このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
10月23日(火)
NGC 1672:ハッブルからの棒渦巻銀河

多くの渦巻銀河がその中央にバー(棒)を持っている。我々のミルキーウェイ銀河でさえ中央にバーを持っていると考えられている。ハッブル宇宙望遠鏡によってとられたイメージに、顕著なバーを持つ棒渦巻銀河 NGC 1672 が壮観な詳細で捕えられた。見られるのは暗いフィラメント状のダストレーン、明るく青い星達の若い集団、輝く水素ガスの赤い放射星雲達、中央を横断する星達の長く明るいバー、恐らく超巨大ブラックホールを収容する明るい活動的な核。差渡し約 75,000 光年に及ぶ NGC 1672 から我々に光が届くのに約 6000 万年かかる。かじき座の方向にある NGC 1672 は、銀河の中央領域で渦巻のバーがどのように星の形成に貢献しているかを知るために研究されている

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Astronomy Picture of the Day
10月22日(月)
ベピ・コロンボ、水星のミステリーを調査するために打上げられる

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)のベピ・コロンボ・ミッションは、グリニッチ標準時 01:45:28 (日本時間10月20日土曜日午前10時45分28秒)に、太陽系の最も内側の惑星のミステリーを調査するミッションのために打上げられた。宇宙船からの信号は、新しいノルチャ地上追跡基地を通してダルムシュタット(ドイツ)のヨーロッパ宇宙機関の管制センターで 02:21 に受信され、打上が成功したことが確認された。ベピ・コロンボは、 ESA と JAXA の共同事業であり、内部太陽系で最も小さく最も探査されて来なかった惑星水星への、惑星とそのダイナミックな環境の補完的な測定を同時に行うために2機の宇宙船を送るヨーロッパの初めてのミッションである。ベピ・コロンボ・ミッションの科学目的は、水星の起源と進化、惑星内部の構造と組成、クレータ、地殻構造、極地の堆積、火山活動など、磁場の地表でのプロセスの特性と起源、水星の外気圏の構造、組成、起源、活動、水星の磁気圏のアインシュタインの一般相対性理論の構造と力学など、惑星とその環境の全てをカバーする。  --- 大判はイメージをクリック。次のリンク先からビデオをどうぞ・・・。 「打上ビデオ」「ハイライト」「旅のアニメーション」

Space in Image (ESA)
10月21日(日)
ベピ・コロンボ離昇

ベピ・コロンボは、仏領ギアナのクールーのヨーロッパの宇宙ポートから、グリニッチ標準時10月20日 01:45 (日本時間10月20日土曜日午前10時45分)にアリアン5ロケットで離昇した。

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)共同の水星探査機ベピ・コロンボは予定された時刻に打上げられ7年間の旅に着きました。ビデオはイメージをクリックすると直接表示されます。大判は右のリンクをクリックしてESAのページからご覧ください。

Space in Image (ESA)
10月20日(土)
NASAのフェルミミッション、ガンマ線の集団を持つ空にエネルギーを与える

遠い昔、空の観察者達は、最も明るい星達を、今、88の星座の公式なコレクションである、動物、英雄、怪物、科学的な装置のパターンに結び付けた。今、NASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を使う科学者達は、ミッションオペレーションの10年を祝って、ガンマ線の空の源から構築される現代の星座のシリーズを考案した。この新しい星座には、リトルプリンス、ドクター・フー、ゴジラなど、現代の話からのいくつかのキャラクターを含んでいる。フェルミは、打上の前に知られていた数の10倍の、また、伝統的な星座の明るい星達の数に相当する、約 3,000 のガンマ線源をマップしてきた。2008年7月以降、フェルミの広域望遠鏡(LAT)は毎日全空を探査し、マップ化し、宇宙で最も高いエネルギーの光、ガンマ線の源を測定してきた。この放射は、我々の銀河にある、パルサー、新星爆発、超新星爆発の破片、巨大なガンマ線バブル、あるいは他の超巨大ブラックホールや、宇宙で最も強力な爆発ガンマ線爆発からもたらされる。

大判はイメージをクリック。楽しい動画です。詳細は「アストロサイエンス(10月19日)」を参照してください。。

Fermi Space Telescope
10月19日(金)
太陽のダンス

我々の太陽の表面は時々踊るように見える。2012年の中ごろ、NASAの太陽を周回するソーラーダイナミック天文台(SDO)は、アクロバットダンサーのような印象的なプロミネンスをとった。この劇的な爆発が紫外線光でとられ、約3時間をカバーするコマ落しのビデオに編集された。ループする磁場は太陽の熱いプラズマの流れを示した。この踊るプロミネンスのスケールは巨大であり、全地球が熱いガスの流れのアーチの下に容易に収まる。静止するプロミネンスは一般的には約1ヵ月で終わり、太陽系間に熱いガスを噴出すコロナ質量放出(CME)で噴き出すだろう。太陽のプロミネンスをつくるエネルギー・メカニズムは依然として調査の話題である。2012年とは異なり、今年の太陽の表面は11年の磁気サイクルの最低近くにあるので、僅かな回転するプロミネンスを示しかなり穏やかである。

ムービーはイメージをクリックして Youtube から。または右のリンクから直接ご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
10月18日(木)
NGC 1898:大マゼラン雲における球状星団

このハッブル宇宙望遠鏡からのイメージの華やかな宝石箱の全ては星である。今、ある星達は太陽より赤くまたあるものは青い。しかしそれらの全ては非常に遠い。太陽から地球に光が届くのに8分掛かるが、 NGC 1898 は非常に遠く、光がここに届くのに約16万年かかる。この星達の巨大なボール NGC 1898 は球状星団と呼ばれ、我々の大きなミルキーウェイ銀河の衛星銀河大マゼラン雲(LMC)の中央のバーに住んでいる。この多色のイメージは赤外線から紫外線までの光を含み、これらの NGC 1898 の星達が同時にあるいは異なるときに形成されたのかを判定するためにとられた。大部分の球状星団は複数の段階において星達を形成したという徴候を増しているが、特に、NGC 1898 からの星達は、小マゼラン雲(SMC)と我々のミルキーウェイ銀河との古代の遭遇後間もなく形成された。

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Astronomy Picture of the Day
10月17日(水)
火星のダストデビルの軌跡

ヨーロッパ宇宙機関とロスコスモス共同のエクソマーズ・ガス追跡軌道船に搭載されたカラー・ステレオ地表画像システム(CaSSIS)は、2018年9月2日に、南緯34度のアリアドネ(Ariadne)コレス領域のイメージを撮った。このイメージは、あるときは混乱したブロックと呼ばれる異常なタイプの地形を示しているが、特に驚くべきことは多数の暗い筋である。一つの可能性のある解釈は、これらの地形が最近のダストの嵐の間につくり出されたというものである。これらは地表のダストを舞い上げるダストデビルから生じたのかもしれない。

