昨年末に、岩のサイズの氷の塊を発掘した。

 <注>: 昨日の付記も参照。イメージは2022年4月24日火星日 1,211 日に撮られた最後の自イメージ。全体にダストが積もっている。
       イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: InSight Mars Lander

12月22日(木)
火星着陸船インサイトに「別れ」を告げる

2022年12月18日、インサイトは地球からの通信に応答しなかった。予想の通り着陸機の電力は何ヶ月にもわたって低下しており、インサイトは運用終了に達した可能性があると想定されている。NASAは、インサイトが火星中継ネットワークの一部である火星を周回する宇宙船との、二つの連続した通信セッションを逃したときにミッションの終了を宣言するが、通信が失われた原因が着陸機自体である場合に限っている。その後、NASAのディープスペースネットワークが、万が一の場合に備えて、しばらく耳を傾ける。インサイトは、2018年5月5日に、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。6か月の巡航の後、2018年11月26日に火星に着陸し、イリジウムプラニティアでの地上運用を開始した。この4年間で、着陸機のデータは、火星内部の層、その液体のコア、ほとんど絶滅した磁場の表面下の驚くほど変化する残骸、火星のこの部分での天気、多くの地震活動に関する詳細をもたらした。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

インサイトは現在火星の地表にある唯一の固定型着陸船。地震などの揺れの伝わりを通して火星深部の構造を知る目的で打上げられた。最近では火星への隕石の衝突の振動を検知し、火星のクレータの形成の分析に大きなヒントをもたらした。しかし、火星では常に細かなダストが舞っており、長時間かけて降り積もる。これは太陽電池を利用する型の探査機にとっては致命傷となる。イメージにあるインサイトの検知器にも厚いダストが積もっているのが見える。

 <出典>: Insght

12月21日(水)
パイオニア10号、木星をフライバイ

1973年8月のリック・ジューディス(Rick Giudice)によるこのイラストでは、パイオニア10号宇宙船が、ガス巨大惑星木星を通過している。この宇宙船の主な目標は、木星、その衛星、その磁場、および閉じ込められた放射線帯を探査することであった。パイオニア10号は、小惑星帯を通過した最初の衛星であり、木星とその衛星の詳細なイメージを入手した最初の宇宙船だった。1972年から1874年の間に、ディープスペースネットワークの地上局は、パイオニア10号を 21,000 時間以上追跡した。パイオニア10号は、30周年の2002年に沈黙した。

<注> イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Pioneer

12月20日(火)
イオの真の色

太陽系で最も奇妙なこの月は明るい黄色である。 この注目の写真は、 イオが、平均的な人間の目に知覚できる「真の色」でどのように現れるかを示す試みとして、1999年から2003年まで木星を周回したガリレオ宇宙船によって、1999年7月に行われた。 イオの色は硫黄と溶融したケイ酸塩岩に由来している。 イオのこの珍しい表面は、活火山のシステムによって、非常に若く保たれている。 木星の強烈な潮汐重力がイオを引き伸ばし、木星の他のガリレオ衛星によって引き起こされるぐらつきを弱める。 結果として生じる摩擦はイオの内部を大きく熱し、溶けた岩を表面から爆発させる。イオの火山は非常に活動的であり、月全体の内部を効果的にひっくり返している。イオの火山の溶岩のあるものは大変熱く、暗闇で輝いている。

 <注> イメージのリンク先は原画です。
      木星探査衛星ガリレオによるイオの記事は こちら から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

12月19日(月)
ハッブル、太陽系を取り巻く幽霊のような輝きを検出

落下する彗星からの排気が宇宙をダストの場所にする。

夜部屋の中に入り、全ての光をなくして影を消すことを想像しよう。それでも、壁、天井、床から不気味な輝きが来る。かすかな光は貴方の顔の前で貴方の手を見るにはかろうじて十分であり、それは続く。

「ゴースト・ハンター」の場面のような音、天文学者達にとってはこれは実際である。しかし、何にも近くにない何かを探すことは容易ではない。天文学者達は、ハッブル宇宙望遠鏡からの20万の目録のイメージを捜し、空の背景の全ての残った輝きを探すために、これらのイメージについて何万もの測定を行った。部屋の光をとり出すように、彼らは、星、銀河、惑星、黄道からの光を消し去った。驚くべきことに、幽霊のような、弱々しい輝きが残された。それは、全空を横断して広げられた10匹のホタルの安定した光に等しい。

