このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
11月24日(火)
混乱を起こす、火星のクレータと崩壊

ヨーロッパ宇宙機関の火星エクスプレスからのこのイメージは、火星のピルレー領域(Pyrrhae Regio)の、クレーター、谷、混乱した地形を示している。フレームの右側に見られる混乱した地形には、氷が溶け、その水が流出し、多くの異なる壊れた「ブロック」が空洞として残されている。驚くべきことに、これらの空洞は、左のクレータ近くの平坦な地面の、高さが大きく異なる約4キロメートル下にある。(参考までに、ピレネー山脈とアルプス山脈の最高峰はそれぞれ 3.4 km と 4.8 km を超えている)。このイメージは、2020年8月3日の軌道 20972 の間に、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレス高解像度ステレオカメラ(HRSC)によって集められたデータで構成された。このイメージは、地上解像度が約 16 m/ピクセル、東経約322度、南緯16度に中心がある。北は右である。

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Mars Express
11月23日(月)
これは小惑星を叩いたときに見たものである

NASAのロボット宇宙船オシリス・レックスは、小さな近地球小惑星 101955 ベンヌに降下し、それを打って、直ちに立ち去った。この特集されたビデオは、3時間のタッチ・アンド・ゴー(TAG)サンプル収集イベントを表している。このムービーは、自動化された探査機が、下で回転する500メートルの、ダイヤモンド形の、宇宙の岩に接近する所から始まる。ビデオの約20秒で、タッチダウンエリアに選ばれた、比較的平らな、大きな岩のない、ナイチンゲールが見えてくる。34秒で、オシリス・レックスのサンプル収集アームの影が突然見え、その後間もなく揺れ、アームの突然のインパクトから小石が飛ぶ。
宇宙船は、ベンヌの排出物を捕え、収納することに成功した。その帰還は2021年3月に始まり、2023年9月に地球に着く。

記事は要約しています。ビデオ(Youtube)はイメージをクリックしてご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
11月22日(日)
船外活動の間の遠征64ロシアの宇宙飛行士達

(左から)遠征64指揮官セルゲイ・リジコフとセルゲイ・スバーチコフが、船外活動の間に、国際宇宙ステーションのザーリャ・モジュールで見られる。この二人は、2021年に到着する予定の新しい「ナウカ(Nauka)」多目的研究室モジュールのために、ステーションのロシアのセグメントの準備をした。

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Space station
11月21日(土)
地中海の二酸化窒素の放出

コペルニクスセンチネル5P衛星からのデータを使っている科学者達は、初めて、今、宇宙から、個々の船からの二酸化窒素の噴煙を検出することができる。このイメージは、2018年7月2日に、地中海中央の二酸化窒素の放射パターンを暗い赤で示している。

大判はイメージをクリック。二酸化窒素は人間の活動によって発生する汚染です。この図はコロナ前の地中海周辺の人間の活動の多寡を示しています。それにしても右上のギリシャ、アテネ付近の活動が激しいのは何故でしょうか? また今はどうなっているのでしょうか?

Sentinel-5P
11月20日(金)
深宇宙を旅するNASAのパーサーバランスからのオーディオを聞こう

初めてマイクを装備されたNASAの最新のマーズローバーは、惑星間のフライトの間の、自身の内部の微妙な音を拾い上げた。NASAのマーズ2020パーサーバランスローバーのマイクは、惑星間を通って進む宇宙船の音を録音した。この10月19日の60秒のオーディオファイルのデータは、来年始めの火星のジェゼロ・クレータへの着陸のドラマのいくつかを拾うであろうカメラとマイク・システムのチェックの間に収集された。マーズ2020は、かっての流れる川や湖を調査して、古代の生命のサインを求めるだろう。このローバーは、また、地球を越えた惑星上での初めての回転式テスト航空機、マーズヘリコプターを運んでいる。

--- 音を聞くには左のイメージをクリック。

Mars Perseverance Rover
11月19日(木)
「スペースX」クルードラゴン、宇宙ステーションに接近する

「スペースX」クルードラゴン宇宙船がドッキングするために国際宇宙ステーションに接近しているのが描かれる。クルードラゴンは、その後まもなく、ハーモニーモジュールの前部ポートにドッキングした。

--- 大判はイメージをクリック。今回のクルードラゴンの旅については 特集 「クルードラゴン1号、ビデオと写真集」 を、国際宇宙ステーション側の記事は 「国際宇宙ステーションは今」 を参照してください。

Space station
11月18日(水)
ハッチ開く、クルードラゴン宇宙飛行士達遠征64に加わる

NASAの宇宙飛行士マイケル・ホプキンス、ビクター・グローバー、シャノン・ウォーカー、野口聡一は、「スペースX」クルードラゴンで国際宇宙ステーションに到着した。クルー1は、ロシアの指揮官セルゲイ・リジコフ、セルゲイ・スバーチコフ、NASAのケイト・ルビンスと共にに遠征64クルーに加わる。クルーメンバーは、最初に宇宙ステーションと加圧した会合アダプタの間のハッチを、東部標準時午前1時2分に開け、続いてクルードラゴンのハッチを開けた。

--- 大判は省略。詳細は特集 「クルードラゴン1号、ビデオと写真集」 を参照してください。

Space station BLOG
11月日()
クルードラゴン打上げられる

打上ロケットを回収する海上の気象条件不良から一日延期された、地球近軌道への初めての民間クルー運搬船「スペースX」社のクルードラゴンは、日本時間11月16日午前9時27分に計画通りに打上げられた。このクルードラゴン1号は今日17日午後1時に、国際宇宙ステーションとドッキングする予定。NASAテレビは先行するクルーとの合流まで引続き中継放送する予定。詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

