このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
9月26日(土)
    衛星データ、エベレスト登山者に役立つ

    オスロ大学からの研究者達は、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号データからのネパールのクンブ(Khumbu)氷瀑の仔細な流域に、エベレストの登山者達を支援する技術を適用した。登山家達がネパール側からエベレスト山を登るとき、クンブ氷河を、また、それに沿ったルートをたどる。この氷河の一部には、極めて危険な急斜面、氷瀑がある。衛星によって生じる速度のパターンは、氷河の危険なエリアをマップするために使うことができる。しかし、クンブ氷河の高速な氷瀑の故に砕かれた氷が流れる原因にもなる、また追跡を難しくする岩の狭い通路を通ることから、氷河の流れを観測することができなかった。コペルニクス・センチネル2号ミッションからの多量のデータセットのおかげで、研究者達は、挑戦的なイメージにもかかわらず、氷河の速度の詳細な高解像度速度マップをつくるために、アンサンブル・マッチングと呼ばれる革新的なイメージマッチング技術を使った。

    大判はイメージをクリック。詳細な記事は右のイメージをクリック(英語)。クンブ付近の写真は こちら から。

Sentinel-2
9月25日(金)
M1: ハッブルからの蟹星雲

これは、星が爆発するときに残された混乱である。西暦1054年に見られた超新星の結果である蟹星雲は、神秘的なフィラメントで満たされている。このフィラメントは、途方もなく複雑であるばかりでなく、最初の超新星で放出されたより少ない質量を持ち、また、自由な爆発から予期されるより高速であるように見える。ハッブル宇宙望遠鏡でとられ、ここに示されたイメージは、科学的な興味のために選ばれた三つの色の表現である。蟹星雲は幅約10光年に及んでいる。星雲のまさしくその中心には、太陽と同程度に大規模だが小さな町の大きさほどの中性子星、パルサーを横たえている。この蟹パルサーは毎秒約30回で回転している。

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Astronomy Picture of the Day
9月24日(木)
M2-9:バタフライ星雲の翼

ここに描かれた我々の太陽や M2-9 のような低質量の星達の場合、星達は、彼らの外殻のガスの包みを投げ棄てることによって、通常の星達から白色矮星へ彼ら自身を変化させる。この使い捨てられたガスは、往々にして、数千年間で徐々に弱まる惑星状星雲と呼ばれる印象的な表現を見せる。ここに代表的な色で示された2100光年にあるバタフライ惑星状星雲は、奇妙であるが不完全な物語を語る翼を持っている。中央では、冥王星の軌道の10倍のガスのディスクの中を二つの星が周っている。この死にかけた星の放出された包みは、二つの極の外見をつくりながらディスクから壊れている。惑星状星雲を引き起こし形成する物理的なプロセスについては多くの未知が残っている。

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Astronomy Picture of the Day
9月23日(水)
ケレスの塩水の残骸

小惑星帯で最も大きな小惑星ケレスは岩と氷から成ると考えられ、同時に、ケレスがその表面に変わった明るい場所を持つことが知られていた。これらの明るい場所は、2015年のドーン(Dawn)宇宙船の刺激的な接近の間にイメージに撮られた。ドーンのイメージとスペクトラムの分析は、その明るい場所が強く反射する塩水の残渣から生じていることを示した。最近の分析は、この水が、いくつかの太陽系の月と同種であるケレスを示し、また深い水のポケットを隠しており、この矮惑星の内部奥深くから始まったのかもしれないことを示している。示されたビデオは、オッカトル・クレータ(Occator Crater)のケレアリア・ファクラ(Cerealia Facula)と名付けられた明るい蒸発する塩水を疑似カラーのピンクで示している。ミッションに成功したドーン宇宙船は、燃料が減少した2018年に、そこにいるかもしれない生命への干渉を避けるために、少なくとも20年はケレスの表面から離れた遠い待機軌道に置かれた。

ビデオはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
9月22日(火)
NGC 6357:大規模な星達の大聖堂

一般的な星はどのくらい大きいのだろう?  距離から予想される明るさと標準的な太陽モデルとして、知られた最も大規模な星達の一つ、我々の太陽質量の200倍の、散開星団 Pismis 24 の一つの星を与えてきた。この星は、このイメージのガスの前面に位置する最も明るいオブジェクトである。しかしながら、ハッブル宇宙望遠鏡でとられたイメージの詳細な調査では、 Pismis 24-1 は一つの星でなく、少なくとも三つからその明るい光を得ている。これらの構成要素の星達は、現在の記録では、より大規模な星達として依然として太陽質量の100倍近くを残しているのだろう。イメージの下方に向かっては、依然として星達が関連する輝線星雲 NGC 6357 を形づくっている。恐らくゴシック大聖堂のように見える中央近くのエネルギーに満ちた星達が、壮観な繭を照らしているように見える。

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Astronomy Picture of the Day
9月21日(月)
    米国西海岸の野火

    これまでに何十もの野火が、カリフォルニア、オレゴン、ワシントン州の広大な地帯を焼き、30人以上が犠牲となり、米国西部の大部分を煙で覆ってきた。火災からの煙は米国全域に広がり、東海岸のニューヨークにまで届いた。コペルニクス大気監視サービスによれば、この煙は、今週末、ヨーロッパにも届くと予想される。この壮観なイメージでは、9月16日に、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3号ミッションによって捕えられた。米国西海岸で燃えている煙が東に動くのを見ることができる。一方、東海岸では、陸地に接近するハリケーン・サリーが見える。

    上は記事の一部です。この記事で提供されている他の野火に関連するイメージを紹介します。 西海岸からの一酸化炭素オレゴンの野火(9月9日)

Observing the Earth
9月20日(日)
メディケーン・イアノス

コペルニクス・センチネル3号ミッションは、中央ヨーロッパ夏時間9月17日10時48分に、イオニア海を横断してギリシャに接近する、地中海のハリケーン(メディケーン:Medicane)のこのイメージを捕えた。メディケーン・イアノス(Ianos)は、今日(18日)ギリシャに上陸し、ハリケーンの風力と豪雨をもたらすと予想される。メディケーンは形態の点でハリケーンや台風と似ているが、より冷たい海で発生することができる。ハリケーンは東から西に動くが、メディケーンは西から東へ動く。センチネル3号は、ヨーロッパのコペルニクス環境監視計画のために中継とデータを提供する二つの衛星ミッションである。