<注>: ハッブル宇宙望遠鏡のサイトに掲載された記事の一つです。面白い記事なので取上げてみました。「ハッブルのコーナー」 が主体です。イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Hubble Space Telescope

12月18日(日)
カナダ、ケベックのマニクアガン湖

約2億 1400 万年前にカナダのケベック州で隕石の衝突によって形成されたマニクアガン湖が、北米上空262マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

マニクアガン湖の詳細は こちら から。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Space station

12月17日(土)
カタール、ドーハの街の灯

国際宇宙ステーションが258マイル上空を周回していたとき、ペルシャ湾の海岸にカタールのドーハの街の明かりが描かれる。

<注>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Space station

12月16日(金)
夜の土星

地球の夜の空で土星は依然として明るい。 この遠くのガス巨人とその美しいリングの望遠鏡の視界は、しばしば、それを星の中でもスターにする。しかし、この土星のリングと夜の側の素晴らしい光景は、太陽に近い望遠鏡からは見ることができない。彼らは土星の昼の側しか見ることができない。実際に、その広い、複雑なリング・システム全体に投げられた夜の影の、この土星の細長い三日月型の日の当ったイメージは、カッシーニ宇宙船によって捕えられた。惑星地球からのロボット宇宙船カッシーニは、13年間土星の軌道をホームとし、2017年9月15日にガスの巨人の大気圏に飛び込むように指示された。この壮大な合成は、そのグランドファイナル突入の僅か二日前に、カッシーニの広角カメラによって記録された。土星の夜は、地球から他の宇宙船が訪れるまで二度と見られないだろう。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

12月15日(木)
NGC 6744: 超銀河のクローズアップ

美しい渦巻銀河 NGC 6744 はミルキーウェイより大きく差渡し約 175,000 光年である。それは、その銀河のディスクを我々の視線の方へ傾け、南のくじゃく座の約 3000 万光年に横たわっている。この近くの島宇宙のハッブルのクローズアップは、 NGC 6744 の中央領域を横断する差渡し約 24,000 光年に広がっている。このハッブルの視界は可視光線と紫外線データを結合している。巨大な銀河の黄色い核は古く冷たい星からの可視光線によって支配されている。核の向こうには、内側の渦巻の腕に沿って散らばる星形成領域と若い星達の集団がある。 NGC 6744 の若い星の集団は紫外線波長で明るく、青、マゼンタ色で示されている。フレームのまわりに点在するスパイクを持つ星達は我々のミルキーウェイの中の手前の星である。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

12月14日(水)
アポロ17号の宇宙飛行士達、50年前に象徴的な青い大理石をとる

この古典的な地球の写真は、最後のアポロミッションであるアポロ17号のクルーが、1972年12月7日に、月面着陸ミッションで月に向かって移動したときに撮影した。アポロの軌道は、初めて、南半球の重い雲と、ここに示されている南極の氷冠を撮影することを可能にした。アポロ17号クルーは、ミッション指揮官宇宙飛行士ユージン・サーナン、月着陸船パイロット、ハリソン・シュミット、コマンドモジュールパイロット、ロナルド・エバンスで構成されていた。宇宙飛行士のサーナンとシュミットが月を探索するために月着陸船で降りている間、エバンスは、月周回軌道に留まった。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

<出典>: Apollo 17

12月13日(火)
アルテミスⅠ、ミッションを終える

NASAのオリオン宇宙船は、アルテミスⅠミッションの最後の主要な里程標として、東部標準時12時40分(日本時間12日午前2時40分)に、太平洋で、パラシュート支援の着水を成功裏に完了した。エンジニア達は、オリオンが水中にいる間に宇宙船の電源を切り、回収チームに引き渡す前に、いくつかの追加テストを実行する。回収後、チームは宇宙船をサンディエゴの米海軍基地に運び、直ちに検査のためにNASAのケネディ宇宙センタに戻す。フロリダの技術者は、オリオンを徹底的に検査し、記録されたデータを取得し、搭載された品物を取り外す。

アルテミスⅠは、NASAの深宇宙探査システム(オリオン宇宙船、SLSロケット、および支援地上システム)の、初めての統合テストであり、更に複雑化する月へのミッションの最初のテストであった。アルテミスのミッションを通じて、NASAは科学的発見のための長期的な月の存在を確立し、火星への有人ミッションの準備をする。