--- 左のイメージは、NASAテレビから録画したオリジナル写真集、特集「クルードラゴン1号打上、ビデオと写真集」にリンクしています。

オリジナル写真集
11月16日(月)
三裂星雲の中央

三裂という名を与える三つの際立ったダストレーンが集まっている。不透明なダストの山脈が下部に近く見え、他の暗いダストのフィラメントが星雲の至る所に織られている。中央近くに見える一つの大きな星が三裂の輝きの多くをもたらしている。 M20 としてカタログ化されているこの三裂は、僅か約 300,000 年であり、知られている最も若い輝線星雲(emission nebula)である。この星雲を形づくっている星はいて座の方向約 9,000 光年に横たわっている。ここで描かれた領域は約10光年に及ぶ。ここに示されたイメージは、地上ベースの 8.2 メートルのすばる望遠鏡、 2.4 メートルの軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡によって提供された詳細、 Martin Pugh によって提供されたカラーデータ、 Robert Gendler によって提供されたイメージ構成と処理による合成写真である。

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Astronomy Picture of the Day
11月15日(日)
タラワ、キリバス

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションは、上昇する海によって脅かされている遠い太平洋の国、キリバス共和国のタラワ環礁に我々を連れて行った。キリバス共和国は、中央太平洋の赤道近くの、約33の環礁からなる独立した島国である。これらの島は約350万平方キロの海に広がり、全体の陸地エリアは僅か 800 平方キロである。ここに描かれたタラワ環礁は、ハワイとオーストラリアのほぼ中間に横たわっている。タラワはV型の礁によって囲まれた大きな潟から成り、長さ35キロメートルほど、30以上の小島から成り立っている。第二次世界大戦の戦場でもあったタラワは南北タラワに分けられる。(中間略) キリバスは世界で最も低い国の一つであり、環礁の多くが海抜2メートル以下のサンゴの島である。キリバスは既に嵐と氾濫から損害を受けている。1999年に、人が住んでいない小島の二つが完全に水中に消えた。(以下略)

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Sentinel-2
11月14日(土)
ステーション、商用クルーを迎える準備をする

遠征64クルーは、今週末、国際宇宙ステーションに四名の新しいクルーメンバーを迎える準備を整えている。軌道を周っているトリオは、また、間もなく実施されるロシアの船外活動に向けて準備している。指揮官、マイケル・ホプキンス、パイロット、ビクター・グローバー、ミッションスペシャリスト、シャノン・ウォーカーおよび野口聡一からなる「スペースX」クルー1ミッションは、ステーションに向けて東部標準時土曜日午後7時49分(日本時間日曜日午前9時49分)に打上げられる予定である。米国・日本の四名とクルードラゴン宇宙船は、ともに、日曜日午前4時20分(日本時間日曜日午後6時20分)に、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールの前面の国際ドッキングアダプタにドッキングするだろう。四名の商用クルー宇宙飛行士達は、10日、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aで、宇宙服を装着し、クルードラゴンの中で秒読み手順を演習した。一方、国際宇宙ステーションでは、NASAのケイト・ルービンスが、日曜日に到着した後のクルードラゴン船のオペレーションのための、ラップトップ・コンピュータを構成した。ルービンスは、また、ハーモニーモジュールの中を清掃し、新しいクルーに対応するために荷物を収納した。
--- 遠征64と「スペースX」クルー1ミッション(右)の印章。大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
11月13日(金)
マーズ・エクスプレスからの火星の月フォボス

二つの火星の月で最も大きく最も内側のフォボスは全ての太陽系で最も暗い月である。その変わった軌道と色は、それが氷と暗い岩の混合物から成る捕捉された小惑星かもしれないことを示唆している。火星の縁の近くのフォボスのこの写真は、現在火星を周っているロボット宇宙船、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスによって、2010年に捕えられた。フォボスは、その最大のクレータを遠い側に持つ、激しくクレータされた不毛の月である。このようなイメージから、フォボスは、恐らく、1メートルの緩やかなダストによって覆われていると判断された。フォボスは火星の非常に近くを周っているので、ある場所からは一日に2回火星が昇りまた沈むように見えるが、他の場所からはまったく見えない。火星を周るフォボスの軌道は絶えず衰えているので、恐らく約 5000 万年で、火星の地表に衝突して砕けるだろう。

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Astronomy Picture of the Day
11月12日(木)
    「スペースX」クルードラゴン、打上台に搬出される

    クルー1ミッションの準備が続く中で、クルードラゴン宇宙船(左イメージの右端)をトップに載せた「スペースX」ファルコン9ロケットが、2020年11月9日月曜日に、フロリダのケネディ宇宙センタの打上台39Aの水平構成施設に見られる。NASAの「スペースX」クルー1ミッションは、NASAの商用クルー計画の一部としての、国際宇宙ステーションへの、「スペースX」クルードラゴン宇宙船とファルコン9ロケットの、最初のオペレーショナル・ミッションである。NASAの宇宙飛行士マイク・ホプキンス、ビクター・グラヴァー、シャノン・ウォーカー、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士野口聡一は、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aから、東部標準時11月14日土曜日午後7時49分に打上げられる予定である。
    --- 大判はイメージをクリック。打上げは日本時間11月15日日曜日午前9時49分、ステーションとのドッキングは、8時間30分後の日本時間同日夕刻の予定。

Commercial Crew
11月11日(水)
ヒューストンのエリントン・フィールドでの「スペースX」クルー1クルーメイト

「スペースX」クルー1クルーメイト、左から、NASAのシャノン・ウォーカー、ビクター・グラヴァー、マイケル・ホプキンス、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一が、フロリダのケネディ宇宙センタに出発する前に、テキサス、ヒューストンの、エリントンフィールドで写真を撮る。

--- 大判はイメージをクリック。世界で初めての、公式な、商用宇宙船による近地球軌道有人送迎飛行に搭乗する4名の宇宙飛行士達が、日本時間9日早朝のケネディ宇宙センタ到着に向けて準備する。国際宇宙ステーションに向けての打上げは、日本時間11月15日日曜日午前9時49分の予定である。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。ケネディ宇宙センタへの到着のビデオは NASAの「スペースX」クルー1ミッションのための、ケネディ宇宙センタのクルー到着(Youtube:41分) から。

