このページでは様々な時宜に即した「今日の宇宙(Space of the Day)」をご紹介します。デスクトップ用壁紙(1600 × 900)を兼ねています。イメージをクリックして大判を表示してお使いください。掲載期間はおおむね一か月、順次入れ替えます。記事の掲載方針は以下の通りです。
  1. 曜日に関わらずニュース性のある記事を優先的に扱っています。
  2. 美しい写真、珍しい記事を優先させています。
  3. 難解な記事はできるだけ避けています。
  4. 週の前半は学問的な記事を、以降比較的平易な記事を、土・日曜日は「肩の凝らない」記事を選んでいます。

<動画の扱い>:最近の記事には動画が使われることが多くなりました。本サイトでは表示が遅くなることを避け、これらを極力静止画で表示するよう変更しました。画面にクリックマークがあるとき、及びタイトルに“(動画)”表示があるときは、イメージをクリックして動画をご覧ください。

掲載日とイメージ解            説出 典
8月18日(日)
ステーション、科学作業とソユーズ・チェックの間に、新しいドッキングポートの準備

国際宇宙ステーションの三名のNASAの宇宙飛行士達は、今日、来週の船外活動の準備に焦点を当てた。クリスティーナ・コッホは、8月21日に今年の5回目の船外活動の準備をする宇宙歩行者達、ニック・ハーグとアンドリュー・モーガンを支援した。二人は、ハーモニーモジュールの宇宙に面するポートに、6時間半の作業で、新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)をインストールする。(以上国際宇宙ステーションの日報からの一部。)

イメージは、昨日に続き、軌道の複合体から見たエジプトのナイル川デルタ、ハーモニーモジュールとスペースXドラゴン補給船。
2003年2月に起きたスペースシャトルコロンビアの重大事故では7名の宇宙飛行士達を失った。これによるシャトル計画の廃止以来、NASAは、宇宙飛行士達のステーションとの往復はロシアのソユーズに任せ、NASAでは、低地球軌道との往復は民間企業に任せ開発し直すことに決めた。NASAは並行して国際宇宙ステーションに共用のドッキングポートを開発した。今回の船外活動は新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)の配線等を行う作業である。新しいドッキングポートの最初の利用(民間クルー船の利用)は、今年末に予定される日本の野口飛行士(後半に指揮官を予定)達になる予定である。

Space station BLOG
8月17日(土)
砂漠の国エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダン

国際宇宙ステーションがアフリカ上空254マイル(406キロメートル)を周っていたとき、ナイル川、紅海、地中海が、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダンの砂漠の国と対比されて見られる。

 --- 大判はイメージをクリック。参考までに地図は こちら(英語版) から。

Space station
8月16日(金)
南太平洋上の満月

軌道の複合体が南アメリカの沖、南太平洋上270マイル(432キロメートル)を飛んでいたとき、国際宇宙ステーションから満月が描かれる。

 --- 天体望遠鏡を使わずにここまで詳細に見えるのかと・・・。原版は こちら(5504×8256) から。

Space station
8月15日(木)
M82 : 超銀河の風を持つ銀河

葉巻銀河は赤い煙で膨らんでいる。星の爆発的形成銀河としても知られている M82 は、大きな渦巻銀河 M81 の最近の通過によってかき混ぜられた。しかしながら、これは、赤く輝く外に向かって拡がっているガスとダストの源を詳細に説明していない。証拠は、このガスとダストが、銀河の超風を共につくっている多くの星達の結合された粒子の風によって追い払われていることを示している。このダストの粒子は M82 の星間の媒体に始まっており、それらは、実際に、葉巻の煙の粒子の大きさと同様である。この写真の合成は、このガスとダストの詳細なフィラメントを示す、イオン化された水素ガスによって強く発せられる赤い光の特定の色に焦点を当てている。このフィラメントは 10,000 光年以上に広がっている。この 1200 万光年の距離の葉巻銀河は赤外線の空で最も明るい銀河であり、小さな望遠鏡で、可視光線で、おおくま座の方向に見ることができる。

