このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
10月18日(金)
蟹星雲を通過する手前の小惑星

深い空を調査するために天文学者達がハッブル宇宙望遠鏡を使っているとき、遠くの銀河または星雲の捕えられた写真に、我々の太陽系からの小惑星が印を残した。ヨーロッパ宇宙機関の天文学者達とソフトウェア技術者達のチームは、ハッブル目録のイメージに偶然観測された小惑星の発見に役立てるために市民に協力を求め、6月にハッブル小惑星ハンター市民サイエンスプロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトを通して 1900 人を超えるボランティアが、予想を上回る僅か 1.5 ヵ月に、約 11,000 のイメージに 300,000 を超える小惑星の尾を確認した。ハッブルデータを分析している間に、ドイツの熱心なボランティア Melina Thevenot は、蟹星雲の 2,005 のイメージの手前に小惑星の尾を発見した。これに鼓舞された彼女は、ここに描かれた驚異的なカラーの光景をつくるために、青、緑、赤のフィルタでとられた視界を結合して、源のハッブルイメージを処理することを決断した。2001年に地上ベースの LINEAR 調査で発見されたメインベルト小惑星の微かな尾 2001 SE101 が、星雲の中央近くの左下から右上へ、イメージを横切る曲がった筋として現れている。なお、ヨーロッパ宇宙機関のチームはハッブル小惑星ハンタープロジェクトに新しいデータを加えることを計画しており、ユーザー達は、ハッブルイメージを調べ、小惑星の通過を捜す他の機会を持つだろう。  --- 以上記事は要点のみ。大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
10月17日(木)
夜の土星

惑星地球の夜空で明るい土星とその美しいリングの望遠の視界は、しばしばそれを星のパーティー達のスターにする。しかし、土星のリングと夜の側のこの驚くべき視界は、この外惑星より太陽に近い(例えば地球の)望遠鏡からは見ることができない。それらの視界では土星の昼を見るのみである。実際に、夜の影とともに土星の細長い日の当たる三日月形のこのイメージは、カッシーニ宇宙船によって、その広い複雑なリングシステムを横断して捕えられた。惑星地球からのロボット宇宙船カッシーニは13年間土星を周り、2017年9月15日にこのガスの巨人の大気に飛び込むように指示された。この壮大な合成は、そのグランドフィナーレの突入の二日前に、カッシーニの広角カメラで記録されたフレームから成っている。この土星の夜は地球からの他の宇宙船が求められるまで二度と見られないだろう。

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Astronomy Picture of the Day
10月16日(水)
曇った日のインサイト

この三つのアニメーション GIF のフレームの中で、日没近くで光が霞むときに、空を通して雲が漂っている。この光景は、火星日145日目(地球日2019年4月25日)の現地時間午後6時30分に、マーズインサイト着陸船のカメラが捕えた。手前の直径69センチメートルのドームの下には、着陸船の高感度の地震計(SEIS)がある。地震は地球の内部構造を明らかにする。従って SEIS によって検出される震動によって、火星の地下を探査することができる。特に、 SEIS によって、5月22日(火星日173)と7月25日(火星日235日)の二回、典型的な火星の地震が記録された。この赤い惑星からの微妙な震動は低波長であり、これを聞くためには可聴周波数に処理されなければならない。(以下略)

 --- イメージは動画です。表示には少し時間が掛かります。大判はイメージをクリック。地球と比べて火星の大気は非常に薄く、雨が降ることはなく雲も希薄です。火星日(sol と言う)は当該探査船が火星に着陸した時点からの火星の暦での日数。火星の一日は地球より20分ほど長い。なお、地震を音で聞くには こちら から。

Astronomy Picture of the Day
10月15日(火)
土星の長い嵐のシステム

それは、我々の太陽系で記録された、これまでで最大かつ最も長命の嵐の一つであった。2010年後半に最初に見られ、地球より大きく始まったこの土星の北半球の雲の構成は、その後全惑星に広がった。この嵐は、地球からだけでなく、土星を周っているロボット・カッシーニ宇宙船のクローズアップにも観測された。赤外線の疑似色で描かれたオレンジの色は大気の雲の奥深くを、明るい色はより高い雲に焦点を当てている。薄く青い水平な線の土星のリングがほぼエッジ・オンで見えている。曲がった暗い帯は、左上の太陽によって雲のトップに投げられたリングの影である。稲妻からの電波の雑音の源、激しい嵐は、土星の北に春が出現するときの、季節変化によるものであると考えられる。6ヵ月以上荒れ狂った後に、この肖像的な嵐は全惑星を周り、続いて自身の尾を吸収した。それは、驚くことに、消滅の原因になった。

 --- 大判はイメージをクリック。主題となっている嵐は土星の北半球(イメージの上部)を囲んでいるものです。

Astronomy Picture of the Day
10月14日(月)
「こうのとり8号」に搭載した生鮮食品

最近国際宇宙ステーション(ISS)に結合した「こうのとり8号」は、生鮮食品を宇宙飛行士達に届けた。
1、生鮮食品搭載の目的: 長期滞在する宇宙飛行士達の様々なストレスを緩和し、パフォーマンスの向上に繋げること。
2、搭載する生鮮食品の技術的要件
 ・ 調理性:生食が可能なこと
 ・ 保存性: HTV 搭載時の温度環境を模擬した環境で4週間以上の保存が可能なこと
 ・ 衛生性:除菌後、一般生菌数が規定以下であること
 ・ 安全性:種子を食べる食品でないこと、喫食の際著しい果汁の飛散が無いこと、アレルギー等の表示対象食品でないこと
 ・ 食品残渣:喫食後の食品残渣が極力少ないこと
 ・ 搭載量の制約:規定のスペースに搭載可能であること
  など。  --- 以上記事の一部のみ。詳細は右のリンクから。イメージをクリックして大判も参考に。

JAXA
10月13日(日)
JAXA からのこうのとり H-II 運搬船8号

台風19号への対応が優先されるため、軽い話題に絞らせていただいています。

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの「こうのとり H-II 運搬船8号(HTV-8)が、国際宇宙ステーションのハーモニーモジュール(フレーム外)に取り付けられているのが描かれる。

 --- 大判はイメージをクリック。

Space station
10月12日(土)
台風ハギビス(2019.10.10 04:45 PM発表)

台風ハギビス(Hagibis、和名:台風19号)は日本の本州に向かい、週末に陸地に接近をすることが予想されている。日本は強風と豪雨からの損害の可能性に備えている。カテゴリー5のハリケーンに匹敵するこの巨大な台風は、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3ミッションによって、10月10日 01:00 GMT(日本標準時午前10時)に捕えられた。この嵐の目は直径約60キロメートルである。

 --- 右のイメージはその目を切り出したもの。大判は縦長(4652×10034 pic)なので処理を加えています。原版は こちら(4652×10034 pic) から。

Space in Image (ESA)
10月11日(金)
火星の北極の砂丘

この魅惑的なイメージは、ヨーロッパ宇宙機関/ロスコスモス(ロシア)のエクソマーズガス追跡軌道船の CaSSIS カメラによって、火星の北極領域でとられた。火星の砂丘は、支配的な風の向きの手掛かりを提供して、地球のように様々な特徴的な形をとる。それらの時間経過の監視は、砂丘がどのように進化するか、また一般的な堆積物が惑星の周りにどのように運ばれるかの自然の研究室を我々に与えている。極地領域の冬の間、二酸化炭素の氷の薄い層が表面を覆い、春の夜明けとともに昇華する。砂丘フィールドでは、今年の春の解凍が下から起こり、氷と砂の間にガスを捕らえる。氷が割れたとき、このガスは激しく解放されその中に砂を運ぶ。そして、このイメージに見られる暗い一片と筋をつくる。このイメージは、また、イメージの左に見られる三日月またはU字型の砂丘 「バルハン砂丘」 を捕えている。このバルハン砂丘の曲がった頂点は風下を指している。このイメージは北緯 74.46 度/東経 348.3 度に中心があり、2019年5月25日にとられた。

 --- 大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
10月10日(木)
海は、潮流を気象の危機に向わせることができるか?

