このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
5月26日(木)
地球の上のスペースシャトル

2010年に国際宇宙ステーションに搭乗していた宇宙飛行士達は初めて遠くにそれを見た。間もなく暗いシルエットになり大きくなった。更に近くなった時、シルエットは宇宙船として見えた。最終的に、そのオブジェクトは、間もなく地球軌道を周っている宇宙ステーションとドッキングする、スペースシャトル・エンデバーそのものであることが明らかになった。ここには接近するエンデバーが地平線の近くに撮られており、そこには地球の大気圏のいくつかの層が見えている。シャトルの直接背後には青く見える中間圏(mesosphere)が、白く見える大気の層は成層圏(stratosphere)であり、オレンジの層は地球の対流圏(Troposphere)である。総合的に地球の半径の2パーセント未満に及ぶこれらの空気の薄い層は、呼吸における酸素の提供や宇宙からの危険な放射線に対するバリアなどを含めて、様々な点で我々の全てを支えている。

大気の層の概要は こちら から。大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
5月25日(水)
太陽の組成

このヨーロッパ宇宙機関/NASAの太陽軌道宇宙船のコロナ環境(SPICE)装置のこのスペクトルのイメージは、太陽の外層大気圏のコロナの組成を記録している。このイメージは、2022年3月31日に撮られた、同一場所の、紫外線光の六つの異なる波長を示している。人間の目に見えないイメージはカラーコード化されている。これらのイメージは、波長のそれぞれが原子の異なる種によって異なる温度で特徴的に発っせられる太陽の大気圏の組成を明らかにしている。上の列に沿って、99 nm のイメージは摂氏 85,000 度の窒素を、70 nm のイメージは摂氏 100,000 度で酸素を、75 nm のイメージは摂氏 110,000 度で硫黄を示している。下の列に沿って、 76.5 nm のイメージは摂氏 150,000 度で窒素を、78 nm のイメージは摂氏 160,000 度で硫黄と酸素を、77 nmのイメージは摂氏 630,000 度でネオンを示している。SPICE によって明らかにされたこの組成は、太陽軌道船の太陽風分析(SWA)装置によって記録された太陽風の組成と比較される。これらは、研究者達に、太陽風を発する異なる加速機構を調査する場を与えている。
--- 左図のリンクは原版を指しています。

Week in images (ESA)

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5月24日(火)
太陽の南極の太陽軌道船の最高解像度イメージ

2022年3月30日、ヨーロッパ宇宙機関/NASAの太陽軌道船(Solar Orbiter)が見た太陽の南極は、宇宙船がまだ太陽に最も近い地点を通過してから僅か4日後であった。これらのイメージは、極紫外線画像装置(EUI)によって波長17ナノメートルで記録された。多くの科学的な秘密が太陽の極に隠されていると考えられている。将来の太陽活動のために磁気の種を形成すると考えられるこれらの太陽での、大きいが一時的な活動領域をつくる磁場が、太陽に飲み込まれる前に極を流れた。イメージの明るい領域は主に太陽の内部から上昇する磁気ループによってつくられる。これらは、粒子がそれらを横切るのが難しく、閉じ込められ、 EUI が記録するように特別に設計された極紫外線を放出するので、閉ざされた磁力線と呼ばれる。暗い領域は太陽の磁場が開いている領域であり、ガスは宇宙に逃げて太陽風を作り出す。太陽軌道船は、2025年から、金星の重力を利用して軌道の傾きを徐々に上げる。これによって、宇宙船の機器は、よりトップダウンの視点から太陽の極を調査することができる。このイメージの色は、機器によって検出される源の波長が人間の目には見えないので、人工的に追加されている。
--- 大判はイメージをクリック。ムービーは こちら(Youtube:2秒) から。

Week in images (ESA)

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5月23日(月)
3月2日の太陽フレア

ヨーロッパ宇宙機関/NASAの太陽軌道(Solar Orbiter)宇宙船に搭載された極紫外線画像装置(EUI)とX線分光器/望遠鏡(STIX)は、2022年3月2日に、太陽表面の活動領域から噴出する太陽フレアを捉えた。この EUI のイメージは、波長17ナノメートル(174オングストローム)の極紫外光が、摂氏約100万度の太陽の大気のガスから放出されていることを示している。これらの STIX の検出が、ズームイン EUI HRIEUV イメージの上に重ねられた。 STIX は二つの異なるエネルギーバンドでのX線を記録している。低エネルギーX線は赤、高エネルギーX線は青で示されている。フレアは主に極紫外線光と低エネルギーX線を放出するが、それはまた、発達するにつれて、ある高エネルギーX線も発生させている。

しばらくヨーロッパ宇宙機関の太陽に関する記事を連載します。図のリンク先は動画です。

Week in images (ESA)

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5月22日(日)
阿蘇山、日本

2022年1月1日に、コペルニクス・センチネル2ミッションが、日本最大の活火山である阿蘇山を捕らえた。阿蘇山は標高 1592 m 、そのカルデラは、周囲約 120km 、南北 25km 、東西 18km の世界最大のカルデラの一つである。このカルデラは、約 90,000 〜 270,000 年前の、4回の主な爆発的噴火で生じた。これらは大量の火砕流と火山灰を生み、九州地方の大部分を覆い、山口県にまで及んだ。カルデラは、阿蘇五嶽と呼ばれる五つの峰で囲まれている。中岳は阿蘇山の中心にある唯一の活火山である。この火山は何十年にもわたって散発的に噴火し、最近では2021年に噴火した。クレータから遠くない烏帽子岳の巨大クレータの中に、広大な草原、草千里がある。2万年以上前に活動していたこのクレータは、火山性の軽石で満たされており、数キロメートル下ではまだマグマがつくられている。しばしば雨水が平野に溜まり一時的な湖をつくる。牧草地は牛の飼育、酪農、乗馬に使われている。日本には110の活火山があり、そのうち47は、最近噴火したり、地震活動、地盤の変形、大量の煙の放出などの兆候を示し注意深く監視されている。衛星のデータは、爆発を予告する僅かな変化を検出でき、可視光線とレーダー装置は、溶岩流、泥流、地上の亀裂、地震等を含む噴火に関連する様々な現象を捕えることができる。大気センサーは、爆発によって広がるガスやエアロゾルを確認し、広い環境への影響を定量化することができる。--- 文章は要点のみ。

Copernicus Sentinel-2
5月21日(土)
宇宙飛行士、サマンサ・クリストフォレッティとケイラ・バロン

遠征67、ヨーロッパ宇宙機関(ヨーロッパ宇宙機関)のサマンサ・クリストフォレッティ(Samantha Cristoforetti:左)とNASAのケイラ・バロン(Kayla Barron)が、国際宇宙ステーションのトランキリティモジュールの二つのバスルーム内部の配管に関して、協力して作業をしている。 (April 29, 2022)

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Space station
5月20日(金)
MIRI と Spitzer イメージの比較

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、その科学装置の全四つを、天文台の視界の全域を示すように並べてある。今、ウェッブの最も冷たい機器、中間赤外線装置(MIRI)に焦点を当て、以前と同じイメージのより詳しい観察を得た。この 7.7 ミクロンでの MIRI テスト・イメージは大マゼラン雲の一部を示している。この銀河は、ウェッブのパフォーマンスを試すための、密度の濃い星のフィールドを提供した。ここでは MIRI イメージのクローズアップが、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡の赤外線アレイ・カメラ(8.0ミクロン)で撮られた、同じ目標の過去のイメージと比較されている。引退したスピッツアは、近及び中間赤外線の宇宙の高解像度イメージを提供する、初めての天文台であった。一方、ウェッブは、その一層大きな主鏡と改良された探知器によって、改善された明快さで赤外線の空を見て、多くの発見を可能にするだろう。例えば、この MIRI イメージは、星間ガスを一層詳細で示している。ここには、熱バランスと星間ガスの化学において重要な役割を果たす、炭素と水素の 「多環式芳香族炭化水素類」 の分子からの放射を見ることができる。ウェッブの中間赤外線装置によるこのような調査は、天文学者達に星達と原始惑星システムの誕生に対する新しい洞察を与えるだろう。ウェッブ・チームは、この夏に科学観測を始めるために、機器のセットアップとテストの準備を始めた。

Week in images (ESA)
5月19日(木)
NOAA 、 GOES-18 からの最初のイメージをデビュー

2022年5月11日、米国海洋大気圏局(NOAA)は、静止運用環境衛星T(GOES-T)から西半球の最初の画像を得た。後に GOES-18 と名付けられたこの衛星のアドバンスト・ベースライン画像(ABI)装置は、最近、地球のこの素晴らしい景色を捉えた。3月1日にNASAによって打ち上げられた GOES-18 は、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地の宇宙打上複合台41から離陸した。この ABI は、16の異なるチャンネルで地球を示し、それぞれが電磁スペクトルに沿って異なる波長のエネルギーを測定し、地球の大気、陸、海洋に関する情報を取得する。

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Earth
5月18日(水)
宇宙船は火星の砂嵐にどのように対処する?

