このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
2月17日(日)
凍結したセントローレンス湾のアンティコスティ島

国際宇宙ステーションが北アメリカ大陸の上空255マイル(408キロメートル)を周っていたとき、セントローレンス湾の アンティコスティ島 の凍った地域とカナダの ケベック の沿岸が描かれる。

 --- 大判はイメージをクリック。これも異常気象の一つでしょうか?

Space station
2月16日(土)
オポチュニティの記録的なミッションを振り返る

惑星間探査で最も成功した一つ、NASAのオポチュニティ・ローバー・ミッションは、火星の地表を探査する約15年を終えた。2010年のこのイメージでは、オポチュニティは、砂紋のエネルギーに好適な場所から北の軌跡を撮るために、そのナビゲーション・カメラを使った。ローバー・チームは、このときの行動を「スイレンの葉からスイレンの葉へ飛ぶ」と呼んだ。オポチュニティ・ローバーは、火星にダストの嵐が広がった2018年6月に地球との通信を止めた。カリフォルニアのNASAのゴールドストーン深宇宙70メートルアンテナを通して送られた、ローバーに通信を強要する試みの最終的な伝達は8ヵ月の多面的な回復戦略を終了した。オポチュニティは、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地から打上られ、その7ヵ月後の2004年1月24日に火星のメリディアニ・プラナム領域に着陸した。火星での最後の休息場所は忍耐の谷(Perseverance Valley)の西の縁であった。その対のローバー、スピリッツは、20日早く、火星の反対側の差渡し166キロメートルのグセフ・クレータに着陸した。スピリッツのミッションは2011年に終わった。

 --- 大判はイメージをクリック。

Image of the Day
2月15日(金)
NASAの火星での記録的なオポチュニティ・ローバー・ミッション終わる

惑星間探査で最も成功した一つ、NASAのオポチュニティ・ローバー・ミッションが、約15年間の火星の地表の探査の後終わろうとしている。オポチュニティ・ローバー(探査車)は、昨年6月に火星に広がったダストの嵐が上空を覆って以降、地球との通信が途絶えた。接触を回復するための千を超える指令の後、技術者達は、火曜日に最後の試みを行った。太陽電力のローバーの最終的な通信は昨年6月10日に受信された。火星日での90日、千メートルの旅を設計目標にされたオポチュニティは、その持久力、科学的な価値、長命において予想をはるかに超えた。その生命は60倍を超え、火星での最後の休息場所まで45キロメートル以上を旅してきた。(1月28日の記事 参照)

イメージはミッションの初期のころ発見されたブルーベリーと呼ばれる玉と水の流れたような跡。これらの玉石は水の中の鉱物から析出された(右図)と考えられ、かって火星には十分な水があったと推測される根拠となっている。なお、イメージはオポチュニティ・ミッションの記録ビデオ(Youtube:英語解説付き)にリンクしています。

Spirit and Opportunity
2月14日(木)
地球から愛をこめて

“バレンタインデーが再び来た” ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、モンゴルのハート型の湖のこのイメージを投稿してツィートした。トーマスは、2017年のプロキシマ・ミッションの間に、国際宇宙ステーションからこのイメージをとった。2年が経過し、再びいくらかの喜びと不安をもたらす日である。地球は植物や動物が豊かであるという事実は疑うべくもないが、特に人間の活動が天然資源に圧力をかけているので地球は急速に変化している。工業生産の増加と継続的な化石燃料への依存は広域な温度上昇の原因になっている。気象の変化によって、人間がついていくことができないだろう大きな環境への挑戦に近付いている。

 --- 以上記事の一部を要約。大判はイメージをクリック。

Observing the Earth (ESA)
2月13日(水)
アイランド・ラブ

バレンタインデーが近づき、我々の愛を、親しい人にまた近親に表明するだろう。そして、恐らくそれは、愛と保護を必要とする我々の美しいホーム惑星、地球を含むだろう。しかし、宇宙から捕えられるイメージは、地球の美しさを、また、実際にはその脆さを思い起こさせるものとして用いることができる。


左欄にアニメーションビデオが直接表示されます。記事は要点のみ。大型ビデオは右のリンクから。またはこちらからダウンロード(mp4:2.88 MB)。

Observing the Earth (ESA)
2月12日(火)
嫦娥4号ローバー、視界に入る

2019年1月30日、NASAの月偵察軌道船のカメラ(LROC)は、嫦娥(じょうが)4号着陸地点を中心とした、フォン・カルマン・クレータのフロアを横断して見る壮観な縁のショットを得た。その時、月偵察軌道船(LRO)は、着陸地点から200キロメートル以上にあった。このため、嫦娥4号は僅か数ピクセルであり、ローバーは識別できなかった。続く日、月偵察軌道船は、他の視界を捕えるために再び近くを飛んだ。今度は、小さな玉兎2号ローバーは、着陸船の北に2ピクセルで示された。また、着陸船とローバーによって投げられた影も見えている。フォン・カルマン・クレータの形成の後の何時か、このクレータ・フロアは玄武岩の溶岩で覆われた。嫦娥4号は、月の遠い側の玄武岩の構成の測定を集め、月科学者達はこれらの結果を待つだろう。遠い側の火山の岩は近い側の玄武岩と異なるのだろうか?我々はそれを知るのを待っている!
 --- 大判はイメージをクリック。ローバーは ← の先端、着陸船は → の先端にある。北は右上。イメージはポイントを切り出し大幅に鮮明化してある。NASAが発表したイメージは こちら から。右図は月面に降りた玉兎2号ローバー(参考図)。