大判はイメージをクリック。ヨーロッパのハリケーンはあまり報じられることがありません。

Sentinel-3
9月19日(土)
カリフォルニアのサンディエゴ湾

米国とメキシコの国境の僅か数マイル北の、カリフォルニアのサンディエゴ市とサンディエゴ湾。この写真がとられたとき、国際宇宙ステーションは太平洋上の沖合にいた。

大判はイメージをクリック。サンディエゴ湾は米国の重要な軍港でもある。

Space Station
9月18日(金)
NASAのイメージ、米国を横断する火災とハリケーンを示す

NASAのアクア衛星は、2020年9月15日に、西の火災、国中に漂う火災からの煙、異なる方向から集まるいくつかのハリケーン、陸地に接近するハリケーン・サリーの、この真の色の米国のイメージを捕えた。西の赤い点は周辺のエリアより温度が高く、火災を示すのであろうエリアである。加えて、東と西に、四つのハリケーンと熱帯性低気圧が捕えられている。左手には、バハ・カリフォルニアから離れて動くカリーナがある。イメージの中央に見られるハリケーン・サリーは、夜を通してメキシコ湾岸で陸地接近し、後に破滅的な氾濫をもたらした。ハリケーン・ポーレットは、時速74マイルの風とともにバミューダ近くの東海岸にあるが上陸の恐れはない。右下角のハリケーン・テディはリーワード諸島の東にあり、時速74マイルの風が続き西北西に進んでいる。衛星イメージは毎日複数の衛星から複数回送られてくるが、一つのイメージにこれほど多くの危険のイメージを捕えるのは非常に珍しい。

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Image of the Day
9月17日(木)
ソーラーサイクル25が始まる

NASA と NOAA(米国海洋大気圏局)の共同スポンサーによる、ソーラーサイクル25予測パネルの専門家達の国際的なグループは、新しい太陽活動周期の始まりが2019年12月に始まったと発表した。我々の太陽は大きく変化するので、この出来事の宣言は事実上数ヵ月後になる。科学者達は、太陽活動周期の進捗を追うために太陽黒点を使っている。

大判はイメージをクリック。太陽黒点に代表される太陽活動は、11年ごとにその活動の盛衰を現します。この何年かは穏やかな時期に入っていました。日本を含む国際的な専門家達のグループの検討の結果、昨年12月に活動期に転じたことを発表しました。この記事は、国立天文台の 「太陽活動第25周期の開始を告げる極小は2019年12月」 から、日本語で読むこともできます。

Space Weather

ブラウザーの種類によって接続不能のことがあります

9月16日(水)
火星の明暗

この火星の地表の高解像度クローズアップの中で深い影が光と闇の間の劇的なコントラストをつくっている。2014年1月24日に火星偵察軌道船(MRO:Mars Reconnaissance Orbiter)の HiRISE カメラで記録されたこの場面は、約 1.5 キロメートルに及んでいる。このカメラは、赤い惑星の250キロメートル上から、南の高地のクレータの砂丘フィールドを見下ろしている。太陽がこの地域の地平線上約5度にあったときにとられ、砂丘の頂上のみが強い日光で捕らえられている。長い寒い冬が南半球に訪れ、季節の霜の明るい隆起が火星の砂丘に沿って並んでいる。赤い惑星で最も古い運用中の宇宙船の一つ火星偵察軌道船は、8月12日に、惑星地球からの打上の15回目の記念日を祝った。

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Astronomy Picture of the Day
9月15日(火)
    ハッブルの観測、暗黒物質理論で見失われていた要素を暗示する

    研究者達は、重力レンズ効果を生じさせている集団の中に、予想されるより10倍より強い暗黒物質の小規模な集中を発見した。この証拠は、NASAのハッブル宇宙望遠鏡と、チリの欧州南天文台の大型望遠鏡(VLT)の大規模な銀河集団の詳細な観測に基づいている。

    この記事は現代で最も重要な研究課題の一つ、「暗黒物質の解明」に資するかもしれない重要な発見を報じています。しかしながら非常に内容が濃く長文です。以下編者の知識の範囲内で要約します。
    研究者達は、重力レンズ効果を示す集団の中に、予想されるより10倍強い暗黒物質のより小規模な集中を発見した。重力レンズは遠い銀河などから発する光を手前の強力な重力を持つ集団によって曲げる現象であり、手前の銀河の重力によってその効果が左右される。これまでの理論では、新しく発見されたような効果は考えられない。現在の理論に見過ごされている何らかの要因があるかもしれず、その解明は強く期待されている暗黒物質の解明につながるかも知れない。(原文は右のリンクから:英語)

Hubble Space Telescope
9月14日(月)
アメリカ西海岸の野火

アメリカ西部の州が、西海岸の大部分を煙で覆う100近くの野火と戦っている。9月11日にとられたこのコペルニクスセンチネル3号イメージは、空がオレンジになったいくつかのエリアの、煙の広がりを示している。このイメージには、厚い煙を放つ複数の火災が、カリフォルニア、ワシントン、オレゴン州に見ることができる。9月12日のセンチネル3号からの新しいデータでは、この煙は火災から 2000 キロメートル西まで見ることができた。ポートランド、ユレーカ、ユージン、サンフランシスコ、サクラメント市の全てが煙で覆われている。イメージの上部にはバンクーバーとシアトル市が見える。センチネル3号は、ヨーロッパのコペルニクス環境監視計画に伴う二機の衛星ミッションであり、海洋の生物や水質などの監視に使われる。

大判はイメージをクリック。イメージは右に90度回転しています(北は右)。オリジナルイメージは こちら から。多数の火災発生場所を見ることができます。

Sentinel-3
9月13日(日)
国際宇宙ステーションからの「南極光」の輝き

インド洋上の軌道の旅の最南端に近づくとき、国際宇宙ステーションの下に「南極光」が輝いている。

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Space station
9月12日(土)
雪で覆われたアンデス山脈の一部

チリ南のラグーン・サン・ラファエル国立公園の上を周ったとき、雪で覆われたアンデス山脈の一部が国際宇宙ステーションから描かれる。
Space Station
9月11日(金)
オリオンの谷

オリオン星雲のこの刺激的で親しみのない視界は、天文データとムービー描写技術に基づく視覚化である。 1,500 光年から見られる有名な星の託児所のクローズアップは、左のハッブルデータからの可視光線表現から、右のスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線データまでをベースにした、デジタル的にモデル化されたフレーム遷移である。この領域の巨大な分子雲の壁の谷に沿って、中央の眺望が幅1光年以上にわたって見られる。オリオンの谷は トラペジューム星団 の大規模な中央の星のエネルギーに満ちた風と放射線によって彫られた空洞で終わっている。複合波長の一部であるこの一つのフレームは、視聴者にオリオン大星雲を通した3分間のフライトを経験させる3次元ビデオである。

大判はイメージをクリック。ビデオは右のイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
9月10日(木)
GW190521:予想外のブラックホールの衝突

これらの二つのブラックホールは、重力波 GW190521 を生じさせた、 LIGO や Virgo などによって見られた最も大規模なブラックホールあった。それらの質量は前例がなくまた予想外であった。下の太陽質量の約65倍の低質量のそれは超新星爆発で生じたことが知られている。逆に、上の太陽質量の約135倍の高質量のそれは、それらの核融合でつくり出された元素を使い切った後に爆発した、非常に大規模な星達によってつくられたと考えられている。この中間質量のブラックホールがどのように存在するようになったかは未知であるが、ある仮説は、濃密な星の集団の星達とブラックホールの連続的な衝突からの結果としている。示されているのは、それらの回転軸を示す矢印を付した、衝突直前のブラックホールのイラストレーションである。このイラストレーションでは、渦巻の波が重力の放射の生成を示し、一方、周囲の星達は、星の集団で融合が起きたという可能性に注目している。昨年見られた、しかし、宇宙が現在の年齢の僅か約半分であったときの頃からの放射、このブラックホールの融合 GW190521 は、測定エラーの範囲内での最も遠くの検出である。
ブラックホールの融合による重力波は2017年に初めて検出され話題になりましたがその後も検出が続いています。上の GW190521 もその一つ。この記事は理解し難いかも知れませんが、その後の発生をお知らせする意味で敢えて取り上げています。更なる詳細は 重量ブラックホールの融合(GW190521)のシミュレーション(LIGO:英語) から。