2022年1月上旬、米国のほぼ2倍の大きさの火星で発生した大規模な砂嵐が赤い惑星の南半球を覆い、NASAの探査機の一部が通常の活動を一時停止した。NASAのインサイト着陸船は、ダストがソーラーパネルに太陽光が到達するのを妨げたため、バッテリーの電力を節約するために「セーフモード」に切り替わった。NASAのインジェヌイティ・マーズ・ヘリコプタも、状況が改善するまで飛行を延期しなければならなかった。NASAの軌道船艦隊は、火星の砂嵐を監視し、地上のローバーと着陸船からのデータを中継することによって、地球への生命線として機能している。これには、火星リコネッサンス軌道船、メイブン、オデッセイが含まれ、オデッセイは、技術的な問題に直面しながらも、砂嵐の最中にインサイトを十分な速さで回復させることができた。なお、インサイトは、2018年11月、火星のイリジューム・プラニシアに着陸し、地震の信号を使って、惑星の地殻、マントル、コアの特性について一層詳しく知ることで、初めて惑星の深部を調査することを目的としている。(2022 02 24, NASA Mars Report から。)

--- 左のイメージは英語解説付き動画にリンクしています。

InSight
5月17日(火)
ロゼッタのイメージの秘密を明らかにするのに役立つ「違いを見つける!」

ヨーロッパ宇宙機関とズーニヴァース(Zooniverse)は、「違いを見つける」宇宙ゲームに参加するよう呼びかける市民科学プロジェクト、ロゼッタ・ズー(Rosetta Zoo)を立ち上げた。ヨーロッパ宇宙機関のロゼッタは、2014年から2016年にかけて、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を2年以上周回してきた。この宇宙船は彗星を間近で調べ、前例のないデータを集め、太陽系の形成と進化の、最も興味深い謎のいくつかを解き明かした。調査の途中で、この彗星は太陽に近づき、約1億 8600万 km の最接近の後再び遠ざかった。これは、ミッションの過程で、その表面が様々に照らされたことを意味した。ロゼッタは、この彗星で、崖の印象的な落下やピットの形成から変化するダストのパターンや転がる岩まで、多くの光景の変化を見てきた。科学者達は、これらの変化を利用して、彗星がその外層を脱落させる詳細なメカニズムを調査することを期待している。しかし、表面の変化が膨大なため、チャート化は非常に複雑な作業になる。よって、科学者達は、市民科学プロジェクトの助力を求めることに決めた。ボランティアは、ほぼ同じ地域の画像を並べ、ダストの動きから移動、塊の消失まで、さまざまな変化を特定するよう求められている。

ENABLING & SUPPORT (ESA)
5月16日(月)
    ソーラーサイクル25初めての太陽震

    26年前、研究者達は太陽の震動活動を発見した。Alexander Kosovichev 博士らのチームはある太陽面爆発のコアからの円形の波を発見した。彼らはこの震動を「太陽震(sunquakes)」と名付けた。典型的な太陽震は1906年のサンフランシスコ大地震のエネルギーの4万倍もある。これらの太陽の震動の波は、地震によって発生する「P」波のような圧縮波のように見える。それらは、恐らく、太陽の内部を通して反対側で、微かな複製をつくり再結合する。彼は、その後何百もの太陽震を観測した。それらの全てがフレアを生み出すでもなく、これは不思議である。更に波紋は不思議な振舞いをする。典型的な波は初速 32,000 km 以下、消える前には最高 400,000 km まで速まる。「我々は今、5月10日の X1.5 クラスの太陽面爆発から、太陽周期25の初めての太陽震を検出した」と Kosovichev は発表した。右は、1996年の爆発サイトに中心を置く、太陽の乱れた表面からの同心のリング。太陽周期25は急速に強まっており、更に多くの太陽震が近い将来にある。 --- 左のリンクは2022年5月10日の太陽震のドップラーグラムムービー(SDO/NASA)。

Space Weather News
5月15日(日)
軌道上の夕日の最後の光が地平線を照らす

この写真では、アフリカの国ボツワナの上空263マイルを周回する国際宇宙ステーションから、軌道上の太陽の最後の光が地平線を照らしている。

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Space station
5月14日(土)
国立天文台
5月13日(金)
N11: 大マゼラン雲の星の雲

大きな星達、粗い風、ダストの山々とエネルギーに満ちた光が、銀河達のローカルグループにおける星の構成の、最大かつ最も絵のような領域の一つを彫っている。 N11 として知られるこの領域は、大マゼラン雲(LMC)として知られ、我々のホームの銀河ミルキーウェイの隣人であり、多くのイメージの右上に見られる。ここに示されたイメージは、科学的な目的のためにハッブル宇宙望遠鏡でとられ、芸術的目的のために再加工された。ここに撮られた部分は NGC 1763 として知られているが、N11 輝線星雲全体は、大マゼラン雲のサイズにおいて、タランチュラ星雲に次いで2番目である。新生の若い星達を収めているコンパクトな数滴の暗いダストがイメージ全体に見える。ハッブル宇宙望遠鏡を用いた LMC の変光星の最近の研究では、観測可能な宇宙の距離のスケールを再較正するのに役立ったが、広汎な宇宙マイクロ波背景を使って見つかったスケールとは僅かに異なるスケールをもたらした。

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Astronomy Picture of the Day
5月12日(木)
タイタンの海が太陽光を反射する

タイタンの地表は、何故眩しいフラッシュで照らし出されているのだろう? その理由は液体の海からの太陽によるきらめき(sunglint)である。土星の月タイタンは、多数のメタンの滑らかな湖を持っており、ある角度で、あたかも鏡のように日光を反射する。2004年から2017年まで土星を周ったロボット・カッシーニ宇宙船は、2014年に、ここに疑似カラーで撮られた、雲で覆われたタイタンを、雲を刺し通す赤外線の異なる帯でイメージを撮った。この鏡面反射は明るく、カッシーニの赤外線カメラの一つがを飽和させたほどだった。この太陽によるきらめきは迷惑であったが、それはまた役に立った。この反射領域は、タイタンの北が、顕著な蒸発の期間を示す、広い複雑な海の並びを持っていること確認させた。我々の太陽系の最も神秘的なこの月の数多くの通過の間に、カッシーニは、タイタンが、自然のガスの液化されたバージョンである雨を含め、活動的な気象を持つ世界であることを明らかにした。

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Astronomy Picture of the Day
5月11日(水)
火星の食:フォボス、太陽を横切る

ここに示されたビデオは、1ヵ月前に、パーサビアランス・ローバーによって火星の地表からとられた。径約 11.5 キロメートルのフォボスは我々の月より150倍小さいが、50倍近い。実際に、フォボスは、5000万年以内に火星に衝突することが予想されるほど火星に近い。フォボスの低軌道は地球の日食より早く終える。このビデオでは約40秒間の通過が示されている。このビデオは、火星のジェゼロ・クレータで探査を続けている、ロボット探査車パーサビアランスによって撮られた。

イメージのリンク先は Youtube です。

Astronomy Picture of the Day
5月10日(火)
火星サンプル持帰りコンセプトイラストレーション

このイラストレーションは、パーサービアランスが火星の表面から集めたサンプルを地球へ運ぶためにチームを組む、複数のロボットのコンセプトを示している。NASAとヨーロッパ宇宙機関は、パーサビアランスによって集められ、チューブに収められ封印された火星の岩石や土壌のサンプルを、地球での詳細分析のために持帰るコンセプトを開発している。現在のコンセプトでは、左下のパーサビアランスがサンプルを集めたジェゼロ・クレータの近くに着陸船を送る。NASAが提供するサンプル回収着陸船(右端)が、NASAのロケット(火星上昇船)を運び、第二の着陸船(背景)が、ヨーロッパ宇宙機関のゴルフ・カートよりやや小さいサンプル引取ローバー(中央)を運ぶ。この引取ローバーは、パーサビアランスが地表に残したサンプルを集め、サンプル回収着陸船に運び、火星上昇船に移す。パーサビアランスが直接新しいサンプルを着陸船に届けることもある。火星上昇船はサンプルを収めた容器を軌道に打上げる。火星軌道で待つヨーロッパ宇宙機関の地球帰還軌道船は、NASAが提供する捕獲、封入、持帰りシステムを使って、軌道を周っているサンプル容器とランデブーして捕える。このシステムは容器を捕え、地球に持帰るために、地球エントリーシステムの中にそれを準備をする。 --- パーサビアランスの「読み」については こちら から。

火星探査計画
5月9日(月)
NASAのスペースXクルー3、帰還

スペースXクルードラゴンエンジュランス宇宙船が、着水した直後に見られる。宇宙船は、2022年5月6日金曜日に、177日間の、宇宙での国際宇宙ステーション66・67クルーミッションを終えた後に、フロリダ州タンパ沖のメキシコ湾に着水した。

地球大気入りで焼けこげた船体を見ていただくために取り上げました。イメージをクリックして原版(4652×3304. 5.12 MB)で確認してください。

Commercial Crew
5月2日(月)
インド全域にわたる熱波

インドは、今、多数の都市で、摂氏42度を超える長い熱波に直面している。これは、この国の気象部門が、120年以上前に記録を始めて以来の、最も熱い3月を記録した数週間であった。コペルニクス・センチネル3号ミッションからのデータを使ったこのイメージは、国の大部分の陸地の表面温度を示している。インド気象部門によれば、4月8日に、国の一部で、大気の最大温度が摂氏43~46度に達した。予報官は、熱波の状況が5月2日まで続くと予想されると警告した。センチネル3号ミッションは、4月29日の雲のない陸地の表面温度の正確な測定を得ることができ、いくつかのエリアで摂氏60度を超えていた。このマップは、ミッションの海と陸地表面温度放射計装置を用いてつくられた。