LRO
2月11日(月)
宇宙飛行士達、米国の宇宙船をステーションから解放する

米国の商用貨物船シグナスは、いくつかのキューブ衛星を複数の軌道に配備する拡張ミッションの後、2月25日に軌道を離脱し、太平洋上で燃え尽きるために地球の大気に入る予定である。去る2月8日、地上の管制官達が、遠隔操作で、係留されていた国際宇宙ステーションのユニティモジュールの地球に面するポートから貨物船のボルトを外した後、NASAの遠征58アン・マクレインとカナダ宇宙局のデイビッド・サン‐ジャックが、貨物船を切離すためにロボットアームを使った。この商用補給サービス契約ミッションは、遠征58が科学調査を行うための、何十もの新しい調査機器を届けた。新しい実験には、3Dプリントおよびリサイクル、星くずからの天体創造シミュレーションなどがある。インストールされた3Dプリンターは、廃棄されたまたは以前につくられた不要のプラスチックを再利用する長期の宇宙飛行のための実証実験である。コンドリュール構成実験は、シミュレートされた高エネルギー、低重力環境で、惑星、月、その他のオブジェクトが、どのように宇宙で形成されるかを調査する。シグナスは、NASAとの10回目の商用補給ミッション契約で昨年11月17日に打上げられ、11月19日にステーションに着いた。 --- 大判はイメージをクリック。

Space station BLOG
2月10日(日)
「きぼう」モジュールのキューブ衛星放出装置

NASAの宇宙飛行士、遠征58アン・マクレインが、日本の「きぼう」研究室モジュールの中で働く。彼女は、日本の「きぼう」モジュールの外でキューブ衛星を放出するために、「きぼう」のエアロック内で小型衛星放出装置をセットアップした。

 --- 大判はイメージをクリック。

Space station
2月9日(土)
2018年は四番目に暖かい年、温暖化傾向続く

NASAとNOAA(米国海洋大気圏局)による独立した分析によれば、2018年の地球の広域地表温度は、1880年以降で四番目の暖かさであった。NASAの科学者達によれば、2018年の広域な温度は、1951~1980平均より 0.83 度暖かかった。広域の2018年の温度は、2016年、2017年、2015年の次にランクしている。この5年間は、全体的に、近代の記録で最も暖かい年である。1880年代以降、平均の広域地表温度は摂氏約1度上がった。この温暖化は、大部分が人間の活動に起因する、主に二酸化炭素と他の温室効果ガスの大気への放出の増加によって駆動されている。

大判はイメージをクリック。詳しくはアニメーションでデータが提供されています。ヘッドラインからまたは こちら(Youtube) から。

Climate
2月8日(金)
シグナスとその際立つシンバル形のソーラーアレイ

国際宇宙ステーションがアルゼンチン沖の大西洋上262マイル(419キロメートル)を周ったとき、ノースロップ・グラマンからの米国のシグナス貨物船とその際立つシンバル形の超柔軟(UltraFlex)ソーラーアレイが描かれる。写真の上中央には、シャッタが開かれた、七つの窓を持つキューポラがある。

大判はイメージをクリック。シグナス貨物船は、日本時間2月9日土曜日午前1時10分に、国際宇宙ステーションから切離されます。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
2月7日(木)
これまでに宇宙船によって訪ねられた小惑星と彗星

「はやぶさ2号」が「りゅうぐう」に到着した2018年6月現在の、クローズアップで撮られた小惑星と彗星の18のうちの17の集合写真。このバージョンはカラーであるが、それらの天体を相対的に正しい反射率または明るさでは示していない。ルテティアより何倍も大きなベスタ(Vesta)とケレス(Ceres)の二つは含まれていない。これは2018年の暫定的なバージョンである。ベンヌ(Bennu)は現在灰色の点で見られるが、今年後半に、新しいオシリス-レックス・イメージと置き替えられ、このイメージは更新されるだろう。

大判はイメージをクリック。このイメージの原版 は非常に大きなもの(10500x6268 21.78MB)です。左のイメージは見やすい程度の大きさに縮小したイメージにリンクしています。なお、ベスタとケレスは冥王星クラスの矮惑星でありこの図には入りきれません。これらの中、現在探査中のものは「はやぶさ2」の「りゅうぐう」とNASAの「オシリス-レックス」の「ベンヌ(Bennu)」です。