Commercial Crew
11月10日(火)
反射星雲 NGC 1999

ハッブル宇宙望遠鏡によって撮られたこの気味の悪い視界は、奇妙な形をした穴のまわりで渦巻く、街灯によって照らされた霧に似ている。この霧は星によって照らされたダストとガスであり、穴は実際に空(から)の部分である。この暗い一片が最初に撮られたとき、可視光線では全体的に不透明な、背後のすべての光を妨げるほど厚い、ガスとダストの非常に冷たい、密度の濃い雲であると想定された。今、天文学者達は、周囲の星雲を形づくるダストとガスに穴をあけた、広い範囲の若い星達のいくつかからのガスのジェットによって形成されたと考えている。(中略)ここに見られる明るい星は、我々の太陽の質量の 3.5 倍の若い星 V380 オリオンである。それは、表面温度が太陽の約2倍の摂氏約 10,000 度であり白く見える。この星は若く、未だその形成から残された素材の雲によって囲まれている。このイメージは2000年3月に最初にハッブル・サイトで発表され、ハーシェルによる発見は2010年に行われた。

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Science & Exploration (ESA)
11月9日(月)
マーズ・エクスプレス、火星で古代の三つからなるクレータを見る

このイメージは古代の火星の高地の三つからなるクレータを示している。最大のクレータは径45キロメートル、最小は28キロメートルである。また、右上と左下に見える窪んだ表面の丸い片のような、他にもかなり大きなクレータのサインがある。このイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)を使って、2020年8月6日の軌道 20982 の間に集められたデータから成っている。地上解像度は約15メートル/ピクセル。東経約19度、南緯37度に位置している。このイメージは HRSC の直下を見るカラー・チャンネルを使ってつくられた。北は右である。

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Science & Exploration (ESA)
11月8日(日)
ハワイのビッグ・アイランド

国際宇宙ステーションが太平洋上約315マイルを周っていたときに、ハワイのビッグ・アイランド(big island:ハワイ島)、その二つの際立った山、活火山マウナロアと休火山マウナケアが撮られた。

大判はイメージをクリック。ハワイ島の写真集は こちら から。

Space station
11月7日(土)
ハワイ島のチェーン

国際宇宙ステーションが太平洋上をに周っていたときに、ハワイ島のチェーンが撮られた。

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Space station
11月6日(金)
50の重力波の出来事例示される

今、50を超える重力波の出来事が検出されている。これらの出来事は、二つのブラックホール、ブラックホールと中性子星、二つの中性子星の、激しい衝突を印している。これらの50の出来事の大部分は、2019年に、米国の LIGO 重力波探知器とヨーロッパの Virgo 探知器によって検出された。最初の50の出来事をまとめた特集のイラストレーションでは、青い点はより高質量のブラックホールを示し、一方オレンジは低質量の中性子星を示している。しかしながら、天体物理学者達は、太陽質量の2~5の間の中間と思われる質量を含む、白でマークされた出来事の性質については、現在、不確かである。可視光線の夜の空は人類の夜明けから知られきた近くの明るい惑星達と星達によって支配されている。対照的に重力波の空は、おおよそ5年未満で知られた、遠く暗いブラックホールによって支配されている。このコントラストは啓蒙的である。重力波の空の理解は、既に、宇宙全体の星の生と死、宇宙自体の特性についての人類の知識を再構築している。

--- 大判はイメージをクリック。参考までに LIGO の記事は こちら(英語) から。

Astronomy Picture of the Day
11月3日(火)
    木星の大気に「スプライト」が浮く

    このイラストレーションは、スプライトとして知られる稲妻の現象と、スプライトが木星の大気に見えるであろうものを示している。イギリスの民間伝承の名をとって名づけられたスプライトは、僅か数ミリ秒の間続き、地上および上方に向かって広がる光の中央の小さな塊と長い蔓とを特徴としている。地球の超高層大気では、窒素との相互作用によってスプライトは赤く見えるが、木星では、恐らく、超高層大気の水素の優位によって青い色を与える。
    ---左のイメージは右が上。右図は地球におけるスプライト。稲妻が地上に向かう放電現象であるのに対して、スプライトは上方に向かう。地球に似た木星のこの現象は、木星探査衛星ジュノによって最近確認された。

Jupiter
11月2日(月)
フィラエの着陸への努力

ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査宇宙船ロゼッタのフィラエ着陸船は、2014年11月12日に彗星67P/チュリュモフ・ゲラシメンコの表面へ降下した。その最初のタッチダウン・サイト、アギルキア(Agilkia)からはね返り、二時間のフライトに乗り出した。その後の検出作業の何年か後、三角の帽子に似たフィラエ着陸船の二回目のタッチダウン・サイトが判明した。フィラエは、ロゼッタ・ミッションの結了の数週前の、ロゼッタ・イメージの22ヵ月後に確認され保護された場所、最終的にアビドス(Abydos)に停止した。フィラエの体は約1メートル、それぞれ足は長さ 1.5 メートルである。

文章は要点のみ。動画の大判はイメージをクリック。日本の「はやぶさ」やNASAのオシリス・レックスなどは、“小惑星”に“接触”し、その表面の素材を持ち帰ることを目指していますが、ヨーロッパ宇宙機関のフィラエは、“彗星”に“着陸”し、その表面を直接観測することを目指しました。残念なことに、この彗星の重力の薄さから軟着陸できず、3回バウンドして岩陰に着地、太陽光が得られず間もなく連絡が途絶えました。

Rosetta
11月1日(日)
太陽からのハロウィン

2014年10月8日のジャック・オー・ランタンの顔を見るために太陽の活動領域が結合された。この活動領域は、多くの光とエネルギーを発するエリアであり一層明るく見える。このイメージは、ソーラーダイナミクス天文台(SDO)によって捕えられた、171と193オングストロームの波長の二つのセットを混ぜ合わせ、特にハロウィーンのような外見をつくるために、金と黄色で典型的にカラー化されている。

