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| このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介しています。掲載期間は概ね一か月。 土曜日・日曜日・祝日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。 |
(Space Weather News)
昨日、我々は大きな黒点警報を発令したが真に大きい。NASAの太陽ダイナミクス観測所(SDO)からのこのイメージは、11月30日に太陽の南東に現れた巨大なそれを示している。 |
(Space Weather News)
今後2か月間、NASAのパーサビアランス・ローバーは追加の仕事として太陽天文学者となる。いま、火星は太陽の背後を通過しており、これによってローバーは太陽の裏側を観察でき、地球からは見えない黒点を監視できる。これは11月25日にジェゼロクレーターで撮影された最新のイメージである。 |
この深視野の合成イメージは、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のNIRCamによって記録された、銀河集団Abell 2744の素晴らしい景色を示している。パンドラ星団とも呼ばれる Abell 2744 自身は、 3つの異なる大質量銀河集団の重厚な合併のようである。 それは、ちょうこくしつ座(constellation Sculptor)に向かった約35億光年にある。 |
5番目に小さいことを示す。
2025年の南極上空のオゾンホールは過去数年と比べて小さく、NASAと米国海洋大気庁(NOAA)は、今世紀の後半には回復が見込まれていると報告している。今年のホールは、1992年以来5番目に小さかった。その年はオゾン層破壊化学物質の段階的廃止に関する画期的な国際協定が発効し始めた年である。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
このグレースケールの映像は、地上(左)と国際宇宙ステーション(右)で蒸気がどのように凝縮するかを示している。映像は5倍に高速化され、クリップ全体はリアルタイムで約1分かかっている。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空開発機構(JAXA)とのベピコロンボミッションは、2018年10月から水星に向かって巡航している。目的地到着まであと1年しかないが、これまでにミッションは何を成し遂げただろう? また、太陽系で最も小さく、最も未踏査の岩石惑星の軌道に入ったこの2機の探査機から何が期待できるのだろうか? |
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10月29日に近日点、すなわち太陽への最接近を終えて現在太陽系外に向っている彗星3I/ATLASは、我々の美しい太陽系を通過する3番目の恒星間天体として知られている。 |
レモン彗星には明るい尾がいくつあるだろう、二つ?。 この珍しいイメージでは3つあるように見えるが何故だろう? |
冥王星の夜の側がこの影の多い光景を覆っている。 |
(Space Weather News)
太陽嵐から1週間後、イギリスの研究者達は嵐の強力な放射線の最初の測定値を発表した。サリー宇宙センターと英国気象庁の分析によると、航空高度での放射線量は20年ぶりの最高レベルに跳ね上がった。 |
最南端の大陸周辺の海氷は、衛星記録開始以来の最低の季節記録の一つを記録した。 |
センチネル6Bの打ち上げは、NASAと欧州のパートナーによる海面監視の共同ミッションの継続となる。この衛星は世界の海面上昇や海洋循環の測定に加え、大気の温度と湿度の垂直プロファイルも記録する。これらのデータは、科学者達が、海岸線の後退を予測し、天気予報、ハリケーン予測を改善し、エルニーニョ、ラニーニャなど潮汐や現象の研究に役立つ。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
ブラジルでCOP30気候会議が開催される中、地球上で最大かつ最も重要な熱帯雨林であるアマゾンの窮状に再び世界の注目が集まっている。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
新しいコペルニクス・センチネル4号(Copernicus Sentinel-4)ミッションは、大気中の二酸化窒素、二酸化硫黄、オゾンの濃度を強調する最初のイメージを配信した。これらのイメージは暫定的ではあるが、地球の上空36,000キロメートルの静止軌道から大気質を監視する、ヨーロッパの能力の大きなマイルストーンを示している。 |
(Space Weather News)