Space in Image (ESA)
2月6日(水)
インサイトの地震計、今火星でシェルターを持つ

NASAのインサイト着陸船は12月19日以降火星の地表にセットした地震計を調整してきた。この地震計は、火星や他の岩の惑星がどのように形成されたかを理解するのに役立つ、火星の深い内部の初めての観察を与えるだろう。機器の風と熱シールドは、そのデータに「ノイズ」加える恐れがある風の通過から保護するのに役立つ。インサイトの地震計に対する更に大きな懸念は、地震計の中の金属のスプリングや他の部品を膨張させ縮小させる可能性がある温度変化である。インサイトが着陸した所は火星の一日を通して温度が摂氏94度上下する。

大判はイメージをクリック。昨年12月に火星に着いたインサイト着陸船は、火星の地表でその振動や伝播などを捕らえて火星内部構造を調査する目的を持つ初めての宇宙船です。この機器の調査の結果は、水星、地球など、いわゆる岩石惑星の成り立ちのヒントをもたらすことが期待されています。

Insight
2月5日(火)
キュリオシティ、火星のヴェラ・ルービンの尾根に別れを告げる

NASAのキュリオシティ・ローバーはヴェラ・ルービンの尾根で最後の自画像をとり、シャープ山のクレイ(粘土)領域に向かって下った。この火星の捩じれた隆起は一年以上このローバーのホームであり、科学者達に新しいサンプルと新しい疑問を提供してきた。12月15日に、キュリオシティは、ロックホールと呼ばれる隆起の場所で19番目のサンプルをとった。キュリオシティは2017年9月以来この隆起を調査してきた。キュリオシティは、今、この隆起の南のトラフにある「粘土を含んだユニット」に向かっている。

大判動画はイメージをクリック。この記事は独自に編集しています。火星では、これまで、ソジャナー(1997年7月:電子レンジの大きさ)、スピリッツとオポチュニティ(2004年1月)、キュリオシティ(2012年8月:小型バス大)の4機のローバー(探査車)が活動してきました。ソジャナーは親宇宙船を持ち、その周辺近くを調べましたが、スピリッツとオポチュニティ以降は親機を持たず単独で広範囲に活動してきました。今、健在なのはキュリオシティのみ。オポチュニティとは通信を回復すべく努力が続けられています。これらの詳細は 「火星探査写真集」 から。

Curiosity
2月4日(月)
ニューホライズンズからのウルティマ・トゥーレ

遠い小惑星は、太陽の近くのものとどのように異なるだろう? NASAは、これまでに人間の宇宙船が訪れた最も遠い小惑星、ウルティマ・トゥーレ(Ultima Thule:“世界の果て”の意)と名付けられた古典的なカイパー・ベルト・オブジェクト 2014 MU69 を通り過ぎるために、ロボット・ニューホライズンズ宇宙船を送った。今年1月1日に、長さ30キロメートルのこの宇宙の岩を通り過ぎたときのこのイメージは、ウルティマ・トゥーレの表面の最も高い解像度の写真である。ウルティマ・トゥーレは比較的少ないクレータとほぼ球形の二つのロブ(塊)の変わった地表の模様を示し、内部太陽系で撮られた小惑星とは異なっているように見える。その形は、ウルティマとトゥーレの二つのオブジェクトの、初期の太陽系の破片の合併から形成されたと仮説された。ウルティマ・トゥーレの異なる表面の起源、薄い大気を持っているか否か、その赤い色をどのように得たかを理解するための、また、この古代の太陽系の新しい知識が地球の形成について何を語るかの調査が続くだろう。

大判はイメージをクリック。ニューホライズンズは、2015年7月14日に冥王星とその衛星を接近通過したNASAの冥王星探査衛星です。冥王星は大変遠距離にあり、宇宙船を軌道に入れる制御が難しいため、この宇宙船は冥王星の傍らを通過して観測し、その後カイパー・ベルト・オブジェクト 2014 MU69 に向かっていました。 1月4日の記事 参照。

Astronomy Picture of the Day
2月3日(日)
コロンビアからの日の出

2003年1月22日の飛行7日目、スペースシャトル・コロンビアクルーがキャビンからの日の出を捕えた。このミッションでは科学調査として7名のメンバーを運び、1月16日にその年最初のシャトルミッションとして打上げられた。16日間のミッションを終えた後、2月1日に、 コロンビアとそのクルーは、再突入の際の着地前16分の東部標準時午前9時ごろにテキサスの東で失われた。
NASAは、2月7日木曜日の“NASAの追憶の日”に、アポロ1号、スペースシャトル・チャレンジャーとコロンビアクルーを含む、探査と発見を進めている間に生命を失った者全てに弔意を表するだろう。

この事故はNASAの宇宙開発に大きな影響を与え、スペースシャトル計画の廃止に結びついた。以降、国際宇宙ステーションとのクルーの往復はロシアのソユーズに頼ることになった。今月、米国の新しいクルー船が無人で打上げられテストされる予定がある。国際宇宙ステーションには既に新しいクルー船に備えたドッキング機構が用意されている。