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Space in Images (ESA)
10月16日(火)
宇宙の衝突、銀河のリングをつくる

銀河はどのようにリングに形づくられるのだろう。右に描かれた青い銀河の縁には、新しく形成された極めて明るい大規模な星達から成る 直径15万光年の巨大なリング構造がある。この銀河 0644-741 はリング銀河として知られ巨大な銀河の衝突によって生じた。 銀河が衝突するとき、それらは互いに通過し合い、個々の星達はほとんど接触しない。このリングのような形は、小さな侵入銀河が大きな銀河を通過することによって起きた重力の混乱の結果である。 この時、星間のガスとダストは凝縮され、池の表面の波紋のようにインパクトポイントから星形成の波が出て行く原因になる。 このハッブル(可視)とチャンドラ(X線)宇宙望遠鏡からの合同のイメージの左にその可能性のある侵入銀河がある。 X線の光はピンクで示され、恐らく銀河の衝突の直後に形成された、エネルギーに満ちたブラックホールまたは中性子星が住む場所に描かれている。

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Astronomy Picture of the Day
10月15日(月)
エクソマーズ、コロリェフ・クレータを撮る

ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船のカラー/ステレオ地表画像システム CaSSIS は、2018年4月15日に、北緯 73.3 度/東経 165.9 度のコロリェフ・クレータ(Korolev Crater)の縁のこの視界を捕えた。このイメージはほぼ同時にとられた異なるカラーの三つのイメージの合成である。 続いて、このカラーの視界を作り出すためにそれらが組み合わされた。オリジナル・イメージはピクセル当たり 5.08 メートルであり、最終版をつくるために 4.6 メートル/ピクセルの解像度で再投影された。したがって、この局面はほぼ10×40キロメートルである。 このイメージは地上追跡速度秒速 2.90 キロメートルでとられた。ローカル太陽時 07:14:11であり、太陽の入射角は 76.6 度であった。

大判はイメージをクリック。または右のリンクから直接ご覧ください。なお、ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船は現在火星で活動する最も新しい軌道船です。クレータの縁の概観はこちらから。

Space in Images (ESA)
10月14日(日)
母なる自然の創造力

国際宇宙ステーションの指揮官アレキサンダー・ガーストは我々のホーム惑星のより良い視界を持っている。彼は軌道の研究室から南アフリカの西海岸のこの美しい地球を見て言った。母なる自然はこの世の多くのアーティストより創造的である。

大判はイメージをクリック。この写真は10月初頭の撮影です。
先の11日の新しいクルーの打ち上げ失敗によって、国際宇宙ステーションの作業はしばらくアレキサンダー・ガーストを指揮官とする3名でこなさざるを得なくなった。補給船の打上も当分無理だろうし彼らの予定された滞在期間も左程長くは延長できないだろう。この影響は恐らく短期間では済まない。国際宇宙ステーションはしばらく無人になるかも知れない。この事故は宇宙ステーションの運営が如何に綱渡りであったか、また、有人宇宙開発が如何に難しいかを知らしめた。

Space station
10月13日(土)
遠征57クルー、バイコヌールへ戻る

2018年10月11日木曜日にカザフスタンのバイコヌールの Krayniy 空港に着陸後、ロシアのロスコスモスの宇宙飛行士アレクセイ・オブチニン(左)とNASAの宇宙飛行士ニック・ハーグ(右)が彼らの家族に迎えられる。ロシアの調査と回収チームがソユーズ着陸地点からハーグとオブチニンを連れ戻し、ジェズカズガンから到着した。ソユーズ MS-10 宇宙船が軌道に上昇する間に異常が発生し飛行中止に終った。クルーは直ちに回収され良好な状態にある。

この事故はこれまでにない国際宇宙ステーションの運用危機と言えます。しばらくは今後の計画が立てられないでしょう。詳細を説明し推移を見守るために特集「ソユーズ MS-10 打上事故のまとめ」を開きました。

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Humans in Space
10月12日(金)
宇宙ステーションが我々の太陽を通過する

九つのフレームから構成されたこの合成イメージは、2018年10月7日日曜日に、秒速約8キロメートルで太陽を通過する、3名のクルーを乗せた国際宇宙ステーションの通過をシルエットで見せている。 搭乗しているのはヨーロッパ宇宙機関の指揮官アレキサンダー・ガースト、NASAのセリーナ・オナン・チャンセラー、ロスコスモス(ロシアの宇宙開発機関)のセルゲイ・プロコフィエフである。 このトリオは、間もなく、10月11日にカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられる、NASAのニック・ハーグとロスコスモスのアレクセイ・オブチニンの参加を得るだろう。

大判はイメージをクリック。なお、この記事はソユーズ MS-10 事故後の発表によっては差し替えるかもしれません。

Space station
10月11日(木)
火星の霜のクレータ

このイメージは、火星のシシィフィ(Sisyphi)平原の南緯68度の、穴のクレータの南に面する縁を示している。それは、火星の南半球が春の遅くにあった2018年9月2日に、ヨーロッパ宇宙機関とロスコスモス共同のエクソマーズ・ガス追跡軌道船に搭載されたカラー・ステレオ地表画像システム CaSSIS によってとられたイメージからつくられたカラーの合成写真である。最も驚くことはクレータの南に面した傾斜の明るい二酸化炭素の氷の堆積の残骸である。二酸化炭素といくらかの水蒸気は寒い月に外面が凍る。続いて、太陽が再び空で高くなると氷が昇華して下にある地表を明らかにする。この独特のクレータは、破片の流れに関係する、クレータの縁における狭いチャンネルの小さな刻まれたネットワークの、活動的な溝を持つことで知られている。このイメージの下り坂に、恐らく季節が変わるときの氷の融解に関連する氷の豊かな素材の地滑りのような流れが見られる。このイメージは20×8キロメートル、解像度は 4.5 m/ピクセルである。北は左上45度である。このイメージはローカル太陽時午前7時22分にとられた。

大判はイメージをクリック。または右のリンクから直接ご覧ください。

Space in Images (ESA)
10月10日(水)
ジャイロの問題でセーフモードに入ったハッブル、診断される

NASAが例外を調査する間、宇宙望遠鏡科学オペレーションは中止された。

東部夏時間2018年10月5日金曜日午後6時0分(日本時間10月6日土曜日午前7時0分)ごろに、NASAのハッブル宇宙望遠鏡はセーフモードに入った。NASAは科学オペレーションの再開に取り組んでいる。 ハッブルの機器は依然として完全にオペレーショナルであり、来る長期間ために優れた科学を生み出すことが期待されている。