 --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
8月14日(水)
ラグーンを横断するパン・スターズ

輝く星間のガスと暗いダストの雲の隆起が、 干潟星雲(Lagoon Nebula)の荒れ狂う宇宙の深部に居住している。この M8 としても知られる明るい星形成領域は約 5,000 光年にある。しかし、それは、ミルキーウェイ銀河の中央に向かった、星座いて座の望遠鏡の旅における人気のある場所である。裸になった電子と再結合するイオン化された水素原子の赤い放射によって支配された、このラグーンの驚くような視界は差渡し100光年を超えている。その中央の、明るい、コンパクトな、砂時計のような形は、大規模な若い星からの、エネルギーに満ちた放射と極端な星の風によってイオン化され彫られたガスである。実際に、星雲の内部に漂う散開星団 NGC 6530 の多くの明るい星達は、数百年前にラグーンに形成された。パン・スターズ(Pan-STARRS:Panoramic Survey Telescope & Rapid Response System)からのブロードバンド画像データが、この干潟星雲の広く深いポートレイトを作成するために結合された。

 --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
8月13日(火)
一千万の星達のパズル

このイメージのオブジェクト、オメガ・ケンタウリは、肉眼では、不明瞭な、かすかな星として現れる。しかし、我々がここで見る青い塊は、実際には一千万の星達の集合である。全てを数えることはできないが、この鮮鋭な美しいイメージに、このユニークな集団をつくりあげる明るい光の多数のピンポイントのいくつかを見ることができる。このイメージは、7月の皆既日食を観測するためのチリへの最近の訪問の間に、ヨーロッパ宇宙天文センターのソフトウェア・エンジニアによってとられた。オメガ・ケンタウリは球状星団の絵に描いたような見事な例であり、重力できつく結ばれ、その中央に非常に高密度の星達を、またほぼ完全な球面の形を持っている。球状星団(globular cluster)の名前は、ラテン語の小さな球(small sphere, globulus)に由来している。それは、地球から約 15,800 光年のミルキーウェイのハローに住んでいる。他の球状星団のようにオメガ・ケンタウリは非常に古い星達から成り、集団の星の形成を長く止めたことを示してガスとダストに欠けている。(以下略)

 --- 大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
8月12日(月)
4千の系外惑星

今、我々の太陽系の外に4千を超える惑星が存在することが知られている。系外惑星として知られるこの里程標は、NASAの系外惑星目録に記録され、先月通過した。このビデオは、これらの系外惑星を音と光で焦点を当て、1992年に最初に確立された検出から年代順に始まっている。中央の帯で圧縮された我々のミルキーウェイ銀河の全体の夜空が最初に示され、親星の色がピンクで現れ、視線の速度に沿った親星の明るさの落ち込みが紫で示されている。更に、直接イメージが撮られたそれらの系外惑星がオレンジで現れている。引退したケプラー衛星が、空の一角にこれらの最初の4千の系外惑星の約半分を発見し、新しい TESS ミッションがその約半分を全空に発見した。系外惑星の発見は、宇宙における生命の存在の可能性の人類の理解に役立つとともに、地球や太陽系がどのように形成されたかの理解に役立っている。

 --- 動画はイメージをクリックして Youtube から。

Astronomy Picture of the Day
8月11日(日)
ミルキーウェイ、軌道の夜の道を照らす

国際宇宙ステーションがオーストラリアとパプアニューギニアの間の珊瑚海(Coral Sea)の上空257マイル(411キロメートル)を周っているとき、ミルキーウェイが軌道の夜のパスを照らしている。大気の輝きが地球の縁を照らしている。

--- 大判(鮮明度を大幅に上げています)はイメージをクリック。オリジナル画像は こちら から。
撮影諸元:Nikon D5、 28.0 mm f/1.4、 ƒ/1.4、 28.0 mm、1秒、ISO 32000