STS-107
2月2日(土)
アポロ11号着陸地点のパノラマ

今年はアポロ11号が月に着陸して(人類が地球以外の天体に降り立って)半世紀になります。本サイトでは折を見てアポロの活動を振り返っています。

これは月の静の海のアポロ11号着陸地点の壮大な孤独を通して見ている。このイメージは、1969年7月20日の着陸直後に、イーグル月着陸船の窓の外を見たニール・アームストロングによってとられた。遠い左のフレームは、他の世界で人間によってとられた最初の写真である。左手前に南へ向かう推進装置のノズルを見ることができ、右にイーグルの影が西に向かって見られる。スケールとして、右側の大きな浅いクレータは直径約12メートルである。これらのフレームは、着陸の約1時間半後に、月面を歩く前に早めの出発が必要な場合に備えて、最初に着陸地点を記録するために月着陸船の窓からとられた。  --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
2月1日(金)
南極大陸のスポットライト

この霊妙なイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のフェロー Daniel Michalik によってとられ、2017年の王立協会写真競技の決勝進出の候補になった。これは南極大陸の美しい光景を捕え、他の場所ではほとんど見ることができない、乾燥した、冷たい環境の珍しい天の現象「光の柱(light pillar)」を提供している。月が明るい光の柱と下の凍った平原を照らしている。これは、月の光の反射と氷の結晶による屈折に起因している。ハローや弧、及び 幻日あるいは幻月 を含む、南極の不思議を示すいくつかの現象の背後には大気の氷の結晶がある。月の左上に木星が明るい点として見える。この写真は低コントラストと露出調整による一回の長い露出である。これは摂氏 -60°でとられた。

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Space in Images (ESA)
1月31日(木)
スペースシャトルチャレンジャーを追憶する

NASAは、打上後73秒で壊れたスペースシャトルチャレンジャーのブースター・エンジンの故障によって、1986年1月28日の朝、自身の七名を失った。1986年1月9日のこの写真では、チャレンジャー・クルーが、NASAのケネディ宇宙センタでの秒読み訓練の間に休息をとっている。

古い写真なので画質はよくありません。大判はイメージをクリック。
NASAは、宇宙開発で犠牲になった、アポロ1号(3名;Jan. 27, 1967)、スペースシャトルチャレンジャ―(7名:Jan. 28, 1986)、スペースシャトルコロンビア(7名:Feb. 1, 2003)を含む機関の職員を悼むために1月末に「追憶の日(DAY OF REMEMBRANCE)」を設けています。チャレンジャ―事故のビデオは こちら から。

NASA History
1月30日(水)
2018年の太陽

この365のイメージの集合写真は、ヨーロッパ宇宙機関のプロバ2衛星の目を通した、2018年の我々の太陽の変化する活動を示している。このイメージは、極紫外線波長による、約100万度の太陽の熱い荒れ狂う大気コロナを捕える、この衛星の SWAP カメラでとられた。この衛星は太陽を連続的に監視している。--- 以下略

左図は原版の一部を切り出しています。また左図は原版(2256 x 2237 1.49MB)にリンクしています。毎日の太陽面爆発の動きなどを見ることができます。アニメ版は こちら から。

Space in Image (ESA)
1月29日(火)
X線におけるティコの超新星の残骸

ここに描かれているのは、有名な天文学者ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)による400年以上前の星の爆発の結果の初めての記録、ティコの超新星の残骸の熱く拡大する星雲である。示されたイメージは、軌道を周っているチャンドラX線天文台で撮られた三つのX線カラーの合成である。拡大するガス雲は極めて熱く、一方、僅かに異なる膨張速度が雲にふくれた外見を与えている。ここで確認するには微かに過ぎるティコGと呼ばれる星 Sn 1572 をつくった星は恐らく完全に消え去ったが、これはコンパニオンであると考えられる。ティコの超新星の祖先の残骸の発見は、この超新星が可視の宇宙のスケールを調整する距離の梯子の重要な段階、タイプIaであり特に重要である。タイプIa超新星のピークの明るさは、遠い宇宙における微かさと距離の関連を調査する際に価値あるものにし、よく理解されているものと考えられている。

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Astronomy Picture of the Day
1月28日(月)
ローバー・チーム、火星のオポチュニティに新しい指令を送る

NASAのジェット推進研究所の技術者達は、15年を経過した火星の探査車に地球との連絡を強要する試みとして、オポチュニティ・ローバーに対して新しい指令のセットを送り始めた。この新しい指令は、オポチュニティに起こっているかもしれない通信を妨げている可能性を対象にしている。ローバーの地球との最後の通信は、火星全域に及ぶダストの嵐がローバーの太陽電力を妨げた、2018年6月10日に受信された。

2003年7月に打上られ、2004年1月に火星に着陸した火星探査ローバー(探査車)オポチュニティは、メリディアニ平原のエンデバークレ-タ周辺からの最終交信以降、半年強の間音信不通になっています。その原因は太陽電池板に積もったダストに起因するかもしれません。左のイメージはダストが積もったソーラーパネル。右のイメージは風によってダストが吹き払われたパネル(2014年4月)。更に詳しい解説は こちら を参照。大判の原版は こちら から。