大判はイメージをクリック。ジャイロスコープはハッブル宇宙望遠鏡の姿勢を制御する基本的な装置である。ハッブルのジャイロは予備を含め合計六つが用意されている。通常正確を期すために三つのジャイロが使われるが最低一つでも運用できる。既に二つのジャイロが故障しているが、今回は更に一つが異常を起こした。

Hubble Space Telescope
10月9日(火)
NASAボイジャー2号、星間宇宙に到達したかも知れない

2007年以来太陽圏の最も外側の層を旅してきた星間宇宙に向かうNASAのボイジャー2号が、太陽系の外側に始まる宇宙線の増加を検出した。1977年に打上げられたボイジャー2号は、地球から約177億キロメートル、地球と太陽の距離の118倍以上にある。ボイジャー科学者達は、宇宙船の太陽圏外周ヘリオポーズ(heliopause:太陽圏界面)入りに注目してきた。 ヘリオスフェア(heliosphere:太陽圏)を出たボイジャー2号は、ボイジャー1号に続いて星間宇宙に入る二番目の人工物になるだろう。ボイジャー2号の宇宙線サブシステム装置は、8月下旬以降、宇宙船に衝突する宇宙線の約5パーセントの増加を測定し、低エネルギー帯電粒子装置は高エネルギー宇宙線の同様な増加を検出してきた。宇宙線は太陽系の外側に源を発する動きの速い粒子である。これらの宇宙線はヘリオスフェアによってブロックされるので、ボイジャー2号がヘリオスフェアとの境界と交差するとき、宇宙線の割合の増加を示すだろうと予想されてきた。 2012年5月、ボイジャー1号はこれと似た宇宙線の割合を経験した。 それはボイジャー1号が太陽圏界面を横切って星間宇宙に入る約3ヵ月前であった。しかしながらメンバーは、宇宙線の増加が探査機が太陽圏界面を横断した決定的なサインではない点に注目している。ボイジャー2号はボイジャー1号があったヘリオスヒース(heliosheath)と異なる場所にある。ボイジャー2号がボイジャー1号の6年後に太陽圏界面に接近しているという事実は、太陽の11年の活動サイクルによる太陽圏界面の移動に起因するのかもしれない。  --- 解説は要約。イメージをクリックして大判で確認。
Voyager 2
10月8日(月)
インドネシアの断層ラインの陸地の動き

コペルニクス・センチネル2号データに由来するこのアニメーションは、インドネシアのパル(Palu)の断層線に沿った陸地の動きを明らかにしている。地震と続く津波がホームを破壊し、最近のレポートによるば、少なくとも 1400 の生命が奪われたと考えられる。これらの出来事によって最高150万人が影響を受けるだろうと推測される。衛星のデータは、これらのインドネシアのような、国際的な災害危機管理活動を支援するために使うことができる。ヨーロッパ宇宙機関がこのエリアに貢献している方法の一つとして、地球観測衛星(CEO)災害ワーキンググループの活動がある。

GIF 動画です。大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
10月7日(日)
「こうのとり」7号機で届けられた生鮮食品

9月23日に打ち上げられ9月28日に国際宇宙ステーションに到着した「こうのとり」7号機によって、ステーションに搭乗している宇宙飛行士達に生鮮食品が届けられました。北海道から玉ねぎ、宮城県から「パプリカ」、岡山県から「シャインマスカット」、愛媛県から「温州みかん」、佐賀県から「温州みかん」。詳しくは右のリンクからJAXAのページでご覧ください。提供する際の制約事項も記されています。ビデオ出演は現在国際宇宙ステーションに滞在しているNASAのセリーナ・オナン・チャンセラー宇宙飛行士。国際宇宙ステーションには本格的に調理する設備はないので玉ねぎやパプリカも生のまま食べられる?

ビデオはイメージをクリックして Youtube JAXA から。

JAXA
10月6日(土)
再びホームへ!宇宙ステーションクルー着陸

遠征56指揮官アンドリュー・フューステル、NASAのリッキー・アーノルド、ロスコスモス(ロシアの宇宙開発機関)のソユーズ指揮官オレグ・アルテミエフを乗せたソユーズ MS-08 宇宙船が、2018年10月4日木曜日に、カザフスタンのジェズカズガンの近くに着陸する。 フューステル、アーノルド、アルテミエフは、宇宙での197日後に地球に戻った。 彼らは遠征55・56のメンバーとして国際宇宙ステーションで働いた。

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Expedition 56
10月5日(金)
    ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する

    天文学者達は、ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)衛星からのデータを使って、2017年に我々の太陽系への短い訪問した星間オブジェクト、オウムアムアの起源の可能性がある四つの星を特定した。 この天体の発見は、昨年、大きな観察のキャンペーンを引き起こした。当初は初めての既知の星間小惑星と認識されたが、後にこの小さな天体は彗星であることが明らかにされた。 (9月27日)

    2017年に発見されたオウムアムア('Oumuamua:右に推定図)は、天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体と目されている。 発見された当初は太陽系内の彗星や小惑星と考えられた。直径が数百メートル前後の小さな天体とされている。 2017年9月9日に近日点を通過し、0.248 au まで太陽に接近した。現在は既に太陽系を離れ外部宇宙に向かっている(左図は推定コース)。 大判はそれぞれのイメージをクリック。

オリジナル
10月4日(木)
ガイア、銀河達の間を飛ぶ星達を見る

ミルキーウェイを高速度で疾走する星達を探すために、ヨーロッパ宇宙機関のガイア・ミッションからのデータの最新のセットを使っている天文学者達のチームは、恐らく他の銀河からの星を発見して驚いた。 ヨーロッパ宇宙機関の星の測量士ガイアは、4月に10億を超える星達の先例のないカタログを公開した。世界中の天文学者達が、この驚異的なデータセットを調査するために、この数ヶ月間絶え間なく働き、これまで成し遂げられなかった精度で我々の銀河とその彼方の星達の特性と動きを精細に調べた。その結果、多数の新しい興味深い調査を引き出した。 ミルキーウェイは 1000 億以上の星達を含んでいる。その大部分は、超巨大なブラックホールが中央にある、密度の濃い膨らんだ中央のディスクにある。その残りは非常に大きな球面のハローに広がっている。 星は秒速数百キロメートルでミルキーウェイを周っており、それらの動きは、この銀河の過去の歴史に関する豊かな情報を含んでいる。我々の銀河の星達で最も高速なクラスは、超高速の星達(hypervelocity stars)と呼ばれ、 それらは銀河の中心の近くで生命を始め、後に、ブラックホールに対する相互作用を通してミルキーウェイの端の方へ飛ぶと考えられている。これまでに僅かな超高速の星達のみが発見され、最近発表されたガイアの二回目のデータ公開が、それらの多くを探すユニークな機会を提供している。