Astronomy Picture of the Day
9月9日(水)
キュリオシティのドリリングサイト

このイメージは、火星のゲールクレータの調査を続けているNASAの火星探査車キュリオシティのカメラによって、火星日 2,865 日(地球歴の国際時間2020年8月28日1時59分)にとられた。このイメージは、このイメージの中の一つの岩を穿孔しサンプルを化学分析するために事前に撮られたものである。この調査とは視点が異なるが“地球人である私人から見た”このイメージを分析して見る。これはかって水が流れた跡に見えないだろうか? このような光景は火星には多く見られる。現在の火星は雨や雪が降ることはなく、極地以外は霜も生じない。風はある季節に大きな旋風(ダストデビル)が生じることがあるが、それ以外はそよ風程度である。つまり火星は何億年もの間大きな浸食を経ずにその跡をそのまま残している。図のような地形の中には、地球では水中の岩からの析出で生じる鉱物の小球も多くの場所で発見されブルーベリーと名付けられている。これまで、火星では、極地方に水の氷が検出されているが、それ以外は水は直接検出されていない。このような地形は、間接的ではあるが、火星にはかって水があったと考えられる強い証拠になっている。

Mars rover Curiosity
9月8日(火)
ブランコとハッブルからのヘリックス星雲

ヘリックス(Helix:螺旋)のような惑星状星雲の形は、それらが、恐らく、太陽のような星がどのようにその生命を終えるかの手掛かりを持っているので重要である。しかしながら、軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡とチリの4メートルブランコ望遠鏡の観測は、この Helix が実際には単純な螺旋ではないことを示した。むしろ、それは、弧、衝撃波、よく理解できない形さえも含む、ほぼ直角をなす二つのディスクを組み込んでいる。それでも多くの著しく幾何学的なシンメトリーが残っている。一つの太陽のような星が、どのようにこのような美しい幾何学的な複雑さをつくったかは研究上の話題である。ヘリックス星雲は、地球に最も近い惑星状星雲であり、みずがめ座の方向僅か約700光年横たわり、約3光年に広がっている。

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Astronomy Picture of the Day
9月7日(月)
    アンドロメダのハロー

    アンドロメダ銀河 M31 は我々のミルキーウェイに最も近い大きな渦巻銀河である。約250万光年、肉眼では地球の夜空に、小さな、かすかな、細長い雲として輝いて見える。実際には見えないが、我々の近隣の銀河のこのデジタルイラストレーションに、地球の岩の地形の上に熱いイオン化されたガスの巨大なハローとして紫色で表されている。遠いクエーサに対する紫外線光の吸収の、ハッブル宇宙望遠鏡の観測によってマップされたアンドロメダのガスのハローの広がりと構造が AMIGA プロジェクトによって最近判定された。将来の星形成のための素材の蓄積、広がったプラズマのアンドロメダのハローが、この銀河から約130万光年に広がっていると測定された。それは、ミルキーウェイへの道の約半分であり、恐らく、我々の銀河の広がったガスのハローと接触する位置にある。

    この記事はごく最近のハッブル宇宙望遠鏡からの発表を取り上げたものです。右図はハッブルの発表から。記事はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
9月6日(日)
地球の地平線にきらめくミルキーウェイ

国際宇宙ステーションからの軌道の夜のこの長時間露出の写真は、まばゆいミルキーウェイを背景にした、地球の地平線のカラフルな大気の輝きを見せている。

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Space station
9月5日(土)
アマゾン雨林の野火

国際宇宙ステーションがボリビアとブラジルの境界を周っていたとき、アマゾン熱帯多雨林の野火が撮られる。

大判はイメージをクリック。撮影は8月29日、発表は9月2日。

Space station
9月4日(金)
火星のツインピークス

NASAのマーズパスファインダーミッションは1997年7月4日に赤い惑星に着陸した。奴隷制度廃止論者 Sojourner Truth に因んでソジャナー(Sojourner)と名づけられたその小さなローバーは、火星の地形を探査し、イメージをとり、化学・大気その他の測定を行い、予定された7日間のミッションを83日過ごした。その前のNASAのミッションは、20年以上の間火星に到達できなかった。このイメージは、着陸地点南西の、中程度の大きさの丘であるツインピークスを示している。それらは、7月4日に IMP カメラでとられた最初のパノラマで発見され、続いて20年以上前にとられたバイキング軌道船イメージで確認された。そのピークは高さ約30~35メートル、北のツインは着陸船から約860メートル、南のツインは約1キロメートルにある。この光景には、着陸船から南のツインピークス方向の数十メートルの範囲の、岩の隆起、くぼ地、または洪水の破片の「小山」を含んでいる。このイメージは、赤、緑、青のフィルタを使ってカラー化された。カラーバランスは、ほぼ火星の真の色に調整されている。宇宙船からの最終データは国際時間1997年9月27日10時23分に受信された。  --- 9月2日に続くマーズパスファインダー(母船)とソジャナー(探査車)の記事です。編集し直しています。手前の岩の高さは数十センチほどです。

Solar System and Beyond
9月3日(木)
ブラックホールの降着円盤の視覚化

ブラックホールの周りはどのように見えるだろう? もしブラックホールが、輝き付着するガスの渦巻くディスクで囲まれているならば、ブラックホールの大きな重力は、非常に珍しく見えるディスクによって放出される光をそらすだろう。この特集されたアニメのビデオは一つの視覚化を与えている。このビデオはオブザーバとともに始まり、その後、降着円盤の平面の上からブラックホールの方向を見る。中央のブラックホールの周りには、ブラックホールの事象の地平面に横たわる内部、光子の球の位置を印す、軌道を周っているディスクの薄い円形のイメージがある。左には、ディスクの大きな主なイメージの部分が、見る者に向かって動くように明るく現れる。続いてビデオは、ブラックホールの上を孤を描き、間もなく上から見下ろし、遠い側のディスク平面を通過して最初の点に戻る。この降着円盤は、ある興味深いイメージの逆転を見せているが決して平らには見えない。このような視覚化は、ブラックホールがイベントホリゾン望遠鏡によって先例のない詳細で撮られた今日、特に適切である。

大判(一部訳付)はイメージをクリック。俄かには理解が難しい記事です。できるだけ忠実に訳したつもりですが誤りがあるかも知れません。アニメーション動画は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
9月2日(水)
ヨギと友人達の3D