--- 以上の解説は要約です。イメージのリンク先はオリジナル画像。

Week in images (ESA)
5月1日(日)
インド、ハイデラバードの街の灯

ネルー外環道路に囲まれたインドの ハイデラバード の街の灯が、 南アジア亜大陸 の上空262マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られている。(2022.02.27)

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Space station
4月30日(土)
テネリフェ島, カナリア諸島

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションは、アフリカの北西海岸に位置する、スペインの カナリア諸島 で最大の テネリフ(Tenerife) の上に我々を連れて行く。カナリア諸島は、グラン・カナリア島、ランサローテ、ラパルマなどを含む八つの主な島から成っている。島の中央にあるテイデ(Teide)国立公園はユネスコ世界遺産であり、テイデ山を含んでいる。海底から 7500m のその高さは、世界で3番目の高い火山である。テイデは活火山であり、最新の噴火は、溶岩流が北海岸のガラチコの町と港の大部分を埋めた1909年に起きた。テネリフは、島の多様な地形とユニークな気象の要因のために、複数の小気候(局地の気象)を持っている。一年の大半を北東から吹く貿易風の影響を強く受け、島の北部やテイデ山の北の斜面に湿度と降水をもたらす。この効果は、植生を示す画像の濃い緑色ではっきりと見ることができる。この緑の帯はコロナ森林自然公園の境界に続いている。テネリフの住民の多くは海の数キロメートル以内の低い傾斜で生活し、他の住民は、北海岸の近くの、集中的に開拓された斜面に住んでいる。このイメージは2021年12月31日にとられた。  ---大判はイメージをクリック。

Week in images (ESA)
4月29日(金)
スペースXファルコン9、ドラゴンフリーダムクルー船とともに打上げられる

ドラゴンフリークルー船を載せたスペースXファルコン9ロケットが、フロリダのケネディ宇宙センタから、国際宇宙ステーションに向けて打上げられる。指揮官キェル・リングレン、パイロット・ロバート・ハインズおよびジェシカ・ワトキンズとサマンサ・クリストールフォレッティの四名のスペースXクルー宇宙飛行士達は、4ヵ月半の間、軌道を周っている研究室で生活し働くだろう。

--- 右のイメージはドッキング後のドラゴン・クルー船。大判はイメージをクリック。

Space station
4月28日(木)
銀河が衝突するとき

ハッブル宇宙望遠鏡からのこのイメージに捉えられたように、二つの銀河の壮観な正面衝突が、珍しい三角形の星の誕生の狂乱に点火した。これらの相互作用する銀河のデュオは総称して Arp 143 と呼ばれ、このペアには、右のきらびやかで歪んだ星形成渦巻銀河 NGC 2445 と、左の派手さの少ないコンパニオン NGC 2444 が含まれている。天文学者達は、これらの銀河達が互いを通過し、 NGC 2445のユニークな形の星の構成に火をつけ、イメージの右側では、何千もの星達が生命を爆発させていると提起している。この銀河が星の誕生で溢れているのは星をつくる燃料であるガスが豊富だからであるが、イメージの左側に示されているパートナー NGC 2444 の重力の握りからはまだ逃げられてはいない。このペアは宇宙の綱引きを繰り広げており NGC 2444 が勝利しているように見える。この銀河は NGC 2445 からガスを引き出し、新しくつくられた星達の奇妙な三角形を形成した。

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Galaxies
4月27日(水)
3Dプリントの骨

この人工骨サンプルは、宇宙での救急医療のために3Dバイオプリンティングを実用的なツールにするための初期のステップである。ヨーロッパ宇宙機関の研究への取り組みは、長期ミッションの宇宙飛行士に骨や皮膚の移植に必要な「スペアパーツ」、さらには完全な内臓への即時アクセスを提供できる、バイオ・プリンティング技術を開発することを目指している。この3Dバイオプリンティングは間もなく地球上で実用的になる可能性があり、宇宙飛行の困難な条件を満たすのに役立つ可能性がある。その例として、無重力または低重力での宇宙飛行士は骨密度を失うため、軌道上または火星で骨折する可能性が高くなる。また、火傷の治療には、患者の体から採取された皮膚の移植が含まれることが多く、地球上では完全な病院のケアで管理できるが、二次的な損傷が容易に治癒しない可能性があるため宇宙では危険が多い。皮膚または骨は、宇宙飛行士自身から入手可能な、栄養豊富なヒト血漿の「バイオ・インク」を使ってバイオ・プリントすることができる。「マイナス1g」の重力で逆さまに作業することで、チームはおそらく宇宙でそれを行うことができることを示した。この骨のサンプルは、ヨーロッパ宇宙機関の ESTEC ウェブサイトの99のオブジェクト の品目の最初の選択の一部である。 --- 大判はイメージをクリック。

Week in images (ESA)
4月26日(火)
ハッブル宇宙望遠鏡、史上最大の彗星の核を確認

初期の太陽系の40億年の遺物彗星がその道に向かっている。この深宇宙の住人は太陽系で最も古いオブジェクトの一つである。これらの氷のブロックは惑星構築の初期の痕跡である。これらは、太陽系から巨大な外惑星の間に重力によって投げ出され、深宇宙の太陽系を囲む遠く離れた彗星の広大な宝庫「オールトの雲」の住人になった。この彗星の壮観な数百万マイルの長い尾は、その中心が、ダストと混合した氷の核、汚れた雪の玉(dirty snowball)ではないことを示している。大部分の彗星の核は差渡し数キロメートルであるが、彗星 C/2014 UN271 (Bernardinelli-Bernstein) は径136キロメートルほどの大きさかもしれない。この彗星は、チリの セロトロロ汎米天文台 の暗黒エネルギー調査の目録イメージで発見された。それは、2010年に初めて偶然に観測された。この彗星は、今、太陽から32億キロメートル弱にあり、数百万年で、そのオールトの雲のその巣へ戻るだろう。

イメージは 原版 でご確認ください。1マイルは 1.6 キロメートルです。なお、本サイトの記事 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 も参照。

Hubble Space Telescope
4月25日(月)
アポロ16号、月のパノラマ

50年前の1972年4月20日、アポロ16号の月着陸船オリオンは、月の近い側の南中央のデカルト高地に着地した。宇宙飛行士ケン・マッティングリーがキャスパーで頭上を周回している間に、オリオンは、ジョン・ヤングとチャールズ・デュークを月面に導いた。二人はほぼ3日間を月の上で過ごした。彼らの第3回と最終の地表船外活動の終わりの近くでとられたイメージ(AS16-117-18820 から AS16-117-18814)で構築されたこのパノラマの眺望は、左側遠くに月着陸船を置いている。手前に彼らの電気月面車、ヤングが惑星地球の方向へ高利得通信アンテナの狙いを定める間にデュークがカメラを操作した。

--- 大判はイメージをクリック。非常に横長のイメージです。左の写真は変形しています。原版は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
4月24日(日)
モンゴルの首都ウランバートルの街の灯

中国が南、ロシアが北に接するモンゴルの首都ウランバートルの都市の灯が、この国の上空263マイルを周回する国際宇宙ステーションから描かれている。

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Space station
4月23日(土)
ジュノ、木星で月の影を捕える

NASAのジュノ宇宙船は、2022年2月25日の巨大な惑星へのミッションの40回目の接近の間に木星のこの視界を捕えた。木星の月ガニメデによる大きな暗い影がイメージの左側にある。市民科学者 Thomas Thomopoulos が JunoCam からデータを使ってこのイメージをつくった。その時、ジュノは、木星の雲のトップの上約 71,000 キロメートルにあり、南緯約55度、ガニメデより15倍近くにあった。木星の雲のトップにオーバル(卵型)の皆既日食の影が見える。皆既食は木星では地球より一般的である。木星は四つの大きな月(ガリレオ衛星)を持っており、7日間に、ガニメデが一回、エウロパが二回、イオが4回通過する。また、木星の月は、木星の軌道平面の近くを周っているので、しばしば月の影が木星に投げかけられる。 JunoCam は木星の近くでこのイメージを捕えたので、ガニメデの影は特に大きく見える。

--- 大判はイメージをクリック。 JunoCam 処理の画像集は こちら(英語) から。本サイトの木星探査衛星ガリレオの記録は こちら から。

Jupiter
4月22日(金)
ハッブル、グループになっている広い銀河で32回目の誕生日を祝う

宇宙の孤独な一部で、五つの強くグループ化された銀河が気の長いダンスに興じている。ヒクソン・コンパクト・グループ40(HCG 40)と呼ばれるこの広い束には、三つの渦巻形の銀河達、楕円銀河、レンズ状銀河を含んでいる。これらは約10億年で衝突して、巨大な楕円銀河を形づくり併合するだろう。ハッブルは、その32回目のバースデイに当たって、これらが合併する前の、共に落込みダンスを続けるときの、それらの生涯で非常に特別な瞬間のこれらの銀河達を捕えた。科学者達は、そのような100以上のコンパクトな銀河グループのカタログを作ったが、 HCG 40 は最も密度濃く詰め込まれた一つである。このような堅いグループは、極度に熱せられていた時の初期の宇宙にはより一般的であったかもしれず、その落ち込む素材は、クエーサと呼ばれる非常にエネルギーに満ちたブラックホールに燃料を供給したかもしれない。 HCG 40 のような近くのグループの調査は、天文学者達が、どのように銀河達が形づくられたかについて学ぶのに役立っている。