大判はイメージをクリック。時差及び発表時刻等の関係からほとんど即日掲載はできません。この記事は10月31日のハロウィンに際して掲載されたものです。

SDO
10月31日(土)
ハッブル、大きなカボチャ銀河のペアを発見

我々の無限の世界において、もし何かを想像するならば、最終的に其処にこれを発見するかもしれない。また、それは、ハロウィーンの話から、一層、直接に、ある気味悪い化身のように見える天のオブジェクトに行き着く。ハッブルの休日の提供は、 ライナス(Linus) の捉えどころのない大きなカボチャのイメージ、漫画ピーナッツのキャラクターに似た、一対の衝突する銀河達である。この銀河のペアは 100,000 光年にまで及ぶので、このケースでは「大きな」は控え目な表現である。この「カボチャの」輝く「目」は、超巨大ブラックホールを含んだ、それぞれの銀河の明るい星で満たされた核である。二つの捉えどころのない新しく星達を形づくる腕は、想像上のカボチャの意地の悪い薄笑いを与える。

大判はイメージをクリック。これはハロウィーンの休日に当たって、ハッブルのコーナーに提供された記事です。一部文章は省略しています。

Hubble Space Telescope
10月30日(金)
NASAのサウンドクラウドプレイリスト、宇宙の不吉な音を示す

以前に、我々の世界のきしみ、亀裂や高笑いの音を聞いたかもしれない。ハロウィンに際して、我々は、我々の宇宙船からのデータを使って、宇宙の深部からの、不吉な音の新しいコレクションを集めた。我々の宇宙からの、最も猟奇的な、新しい唸りと笛で満たされた、我々のサウンドクラウドハロウィンプレイリスト(SoundCloud Halloween playlist )を聞こう。

大判はイメージをクリック。「百聞は一見に如かず」左のイメージをクリックして次々に現れる様々な宇宙の音をお聞きください。なお、これだけではありません。紹介しきれませんので右のリンクから原文をチェックしてください。火星の振動、ミルキーウェイ銀河の中央などの音響化を聞くこともできます。

Solar System & Beyond
10月29日(木)
NGC 2525 における超新星

大きな美しい棒渦巻銀河 NGC 2525 は、ミルキーウェイから 7000 万光年の、南の星座とも座の境界の中に横たわっている。差渡し約 60,000 光年の、暗いダストの雲に沿って並んだ渦巻の腕、大規模な青い星達、ピンクの星形成領域などが、この素晴らしいハッブル宇宙望遠鏡スナップショットを通して巻いている。2018年1月に NGC 2525 のはずれに見つかった超新星 Sn 2018gv が、最も明るい星として左下に見える。コマ落し では、視界からゆっくり消えて行くコンパニオンの星から付着する素材によって引き起こされる白色矮星の核爆発、1年長のハッブル観測のシリーズがこの星の爆発に続いた。タイプ Ia 超新星と確認され、その明るさは宇宙の標準光源(standard candle)と考えられた。タイプ Ia 超新星は、銀河達までの距離測定や、宇宙の膨張割合の決定に使われる。

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Astronomy Picture of the Day
10月28日(水)
中性子星はそれらの目覚めで金とプラチナをつくる

このイラストレーションは、それらの衝突の直前に、中性子星からはぎ取られる破片の熱く密度の濃い、拡大する雲を示している。この雲は、二つまたは一つの中性子星とブラックホールが、互いに併合するときに起きる天文学的な出来事、キロ新星(kilonova)をつくり出している。この雲は可視光と赤外線光を示している。この中性子の豊富な破片の内部では、何百もの地球の金とプラチナの量を含む、宇宙で最も重いいくつかの元素の多くの量がつくり出された。

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Supernova
10月27日(火)
ヨーロッパ宇宙機関のマーズウェブカメラのデータを調べる

マーズ・エクスプレスのウェブカメラでとられた、火山、氷冠、ダストの嵐、奇妙な雲、二重の渦などが、イメージのデータとともに、惑星科学目録(Planetary Science Archive)に見ることができる。マーズ・エクスプレスの視覚監視カメラ(Visual Monitoring Camera)は2007年以降火星観測に使われ、2016年に科学装置に認められた。今、これらイメージのデータが、宇宙船の他の七つの科学機器とともに、惑星科学目録に見ることができる。列ごとに左から右に、 2019年10月4日の北極のダストと水の氷、 2008年11月12日のアルシア・モンズの雲、 2019年10月19日のオリンパス山のカルデラ、 2012年6月16日の北極の端の二重のサイクロン、 2016年11月17日の南極に見た火星のフル・ディスク、 2018年11月12日のマリネリス峡谷の一部の霞、 2010年6月9日のタルシス火山とオリンパス山、 2019年1月9日のオリンパス山の雲、 2020年1月1日の北極冠のパターン、 2010年12月28日の北極冠の水の氷の雲、 2008年7月1日のマリネリス峡谷システム、 2017年10月22日のタルシス火山と火星の全球、 2016年9月6日の北極冠のダストの嵐、 2020年3月9日のシルティス・マホール、 2019年11月25日の火星の薄暮の雲、 2010年8月8日の火星の南極の拡大。 ---個別の大判は flickr から。

Mars Express
10月26日(月)
ベンヌにタグを付ける

10月20日、オシリス・レックス宇宙船のアームは、巨礫が散乱した表面への慎重な接近の後、小惑星ベンヌに手を伸ばして触った。タッチ・アンド・ゴー(TAG)サンプル収集イベントと呼ばれる、幅30センチメートルのサンプリングヘッド(TAGSAM)が、このスナップショットの中に、岩のいくつかを砕くように見える。このクローズアップの場面は、惑星地球から約3億 2100 万キロメートルで、宇宙船の SamCam によって表面接触の直後に記録された。1秒後、宇宙船は、緩やかな表面の素材を集め、サンプルリングヘッドにベンヌの表土の相当な量を吹きつけるために、ボトルから窒素ガスを点火した。データは、ベンヌのナイチンゲール・サンプルサイトに約5秒以上接触して過ごした宇宙船を示しており、その後戻るための点火を行なった。 SamCam からの低速度撮影のフレーム(注:ここに示しているフレーム)は、その余波を明らかにしている。
--- 大判はイメージをクリック。ナイチンゲールサイトは複数の候補から選ばれた唯一のサンプリングサイト。その後の情報として、このアクションでは少なくても60グラムのサンプルが得られたと報告されている。