我々が多くの温室効果ガスを大気に注入する中で、世界は破滅的な結果をもたらす危機的な割合で温められている。広大な海は気象の変化の熱を奪うのに寄与するが、新しい調査は、海が、以前に考えられたより大気の二酸化炭素を吸収していることを示している。しかし、これらは低下の方向に向かうかもしれない。地球表面の 70% 以上を覆う海は、気象にまた生命に、極めて重要な役割を果たしている。最近の IPCC の特別レポートは、我々が如何に海と氷に依存しているか、また、地球の健康にとってどれほど本質的かに焦点を当てている。それらは、気象の変化によって、多くの点でストレスを与えられている。例えば、21世紀を通しての広域な海の状況は、更に多くの大気の二酸化炭素を受け入れ、空気から更に多くの熱を除き、更なる酸性化の進行を抑制するように海水温が上昇している先例のない状況での遷移を映し出している。この50年間、海は、人間の活動からの温室効果ガスに起因する過剰な大気の熱の 90% 以上を吸収してきたが、更に海は、二酸化炭素を吸収することによって地球を冷やすのに役立っている。しかしながら、海が大気の二酸化炭素の物質をどれ程吸収できるかは、今でも論議の的である。(以下略)
 --- イメージは 大気と海の間の二酸化炭素の流れ(2019.08.10) 。大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
10月9日(水)
NASAの宇宙飛行士クリスティーナ・コッホが船外活動を行う

NASAの宇宙飛行士クリスティーナ・コッホ(左図中央)が、米国時間10月6日(日本時間10月6日~7日)、国際宇宙ステーション電力システムを更新するために、ポート6(P6)トラス構造の作業サイトで船外活動を行う。彼女とNASAの宇宙飛行士アンドリュー・モーガン(フレーム外)は、ステーションの大きなニッケル水素バッテリを新しい、より強力なリチウムイオン電池に更新するために、7時間と1分、宇宙の真空の中で働いた。

 --- 左のイメージはポート6の末端を示す大きな版から切り出しています。右のイメージは活動中のアンドリュー・モーガン。ともにリンク先から大型の原版でご覧ください。

Space station
10月8日(火)
遠い系外惑星に水蒸気が発見される

人類の大きな疑問の一つ、太陽系外に生命が生存しているかもしれない場所の惑星、遠い系外惑星 K2-18b の大気に、最近、かなりの量の水蒸気が発見された。この惑星とその親星 K2-18 は、しし座の方向の約124光年にある。この系外惑星は、地球よりかなり大きく、大規模であるが、そのホームの星の生物生息可能域を周っている。親星 K2-18 は我々の太陽より赤いが、地球の空で輝く太陽に似た明るさで、 K2-18b の空で輝いている。この発見は、その惑星が親星の前を動いたときの水蒸気の色の吸収を観測することによって、ハッブル、スピッツア、ケプラーの三つの宇宙望遠鏡からのデータからもたらされた。ここに挙げたイラストレーションは、右側の系外惑星 K2-18b 、左のその親星赤色矮星 K2-18 と、未確認の姉妹惑星をイメージしている。

 --- 大判はイメージをクリック。これは「ハッブル宇宙望遠鏡」から9月13日に発表されたものです。本サイトの記事は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
10月7日(月)
水星のルスタヴェリクレータ

このようなインパクトクレータの内部を調査することによって、ヨーロッパ宇宙機関の調査研究員 Joana S. Oliveira は、水星の磁場の位置が、時とともに驚くべき方向に変化することを発見した。地球と似て、水星は、磁場を生み出す液体金属のコアを持っている。地球では、磁北極と磁南極が、一年に約10~60キロメートルの間で漂っている。その45億年のうちに地球の磁場の方向は大きく漂った。この最も内側の惑星の磁気の歴史を理解するために、彼は、2011-2015年の間水星を周った、NASAのメッセンジャミッションからのデータを使った。この調査の結果は、2025年に到着する予定の ESA (ヨーロッパ宇宙機関)/ JAXA (日本宇宙航空研究開発機構)共同の、現在そのルート上にあるベピ・コロンボミッションの調査に役立つだろう。科学者達は、惑星の磁場の進化の調査に岩を使っている。冷えた溶岩または大きなインパクトで熱した岩からつくられた岩は特に役立つツールである。(以下略)
 --- 大判はイメージをクリック。水星の地形には世界の文化人の名が付されている。ショタ・ルスタヴェリは12世紀・13世紀のグルジアの詩人。長編叙事詩「豹皮の騎士」を残した。 なお、記事にある通り、現在、 ESA/JAXA 共同のベピ・コロンボが水星に向かっているが、到着後分離される日本の衛星は主として水星の磁気を調べる任務を負っている。

Space in Images (ESA)
10月6日(日)
大型低温重力波望遠鏡「かぐら」が完成
      重力波望遠鏡3者による研究協定を締結

岐阜県飛騨市神岡町に建設が進められてきた大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)がこのたび完成し、米国の LIGO(ライゴ)、欧州の Virgo(バーゴ)との研究協定を締結しました。これら主要な3者の重力波望遠鏡で同時観測することによって、重力波を発生させた天体をより正確に特定できるようになります。 KAGRA は、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、自然科学研究機構 国立天文台を共同ホスト機関とした協力体制の下、富山大学をはじめとする国内外の研究機関・大学の研究者との共同で、2010年から進められてきたプロジェクトです。2019年4月、全ての機器の搬入、設置が完了し、現在、精密なレーザー干渉計として動作させるための調整や、検出感度を高めるための試験、調整を進めています。2019年内に重力波の観測運転を開始し、 LIGO 、 Virgo との共同観測を行う予定です。
 --- 詳細は右のリンクから国立天文台のページへ。大判はイメージをクリック。なお Virgo(バーゴ)は英語読み。乙女座を指し、ヴァルゴ、ヴィルゴとも読む。設置場所はイタリア。

国立天文台
10月5日(土)
ナミビアの港町、ウォルビスベイ

国際宇宙ステーションがアフリカの南東の軌道の旅を始めたとき、大西洋岸のナミビアの港町ウォルビスベイ(Walvis Bay)が、262マイル(419キロメートル)から描かれる。

 --- 大判はイメージをクリック。岸辺の波頭まで見える高精細なイメージです。原版は こちら から。

Space station
10月4日(金)
アメリー氷棚

南極大陸のアメリー氷棚で巨大な氷山が崩れた。 D28 と呼ばれるこの氷山は約 1600 平方キロ、ほぼ大ロンドンの大きさである。幅約30キロメートル、長さ60キロメートル、重量 3000 億トン超と推定される。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル1号ミッションで捕えられた崩壊の前後がこのアニメーションで示されている。このアメリー氷棚は9月22日~25日の間に分離したと推定される。科学者達は、これは、アメリー氷棚の50年間で最大の崩壊であると言っている。衛星達は船舶の安全な航行のために氷山の監視と追跡を続けるだろう。

 --- イメージは動画です。大判はイメージをクリック。

Space in Image (ESA)
10月3日(木)
HTV-8 貨物船がステーションに向かって移される

日本宇宙航空研究開発機構からの H-II 運搬船8号(HTV-8)が Canadarm2 ロボットアームに掴まれているのが描かれる。貨物船は、その後、ステーションのハーモニーモジュールに取り付けられた。その時、軌道の複合体は、大西洋を横断した後、アフリカのカメルーンの259マイル(414キロメートル)上空にあった。

<右図>: 今週軌道の研究室での滞在を終える宇宙飛行士ニック・ハーグは言った。「今日は軌道の研究室で生活する私の最後の月曜日であり最後の視界に浸っている。」 彼とロシアのソユーズ指揮官アレクセイ・オブチニンは、203日のミッション、 3,248 回の軌道の周回、 8,080 万マイル(12,928 万キロメートル)の旅を終えようとしている。

 --- 大判はイメージをクリック。ニック・ハーグとアレクセイ・オブチニンは、今日10月3日、地球に帰還する予定である。その日程と中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
10月2日(水)
カシオペアAをリサイクルする

我々のミルキーウェイ銀河の大規模な星達は壮観な寿命を生きている。広大な宇宙の雲から崩れ、核の炉に点火し、それらのコアに重い元素達をつくる。数百万年後、この豊かな材料は星間宇宙に吹き戻され、そこでは新たに星の構成が始まる。カシオペアAとして知られる拡大する破片の雲は、星の生命のサイクルのこの最終段階の例である。この超新星の残骸をつくった爆発からの光は、惑星地球の空に約350年前に最初に見られたが、その光が我々に届くのに約 11,000 年かかった。チャンドラX線天文台とハッブル宇宙望遠鏡からのX線と可視光線データから成るこの疑似カラー・イメージは、まだ熱いフィラメントと残骸の節を示している。カシオペアAは推定された距離で幅約30光年であり、天文学者達が我々の銀河の星のリサイクルを探るのに役立てるために、特定の元素からの高エネルギーX線放射が、赤がシリコン、黄色が硫黄、緑がカルシウム、紫が鉄で示されている。更に広がる外への爆風が青みがかった色で見られる。中央近くの明るい小さな点は、信じられないほど高密度の、大規模な星のコアの崩壊した残骸である中性子星である。  --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
10月1日(火)
真の色の冥王星

それは図化するために若干の努力を要した。2015年に、ロボット・ニューホライズンズ宇宙船が冥王星を通り過ぎたときに地球に送り返したイメージの全てで与えられたこれらの多スペクトルフレームを、おおよそ人間の目が見るように処理することは挑戦的であった。ニューホライズンズによって得られた生データの後の3年後に公開されたここに示された結果は、冥王星のこれまでで最も高い解像度の真の色のイメージである。このイメージに見えるのは、西のロブを満たしている凍結した窒素から成る、予想外に滑らかなスプートニク・プラニシアを持つ、明るい色の、ハート型のトンボー領域である。ニューホライズンズは、知覚できるほど異なる色を持つ多くの領域から成る、驚くほど複雑な表面を持つ矮惑星を発見した。しかしながら、冥王星は、総体的には、太陽からの紫外線光によってエネルギーを与えられ、地表の少量のメタンに起源を持ち、その抑制的な色はほぼ褐色である。

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Astronomy Picture of the Day
9月30日(月)
赤外線の蜘蛛星雲