Space station
8月10日(土)
ニック・ハーグが、ステーションで青々としたミズナ・マスタードを収穫する

国際宇宙ステーションのNASAの遠征60ニック・ハーグが、長期ミッションでの宇宙飛行士達を支援するために、宇宙で生育する新鮮な食物の生存能力を調べる野菜04植物調査で、ミズナ・マスタードを収穫する。ステーション・クルーは、28日の成長の後のサラダ・タイプの植物を取上げ、分析のために若干のサンプルを収納し、残りを味覚調査する。

 --- 大判はイメージをクリック。参考までにミズナは こちら から。

Space station
8月9日(金)
XMMニュートンのX線検出能力

このイメージ全体の紫の線と染みは、2000年から2017年までの間に、ヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートンによってX線で撮られた計画外の産物である。このイメージは、XMMニュートンのX線源の、2018年5月に公開された 3XMM-DR8 と名付けられたカタログに基づいている。このカタログは、2000年2月3日と2017年11月30日の間の、非常にかすかな源および急速な強い変化を検出した、XMMニュートンのヨーロッパ光子画像カメラ(EPIC)による 10,242 の観測から得られた 0.2~12 keV のエネルギー範囲の源を示している。XMMニュートンは1999年以降地球を周り、ブラックホール、星の風、パルサー、中性子星など、高エネルギーの現象から来るX線を調査してきた。空全域の源のパターンはランダムに見えるが、いくつかの構造がここに見られる。卵形は宇宙全体を、中央のラインはミルキーウェイ銀河の平面を、中央の大きな塊は銀河の核を示している。全天のイメージと大きなスケールでの宇宙のデータは、宇宙に関する調査において非常に貴重である。
 --- 文章は要点のみ。X線は、ブラックホール、パルサー、中性子星などの、強いエネルギーの源によって放出されます。このイメージは、そのような源が、宇宙にどのように分布しているかを示しています。

Space in Images (ESA)
8月8日(木)
ミーアキャットからの電波による銀河の中心

可視光線は星間のダストによって妨げられるので、可視光線望遠鏡で銀河の中心を語るのは難しい。一方、電波では、銀河中心のイメージを撮ることができ、興味深い活動的な場所を示している。この写真は、南アフリカに完成した、64の電波パラボラアンテナの、ミーアキャット(MeerKAT)アレイの就任イメージを示している。月の大きさの4倍の角度に及ぶこのイメージは、印象的な広大かつ深くを詳しく示している。ミルキーウェイ銀河の中心がいて座の方向にあることから、いて座の多くを含む知られた多くの源がはっきりした詳細で示されている。我々の銀河の中心はイメージ中央右の“いて座A(Sgr A)”にあり、そこには、ミルキーウェイの中心の超巨大ブラックホールがある。イメージの他の源はあまり良く理解されていないが、いて座Aの左の弧や多数のフィラメントがある。ミーアキャットのゴールには、非常に若い宇宙における中性水素からの電波の放射と、短いが遠い電波のフラッシュの探索を含んでいる。
 --- 大判はイメージをクリック。右のリンクから表示されるイメージにカーソルを当てると個々の電波源の名前が表示されます。

Astronomy Picture of the Day
8月7日(水)
月震は驚くほど一般的

アポロ月着陸によって残された月の地震計の分析が、地表100キロメートル内に起きている驚くべき数の月震(moonquake)を明らかにしている。実際に、1972~1977年に記録されたデータに、62の月震が検出された。これらの月震の多くは、月のアパートの家具を動かすのに十分な強さのみならず、月の固い岩が、地球の柔らかい岩の地震より明らかに長く、分単位で振動し続けている。月震の原因は未知として残っているが、主導的な仮説は地下の断層の崩壊である。将来の月住居は、その源に関係なく、頻繁な振れに耐えるように建設される必要がある。50年前、ここに描かれたアポロ11号宇宙飛行士バズ・オルドリンが、最近配置された月地震計の傍らに立ち、月着陸モジュールの方を振り返っている。

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Astronomy Picture of the Day
8月6日(火)
三日月形の土星