パスファインダー着陸船からのランプ(左下の降り口)、ソジャナー・ロボットローバー(その先)、エアバッグ(右下)、カウチ、バーナクルビルとヨギ岩(ローバーの右上)が、火星の地表のこの3Dステレオの視界に現れている。バーナクルビル(Barnacle Bill:バーナクルは藤壺)はソジャナーのソーラーパネルの左の岩である。ヨギ(Yogi)は右上の大きく親しみやすい様の巨礫である。「カウチ(couch:長椅子)」は、地平線の中央近くに見える角ばった岩である。劇的な3Dの眺望を得るために赤/青の眼鏡でこのイメージを見よう。このステレオの視界は、マーズパスファインダーのカメラ(IMP)によって記録された。この IMP は、ステレオイメージのために二つの光の道を持ち、スペクトル分析のためのカラーフィルタのアレイを備えていた。火星での初めての天文台として運用されたこの IMP は、太陽と、火星の二つの小さな月の小さなデイモスのイメージをも記録した。今年7月には、赤い惑星へのミッションとして、NASAの火星パーサーバランス・ローバーが打上られた。
大判はイメージをクリック。写真は到着後母船マ-ズパスファインダーから降りたソジャナーローバー。この探査車の大きさは電子レンジほど。この地帯アレス谷はかってマリネリス峡谷から大量な水が流れていたとされ、間接的ではあるが多くの証拠が発見されている。ヨギはアメリカのテレビアニメの熊の名から。

Astronomy Picture of the Day
9月1日(火)
タイタンを見る

厚い大気に覆われた土星最大の月タイタンは見るのが本当に難しい。超高層大気の小さな粒がほぼ浸透不能な霞をつくり、可視光線の波長の光を強く撒き散らし、覗き見る目からタイタンの表面の地形を隠している。しかしながら、赤外線の波長では、タイタンの表面は散乱が弱くなり、大気の吸収が減少するのでより良いイメージが撮れる。タイタンのこの可視光線のイメージ(中央)の周りに配列されているのは、この苛立つような月の最も鮮明な全球の赤外線の視界である。疑似カラーでのこの六つパネルは、カッシーニ宇宙船に搭載された、13年間の可視光・赤外線光マッピング分光計(VIMS)からの、赤外線画像データを示している。それらは、カッシーニの可視光との、驚くような比較を提供している。

大判はイメージをクリック。タイタンはカッシーニ探査機が何回も接近して詳しく調査した衛星。メタンの大気、雨、川、湖などが観測された。

Astronomy Picture of the Day
8月31日(月)
TYC 8998-760-1:太陽のような星の周りの複数の惑星達

他の星(恒星)達は我々の太陽のような惑星を持っているだろうか? 以前の証拠では、軌道を周っている惑星達によってつくられる親星の光の僅かな変化からそれを示している。しかしながら、最近、初めて、対の惑星が、太陽のような星の周りに直接撮られた。これらの系外惑星は TYC 8998-760-1 と呼ばれる星を周っており、この赤外線イメージに矢印で確認できる。我々の太陽の50億年と比較して、 1700 万年のこの親星は非常に若い。また、これらの系外惑星達は、それらの太陽系の類似物木星や土星より遠くを周っている。これらの系外惑星は、チリのヨーロッパ南天文台の大型望遠鏡によって、それらの親星からの光が人工的に遮断された後の赤外線の輝きによって発見された。次の10年間には望遠鏡や技術が改善され、地球に非常に似た惑星が直接撮られるだろう。

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Astronomy Picture of the Day
8月30日(日)
テキサスとルイジアナの境界の沖のハリケーン・ローラ

国際宇宙ステーションがメキシコ湾にあった水曜日の午後、ハリケーン・ローラがテキサスとルイジアナ境界の沖で描かれる。ハリケーン・ローラは、8月27日の朝早く(日本時間8月27日夜)、ルイジアナとテキサスの海岸線に沿って接近し(写真)、強い風、閃光、洪水、激しい雨をもたらした。このカテゴリー4の嵐に対応するために地上の緊急要員が動員された。テキサスのNASAのジョンソン宇宙センターのミッションコントローラーと国際宇宙ステーションサポート・チームは、遠隔地でのバックアップコントロールセンタをセットした後に、今日、通常のオペレーションに戻っている。

大判はイメージをクリック。参考までに、テキサス州のジョンソン宇宙センターが長期間停止したときの対応として、アラバマ州のマーシャルスペースフライトセンタが準備されている。

Space station
8月29日(土)
トルコの首都アンカラ

国際宇宙ステーションが周回しているとき、トルコの首都国際都市アンカラが直下に見られる。

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Space station
8月28日(金)
NGC 6814:ハッブルイメージからのグランドデザイン渦巻銀河

この中央の穏やかな星の渦は恐らく悲惨なブラックホールの獣である。最も明るく青いことで際立つ何億もの星が周囲に渦巻いている。この幅と美しさは、この渦に、壮大なデザイン渦巻銀河(grand design spiral galaxy)の名を与えている。この中央の獣は、それが、我々の太陽の質量の約 1000 万倍の超巨大ブラックホールであるという証拠を示している。この凶暴なつくりものは星達とガスをむさぼり、X線の爆風を発する熱いプラズマの回転する濠によって囲まれている。この中央の激しい活動は、それに セイファート銀河 の名を与えている。この美女と野獣は NGC 6814 としてカタログ化され、共に、わし座の方向ざっと数十億年に現れている。

大判はイメージをクリック。原版は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
8月27日(木)
回転する太陽

NASAのソーラーダイナミクス天文台によって撮られたこの一連のコマ落しで、我々の太陽が2014年の月を通して回転して示されている。左の大きなイメージに太陽の彩層が紫外線光で示され、一方、右上の小さく明るいイメージが可視光線で親しい太陽の光球を同時に示している。太陽は赤道で最も速く回転し、完全に回転するのにちょうど1ヵ月かかる。ビデオが始まった後間もなく、大きく活動的な太陽黒点の領域が視界に周ってくる。微妙な影響には表面の模様と活動領域の形の変化がある。劇的な影響には活動領域における多数のフラッシュ、全て太陽の端の周りに見えるひらめき噴出するプロミネンスがある。現在、我々の太陽は、その11年の磁気サイクルの活動における異常に低いソーラーミニマムを通過している。ビデオの終わりに、以前に注目された同じ大きさの活動的な太陽黒点領域が視界の中に戻り、今度は異なって見える。

アニメーションビデオはイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
8月26日(水)
バタフライ星雲の中の鉄

バタフライ星雲の翼長は3光年以上にも及びその推定表面温度は摂氏 200,000 度を超えるが、この惑星状星雲 NGC 6302 の中央の死にかけた星は例外的に熱くなり、可視光線と紫外線光で明るく輝いていたが、ダストの密度の濃い円環によって直接視界からは隠されてきた。ハッブル宇宙望遠鏡によって記録されここに再処理されたこの鋭いクローズアップは、鉄によって放出され、赤で示された独特の光に焦点を当てた複雑な惑星状星雲の顕著な詳細を示している。 NGC 6302 はさそり座の約 4,000 光年に横たわっている。惑星状星雲は我々の太陽のような星達の外側の大気から進展するが、通常は約 20,000 年でかすかになる。