蜘蛛は、これまでにハエを捕えただろうか? もし二つがぎょしゃ座の大きな輝線星雲であるならば、左の蜘蛛の形したガスの雲は、実際には IC 417 とラベルを付された輝線星雲であり、一方、イメージ左端の小さなハエのような雲は NGC 1931 と呼ばれ、これら二つは輝線星雲と反射星雲である。おおよそ一万光年の遠い二つの星雲達は若い散開星団を抱いている。スケールとして、コンパクトな NGC 1931 (ハエ)は差渡し約10光年である。科学的に割り当てられた赤外線の色のこの特集の写真は、スピッツア宇宙望遠鏡と、2ミクロン全空調査(2MASS)からのイメージを結合している。スピッツアは地球の近くで太陽を周るその16年目を祝っている。

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Astronomy Picture of the Day
9月29日(日)
流れの出会い

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションは、南アメリカのアマゾン川に多い ブラックウォータ の水系、ブラジルのネグロ川(Rio Negro)とソリモス川(Solimoes River)の「合流(meeting of waters)」に我々を導いた。黒く見える ネグロ川 はアマゾン最大の支流であり、また世界最大のブラックウォータ(black-water)の川である。コロンビアから 2300 キロメートルのそれは、腐敗し流れに溶けた葉と植物の物質からその濃い色を得ている。ネグロ川は、その下に見える、砂、泥、沈泥を含む堆積によって褐色に見えるソリモス川と顕著な対照をなしている。ソリモス川は約 1600 キロメートルの後にネグロ川と出会い、この重要な合流地点を形成している。最終的な合流の前に、この二つの川は、温度、速度、水の密度の違いによって、並行して数キロメートル流れる。アマゾン川流域最大の都市 マナウス(Manaus) が、ネグロ川の北岸に見える。海から 1500 キロメートルにも関わらずマナウスは内陸の主要な港である。この都市の北東にアドルフォ・ドゥッケ(Adolfo Ducke)保安林が見える。

英語解説ビデオ(位置がわかります)は こちら(Youtube) から。原版は こちら(7816x6943 pic) から。

Space in Image (ESA)
9月28日(土)
ソユーズ MS-15 クルー船、宇宙に上る

カザフスタンからの打上後、国際宇宙ステーションの遠征60クリスティーナ・コッホが、宇宙に上昇するソユーズ MS-15 クルー船を撮った。ソユーズは、数時間後に、NASAの宇宙飛行士ジェシカ・メイア、ロシアの宇宙飛行士オレッグ・スクリポチカ、アラブ首長国連邦の宇宙飛行参加者 Hazzaa Ali Almansoori とともに、国際宇宙ステーションにドッキングした。

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Space station
9月27日(金)
ソユーズ MS-15 宇宙船打上げられる

国際宇宙ステーションの3名は、水曜日に、彼らのミッションのためにステーションに到着した。ソユーズ MS-15 宇宙船は、現地時間午後6時57分(日本時間9月25日午後10時57分)に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられ、4回の軌道・6時間のフライトの後、ステーションのズベズダサービスモジュールに、米国東部夏時間午後3時42分(日本時間9月26日午前4時42分)にドッキングした。10月3日のソユーズ MS-12 宇宙船の出発までの8日間、ステーションの乗員は、2015年9月以来最多の9名になるだろう。これまでに18カ国からの230人が国際宇宙ステーションを訪問した。彼らは、106ヵ国の研究者達からの 2,500 超の調査を行ってきた。 --- 以上要点のみ。

大判はイメージをクリック。今回の変則的な要員の配置は、NASAの宇宙飛行士の一人が、“女性として初めて”宇宙での2期一年間の長期滞在を試みることに伴って生じたもの。今回のクルーの往復では1名の空きが出るために、ロシアのロスコスモスは、ビジネスとして、アラブ首長国連邦の一名を、8日間、宇宙に滞在させる契約を結んだ。国際宇宙ステーションの滞在者は通常6名(要員交代時には短期間3名)であるが、この短期訪問者が宇宙に滞在する間、一時的に9名の搭乗になる。

Humans in Space
9月26日(木)
M81 銀河の赤外線の視界

北斗七星を含んだ北の星座おおくま座にある近くの銀河メシェ 81 は、双眼鏡または小さな望遠鏡でも容易に見える。 M81 は 1,200 万光年の位置にある。 M81 は、2003年8月のスピッツア宇宙望遠鏡の打上後、最初に公開されたデータセットの一つであった。この新しいイメージは、スピッツアの16回目の記念日に、延長した観測と改善された処理によって、この肖像的なオブジェクトを再訪している。このスピッツア赤外線イメージは、 3.6/4.5 ミクロン(青/シアン)、8ミクロン(緑)、24ミクロン(赤)の合成である。 3.6 ミクロン近赤外線のデータ(青)は星達の分布を追い、8ミクロンの放射(緑)は近くの明るい星達によって熱せられた熱いダストが発する赤外線で支配されている。銀河のダストは近くの星達からの紫外線と可視光線によって浸される。紫外線または可視光線の光子を吸収するとダストの粒は熱され、長い赤外線波長でエネルギーを再放出する。このダストの粒は、ケイ酸塩、炭素質の粒、多環式芳香族炭化水素から成り、銀河のガスの分布を示す。電波で最もよく検出されるよく混合されたガスとダストは、将来の星形成の原料の保存庫を提供している。

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Solar System and Beyond
9月25日(水)
ブラックホールの周りの渦巻くディスク(アニメーション)

多くのブラックホールは降着円盤として知られるガスの渦巻くプールに囲まれている。これらのディスクは極めて熱く、軌道を周っているガスの多くは最終的にブラックホールの事象の地平面を通して落ち込み、決して二度と見ることはないだろう。このアニメーションは、渦巻銀河 NGC 3147 の中心に螺旋を描いている、超巨大ブラックホールの周りの奇妙なディスクのアーティストの描写である。このディスクの内部の端のガスはブラックホールに非常に近く、光速の10パーセントの異常な速さで動いている。このガスは相対論的なビームを示し、我々の方へ向うディスクの側面を、遠く離れる面より明るく見せている。このアニメーションは、最近ハッブル宇宙望遠鏡でとられた NGC 3147 のイメージに基づいている。

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Astronomy Picture of the Day
9月24日(火)
メシェ61のクローズアップ

ハッブル宇宙望遠鏡、欧州南天文台、惑星地球の小さな望遠鏡からの画像データが、フェースオン渦巻銀河メシェ61(M61)のこの壮大なポートレートに結合された。銀河達のおとめ座集団の僅か 5500 万光年の M61 は NGC 4303 としても知られている。それは、我々のミルキーウェイに似た棒渦巻銀河の例であると考えられている。他の渦巻銀河のように、M61はまた広い渦巻の腕、宇宙のダストレーン、ピンク色の星形成領域、若く青い星の集団を特徴としている。この明るい銀河のコアは、この5万光年に広がるクローズアップの中で左にずれている。

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Astronomy Picture of the Day
9月23日(月)
アンタレス近くの暗いダストと多彩な雲

この アンタレス の近くの色はオブジェクトとプロセスの混合から生じている。星明りによって正面から照らされた細かなダストは青い 反射星雲 をつくり出し、紫外線の星明りによって刺激された原子を有するガスの雲は赤い 輝線星雲 をつくり出す。背景を照らすダストの雲は星明りを遮断し暗く見える。赤い巨星、夜空の明るい星の一つアンタレスがイメージの左下の黄赤色の雲を照らし出している。 Rho Ophiuchi が上部近くの青い星雲の中心に横たわっている。遠い球状星団 M4 がアンタレスの右側に見える。これらの星雲は人間が見るより更にカラフルであり、電磁スペクトル全体に亘って光を発している。

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Astronomy Picture of the Day
9月22日(日)
ナイル川とそのデルタの夜間の視界

国際宇宙ステーションが、現地時間午前1時付近に、スーダンとエジプトの間の408キロメートルを飛んでいるときに、遠征60クルーが、ナイル川とそのデルタのこの斜めの視界を撮った。

 --- 大判はイメージをクリック。ナイル川河畔が際立って明るいのが特徴的です。

Space station
9月21日(土)
ニュージーランド上空の星に満ちた軌道の夜

ニュージーランドの429キロメートルを飛んでいる国際宇宙ステーションにドッキングしているプログレス72号補給船の影が、薄いオーロラの光または「南極光」、地球の大気の輝き、星に満ちた軌道の夜の空を映し出している。上部の明るい光は、ピア・モジュールの陽に照らされたエアロックの窓である。

 --- 大判はイメージをクリック。

Space station
9月20日(金)
NASAの次のマーズローバーに載せる名前の最終期限近づく

NASAのマーズ2020ローバーに名前を登録する最終段階にある。マーズ2020ローバーに添付されるチップに提出された名前を載せる、NASAの「火星にあなたの名前を送ろう」キャンペーンの最終期限は9月30日である。この 1,040 キログラムのローバーは、2020年7月早くに打上げられ、火星には2021年2月に着陸することが予定されている。