地球からは、土星は、決して三日月形を示さない。しかし、その彼方から見るとき、堂々としたこの巨大惑星は、馴染みの薄い小さな細片を示すことがある。この自然色の三日月型の土星のイメージは、2007年にロボット・カッシーニ宇宙船によってとられた。この示されたイメージは、太陽の反対側の、陽に照らされていないリング平面の側面から、地球からは決して見ることができない土星の堂々としたリングを捕えている。写真には、雲の帯の微妙な色、惑星のリングの複雑な影、リングの惑星の影などを含む、土星の写真映りの良い多くの驚きが描かれている。詳しく見ると、ミマス(2時)、ヤヌス(4時)が見えるが、パンドラ(8時)を見るのは挑戦的だろう。土星は、今、地球の空では太陽とほぼ正反対の位置にあり、日没の直後に始まる夜に見ることができる。

 --- 大判はイメージをクリック。大きなイメージは こちら から。

Astronomy Picture of the Day
8月5日(月)
小惑星の不意の接近、空への多くの視線の必要性を例示する

7月25日に、フットボール・フィールド・サイズの小惑星が、月までの距離の約5分の一の、地表から 65,000 キロメートル内に接近した。この 2019 OK と名付けられた幅約100メートルの小惑星は、地球を通過する数日前に検出された。空の調査の目録の記録には以前に観測されたことが示されているが、地球近傍小惑星とは認められていなかった。 2019 OK は空に対する更に多くの目の必要性を例示しているが、それは、また、ヨーロッパ宇宙機関の来るべき「フライ・アイ(Flyeye)を含む、現在と将来の望遠鏡の小惑星認識能力の改善の機会を提供している。

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Space Safety
8月4日(日)
ロシア、モンゴル、バイカル湖

ロシアとモンゴルの上258マイル(413キロメートル)を周っているとき、国際宇宙ステーションの遠征59クルーがバイカル湖を撮った。

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Space station
8月3日(土)
50年前、アポロ11号コマンドモジュール着水後回収される

アポロ11号コマンドモジュールが、歴史的なアポロ11号月面着陸ミッションの主回収船 USS ホーネットに吊り上げられる。着水は、東部時間1969年7月24日午後12時49分(日本時間7月25日午前1時49分)に、ハワイの南西約812海里、 USS ホーネットから僅か12海里で起きた。

 --- 大判はイメージをクリック。アポロ11号関連の記事は一応これで終わりにしますが、他のアポロを含む月関連記事は折を見て更に掲載して行きます。

NASA History
8月2日(金)
今週のNASAの歴史:1971年7月31日、月移動車初めて使われる

1971年の今週、アポロ15号は、月移動車(LRV:Lunar Roving Vehicle)を使う最初のミッションになった。 LRV は、月の低重力かつ真空で操作されるように設計された、軽量の電気自動車であった。アポロ宇宙飛行士達は、それによって船外活動の活動範囲を広げ、月面を横断することができた。ここでは、 LRV が、アポロ15号第3回船外活動の後に、荒涼とした月の背景に対して単独で撮られている。この7月、NASAは、一連のスペシャルイベントで、1968年に初めて米国宇宙飛行士達を月の軌道へ送った歴史的な活動、及び、1969年~1972年に宇宙飛行士達を月面に着陸させたアポロ計画の50周年記念日を印している。更に多くの写真、および、NASAの注目に値する歴史については マーシャル歴史プログラムのウェブ・ページ を訪ねよう。

これは7月31日付けの記事です。大判はイメージをクリック。

NASA History
8月1日(木)
シベリアの野火

何百もの野火がシベリアを破壊した。その一部が2019年7月28日に捕えられたこのイメージに見える。ロシア連邦林野庁によれば約300万ヘクタールの陸地が影響を受けたと推定される。このヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3イメージは、いくつかの火災と噴煙を示している。先例のない広域の野火が、グリーンランド、アラスカを含む、北極の様々な領域で荒れ狂った。それらは、記録破りの温度と、強風を加えた稲妻を引き起こした。野火は大気に有害な汚染物質と毒性のガスを放つ。世界気象機関によれば、北極でのこの火事は、6月だけで、スウェーデンの年間総放出に匹敵する、約20メガトンの二酸化炭素を放出した。