 <注>: 左のイメージは着水の瞬間、NASAテレビからの録画。右のイメージは回収されたオリオン、NASAの発表から。

 <出典>: Artemis 1

12月12日(月)
オリオン、帰還に向かう

オリオンが地球に戻る際、回収部隊はバハ沖の場所に到着し、時速 25,000 マイル(40キロメートル)で大気圏に再突入した後の宇宙船を迎えるために待機する。このチームは、海軍の水陸両用専門家や宇宙軍の気象専門家、フロリダのケネディ宇宙センター、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、ロッキードマーティンのエンジニアと技術者、米国国防総省の人員などで構成されている。

--- 11日に発表された記事の一部です。着水を含む帰還の記事は発表があり次第「アルテミスⅠ」に掲載します。

<写真>: 2020年の月回収テスト8の間に、ケネディ宇宙センタの探査地上システムからのNASAの着水と回収チームが、アルテミスⅠのための、回収手順の最初のミッション・全プロフィール・テストを実行した。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Artemis

 <追記> 12日午前3時:
 オリオンは12月11日17時40分 GMT (日本時間12日午前2時40分)に帰還しました。
 イメージはNASAテレビから録画。以降はNASAの発表を待って掲載します。

12月11日(日)
オリオンと嵐の大洋

オリオンがその帰還の増力月フライバイで接近した12月5日に、無人のオリオン宇宙船のカメラがこの視界を捕えた。オリオンの引き伸ばられたソーラーアレイの一つの下に、嵐の大洋の西の端に沿った暗い滑らかな地形が横たわっている。月の近い側の 嵐の大洋(Oceanus Procellarum) に際立っているのは、最も大きな月の溶岩の溢れた海である。月の明暗境界線がフレームの左に沿って走っている。ソーラーアレイの羽根の右端に覗いている線形のクレータ、ケプラー(Kepler)とともに、直径41キロメートルのクレータ、マリウス(Marius)が中央上にある。ケプラーの明るい線が北と西に伸び、暗いフロアのマリウスに届いている。オリオン宇宙船は、今、12月11日の、惑星地球の水のあふれる太平洋への着水に向かっている。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

<注>: このイメージのリンク先は原画です。オリオンの帰還の中継放送は、今夜、日本時間12月12日月曜日午前1時に始まり、午前2時39分ごろの着水を含め、宇宙船の回収まで続きます。着水地点はメキシコのグアダルーペ島の近くの太平洋。ヨーロッパ宇宙機関のサービスモジュールとの分離は午前2時ごろの予定。

中継放送を見るには ヨーロッパ宇宙機関の中継 を含めいくつかの方法がありますが、最も高品質な中継は こちら から。

12月10日(土)
星達への道

ここに撮られているのは、これらの星達への非常に景勝な道である。この道は、ヨーロッパ南天文台の 3.6 メートル望遠鏡があるチリのラ・シラ天文台に通じている。左には、 LIGO その他の探知器での重力波検出のための可視光線対応に資するだろう可視光線望遠鏡アレイ、計画中の blackGEM 望遠鏡のためのいくつかの将来のサポート構造がある。しかし、それより多くがある。右側では赤い大気光が夜空を照らし、ミルキーウェイ銀河の中央の帯がイメージの中央にある。木星がイメージの中央近くに、 土星が 3.6 メートル望遠鏡ドームの上に見える。二つの衛星銀河、大マゼラン雲と小マゼラン雲が右側遠くに見られる。このパノラマイメージは、2019年6月30日にとられた、複数の15秒露出からつくられた。二日後に、ラ・シラは、珍しい皆既日食を経験した。

 <注>: 大判はイメージをクリック。下のリンクから表示されるイメージにカーソルを当ててください。注釈文字が表示されます。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

12月9日(金)
木星の衛星を探る(国立天文台)

打ち上げ以来、目を見張るイメージを発表しているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した木星のイメージ(左)には、これまで探査機でしか見られなかった淡い塵(ちり)の環(わ)がくっきりと写し出され、驚かされました。別格の観測機器が写し出す木星の鮮明な姿にも興味が尽きませんが、初めて天体望遠鏡を向けた人の驚きも、実に大きかったことでしょう。1610年1月7日、木星が小さく明るい複数の天体を従えていることを見つけたガリレオ・ガリレイは、翌日にはその配置が変わっていることに気づき、思いもよらなかった発見の過程を子細に書き記しています。それから2カ月ほどにわたってつぶさに観測し続け、それらが互いに異なる軌道で木星のまわりを回転する衛星であることを確信したのです。ガリレイが、時のトスカーナ大公コジモ2世に敬意を示して“メディチ星”と称した4つの衛星は、今では「ガリレオ衛星」として知られています。
--- 以下略(日本語で読めますので、下のリンクからアクセスしてください。)