 --- 大判はイメージをクリック。登録方法は 「本ページ(9月1日)」 をご覧ください。

2020 Mars Rover
9月19日(木)
近点11:木星を通過する

NASAのロボット宇宙船ジュノは、我々の太陽系の最大の惑星に対する53日の、非常に細長い軌道を続けている。このビデオは、ジュノが2016年中頃に到達して以来11回目の、2018年早くに木星の近くを通過したときの近点11からである。このコマ落しの、色を強調したムービーは、約4時間の、36の JunoCam イメージをカバーしている。このビデオは、ジュノが北から接近するときの木星とともに始まっている。ジュノは、この宇宙船がその最も近い視界に到達するときの、木星の雲のトップから約 3,500 キロメートルの、この大きな惑星の詳細を捕えている。ジュノは、地球のハリケーンより大きな多数の渦巻く嵐とともに、この惑星を巡る雲の明るいゾーンと暗いベルトを通過する。近点の後木星は遠くに退き、木星の南に現れる変わった雲を示す。望ましい科学データを得るために、ジュノは、その機器が放射線の非常に高い濃度にさらされる、木星の非常に近くを周っている。

 --- アニメーション動画はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
9月18日(水)
土星とその月達

探査された土星のイメージはこの惑星の多くの変化を示しているが、また変化しなかった多くをも示している。「ヘキサゴン(六角形)」と呼ばれる神秘的な六面のパターンが北極に存在する。高速なジェット気流に起因するこの「六角形」は、1981年に、NASAのボイジャー1号宇宙船によって初めて発見された。土星の印であるリングは相変わらず驚異的である。このイメージは、明るい氷の構造の壮大な観察を視聴者に与える、地球に向いたリングシステムを明らかにしている。ハッブルは、多数のリングレットと、よりかすかな内部リングを解いている。このイメージは、惑星を訪ねたNASAの宇宙船のみによって見られた繊細さを、先例のない明快さで明らかにしている。天文学者達は、気象パターンの移行を追いその他の変化を確認するために、この惑星の毎年の監視を続けるだろう。このイメージは、科学者達が、大気の活力と我々の太陽系のガスの巨人惑星の進化を理解するのに役立っている。

 --- イメージをクリックしてアニメーション動画(Youtube)をご覧ください。詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。

Hubble Space Telescope
9月17日(火)
超新星の大砲、パルサー J0002 を追い払う

約 10,000 年前、星雲の残骸 CTB 1 をつくったこの超新星は、大きな星を破壊しただけでなく、その新しく形づくられた中性子星のコア、パルサーをもミルキーウェイ銀河の中に吹き飛ばした。1秒に 8.7 回回転するこのパルサーは、NASAの軌道を周るフェルミ・ガンマ線天文台よってとられたデータを通して探す、ダウンロード可能なソフトウェア Einstein@Home を使って発見された。1秒に 1,000 キロメートル以上を旅するこのパルサー PSR J0002+6216 (略して J0002 )は、既に超新星の残骸 CTB 1 を離れ、我々の銀河を去るのに十分な速さでさえある。描かれたパルサーの尾が超新星の残骸の左下に伸びているのが見られる。このイメージは、NASAの軌道を周っている IRA 赤外線天文台の目録データを含む、 VLA と DRAO 電波天文台から電波イメージの結合である。超新星が大砲の働きをし、パルサーが砲弾の働きをすることがあることはよく知られている。

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Astronomy Picture of the Day
9月16日(月)
メシェ83のX線の視界のアニメーション

このアニメーションは、ヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートン宇宙天文台からのデータをベースにした、渦巻銀河メシェ83(M83)のX線の視界を示している。これらのデータは、 0.2~2 keV (赤)、 24.5 keV (緑)、 4.5 ~ 12 keV(青)で、2003年1月、2014年1月と8月、2015年1月と8月2016年1月の六回で集められた。約 1500 万光年の位置にある M83 は、毎年新しい星達が生まれている現在激しく星を形成している、ミルキーウェイと形で似た棒渦巻銀河である。これらの点の大部分は、超新星爆発の残骸、中性子星、コンパニオンの星から物質を食しているバイナリシステム、ブラックホールのような星達の命のサイクルの終点を表している。特に、銀河の中央領域の左下の大きな点は、天文学者達が超大光度X線源(ULX)と呼ぶ、コンパニオンから通常のX線バイナリより非常に高い割合で質量を付着しているコンパクトな残骸、バイナリシステムである。この視界の中心の赤いエリアにある源は M83 の内部にあるオブジェクトである。イメージ全体に散らばるほとんどの源は銀河の周辺にあるが、それらのいくつかは、我々の銀河の手前の星達、背景の遠い銀河達である。
大判はイメージをクリック。イメージは約 27 MB の GIF 画像です。表示にはやや時間が掛かるかも知れません。なお、X線は強いエネルギー源から発せられます。このイメージは M83 付近の強力なエネルギー源のみを描いたものです。

Space in Images (ESA)
9月15日(日)
宇宙ステーションからのイタリアとシシリーの夜景

遠征60クルーがイタリアとシシリー島を撮ったとき、国際宇宙ステーションは、地中海の上258マイル(413キロメートル)を周っていた。

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Space station
9月14日(土)
9月11日を追憶し、将来に目を向ける

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士ニック・ハーグによってとられたこの2019年のマンハッタンの写真は、2001年9月11日のアタックの18年後の、今日のマンハッタンを示している。NASAはイメージで記念日を追憶し、我々は将来に目を向け宇宙を探査し続ける。

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Image of the Day
9月13日(金)
オーストラリアの森林火災

オーストラリアは、ここ数日の間に発生した、ニューサウスウェールズとクイーンズランドの全域の、複数の森林火災に取り組んでいる。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって9月8日に捕えられたこのイメージには、 Yuraygir 国立公園と Shark Creek エリアの火災を見ることができる。これらの火災は、また、 Angourie と Wooloweyah 村の南北で燃えている。このエリアにズームインするために フル解像度でのイメージ を見よう。強風によって巻き上げられた炎が今なお含まれている。火災に取り組むために600人以上の消防士達が展開され、複数の家が損傷した。

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Space in Image (ESA)
9月12日(木)
火災からの空気の汚染を監視する

アマゾン熱帯多雨林を荒廃させた野火は、先週の国際的な主要なニュースであった。これらの火災は、森林や生物多様性の喪失の環境面での悲劇だけでなく、空気の質や、潜在的に広域な気象に影響を及ぼす大気への印を残している。気象の危機を考慮すれば、帯状地帯の森林の消失は重大な懸念である。地球の全てに人間がアマゾンなどの熱帯多雨林からの利益を得ている。ここ数ヵ月の火災によって消滅した森林は、彼らがかって生物資源として保存した二酸化炭素の多くを大気に解き放っている。空気に入る他の多くの汚染物質もある。コペルニクス・センチネル5Pミッションは、空気の質の変化の綿密な監視に使われている。

 --- 大判はイメージをクリック。左のイメージは、2019年8月の夜に検出された世界中の 79,000 の火災を、2018年8月に検出された 16,632 の火災と比較している。

Space in Image (ESA)
9月11日(水)
異常な信号、ブラックホールによって破壊される中性子星を示唆する

3週間前、米国とヨーロッパの重力波探知器 LIGO と Virgo が、ブラックホールが中性子星を破壊するときに予想される振動パターンを持つ重力放射を検出した。イベント S190814bv における一つのオブジェクトが、太陽質量の5倍より大きい質量を持つブラックホールの良い候補にし、一方、太陽質量の3倍以下の質量を持つと思える他のオブジェクトが中性子星の良い候補にした。同様な出来事は、以前には重力波では検出されなかった。この爆発からは崩壊する中性子星が発するであろう光は見られなかった。示されたビデオは、2005年に光で検出された中性子星の衝突、爆発した GRB 050724 からの、以前に推測されたブラックホール放射を示すためにつくられた。このアニメーションビデオは、降着円盤によって囲まれたブラックホールを周る手前の中性子星から始まる。このブラックホールの重力は続いて中性子星を細かく刻み、破片がブラックホールに落ちるときジェットをつくる。類似したシステムの将来の検出からもたらされる可能性を含むオブジェクトの性質に関する手掛かりとともに S190814bv は研究され続けるだろう。  --- アニメはイメージをクリック。
<重要>: あまり報道されていませんが、一昨年の発表以降、重力波は多数検知されているようです。何故大きく報道されていないか、今後の可能性を含めて 「特集:重力波インデックス」「重力波観測のその後」 から。

Astronomy Picture of the Day
9月10日(火)
土星のリングの昼夜分界点

国際的なカッシーニ宇宙船のこのイメージに、リングに忍び寄る土星の影が捕えられている。四つのイメージのこの合成は、カッシーニが惑星から150万キロメートルにあったときの2006年11月5日に、カッシーニの狭角カメラの可視光線によってとられた。この時、2004年から2008年まで続いたカッシーニは、まだ、その第一次ミッションを最中だった。この一次ミッションは、2008年~2010年の昼夜平分時ミッションと、2010年~2017年の至点ミッションに続いた。この土星システムの信じ難い旅は、この惑星の大気に破滅的に飛び込む前に、カッシーニが以前になくリングに近づいたグランド・フィナーレとともに2017年9月15日に終わった。