Spirit and Opportunity
1月27日(日)
月食と星の掩蔽

以下は記事を要約しています。右図は動画です。大判はイメージをクリック。なおこの月食は日本では見ることができませんでした。

1月20日と21日の夜、世界の多くの人々が月食を見ることができた。この間月は地球の影に覆われ、地球の大気によって回析して地表に届いた日光のみが月に赤い色を与えた。この間にヨーロッパ宇宙機関の天文学者達と技術者達のチームが、かに座の異なる二つの星達の掩蔽を記録した。最初に1月31日 04:56 GMT に 5930 光年にある星 HIP 39869 が(左の図の左上)、続いて 05:21 GMT に、僅か309光年の他の星 HIP 39749 を記録した(右の図の下)。この食の間、月は昨年7月の月食よりやや赤色が薄く、月の縁の一部はより明るく見えた。これは地球の影の中心と月との位置関係の相違による。これらのイメージは、ニュートニアン反射望遠鏡 CG8 とキヤノン EOS 550D カメラでとられた。 --- 隠された星は左のイメージをクリックして大判で確認してください。なお、“掩蔽(えんぺい)”は天体が他の天体を覆い隠す現象を言います。

Space in Image (ESA)
1月26日(土)
トランキリティ・ベースで

50年前の1969年7月20日、人類は他の天体に、また歴史に足跡を残した。

月着陸船パイロット・バズ・オルドリンが彼の左手に地震計、右手に反射装置の二つの実験装置を設置場所に運んだ時、ミッション指揮官ニール・アームストロングが、月のミッションの記録としてこのイメージを撮った。これらの二つ実験装置は初期のアポロ科学実験パッケージを構成した。この写真は月の静かの海のトランキリティ・ベースでとられた。傾きの方向が南である。

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Apollo 11
1月25日(金)
赤外線のソンブレロ銀河

この浮いているリングは銀河の大きさである。実際に、それは近くのおとめ座銀河達の集団で最大の銀河達の一つ、写真映りのいいソンブレロ銀河、または少なくともその一部分である。実際には可視光線でソンブレロ銀河の中間部を隠すダストの暗い帯が赤外線で明るく輝いている。デジタル的に先鋭化されたこのイメージは、可視光線によってNASAのハッブル宇宙望遠鏡でとられた既存のイメージに、軌道を周っているスピッツア宇宙望遠鏡で最近記録された疑似カラーで置かれた赤外線の輝きを示している。M104 として知られるソンブレロ銀河は差渡し約5万光年、 2800 万光年に横たわっている。この M104 はおとめ座の方向に小さな望遠鏡でも見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
1月24日(木)
インサイト着陸船、火星で自画像をとる

これは火星で見たNASAのインサイト着陸船である。太陽電池板を有するインサイトはほぼ小型バスの大きさである。インサイトは地震活動を検出する主要な目的によって2018年11月に成功裏に火星に着陸した。この自画像は、インサイト着陸船のアームによって、異なる時間に異なる部分がとられたいくつかのイメージの編集である。イメージの中央近くに見られるオレンジの半球形の地震計 SEIS が、今、火星の地表に置かれている。マーズインサイトは、バイキング、ソジャナー、パスファインダー、スピリッツ、オポチュニティ、フェニックス、キュリオシティに続き、火星でのロボット宇宙船の自画像を撮って送り返す長い伝統を続けている。マーズインサイトによってとられるデータは、火星のみならず地球を含む内部構造の先例のないデータを人類に与えることが期待されている。

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Astronomy Picture of the Day
1月23日(水)
赤外線の目でタイタンを見る

土星の月タイタンは厚い大気に包まれているが、国際的なカッシーニ・ミッションの赤外線の目を通して見ると、この絶妙かつ広域な合成において、この月の無数の表面の形を明らかにしている。土星最大の月タイタンの表面の観測は、この月を包む球体を覆い隠す霞のために難しい。2005年1月14日、カッシーニ宇宙船によってタイタンに運ばれたヨーロッパ宇宙機関のホイヘンス探査機が、外部太陽系で初めての着陸に成功し、その厚い大気の下に横たわるミステリーを明らかにした。しかし、ここに含まれる流体は水ではなく、表面温度約マイナス180度Cの単純な有機化合物であるメタンであり、この月を覆う大気を構成している。土星、そのリングや月を13年間調査したカッシーニのお陰で、タイタンは広範囲にマップされ分析された。

大判はイメージをクリック。土星探査宇宙船カッシーニは、そのミッションの中で、太陽系では稀な大気を持つタイタンを調査するために、100回を超える接近飛行を行いました。この調査の詳細は こちら(英語) に見ることができます。

Space in Images (ESA)
1月22日(火)
M100:グランドデザイン渦巻銀河

真に宇宙スケールで壮大な M100 は、グランドデザイン渦巻銀河として知られている。それは、我々のミルキーウェイ銀河と似た、明確な渦巻の腕と 1.000 億以上の星達を持つ大きな銀河である。おとめ座銀河団で最も明るいメンバーの一つ、この M100 (NGC 4321)は、ベレニスのヘア(Berenice's Hair:かみのけ座)の方向 5,600 万光年にある。この M100 のハッブル宇宙望遠鏡イメージは、広視野カメラ3(Wide Field Camera 3)でとられ、明るく青い星の集団、また、銀河達のこのクラスの特質である複雑な曲がったダストレーンを強調している。 M100 における変光星の調査は、宇宙の大きさと年齢を判定する際に重要な役割を演じた。