 <注>: 左のイメージはウェッブ望遠鏡のサイトからです。木星のリングがはじめて明確に示されました。
          イメージのリンク先はともに原画です。

 <出典>: 国立天文台

12月8日(木)
四つのキューブ衛星がナミビア上空で放出される

国際宇宙ステーションがアフリカ大陸のナミビア上空264マイル(422キロメートル)を周回するとき、「きぼう」実験モジュールの外にある小型衛星展開装置(右上の白い機器)から四つのキューブ衛星が放出された。日本からの2機、ウガンダとジンバブエからの各1機の、計4機の小型衛星が地球軌道に投入され、さまざまな科学調査や技術実証に使われる。

<注>: 
イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

この放出は JAXA Youtube を通して中継されました。放出準備の段階から見ることができます。 こちら(約58分) から。--- 長時間なので余裕のないときは飛ばしてご覧ください。

<出典>: Space station

12月7日(水)
オリオン、帰還のフライバイの前に月に接近

アルテミスⅠミッションの19日目の2022年12月4日、オリオン宇宙船に搭載されたカメラは、オリオンが月面から約79マイル上空を通過した12月5日の帰還のためのフライバイの準備をしているときにフーム内に月を捉えた。

オリオンは東部標準時午前11時43分にフライバイ点火を行い、宇宙船の速度を時速約655メートル変更した。帰還のためのフライバイはミッションの最後の大掛かりな操作であり、地球をターゲットにする小さな軌道修正のみが残っている。

 <注>: NASAの本格的な宇宙探査の皮切りとして有人月探査の前に送られた無人のアルテミスⅠミッションは、12月5日、月へのフライバイのための軌道変更フライバイ点火を終え帰路についた。宇宙船は、日本時間12月12日(月)に地球大気に入り、午前2時40分に太平洋に着水する予定である。詳細は 「アルテミスⅠ」 から。

 <出典>: Orion Spacecraft

12月6日(火)
NASAとヨーロッパ宇宙機関、死の物語、オリオンのダストを明らかにする

以前に公表された三つの望遠鏡のデータを組み合わせたこの新しいイメージは、サソリの刺し傷で倒れたギリシャ神話の強力なハンターにちなんで名付けられたオリオン大星雲を含む領域を示している。オリオン大星雲はオリオン座にあり、見えないターゲットに対してクラブと盾を振り上げているハンターのように見える。一列に並ぶ三つの星達はオリオンのベルトとして知られ、一方、ここに示されている領域は、オリオンの剣として知られるベルトに垂直な一連の星と一致し、満月くらいの大きさの領域が示されている。雲を支配している二つの巨大な洞窟は、太陽の最大100万倍の光を放出する巨大な星(このイメージでは見えない)によって彫られた。そのすべての放射はそこでのダストの粒を分解し、一対の空洞をつくっている。残りのダストの多くは、星からの風によってまたは星が超新星として爆発的に死ぬときに一掃される。

 <注>: イメージのリンク先は動画 Youtube です。

<出典>: Spitzer Telescope

12月5日(月)
創造の柱(NIRCam、MIRI 合成イメージ)

NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)と中間赤外線装置(MIRI)の二つのカメラからの、肖像的な創造の柱のイメージを結合することによって、宇宙はその赤外線の栄光をフレームにした。ウェッブの近赤外線イメージは、その中間赤外線イメージと融合され、この星形成領域を新しい詳細で燃え立たせた。

この場面を通して無数の星が広がっている。これらの星達は、一次的に、ウェッブの近赤外線カメラの貢献を印す近赤外線光で照らし出されている。近赤外線光は、また、ダストの柱の外側に横たわる、明るいオレンジの球のように見える、何千もの新しく形成された星を明らかにしている。中間赤外線光ではそのダストがフルに表示されている。
--- 以下略。