大判はイメージをクリック。ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)計画は、10億以上の星達を正確に測定して我々の銀河の最も大きく最も正確な3次元マップをつくることを目的としたミッションです。この試みでは「ガイア、我々の銀河の荒れ狂う生命をほのめかす(9月21日)」「ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する(9月27日:ホームページのアストロサイエンス)」など、極めて貴重な発見が続いています。 なお、「ガイア、星間のオウムアムアのホームの候補を発見する」は、明日のこのコーナに掲載します。

Gaia (ESA)
10月3日(水)
ケープカナベラルからの初めてのロケット打上げ

フロリダのケープカナベラルからの1950年の初めてのロケット、バンパーV2(Bumper V-2)の打上で、宇宙飛行の新しい章が始まった。第二段は約400キロメートルの記録的な高度に達することができた。 ゼネラル・エレクトリック社の指揮で打上げられたバンパーV2は、一義的にはテスト・ロケット・システムであり、超高層大気の調査のために使われた。バンパーV2ロケットは、大気の温度と宇宙線のインパクトを含む特性を測定するための小さな積載物を運んだ。 7年後に、ソビエト連邦は、初めての地球軌道を周る衛星スプートニク1号と2号を打上げた。1958年の60年前の今日、米国はNASAを創設した。

大判はイメージをクリック。10月1日はNASAの創設記念日です。

Astronomy Picture of the Day
10月2日(火)
衝の土星とその月

カッシーニは、2017年9月15日にそのガスの巨人の大気に飛び込み、土星での13年間のミッションを終えた。しかし、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡は未だこのリングの惑星を見ている。これは、その62の既知の月のうちの六つとともに全面的に照らされた土星とそのリングを示す、ハッブルによって2018年6月6日にとられた合成のイメージである。見られる月は、左から右に、ディオネ、エンケラドゥス、テチス、ヤヌス、エピメテウス、ミマスである(名称付のバージョンはこちら。直径約116キロメートルの最も小さな妙な形のエピメテウスと比較して、ディオネは直径1123キロメートルであり写真で最も大きな月である。カッシーニ・ミッションの間に、エンケラドゥスは、地下の海の存在を意味する表面から噴出する水蒸気のジェットの発見によって、最も興味深い月として確認された。水の存在は生命の存在に結びつくかもしれない。ヨーロッパ宇宙機関の“木星の氷の月探査機 Juice ”は、海を保持するかも知れない木星の月、ガニメデ、エウロパ、カリストを調査するために2022年に打上げられる。ここに示されたハッブル・イメージは、太陽、地球、土星が並び、地球から見て太陽が完全に土星を照らす、土星の衝の直前の6月27日にとられた。地球と土星の最接近は衝とほぼ同じ時期に起き、より明るく大きく見せて、より詳細なイメージが撮られる場を提供する。このイメージの惑星のリングは地球に向かってほぼ最大の傾きで見られる。

以上記事は一部のみ取り出しています。大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
10月1日(月)
NASAの NICER 、宇宙ステーション捩じれさせる

この2018年6月8日に得られたコマ落しのビデオは、国際宇宙ステーションからパルサーその他のX線源を調査する、NASAの中性子星内部組成探査衛星(NICER:Neutron star Interior Composition Explorer)の正確な振付けを示している。 NICER は毎日多数の源を観測して追跡し、太陽に最も近い星(プロキシマ・ケンタウリ)から他の銀河達のX線源にまで及んでいる。この90分の軌道と少々のムービーの動きは100倍に速度を上げている。 NICER の旋回の一つの要因は、それぞれ34メートルの長さの宇宙ステーションのソーラーアレイの動きにある。パネルが NICER の視界を侵す前に、この装置は、その56のX線望遠鏡を新しい天のターゲットに向けるために旋回する。

ムービーはイメージをクリックして Youtube から。

Solarsystem and Beyond
9月30日(日)
日本の七回目の補給船、 Canadarm2 によってハーモニーモジュールに導かれる

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの H-II 運搬船7号(HTV-7)が、その配置点、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールに向かって Canadarm2 によって導かれている。その HTV-7 は、2018年9月22日に日本の種子島宇宙センターから宇宙ステーションに向かって打上げられ、4日半の旅を行った後、遠征56指揮官アンドリュー・フューステルによって操作されたロボットアーム Canadarm2 によって捕えられた。

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Space station
9月29日(土)
大量のオーロラ

この国際宇宙ステーションからの2017年6月25日のスナップショットで、緑のオーロラが空を厚く塗っている。地球の上約400キロメートルの軌道を周っているステーションは、オーロラディスプレイの上の領域に自身を置いている。オーロラは活発な分子や原子のサインの色を持っている。酸素原子からの放射がこの視界を支配している。低い高度での輝きは緑であるが、より珍しい赤い帯が宇宙ステーションの地平線上に伸びている。この軌道の光景は、星座おおいぬ座に属する星達が右の地平線上にある、オーストラリアの南東を通過している間に捕えられた。地球の縁の近くの最も明るい星、おおいぬ座アルファ星シリウスが見える。

Astronomy Picture of the Day
9月28日(金)
月  期

我々の月の外見は夜ごとに変わる。月が地球を周るとき、最初に半分が太陽によって照らされ、次第に見える部分が増え、続いて減って行く。示されたビデオは、今年(2018年)に見える全12の月期を明らかにするために、NASAの月軌道を周っている月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)によってとられたイメージをアニメーションにしている。一つの月期は、そのフェーズの全てを含む、我々の月の一つの全サイクルを記述している。全月期は1ヵ月以下の約 29.5 日かかる。それぞれの月期が進むと日光は異なる角度で月から反射し、違った異なる地形を照らし出す。この全ての間、もちろん、月は地球に向かって同じ顔を保っている。夜ごとに少し変わることは、月の見た目の大きさが僅かに変わり、また、月がその楕円軌道に沿って進むとき、秤動(ひようどう)と呼ばれる僅かなぐらつきが起きることである。

動画はイメージをクリックして Youtube から。
秋は月の美しい季節です。9月24日は「中秋の名月」、25日は「満月」でした。このところ雨が多く月見もままなりませんが、24日の中秋の名月は夜の前半は見ることができました。