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Hubble Space Telescope
4月21日(木)
衝突:どのように岩の惑星をつくるか

岩の天体間の大きな衝突が我々の太陽系をつくった。これらの出来事が他の星達の周りでどれくらい頻繁に起きるかの類似した事故の観測が手掛かりを与えている。地球や月を含む我々の太陽系の岩の惑星と衛星の大部分が、太陽系の歴史の初期に、巨大な衝突によって形づくられた。互いにぶつかり合うことによって、岩の天体は、更に多くの素材を蓄え、大きさを増し、あるいは、壊れて複数の小さな天体になることがある。今では引退したNASAのスピッツア宇宙望遠鏡を使っている天文学者達は、これまでに岩の惑星をつくっている若い星達の周辺の、この種の衝突の証拠を発見してきた。しかし、それらの観測では、そのオブジェクトの大きさなどの、衝突の多くの詳細を提供して来なかった。このイラストレーションは、若い星の周りの巨大な破片の雲の、二つの大きな小惑星サイズの天体の衝突の結果を表している。NASAのスピッツアは、科学者達に衝突で起きた詳細を与える、星 HD 166191 をブロックする破片の雲を調べた。

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Planets
4月20日(水)
Arp 78: 牡羊座の特異な銀河

NGC 772 としても知られるそれが、ハワイのマウナケアの頂上近くの大きなジェミニ北望遠鏡からのこの詳細な宇宙のポートレイトで、際立った、外の渦巻の腕を装っている。ダストレーンに沿った若く青い星の集団と並んだ Arp 78 の渦巻の腕は、恐らく、銀河のスケールの重力の潮力の相互作用によって汲み上げられている。近くのコンパニオン銀河は NGC 770 であり、このフレームの右上の外れにある。しかし、この宇宙の視界には、一層遠い背景の銀河達が明瞭に見える。

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Astronomy Picture of the Day
4月19日(火)
アニメーション:奇妙なラジオサークル

奇妙な電波円(Odd Radio Circles:ORCs) ORC-1 は、新しいオーストラリアの SKA 先導的電波アレイ(SKA Pathfinder radio array)を使って2019年に偶然発見され、電波周波数でのみ見える奇妙な五つオブジェクトを象徴的に表している。このビデオの最後のイメージでは、南アフリカのミーアキャット(MeerKAT)アレイからの2021年のデータで詳細を明らかにしている。この青緑色を割り当てられた電波データは、暗黒エネルギー調査可視/赤外線(Dark Energy Survey optical/IR)マップと結合されている。このイラストレーションでは、 ORCs の起源について一つのアイデアを調べている。もし二つの超巨大ブラックホールが銀河の中央で併合すれば、関連する衝撃波が電波放射のリングをつくり出すかもしれない。これらがビデオフレームを満たして成長している。このビデオは ORC が径約100万光年になるまで追跡し拡大している。幸いにも、来るべき 平方キロメートル・アレイ(Square Kilometer Array) が、これと他の有望なシナリオのテストに役立つことができる。
--- ORC は非常に大きな説明不能の天体であり、2021年4月27日現在、そのような天体は五つ観測されている。 ORC の三つは中心に光学銀河を含んでおり、その形成された要因を示唆している。

Astronomy Picture of the Day
4月18日(月)
夜の空と国立公園

NASAと国立公園局は協力して、公園管理者達が国立公園内の動物種に対する屋外照明と騒音の影響をよりよく理解するのに役立つ、 ウェブベースのツール を作成した。このウェブサイトでは、公園管理者が春や冬の季節などの期間を選択し、特定の公園にズームインして音と夜間の照明データを表示し、それらの感覚刺激からどの動物種が危険にさらされているかを判断できる。この米国の地図の作成に使用された NASA/NOAA Suomi NPP 衛星からの夜間光データなどの宇宙からの観測は、国立公園内の動物種に対する屋外の照明の影響をよりよく測定するのに役立つ。2022年4月16日~24日は 国立公園週間 である。全国の公園では、バーチャルと対面でイベントを開催している。 宇宙イメージギャラリーからの米国国立公園 を訪れよう。

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Earth
4月17日(日)
ナポリ湾のベスビオ山

国際宇宙ステーションが高度260マイルを周っていたときに、イタリア、ナポリ湾のベスビオ山が撮られる。

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Space station
4月16日(土)
1981年4月12日:最初のシャトルミッション打上げ

1981年4月12日早朝、NASAはジョン・ヤングとロバート・クリッペン宇宙飛行士を軌道に乗せた最初の宇宙輸送システム、スペースシャトルミッションを打ち上げた。ミッション司令官のジョン・ヤングは、1972年の月面散策を含め、すでに4回宇宙を飛行していた。パイロットのボブ・クリッペンは海軍のテストパイロットであり、後に3回のシャトルミッションを指揮することになった。ロシアのユーリ・ガガーリンが宇宙を初飛行して以来20年の春の朝であった。アメリカは6年間人間を宇宙に打上げていなかった。

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STS-1
4月15日(金)
月の南極の影

これは、広角カメラでとられた、複数時の照明マップである。これをつくるために、月調査軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)は、6太陰日(地球で6ヵ月)にわたって、月の南極に中心を置いたエリアを、繰り返し、異なる角度から、 1,700 のイメージを集めた。その結果として生じたイメージが、太陽によって照らされた地表の、それぞれの場所のパーセンテージを表す、示されたマップをつくるために重ねられた。納得がいくように、影の中に残った、直径19キロメートルのシャクルトン・クレータのフロアが、マップの中央近くに見える。月の南極自体はクレータの縁のほぼ9時にある。月の南と北の極の近くのクレータ・フロアは永久の影の中に残り、一方、山々のトップはほとんど連続的に日光の中に残ることができる。将来の最前線に役立てるために、陰になったクレータフロアは水の氷の貯蔵所を提供し、一方、日の当たる山のトップは、太陽エネルギーを集める良い場所を提供するだろう。

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Astronomy Picture of the Day
4月14日(木)
海王星は思ったより冷たい - 大気温度の予想外の変化が明らかに

海王星の大気温度が過去 20 年間で予想外に変動していたことが、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡による中間赤外線の観測から明らかになりました。ひとつの季節が 40 年以上かけてゆっくりと移り変わる海王星で、このような大規模な気温変化が捉えられたのは今回が初めてです。本研究では、2020年に運用を終えた、COMICS のファイナルライトで得られた画像が大きな役割を果たしました。この研究結果は、東北大学、国立天文台、英・レスター大学や米・NASA ジェット推進研究所 (JPL) の惑星科学者らによる国際研究チームが、過去約 20 年にわたって得られてきた海王星の中間赤外線画像すべてを網羅的に解析して得たものです。

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すばる望遠鏡
4月13日(水)
太陽サイクル最新情報

NOAAからの新しい黒点数は、太陽周期25が公式予測を上回っていることを確認しておりその差は拡がっている。その黒点数は18ヶ月連続で予測を上回っている。3月末の月間値は予想の2倍以上であり、約7年ぶりの高水準になった。この「公式予測」は、NOAA、NASA、国際宇宙環境サービス(ISES)を代表する科学者のグループである太陽周期予測パネルからもたらされている。パネルは、太陽周期25は2025年7月にピークを迎え、前身の太陽周期24に似た比較的弱い周期になると予測したが、ソーラーサイクル25はより強くなりつつある。2022年3月、太陽は一つのXフレアと13のMフレアを含む、146の太陽フレアを生じさせた。オーロラははるか南のコロラド州(+38N)とネブラスカ州(+42N)まで目撃された。複数の短波ラジオへの影響により、海上の船舶や極上空を飛行する飛行機の通信に影響を与えた。この傾向が続けば、4月はさらに忙しくなるだろう。

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spaceweather.com News
4月12日(火)
コンガー氷棚崩壊

コペルニクス・センチネル2号ミッションによって見られたコンガー(Conger)氷棚が、3月15日ごろ、南極大陸の東部で崩れた。この領域は、コンコルディア・ステーションで、3月18日に、摂氏 -11.8 度の記録に達する、異常な高位の温度を経験した。3月の平均の高温は -48 C ほどであり、この氷棚の崩壊の原因は明白ではないが、恐らく要因として地球温暖化が寄与している。

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Week in images (ESA)
4月11日(月)
Earendel: 初期宇宙の星

Earende はこれまでに発見されていなかった最も遠い星だろうか? この科学的な可能性は、ハッブル宇宙望遠鏡が巨大な銀河団を観測したときに始まった。この星団の重力レンズ効果は、はるか背景にある銀河を拡大し、歪めることが見られた。この歪んだ背景の銀河は、赤方偏移が 6.2 と遠く、このイメージには長く赤い紐として現れているが、その紐のビーズは星団である可能性がある。この銀河団のレンズは、重ね合わせられた背景の物体が何千倍も拡大して見える、最大倍率線の線を作成します。銀河のラインと最大の拡大ラインとの間の交差点には、今では Earendel と名付けられた、初期宇宙の一つの明るい星からの証拠を示す一つのビーズがある。今後の調査には、イーレンデルの明るさがどのように変化するかを見るためのハッブルによる更に多くのイメージと、おそらく今年後半に運用が開始される新しいジェームズウェッブ宇宙望遠鏡によるイメージが含まれる可能性がある。 Earendel の距離は既知の確立した星のそれよりも大きいが、GRB 090423 を発生させた爆発した星の赤方偏移は8.2であった。