Astronomy Picture of the Day
10月25日(日)
ソユーズ MS-16 宇宙船着陸

ソユーズ MS-16 宇宙船が、2020年10月22日木曜日に、遠征63クルーメンバーとともに、カザフスタンのジェズカズガンの町の遠いエリアに着陸するのが見られる。遠征63クルーメンバーは、遠征62/63クルーとして国際宇宙ステーションで働いた196日後に地球に戻った。

--- 大判はイメージをクリック。右のイメージは宇宙船(左端)着陸後にクルーの回収に向かう人達。ヘリコプターは着地まで宇宙船を追跡する。左の写真もヘリコプターから撮られたもの。

Space station
10月24日(土)
NASAの宇宙飛行士クリス・キャッシディとクルー仲間、安全に地球に戻る

NASAの宇宙飛行士クリス・キャッシディと、ロシアの宇宙飛行士達アニトリ・イヴァニシンとイヴァン・ワグネルは、東部夏時間午後10時54分(日本時間10月23日午前11時54分)にカザフスタンで着地した。このトリオは、彼らのソユーズ MS-16 宇宙船で国際宇宙ステーションを午後7時32分(日本時間午前8時32分)に出発した。キャシディーは、今、米国の宇宙飛行士達の間で5番目に長い、宇宙で合計 378 日を過ごした。着陸後の診察の後、クルーは帰国のために分かれるだろう。キャシディーはNASAの航空機でヒューストンへ戻り、ワグネルとイヴァニシンはロシアのスター市へ向かうだろう。
ステーションに残るのは、NASAの宇宙飛行士ケイト・ルービンスと、ロシアのステーション指揮官セルゲイ・リジコフ、セルゲイ・スバーチコフの遠征64の3名である。ステーションクルーは、11月打上が目標にされている「スペースX」クルー1ミッションの到着によって、NASAの宇宙飛行士マイケル・ホプキンス、ビクター・グラヴァー、シャノン・ウォーカー、および日本宇宙航空研究開発機構の野口聡一の追加で、初めて7名に拡大されるだろう。 --- 大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
10月23日(金)
火星の古代の氷の崖

科学者達が火星の地下の約3分の一が氷で覆われているところを具現化した。我々は、火星の古代の気象、および、将来の宇宙飛行士達の水の補給について学ぶためにこれらの氷を調査している。我々は、時々、このイメージのように崖が氷で埋められているのを見ることがある。褐色の、ダストの崖の壁、かすかな光った青い色の氷を示している。これらの崖のあるものは我々の目の前で変化し、氷の大きな塊が下り坂を落ちることがある。我々は、このような変化について調べるために、これらの光景を繰り返しイメージに撮っている。

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Mars
10月22日(木)
2020オゾンホール

コペルニクス・センチネル5P衛星からの測定は、今年の南極のオゾンホールが、近年の最大かつ最深の一つであることを示している。ドイツ航空宇宙センターの詳細分析では、今、そのオゾンホールが最大に達したことを示した。オゾンホールの大きさは周期的に変化する。8月から10月までオゾンホールは大きくなり、9月中旬と10月中旬の間に最大に達する。南半球で成層圏の温度が高まり始めると、オゾン層の破壊は減速し、極地の渦は弱まり最終的には崩壊し、12月末までにはオゾンの濃度は標準に戻る。今年のコペルニクス・センチネル5P衛星からの測定では、今年のオゾンホールは、10月2日に、2018年と2015年の大きさに匹敵する、約 2,500 万平方キロの最大に達したことを示している。昨年は、オゾンホールは例年より早く崩れただけでなく、この30年で最少を記録した。オゾンホールの大きさの変化は、主に南極エリア周辺を流れる強い風の帯の強さによって決まる。この強風帯は、地球の回転と、極と中緯度の間の強い温度差の直接的な結果である。(以下略)
--- 大判はイメージをクリック。シミュレーションビデオは こちら(.mp4) から。2020年のオゾンホールの深さの変化の動画は こちら(.gif) から。

Sentinel 5P
10月21日(水)
NASAのウェッブ、併合する銀河達のコアを探査するだろう

可視光線で見たとき、 NGC 3256 の二つの銀河は併合されて見えるが、次に、中央領域のダストレーンのもつれの間に隠された明るい核が見える。地上と宇宙の望遠鏡の視界を使うことによって、その GOALS (Great Observatories All-sky LIRG Survey)調査チームは、X線から電波まで、 NGC 3256 のような銀河達を分析してきた。 NGC 3256 は、埋められた活動的な核、二つの強力な流出からの大規模な衝撃波、膨大な数のコンパクトな明るい星の集団達を持っている。(中略)ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による来るべき調査は、研究者達が更に流出について学ぶのに役立つだろう。2021年に打上げられたとき、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、世界の主要な宇宙の科学天文台になるだろう。ウェッブは我々の太陽系のミステリーを解き、他の星達の周りの遠い世界を見るだろうNASAとそのパートナー、ヨーロッパ宇宙機関、カナダ宇宙局による国際計画である。
--- 大判はイメージをクリック。解説は大幅に省略しています。これらの記事はハッブル宇宙望遠鏡の後継として2021年の打上が予定されているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)の調査対象を紹介する中で掲載されたものです。

Galaxies
10月20日(火)
ゴースト星雲

我々の銀河を通して星雲に埋め込まれた最も明るい星達が、新しい星達を造るための原材料、水素ガスの広大な雲の中を食する放射線の奔流を注いでいる。このエッチング・プロセスは、人間の想像力があらゆる形や図を見ることができる想像の光景を彫っている。カシオペア座のこの星雲は、「ゴースト星雲」と名付けられたガスとダストの流れるベールを持っている。公式には IC 63 として知られているこの星雲はカシオペア座の方向550光年にある。

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Nebula
10月19日(月)
小惑星ベンヌに降下する