<解説>: この記事は、ハッブル宇宙望遠鏡の著名な成果の一つとされる、わし星雲の星形成領域、いわゆる 「創造の柱(PILLARS OF CREATION)」 をジェームスウェブ宇宙望遠鏡で再現したもので、既に、10月30日に、このページで一端をご紹介しておりますが、今回は、更に、ウェッブの二つの望遠鏡のイメージを合体加工させて、この著名な星形成領域を一層精細に編纂したものが発表されています。左のイメージは非常に大きなウェブ宇宙望遠鏡の原版(7130 X 6675, PNG 58.73 MB)に、右のイメージはハッブル宇宙望遠鏡の大判イメージにリンクしています。

なお、このところジェームスウェブ宇宙望遠鏡・ハッブル宇宙望遠鏡ともに多くの観測が発表されています。しばらく連載しますので、 ジェームスウェブ宇宙望遠鏡 および ハッブル宇宙望遠鏡 からご覧ください。

 <出典>: Jameswebb Space Telescope

12月4日(日)
アンデス山脈のチチカカ湖

アンデス山脈のチチカカ湖が、南米大陸のボリビア西の上空264マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

 <注>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版です。

<出典>: Space station

12月3日(土)
オリオンの月のクレータのクローズアップ

アルテミスⅠミッションの6日目の2022年11月21日に、オリオン宇宙船の光学ナビゲーションカメラは、月の下部のクレータの白黒イメージを捉えた。この写真と他の写真は、アポロ以来の人工の宇宙船からの、月の最も近い写真である。光学ナビゲーションカメラは、さまざまな位相と距離で地球と月の白黒イメージを撮影している。この技術デモンストレーションは、クルーを伴う将来のミッションでの有効性を証明するのに役立つだろう。

 <注>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Earth's Moon

12月2日(金)
ハリス副大統領、フランス大統領、初めての銀河を見る

米国副大統領カマラ・ハリスとフランス大統領エマニュエル・マクロンの11月30日水曜日のワシントンのNASA本部への訪問の間に、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によってとられたこの合体している銀河のペア II ZW 96 が初見された。ハリス副大統領とマクロン大統領は、また、ウェッブからの「創造の柱」の新しい合成イメージの試写を見た。地球から約5億光年の II ZW 96 は、天の赤道に近いいるか座に横たわっている。併合している銀河達の渦と同様に、背景の銀河達がイメージを通して点在している。この銀河のペアは、星形成の存在のおかげで、特に赤外線波長で明るい。

  <注>: 科学的な解説は別途ジェームスウェブ宇宙望遠鏡のコーナーに掲載します。
 ジェームスウェブは、NASA、ヨーロッパ宇宙機関、カナダ宇宙機関の共同開発です。

 <出典>: Webb Telescope

12月1日(木)
ブラックホールからの光のエコーを「聞く」

ブラックホールの驚くべき特徴の一つは、光(電波、可視光線、X線など)はそれらから逃げることはできないが、周囲の物質は電磁放射の強い爆発を生む可能性があることである。それらが外側に移動するとき、これらの光の爆発は、宇宙のガスやダストの雲で跳ね返ることがある。この新しい音響化は、 V404 Cygni と呼ばれるブラックホールからの、これらの「光のエコー」を音に変えている。地球から約 7,800 光年にある V404 Cygni は、太陽の5倍から10倍の質量を持つブラックホールを含むシステムであり、その周りの軌道にある伴星から物質を引き出している。これらの物質は恒星質量のブラックホールを囲む円盤に注がれる。
これら物質は、定期的にX線を含む放射線爆発を引き起こす。このX線が外側に移動するとき、 V404 Cygni と地球の間のガスやダストの雲に衝突し、さまざまな角度で散乱する。NASAのチャンドラX天文台とニールゲーレルススウィフト天文台は、周辺のX線光のエコーをイメージ化した。天文学者達は、光が速度を正確に知っており、このシステムへの正確な距離を決定しているため、これらの噴出がいつ発生したかを計算することができる。このデータとその他の情報は、天文学者達がダストの雲の組成や距離などを深く学ぶのに役立つ。
この音響化はチャンドラとスウィフトのX線データを音に変換している。音響化の中で、カーソルがイメージの中心から円を描くように外側に移動する。X線で検出された光のエコー(チャンドラでは青、スウィフトでは赤の同心円状のリングとして見える)を通過すると、X線の検出と明るさの変化を示す音と音量の変化がある。二つの望遠鏡からのデータを区別するために、チャンドラデータは高周波のトーンで表され、スウィフトのデータでは低くなる。X線に加えて、イメージには、背景の星達を示す光学データが含まれている。

 <注>: 音響はイメージをクリックして Youtube から。

 <出典>: Chandra X-ray


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