このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
9月25日(月)
夏の終わりの北極海の氷の広がり、記録上8番目に低くなる

北極海の氷は、9月13日に、年間で最も低い広さに達したように思われる。NASAと、NASAがサポートする米国雪と氷データセンタ(NSIDC)は報告した。センタとNASAによる衛星データの分析は、今年の北極海の氷の最低の広さが、1978年に始まった連続する長期の衛星記録で8番目に低い、464万平方キロメートルであることを示した。北極海の氷(北極海と近隣の海の多くを覆っている凍った海水の層)は、多くの場合惑星の空気の状況として参照される。つまり、その白い表面は太陽エネルギーを宇宙へ跳ね返し地球を冷やす。海氷の覆いは季節で変わり、秋と冬に成長し、春と夏に縮む。 一般的には9月に起きる夏の最小の広さは、温暖化によって全体として1970年代後期から急速に減少している。今年、北極の温度は、そのような高緯度のために比較的穏やかで、ある領域では平均より冷たくさえあった。しかし、2017年の最低の海氷の広がりは、1981~2010年の平均最小限の広さ以下の158万平方キロメートルである。

動画はイメージをクリックして Youtube NASA から。

Ice
9月24日(日)
ハリケーン・マリア

国際宇宙ステーションのヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士パオロ・ネスポリ(伊)は、2017年9月21日にハリケーン・マリアのこのイメージをとった。パオロはこのイメージをソーシャルメディア・チャンネルに投稿し、「今朝のハリケーン・マリア。ここからは地平線の全てが抑えられている。安全を祈る」と書いた。宇宙ステーションへのパオロの3回目かつ最後のミッションは、イタリア語で「生命」を意味する Vita と名付けられている。

カリブ海では、このところ四つの大きなハリケーンが立て続けに発生しています。米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、22日午前9時現在、マリアの中心気圧は 955 ヘクトパスカルで、勢力はカテゴリー3に引き上げられた。

Space in Image (ESA)
9月23日(土)
巨大な氷山が動く(動画)

2017年7月12日、南極半島の外形を永遠に変える記録上最大の氷山の一つとなるルクセンブルクの大きさの2倍以上の氷の塊が、ラーセンC氷棚から剥ぎ取られるのがコペルニクス・センチネル1ミッションによって目撃された。続く二か月間のセンチネル1からの組織的な観測では A68 氷山は近くに残った。それらは何年間も一カ所に残っていたので、この氷山に何が起こったかは明らかでない。しかしながら、このミッションは、今、 A68 が動き、海に漂流していることを明らかにした。9月16日のイメージは、この氷山が氷棚から約18キロメートルのギャップを持つことを明らかにしている。

イメージはアニメーションです。表示には少し時間が掛かります。縦横比が変換されていますので大判でご覧ください。

Space in Image (ESA)
9月22日(金)
ホームからの長い道のり

これまでに宇宙船でとられたその種類の初めての三日月形の地球と月のこの写真は、1977年9月18日に地球から1166万キロメートルにあったNASAのボイジャー1号によって記録された。ボイジャーによって見られた月は、地球の向こうの上にある(縦長の写真です、大判で確認してください)。東アジア、西太平洋、北極の一部が見える。この写真がとられたとき、ボイジャー1号は、北緯25度の惑星の夜側のエベレストの直接上にあった。この写真はカラー・フィルタを通してとられた三つのイメージから作られ、その後ジェット推進研究所の画像処理研究室で処理された。一般的に地球は月より明るいので、月は、地球と比較して、コンピューターによる画質向上によって、人工的に3倍明るくされている。従って、二つの天体は、はっきりとプリントに示されている。ボイジャー2号は1977年8月20日に打上げられ、1977年9月5日にボイジャー1号が続いた。途上で、1979年に木星、1980年と1981年に土星と遭遇した。