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Astronomy Picture of the Day
4月10日(日)
打上台39Aのアキシアム・ミッション1と、39BのアルテミスⅠ

2022年4月6日、NASAのアルテミスⅠが背景の打上台39Bに、アキシアム・ミッション1(Ax-1)が手前の打上台39Aにある。これは、姉妹の打上台で同時に人間を運ぶように設計された、初めての二つの全く異なるタイプのロケットと宇宙船である、しかし、それは、政府と商用ロケットを打上げる、マルチユーザ宇宙ポートとして成長を続ける、NASAのケネディ宇宙センタとしての最後ではないだろう。

--- アキシアム・ミッション1(Ax-1)は日本時間4月9日午前0時17分に打上げられ、国際宇宙ステーションへ向かっています。大判はイメージをクリック。

Commercial Space
4月9日(土)
日本の芸予諸島

日本の瀬戸内海の芸予諸島は、かつては海賊のホームであった。9世紀から16世紀まで、海賊はこの内海を支配し、東アジアの海岸を威嚇した。1999年にしまなみ海道が終えるまで、この芸予の島々は遠い地であり、ボートだけがアクセスできた。
この先進的な宇宙熱放射反射電波計(ASTER)イメージは2010年8月19日に得られた。可視光線から熱赤外線波長領域までの14のスペクトルの帯とおおよそ15~90メートルのその特別な高分解能によって、地球の変化する表面をマップし監視している。 ASTER は、テラ衛星で、1999年12月18日に打上げられた五つの地球観測機器の一つである。この装置は日本の経済産業省によって造られた。米国/日本の共同科学チームは、これら機器とデータの製品の確認と較正に責任を負っている。

--- 大判はイメージをクリック。参考として周辺地図は こちら から。

Earth
4月8日(金)
民間宇宙飛行士達、打上近づく

ファルコン9ロケットの上に座っているこのスペースXドラゴン・エンデバーは、ケネディ宇宙センタの打上台39Aに搬出された。エンデバーは、初めての民間宇宙飛行士ミッション、アキシアム・スペースからの国際宇宙ステーションへの今週末の打上に向けて、秒読みに入っている。アキシアムスペース1(Axiom Space-1: Ax-1)クルーは、エンデバーで東部夏時間金曜日午前11時17分(日本時間土曜日午前0時17分)に打上げる予定である。国際宇宙ステーションの遠征67クルーは、土曜日午前9時30分(日本時間土曜日午後10時30分)に両船間のハッチが開くとき Ax-1 クルーを迎えるだろう。 Ax-1 クルーはステーションで9日間働くだろう。ミッションの終わりに、彼らはエンデバーの中で切離され、地球の大気に再び入り、フロリダ沖にパラシュート降下し、着水するだろう。

--- 大判はイメージをクリック。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station Blog
4月7日(木)
    NASAの SLS ロケットが宇宙ステーションから撮られる

    国際宇宙ステーションがフロリダのケープカナベラルの沖合、大西洋上約260マイルを周っていたとき、遠征67ラハ・チャリが、NASAのケネディ宇宙センタを撮った。NASAの二つの打上台39A(左上)と39B(左下)がはっきりと見える。打上台39Bに立っているのは、トップにオリオン宇宙船を載せた、NASAの宇宙打上システム(SLS)ロケットである。このロケットは、月とその彼方に人類の存在を広げるNASAの関りと能力を実証するだろう、無人のアルテミスⅠミッションのために準備されている。(March 30, 2022)   --- この記事の宇宙打上システム(SLS)ロケットは昨日の記事のものと同じです。このイメージは宇宙から捕らえられたものです。右のイメージは打上台39Bのクローズアップ。大判はイメージをクリック。なお、ここに挙げる大判イメージは見易くするために大幅に処理を加えています。原画は こちら から。

Space station
4月6日(水)
夜明けの宇宙打上システムロケット

オリオン宇宙船を搭載したNASAの宇宙打上システム(SLS)ロケットが、2022年4月4日月曜日の日の出の時に、打上複合台39Bのモバイルランチャーの上に見られる。アルテミス1(Altemis 1)打ち上げチームは、4月1日から4日まで、ケネディ宇宙センターで、ウェットドレスリハーサルテストを行っている。アルテミス1の飛行試験に先立つウェットドレスリハーサルでは、推進剤を装填し、完全な打上のカウントダウンを行い、カウントダウンクロックをリサイクルする能力を実証し、打上げのタイムラインと手順を練習する。

--- 大判はイメージをクリック。アルテミス1は完全装備で、無人で月を周回して戻る、月復帰への最初の飛行ミッション。3月20日の記事参照。

Altemis1
4月5日(火)
国際宇宙ステーションへの初めての民間宇宙飛行士ミッション

NASAとアキシアム・スペース(Axiom Space)は、国際宇宙ステーションへの初めての民間宇宙飛行士ミッションのためのアキシアム・ミッション1(Ax-1)の来るべき打上前および打上活動の放送を提供するだろう。NASAテレビ、NASAアプリ、NASAのウェブサイトは、ドッキング、切離し、またある打上前および打上活動の放送を提供するだろう。打上は、NASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aから、米国東部夏時間4月6日水曜日 12:05 p.m. (日本時間4月7日木曜日午前1時5分)の予定である。クルーは、スペースX社のファルコン9ロケットで打上げた後、ドラゴン宇宙船で軌道を周っている最前線に向けて旅するだろう。この Ax-1 クルーは、指揮官 Michael Lopez-Alegria 、パイロット Larry Connor 、イスラエルの Eytan Stibbe 、カナダの Mark Pathy である。10日間のミッションの間、クルーは国際宇宙ステーションで8日を過ごし、科学調査、支援と商業活動を行うだろう。

--- この打上は日本時間4月7日早朝(6日深夜)中継放送されます。時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。大判はイメージをクリック。

Low-Earth Orbit Economy
4月4日(月)
ハッブル、これまでに見られた最も遠い星を見る

幸運な宇宙の配列が、ビッグバン後最初の10億年の、光の一つの源を明らかにした。この望遠鏡の精巧な機器と自然の拡大鏡の結合が必要とされたほど遠い記録破りの星、天文学者達によって Earendel (リンク先英語) と名付けられたこの星は、宇宙の最初の10億年以内にその光を発している。それは、ビッグバン後約40億年の星を検出した2018年の、ハッブルの以前の距離の記録をはるかに越えた重大な飛躍である。ハッブルは、重力レンズと呼ばれる効果、巨大な銀河の集団 WHL0137-08 の質量によって歪められた宇宙を通して見ることによって助力を得た。 Earendel は、ハッブルによって検出されるのに十分なその光を拡大した、集団の質量によってつくられる宇宙の構造の波の非常に近くに並んでいた。NASAのジェームズ・ウェッブ望遠鏡は、 Earendel の明るさ、温度、組成について学ぶためにフォロー観測をするだろう。 Earendel が宇宙の第一世代の星達の一つである可能性は少ないが、天文学者達は、初期宇宙の環境への洞察を熱望している。

--- 大判はイメージをクリック。この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。英語解説付動画は こちら(Youtube) から。

Hubble Space Telescope
4月3日(日)
韓国の首都、ソウル

ハン川に分断された韓国の首都ソウルが、日本海の高度264マイルを飛ぶ国際宇宙ステーションから描かれている。 (2022年3月8日)

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Space station
4月2日(土)
日本の「きぼう」研究室モジュール

国際宇宙ステーションが、太平洋上、南アメリカの沖合267マイルをに周ったとき、ロボット・アーム、ロジスティックス・モジュール、露出施設とともに、日本の「きぼう」研究室モジュールが撮られる。

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Space station
4月1日(金)
夜の冥王星

冥王星の夜の側がこの暗い場面に広がっている。この驚くような宇宙ベースの眺望では、太陽は、この薄暗く遠い世界の背後、49億キロメートル(ほぼ 4.5 光時)にある。それは、2015年7月に、ニューホライズンズがその最接近の約19分後の、冥王星から約 21,000 キロメートルにあったときの、宇宙船が遠く飛び去るときに捕えられた。このイメージは、また、劇的なシルエットのカイパーベルトの住人冥王星の、霞んだ大気圏の薄い驚くほど複雑な層を明らかにしている。フレームの上部近くの三日月形の薄明かりの光景には、今では、公式にスプートニク・プラニシアと、水の氷のゴツゴツしたテンジン・ノルゲイ山塊として知られている、窒素の氷の平原の南のエリアを含んでいる。

イメージは上部を切り出し、明暗を強調して示しています。原版は こちら(5000×7295) から。

Astronomy Picture of the Day
3月31日(木)
高解像度の太陽

太陽軌道船(Solar Orbiter)の極紫外線光によって、約 7500 万キロメートルの距離から見られた太陽。このイメージは、3月7日に、極紫外線画像装置(EUI)の高解像度望遠鏡によってとられた25の個別のイメージの合成である。電磁スペクトルの極紫外線領域、17ナノメートルの波長でとられたこのイメージは、摂氏約100万度の温度を持つ太陽の超高層大気(コロナ)を明らかにしている。この最終的なイメージは、太陽の全ディスクと外の大気圏(コロナ)の、これまでに撮られた最高解像度の、 9148 × 9112 ピクセル、 8300 万超のピクセルを含んでいる。大きさの比較のために2時の位置に地球のイメージが示してある。