 --- 大判はイメージをクリック。カッシーニはヨーロッパ宇宙機関の協力するNASAの宇宙船です。その記録は 「土星探査写真集」 から。

Space in Image (ESA)
9月9日(月)
1901年の写真:オリオン星雲

20世紀の変わり目に際して、写真の進歩は天文学者達にとって重要な道具として貢献した。向上する写真の材料、長時間露出、新しい望遠鏡の設計が、望遠鏡のみでは見ることができない天文学的なイメージを詳細に生み出した。今日の天体写真家にとって注目すべき認識は、オリオン星雲を形づくっている星のこの驚くようなイメージが、アメリカの天文学者であり望遠鏡設計者ジョージ・リッチーによって、1901年に捕えられたことである。緑と青の波長に敏感な原型のガラス写真乾板はデジタル化され、ポジティブイメージをつくるために明暗が逆にされた。彼の手書きメモは、記録されたイメージの鮮明さを改善するための、夜明けの終わりと、18インチまでマスクされた24インチの反射望遠鏡の開口部の、長さ50分の露出を示している。100年以上前のリッチーのプレートは、天文データを保存し、天体物理プロセスを調査するために今でも使うことができる。

 --- 大判はイメージをクリック(一部を切り出し加工しています)。原版は こちら(4975×4435) から。

Astronomy Picture of the Day
9月8日(日)
ロシアの強い塩水のエルトン湖

カザフスタンとの境界近くのロシアの非常に強い塩水のエルトン湖はヨーロッパ最大の鉱物の湖である。これは、国際宇宙ステーションから、258マイル(413キロメートル)の高度で撮られた。

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Space station
9月7日(土)
衛星、宇宙から四つの熱帯性低気圧を捕える

2019年9月4日、西半球の全域で熱帯低気圧の緩やかな連鎖が一列に並んだ。このイメージの東部夏時間午後1時10分には、東太平洋のハリケーン・ジュリエット(左端)と、大西洋のハリケーン・ドーリア(左から3番目)はカテゴリ2の嵐であった。一方、熱帯性低気圧フェルナンド(左から2番目)は時速45マイルの風を維持し、北東メキシコに接近していた。ガブリエル(右端)は、9月4日に、東大西洋で熱帯性低気圧に強まり、このイメージのころには時速50マイルの風を継続した。このシミュレートされた自然色イメージのためのデータは GOES 16 衛星によって得られた。 GOES-16 は米国海洋大気圏局(NOAA)によって運用されている。NASAは、この衛星のシリーズの、開発と打上を担っている。

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Earth
9月6日(金)
Arp 87:ハッブルからの併合する銀河達

このダンスは死に向かっている。これらの二つの大きな銀河達はその途上で闘っており、現在、星達、ガス、ダストの宇宙のブリッジが 75,000 光年超に広がり、それらに加わっている。このブリッジ自体は、これらの二つの巨大な星のシステムが互いに近くを通過し、相互の重力によって誘かれる激しい潮流を経験した強い証拠である。更なる証拠として、 NGC 3808A と呼ばれる右側のフェースオン渦巻銀河は、突然の星形成でつくり出される多くの若く青い星の集団を示している。 NGC 3808B と呼ばれる左のねじれたエッジ・オン渦巻は、銀河達に橋渡しする素材で包まれ、奇妙な極のリングに囲まれているように見える。このシステムは共に Arp 87 として知られ、形態学的に、技術的に独特であると分類されている。そのような相互作用は何億年もの間引き出され、度重なる接近通過は一つの銀河の死を招き、最終的に一つの銀河のみになるだろう。このシナリオは独特に見えるが、銀河の融合は一般的であると考えられ、 Arp 87 は、この不可避なプロセスのある段階を表している。この Arp 87 のペアはしし座の方向約3億光年にある。遠い左の際立ったエッジ・オンの渦巻銀河は、更に遠い背景の銀河であり、進行中の融合には関与していないように見られる。

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Astronomy Picture of the Day
9月5日(木)
カラーの球

このイメージは、 いくつかの暗い染みのような太陽黒点によってマークされた金色の表面、カーブするフィラメント、しばしば太陽黒点の近くに見られる明るい部分など、太陽のクローズアップの一片を明らかにしている。イメージの幅は、太陽のディスクの直径のおよそ3分の一をカバーしている。これは、2015年に、 Solarmax 90H-アルファ望遠鏡(直径9センチ)と QHY5-II モノクロカメラを使って、スペインのヨーロッパ宇宙天文学センター(ESAC)のサイトから捕えられた。ここに示されている太陽の部分は、我々の星を構成する三つの主な層の一つ、彩層として知られている。この層は、我々が最も親しい太陽の可視の表面、光球の上にある。ヨーロッパ宇宙機関/NASAの SOHO ミッションは、1995年に打上げられ、これらを深く調査した。このようなミッションは、宇宙ビジョンのための2015~2025計画として選ばれた、ヨーロッパ宇宙機関の来るべき太陽軌道船によって続けられるだろう。(以上要点のみ)

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Space in Images (ESA)
9月4日(水)
国際宇宙ステーションから見たハリケーン・ドーリアの目

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士ニック・ハーグは、2019年9月2日に、ハリケーン・ドーリアのこの写真をツィッターに投稿した。彼は加えた。「その目を上から覗き込むとき、嵐のパワーを感じることができる。全ての人が安全に!」

 --- 大判はイメージをクリック。国際宇宙ステーションから見た9月2日のハリケーン・ドーリアのビデオは こちら(Youtube) 。右図は日本時間9月3日午前9時のドーリアの位置。この時点で Min pressure: 942 mb。

Hurricanes
9月3日(火)
近くの宇宙のローカルな空所

宇宙の我々の領域はどのように見えるだろう? 銀河達は空全体に広がっているので、また、我々のミルキーウェイ銀河が遠い空の一部をブロックするので、これについて語るのは難しかった。近くの宇宙で引きつけられているだろう大規模なオブジェクトを参照する大きな銀河の動きを使って、一つの新しいマップが作られた。6億光年以上に及ぶこのマップは、我々のミルキーウェイ銀河が、おとめ座の銀河達の集団の端にあることを示している。また近くには、大規模なかみのけ座銀河団(Coma Cluster)と、広大なペルセウス-魚座(Perseus-Pisces)超銀河団がある。逆に言えば、我々は、また、ローカルの空所(Local Void)として知られている、銀河達がほとんどない巨大な領域の端にいる。

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Astronomy Picture of the Day
9月2日(月)
スピッツアのオリオン

ほとんどの宇宙の眺望は、約 1,500 光年にある巨大な星の託児所、オリオン星雲のような想像力をもたらさない。約40光年に及ぶこのスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線イメージは、多くの、依然としてダストの惑星形成ディスクで囲まれた、この星雲の若い星達の輝きを監視することを目的とするデータから造られた。太陽の46億年と比較して、オリオンの若い星達は僅か100万年ほどしか経過していない。この領域の最も熱い星達が、写真中央近くの最も明るい集団、トラペジューム集団に発見される。2003年8月25日に太陽軌道に打上げられたスピッツアの液体ヘリウム冷却剤は2009年5月に尽きた。しかし、この赤外線宇宙望遠鏡は運用され続けており、そのミッションは2020年1月30日に終わる予定である。この2010年に記録された疑似カラーの視界は、残されたスピッツアの暖かい動作温度で、赤外線光に敏感な二つのチャンネルからである。

 --- 大判はイメージをクリック。これらのイメージは処理を加えています。原版は こちら から。スピッツアチームは、宇宙での16年を記念して、最近、 ミッションからの16のイメージ を発表しました。オリオン星雲はその対象の一つです。

Astronomy Picture of the Day
9月1日(日)
あなたの名前を火星に送ろう

NASAは、2020火星ローバーに、チップに刻んだあなたの名前を載せることを勧めています。このローバーは2020年7月上旬に打上げられ、2021年2月に火星に着陸する予定です。これまでの最長の実績では、マーズローバーオポチュニティが10年を超えて昨年初頭まで活躍していました。つまり小学校に入学した子供が中学を卒業してもなお活動を続けていることになります。現在、キュリオシティローバーが活動中ですが、あるいはこれを超えるかもしれません。但しオポチュニティが太陽電力に依存するのに対してキュリオシティは内部電力に依存していますので限界があります。
あなたの、あるいはお子様の名前を火星に送ってみませんか? 登録の期限は9月末です。右のリンクをクリックすると申し込みのサイトに連絡します。記入方法は大判からご覧ください。記入後“送信(send)”を押すと登録証がNASAから返ってきます。保存して記録にしましょう。なお、メールアドレスを登録することによってポイントが付きます(詳細は省略)。
参考までに8月末現在の登録者数は世界で約9百万、日本からは2万4千です。

Mars 2020 rover
8月31日(土)
サンフランシスコ湾、トレージャ・アイランド、オークランド、およびサンフランシスコ

遠征60クルーが、サンフランシスコ湾、トレージャ・アイランド、オークランド、雲で覆われたサンフランシスコを撮ったとき、国際宇宙ステーションはカリフォルニア沖を周っていた。

 --- 大判はイメージをクリック。なお、それぞれのイメージは、見易いように処理を加えています。原版は右のリンクから。

Space station
8月30日(金)
暗黒宇宙という噂

21年前、我々の世界のエネルギーの大部分が、星達または銀河達でなく、宇宙そのものと結ばれていることを示す初めての結果が提供された。宇宙論者達の言葉で大きな宇宙論的定数、暗黒エネルギーが、新しい遠くの超新星観測によって直接示唆された。現代の相対論的な宇宙論の出現以来存在した宇宙論的定数の提起は新しくなかった。そのような主張は、当時、天文学者達には一般的ではなかったが、二十年を経て、天文学者達の独立したチームが、暗黒エネルギーの存在を確かめ、現在の宇宙の膨張速度の結果を覆すデータを蓄え続けた。2011年、このチームのリーダーは、それらの作業によってノーベル物理学賞を与えられた。1994年に渦巻銀河の周辺で起きた超新星のこの写真は、これらの協業の一つとしてとられた。