大判はイメージをクリック。原版は こちら(3679x3645 pix, 3.73 MB) からご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
1月21日(月)
Arp 188 とオタマジャクシの尾

ハッブル遺産目録からの画像データに基づくこの驚くような眺望の中に、遠い銀河が、オタマジャクシ銀河、崩壊する渦巻銀河 Arp 188 を形成するように、劇的な背景を形づくっている。この宇宙のオタマジャクシは北のりゅう座の方向僅か4億 2000 万光年にある。その目を引く尾は長さ約28万光年、大きな明るく青い星団を示している。ひとつのストーリは、このイメージの右から左に Arp 188 の前を横切るコンパクトな侵略銀河が、重力の引きつけによってオタマジャクシの背後に投げ飛ばされたというものである。その近い遭遇の間に、潮力は、壮観な尾を形づくる渦巻銀河の星達、ガス、ダストを引き出した。この侵略銀河自体はオタマジャクシの後ろ約30万光年に横たわっていると推定され、手前の渦巻の腕を通して右上に見ることができる。年を経て、このオタマジャクシ銀河は、恐らく、その尾の星団が大きな渦巻銀河の小さな衛星を形成してその尾を失うだろう。

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Astronomy Picture of the Day
1月20日(日)
地球からの美、宇宙からの驚き

ヨーロッパ宇宙機関宇宙飛行士アレキサンダー・ガーストが、国際宇宙ステーションでの彼のホリゾン・ミッションで、このオーロラのコマ落しを捕らえた。宇宙ステーションの毎日16回の軌道の一つの間のショットのこの38秒のコマ落しは、 0.5 秒間隔でとられた950のイメージから成っている。アレキサンダーは、2018年6月から12月までの6ヵ月間、国際宇宙ステーションで生活しまた働いた。

左欄にアニメーションビデオが直接表示されます。大型ビデオは右のリンクから、あるいは こちら からダウンロード(mp4:5.24 MB)。
ホリゾン・ミッション(Horizons mission)はヨーロッパ宇宙機関の国際宇宙ステーション宇宙飛行士に、派遣される国ごとに与えられるミッション名の一つ。アレキサンダー・ガーストは遠征57指揮官として勤めた後、昨年12月20日に地球に戻った。

Space in Videos (ESA)
1月19日(土)
プロバVのアラル海の視界

このヨーロッパ宇宙機関のプロバVの視界は、かつては世界の四つの大きな湖の一つであり、今では世界で主要な生態学上の被災地の一つであるアラル海の、残骸の全てを示している。それは分断された湖に縮み地球で最も若い砂漠に囲まれた。アラル海は、かつては北のカザフスタンと南のウズベキスタンの間の、ベルギーの2倍の 68,000 平方キロメートルのエリアを占める大きな陸地に囲まれた湖であった。しかしながら、アラル海は、ソビエト潅漑プロジェクトが水を供給している川を変えたことによって、1960年代から劇的に縮んできた。2000年代までに、湖は、最初の大きさの約10%まで縮み、2014年には、馬蹄形の南の湖が実質的に干上がった。地下水のレベルは低下し、植物は荒廃し、かつて繁栄した漁業は崩壊した。露出した湖床は新しい砂漠となり、ヒマラヤ山脈まで届く農薬入りの砂嵐を生んだ。砂嵐を減らすための耐寒性の植物に植え替えることを含む、状況を安定させるための活動が進められている。

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Space in Image (ESA)
1月18日(金)
ヨーロッパ宇宙機関2018(6)

昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018」の一部を連載しています。
他にいくつかの発表がありますがこれで終わります。

その6:サハラ砂漠の雪

ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル2ミッションが、アルジェリア北西のサハラ砂漠の端の珍しい降雪を捕らえた。サハラの一部が2018年1月7日に雪に覆われていた。地球では砂漠は最も熱いところである。雪はあるところで40センチと報告されている。

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Space in Images (ESA)
1月17日(木)
ヨーロッパ宇宙機関2018(5)

昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018」の一部を連載しています。

その5:エクソマーズのコロレフクレータの端

ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ宇宙船のカラーステレオ地表画像システム(CaSSIS)が、2018年4月15日にとった火星のコロレフ(Korolev)クレータの端。

大判はイメージをクリック。2016年3月に打上げられ同年10月に火星軌道に入ったエクソマーズ軌道船は、主として火星の大気がどのようにして失われたかを調査する目的を持っています。この宇宙船からの情報はあまり報じられることがないので取上げました。

Space in Images (ESA)
1月16日(水)
ヨーロッパ宇宙機関2018(4)

昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018」の一部を連載しています。
原典は右端のリンクから当該コーナーのトップにアクセスし、右端中段のガイドに従ってください。

その4:火星の南極の地下の水

ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスによって集められたレーダデータが、火星の南極領域の下差渡し20キロメートルに及ぶ液体の水を示唆した。このスリルに溢れた発見は赤い惑星とその居住性に関する知識について大きく貢献するだろう。その15年の軌道の後も、マーズエクスプレスは特別な洞察を届け続けている。