NASAのロボット宇宙船、オシリス・レックスは、近く、小惑星 101955 ベンヌの表面に接触しようとしている。そのゴールは、詳細分析のために、2023年に地球に持帰るサンプルを集めることである。このビデオは、オシリス・レックスによって、過去1年半の間にとられたベンヌの岩の表面のデジタル・マップに基づいて、その 500 メートルのダイヤモンド形の小惑星に向かって降下するとき、どのように見えるかを示している。ビデオはベンヌの実際の回転時間 4.3 時間より速く回転するベンヌを示している。回転が止まった後、仮想カメラは、ゴツゴツした表面に観察者を落とし、背後に見える平らな露岩 Roc とともに、 Simurgh と名づけられた家の大きさの露岩を回転する。もし持帰るサンプルが成功裏に地球に着くならば、若い地球に種をまいたかもしれない稀なまたは異常な元素や鉱物や有機化合物について、また我々の太陽系の初期の歴史の手掛かりについて精細に調べられるだろう。
---明日20日(日本時間21日朝)、オシリス・レックス宇宙船は、小惑星ベンヌのサンプル収集を試みます。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。アニメーション動画はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
10月18日(日)
ソユーズ MS-17 宇宙船が宇宙ステーションに接近する

遠征64クルーメンバーを乗せたソユーズ MS-17 宇宙船が、ラスベットモジュールにドッキングするために国際宇宙ステーションに接近する。この写真は、二つの宇宙船がモロッコ上空を周っているときに撮られた。

大判はイメージをクリック。このイメージは10月14日に打上げられ、同日国際宇宙ステーションに到着した、遠征64クルーの記事からです。現在国際宇宙ステーションに滞在している3名の宇宙飛行士達は、10月22日に地球に戻る予定です(「ウェブNASAテレビ放送予定」 参照)。引き続き11月に、「スペースX」社のクルー1(Crew-1)による、初めての商用宇宙船(日本の野口飛行士を含む4名が搭乗)の打上が予定されています。

Space station
10月17日(土)
ベピ・コロンボ、金星接近の間にイメージをとる

ヨーロッパと日本共同のベピ・コロンボ・ミッションは、10月15日、宇宙船が重力支援作戦のために金星を通過したときにこの視界を捕えた。このイメージは、国際時間 03:58 の最接近の直前 03:37 に、水星搬送モジュール(Mercury Transfer Module)の監視カメラ2でとられた。フレームの右上から延びる磁力計ブームとともに、水星惑星軌道船の中間利得アンテナがイメージのトップに見える。このイメージがとられた時、宇宙船は金星から 14,000 キロメートルにあった。

大判はイメージをクリック。ベピコロンボ(BepiColombo)ミッションは、水星探査のためのヨーロッパ宇宙機関と日本(JAXA)の共同ミッション。母船はヨーロッパ宇宙機関が運用しているが、内部にはそれぞれ調査目的の異なる探査衛星を積んでいる。強力な太陽の引力に抗して水星の周回軌道に入るには難しさがあり、金星や水星そのものの何回もの重力支援を得て、慎重に水星に接近する計画である。

BepiColombo
10月16日(金)
小惑星ベンヌから放出される小石

NASAのオシリス・レックス宇宙船によるある物語の間に起きたこの発見は予想外であった。その放出の仮説には、太陽軌道を周る流星体の衝突、内部構造の突然の熱破砕、水蒸気ジェットの突然の解放などがある。ここに示された二つのイメージの合成は、2019年前半に起きた、右側に見られる太陽に反射する排出物の放出を示している。データとシミュレーションは、一般的には大きな石は回転する500メートルの小惑星に戻って落ちることを示し、一方、小さな岩は表面をスキップして廻り、最も小さな岩はその地上の低い重力を完全に逃れた。宇宙船は2018年年後半に 101955 ベンヌに到着し、表面のサンプルを集めるための2020年10月20日(日本時間10月21日)のタッチダウンが予定されている。サンプルは、詳細分析のために、2023年に地球に持帰られるだろう。ベンヌは、その表面が我々の太陽系の初期からの有機化合物を、また、地球上の生命のための構成要素であるかもしれない混合物を顕す可能性を示していることから目的地に選ばれた。 --- 大判はイメージをクリック。オシリスレックスは10月20日(日本時間10月21日)にサンプル収集のための降下を行う予定。管制室との中継は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Astronomy Picture of the Day
10月15日(木)
チリのサンラファエロ国立公園の干潟

チリ南の太平洋岸のサン・ラファエロ国立公園(San Rafael National Park)の一部が、コペルニクス・センチネル2号ミッションによってとられたこのイメージに描かれている。そのフル10メートルの解像度のイメージを見るためにズームインしよう。およそ 17,000 平方キロのエリアを覆うこの公園には、かってこの領域をカバーしたパタゴニア氷床の残骸、北パタゴニア氷原を含んでいる。今日、この氷原は、以前の大きさのごく小さな部分であるにも関わらず、それは、依然として、極領域外の二番目に大きな氷の連続である。このイメージは、ここに見えるサン・ラファエロ(原版の右上)とサン・クィンティンの二つの大きな氷河とともに、28の氷河の出口を持つ北パタゴニア氷原の西の地域を描いている。サン・ラファエロ氷河は、世界で最も活発な氷河の一つであり、年間約 7.6 キロメートルの速度で流れるパタゴニアで最も動きの速い氷河である。(以下略)

この記事は宇宙から撮られた高精細イメージの精度を見ていただくために取上げたものであり、大判はその一部を切り出し鮮明化し、原版サイズでご覧いただいています。原版は こちら(18.44 MB:jpg) から。

Sentinel-2
10月14日(水)
    機械学習が火星のクレータの集団を見つける

    左のイメージの左下隅の赤い円の中の小さな黒い点は、新しい機械学習アルゴリズムを使って火星に発見された最近形成されたクレータの集団である。このイメージは、NASAの火星偵察軌道船(MRO)の概況(context)カメラによって、緯度 3.213、経度 259.415 にあるノクティス(Noctis)フォッセと呼ばれる領域でとられた。この中間角度のコンテキスト(概況)カメラは、低解像度で、何百マイルもの地勢を見ることができる。科学者達は、イメージに興味深い地形を求めてスキャンし、また、他の MRO のカメラ、高解像度画像科学装置(HiRISE)に、更に詳細な視界のためにズームインすることを求めることができる。