Voyager 1
9月21日(木)
ハーシェルの遺産を祝う

星間のバブルと束の複雑さを示すこの繊細なイメージは、 W3/W4/W5 の複合領域の分子雲と星形成領域の大きな混乱を明らかにしている。それは、2009~2013年に、ミリメートル未満の遠赤外波長で空を観測した先駆的なミッション、ヨーロッパ宇宙機関のハーシェル宇宙天文台によってとられた。9月は、ハーシェルにとって、しばしば記念に残る瞬間の月の里程標であった。衛星がまだ地球上にあったときに、まとめられた望遠鏡がその初めてのテストを通過したのは2005年9月にであった。 ----- 中略 ----- ミッションが退役に近づいた8年後に、ヨーロッパ宇宙機関は、ハーシェルが残した蓄積と遺産の素晴らしい科学を祝っている。ハーシェルが大きく貢献をしたエリアの一つには、星達の形成につながるプロセスに関連する、このイメージに描かれた複雑な W3/W4/W5 のような多数の星の託児所がある。ハーシェルの先例のない観察について我々の銀河系の星の揺りかごを見て、星達とそれらの惑星システムがどのように命を得たかの我々の理解得る巨大な進歩を読もう 。

大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
9月20日(水)
土星リングの力学(II. プロペラ構造)

土星探査衛星カッシーニは土星の多くの不思議な姿をとらえてきました。その一つにリングの「プロペラ構造」があります。土星のリングは、数センチメートルから数メートルの大きさの無数の氷で形成されています。その中に埋もれた直径約数100メートル程度の小さな衛星の重力がこのプロペラ構造のもとになっているされています。この映像はプロペラ構造ができる様を可視化したものです。プロペラ構造の他にも、土星リングの氷が描き出す特徴的な構造が見えます。前半では無数の氷が水面のさざ波のような模様を描くのを見ることができ「ウェイク構造」と呼ばれ、氷が自らの重力で集まろうとする効果と、土星の周囲を回る速度が位置によって異なるために粒の塊が引き伸ばされる効果によって生まれる構造です。映像の後半では、プロペラ構造の近くで、リングに埋もれた小さな衛星の重力によって、周囲の氷が衛星に引き寄せられ、その表面に降り積もります。降り積もらない氷も衛星の重力によって動きが乱されます。その影響で衛星の前後に伸びる穴ができると考えられています。観測されているプロペラ構造の典型的な大きさは数100メートルから数キロメートルです。
動画はイメージをクリックして Youtube から。詳しい解説は右のリンクからご覧ください。

国立天文台
今週の一枚
9月19日(火)
ボイジャー1号からのエウロパと木星

中央右下に、352年前に恐らくジョヴァンニ・カッシーニが注目した、木星の巨大な嵐のシステム大赤斑がある。この大きな斑がなぜ赤いかは未だに分かっていない。左下に木星の最大の月の一つエウロパがある。1979年のボイジャーからのイメージは、そのエウロパが地下に海を持ち、地球外生命を探す良い場所であるという現代の仮説を強めている。しかし、右上の暗い場所は何だろう? これは木星のもう一つの大きな月イオの影である。 ボイジャー1号は、イオが火山が多く、インパクトクレータが見られないことを発見した。1979年の木星のボイジャー1号のフライバイからの16のフレームが最近再加工され、特集のイメージをつくるために結合された。40年前の9月5日、ボイジャー1号は地球から打上げられ、それまでになかった太陽系最大の探査の一つを開始した。

Astronomy Picture of the Day
9月18日(月)
ニューホライズンズからのカロンの上空通過

ニュー・ホライズンズ宇宙船は、2015年7月に、カメラを開きながら冥王星とカロンを通り過ぎた。記録されはこのイメージは、カロンの表面の多くのデジタル再現の場を提供し、このデータからつくられたカロン上空のフライトの想像を可能にした。そのような空想的な、分単位のコマ落しビデオが、表面の地形の色と垂直の高さとをデジタル的に拡張してここに示されている。その旅は、カロンの光景を異なるタイプに分ける、カロンが凍りついたときに形成されたのかもしれない広い亀裂に始まり、間もなく北に曲がり、一つの仮説が古代のインパクトからの異常な残骸であると言うモルドール(Mordor)と呼ばれるカラフルな窪地を飛ぶ。航海は、かつて見たことがないクレータ、山脈、亀裂に富んだ異常な光景が続く。ロボット・ニューホライズンズ宇宙船は、今、カイパーベルト・オブジェクト 2014 MU 69 に目標が定められ、2019年1月1日にその上を疾走するだろう。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
9月17日(日)
フレア AR2673