大判はイメージをクリック。右図は可視光線のバタフライ星雲。

Astronomy Picture of the Day
8月25日(火)
ハッブル、彗星ネオワイズのクローズアップを撮る

ハッブル宇宙望遠鏡は、空の最新の訪問者、焼け焦げるような太陽接近通過後に崩れずに捕えられた彗星 C/2020 F3 (NEOWISE) の、これまでにない最新のイメージを撮った。彗星ネオワイズ(NEOWISE)は、1997年のヘールボップ以来の、北半球から見える最も明るい彗星と考えられる。それは、途方もない秒速64キロメートルまたは時速 230.400 キロメートルで旅していると推測される。この彗星の太陽への最接近は7月3日に起き、今、 7,000 年ほどは二度と通過することのない、太陽系の外の部分に向かっている。

文章は簡略化しています。大判はイメージをクリック。再々報じているように、彗星ネオワイズ(NEOWISE)は最近ミルキーウェイを横断した彗星である。日本では悪天候が続き観測できなかったが 世界的には多くの観測が行われた。この彗星は発見当初は2度とミルキーウェイに接近することはないとされたが、その後の調査で 5000 年程の周期で、さらにここでは 7000 年程の周期で太陽に接近する彗星と算定されている。5000 年前と言えば縄文時代中期、7000 年前なら縄文時代早期に当たる。縄文人が見たであろう彗星を我々も見ていると考えると感慨深いものがある。全文の訳は 「ハッブル宇宙望遠鏡」 から。

Hubble Space Telescope
8月24日(月)
木星の壮大な渦巻く雲

NASAのジュノ宇宙船からのこのイメージに、木星のダイナミックな北のベルトの、壮大な渦巻く雲の多くが捕えられている。この場面に現れているのは、ホワイトオーバル(白い卵形)として知られている高気圧性の嵐と、いくつかの明るく白い「ポップアップ」の雲達である。この色を強調したイメージは、宇宙船が木星への16回目のフライバイを行なった、東部夏時間2018年10月29日の午後4時58分にとられた。この時、ジュノは、惑星の北緯約40度の雲のトップから約 7,040 キロメートルにあった。市民科学者達 Gerald Eichstadt と Sean Doran が、宇宙船の JunoCam 画像装置からのデータを使ってこのイメージをつくった。

大判はイメージをクリック。

Juno
8月23日(日)
燃えるカリフォルニア

2020年8月19日にとられたヨーロッパ宇宙機関のこのコペルニクスセンチネル3イメージは、現在カリフォルニアで広がっている火災からの煙を示している。二週間の激しい熱波の中で、州全体におよそ40の個別の野火が起きている。記録的な高温、強風、雷雨が火災の危険な状況をつくり出した。この火災はサンフランシスコ湾エリア周辺領域で激しく、数千人が避難を命じられた。

大判はイメージをクリック。原版は こちら から。

Sentinel-3
8月22日(土)
クルー、ステーションのロシアのセグメントで週末を過ごす

国際宇宙ステーションの三名の遠征63クルーは、この週末をロシアのセグメントで過ごすだろう。彼らは金曜日の夜からズベズダサービスモジュールに留まるだろう。ステーションの大気はクルーのための快適な圧力に維持されているが、2019年9月、標準的なキャビン空気漏洩率の僅かな増加を見た。このためチームは漏洩源を特定して確認し、修理計画を立てようとしている。リークは未だ規定値の範囲内にあり、クルーや宇宙ステーションに差し迫った危険はない。今週末、宇宙ステーションのハッチは全て閉じられ、地上の管制官達がそれぞれのモジュールについて空気の圧力を監視するだろう。三名のステーション居住者達は、今週末、ズベズダ(Zvezda)に集まるだろう。このモジュールは、遠征1クルーが2000年11月2日にステーションに到着したときから約20年間、定常的な生活区画として機能してきた。これら三名のクルーは、その間、ポイスク(Poisk)ミニ調査モジュールと彼らのソユーズ MS-16 クルー船にもアクセスするだろう。

記事は要約しています。モジュールの詳細はイメージをクリック。進行方向は右。「日本のモジュール「きぼう」は右端上側、右端下側はヨーロッパの「コロンブス」モジュール。

Space station BLOG
8月21日(金)
ハッブル超深宇宙を通して飛ぶ

ある天文学者達のチームが、これまでに撮られた銀河達で最も遠いフィールドの一つ、ハッブル超深宇宙(HUDF)の 5,000 を超える銀河達までの相対的な距離を推定した。光が宇宙を横断するのに長い間かかるので、このビデオの中に見える、現代の年齢に比較して宇宙の年齢が片(かけら)でしかなかったときの大部分の銀河達は、現代の銀河達と比較してまだ形成途中であり異常な形に見える。我々のミルキーウェイまたはアンドロメダ銀河のような成熟した渦巻銀河達は存在せず、視聴者達は、ビデオの終わりに向かって、赤方偏移8を越えて記録された、超深宇宙の最も遠い銀河達を飛び過ぎる。この低光度の銀河達の初期のクラスには、恐らく、冷たいガスから熱いイオン化されたプラズマまでの、宇宙に残存する通常物質の多くを変えた光を放つ、エネルギーに満ちた星達を含んでいる。

イメージは動画(Youtube)にリンクしています。

Astronomy Picture of the Day
(8月20日(木)
月偵察軌道船からの回転する月

このように回転する月は誰も見たことがない。それは、地球の月が潮力によって地球にロックされ、我々に一面のみを見せているからである。しかしながら、最新のデジタル技術が、月調査軌道船(LRO)によって送り返された多くの詳細なイメージを結合し、高解像度の仮想月回転ムービーを組み上げた。このコマ落しのビデオは、月の自然の地球の視界から始まっている。しかし、直ぐに、地球からは見えない暗い中央の大きなクレータ、メア・オリエンターレが、赤道の下の視界に入ってくる。月の一か月を24秒に凝縮したこのビデオでは、月の遠い側が明るい月の高地によって支配されている一方、月の地球の側が豊富な暗い月の海を含むことをはっきりと示している。現在、八つの異なる国からの19を超える月への新しいミッションが活発に開発されており、そのほとんどは続く3年内の打上が予想されている。

アニメーションはイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
8月19日(水)
日本の H-Ⅱ 9号補給船

先の船外活動でステーションから取り外された古いニッケル水素バッテリを収めた日本の「こうのとり」9号機(HTV-9)。この写真が遠征63クルーによってとられたとき、国際宇宙ステーションは太平洋上ハワイとカリフォルニアの間を周っていた。

大判はイメージをクリック。この貨物船は、その任務を終えて、8月19日水曜日午前2時35分に国際宇宙ステーションから切り離されます。JAXA による中継放送は こちら(Youtube) から。NASA による中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。共に放送開始は日本時間午前2時15分。なお、深夜なので録画を挙げて置きました。 「ライブとビデオ」 から。 HTV-9 は8月20日(木)午後4時7分頃に地球の大気に再突入して燃え尽きる予定ですが、この間の放送はありません。
この写真は 元々は縦型 ですが、ここでは右に90度回転してあります。「こうのとり」には大型設備を運ぶ露出部があり、廃棄されるニッケル水素バッテリはそこに納められています(右下約四分の一)。