黒点4274(左図の右上)は今日国際時間11月14日0830(日本時間11月14日午後5時30分)再び噴火し、X4クラスの太陽フレアを発生させた。フレアからの極紫外線によって、インド洋上空で短波電波が停止した。さらに重要なことは、爆発によってCMEが宇宙に投げ出されたことである。 |
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(Space Weather News)
予想よりも早く到着した2つのCMEが11月11日に地球に衝突した。間隔が狭い一連の衝突によって、激しい地磁気の嵐(G4)が発生した。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
科学者達は、ヨーロッパ宇宙機関のスウォーム(Swarm)衛星編隊からの11年間の磁場の測定を使って、2014年以降、南大西洋異常として知られている南大西洋上の地球の磁場の弱い領域が、ヨーロッパ大陸のほぼ半分の面積まで拡大していることを発見した。 |
(JAXA 2025年10月)
近年の宇宙開発の活発化により、軌道上物体数は増加の一途をたどっており、観測可能な物体数だけでも30,000個を超える物体がある。特に破壊実験、破砕事故、大規模コンステレーション衛星や小型衛星の増加により、軌道上環境の悪化は深刻になっており、衝突確率の増大等の影響により衛星運用に与える影響は無視できない状況である。また、利用価値の高い軌道(主に地球低軌道、静止軌道)は国際的に保護領域として設定されており、運用終了後のロケット上段や衛星、それらから生じた破片などの、いわゆるスペースデブリを低減するための対策が重要視されている。 |
(Space Weather News)
活動的な黒点4274は、国際時間11月9日 0735 (日本時間11月9日日曜日午後4時35分)に再び爆発し、X1.8クラスの太陽フレアと完全なハローCMEをつくり出した。フレアの間、インド洋の短波無線は大気のイオン化により一時的に動作を停止した。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
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イータ・カリーナは爆発しようとしているのかもしれない。しかし、それが来年か、今から百万年後か誰も知らない。イータ・カリーナの質量は、それを完全なふくれた超新星の優れた候補にする、我々の太陽より約100倍の大きさである。 |
地球から625光年離れた若い系外惑星CT Cha bを取り囲む塵とガスの円盤の芸術的なレンダリング。 |
(Space Weather News)
今日、太陽は、 コロナ質量放出(CME) を地球に向かって投げつけたが、これは直撃になるようである。黒点4274(左図の左上)からのM7.5級の爆発には、明確な地球指向の要素がある。合計で、今後数日間に3つのCMEが地球に衝突する。その結果、11月6日から8日にかけて、強いG3クラスの地磁気の嵐が発生する可能性がある。 |
ハッブル宇宙望遠鏡と⽇韓地上望遠鏡で同時検出 (国立天文台)
<イメージの説明>: りゅう座EK星のフレアに伴うガス噴出の想像図。高温で速い噴出が青く、低温でゆっくりした噴出が赤く描かれている。 |
(すばる望遠鏡)
革新的な新装置の搭載によって、すばる望遠鏡がこれまでにない鮮明さで宇宙を観測できるようになります。国際研究チームは「フォトニック・ランタン」と呼ばれるデバイスを利用して、恒星を取り巻くガス円盤を観測し、単一の望遠鏡としては史上最も高精細な画像を実現しました。この成果は、様々な天体の微細構造の研究に新たな道を開くものです。 |
(JAXA)
10月26日に種子島宇宙センターから打ち上げ、30日に国際宇宙ステーション(ISS)に到着した新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)によって、以下の生鮮食品をISSに長期滞在中の宇宙飛行士へ届けましたので、お知らせいたします。 |
(Space Weather News)
ほとんどの彗星は緑であり時には青である。カリフォルニア州のアマチュア天文学者のダン・バートレットが珍しい金色の彗星、アトラス彗星 (C/2025 K1) を追っている。 |
(ヨーロッパ宇宙機関)
<前書き>:この記事は10月31日付で掲載されたものです。 |
(すばる望遠鏡)
NGC 5301 は、りょうけん座の方向にある渦巻銀河です。円盤を真横(エッジオン)から見た姿で、銀河円盤全体に広がるダストレーン(暗黒帯)が際立っています。赤みを帯びた中心部と青く輝く渦状腕の色の対比が美しい銀河です。正面から見た渦巻銀河 NGC 5211 と比べると、同じ種類の銀河でも見た目の印象が大きく異なります。1つの銀河を異なる角度から見ることはできないため、様々な向きの銀河を観測し比べることが、銀河の構造を理解する上で重要です。 |