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Space in Image (ESA)
7月31日(水)
火星の渦巻くダストの嵐

2019年5月遅く、火星の北極の氷冠の渦巻形のダストの嵐がマーズ・エクスプレスのいくつかの機器によって観測された。このイメージは、5月26日に高解像度ステレオカメラでとられ、約 2000 × 5000 キロメートルのエリアをカバーしている。この嵐の渦巻の形は コリオリの力(Coriolis force) として知られる現象、惑星の回転による大気の質量の偏りから生じる。この効果は、また、例えば北半球のサイクロンなど低圧のエリアが時計回りの渦の形を持つなど、地球上にも観測される。しかしながら、火星の嵐は地球の嵐と比較して一般的に弱く、赤い惑星の低い大気圧は地球の地表の気圧の1パーセントより低く、地球のハリケーンの典型的な風速の半分以下である。この氷冠の渦巻くパターンがイメージの右端に見ることができる。同時に、氷冠の端に沿って、大きな火山の周辺のさらに南(左)にも薄い雲が見られる。暗い片は、地表に振りまかれた火山の素材のダストの結果である。

 --- 大判はイメージをクリック。原版は こちら から。

Space in Images (ESA)
7月30日(火)
赤い惑星上のNASA初めてのローバー

この8枚のイメージの合成は、NASAの初めてのマーズローバー、ソジャナー(Sojourner)であり、火星の日(sol)での2日目の午後遅くに「インシュランス・パノラマ」の一部として撮られた。ソジャナーは、マーズパスファインダーに積まれて1997年7月4日に着いた。このイメージは、カメラの展開の失敗に対する「保険(インシュランス)」として計画された。カメラの展開は成功し、このパノラマは数週間後に地球に送られた。このパノラマには、ロスのないデータ圧縮と、カメラの比較的ダストのない状態、火星日2日目の着陸船とローバーのハードウェアに関連して、いくつかの最高品質の画像データを含んでいる。パスファインダーから送られた最終データは、国際時間1997年9月27日10時23分であった。続く五ケ月間、ミッション・マネージャ達は通信を回復させようと試みたが、1998年3月10日にこのミッションは終了とされた。今、NASAは、探査の新しい時代を始める段階に入っている。米国の民間会社と国際的パートナーとともに、NASAは、次の10年内に月に人間の永住を確立し、月と火星に向かう人間の探査の境界を押し進めるだろう。  ---ソジャナーはほぼ電子レンジの大きさ、カメラは猫の目の高さ。母船マーズパスファインダの中継する指示を受けて周囲約50メートルまでを走り回って火星で初めての多くの水の証拠の基礎データを集めた。僅か3カ月弱の短い寿命であったが、その画期的な業績は多くの関心を呼んだ。写真は母船のランプ(左下)を降りたローバー。

NASA History
7月29日(月)
ハッブルからの若い星の集団 Trumpler 14

星の集団 Trumpler 14 は非常に若い故に多くの明るい星達を持っている。多くの集団の星達は過去500万年程に形成され、検出できるX線を発し非常に熱い。古い星達の集団では、ほとんどの星達は典型的には超新星として爆発し、微かな赤い星達を残して既に死んでいる。 Trumpler 14 は約40光年に広がり、約 9,000 光年にある有名なカリーナ星雲の端に横たわっている。このハッブル宇宙望遠鏡による Trumpler 14 の詳細な2006年のイメージには、肥えた目には、二つの風変わりなオブジェクトを見ることができる。最初に、中央に残された暗い雲は、 Trumpler 14 の、大きな星達のエネルギーに満ちた風によって破壊される前に形成されつつある惑星システムかもしれない。第2に左下の弧は、ある仮説では、完全に異なる星の集団から 100,000 年前に排出された高速な星の超音波の衝撃波である。

 --- 左のイメージは一部カットしています。イメージをクリックして原版からご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
7月28日(日)
宇宙飛行士探査する:1971年7月26日アポロ15号パノラマ