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Astronomy Picture of the Day
8月29日(木)
宇宙ステーションから見たアマゾンの火災

アマゾン熱帯雨林が燃えている。ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士ルカ・パルミターノは、地上400キロメートルから、2019年8月24日にこの一連のイメージをとった。彼はツィートした。「アマゾンの森林に、人間に由来する何十もの火災の煙が数千キロメートルも亘って見える」。アマゾン川流域は、何百万もの植物と動物、多くの先住民のホームである。それは、また、地球の酸素の約20%を生み出し、あるときは「世界の肺」とも言われる。アマゾン熱帯雨林は、ブラジルの大部分、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンをカバーし、その全てが影響を受けた。火災が熱帯雨林で猛威をふるう間に、強風が陸地と海の数千キロメートルに煙を運び、約 2500 キロメートル離れたブラジルのサンパウロで停電を引き起こした。
ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス大気システム(CAMS)からのデータは、煙が大西洋岸までも届いたことを示している。コペルニクス・センチネル3号データは、2019年8月だけで、昨年同期の 1110 と比較される約 4000 の火災を検出した。

 --- 大判はイメージをクリック。記事は大幅に要約しています。

Space in Image (ESA)
8月28日(水)
最初の月ベースの望遠鏡の追憶

月自体は刺激的な目的地であるが、アポロ16飛行士達は、宇宙の奥深くを見るためのプラットホームとしてそれを使った。月着陸船パイロット チャールズ M デューク Jr. と指揮官ジョン W ヤングは、1972年4月に、3日未満を月で過ごした。彼らのお陰で、初めて、望遠鏡が他の天体の表面から広大な宇宙を探査した。遠紫外線カメラ/分光器と呼ばれるこの望遠鏡は、我々の目には見えない放射線の一種、紫外線光で遠いオブジェクトを調べた。---地球ではある周波数の放射線が大気によってブロックされる。一方大気の極めて薄い月ではこれらの放射を観測できる。--- ヤングはそのビニール袋から望遠鏡を取り出し、月着陸船の近くに三脚で立てた。このため、この機器は直接日光には当たらない。宇宙飛行士達は、滞在の間に数回望遠鏡を再適合させたので、彼らは空の異なる部分を見ることができた。この月ベースの望遠鏡は新しい星が生まれているだろうガスやダストの雲の星雲とともに様々な星の集団を調査した。宇宙飛行士達は大マゼラン雲にもそれを向けた。
それは「カメラ/スペクトログラフ」と呼ばれる二つの調査機能を持っていた。一つは通常のカメラからの直接的なイメージであり、一つは天文オブジェクトの原子と分子の指紋を探す分光計である。

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Earth's Moon
8月27日(火)
土星照のミマス

影から覗いたミマスの土星に面する半球が、劇的な陽に照らされた三日月に沿った近くの暗闇に横たわっている。この合成は、2017年1月30日に、カッシーニ宇宙船の最終的なフライバイの近くで捕えられた。カッシーニのカメラは、ミマスから僅か 45,000 キロメートルで、ほぼ太陽の方向を指していた。この結果は、この氷のクレータだらけの直径 400 キロメートルの月の、最高解像度の視界の一つである。土星自身から反射される日光によって照らされた、この画質を高められたバージョンは、同期して回転する月の土星に面する半球を良く明らかにしている。それを見るために、イメージ(またはこの関連をたどる)の上に、あなたのカーソルをすべらせなさい。ミマスに関する他のカッシーニ・イメージには、この小さな月の、大きくまた不吉なハーシェル・クレータを含んでいる。

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<参考>: 全面が照らされたイメージは こちら、ハーシェルクレータを含むイメージは こちら から。

Astronomy Picture of the Day
8月26日(月)
ロシアの宇宙船のドッキング、月曜日の夜に再設定

土曜日のソユーズのドッキングの試みは、ロシアの当局が、ポイスクモジュール・ドッキングポートの Kurs 自動ランデブーシステムと関連する構成要素に問題を発表した後に中止された。ソユーズは、100メートル内に接近した後にステーションから離れるよう命じられた。この自律制御のソユーズは、現在、安全な距離を、システムの全てを正常に機能させて周っている。 今、ソユーズは、日本時間火曜日午後0時12分に二回目のドッキングの試みを予定している。但し、今回はズベズダサービスモジュールの後方へのドッキングに変更した。NASAテレビは、このドッキングの放送を日本時間火曜日午前11時30分に始めるだろう。新しい計画に合わせるために、日本時間月曜日の朝、三名の飛行士がロシアのソコル宇宙服をつけ、ソユーズ MS-13 宇宙船のポイスク・モジュールへの再配置のために、25分間の飛行と手動でのドッキングを実行するだろう。(以上概要のみ)

ロシアのドッキングポートには、ズベズダモジュールの後端(国際宇宙ステーションの後端)と、ポイスクモジュールのドッキングポートの二つがあります。今回は後者へのドッキングに失敗したためにドッキングポートを前者に変更し、ズベズダのドッキングポートを空けるために接続中のソユーズ MS-13 宇宙船を移設するものです。このような再配置はこれまでにも何回も行われています。詳細は 「国際宇宙ステーションは今」 及び 中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station BLOG
8月25 日(日)
ブラジルの熱帯雨林の野火、国を横断する煙をつくる

アマゾナス、マト・グロッソ、ロンドニアを含むブラジルの中のいくつかの州の煙と火災のこの自然色のイメージは、2019年8月20日に、可視光・赤外線光画像放射計装置を使って、NOAA/NASAのスウオミ米国極周回パートナーシップ衛星によって集められた。高温と低い湿度のために、この季節にブラジルで火災を認めることは珍しくない。今年が記録破りか、通常の範囲内であるかは時が語るだろう。NASAの「地球観測システムデータと情報システム(EOSDIS)」の世界の視界アプリケーションは、フル解像度の衛星イメージと基礎データのダウンロードの、広域な700超のインタラクティブな閲覧の可能性を提供している。利用できるイメージの多くは3時間内に更新され、基本的に全地球を示している。スウオミ米国極周回パートナーシップ衛星は、NASAとNOAA(米国海洋大気圏局)によって管理されている。

 --- 大判はイメージをクリック。この地方の地図は こちら を参照(4、10、21 に着目)。

Fire and Smoke
8月24日(土)
カナリア諸島・グランの野火

スペインのカナリア諸島の一つ、 グラン・カナリア(Gran Canaria)島 で、先例のない野火が発生した。8月17日土曜日に始まったこの野火は、約 10,000 ヘクタールの陸地をのみ込み、 9000 人以上の避難者を生んだ後に、今、終息し始めている。8月19日に捕えられたこの疑似カラー・イメージは、コペルニクス・センチネル2号の装置からの短波赤外線帯データを使ってつくられ、明るいオレンジの地上の火災をはっきり見ることができる。火災の傷跡が暗褐色で見える。これらのバンドでは雲を通して見ることができるが、ここでは雲はない。コペルニクス緊急マッピング・サービスは、火災に対応するのに役立てるために始められた。

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Space in Image (ESA)
8月23日(金)
NASAと「スペースX」:ドラゴン・クルーリハーサル

2019年8月13日、フロリダのケープカナベラルで、宇宙飛行士達ダグ・ハーリー(左)とボブ・ベンケンが、NASAと「スペースX」からのチームとともに、人間を国際宇宙ステーションへ運ぶために使われるだろう、「スペースX」のクルードラゴンからの引き出しリハーサルに参加している。彼らは、着水後に GO 捜索船を使って回収される。チームは、ハーリーとベンケンをドラゴンから安全に引き出すための必要なステップで働いた。この二人は、「スペースX」デモ2ミッションのために、クルードラゴンで宇宙ステーションへ飛ぶだろう。

 --- 大判はイメージをクリック。
国際宇宙ステーションとのクルーの往復に使われる開発中の米国のクルー船は、今、ボーイングと「スペースX」で開発されている。「スペースX」のクルードラゴンは、この3月に、無人での国際宇宙ステーションへの往復と帰還着水のテストを終えた。ボーイングのテストは9月半ばに予定されている。ここに挙げた「スペースX」デモ2ミッションは初めての有人でのテスト飛行である。年末に予定されている日本の野口飛行士を中心とするクルーの送迎は何れの船を使うかは発表されていないが、テストが順調に行くならば、「スペースX」のクルードラゴンになるのだろう。

Commercial Space
8月22日(木)
スペースXドラゴンクルー、非常事態避難リハーサル

ケープカナベラルの沖合の大西洋で、2019年8月15日金曜日に、NASAと「スペースX」からのチームが GO 探索船で医学緊急避難のための手順を演習しているときに、急速に動く嵐が通過する。「スペースX」は、デモ2ミッションの間に、国際宇宙ステーションからクルードラゴン宇宙船で戻るNASAの宇宙飛行士達を取り戻すために GO 探索船を使うだろう。