我々の惑星からの視界の外、太陽の西の端の巨大な活動領域を回る AR2673 が、9月10日に大きなコロナ質量放出に続く殊の外激しい太陽面爆発を放った。このフレアそのものは、ソーラーダイナミクス天文台(SDO)からの、この極紫外線イメージに見られる。この激しいフレアは、今月、 AR2673 からの四回目のXクラスのフレアであった。この活動領域の最も最近の関連するコロナ質量放出は、2日後に地球の磁気圏と衝突した。今、この強い AR2673 は別れ、続く2週間、この強力な太陽黒点グループは太陽の向こう側にあるだろう。

Astronomy Picture of the Day
9月16日(土)
NASAのテラ衛星、台風タリムの大きな目を見る

NASAのテラ衛星は台風タリムの上を通過して、大きな開いた目を持つ強力な嵐を見た。国際時間9月14日 0215 (日本時間9月14日午前11時15分)に、NASAのテラ衛星の MODIS の中間解像度画像分光放射計装置は、台風タリムの可視光線イメージを提供した。このイメージは、東シナ海を動く、強力な雷雨によって囲まれた、大きな開いた目を明らかにしている。このときタリムの雲の南の広がりは台湾の北にあった。合同台風警告センター(JTWC)は、国際時間9月14日 0900 (日本時間9月14日午後6時)に、台風タリムの最大の風速が時速222キロメートル(秒速61メートル)と報じた。タリムはシンプソンスケールでカテゴリー3の台風である。

イメージをクリックして大判をご覧ください。

ハリケーン
9月15日(金)
リング・ビューティ(ヨーロッパ宇宙機関)

この視界で、カッシーニは、遠くから土星とそのメインリングの最後の外観の一つを捕えた。土星システムは13年間のカッシーニのホームであったが、この旅も9月15日には終わるだろう。カッシーニは土星年で約半分を土星を周ってきた。この長期の滞在は、短い、フライバイ・スタイルのミッションからは可能でない観測、惑星、月、リング、磁気圏の長期の変わりやすさの観測を許してきた。宇宙船が2004年に土星に到着したとき、ここのトップに見られる惑星の北半球は冬の始まりの暗闇にあった。今、この旅の終わりで、北極全てが夏の連続の日光を浴びている。2016年10月28日に、広角カメラの赤、緑、青のフィルタを使ってとられたイメージが、このカラーの視界をつくるために結合された。この視界は、土星から約140万キロメートルで、リング平面の上約25度からリングの日の当たる側を見ている。イメージスケールはピクセル当たり80キロメートルである。カッシーニ・ミッションは、ヨーロッパ宇宙機関、NASA、イタリア宇宙機関の協力プロジェクトである。このイメージは、11日に、カッシーニウィークリーイメージとして発表された。

Space in Image (ESA)
9月14日(木)
エンケラドゥスの最後の噴煙観測

イメージのこのムービー・シーケンスは、NASAのカッシーニ宇宙船の、エンケラドゥスの噴煙の最後の観測からである。これらのイメージは、カッシーニのカメラが活動的な氷の月を凝視した、約14時間の間に得られた。全シーケンスの間の視界は月の夜側であるが、カッシーニのエンケラドゥスの視点はシーケンスの間動いている。このムービーは、土星からの反射光によって照らされた表面の部分の視界で始まり、完全に暗い地形に移って行く。これらのイメージの露出時間は、かすかな詳細を見えるようにするために、シーケンスの途中から変えている。(この変化はまた背景の星達を見えるようにしている) このムービー・シーケンスのイメージは、エンケラドゥスから 1,100,000~868,000 キロメートルに変化する間の、2017年8月28日に、カッシーニの狭角カメラを使ってとられた。イメージスケールはピクセル当たり7~5キロメートルである。

Cassini
9月13日(水)
カッシーニ・ホイヘンス:歴史的な冒険

カッシーニ・ホイヘンスは、1997年10月15日にケープカナベラル(フロリダ)から打上げられた。土星の軌道に入って約13年後、今、ミッションはその最終章に入っている。NASAのカッシーニ宇宙船は、現在、惑星とそのリングの間の一連の大胆なダイビングを行なっている。土星システムへの7年間の航海でカッシーニとヒッチハイクしたヨーロッパ宇宙機関のホイヘンス探査機は、2005年1月14日に、土星最大の月タイタンの表面に降下することによって歴史をつくった。これは外部太陽系に探査機を着陸させる人類初の成功した試みであった。ホイヘンスは霞に覆われた月に向かって21日間単独の船旅をした。探査機は、タイタンの大気に飛び込み凍った表面に着陸した。ホイヘンスは、この惑星サイズの衛星から、科学者達が今日まだ掘り出している、ユニークなデータの流れを提供した。