NASAのアポロ・ミッションは1960年代後期と1970年代初期に人間にこの好機を与えた。特に、アポロ15号ミッションは、山脈、谷、海、高地を探査することによって、月の地表を理解することに専念した。宇宙飛行士達デイビッド・スコットとジェームズ・アーウィンは、アルフレッド・ウォーデンがコマンドモジュールで上空を周る間に約3日間を月で過ごした。1971年7月26日に地球から離陸したこのミッションでは、初めて月移動車を配備した。デジタル的に縫合されたこのパノラマに描かれているデイビッド・スコットは、彼の環境を探査し、ハドリー・デルタ山の頂の前で巨礫を調べている。ジェームズ・アーウィンの影が右に見え、右側にスクロールすると、よく陽に照らされた多様な月の地形を明らかにする。アポロ15号ミッションは、詳細な調査のために、約76キログラムの月の岩を持帰った。将来、NASAと他の宇宙機関は、月、火星とその彼方を調査し続ける予定である。  --- 大判はイメージをクリック。

Astronomy Picture of the Day
7月27日(土)
熱すぎる

6月に極端な気象に続いて、今週極端な熱波が再びヨーロッパに打撃を与えた。かってない温度を記録している、オランダ、ベルギー、ドイツで、摂氏39~40度に達する高温が今日ピークに達すると予想される。パリは、1947年の記録を破る、うだるように暑さ41度に達した。この二つのイメージのアニメーションは、先の2019年6月26日に記録された熱波のデータと比較した、今日7月25日の地表温度を示している。このマップは、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3の、海洋・陸地表面温度放射計を使ってつくられた。気象は予測された空気の温度を使っているので、この衛星は、地球から放射している真のエネルギー量を測定しており、したがって、このマップは、陸地表面の実際の温度を良く表している。雲は白く見え、ライトブルーは雪に覆われたエリアを表している。6月の熱波は多くの国でいくつかの記録を破り、フランスでは初めて摂氏45度以上に達した。ドイツ、ハンガリー、ポーランド、オーストリア、チェコ共和国、スロバキアもまたピーク温度に達した。イタリア、スペイン、フランスを含む多くの国で赤の熱波警報が出され、大衆は、旅を避け、水をとるように勧告された。
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Space in Image (ESA)
7月26日(金)
ハッブルからのカリーナ星雲のパノラマ

天文学者達は、夜空で最も大きな星形成領域の一つ、カリーナ星雲の中央の48フレームの高解像度の制御された色のパノラマをつくった。2007年にとられたこのイメージは、それまでにとられたカリーナ星雲の最も詳細なイメージであった。 NGC 3372 としてカタログ化されたカリーナ星雲は、熱いガスの流れ、冷たいガスのプール、暗いグロビュール(滴状の雲)の節、密度の濃いダストの星間物質の柱のホームである。中央左側に見える鍵穴星雲(Keyhole Nebula)は、いくつかの知られている最も大きな星達を収容している。これらの大きく激しい星達は、恐らく暗いグロビュールを形づくり、星の風を流し出すエネルギーに満ちた光で絶えず星雲を再構築し、最終的には超新星爆発でそれらの寿命を終える。肉眼にも見えるカリーナ星雲全体は450光年を超えて広がり、りゅうこつ座の方向約 8,500 光年に横たわっている。

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Astronomy Picture of the Day
7月25日(木)
モンゴルの上空の Canadarm2 ロボットアーム

スペースXドラゴン貨物船の到着と捕捉の前に、 Canadarm2 ロボットアームが、来るべき演習のために置かれている。国際宇宙ステーションがモンゴルの上空257マイル(411キロメートル)を周っていたとき、遠征60クルーがこの写真をとった。

 --- 大判はイメージをクリック。スペースXドラゴン貨物船は日本時間7月25日午前7時26分に打上げられ、26日夕刻に国際宇宙ステーションに到着の予定です。到着時には Canadarm2 ロボットアームによって捕らえられます。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
7月24日(水)
渦巻、楕円、不規則