大判はイメージをクリック。源イメージは こちら(56MB) から。

Week in images (ESA)
3月30日(水)
星雲への視界

ハッブル宇宙望遠鏡によって撮られ、2018年に発表されたこのカラフルなイメージは、地球軌道を周る天文台の28回目の記念日を祝って公開された。写真の中心では、ガスとダストの尾根、空洞、山脈の想像的光景を切り開く、太陽より20万倍明るい若い怪物の星、強力な紫外線放射とハリケーンのような星の風が吹いている。この騒乱は、全て、 4,000 光年にある広大な星の託児所、干潟星雲の中心に起きている。その誕生した物質の繭からハーシェル36と呼ばれる巨星が飛び出し、猛烈な放射線と激しい恒星の風(亜原子粒子の流れ)を解き放ち、カーテンのようなシートでダストを押しのけている。この動きは、午後の雷雨の終わりに雲を突き抜ける太陽に似ている。

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Nebulae
3月29日(火)
金星と三倍の紫外線の太陽

これは非常に変わった種類の日食であった。一般的に太陽を食するのは地球の月である。しかし、2012年に、惑星金星がそれに代った。月による日食のように金星が太陽と並んだとき、金星の面は、継続して薄い三日月になった。最終的に並びは完全になり、金星の面はゼロに落ちた。金星の暗い部分は我々の親星を横断した。この状況は、極度に大きな火のリングとともに、技術的には金星の金環食と分類されるかもしれない。ここに、掩蔽の間に撮られた太陽が、地球軌道を周っているソーラーダイナミクス天文台(SDO)によって、コロナホールと一致する右側の暗い領域と共に、3色の紫外線光で撮られた。金星がその軌道に留まった何時間か後に、薄い三日月形の相が再び現れた。次の太陽面を横断する金星の通過は2117年に起きるだろう。

大判はイメージをクリック。金星は太陽面の左上に黒い球として小さく見えています。左のリンクで表示されるイメージにカーソルを当てると注釈を見ることができます。

Astronomy Picture of the Day
3月28日(月)
50年後、月に関する新しい出来事

後の世代のために密閉されたタイム・カプセルのように、アポロ17号の間に集められた、これまで開かれていなかったアポロ時代の月のサンプルの一つが、ヒューストンのNASAのジョンソン宇宙センターの、宇宙素材調査と探査科学(ARES)部門で、慎重に開かれた。この貴重なまた保存状態の良いサンプルは、地球の最も親しい天の隣人、月の永久の地質記録への狭い窓として役立つだろう。アポロ17号月コア・サンプル 73001 のこのイメージは、1972年12月にアポロ宇宙飛行士達によって集められて以来初めての、ヒューストンのジョンソン宇宙センターでの、そのドライブ・チューブからの取出しを示している。

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Earth's Moon
3月27日(日)
札幌、日本

豊平川で分けられた北海道の都市札幌が、日本海の高度264マイルを飛ぶ国際宇宙ステーションから描かれている。(2022年3月8日)

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Space station
3月26日(土)
マニクアガン貯水池を囲む氷の大地

先史時代の隕石の衝撃で形成された湖、マニクアガン貯水池(Manicouagan Reservoir)を取り巻く凍った地形が、カナダ東部261マイル上空を周回する国際宇宙ステーションから描かれている。

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Space station
3月25日(金)
火星の花の形をした岩

これはこれまでに火星で見つかった珍しい岩の一つである。ペニーよりも小さいこの岩は、花のように見せるいくつかの付属するものを持っています。もしこの岩が、本当に化石化した古代の火星の花であったら、それは大きな発見になるだろうけれども、その異常な構造の、壮大な、現在好まれる説明はほとんどない。一つの理論には、この岩は、既存の岩の亀裂または分離で、水に沈澱した鉱物でつくられた凝固の一種であるというものがある。これらの凝固は圧縮され、周囲の岩よりも硬く、密度が高く、周囲の岩が侵食された後も残ることがある。この花の構造はまた結晶の塊によってつくられたのかも知れない。ブラックソーン・ソルト(Blackthorn Salt)と名付けられたこの小さな岩は、以前に撮られた火星の小石に似ている。この注目されるイメージは、2月下旬に、マーズローバーキュリオシティによって撮られた。科学者達は、この驚くべき火星の岩と類似物を撮ったデータとイメージの調査を続けている。

大判はイメージをクリック。キュリオシティからの記事は 「キュリオシティ、火星の花を発見」(3月4日) から。

Astronomy Picture of the Day
3月24日(木)
ガイア、ウェッブの写真をスナップ

2022年2月18日に、ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gia)天文台で撮影されたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のイメージ。背景のフレームは、ガイアの二つの望遠鏡からの二つの観測の、最初のガイアのスカイマッパー機器から特別に記録されたイメージの切り抜きである。赤みを帯びた色は人工的なものであり、説明のためだけに選ばれた。フレームには、いくつかの比較的明るい星、いくつかのかすかな星、いくつかの乱れ、そしてウェッブの宇宙船が見える。それは緑色の円で示されている。左の灰色の挿入は、フレームを拡大して Webb イメージをフル解像度で示している。それは中央の僅かに伸びた光の斑点である。他の三つの明るい点は、 2.5 秒間の露光の間に CCD チップに当たった宇宙線粒子の痕跡である。ここに搭載されたソフトウェアは、これら星のイメージ達を自動的かつ確実に切り分けることができる。右側の灰色の差込みは、最初の写真の約 106.5 分後にガイアの望遠鏡によって撮られた、ガイアの望遠鏡の視界の二回目のフィールド、ウェッブの二回目の写真である。それぞれのイメージは、ウェッブ宇宙船から到着した 1000 弱の太陽光子(sunlight photon)によってつくられた。

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Week in images (ESA)
3月23日(水)
    NASA、5千の太陽系外惑星を確認

    NASAの宇宙望遠鏡によって導かれた30年の発見の旅を表す確認された系外惑星の数が、今まさに5000を超えた。左程長い昔でなく、我々は、少しの既知の惑星のみがあり、それらの全てが我々の太陽を周っている世界の中で生きてきた。しかし、今では 5,000 を超える惑星が、我々の太陽系の彼方に存在することが確認されている。3月21日、NASAの系外惑星目録に、65の系外惑星の最新の束が加えられた。これまでに発見された 5,000 を超える惑星には、地球のような小さな岩の世界と、それらの親星達の焼けつくような近くを周る「熱い木星(hot Jupiter)」があった。恐らく地球より大きな岩の世界「スーパーアース」と、海王星より小さなバージョンである「ミニ海王星」がある。一度に二つの星達を周っている複合惑星に加え、死の星の崩壊した残骸を周っている惑星もある。
    --- イメージをクリックして大判で確認しよう。また右上のイメージ二つをクリックして発見の歴史(Youtube)を見よう。
Exoplanet
3月22日(水)
予想外に出現が少なかった2022年のしぶんぎ座流星群

毎年1月初めに現れるしぶんぎ座流星群は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで「三大流星群」として、流星が多く流れることで知られています。19世紀にも出現記録があり、20世紀に入って数年に一度、出現が観測されるようになりました。一方で、三大流星群の中では極大期の継続時間が短いことも知られています。ペルセウス座流星群やふたご座流星群では、活動度が極大時(最大時)の半分以上となる期間(半値幅)が1日程度継続するのですが、しぶんぎ座流星群では、4分の1日ほど(約6時間)です。この流星群の元となるとなる塵は、太陽と木星によって軌道が乱されやすい状況にあります。今年のしぶんぎ座流星群が予想以上に出現数が少なかった理由は判明していませんが、流星となった元の塵が2020年頃に木星に接近傾向にあったために、その引力に影響されたというのも有力な理由の一つとされています。
--- 流星群の基礎知識としても分かり易いので取り上げてみました。前編・後編の2部作ですが、日本語で基礎的知識が読めますので、右のリンクから直接ご覧になってください。大判はイメージをクリック。

国立天文台
3月21日(月)
ウェッブ、配列の里程標に到達:焦点を当てられた星のイメージ

NASA/ヨーロッパ宇宙機関/カナダ宇宙機関のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡チームは、重要なミラー配列ステップの完成を続いて、ウェッブの可視光線のパフォーマンスが科学のゴールに対応するか上回ることを期待している。3月11日、ウェッブ・チームは、重要なミラー配列ステップの完成を続いて、詳細なフェーシング(fine phasing)と呼ばれる配列の段階を終えた。ウェッブの可視光線望遠鏡構成要素を確認するこの重要な段階において、チェックされテストされた全ての可視光線パラメータは、予想通り、または、それを上回っている。チームは、また、重要な問題でないが、ウェッブの光路に汚染ではない妨害物を発見した。

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Week in images (ESA)
3月20日(日)
NASAのメガムーンロケットと宇宙船、打上台への最初の搬出を終える

上部にオリオン宇宙船を載せたNASAの宇宙打上システム(SLS)ロケットは、アルテミスⅠ号月ミッションの前の最終的なテストに備えて、金曜日に、NASAのケネディ宇宙センタの打上台39Bに到着した。NASAの宇宙打上システムのロケットとオリオン宇宙船の背後に月が昇っている。NASAのアルテミスⅠフライトテストに先行して、全て重ねられ統合された宇宙打上システムロケットとオリオン宇宙船は、打上複合施設39Bで、システムの、また初めての打上のための実行秒読み手順を確認するだろう。この無人の飛行試験は、続く有人宇宙船を月に送るための確認試験である。