 --- 大判はイメージをクリック。
NASAと「スペースX」は、今年3月上旬に、デモ1として、無人クルー船の国際宇宙ステーションとのドッキングおよび帰還着水後の回収に成功しています。デモ1の 切離しから着水、回収までのビデオはこちら(Youtube:13分17秒) から。明日デモ2ミッションの記事の一部を掲載します。

Humans in Space
8月21日(水)
ドッキングポート準備の船外活動

8月19日、地上のロボットコントローラ達は、水曜日の船外活動でインストールする、新しい商用クルー・ドッキングポートの準備をしている。一方、ロボットアーム Canadarm2 は、遠征60クルーが睡眠時間をシフトさせている間に、宇宙ドラゴン貨物船のトランクから国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)を取り出すだろう。地上の管制官達は、軌道を周っている研究室の永久の一部になるだろう IDA-3 をハーモニーモジュールの上に置くだろう。宇宙歩行者達ニック・ハーグとアンドリュー・モーガンは、 IDA-3 インストールのために、東部夏時間水曜日午前8時20分(日本時間水曜日午後9時20分)ごろにステーションを出るだろう。二人は、将来の「スペースX」とボーイングクルー船の到着準備のために、ケーブルを配線し IDA-3 を構成し、ハーモニーの外で約6時間半働くだろう。これらの予定された活動のアニメーションを見よう。

 --- アニメーションはイメージをクリックして Youtube(7分12秒)から。

Space station BLOG
8月20日(火)
    ティールリッジのキュリオシティ

    360度のパノラマの一部であるこの視界は、赤い惑星のティールリッジ(Teal Ridge)と名付けられた、火星探査車キュリオシティの現在の場所からの眺めである。このモザイクで飾られた光景は、ローバーのマストカメラによって地球の日付で2019年6月18日にとられた。それはキュリオシティの火星日 2440 日である。7年前の2012年8月6日にゲイルクレータに着陸して以降、キュリオシティは約21キロメートルを旅してきた。右側に、ゲイルクレータの縁とともに、ヴェラ・ルービン(Vera Rubin)の尾根に向かってローバーの轍が振返って遠く見える。このロボット探査車の轍の間隔は約3メートルである。このミッションの間、キュリオシティは、火星の環境での水の歴史を調査し、大成功を得てきた。実際に、NASAのマーズ2020ローバーは、主としてキュリオシティ・ローバーのデザインに基づいている。

     --- 大判はイメージをクリック。火星日(sol)はローバーが火星に着いてからの火星の暦での日数。
    <参考> 2020マーズローバー(右図)  概要:打上秒読み 2020年7月17日~8月5日、着陸 2021年2月18日、着陸地点 ジェゼロ(Jezero)クレータ

Astronomy Picture of the Day
8月19日(月)
余波の元素

大規模な星は核燃料を猛烈に燃やして短い命を過ごす。星のコアを囲む極端な温度と密度の融合を通して、水素とヘリウムのような元素の核は、炭素、酸素などのような重い元素に結合する。このため、超新星爆発、大規模な星に不可避なまた壮観な終焉は、他の星達、惑星、人間などに取り込まれる重い元素で富んだ宇宙の片の中に吹き出される。この軌道を周っているチャンドラ天文台からの詳細な疑似カラーX線イメージは、径約36光年の、そのような熱い、拡大する星の破片の雲を示している。 G292.0+1.8 としてカタログ化された、この若い超新星の残骸は、南の星座ケンタウルスの方向約 20,000 光年にある。超新星爆発からの最初の光は約 1,600 年前に地球に届いた。青い色は、特に、酸素、ネオン、マグネシウムが豊富な、何百万度のガスのフィラメントを照らし出している。この豊かな超新星は、その余波で、崩壊した星のコアの回転する中性子星の残骸、パルサーをも生み出した。この驚くようなイメージは、チャンドラX線天文台の20回目の記念の一部として公開された。

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Astronomy Picture of the Day
8月18日(日)
ステーション、科学作業とソユーズ・チェックの間に、新しいドッキングポートの準備

国際宇宙ステーションの三名のNASAの宇宙飛行士達は、今日、来週の船外活動の準備に焦点を当てた。クリスティーナ・コッホは、8月21日に今年の5回目の船外活動の準備をする宇宙歩行者達、ニック・ハーグとアンドリュー・モーガンを支援した。二人は、ハーモニーモジュールの宇宙に面するポートに、6時間半の作業で、新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)をインストールする。(以上国際宇宙ステーションの日報からの一部。)

イメージは、昨日に続き、軌道の複合体から見たエジプトのナイル川デルタ、ハーモニーモジュールとスペースXドラゴン補給船。
2003年2月に起きたスペースシャトルコロンビアの重大事故では7名の宇宙飛行士達を失った。これによるシャトル計画の廃止以来、NASAは、宇宙飛行士達のステーションとの往復はロシアのソユーズに任せ、NASAでは、低地球軌道との往復は民間企業に任せ開発し直すことに決めた。NASAは並行して国際宇宙ステーションに共用のドッキングポートを開発した。今回の船外活動は新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)の配線等を行う作業である。新しいドッキングポートの最初の利用(民間クルー船の利用)は、今年末に予定される日本の野口飛行士(後半に指揮官を予定)達になる予定である。

Space station BLOG
8月17日(土)
砂漠の国エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダン

国際宇宙ステーションがアフリカ上空254マイル(406キロメートル)を周っていたとき、ナイル川、紅海、地中海が、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダンの砂漠の国と対比されて見られる。

 --- 大判はイメージをクリック。参考までに地図は こちら(英語版) から。

Space station
8月16日(金)
南太平洋上の満月

軌道の複合体が南アメリカの沖、南太平洋上270マイル(432キロメートル)を飛んでいたとき、国際宇宙ステーションから満月が描かれる。

 --- 天体望遠鏡を使わずにここまで詳細に見えるのかと・・・。原版は こちら(5504×8256) から。

Space station
8月15日(木)
M82 : 超銀河の風を持つ銀河

葉巻銀河は赤い煙で膨らんでいる。星の爆発的形成銀河としても知られている M82 は、大きな渦巻銀河 M81 の最近の通過によってかき混ぜられた。しかしながら、これは、赤く輝く外に向かって拡がっているガスとダストの源を詳細に説明していない。証拠は、このガスとダストが、銀河の超風を共につくっている多くの星達の結合された粒子の風によって追い払われていることを示している。このダストの粒子は M82 の星間の媒体に始まっており、それらは、実際に、葉巻の煙の粒子の大きさと同様である。この写真の合成は、このガスとダストの詳細なフィラメントを示す、イオン化された水素ガスによって強く発せられる赤い光の特定の色に焦点を当てている。このフィラメントは 10,000 光年以上に広がっている。この 1200 万光年の距離の葉巻銀河は赤外線の空で最も明るい銀河であり、小さな望遠鏡で、可視光線で、おおくま座の方向に見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
8月14日(水)
ラグーンを横断するパン・スターズ

輝く星間のガスと暗いダストの雲の隆起が、 干潟星雲(Lagoon Nebula)の荒れ狂う宇宙の深部に居住している。この M8 としても知られる明るい星形成領域は約 5,000 光年にある。しかし、それは、ミルキーウェイ銀河の中央に向かった、星座いて座の望遠鏡の旅における人気のある場所である。裸になった電子と再結合するイオン化された水素原子の赤い放射によって支配された、このラグーンの驚くような視界は差渡し100光年を超えている。その中央の、明るい、コンパクトな、砂時計のような形は、大規模な若い星からの、エネルギーに満ちた放射と極端な星の風によってイオン化され彫られたガスである。実際に、星雲の内部に漂う散開星団 NGC 6530 の多くの明るい星達は、数百年前にラグーンに形成された。パン・スターズ(Pan-STARRS:Panoramic Survey Telescope & Rapid Response System)からのブロードバンド画像データが、この干潟星雲の広く深いポートレイトを作成するために結合された。

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Astronomy Picture of the Day
8月13日(火)
一千万の星達のパズル

このイメージのオブジェクト、オメガ・ケンタウリは、肉眼では、不明瞭な、かすかな星として現れる。しかし、我々がここで見る青い塊は、実際には一千万の星達の集合である。全てを数えることはできないが、この鮮鋭な美しいイメージに、このユニークな集団をつくりあげる明るい光の多数のピンポイントのいくつかを見ることができる。このイメージは、7月の皆既日食を観測するためのチリへの最近の訪問の間に、ヨーロッパ宇宙天文センターのソフトウェア・エンジニアによってとられた。オメガ・ケンタウリは球状星団の絵に描いたような見事な例であり、重力できつく結ばれ、その中央に非常に高密度の星達を、またほぼ完全な球面の形を持っている。球状星団(globular cluster)の名前は、ラテン語の小さな球(small sphere, globulus)に由来している。それは、地球から約 15,800 光年のミルキーウェイのハローに住んでいる。他の球状星団のようにオメガ・ケンタウリは非常に古い星達から成り、集団の星の形成を長く止めたことを示してガスとダストに欠けている。(以下略)

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Space in Images (ESA)
8月12日(月)
4千の系外惑星