Astronomy Picture of the Day
9月27日(木)
太陽のフィラメント噴出する

2012年中頃、長い永続的な太陽のフィラメントがエネルギーに満ちたコロナ質量放出(CME)を生じさせ、突然宇宙に噴出した。このフィラメントは太陽のこれまでにない変化する磁場によって何日間も保たれ、爆発のタイミングは予想外だった。太陽を周っているソーラーダイナミクス天文台によって詳しく見られたその結果としての爆発は、太陽系の中に電子とイオンを叩きつけ、そのあるものは3日後に地球に到着し、オーロラを引き起こして地球の磁気圏に影響を与えた。活動領域を囲むプラズマのループが、示された紫外線イメージの噴出するフィラメントの上に見ることができる。太陽は今、その11年の相対的に不活発な状態にあるが、帯電した粒子を宇宙に流す太陽のコロナに予想外の穴が開いた。

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Astronomy Picture of the Day
9月26日(水)
ヴェラ・ルービンの尾根からのキュリオシティの眺望

もしNASAのキュリオシティ・ローバーならば、あなたは、先月、シャープ山の側面の興味深い岩が散乱したとまり木、ヴェラ・ルービンの尾根からの視界を見ただろう。この360度のパノラマは、全ての方向からの眺望を、傾きを指定して、回転させることができる。このバーチャルリアリティの視界では、アンテナ、ロボットアーム、放射性同位元素熱電発電機(RTG)など、ローバーの多くの機器にラベルが付されている。暗い砂と明るい岩が湖床泥岩と呼ばれる混合の近くの地面を覆っている。そびえ立つシャープ山が、段階的に縮小している惑星全体にわたる嵐からの空中のダストのために遠くにかろうじて見える。キュリオシティは生命のための成分が火星に存在することを発見してきた。火星への次は、11月の後半の着陸を目標にするNASAのインサイトであり、赤い惑星の内部を調査するために地震計を配備するだろう。

アニメーションはイメージをクリックして Youtube から。画面にカーソルを当て様々な方向に動かしてみてください。

Astronomy Picture of the Day
9月25日(火)
M1 : ハッブルからの蟹星雲

これは星が爆発するときに残される混乱である。西暦1054年に見られた超新星の結果としての蟹星雲は神秘的なフィラメントで満たされている。このフィラメントは極めて複雑であるだけでなく、最初の超新星で放出されるより少ない質量を、また自由な爆発に期待されるより高い速度を持っている。ハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこのイメージは、科学的な関心のために選ばれた三つの色で示されている。蟹星雲は幅約10光年に及んでいる。星雲の中央には、太陽ほどの規模であるが僅かに小さな町の大きさの中性子星、パルサーが横たわっている。カニ・パルサーは毎秒約30回で回転している。

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Astronomy Picture of the Day
9月24日(月)
土星の北極の六角形

土星の北極の「六角形」として知られる驚くべき6面のジェット気流が、このカラフルなカッシーニ・イメージに明らかにされている。北緯70度にも及ぶこの疑似カラーのビデオフレームは、2012年後半に土星を周っている宇宙船によって記録された、赤外線、可視光線、紫外線の画像データに基づいて投影されている。1980年代のボイジャーのフライバイ・イメージに最初に発見されたこの惑星の奇怪な長命の形は、差渡し約 30,000 キロメートルである。その中央にはガスの巨大なハリケーンのような北極の嵐が横たわっている。カッシーニ・データの新しい長期の調査は、惑星の北半球に接近した夏に形づくられた北極の「六角形」のアウトラインに正確にマッチする、注目すべき高緯度の渦を発見した。それは、土星の成層圏の、これらの深い雲のトップの上数百キロメートルにも達するように思える。

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Astronomy Picture of the Day
9月23日(日)
小型衛星、「宇宙ゴミ」のための可能性のある解を実証する

国際宇宙ステーションは、地球の回りの軌道上にある間様々な実験と調査を行い、人類の軌道の調査のプラットホームとして用いられている。2018年6月20日、宇宙ステーションは、日本の「きぼう」研究室モジュールの外部から、ナノラック破片除去衛星(NanoRacks-Remove Debris satellite)を宇宙に展開した。この技術デモンストレーションは、軌道の残骸または「宇宙ゴミ」の場所と速度をマップするために3Dカメラを使って調査するように設計された。この衛星は、破片を模したナノ衛星を捕えるためのネットを成功裏に配備した。宇宙での衝突は宇宙ステーションや衛星に深刻な結果をもたらすだろう。しかし、この調査は、大きな破片の除去が顕著に衝突のチャンスを減らすことを示した。

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Space Station Research
9月22日(土)
潜在的浮遊測定ユニットが、国際宇宙ステーションのトラスに搭載される

NASAのマーシャルスペースフライトセンタの宇宙環境影響チームは、国際宇宙ステーションのトラスに搭載された、右に見られる浮遊可能性測定ユニット(Floating Potential Measurement Unit)を開発した。この FPMU は、静電気の放電が起こるときの、宇宙飛行士達や潜在的に損害を与える機材に対する安全のための、軌道上でのソーラーアレイと表面につくられる電荷を測定する。

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Space station
9月21日(金)
ガイア、我々の銀河の荒れ狂う生命をほのめかす

ヨーロッパ宇宙機関の星マッピング・ミッションは、池の波紋のように動く何百万もの星達のセット、我々のミルキーウェイ銀河がまだ衝突の影響に耐えていることを明らかにした。この近い遭遇は恐らく過去3億~9億年のあたりに行われた。それは、我々の銀河の主要な構成要素の一つ、ミルキーウェイ・ディスクの星達に与えられた動きのパターンによって発見された。このパターンは、ガイアが10億以上の星達の位置を正確に測定するだけでなく、空の平面のそれらの速度をも正確に測定することを明らかにした。ガイア(Gaia)は「宇宙の相(phase space)」として知られる位置と速度を併せ使って星の動きの調査の場を提供する、数百万の星達のサブセットの完全な3次元の速度の推定を提供した。宇宙の相では、星達の動きは興味深い、また、それらの速度に対してプロットされた星達の位置が全く予想外のパターンを明らかにしている。この調査を主導したスペインのバルセロナ大学の Teresa Antoja は、 彼女のコンピュータ・スクリーンに最初にそれを見たとき、彼女の目を完全に信じることができなかった。

大判はイメージをクリック。ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)計画は、10億以上の星達を正確に測定して、我々の銀河の最も大きく最も正確な3次元マップをつくることを目的としたミッションであり2013年12月に打上げられた。その概要・目的はこちらを参照。