Space Station
8月18日(火)
ハッブル、ベテルギウスの暗黒化の原因を見る

知られた オリオン座のベテルギウス は、1830年代に、英国の天文学者ジョン・ハーシェルによって、周期的に明るさが変化することが最初に注目された。天文学者達は、今、420日のサイクルで、この星が拡大して縮小し、明るくなり暗くなることを知っている。2019年10月、この星は劇的に薄暗くなり、2020年2月中旬までに、その輝きの3分の二以上を失った。この突然の暗黒化は天文学者達を惑わせた。ハッブル宇宙望遠鏡での紫外線観測は、この予想外な暗黒化が、恐らく、宇宙に放出された莫大な量の極めて熱い素材に起因することを示唆している。これらの素材は冷え、ベテルギウスの表面の約4分の一から来る光をブロックするダストの雲を形づくった。ハッブルは、2019年9月、10月、11月に、この星の大気を通して動く密度の濃い、熱い素材のサインを捕えた。続く12月に、いくつかの地上ベースの望遠鏡が、その南半球で、明るさが減少している星を観測した。
この巨星は超新星爆発でその生命を終える運命にある。一部の天文学者達は、この突然の暗黒化の出来事が、超新星の出来事の前段階かもしれないと考えている。

解説は要約したものです。原版の日本語解説は こちら から。

Hubble Space Telescope
8月17日(月)
三日月型の土星

地球からは土星は決して三日月形には見えない。しかし、宇宙船から見たとき、この堂々とした巨大な惑星が陽に照らされたスライスを見せる。この自然色の三日月型土星のイメージは、ロボット、カッシーニ宇宙船によって2007年にとられた。それは、地球からは見ることができない眺望、太陽の反対側---陽に照らされてない側---のリング平面の側面から土星のリングを捕えている。雲の帯の微妙な色、惑星のリングの複雑な影、リング上の惑星の影を見ることができる。月ミマスが2時のあたりに、ヤヌスが4時に、光の小さな点として見ることでき、差渡し81キロメートルのパンドラ(8時のあたり)に見るのはやや挑戦的である。地球からは、今、土星のディスクは全開であり、太陽の反対側にある。明るい仲間の巨大な惑星木星に加えて、土星は夕方早くに昇ってくる。

大判ではミマス、ヤヌス、パンドラの位置を矢印で示しています。原版は こちら から。

Astronomy Picture of the Day
8月16日(日)
ヨーロッパ宇宙機関のカナリア諸島のカメラで捕えられたペルセウス座流星群の流星

2020年8月12日早くに、ペルセウス座流星群流星が、カナリアの天文台 CILBO の LIC1 カメラで捕えられた。ヨーロッパ宇宙機関の流星調査グループのこのイメージは、22×28度の視界を提供している。これらの記録は、それぞれの流星の正確な軌道を判定し、太陽を周る軌道を正確に確認し、最終的にそれらの天体の起源の特定を提供する。流星体は彗星または小惑星によって放たれる岩のかけらである。流星の典型的高度は地表上約80~120キロメートルである。年次ペルセウス座流星群流星雨は7月と8月に起き、8月中旬ごろピークに達する。ペルセウス座流星群は最も明るい流星雨の一つであり、恐らく、北半球のアマチュア観察者にとって最も知られ、通常の良好な気象状況の下では容易に観測することができる。実際に、ペルセウス座流星群の観測は少なくともBC69まで遡る。ペルセウス座流星群は基本的には彗星スウィフトタットルからの破片であり、ペルセウス座の方向から来るように見えることから名付けられている。8月11日の夜には61の流星が確認され、その45がペルセウス座流星群に分類された。8月10日の夜には37の流星が検出され、その約半分がペルセウス座流星群であった。しかしながら、この最も有名なペルセウス座流星群は、科学者達にとって最も興味深い流星雨ではない。例えば、11月中旬に起こるしし座流星群は、毎時 1000 の流星の嵐を引き起こすことがある。
大判はイメージをクリック。ペルセウス座流星体は粒が大きく明るく、しし座流星体は粒が小さく光は薄いが数が多いことで知られています。

Week in images (ESA)
8月15日(土)
モルディヴのアリ環礁

白い砂浜による人気の観光客と潜水目的地、モルディヴ共和国は、スリランカの約700キロメートル南西のインド洋にある。この島国は 90,000 平方キロメートルの海の全域にまき散らされた環礁の集団にグループ化された、およそ 1,200 の小さなサンゴの島の連続から成っている。一つの環礁は中央に干潟を持つ、円形または卵型の礁の構造である。これらの構造は、典型的には珊瑚の成長と共に火山島の周りに形づくられた。モルディヴは実際に古代の火山の山脈の上にある。このイメージには群島の西のアリ環礁(Ari Atoll)が示されている。アリ環礁はモルディヴ最大の環礁の一つであり、長さ約90キロメートル、幅約30キロメートルである。イメージの青緑色は、深いインド洋の海の暗さとコントラストを示し、鮮明な浅い海を表している。世界で最も低い国の一つであり、モルディヴの陸地の 80% 以上が、平均海面より上約1メートル未満である。衛星のデータは、この25年に、広域な海が年平均3ミリメートル上がったことを示した。しかし、より注意を要することに、衛星データは、この数年、年間5ミリメートルほどの加速度的な上昇を示している。2020年11月に打上げられる来るべきコペルニクス・センチネル6衛星は、地球の海の 95% までを10日ごとにマップするだろう。この衛星は、海面の風速、海の状態、海流の測定と共に、平均海面高度の一年の変化をミリメートルの精度で観測する新世代のレーダー高度計を運ぶだろう。(一部中間略)

大判はイメージをクリック。イメージは右に90度回転し一部をカットしています。原版は こちら から。

Observing_the_Earth
8月14日(金)
南極大陸のニンニス・バンク

ニンニス(Ninnis)バンク近くのペンギンのコロニーが、2019年8月26日に、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションによって見られた。フル10メートルの解像度のイメージを見るためにズームインしよう。ペンギンは衛星イメージで見るには小さ過ぎるが、鳥糞石(guano)として知られるペンギンの糞からの氷についた巨大なしみは容易に特定できる。これらの褐色の部分は、科学者達に、全大陸を横断した、ペンギンの住居を追う場を提供している。

大判はイメージをクリック。フルサイズイメージは こちら から。

Sentinel-2
8月13日(木)
モーリシャスのオイルの漏洩

モーリシャスのこの島は、地上に繋ぎ留められた船がインド洋に数トンのオイルを漏えいした後「環境非常事態」を宣言した。衛星のイメージは、近くの流れの中に広がる暗い部分が示す流出量を監視している。約 4000 トンのオイルを運んでいると報告された船 MV Wakashio は、7月25日に、モーリシャスの南東海岸の珊瑚礁で座礁した。報道によれば、 1000 トン超の燃料が、亀裂の入った船から海に漏れ、周囲の浜辺や礁湖とともに、近くの珊瑚礁を汚染している。8月11日にコペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージでは、 MV Wakashio がイメージの下部に見え、インド洋の明るい青緑色によって囲まれた薄く黒いラインとして油膜を見ることができる。油は礁湖周辺のほかボートの近くにも見える。国際的な宇宙と大災害憲章(International Charter Space and Major Disasters)が、流出量に応じて8月8日に発動された。この憲章は、災害が生じた場合に、救出と援助要員の衛星データへの迅速なアクセスを与える国際協力である。