    この記事を説明すると、宇宙船搭載の概要カメラ(context)によって撮られた黒い点を人工知能(AI)によって分析したところクレータと分かり、高精細カメラ(HiRISE)で右上のようにクレータと確認された。

火星偵察宇宙船
10月13日(火)
NGC 5643:ハッブルからの近くの渦巻銀河

渦巻銀河 NGC 5643 の中心では何が起こっているのだろう? 星達とガスの渦巻くディスク、 NGC 5643 の外見は、ハッブル宇宙望遠鏡でとられたこのイメージに示すように、青く渦巻く腕と褐色のダストによって支配されている。この活動銀河のコアは電波とX線で明るく輝き、そこには対のジェットが発見された。風変わりな中央の輝きは NGC 5643 を銀河達のセイファートクラスで最も近い例の一つにし、そこでは、膨大な量の輝くガスが、中央の大規模なブラックホールに落ち込んでいるいると考えられている。 NGC 5643 は、比較的近い 5500 万光年にあり、差渡し約10万光年、オオカミ座の方向に小さな望遠鏡でも見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
11月12日(月)
GW オリオン:傾いたリングを持つ星のシステム

三つの星のシステム GW オリオンが、惑星達が複数の平面を形成し周っていることを実証するように現れている。これに対して、我々の太陽系の惑星達と月達は、ほとんど同じ平面上を周っている。この絵のようなシステムは、三つの際立つ星達、歪曲したディスク、内部の傾いたガスのリングとを持っている。ここに示されたアニメーションは、欧州南天文台の VLT と、チリの ALMA 望遠鏡の観測からの GW オリオンシステムを特徴づけている。イラストビデオの最初の部分は遠い軌道からの全システムの壮大な眺望を示し、二回目のシーケンスは、三つの中央を共に周っている星達を解読するために傾いたリング内部に連れて行く。 GW Ori のようなシステムにおける多重星を示すコンピュータシミュレーションは、ディスクを歪め破壊するかもしれない。

シミュレーションはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
10月11日(日)
アマゾン川

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル1号ミッションによって捕えられたこのイメージは、世界中で最も重要な生態系の一つ、南アメリカのアマゾン熱帯多雨林、蛇行するアマゾン川を示している。このイメージは水を青で示す方法で処理された。アマゾン川はアンデス山脈でその旅を始め、南米の六つの国を通して東にその道をとり、ブラジル北東海岸の大西洋に注いでいる。この川は、ニューヨーク市からローマまでの距離に等しい、約 6400 キロメートルの長さを持っている。アマゾンは 1.6 ~ 10 キロメートルの幅をもつ世界で最も広い川と考えられるが、雨期には約50キロメートルまで拡がる。アマゾン川は 1000 を超える支流を持ち、その流れとその盆地のエリアに関しては世界最大の排水システムである。その絶えず変化する流れの結果として、イメージ上部の主流の周辺の薄いラインに古い川床を見ることができる。

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Sentinel-1
10月10日(土)
南極大陸のパイン・アイランド氷河の亀裂

2018年9月と10月に、コペルニクス・センチネル1号ミッションによって見られた、南極大陸の海に面して広がった長く狭い氷床、パイン・アイランド氷河の氷舌を横断して進む亀裂。このビデオは、以前には安定していた領域の、氷床の亀裂の出現を示している。

イメージは動画です。大判はイメージをクリック。

Sentinel-1
10月9日(金)
シグナスループのフィラメント

拡大する超新星の端には何が横たわっているのだろう? 見たところ微妙であり繊細な、衝撃をうけた星間ガスのこれらのリボンは、約 20,000 年前の石器時代後期には人間に容易に見えたであろう、激しい星の爆発の広がる端の爆風の一部である。この示されたイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡によって記録され、シグナス・ループまたはベール星雲として知られる超新星の残骸の外の端のクローズアップである。このフィラメントの衝撃波の前面は秒速約170キロメートルでフレームの上に向かって進んでおり、その一方で、活発な水素ガスの原子によって放射される光で輝いている。シグナス・ループと相互作用していると考えられる星達までの距離が、最近、ガイア・ミッションによって、約 2400 年であると発見された。このシグナス・ループ全体は、空を横断する満月六つ分、約130光年と一致し、その一部は小さな望遠鏡で白鳥座の方向に見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
10月8日(木)
    2020年の火星の接近

    今夜(注:10月6日)日没の後東に目を向けよう。最も印象的な火星を見るだろう。この約2年超の中で、地球が赤い惑星の最も近くを通過するので、火星は、年間で最も大きくまた明るく見えるだろう。一週間のうちは、火星は、太陽の反対側になることを意味する衝でほぼ明るいだろう。火星と地球の軌道が僅かに卵形のために、最接近と衝は僅かに異なる日に起きる。示されたイメージは、ここ数カ月の接近の間に、火星の角がどのように大きくなったかを示している。火星は、今ほぼ一晩中見え、土星や木星よりも地球に向かって多くの日光を反射している。最接近であり最大ではあるが、火星は、依然として満月より直径が約100倍小さく見えるだろう。

    大判はイメージをクリック。火星の接近については国立天文台にも記事があります。右図の 「2020年秋は、赤く輝く火星に注目!」 から。

Astronomy Picture of the Day
10月7日(水)
遠い光を分割する

遠い宇宙では時間がゆっくり経過するように見える。時間遅れの光はスペクトラムの赤の端に向かってシフトして現れる(赤方偏移)ので、天文学者達は、宇宙における広大な距離を計るのに、宇宙論的な時間の遅れを使うことができる。ここに示された遠い銀河達からの光はその構成する色(スペクトラム)に分けられ、天文学者達が、既知のスペクトルラインの宇宙論的赤方偏移を測ることができる。ここに示されたイメージの新規性は、何百もの銀河達までの距離が一つのフレームで測定することができることであり、この例は、チリの大型望遠鏡(VLT)アレイの、可視光線マルチオブジェクト分光計(VIMOS)でとられたものである。遠いオブジェクトの宇宙の分布の分析は、初期の宇宙で、星達や銀河達が、何時どのように形成され、群れをつくり、発展してきたかを洞察する場を提供するだろう。