ヨーロッパ宇宙機関の土星探査ビデオ。イメージをクリック。タイタンに着陸し短時間のうちに通信不能になったホイヘンス着陸船その他タイタン探査を中心にしたビデオです。

Space in Videos (ESA)
9月12日-2(火)
内外からの土星のリング(動画)

ミッションの完了に近づいているロボット宇宙船カッシーニからのイメージが、この先例のない視点を人類に提供している。カッシーニのグランド・フィナーレ軌道以前の土星の堂々としたリング・システムの全てのイメージは、リングを内側に見る外部からとられた。差込みに描かれているのは、宇宙船の位置が周囲のアニメーションの中に描かれている注目に値するビデオである。短いコマ落しシーケンスで始まる複雑なリングの詳細が明らかであり、ビデオの終わり近くでは紙のように薄いリングの厚みが明らかになる。このイメージは8月20日にとられた。カッシーニは、9月15日に巨大な惑星に飛び込むように指示される前に、土星を周る僅かな軌道のみが残されている。

表示にやや時間が掛かります。詳細はイメージをクリックして大判でご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
9月12日-1(火)
ハリケーン・アーマ

米国海洋大気圏局衛星 GOES-16 は、東部夏時間2017年9月8日午前8時0分(日本時間9月8日午後9時0分)頃にキューバの東端を通過しているハリケーン・アーマ(Irma)のこのイメージを捕えた。この時点でアーマはカテゴリ4、その後カテゴリー最高5まで発達した。東部夏時間9月8日午後2時(日本時間9月9日曜日午前3時)、最大 155mph (秒速69メートル)近くの激しい突風を記録した。米国フロリダには大きな被害をもたらした。

Hurricane
9月11日(月)
青と金の土星

この土星の写真は、もし人間がこの巨大なリングの世界近くに浮いたならば見るであろうものにほぼ近い。このイメージは、2006年5月に、今、土星を周っているロボット・カッシーニ宇宙船によってとられた。ここでは、土星の堂々としたリングは、水平の細い線として直接現れている。そのリングの複雑な構造は、イメージの上部に現れている暗い影が示している。土星の噴水の月、僅か500キロメートルのエンケラドゥスがリングの上に見える(大判参照)。土星の北半球は地球の空が青く見えるのと同じ理由で部分的に青く見える。しかしながら、土星の雲の奥深くを見ると、土星の雲の自然の金の色が支配的になる。雲が比較的高いという一つの仮説はあるが、土星の南がなぜ同じ青い色を示さないかは明確でない。土星の雲がなぜ金色なのかも明らかでない。今月、カッシーニは、土星の大気への最終的な劇的なダイビングによってそのミッションを終えるだろう。

9月15日カッシーニは土星の大気に突入してその任務を終える予定です。しばらくカッシーニと土星の記事を連載します。ダイビング計画は特集 「カッシーニ、土星への突入近づく」 を参照。

Astronomy Picture of the Day
9月10日(日)
4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」、宇宙をよりリアルに描く最新版を公開

今回のアップデートでは、土星探査機カッシーニのグランドフィナーレの再現や、光の反射の物理モデルに基づいた土星リングや月の描画、位置天文観測機ガイアのデータから作成した天の川テクスチャの追加、表示言語に中国語の追加、など多くの新機能が盛り込まれました。 4D2U プロジェクトが開発する4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」は、観測や理論で得られた天文学のデータを用いて、様々な天体や宇宙の階層構造を、インタラクティブに見ることができるソフトウェアです。4D2Uプロジェクトのウェブページから無料でダウンロードし、手元のコンピュータで利用することができます。その最新版となるバージョン1.4が2017年7月に公開されました。

イメージをクリックして Youtube から。

国立天文台
9月9日(土)
軌道からオーロラを観察する(動画)

NASAの遠征52ジャック・フィッシャーは、400キロメートルの彼の視点から見られる、輝くグリーンのオーロラの写真とコマ落しのビデオを共有した。このオーロラ写真は2017年6月26日にとられた。