このイメージは、ミルキーウェイを含む我々の宇宙近傍の50以上の銀河達の集合であるローカルグループのメンバー IC 10 と呼ばれる不規則な銀河を示している。 IC 10 は、注目に値するオブジェクトである。それは、冷たい水素ガスの十分な補充によって燃料を供給された、星形成の凄まじい期間にある最も近い未知の爆発的星形成銀河である。このガスは、星達の新世代を引き起こす核融合に十分な点まで圧力と温度が達する、密度の濃い節を形成する広大な分子の雲の中に集まっている。 IC 10 のような不規則銀河は、ミルキーウェイのような渦巻銀河の堂々とした形に、また楕円銀河達の丸められた外見に欠けている。それは220万光年の相対的な近くにもかかわらず微かなオブジェクトである。実際に、 IC 10 は、ある観測キャンペーンの間にアメリカの天文学者ルイス・スウィフが見つけた1887年に、初めて人類に知られた。この小さな銀河は、宇宙のダストと星達が一杯に詰まった視線に沿った位置にあるので、今日でさえ調査するのが難しい。このイメージのバージョンは、競争者 Nikolaus Sulzenauer によってハッブルの秘宝イメージ処理競技に入れられ、10回目の賞を獲得した。

 --- 大判はイメージをクリック。

Space in Images (ESA)
7月23日(火)
ペルーの上の満月

国際宇宙ステーションが南アメリカのペルーの上257マイル(411キロメートル)を周っていたとき満月が描かれる。

 --- 大判はイメージをクリック。しばらくアポロ11号の月探査50周年の記事を取り上げてきましたが、明日から一旦通常のモードに復帰します。なお、いくつかの記事が残っていますので、土曜日・日曜日を中心に、折を見て掲載して行きます。この満月は7月16日のもので、部分月食が予定(石垣島天文台で観測された部分月食 参照)されていました。

Space station
7月22日(月)

トランキリティ・ベース・パノラマ

1969年7月20日、アポロ11号月着陸船イーグルは月の上に安全に着地した。イーグルは、月の静かの海の南西角近くの、トランキリティ・ベースと呼ばれる地点に着陸した。このトランキリティ・ベースのパノラマの眺望は、月面からとられた歴史的な写真からつくられた。宇宙飛行士ニール・アームストロングの長い影が左端にあり、太陽は彼の背後にある。イーグルが約60メートル離れて休んでいる。彼は、ここでは右に見られる直径30メートルのリトル・ウェスト・クレータ(Little West crater)の縁の近くに立っている。また、手前には、月面のステレオ・クローズアップをとることを目的としたカメラのトップがある。  --- 右のイメージは原版にリンクしています。

Astronomy Picture of the Day
7月21日(日)
1969年7月20日:人類のための一つの大きな飛躍

その10年が終わる前に人間を月に送るというケネディ大統領のチャレンジが続いた。今、7月16日朝、アポロ11号宇宙飛行士達、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズは、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aで、サターンⅤの上部に座っている。この三段 363 フィート(100メートル)のロケットは、彼らを宇宙にまた歴史を推し進めるために、その 750 万ポンド(341万キログラム)を使うだろう。東部夏時間午前9時32分にエンジンは点火され、アポロ11号は塔を離れた。約12分後にはクルーは地球軌道にあった。(オーディオ)。 1.5 回の軌道の後、アポロ11号は月に向かう軌道に入った。3日後にはクルーは月の軌道にあった。その1日後、アームストロングとオールドリンが月着陸船イーグルで降下した。一方、コリンズはコマンドモジュール・コロンビアで月を周った。静かの海にイーグルを下ろすとき、アームストロングは、巨礫の散ったエリアを通過し船を手動で操縦した。降下の最後の瞬間、イーグルのコンピュータが警報を発した。これは、コンピュータが、一度に多くのことをしようとしたことから起きた。月着陸船が 4:18 p.m (日本時間7月21日 5:18 am)に着陸したとき、僅か30秒の燃料だけが残っていた。イーグルは着陸し、ミッション・コントロールは祝いで爆発した( オーディオ)。  --- 記事は要約。右の図はアポロ11号月面歩行のビデオにリンクしています。