大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
10月6日(火)
火星で作業中のパーサーバランス(イラストレーション)

このイラストレーションでは、NASAのパーサーバランス(忍耐の意:発音注意パーサーバ/ランス)マーズローバーが、惑星X線岩石化学装置(PIXL:Planetary Instrument for X-ray Lithochemistry)を使っている。ローバーのロボットアームの終端のタレットの上にあるX線分光計は、岩における古代の微生物のサインの調査に役立つだろう。この PIXL とパーサーバランスは、カリフォルニアの南のNASAのジェット推進研究所によって製造され運用される。

今、火星と地球は最も接近した状態にある。火星の公転周期は地球のほぼ2倍。したがって両者は2年ごとに接近する。この時期は宇宙船が到達するのに最も燃料が少なくて済むので、火星探査機の打上はこの時期に集中する。今、上記NASAのパーサーバランスの外、日本のロケットで打ち上げられたアラブ首長国連邦の軌道船、他1機の合計3機が火星に向かっている。大判はイメージをクリック。原版は こちら から。

Perseverance Mars rover
10月5日(月)
衛星、アメリカ西部の活発な火災を捕える

我々のアクア衛星は、2020年9月29日に、米国西部を支配し続ける、火災と煙のこの可視光線と赤外線のイメージを捕えた。可視光線イメージは煙を示し、赤外線イメージは火災の熱(オレンジの点)を示している。カリフォルニアの林業と火災保護当局は、9月30日にも、州内と太平洋北西部の、依然として活動的な多くの大火を見つけた。今年8月の火災は、2018年の火災を超えて、カリフォルニアの歴史で最大の野火であった。このイメージでは、以前には米国を横断して東に向かっていた煙(9月21日の記事参照)が、今では、太平洋上を西に向かっていることを示している。更に困難な火災との戦いが気象パターンに予想されている。

記事は要点のみ。大判はイメージをクリック。米国西部、特にカリフォルニアでは、毎年、自然の森林火災は発生しており、本サイトでも取り上げていますが、その激しさは年々極端に増しているようです。

Earth
10月4日(日)
ニューヨーク・シティ

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションは、米国で最も人口の多い都市、ニューヨーク市に我々を連れて行った。ここには約780平方キロのエリアに800万人以上の人々の住んでいる。2019年8月26日にとられたこのイメージには、マンハッタン島が中央に、ハドソン、イーストおよびハーレム川に囲まれて見える。マンハッタンの中央に、大きな長い緑の長方形としてセントラル・パークを見ることができる。ブルックリンとクイーンズが右に見える。ジョン・F・ケネディ国際空港がイメージの右下に見える。---1993年以降のデータは、広域な平均海面高度が、毎年平均して3ミリ上がったことを示している。11月の打上が予定される来るべきコペルニクス・センチネル6号衛星は、海面変化の観測を提供する二つの同一の衛星になるだろう。

以上解説は要点のみ。大判イメージは精度を見ていただくために原版から一部分を切り出した原寸大、鮮明化したものです。原版は こちら から。また、ニューヨークの地図は こちら を参考に。

Sentinel-2
10月3日(土)
ヴァトナヨークトル、アイスランド

コペルニクス・センチネル2号ミッションは、2019年7月6日に、アイスランド南東の、ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajokull)の氷冠の夏のイメージをとった。その解像度10メートルのイメージを見よう。ルクセンブルクの大きさの約3倍の 8400 平方キロのこの氷河はアイスランド最大の氷河であり、ヨーロッパ最大である。氷の厚さは平均約 900 メートル、この氷冠は、温暖化のために縮退を続ける約30のアウトレット氷河を持っている。(中間略)
コペルニクス・センチネル2号は二つの衛星のミッションである。それぞれの衛星は、地球の表面を13のスペクトル帯で撮る高解像度カメラを運んでいる。それらは、全ての地球の陸地の表面、大きな島、内陸、近海を5日おきにとっている。

大判はイメージをクリック。

Sentinel-2
10月2日(金)
鷲星雲の柱を音にする

この有名な星雲 M16 は、暗くそびえる構造の内部奥深くに形づくられた明るく若い星達に焦点を当てた、目に与える饗宴で最も知られている。これらの冷たいガスとダストの何光年もの長い柱はヘビ座の方向約 6,500 光年にある。大規模な星達の M16 の集団からのエネルギーに満ちた紫外線光と強力な風によって彫られ浸食され、この宇宙の柱自体は破壊が予定されている。このハッブル(可視光線)とチャンドラ(X線)イメージに捕えられた壮観な詳細、 M16 の中の星形成の荒れ狂う環境は、恐らく、我々の太陽を形成した環境と類似しているだろう。この特集されたビデオの中に、決められた間隔で垂直の位置を左から右に動く星達とダストの音を聞こう。

音響ビデオはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
10月1日(木)
国際宇宙ステーションで漏洩摘出作業が続く

月曜日の夜遅く、遠征63クルーは、更に大きくなるように思える国際宇宙ステーションの小さな漏洩箇所の特定を続けるために、フライトコントローラー達によって呼び起こされた。夜を通してテストされたモジュールの地上での分析は、ズベズダサービスモジュールの主作業エリアに漏洩個所を孤立させた。漏洩の源を正確に特定するための新しい作業が進められている。

国際宇宙ステーションでは以前に空気の漏洩が検出され、漏洩個所の特定作業が進められてきましたがはっきりしませんでした。最近、船内の温度にも影響が認められ、精力的な調査が進められています。詳細は 「国際宇宙ステーションは今」 を参照。イメージは国際宇宙ステーションの構成と各国の分担。大判はイメージをクリック。

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