今月3日に国際宇宙ステーションから帰還したNASAのジャック・フィッシャーの撮影です。非常に美しいオーロラの動画です。 「フィッシャーのツィッター」 から。

Space station
9月8日(金)
ボイジャー1号打上

NASAのボイジャー1号宇宙船は、タイタンIII/ケンタウロス6打上船に搭載されて、フロリダのケネディ宇宙センタ打上複合施設から、現地時間1977年9月5日午前8時56分に打上げられた。対のボイジャー1号と2号宇宙船は、今、人類によって触れられたことがない、また以前にどんな宇宙船も行ったことがないところを運行し旅している。ボイジャー1号打上の40回目の記念日を祝って、そのミッションを鼓舞し、その最大の業績、永続する遺産を振り返る。

ボイジャー1号は既に太陽圏を抜け星間宇宙に入っています。 9月5日の記事 参照。

Voyager
9月7日(木)
ハッブルのメガメーザー銀河

ここに示されている二つの銀河は、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって撮られた、上の赤い MCG+01-38-004 と下の青い MCG+01-38-005 である。 MCG+01-38-005 (NGC 5765B)は特別な種類のメガメーザーであり、その銀河の活動銀河核は、膨大な量のエネルギーを大量に汲み出している。水素と酸素の水の構成原子は、ハッブルには見えないが電波望遠鏡では見ることができるマイクロウェーブの範囲に入るエネルギーのあるものを吸収し、特定の波長で再発することができる。 MCG+01-38-005 はこのような水メガメーザーとして知られている!

この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。

Hubble Space Telescope
9月6日(水)
管理する水資源公開される(動画)

増え続ける人口の食物を増やすには、我々の限られた水資源に大きな要求を置いている。衛星は、この貴重な資源を管理する潅漑のために役立てることができる。

地球上の水資源の分類、存在地域などをまとめたアニメーションです。大きく把握するのに参考になる資料です。イメージをクリック。

Space in Videos (ESA) 
9月5日(火)
ミルキーウェイのボイジャー(ポスター)

1977年に太陽系の外惑星の旅のために打上げられたボイジャー1号と2号は、地球から最も長く運行され最も遠くの宇宙船になった。太陽から約16光年のボイジャー2号は、太陽風と太陽の磁場の影響によって定義される領域、太陽圏の端に至った。今、人類初のミルキーウェイ大使であるボイジャー1号は、星間宇宙の太陽圏を越えた19光時にある。9月5日には、NASAとともに、これらの星達に向かうボイジャーの40年の旅を祝おう。

<参考>: 右上はボイジャに積まれた地球外生命に向けたメッセージ。詳細はイメージをクリック(英語)。ポスターは こちら から。

Astronomy Picture of the Day
9月4日(月)
着地!遠征52地球に戻る

NASAの宇宙飛行士ペギー・ホイットソン、ジャック・フィッシャー、ロシア連邦宇宙局のフョドール・ユーチキンは、東部夏時間土曜日午後9時21分(日本時間日曜日午前10時21分)に、カザフスタンのジェズカズガンの南東に安全に着陸した。世界で唯一の軌道の研究室で生活しまた働いた彼らは、生物学、バイオテクノロジ、自然科学、地球科学の何百もの実験に貢献し、補充用品と調査実験装置を積んだいくつかの貨物船を迎え、ステーションの保守とアップグレードを行なうために計6回の船外活動を行った。
遠征53は、NASAのランディ・ブレスニクの指揮の下で、ロシア連邦宇宙局のセルゲイ・リャザンスキー、ヨーロッパ宇宙機関のパオロ・ネスポリ(伊)とともにステーションを管理し続けている。3名のクルーは、NASAの宇宙飛行士マーク・バンデ・ハイ、ジョー・アカバ、ロシア連邦宇宙局のアレキサンダ・ミサーキンの到着までステーションを管理するだろう。バンデ・ハイ、アカバ、ミサーキンは、9月12日にバイコヌールから打上げられる予定である。

降下のビデオは こちら(Twitter) から。

Space station BLOG
9月3日(日)
ソーラーアレイを撮る

国際宇宙ステーションのソーラーアレイのこの角度のイメージが地球の光景を切り取っている。

日本時間今日3日午前中、 国際宇宙ステーションの遠征52の3名が地球にもどります。フィッシャー(米)とユーチキン(露)は135日連続宇宙で生活し、ホィットソン(米)はミッションを延長して289日を過ごした。帰還の中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
9月2日(土)
2017年の日食の間に宇宙船が見たもの(動画)