Gaia (ESA)
9月20日(木)
土星の北極周辺のオーロラ

土星のオーロラは地球に似ているだろうか? このガスの巨人での2017年9月のカッシーニの最終軌道の間に、ハッブル宇宙望遠鏡とカッシーニ宇宙船は同時に土星の北極を監視した。この間、土星の傾きは、地球から北極を明瞭に見せた。このイメージは、オーロラの複数の紫外線イメージと、ハッブルによって最近とられた土星の雲とリングの全て可視光線のイメージの合成である。土星の北のオーロラは、地球のように、極の周り全体にまたは部分にリングをつくることがある。しかしながら、地球上とは異なり、土星のオーロラはしばしば渦巻であり、ほとんど真夜中と夜明け前にピークに達する。木星のオーロラとは対照的に、土星のオーロラは、近くの、変わりやすい、太陽風に対する、土星内部の磁場の接続に関連するように見える。土星の南のオーロラは、この惑星の南極が地球からはっきり見えた2004年に、同じようにイメージが撮られた。

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Astronomy Picture of the Day
9月19日(水)
近くのケフェウス型変光星 RS Pup

空には中心に最も重要な星達の一つがある。これは、偶然、部分的にまばゆい反射星雲に囲まれている。イメージの中心にある最も明るい星、脈動する RS Puppis は、我々の太陽より約10倍大きく、平均して 15,000 倍明るい。実際には RS Pup は、宇宙の距離のスケールを確立する最初の段階の一つとして近くの銀河達までの距離を推定するためにその明るさが使われる星達のクラス、ケフェイド変光星タイプの変光星である。約40日間以上で脈動する RS Pup の規則的な明るさの変化が、効果的な光のエコーとして時間的に遅れる星雲に沿って見られる。時間の遅れと星雲の角度の大きさの測定を使って知られた光の速度は、プラスマイナス90光年の注目すべき小さな範囲を持つ 6,500 光年にある RS Pup までの距離を幾何学的に判定する場を天文学者達に提供している。 星の天文学のための印象的な業績、このエコーで測定された距離は、 RS Pup の真の明るさをも正確に確立し、また、ミルキーウェイを越えた銀河達までの距離の知識を改善する。このイメージはハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。

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Astronomy Picture of the Day
9月18日(火)
強力な太陽面爆発

それは記録された歴史上最も強力な太陽面爆発の一つであった。2003年に起き、電磁スペクトル全体で見られたこの太陽は、短時間、X線でいつもより100倍以上明るくなった。この巨大な X 17 の太陽面爆発と続くコロナ質量放出(CME)の翌日、爆発から放出されたエネルギーに満ちた粒子が地球を叩き、オーロラを発生させ、衛星達に影響を及ぼした。これらのフレームをとった宇宙船 SOHO は、これらと引き続く太陽の粒子の嵐の更なる損害を避けるために、カメのようなセーフモードに置かれた。このコマ落しのムービーは、4時間の間に起きた出来事を10秒に圧縮している。中央の円盤の周囲に見られる CME は、ビデオを通してほぼ四分の三に現れ、一方、フレームの終端方向には SOHO の LASCO 探知器を打つ爆発からの陽子のノイズがある。1859年のこの日の、強力な太陽の嵐の影響は、キャリントンの出来事(Carrington Event)として知られる地球上の電信のスパークを引き起こした。このような強力な太陽の嵐は美しいオーロラで満たされた空をつくり出すかもしれないが、それらは、衛星に、また地球全体の電力網に影響を与えるような真の危険をもたらす。

アニメーションはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
9月17日(月)
    コペルニクス・センチネル、ハリケーン・フローレンスの洪水をマップする

    9月14日にノースカロライナに接近したハリケーン・フローレンスは、広範囲にわたる損害と氾濫を引き起こしている。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル1号レーダー・ミッションが被災地の図化に使われている。この強力なハリケーンは、陸地に接近をする前にカテゴリ1にランクを下げたが、大西洋を横断する長い旅で生じた嵐の勢いは残り、高潮と氾濫はカテゴリ4に匹敵していた。コペルニクス非常事態管理サービスは嵐が上陸する前に洪水の図化を準備してきた。このサービスでは、衛星の情報を使って、異なる種類の災害の緊急対応のための情報を提供している。

    大判はイメージをクリック(原版にリンクしています)。この記事はカテゴリ1まで落ちた嵐が甚大な被害をもたらしていることと、この衛星の“雲を透過して地上を見る”能力(右のイメージをクリックしてその働きのアニメーションをご覧ください)に焦点を当てています。ハリケーン・フローレンスについては14日(金)と昨日の記事を参照。なお、ハリケーンの勢力はカテゴリ5が最強です。

Space in Image (ESA)
9月16日(日)
ハリケーン・フローレンス、陸地に接近する

カテゴリ1の嵐としてノースカロライナに上陸する前の、ハリケーン・フローレンスが国際宇宙ステーションから描かれる。

大判はイメージをクリック。ハリケーン・フローレンスはカリブ海に発生した強烈なハリケーン(一昨日の記事参照)。一時はカテゴリ4まで発達し、アメリカ東海岸の広い地域に避難命令が出た。ここではカテゴリ1まで衰え目も明らかでなくなっている。上陸後間もなく熱帯性低気圧に変わった。

Space station
9月15日(土)
巨大な氷山が逃亡する

2017年7月、最大の氷山の一つが南極大陸のラーセンC氷棚から記録的な分離をした。しかしながら、東の海の氷と北の浅瀬が、この A68 と名付けられた巨大な氷山を囲んでいた。そのため、一年以上漂ったが、親氷棚の近くを離れなかった。最終的にラーセンCから吹く強い風が期待していたように押した。2018年9月初頭、これらの風がウェッデル還流(Weddell Gyre)へ氷山の南端を押し出した。このアニメーションの中で右から左への流れとして見られる海洋の水の、この時計回りの溜りと北のラーセン棚を通って流れる海氷が、ウェッデル海の中で A68 を回転させた。それは漂い更に北の暖かい海に運ばれている。スワンシー大学の Adrian Luckman によって構成されたこのアニメーションは、ヨーロッパ宇宙機関の二機から成るコペルニクス・センチネル1号ミッションからのデータを使っている。それぞれの衛星は、昼夜の関わらず雲や雨を通して地表のイメージをとる先進的なレーダー装置を運んでいる。これは長い冬の間暗闇に覆われる極地を監視するために不可欠である。

GIF 動画です。大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
9月14日(金)
ハリケーン・フローレンスを下に見る