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Space in Images (ESA)
1月15日(火)
ヨーロッパ宇宙機関2018(3)

昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018」の一部を連載しています。
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その3:火星を俯瞰する

ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスミッションが撮った火星。火星の地平線を含む北から南を見る珍しいイメージ。

大判はイメージをクリック。中央に火星を代表する巨大なマリネリス峡谷が見える。この峡谷は地球のグランドキャニオンよりはるかに大きい。

Space in Images (ESA)
1月14日(月)
部分日食(2019年1月6日)

イメージは国立天文台(東京、三鷹)で観測された1月6日の日食の最大付近(午前10時5分)の太陽です。 --- 大判はイメージをクリック。

国立天文台からはまた1分ごとのコマ落とし画像による太陽フレア望遠鏡リアルタイム連続画像(観測波長Hα)が提供されています。こちら(Youtube)からご覧ください。

国立天文台
1月13日(日)
「SpaceX」-CRS-16 ドラゴン貨物船の切離し月曜日にセット

太平洋の異なる場所でのより穏やかな海の状態の有利さを得るために、「スペースX」と国際宇宙ステーションオフィスは、貨物船の着水と回収を決めるステーションからの「SpaceX」-CRS-16 ドラゴン貨物船の出発を、日曜日の朝早くから日曜日の午後遅くまで移すことに同意した。ドラゴンは、東部標準時日曜日の朝ハッチが閉じられ、日曜日午後3時(日本時間月曜日午前5時)ごろにハーモニーモジュールから分離されるだろう。地上の管制官達は、今、日曜日の午後6時30分(日本時間月曜日午前8時30分)にドラゴンを Canadarm2 ロボットアームから開放するだろう。解説のないNASAテレビの放送は午後6時15分(日本時間月曜日午前8時15分)に始まるだろう。ドラゴンの軌道脱出点火は午後11時19分(日本時間火曜日午前1時19分)ごろに、バハ・カリフォルニア西への着水は月曜日午前12時10分(日本時間火曜日午前2時10分)ごろに予定されている。  --- 大判はイメージをクリック。写真はハーモニーモジュールに取り付けられたスペースXドラゴン貨物船。

Space station BLOG
1月12日(土)
冷たいトルコ

雪がオーストリアとドイツに混乱を起こし続ける中で、1月9日からのこのコペルニクス・センチネル3イメージで示されたように、一時的な寒波の襲来がトルコにまで達した。1月6日日曜日にトルコに降り始めた雪は、遠隔地の村を切断し、オフィスと学校を閉鎖した。降雪は主に東と北の区域に影響を及ぼすが、アンカラを含む西の大きな都市も雪の厚いカバーを免れ得なかった。この気象は、また、特に赤の警報にあるドイツとオーストリアの、更に西に深刻な問題を引き起こしている。

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Space in Image (ESA)
1月11日(金)
ヨーロッパ宇宙機関2018(2)

昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018」の一部を連載しています。
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その2:干潟星雲

NASA/ヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡が、その28回目の記念としてとった興味深いカラフルな干潟星雲(Lagoon Nebula)。この星雲は約 4000 光年にあり、幅約55光年、高さ約20光年。このイメージは興味深い幅約4光年の荒れ狂う星誕生領域を示している。

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Space in Images (ESA)
1月10日(水)
ヨーロッパ宇宙機関2018(1)

しばらくの間、昨年末ヨーロッパ宇宙機関が発表した「ヨーロッパ宇宙機関2018(右図)」の一部を連載します。
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その1:カラーによるガイアの空

ほぼ17億の星達の測定をベースにした、我々のミルキーウェイ銀河と近隣の銀河達のガイアの全天の視界。このマップは、2014年7月から2016年5月の間に、空のそれぞれ部分について、ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gaia)衛星によって観測された星のトータルの明るさと色を示している。明るい領域は特に明るい星達の密度の濃い集中を示している。
 --- 大判はイメージをクリック。このイメージはトップページの背景に使用しています。

Space in Images (ESA)
1月9日(水)
玉兎2号、遠い側のイメージ

1月3日、中国の嫦娥4号宇宙船が、月の遠い側への最初の着陸に成功した。着陸船のカメラでとられたこのイメージは、フォン・カルマン・クレータ内部の着陸地点からである。それは、着陸船のランプを下り、現地の日の出近くの地面を横断して2週間の月の日を始める、デスクサイズの六つの車輪の玉兎2号ローバーを示している。探査するフォン・カルマン・クレータ自体は直径186キロメートルである。それは、最も古くあまり理解されていない何者かを含む月の地勢の、古く深い南極のエイトケン・インパクト盆地の中に横たわっている。通常は月の隠されている半球からの情報を中継するために、中国は、2018年5月に、月の遠い側の軌道に中継衛星鵲橋(じゃくきょう)を打上げた。

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Astronomy Picture of the Day
1月8日(火)
ドラゴン、今週ステーションを出発