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Sentinel-2
8月12日(水)
ハッブル、宇宙の雪片を捕える

ほとんど雪片のように、球状星団 NGC 6441 の星達は、ミルキーウェイの銀河中心から約 13,000 光年の夜空に穏やかにきらめいている。そのような集団の星達の正確な数は、雪片のように識別するのが難しい。それは、これらの星達が NGC 6441 をミルキーウェイにおける最も大きな明るい球状星団の一つにする、太陽質量の160万倍を持っていると推測される。NGC 6441は、それぞれが一回の回転を僅かミリセカンドで終える四つのパルサーのホストである。また、惑星状星雲 JaFu 2 がこの集団の中に隠されている。その名前にもかかわらず、惑星状星雲は惑星とはほとんど関係はない。中間質量の星達の進化のフェーズにおいて、惑星状星雲は、天文時間のスケールでは瞬きである僅か何万年かである。ミルキーウェイには約150の知られた球状星団がある。球状星団には、銀河をつくるための、あるファーストスターを含んでいる。しかし、それらの起源と進化の詳細は未だ天文学者達を遠ざけている。

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Hubble Space Telescope
8月11日(火)
土星の北の「六角形」

当初ボイジャーの土星への接近通過の間の1980年代に発見され、これまでに太陽系の他の何処にもこのようなものは見ることはなかった。2012年遅く、土星の北端に初めての日の当たる視界を得、カッシーニ宇宙船の広角カメラは、リングの惑星の北極の、この驚くような疑似カラーイメージを記録した。この近赤外線の画像データの合成は、土星の雲の光景に鮮明な外見を与え、低い雲を赤でまた高いものを緑でその結果を示している。これと類似したイメージは、ボイジャーの20年後でさえも「六角形」の安定性を示している。土星の北極のムービーは、回転している間にも、その六角形の構造を維持している雲の構造を示している。地球上で「六角形」のように見える個々の雲と異なって、土星のこの雲のパターンは、はっきりした、ほぼ等しい長さの六つの側面を持つように見える。この「六角形」の中には四つの地球が入るだろう。右上の雲のトップの向こうに、この惑星の人目をひくリングの弧が明るい青で見えている。

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Astronomy Picture of the Day
8月10日(月)
太陽系の驚異:ハッブルの世界

軌道上での30年を祝って、ハッブル宇宙望遠鏡は我々の世界の驚くべき秘密を明らかにした。その最も有名な写真は、宇宙を横断する銀河達や星雲達を明らかにし、また、ここに太陽系の秘密を解くだろう。

アニメーションはイメージをクリックして Youtube から。

Hubble Space Telescope
8月9日(日)
ペルーのアンデス

ペルーの南のアンデス山脈が、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションによって捕えられ、この疑似カラーイメージに描かれている。このイメージは植物を青で、一方、潅漑された植物と農業が明るい青で見えている。アンデス山脈は世界で最も長い大陸の山脈と考えられている。それらは北のベネズエラから南のチリまで、七つの南米の国を通して約 7000 キロメートルに伸びている。この山脈は、サブダクション(沈み込み)と呼ばれる地質学的なプロセスによって、南米プレートの下に動く、ナスカと南極地殻構造プレートの結果である。また、風と水の浸食がこの光景を形づくる主な要因である。2020年6月16日に撮られたこのイメージにはペルーのいくつかの領域が描かれている。高いところから谷を通って流れる水の流れが、近くの農業フィールドの潅漑のための水を供給している。これらの農業のいくつかが明るい青で見ることができる。

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Sentinel-2
8月8日(土)
衛星、異常なサハラ砂漠のダストを追う

すべての夏、風は、北アフリカの熱く乾燥したサハラ砂漠から、大量の砂漠のダストを大西洋を渡って運ぶ。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル衛星とアイオルス(Aeolus)衛星からのデータは、大西洋を渡る「ゴジラ」と呼ばれるこの夏のダストの噴煙の広がりを示した。このサハラ砂漠のダストの嵐はサハラの大気の層としても知られ、典型的には6月下旬から8月中旬までをピークとし、春遅くと初秋の間に発生する。アフリカの砂漠からの大量のダストの粒は、地上近くの強い風によって、嵐のように乾燥した空気の中に撒かれる。続いて、高い対流圏の風はカリブ海と米国に向かってダストを大西洋の全域に撒く。この気象現象は毎年起きるが、2020年6月の噴煙は、その大きさと遠くまで運ばれたことで異常であると言われている。米国海洋大気圏局(NOAA)によれば、これらのダストの噴煙は、20年間の平均的な発生より約60~70%ダストが多かった。

アニメーションビデオ(.mp4)はイメージをクリック。

Observing_the_Earth
8月7日(金)
キュリオシティ、赤い惑星での8年を祝う

NASAのキュリオシティローバーは8年前の2012年8月5日に着陸した。2020年7月30日に打上げられた他のローバー、パーサーバランスが間もなく加わるだろう。キュリオシティは、幅154キロメートルの盆地ゲイルクレータに最初に車輪をセットした時から多くを見てきた。タッチダウン以来、ローバーは23キロメートルを超えて旅し、26の岩のサンプルを掘り、途中で六つの土のサンプルを掬った。ローバーは、古代の岩の層の模様と組成を調査し、火星の気象が時とともにどのように変化したか、また、今日のように冷たい荒れ地になるまでその湖と流れをどのように失ってきたかについて、科学者達に役立っている。キュリオシティは、火星日 2082 (地球時間2018年6月15日)にこの自画像をとった。

大判はイメージをクリック。火星日は当該宇宙船が火星に着いてからの火星の日数。火星の一日は地球のそれよりも20分長い。

Mars Curiosity
8月6日(木)
しばらく特定のニュースの掲載が続きましたが、堆積している一般的な話題に切り替えて掲載します。

ハッブルからの明るい惑星状星雲 NGC 7027

NGC 7027 は、知られている最も小さく、最も明るく、最も異常な形の惑星状星雲の一つである。その膨張率が与えられた NGC 7027 は、最初に約600年前に拡張し始めた。この惑星状星雲は、その歴史の多くで、このイメージに青く見えるようなシェルを放出してきた。しかし現代では、理由は分らないが、四つの角を持つように見える新しいパターンをつくる特定の方向に、赤で見えるガスとダストを放出し始めている。ハッブル宇宙望遠鏡に搭載されたカメラからの最近のイメージに、これらのシェルとパターンが印象的な詳細で図化された。星雲の中央に横たわっているものは分らないが、一つの仮説では、それは、他の星を周っている不安定なディスクの上にガスを放っている一つの星、近接した二重星システムであるとしている。約 3000 光年にある NGC 7027 は、最初に1878年に発見され、標準的な家庭の望遠鏡でも、はくちょう座の方向に見ることができる。