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Artemis I
3月19日(土)
エクソマーズ、2022年3月7日に中止される

政府間の組織として、ヨーロッパの価値を全面的に期待して、我々は、ウクライナへの深い攻撃の人間の犠牲者と悲劇の結果を遺憾に思う。一方、宇宙の科学的な調査に関しも衝撃を認めている。ヨーロッパ宇宙機関は、その加盟国によって、ロシアによる制裁、エクソマーズにも完全に対応する。ヨーロッパ宇宙機関の主たる会議は、パリで、3月16日~17日に会合を持ち、エクソマーズに関する、ウクライナでの戦争から起きている状況を評価した。このローバー・ミッションの打上ついては、現状では、2022年にロスコスモス(ロシア国営会社)と協力することはできないことを認め、ヨーロッパ宇宙機関の長は、それに応じて協力活動を停止するために適切なステップをとることを命じた。仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートからの人員を引き下げるというロスコスモスによる決定の後、ソユーズによって打上が予定されていたすべてのミッションは保留された。これらは、基本的に四つの組織のミッションに関係する。ガリレオ M10 、ガリレオ M11、ユークリッドと EarthCare のひとつの新しい組織の打上である。ヨーロッパ宇宙機関は、打上サービス入手実体(ガリレオM10、ガリレオM11、ユークリッドと EarthCare である。ヨーロッパ宇宙機関会長はこれらのミッションのための潜在的な他の打上の可能性を評価を始めた。一方、国際宇宙ステーションはクルー安全含めて安全に運用が続いている。

EXOmars
3月18日(金)
星間彗星 2I ボリソフ

ミルキーウェイ銀河の何処かから、彗星 2I ボリソフ(Comet 2I/Borisov)が、将に太陽系を訪問していた。2019年8月30日、アマチュア天文学者ゲナディ・ボリソフ(Gennady Borisov)によって発見され初めて知られた星間の彗星が、2019年11月と12月の、これら二つのハッブル宇宙望遠鏡イメージに見られる。ハッブルが地球から約3億 2700 万キロメートルの彗星とダストの尾を追う中で、左図のボリソフの近くの遠い背景の銀河はぼやけている。右の 2I/Borisov は、太陽に最も近い近日点の直後に現れている。ヨーロッパ南天文台の観測は、この彗星は、2019年の近日点通過の前には、いかなる星の近くをも通過しないだろうことを示している。約2億 9000 万キロメートルの距離への我々の惑星へのボリソフの最接近は2019年12月28日であった。ハッブルの鋭いイメージでさえ彗星の核は解読できないが、その直径が1キロメートル未満との推定につながった。

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Astronomy Picture of the Day
3月17日(木)
複合波長蟹星雲

カニ星雲は、彗星ではないものの、チャールズ・メシエの有名なリストの最初のオブジェクトである M1 としてカタログ化されています。実際に、このカニは、1054年に地球上で目撃された、巨大な星の死の爆発の破片を拡げる超新星の残骸として知られている。 宇宙から、チャンドラ(X線)、XMM-ニュートン(紫外線)、ハッブル(可視光線)、スピッツァー(赤外線)からのデータお、紫、青、緑、黄色で示している。地上からは VLA の電波波長データが赤で示されている。現代の天文学者達に知られている最もエキゾチックな天体の一つ、毎秒30回転する中性子星カニパルサーは、イメージの中心近くの明るい点である。この恒星のコアの崩壊した残骸は、宇宙の発電機のように、全電磁スペクトルにわたってカニの放出に力を与えている。約12光年に及ぶカニ星雲は、おうし座の 6,500 光年にある。

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Astronomy Picture of the Day
3月16日(水)
誰がパイを必要とするか

今日は2022年3月14日のパイデー(Pi Day)である! NASAは、毎年、我々のミッションへの重要性に焦点を当てた教育活動のホストとパイを祝っている。この「パイ・イン・ザ・スカイ」数学の挑戦は、NASAの科学者達やエンジニア達と共に、学生達に数学とパイを使った最近の発見や今後の天体イベントに参加する機会を与える。この問題では、学生達は、火星の液体のコアの体積と密度を計算するのに数学的定数Π(パイ)を使っている。<例>:インサイト(InSight)着陸船は、火星の地震の振動と、その回転する惑星の軸の「ぐらつき」を測定することによって火星の内部を研究しいる。インサイトから送られたデータの分析によって、科学者達は、火星の液体のコアの大きさを測定し、その密度を推定することができた。このコアの難問では、学生達は、パイを使って同じ計算を行い、赤い惑星のコアの体積と密度を決定し、地球のコアと比較する。 ジェット推進研究所からのNASAのパイデーチャレンジの詳細   --- Pi Day のパイは、円周率などで知られている所謂”Π”を指す。この日は数学を顧みる日とされ様々な活動が行われる。パイデーの概要はこちら(英語)パイデーを紹介する動画(Youtube)はこちら から。

Image of the Day
3月15日(火)
ハッブルの ACS、発見の20年を祝う(2)

2022年3月7日は、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡の ACS (Advanced Camera for Surveys)の20回目の記念日を印す。2002年3月7日、ハッブル保全ミッション 3B(STS-109)の間に、宇宙飛行士達は ACS を設置した。その広い視界、鋭い画質、高感度によって、 ACS は、ハッブルの最も印象的な深宇宙のイメージの多くを届けてきた。 ACS の波長は、紫外線から可視光線を通して、近赤外線の外まで広がっている。その名前 Advanced Camera for Surveys は、空の広域を詳細にマップするその独特の能力からきている。 ACS は三つのサブ装置が ACS を構成している。--- 以下略。

これは、昨日のNASAの記事に続き、ヨーロッパ宇宙機関から発表されたものです。昨日のイメージと共に、ハッブルの代表的な成果とされるものです。これらは以前に発表されているものですが、本サイトでは、折を見て、再度紹介して行きます。大判はイメージをクリック。

Week in images (ESA)
3月14日(月)
ハッブルの ACS カメラ、発見の20年を祝う(1)

ハッブルの ACS (Advanced Camera for Surveys:掃天観測用高性能カメラ)は画期的な科学を提供し続けている。2002年3月7日に宇宙飛行士達が ACS を設置したとき、ハッブル宇宙望遠鏡は遠くの宇宙の深い画像を撮影したことで既に有名だった。 ACS は、さらに深く、人類の宇宙観をビッグバンの4億 3500 万年内まで押し戻し、宇宙の最も初期の物体のイメージをとった。また、暗黒物質の分布をマッピングし、巨大な惑星を検索し、銀河団の進化を研究するのにも役立っている。 ACS の寿命と一貫性は、時間の経過に関する宇宙の現象を監視するためにも重要である。ハッブルに搭載されて20年、 ACS は 125,000 枚以上の写真を撮り、数多くの発見を生み出した。ここでは ACS の最も印象的なイメージのポートフォリオを示している。この六つのパネルは、左から右へ、イーグル星雲のスパイア、 V838 モノセローティス、ハッブル超深宇宙(HUDF)、ワールプール銀河(M51)、土星、オリオン星雲(M42)である。
--- この記事は今日の「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」の再掲です。大判はイメージをクリック。記念ビデオは こちら(Youtube) から。

Hubble Space Telescope
3月13日(日)
旭川、日本

日本の北の北海道にある旭川市が、夜間の通過中に、日本海の高度264マイルの国際宇宙ステーションから描かれている。 (2022年3月8日)

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Space station
3月12日(土)
雪のピレネー

コペルニクスセンチネル2号ミッションは南西ヨーロッパのピレネー山脈を撮った。この山脈はフランスとスペインの間に自然の国境をつくり、その間に挟まれた小さな内陸の国アンドラがある。地中海の東の海岸から西のビスケー湾(大西洋)まで広がるこの山脈は 430 km 長である。2022年1月30日に撮影されたこの写真の領域は、東のエスカラレ村から西にパンティコッサまで約120キロに及ぶ。(中間略)地質学的調査では、ピレネー山脈はアルプスよりも長く、その堆積物は古生代と中生代に最初に沿岸の盆地に堆積したことを明らかにした。1億年から1億 5000 万年前のイベリアプレートとユーラシアプレートの衝突によって大きな堆積岩が盛り上がり、その後氷と水による激しい浸食が続いたために山脈全体が形成された。雪は一年中ピークの多くを覆い, 特にチェーンの中央部の西ピレネー山脈は、通常、大西洋から吹き込む水分のために東ピレネー山脈よりも降水量が多い。山脈には、いくつかの小さな氷河の他、多くの山の湖と、422メートルの、フランスで最も高い滝であるガヴァルニー滝を含むヨーロッパで最も高いいくつかの滝がある。(中間略)ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションは、土地を覆う差異をマッピングしし、時間の経過による変化を監視する重要な役割を果たするように設計されている。 --- 大判はイメージをクリック。