「これまでにカテゴリ4の大きく開いたハリケーンの目を見たことがない。それは宇宙からでさえ悪寒を感じる」と、国際宇宙ステーションの遠征56クルーメンバー、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士アレキサンダー・ガーストは言った。宇宙ステーションの船外の高解像度ビデオ・カメラは、カテゴリー4の嵐、ハリケーン・フローレンスの鮮明な視界を捕えた。このビデオは、火曜日に、フローレンスが毎時130マイル(208キロメートル:秒速約70メートル)の風とともに、大西洋を通して西北西の方向に渦巻いているときに撮られた。米国ハリケーンセンターは、フローレンスが9月14日金曜日早くにノースカロライナとサウスカロライナの海岸線に着く前に、更に強くなると予測している。

大判はイメージをクリック。原寸大はこちらから。

Hurricane
9月13日(木)
新しいHTV打上と船外活動の予定

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーションへの HTV-7 補給船の打上予定を設定した。 HTV-7 の新しい打上と到着日の変更の結果、二回の保守船外活動のための目標日時も調整された。5トンを超える、食物、燃料、クルー補充用品、新しい科学装備等は、日本の種子島宇宙センターから、東部夏時間木曜日午後5時21分(日本時間金曜日午前6時21分)に打上げられる予定である。 HTV-7 は軌道の研究室への3日半の道のりをとり、月曜日午前6時50分(日本時間月曜日午後7時50分)ごろに Canadarm2 ロボットアームで捕えられるだろう。続いて、約3時間後に、ステーションのハーモニーモジュールにインストールされるだろう。NASAテレビは全ての活動を中継放送するだろう。この HTV-7 は、また、来るべき船外活動の焦点である六つの新しいリチウムイオン電池をステーションに届ける。(地上の)ロボットコントローラ達は HTV-7 から新しいバッテリを取り外し、ポート4トラス構造にインストールするだろう。続いて、宇宙飛行士達アレキサンダー・ガースト、アンドリュー・フューステル、リッキー・アーノルドが、二回の船外活動として、9月23日と9月29日に、最終的なバッテリ接続作業を行うだろう。(以上要点のみ)

イメージ:NASAの宇宙飛行士セリーナ・オナン・チャンセラー(右:女性)とアンドリュー・フューステルが二つの異なる実験で働く。大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
9月12日(水)
ESO 137-001 を剥ぐ

約2億 2000 万光年離れて、渦巻銀河 ESO 137-001 が、大規模な銀河の集団 Abell 3627 の中を突き進んでいる。南の星座南三角座の方向のこの遠い銀河が、このカラフルなハッブル/チャンドラ合成イメージに、手前のミルキーウェイの星達を通して見ることができる。この渦巻は時速約700万キロメートルで疾走し、そのガスとダストがはぎ取られている。ハッブルの近可視光データの証拠、明るい星の集団が、短い、後を追う青い筋に沿って裸になった素材に形づくられてきた。チャンドラのX線データは、右下に向かって 400,000 光年以上に伸びる拡散した暗く青い尾として、熱いはぎ取られたガスの巨大な広がりを明らかにしている。ダストとガスの消失は、この銀河にとっての新しい星の形成を難しくするだろう。星形成のダストとガスに欠けた黄色い楕円銀河が ESO 137-001 の右側にある。

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Astronomy Picture of the Day
9月11日(火)
日本の貨物ミッション延期される

気象状況悪化の結果、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、南日本の種子島宇宙センターからの日本の貨物船の打上予定を延期した。自律制御の H-II 運搬船7号(HTV-7)は、国際宇宙ステーションのクルーのための5トンを超える補充用品、水、予備部品、実験装置を積んでいる。新しい打上日付は未だ決定されていない。左の写真は日本の3回目の補給船(HTV-3)が、2012年9月に、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールに設置されているのが描かれている。

大判はイメージをクリック。 「こうのとり」は、現在、国際宇宙ステーションの貨物船のなかで、最も大きな重量を運べる貨物船です。今回は六つの新しいリチュームイオン電池を含む、船内、船外合計で約 6.2 トン(船内物資約 4.3 トン、船外物資:約 1.9 トン)を運びます。なお、ロシアのプログレス貨物船の運搬量は数トン程度です。

Space station BLOG
9月10日(月)
ステーションへの日本の貨物船打上準備整う

国際宇宙ステーションへの日本の七回目の貨物ミッション(HTV-7:こうのとり7号)は、米国東部夏時間月曜日午後6時32分(日本時間火曜日午前7時32分)の打上準備の最終段階にある。ミッションコントローラー達は種子島宇宙センター打上サイトで気象を監視し、遠征56クルーは金曜日早くの到着の準備をしている。日本宇宙航空研究開発機構の HTV-7 は多様な科学装備等を届ける。これらの新しい施設は、高温でのタンパク質結晶の成長、遺伝子の変化、他の様々な重要な宇宙現象など、宇宙飛行士達が物理的なプロセスを観測するのを可能にするだろう。「こうのとり」と呼ばれる HTV-7 は、また、ロボットコントローラ達がステーションのポート4のトラス構造で取り外し後インストールする六つの新しいリチウムイオン電池を運んでいる。これらは9月20日と26日の二回の船外活動で切替作業を終えるだろう。金曜日午前7時40分(日本時間金曜日午後8時40分)の Canadarm2 ロボットアームによる「こうのとり」捕捉作業を演習するために、二人のNASAの宇宙飛行士達がコンピュータによる捕獲技術訓練を受けている。 --- イメージは前回のこうのとり。大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
9月9日(日)
オーロラ:常にショックを与える

宇宙飛行士アレキサンダー・ガーストが国際宇宙ステーションから我々に鳥瞰図を与えた。オーロラのダンスの光は、地上の、また宇宙からの壮観な視界を提供するが、また、太陽から入って来るエネルギーと粒子を調査する科学者達の想像力を捕える。

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Expedition 56
9月8日(土)
タイタンを見る

厚い大気に覆われた土星の最大の月タイタンは見るのが本当に難しい。超高層大気に浮いた小さな粒はほとんど透視不能な霞をつくり出し、可視光線の波長で光を強く散乱させ、覗き見る目からタイタンの表面を隠す。しかしタイタンの表面は、拡散が弱くまた大気の吸収が少ない赤外線波長でより良いイメージが撮られる。中心を置かれたタイタンの可視光線のイメージの周囲に配列された、この苛立つような月の最も鮮明かつ広域な赤外線の視界のいくつかがある。疑似カラーのこの六つのパネルは、カッシーニ宇宙船に搭載されたカシーニ可視光・赤外線マッピング分光計からの赤外線画像データの、13年間の一貫した処理を示している。これらはカッシーニの可視光の視界との驚くような比較を提供している。