大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
8月5日(水)
「スペースX」クルードラゴンエンデバー、回収船に持ち上げられる

2020年8月2日日曜日(日本時間8月3日)にフロリダ沖のメキシコ湾に着水した直後に、「スペースX」GOナビゲータ回収船に持ち上げられたとき、NASAの宇宙飛行士ロバート・ベンケンとダグラス・ハーレイは、「スペースX」クルードラゴンエンデバー宇宙船に乗っていた。NASAの商用クルー計画のデモ2試験飛行は、商業的に建造され運用された宇宙船で、初めて、宇宙飛行士達を安全に国際宇宙ステーションに届け地球に連れ帰った。

大判はイメージをクリック。焼けこげた船体に注目、右のイメージは国際宇宙ステーション到着時のもの。着水・回収の写真集は こちら(flickr) から。

Space station
8月4日(火)
クルードラゴン、着水する

二人のNASAの宇宙飛行士ロバート・ベンケンとダグラス・ハーレイは、「スペースX」クルードラゴン「エンデバー」で、フロリダ沖のメキシコ湾に、東部夏時間午後2時48分(日本時間8月3日月曜日午前3時48分)に着水した。有人宇宙飛行の新しい時代を始める試験飛行を終え、初めて商業目的で建造されまた運用されたアメリカのクルー船が国際宇宙ステーションから帰った。2隻の高速ボートを含む回収船のチームが、今、クルードラゴンを確保する途上にある。メインデッキに回収されたクルーは宇宙船から引き出され、診察を受けた後、ヒューストンに向かうヘリコプターに乗り込むだろう。ステーションの62日の間に、ベンケンとハーレイは、軌道の研究室の調査を支援するために100時間以上貢献し、また、ベンケンと国際宇宙ステーション指揮官キャシディーは、ステーションの電力網に新しいバッテリを取り付け、他のステーションのハードウェアを改良するために4回の船外活動を行った。これは「スペースX」の最終試験飛行であり、ファルコン9ロケット、クルードラゴン宇宙船と地上システム、軌道上では、ドッキング、着水、回収のオペレーションの性能についてデータを提供した。「スペースX」は、約6週間かかると予想される、NASAの証明の後の最初のミッションのためにハードウェアを準備している。

左のイメージは回収のために接近するの高速ボートとドラゴンクルー船。大判は着水直前のクルードラゴン(NASA-TV)。

Space station BLOG
8月3日(月)
マーズヘリコプター、インジェヌイティ(Ingenuity:独創性)

2020マーズパーサーバランスでは、世界で初めての地球外ヘリコプターを運び飛行テストを行います。小惑星を含む他の天体では、これまでジェット噴射を使った飛行の実績はありますが、回転翼による飛行実験は初めてです。火星は地球と異なり大気が薄いので浮力を得るのが難しくまた重力も小さいので、地球の環境で開発された結果がどのような現れるのか興味深いものがあります。以下参考までにその仕様の一部を挙げて置きます。

質量: 1.8 キログラム、重量:地球上で4ポンド(1.8 キログラム)火星上で 1.5 ポンド(0.68 キログラム)、幅(ローターの全長):端から端まで 1.2 メートル、電力:太陽電池板はリチウムイオン電池を使用---火星日ごとに一回、90秒間の飛行を可能にするエネルギーを提供(飛行の間に平均350ワット以下)、飛行範囲:300メートル以下、高度:5メートル以下、飛行環境:地球の1%以下の薄い大気。

大判はイメージをクリック。飛行シミュレーションビデオは こちら(.mp4) から。インジェヌイティの名は公募の結果、アリゾナの女子高生の応募が選ばれました。
* パーサーバランス打上げに伴って掲載してきた関連記事は一応これまでで中断し、来年2月の到着に合わせて再開します。

Ingenuity
8月2日(日)
マーズ2020パーサーバランスローバー着陸地点を飛ぶ(ヨーロッパ宇宙機関)

このビデオは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスミッションからイメージに基づく、赤い惑星のNASAのマーズ2020パーサーバランスローバーの着陸地点、ジェゼロ・クレータを示している。予定された着陸エリアはオレンジの楕円で印されている。ローバーは2021年2月18日にジェゼロクレータに着陸するだろう。直径約45キロメートルのインパクトクレータ、ジェゼロは、巨大なイシディスインパクト盆地の縁にある。形態的な証拠は、このクレータが約35億年前ごろに湖を有していたことを示唆している。ジェゼロは入り込みと流出のチャンネルを持っている。その流れ込みのチャネルは、スメクタイト(ケイ酸塩鉱物)粘土のような水の豊富な鉱物を含む、扇状地型のデルタ堆積の中に放たれている。科学者達は、このデルタがこの厚さと大きさに達するまでに100万~1000万年必要だったであろうので、この湖が比較的長生きだったと考えている。他の調査は、この湖が重要な水位の変化の期間を経験しなかったこと、また、継続的な表面の流出によって形づくられたと結論している。このことが、ジェゼロ・クレータを、微生物生命の潜在的サインの調査のため初期のターゲットにしている。ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレス・ミッションからのデータに基づくジェゼロ・クレータの古代の湖畔、多様な鉱物と激しい火山活動の最近の調査は マーズ・エクスプレス、パーサーバランス着陸地点の秘密を明かす から見ることができる。このアニメーションは、2004~2008年の間にマーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)で得られた、四回のシングル軌道観測から作られたイメージ合成を使ってつくられた。 --- アニメーション(.mp4)はイメージをクリック。

Mars Express
8月1日(土)
マーズ2020パーサーバランスローバーミッション、赤い惑星に向けて打上げられる

NASAのマーズ2020パーサーバランスローバーミッションは、古代の生命のサインを捜しまた地球に送り返すサンプルを集めるために赤い惑星へ向かう途上にある。この人類の最も洗練されたローバーは、マーズヘリコプター(後日記載)と共に、フロリダのケープカナベラル空軍基地の打上複合台41から、アトラスⅤロケットで、東部夏時間木曜日午前7時50分(日本時間7月30日木曜日午後8時50分)に打上げられた。アトラスVのケンタウルス第二段は、最初にマーズ2020宇宙船を地球を周る待機軌道に入れた。続いてエンジンが点火され、宇宙船は予想通りにケンタウルスと分離した。ナビゲーションデータは、宇宙船が完全に正しく火星に進んでいることを示している。
マーズ2020は、東部夏時間午前9時15分(日本時間午後10時15分)に、NASAの深宇宙ネットワークを通して地上の管制官達に最初の信号を送ったが、その時点ではより詳細なデータは受信できなかった。遠隔通信による信号は、午前11時30分(日本時間7月31日午前0時30分)ごろにNASAの地上ステーションによって受信された。データは、宇宙船が地球の影にあったときに予想よりやや冷たかったので、セーフモードに入ったことを示している。全ての温度は今正常であり、宇宙船は地球の影の外にある。マーズ2020ミッションは、今、宇宙船の健康評価を終え、宇宙船を(打上げモードから)火星への旅の通常構成に戻しつつある。--- 打上のビデオは こちら(Youtube) から。

Mars 2020 Perseverance Rover