Space station
3月11日(金)
地球の出1: 歴史的なイメージ、再度見直される

約53年前、これまでで最も有名なイメージ一つが月の軌道から撮られた。今、「地球の出」として知られているこの肖像的なイメージは、アポロ8号クルーによってとられた月の縁を昇る地球を示している。しかし、良く知られた地球の出イメージは、実際には、月の縁を昇る地球が撮られた二回目のイメージであり、それが、まさに、初めてのカラーであった。--- しかしながら、今、最初の三つのイメージが解像度と色を結合され、当初白黒であった真の初めての地球の出イメージが、最新のデジタル技術によって再現された。見よ! この示されたイメージが、アポロ8号宇宙飛行士ビル・アンダーズが話していた写真のクローズアップである。最新の技術と人間の独創性のおかげで、今、我々全てがそれを見ることができる。
(歴史上のメモ:異なる歴史的な月の縁の背後に沈む地球のモノクロ・イメージは、ロボット月周回衛星1で2年前に撮られている。)
--- 大判はイメージをクリック。  よく知られたことだが、月の地上から地球の出及び没を見ることはできない。何故なら、月は常に同じ面を地球に向けているからである。地球が昇ってくるように見えるのは、搭乗している宇宙船が月を周っているからである。

Astronomy Picture of the Day
3月10日(木)
木星の月ガニメデの驚異的なクレータ

木星の月ガニメデの、この複雑な表面の観察は、2021年6月のこの巨大な月への接近通過の際に、NASAのジュノ・ミッションからもたらされた。この最接近では、宇宙船は、ガニメデの表面から 1,046 キロメートル内にあった。ガニメデのクレータの大部分は、インパクトから広がった明るい放射を持っているが、クレータの約1パーセントは暗い放射を持っている。ジュノによって撮られたこのイメージは暗い放射のクレータの一つを示している。この Kittu と名付けられたクレータは径約15キロメートルであり、クレータを形づくったインパクトの間に放出された暗い素材によって囲まれている。科学者達はインパクターからの汚染が暗い放射をつくり出したと考えている。時の経過とともにこの放射は暗くなり、周囲より少し暖かくなって、氷は近くの冷たく明るい地形に凝縮するように追い払われた。

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Jupiter
3月9日(水)
太陽軌道船、太陽に向かう途上で地球と太陽のラインを横切る

ヨーロッパ宇宙機関/NASAの 太陽軌道船(Solar Orbiter, SolO) は、太陽の歴史的な最初の接近に向かって急いでいる。3月14日、この宇宙船は、水星の軌道を通り過ぎ、3月26日には太陽に最接近するだろう。太陽の磁気活動は、しばしば太陽黒点をつくり、惑星や太陽圏内に影響を与える太陽風を起こす。宇宙気象と呼ばれるこれらは、地球軌道の「ひので」や IRIS 宇宙船、地球から150万キロメートルの SOHO などの太陽軌道船の観測と結合されるだろう。この宇宙船は太陽と地球の間の1億5千万キロメートルを交わるときの宇宙気象を得るだろう。太陽軌道船の遠隔装置は、また、太陽表面の出来事の起源も特定することができるかもしれない。このような「結合の科学」は太陽軌道船ミッションの主な推進力の一つである。
<参考>: これまでの太陽観測衛星は近地球軌道か、地球と太陽の引力の平衡する点までが精々でした。この軌道船は水星軌道を超えて太陽に接近することも考慮されています。ここまで近づくと強烈な熱と共に、太陽の強大な引力に抗する必要が出てきます。太陽観測衛星としては初めての試みです。--- イメージをクリックすると太陽面のアニメーションを見ることができます(.mp4)。

Solar Orbiter
3月8日(火)
微重力での炎を調査する

2020年からのこのイメージは炎を示している。これは、異なる状況でつくり出されるすすの量を調査する、燃焼統合ラックの内部での火炎設計調査の一部としての、多くの点火の一例であった。黄色の部分は、熱いときに黄色く輝く、すすの集団である。これらの集団は、すすが炎の内部に長く残るので、地球上より微重力の状態で大きくなる。この燃焼統合ラックは2008年に国際宇宙ステーションにつくられた。NASAは宇宙での火炎の振舞いの調査を続けている。宇宙での火の振舞いは地上と異なっている。重力の変化と空気の流れはその広がり方を変え、消火を難しくする。この固形燃料点火と消火(SoFIE) プロジェクトは、宇宙での火への深い理解の道を照らすだろう。この結果は、NASAが素材を選ぶとき、また、宇宙服、キャビン、生息環境を設計するときに役立つだろう。

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Humans in Space
3月7日(月)
さいだん座「新」流星群

さいだん座はさそり座の下に位置する、南天の星座です。2021年10月7日、この星座の方向から新しい流星群が出現するかもしれないという予報が、国立天文台の佐藤幹哉さんを含む複数の研究者から出されていました。その流星群の起源は、 2015年にアウトバーストを起こした、フィンレー彗星 です。

<イメージの解説> マウナケア天文台群の上空を流れるさいだん座流星群。右上から左下に流れ落ちる短い筋がさいだん座流星群による流星たち。2021年10月6日19時~20時40分 (ハワイ時) に流れた 24 個の流星を合成しました。流星の出現した時間のみで合成しているため、日周運動による星の軌跡は点の連続として見えています。

新しい流星群が発見されるのは大変珍しいので取り上げてみました。大判はありません。詳細は右のリンクからご覧ください。

すばる望遠鏡
3月6日(日)
エジプトのカイロとニューカイロの街の灯

エジプトのカイロとニューカイロの都市の灯が、シナイ半島の上空260マイルを周回する国際宇宙ステーションから描かれている。(2022年1月26日)

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Space station
3 月5日(土)
活火山白頭山の天池

天池(Heaven Lake)は中国と北朝鮮の境界に横たわる活火山、白頭山(Paektu Mountain)のクレータにある。国際宇宙ステーションはアジアの263マイルを周っていたときにこの写真をとった。 (Oct. 8, 2021)

<参考>: はくとうさん(白頭山 Paektu‐san)は、中国と朝鮮の国境にある山。長白山脈(長白山)の主峰であり,標高2744m。頂上付近に周囲約2kmの天池または竜王潭と呼ばれるカルデラ湖がある。大判はイメージをクリック。

Space station
3月4日(金)
スーパー海王星に水蒸気が検出される

惑星 TOI-674 b の大気に水蒸気!
海王星より少し大きく、赤色矮星を約150光年離れて周っているこの最近発見された系外惑星は、それらの大気圏に水蒸気を持つことで知られている。その大気圏がどれくらいの水蒸気を持っているかなど多くの疑問が残っているが、この TOI-674 b の大気は多くの系外惑星よりはるかに観測が容易であり、深い調査の最も重要な目標となっている。この星と惑星との距離、大きさ、関係は、特に宇宙の望遠鏡にアクセス可能にしている。150光年は天文学用語では「近く」である。この星自体は比較的冷たく、我々の太陽の半分より僅かに大きく、地球からは肉眼で見ることができないが、これも天文学者達にとって有利と解される。スーパー海王星として知られる大きさのクラスの、この比較的大きな惑星が小さめの星の表面を横切るので、その大気で輝く星明りは、我々の望遠鏡で容易に分析することができる。打上げられたばかりのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を含む、分光計と呼ばれる特別な装置を装備した衛星は、どのようなガスがその惑星の大気圏に存在するかを明らかにするスペクトルに、この光を広げることができる。
--- 大判はイメージをクリック。なお、このイメージはイラストです。

Exoplanet
3月3日(木)
ロシアとの協力に関するヨーロッパ宇宙機関の声明

2022年2月28日の加盟国会議の後の、ロシアとの協力に関するヨーロッパ宇宙機関の声明:


ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議の意味を含めて、
ヨーロッパ宇宙機関の声明の全文を掲載します。

こちら から。

ESA statement regarding cooperation with Russia
3月2日(水)
棒渦巻銀河 NGC 6217

多くの渦巻銀河はその中心を横切るバー(棒)を持っている。ミルキーウェイ銀河もまた控えめな中央のバーを持っていると考えられている。ここで取り上げられたバーのある渦巻銀河 NGC 6217 は、軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡の調査用高性能カメラ(掃天観測用高性能カメラ)によって、2009年に、壮大な詳細でこのイメージに捕えられた。見られるのは、暗いフィラメント状のダストレーン、明るく青い星達の若い集団、輝く水素ガスの赤い輝線星雲、中央を横断する星達の長いバー、恐らく超巨大ブラックホールを収容する明るい活動的な核である。こぐま座の方向に見ることができる差渡し約 30,000 光年に広がる NGC 6217 からの光は、我々に届くのに約 6,000 万年かかる。

イメージは原画を左に90度回転しています。大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
3月1日(火)
パーサビアランス、火星日354

パーサビアランスローバーのナビゲーションカメラ(Navcam)からのこの合成は、火星のジェゼロクレーターのフロアを横断する車サイズのローバーのデッキを見渡している。この合成の構築に使用されていフレームは、ミッション354火星日にとられた。これは、ローバーの着陸からほぼ1年後の、地球のカレンダーの日付2022年2月17日に相当する。 1,000 キロを超える質量を持つこの6輪のローバーは、火星に触れた最も重いローバーである。ローバーは、その探査の最初の年に、後に地球に持帰る六つの岩石のコアサンプルを収集し、火星での最初のヘリコプターであるインジェニュイティの基地局を務め、 MOXIE (火星酸素In-Situ資源利用実験)のテストとして、赤い惑星の二酸化炭素の多い薄い大気の一部を酸素に変換した。

大判はイメージをクリック。パーサビアランスローバーは2021年2月18日に火星に着陸した。

Astronomy Picture of the Day