今、我々の太陽系の外に4千を超える惑星が存在することが知られている。系外惑星として知られるこの里程標は、NASAの系外惑星目録に記録され、先月通過した。このビデオは、これらの系外惑星を音と光で焦点を当て、1992年に最初に確立された検出から年代順に始まっている。中央の帯で圧縮された我々のミルキーウェイ銀河の全体の夜空が最初に示され、親星の色がピンクで現れ、視線の速度に沿った親星の明るさの落ち込みが紫で示されている。更に、直接イメージが撮られたそれらの系外惑星がオレンジで現れている。引退したケプラー衛星が、空の一角にこれらの最初の4千の系外惑星の約半分を発見し、新しい TESS ミッションがその約半分を全空に発見した。系外惑星の発見は、宇宙における生命の存在の可能性の人類の理解に役立つとともに、地球や太陽系がどのように形成されたかの理解に役立っている。

 --- 動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
8月11日(日)
ミルキーウェイ、軌道の夜の道を照らす

国際宇宙ステーションがオーストラリアとパプアニューギニアの間の珊瑚海(Coral Sea)の上空257マイル(411キロメートル)を周っているとき、ミルキーウェイが軌道の夜のパスを照らしている。大気の輝きが地球の縁を照らしている。

--- 大判(鮮明度を大幅に上げています)はイメージをクリック。オリジナル画像は こちら から。
撮影諸元:Nikon D5、 28.0 mm f/1.4、 ƒ/1.4、 28.0 mm、1秒、ISO 32000

Space station
8月10日(土)
ニック・ハーグが、ステーションで青々としたミズナ・マスタードを収穫する

国際宇宙ステーションのNASAの遠征60ニック・ハーグが、長期ミッションでの宇宙飛行士達を支援するために、宇宙で生育する新鮮な食物の生存能力を調べる野菜04植物調査で、ミズナ・マスタードを収穫する。ステーション・クルーは、28日の成長の後のサラダ・タイプの植物を取上げ、分析のために若干のサンプルを収納し、残りを味覚調査する。

 --- 大判はイメージをクリック。参考までにミズナは こちら から。

Space station
8月9日(金)
XMMニュートンのX線検出能力

このイメージ全体の紫の線と染みは、2000年から2017年までの間に、ヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートンによってX線で撮られた計画外の産物である。このイメージは、XMMニュートンのX線源の、2018年5月に公開された 3XMM-DR8 と名付けられたカタログに基づいている。このカタログは、2000年2月3日と2017年11月30日の間の、非常にかすかな源および急速な強い変化を検出した、XMMニュートンのヨーロッパ光子画像カメラ(EPIC)による 10,242 の観測から得られた 0.2~12 keV のエネルギー範囲の源を示している。XMMニュートンは1999年以降地球を周り、ブラックホール、星の風、パルサー、中性子星など、高エネルギーの現象から来るX線を調査してきた。空全域の源のパターンはランダムに見えるが、いくつかの構造がここに見られる。卵形は宇宙全体を、中央のラインはミルキーウェイ銀河の平面を、中央の大きな塊は銀河の核を示している。全天のイメージと大きなスケールでの宇宙のデータは、宇宙に関する調査において非常に貴重である。
 --- 文章は要点のみ。X線は、ブラックホール、パルサー、中性子星などの、強いエネルギーの源によって放出されます。このイメージは、そのような源が、宇宙にどのように分布しているかを示しています。

Space in Images (ESA)
8月8日(木)
ミーアキャットからの電波による銀河の中心

可視光線は星間のダストによって妨げられるので、可視光線望遠鏡で銀河の中心を語るのは難しい。一方、電波では、銀河中心のイメージを撮ることができ、興味深い活動的な場所を示している。この写真は、南アフリカに完成した、64の電波パラボラアンテナの、ミーアキャット(MeerKAT)アレイの就任イメージを示している。月の大きさの4倍の角度に及ぶこのイメージは、印象的な広大かつ深くを詳しく示している。ミルキーウェイ銀河の中心がいて座の方向にあることから、いて座の多くを含む知られた多くの源がはっきりした詳細で示されている。我々の銀河の中心はイメージ中央右の“いて座A(Sgr A)”にあり、そこには、ミルキーウェイの中心の超巨大ブラックホールがある。イメージの他の源はあまり良く理解されていないが、いて座Aの左の弧や多数のフィラメントがある。ミーアキャットのゴールには、非常に若い宇宙における中性水素からの電波の放射と、短いが遠い電波のフラッシュの探索を含んでいる。
 --- 大判はイメージをクリック。右のリンクから表示されるイメージにカーソルを当てると個々の電波源の名前が表示されます。

Astronomy Picture of the Day
8月7日(水)
月震は驚くほど一般的

アポロ月着陸によって残された月の地震計の分析が、地表100キロメートル内に起きている驚くべき数の月震(moonquake)を明らかにしている。実際に、1972~1977年に記録されたデータに、62の月震が検出された。これらの月震の多くは、月のアパートの家具を動かすのに十分な強さのみならず、月の固い岩が、地球の柔らかい岩の地震より明らかに長く、分単位で振動し続けている。月震の原因は未知として残っているが、主導的な仮説は地下の断層の崩壊である。将来の月住居は、その源に関係なく、頻繁な振れに耐えるように建設される必要がある。50年前、ここに描かれたアポロ11号宇宙飛行士バズ・オルドリンが、最近配置された月地震計の傍らに立ち、月着陸モジュールの方を振り返っている。

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Astronomy Picture of the Day
8月6日(火)
三日月形の土星

地球からは、土星は、決して三日月形を示さない。しかし、その彼方から見るとき、堂々としたこの巨大惑星は、馴染みの薄い小さな細片を示すことがある。この自然色の三日月型の土星のイメージは、2007年にロボット・カッシーニ宇宙船によってとられた。この示されたイメージは、太陽の反対側の、陽に照らされていないリング平面の側面から、地球からは決して見ることができない土星の堂々としたリングを捕えている。写真には、雲の帯の微妙な色、惑星のリングの複雑な影、リングの惑星の影などを含む、土星の写真映りの良い多くの驚きが描かれている。詳しく見ると、ミマス(2時)、ヤヌス(4時)が見えるが、パンドラ(8時)を見るのは挑戦的だろう。土星は、今、地球の空では太陽とほぼ正反対の位置にあり、日没の直後に始まる夜に見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
8月5日(月)
小惑星の不意の接近、空への多くの視線の必要性を例示する

7月25日に、フットボール・フィールド・サイズの小惑星が、月までの距離の約5分の一の、地表から 65,000 キロメートル内に接近した。この 2019 OK と名付けられた幅約100メートルの小惑星は、地球を通過する数日前に検出された。空の調査の目録の記録には以前に観測されたことが示されているが、地球近傍小惑星とは認められていなかった。 2019 OK は空に対する更に多くの目の必要性を例示しているが、それは、また、ヨーロッパ宇宙機関の来るべき「フライ・アイ(Flyeye)を含む、現在と将来の望遠鏡の小惑星認識能力の改善の機会を提供している。

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Space Safety
8月4日(日)
ロシア、モンゴル、バイカル湖

ロシアとモンゴルの上258マイル(413キロメートル)を周っているとき、国際宇宙ステーションの遠征59クルーがバイカル湖を撮った。

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Space station
8月3日(土)
50年前、アポロ11号コマンドモジュール着水後回収される

アポロ11号コマンドモジュールが、歴史的なアポロ11号月面着陸ミッションの主回収船 USS ホーネットに吊り上げられる。着水は、東部時間1969年7月24日午後12時49分(日本時間7月25日午前1時49分)に、ハワイの南西約812海里、 USS ホーネットから僅か12海里で起きた。

 --- 大判はイメージをクリック。アポロ11号関連の記事は一応これで終わりにしますが、他のアポロを含む月関連記事は折を見て更に掲載して行きます。

NASA History
8月2日(金)
今週のNASAの歴史:1971年7月31日、月移動車初めて使われる

1971年の今週、アポロ15号は、月移動車(LRV:Lunar Roving Vehicle)を使う最初のミッションになった。 LRV は、月の低重力かつ真空で操作されるように設計された、軽量の電気自動車であった。アポロ宇宙飛行士達は、それによって船外活動の活動範囲を広げ、月面を横断することができた。ここでは、 LRV が、アポロ15号第3回船外活動の後に、荒涼とした月の背景に対して単独で撮られている。この7月、NASAは、一連のスペシャルイベントで、1968年に初めて米国宇宙飛行士達を月の軌道へ送った歴史的な活動、及び、1969年~1972年に宇宙飛行士達を月面に着陸させたアポロ計画の50周年記念日を印している。更に多くの写真、および、NASAの注目に値する歴史については マーシャル歴史プログラムのウェブ・ページ を訪ねよう。

これは7月31日付けの記事です。大判はイメージをクリック。

NASA History
8月1日(木)
シベリアの野火

何百もの野火がシベリアを破壊した。その一部が2019年7月28日に捕えられたこのイメージに見える。ロシア連邦林野庁によれば約300万ヘクタールの陸地が影響を受けたと推定される。このヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3イメージは、いくつかの火災と噴煙を示している。先例のない広域の野火が、グリーンランド、アラスカを含む、北極の様々な領域で荒れ狂った。それらは、記録破りの温度と、強風を加えた稲妻を引き起こした。野火は大気に有害な汚染物質と毒性のガスを放つ。世界気象機関によれば、北極でのこの火事は、6月だけで、スウェーデンの年間総放出に匹敵する、約20メガトンの二酸化炭素を放出した。

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Space in Image (ESA)