2017年8月21日に日食が北アメリカを通過した。大陸を通して人々が部分日食を経験し、皆既日食がオレゴンからサウスカロライナに至る地上の細い帯を通過した。NASAとそのパートナーの衛星は、食を見るユニークな視点を持った。

先日の日食のイメージを集めた動画です。イメージをクリックしてご覧ください。

Solar System and Beyond
9月1日(金)
晴天を集める

終りのない日光、永遠の夏-センチネル2号の雲のない層が、2016年5月と2017年4月の間の異なる気象の下で集められ、日照条件の下で80兆ピクセル超に結合された。

ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル2号衛星(2機の編隊)が集めた晴天の地上のイメージ(部分的に季節が異なります)を集めたマップです。非常に大きなイメージまで拡大できます。イメージをクリックしてご覧ください。

Space in Images (ESA)
8月31日(木)
遠方銀河団の熱いガスと冷たいガス

アルマ望遠鏡とチャンドラX線宇宙望遠鏡、欧州南天天文台のVISTA望遠鏡が捉えた、112億光年かなたにある銀河団CL J1001+0220です。この銀河団は、X線が検出された銀河団としては観測史上最遠の天体です。今回、銀河団がこれまで考えられていたよりも7億年ほど昔から存在していたことが明らかになりました。これまで見ることのできなかった誕生直後の銀河団として、今後も注目を浴びそうです。
銀河団には高温のプラズマガスが満ちていて、強いX線を放ちます。一方で銀河団を構成する銀河の中には、星とその材料になる冷たい分子ガスが大量に含まれています。この画像では、チャンドラが捉えたX線が紫色で示されており、銀河団を包むプラズマガスの分布がわかります。銀河団の中には、銀河が点々と写し出されています。アルマ望遠鏡は、銀河の低温ガスに含まれる一酸化炭素分子が放つ電波を観測しました。銀河団の中で白っぽく見える4つの点が、アルマ望遠鏡で検出した銀河です。プラズマガスでおおわれた銀河団の外にも銀河がいくつも写っていますが、大きく見える銀河は銀河団よりもずっと手前に位置しています。銀河に含まれる星からの光や分子ガスが出す電波を詳しく調べると、個々の銀河までの距離を測ることができます。

国立天文台
今週の一枚
8月30日(水)
ハリケーン・ハービー

コペルニクス・センチネル3A衛星は、ハリケーン・ハービーが米国テキサス州に接近したときの、2017年8月25日 04:06 GMT の嵐のトップの温度に遭遇した。海の上12~15キロメートルほどの最も上の雲の明るさ温度は、嵐の目の近くが摂氏約80度から端の約20度に亘っている。ハリケーンは衛星によってのみ追跡することができる自然の力の一つであり、最新のイメージを提供できるので、いつ予防の処置をとるべきかを判断し得る。衛星は、嵐の広さ、風速や経路、例えば雲の厚さ、温度、水と氷含有などの情報を集める。センチネル3の海・地表温度放射計は、九つのスペクトルの帯と二つの視野角で地球の地表・表面から放射しているエネルギーを測定している。

ハリケーン・ハービーは米国で猛威を振るった嵐。右上は国際宇宙ステーションから(2017.8.25)。

Space in Images (ESA)
8月29日(火)
水星、メッセンジャによって明らかにされる

水星は以前にはこのようには見られなかった。2008年、ロボット・メッセンジャ宇宙船が再び水星を通り過ぎ、以前には比較的大雑把なレーダーのみでマップされた地勢のイメージが撮られた。このイメージは、メッセンジャが通過の後90分後に振り返ったときに、約 27,000 キロメートルの高度から記録された。新しくイメージにとられた多くの中でイメージに見られる地形は、北の縁近くの若いクレータから経度の子午線のような異常に長い放射である。メッセンジャは2011年に水星の軌道に入り、2012年にその基本となるミッションを終え、2015年まで詳細な測定を行い、燃料が尽きたために水星の地表に衝突するように指示された。