大判はイメージをクリック。原版は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
9月7日(金)
太平洋の夏の船の轍

2018年8月、北太平洋の雲の背景に対して、長く狭い雲が際立っていた。船から排出された小さい粒の周りの水蒸気が凝縮するときに、船の轍(ship track)と呼ばれる特徴的な雲の形が生じる。船の轍は、一般的に、薄く低い層雲と積雲があるエリアに生じる。船によって生じる粒(特に硫酸塩)は水に溶け、雲の滴をつくる種として役立つ。船の排気で生じた雲は、汚染されてない雲より多く、またより小さな滴を持っている。その結果、汚染された雲は多くの方向に散乱し、特に明るく厚く見える。アクア衛星の中間解像度画像分光放射計は、8月26日に、いくつかの船の轍のこの自然色のイメージを捕えた。この雲は、カリフォルニアとオレゴンの境界の西、約 1,000 キロメートルにあった。類似した環境条件は、太平洋のこの部分で、8月27日と28日にも生じた。(以下略)

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Aqua Satellite
9月6日(木)
ミネソタからの宇宙線

宇宙からの宇宙線は毎秒身体を貫いている。それらは一般的に危害を与えない。このイメージは、ミネソタにあるフェルミ研究所の NOvA Far 探知器を通した筋として高速で動く粒子のいくつかを明らかにしている。このイメージは15秒ごとに更新されるが、その時に起きた宇宙線のみを明らかにし、大部分は1種類の粒子、ミューオンのみを明らかにしている。この探知器の主要な目的は宇宙線の検出ではなく、810キロメートル離れたシカゴ近くのフェルミ研究所から地球を通して放たれる NuMI ビームからのニュートリノの検出である。しかしながら、ここでは週あたりごく僅かなニュートリノだけが予想されている。この実験では、例えばそれらの旅の間にどのようにタイプを変えるかなどの、ニュートリノの性質を調査する場を提供している。宇宙線自体は僅か約100年前に発見され、コンピュータ・メモリを変化させるだけでなく、最終的には人類に結びつく DNA の突然変異を引き起こすかも知れない。

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Astronomy Picture of the Day
9月5日(水)
ケレアリア・ファクラ

この驚くような合成のクローズアップに、矮惑星ケレスで最も明るいケレアリア・ファクラが明らかにされている。この高解像度画像データは、この矮惑星の地表上34キロメートルの低い高度のルーピング軌道で、ドーン(Dawn)宇宙船によって記録された。ケレアリア(Cerealia)ファクラは幅約15キロメートル、直径90キロメートルのオッカトル(Occator)クレータの中央に見ることができる。ケレスに散在する他の明るい場所と同様、ケレアリア・ファクラは氷ではなく、汚れた雪のような反射率を持つ露出した塩分を含む残骸である。この残留物のほとんどは、矮惑星の地殻の中または下の、融けた海からの炭酸ナトリウムと塩化アンモニウムと考えられている。先進的イオン推進による11年のミッションでドライブされたドーンは、ケレスの旅の前にメインベルトの小惑星ヴェスタ(Vesta)を探査した。しかし、この惑星間宇宙船は、この8月から10月の間のいつかに、そのヒドラジン推進装置の燃料が尽きると予想されている。続くその方向のコントロールの消失は、地球と通信するパワーと能力の消失に繋がるだろう。一方、ドーンは先例のない詳細でケレスを探査し続け、小さな世界のその軌道で最終的に引退するだろう。

大判はイメージをクリック。ドーン(Dawn:夜明けの意)は火星と木星の間の主小惑星帯の矮惑星ヴェスタ(Vesta)とケレス(Ceres)を軌道から調査した。

Astronomy Picture of the Day
9月4日(火)
暗い斜面の筋、火星で裂ける

このような暗い筋の成因に関する理論の候補には、ダストの雪崩、ドライアイスの流れの蒸発、液体の水の流れなどがある。はっきりしていることは、これらの筋が明るい地表のダストを通して起き、深く暗い層を露出させていることである。火星では長い間類似した筋が撮られ、季節的に外見を変えるいくつかの地表の形の一つである。特に、ここで興味を起こさせるのは、さらなる斜面を下る小さな筋に分けられているその大きな筋である。このイメージは、火星軌道を周っている火星偵察軌道船(MRO)に搭載された HiRISE カメラによって、数ヵ月前にとられた。現在、広域なダストの嵐が火星の多くを囲んでいる。

大判はイメージをクリック。クレータなどに見られるダストの筋は現在の火星の水の存在を確かめるために数多く撮られているが、このような鮮明な流れは稀である。なお、このイメージは今年2月に登録されたものですが、火星は、今、全球的なダストの雲で覆われており、かなり澄んできたものの地上のローバーとの連絡はとれず、軌道の宇宙船からの地表のイメージも途絶えています。

Astronomy Picture of the Day
9月3日(月)
夏の褐色

長い熱波と雨の不足を受けて、この夏のヨーロッパでは茶色が主な色であった。一方、今、冷たい空気と雨が北西ヨーロッパに戻り、いくつかの光景は何時もの緑の色に変わった。これらの衛星のイメージは、熱い乾燥した気象がどのように植物に影響を与えたかを示している。また、世界水の週(World Water Week:8月26日~31日)に当たり、これらのイメージは如何に水が重要であるかを思い起こさせる。(以上、記事は要点のみ)

イメージをクリックしてムービーを直接ご覧ください。解説はありません。左下に対象地域の表示があります。大判動画はこちらからダウンロードできます(mpg4:21.48 MB)。

Space in Image (ESA)
9月2日(日)
夜のイタリア

2017年10月、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士パオロ・ネスポリ(伊)は、国際宇宙ステーションからイタリア、シシリー、サルデーニャ、コルシカのこのイメージをとった。彼はこのイメージをソーシャルメディアに投稿し付け加えた。 「西から東へ通過して、私はイタリア全土を得た...」

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Space in Images (ESA)
9月1日(土)
ジャバの灯

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は地球の全ての美しさを観る。遠征56のメンバーがインドネシア最大の島ジャバ(またはジャワ:Java)の夜間のこのイメージをとった。インドネシアのこの島はインド洋の暗闇に対して都市の照明で際立っている。ジャバのこの島は世界で最も人口の多い島であり、1億 4100 万人以上の住民を有し、インドネシアの地理的・経済的中心でもある。

大判はイメージをクリック。近海に多数の船の灯が見えることにも注目しよう。

Earth