スペースXドラゴン貨物船が国際宇宙ステーションのハーモニーモジュールに取り付けられて最後の週にある。一方、地上のロボット専門家達と軌道の研究室のクルーは、新年を多様な科学活動で働いている。ドラゴン貨物船は、12月8日に、軌道の研究室を補充するための科学機器と補充用品の 5,600 ポンド(2540 キログラム)を届け、その貨物ミッションをほぼ終了している。ドラゴンは、分析のために使われた科学機器とハードウェアを、1月10日に、太平洋で、地球に持帰るだろう。写真は大晦日にケベック上空約257マイル(411キロメートル)で国際宇宙ステーションに取り付けられたスペースXドラゴン貨物船。

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Space station BLOG
1月7日(月)
ウルティマ・トゥーレの回転

ウルティマ・トゥーレは地球から宇宙船で調査された最も遠い世界である。ニューホライズンズ宇宙船は、1月1日に、毎時 51,000 キロメートルでカイパーベルトの世界に向かって急ぐときに、太陽から65億キロメートルの薄暗い光の中で、38分間隔でこれらの二つのフレームを捕えた。接触二重星、ウルティマ・トゥーレの二つのこぶは、共に15時間ほどごとに1回回転する。回転する GIF イメージとして示されたこのフレーム間の回転は、これまでに見られた最も初期の世界の、これまでにない苛立つような3Dの眺望をつくり出している。科学チームによって個別に名付けられたウルティマとテューレ、より大きなウルティマは差渡し約19キロメートル、小さなテューレは差渡し14キロメートルである。

大判動画はイメージをクリック。依然としてNASA本体からの発表はありません。

Astronomy Picture of the Day
1月6日(日)
(臨時掲載)部分日食(2019年1月)

1月6日月曜日に、東アジア、北太平洋で部分日食が予想されています。日本では全国で見られる可能性があります。東京では午前8時43分から11時36分まで、10時6分が最大で42%ほどが欠けると予想されます。日食は裸眼で直接見ないよう注意する必要があります。詳しくは右のリンクから国立天文台のページを、また、この日食に予想される世界の発生状況は Spaceweather.com(動画) から。

大判はイメージをクリックして国立天文台のページから。

国立天文台
1月5日(土)
(臨時掲載)中国、月の遠い側に着陸

中国は月の遠い側へのローバーの着陸に成功した。嫦娥(じょうが)4号月探査機は、太陽系最大、最深、最古の既知のクレータ、南極のエイトケンの窪みに、北京時間1月3日午前10時26分に着地した。地球からは月の一面だけを見ることができ遠い側は隠されている。アポロ飛行士達は月の遠い側を飛び、多くの宇宙船が、我々が見る側と異なる、凹凸の、激しくクレータされた光景を明らかにする月の背後を撮ってきた。これは、地面を貫くレーダーで遠い側のクレータを調べ、赤外線分光計で鉱物の組成を測定する初めての探査になるだろう。水があればローバーはそれを発見するかもしれない。その特殊な目的のために2018年5月21日に中国が打上げた鵲橋(じゃくきょう)衛星が着陸地点での初めての写真を中継した。右図は南極のエイトケンの窪地を内部から見たものである。この着陸は注目に値した。ミッション・コントロールは月の遠い側を直接見られなかったので、着陸船は多くの複雑な行動を独立して行なわなければならなかった。(1) 高度約2キロメートルで、岩やクレータなどの大きな障害を確認するために、搭載カメラは月面のオブジェクトの影を捕えた。(2) 100メートルのとき、探査機は小さな障害を確認するために浮遊し、地表の斜面を測定した。コンピュータは再計算し最も安全なサイトを選んだ。(3) 地表上の2メートルでエンジンを停止し、その後、銀色のローバーを持つ金色の着陸船が、4本の足で、ダストを巻き上げて荒涼とした灰色の地表に着陸した。この探査機は、地上のコントロールからの関与なしに、約12分間、全着陸プロセスを行なった。  --- 大判イメージは右のリンクをクリックして記事(英文)の中から。

Spaceweather.com
1月4日(月)
(臨時掲載)ウルティマとトゥーレ

1月1日、ニューホライズンズはウルティマ・トゥーレと名付けられたカイパーベルト・オブジェクトに遭遇した。太陽から約65億キロメートルのウルティマ・トゥーレは、これまでに地球からの宇宙船で探検された最も遠い世界である。これまでに公開された最も高い解像度のこの歴史的なイメージは、ニューホライズンズ最接近の僅か30分前に約 28,000 キロメートルでとられた視界である。恐らく太陽系の誕生の直後の穏やかな衝突の結果であるウルティマ・トゥーレは、二つの関連する球状の形が相互の重力によって接続して保たれたコンタクトバイナリ(contact binary:接続された二重星)であることを明らかにしている。科学チームによって別々に名付けられたウルティマとトゥーレのより大きなロブ、ウルティマは直径約19キロメートルであり、小さなトゥーレは差渡し14キロメートルである。

より大きな判はイメージをクリック。1月4日午前9時現在、NASA本体からの発表はありません。これは、恐らく、米国国家予算審議の遅れによる影響と思われます。なお、中国の月の裏側着陸の記事は明日掲載します。

Astronomy Picture of the Day