水星は太陽に近いことから、その高温及強大な引力に抗する制御が難しく、本格的な水星探査衛星はメッセンジャが初めてであった。

Astronomy Picture of the Day
8月28日(月)
土星のヌードル合成

2017年4月26日、カッシーニ宇宙船は、土星へのグランドフィナーレダイビングの最初として、土星とリングの間を通過した。この長い、薄い、ヌードル合成において、137の低解像度イメージのシリーズが、このガスの巨人の渦巻く雲のトップを横断するその進捗を追跡するカッシーニの広角カメラによって捕らえられた。この合成の投影は、土星の大気の弧に沿って、平らなイメージ平面にマップされている。トップの最初の合成は、土星の暗い北極の渦の上約 72,400 キロメートルの、北緯90度に中心を置いている。合成の進捗につれて狭くなり、ピクセルのスケールは、ピクセルあたり 8.7 キロメートルから1キロメートルまで縮まっている。最後のパネルでは、宇宙船は土星の赤道領域の北18度の領域の上 8,374 キロメートルにある。土星のリング平面を横切る前に、保護を提供する大きな高利得アンテナ(パラボラアンテナ)を前面に動かしたために、フレーム方向は下部近くで変化している。

カッシーニのグランドフィナーレの一連の記事は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
8月27日(日)
2017食の間のジョンソン宇宙センタの活動

ヒューストンのNASAのジョンソン宇宙センターの従業員が、2017年8月21日の2017年の食の経験に参加した。食を見る機会に多くの中古の保護眼鏡、ピンホール・カメラその他が使われた。ヒューストンでは、部分食の期間は2時間59分、中部夏時間午後1時16分に70パーセントの最大レベルに達した。

Eclipses and Transits
8月26日(土)
天の輝き

この合成イメージは、2017年8月21日月曜日の、ワシントン州ノーサンカスケード国立公園ロス湖(Ross Lake)の部分日食の進行を示している。皆既日食は、オレゴン州のリンカーンビーチからサウスカロライナ州チャールストンまでの、米国の狭い部分を横断した。部分日食は、北アメリカ大陸の全域と、南アメリカ、アフリカ、ヨーロッパでともに見られた。

Eclipses and Transits
8月25日(金)
宇宙から見られた2017食の影

米国の何百万人もが皆既食を経験したとき、国際宇宙ステーションの僅か6名のみが宇宙からその影を目撃することができた。

地球上に投影された影は国際宇宙ステーションからかなり遠い位置にあります。国際宇宙ステーションから観測された日食は約8割ほど(右図)でした。

Eclipses and Transits
8月24日(木)
アメリカを横断する2017年の食のNASAの EPIC の視界(動画)

しばらく米国の皆既食の記事を連載します。

NASAの地球多色画像カメラ(EPIC)は、宇宙の何百万マイルから、2017年8月21日に、北アメリカを横断する12の月の影の自然色イメージを捕えた。 EPIC は米国海洋大気圏局(NOAA)の深宇宙気象天文台(DSCOVR)に搭載され、毎日地球の日の当たる側を撮っており、皆既日食のユニークな視界を与えた。 EPIC は通常一日に約20~22の地球のイメージをとっており、このアニメーションは、食の進行の速度を速めている。

見分け難いかも知れませんが、月の影が米国大陸を横断しているのが見られます。

Eclipses and Transits
8月23日(水)
皆既食米国大陸横断

米国では8月21日午後(日本時間8月22日早朝)、大陸を横断して皆既日食が見られました。図は日本時間22日午前2時17分ごろのサウスカロライナ州チャールストンからの、NASA高品位テレビを通しての最初の皆既食。大判から視聴者数をご覧ください。

NASA TV
8月22日(火)
ステーションクルー、2017年日食観測の準備

ステーション・クルーには宇宙から日食を見る3回の可能性がある。この3回目のパスでは、太陽が月によって84%を隠され最も多く覆われるだろう。2017年8月18日、彼らは月曜日のユニークな2017年皆既日食の準備で忙しかった。ステーション・クルーメンバーは、軌道の研究室の窓から日食を撮る月曜日の3回の可能性のために、カメラに特別なフィルタを装備するだろう。

Space station BLOG
8月21日(月)
カッシーニのグランド・フィナーレ

カッシーニは、ガスの巨人の超高層大気への壮大な最終突入で終わる、土星とその最も内部のリングの間の 1,920 キロメートルのギャップの22回の大胆なグランド・フィナーレ・ダイビングを実行するプロセスにある。

動画はイメージをクリックして Youtube NASA から。(3.20分)

Solar System and Beyond