Apollo 11
7月20日(土)
月の調査軌道船カメラ、月着陸船からの視界をシミュレートする

歴史的なアポロ11号の着陸の唯一の視覚の記録は、バズ・オルドリンの窓(月着陸船イーグルの右側)の、毎秒6コマ16ミリのコマ落しのムービー・カメラからである。着陸船の窓の小ささとカメラが設置された角度の故に、ミッション指揮官ニール・アームストロングが見た飛行と着地の時の着陸船は記録されなかった。最近の月調査軌道船カメラ(LROC)チームが、着陸軌道(緯度、経度、方向、速度、高度)の最後の3分間を再構築した。この軌道情報、高解像度 LROC 狭角カメライメージと地形から、彼らは、着陸船を月の地表へ導いたアームストロングが最後の数分に見たものをシミュレートした。ビデオの最初に、手動(注:着陸船のコンピュータアラームによって)で水平に飛行し、安全な着陸場所を捜して、直径190メートルの西クレータの岩の北東の斜面を見ただろう。その時、彼は、着陸船を飛行させるのに多忙であり、ミッション・コントロールと協議できず、彼だけが危険を知っていた。
 --- 実際の着地は日本時間では7月21日です。アポロが撮った実際ビデオは不鮮明なので、最近の探査船からのイメージを取り上げてみました。イメージをクリックして Youtube から。

Apollo 11
7月19日(金)
バズ・オルドリンと着陸船イーグル

ニール・アームストロングによって、 Hasselblad EL データ・カメラ(スイス製:アポロミッションで活躍)を使ってとられたこのイメージは、アポロ宇宙船によって地球に送られた。このイメージは、バズとニールが安全に月面に着地した数時間後の、1969年7月21日の真夜中過ぎに撮られた。13分間の降下は緊張そのものであった。着陸船は予定されたより速く動き、モジュールのガイダンス・コンピュータから予想外の警報が鳴り光った。しかし、二人は歴史的に成功した。
今週末アポロ11号月着陸の50回目の記念日を印す。Hasselblad 財団によって提供されたこのイメージに、バズ・オルドリンが地震計をセットアップしている。更に多くの写真がストックホルムの Hasselblad の展示に示されるだろう。ヨーロッパ宇宙機関は、月に足を踏み入れた人類最初の50回目の記念日を祝う国際的宇宙コミュニティに参加している。

 --- 大判はイメージをクリック。記事は大幅に要約しています。イメージの原版は こちら から。

Space in Image (ESA)
7月18日(木)
50年前、アポロ11号歴史的な打上

米国東部夏時間1969年7月16日午前9時32分(日本時間7月17日午後10時32分)、他の天体に初めて着陸する人間になる歴史に残るミッションで、、アポロ11号は、指揮官ニール・アームストロング、月着陸船パイロット、 バズ・オルドリン、指令船モジュール マイケル・コリンズとともに、フロリダから打上げられた。アームストロングとオールドリンは月に足を踏み入れた最初の人間になり、マイケル・コリンズは月軌道の指令モジュールに搭乗して残った。

 --- 大判はイメージをクリック。アポロ11号打上当時のイメージは今ではかなり不鮮明に感じます。50周年を記念して最近編集し直されたビデオを こちら からご覧ください。

NASA History
7月17日(水)
アーティスト Russ Arasmith のアポロの目

1969年7月16日、アポロ11号は月に、そして歴史の中に離昇した。アーティスト Russ Arasmith のアポロの像は、彼がつくった作業が示す、この計画の強力なビジョンであった。その記事と図面は、実際にその出来事が起きた日に、ロサンゼルスタイムズに掲載された。その後、タイムズ・シンジケートは、このアートワークを、世界中の300の新聞に配布した。彼は1992年にロサンゼルスタイムズを引退し、この業績を残して2018年で他界した。

 --- 大判はイメージをクリック。イメージは右に90度回転させています。原版は こちら から。

Apollo 11
7月16日(火)
皆既日食

南太平洋を暗くした7月2日に、チリのラ・セリーナの浜辺の街のスカイウォッチャは、現地時間午後4時38分に空を見上げた。空は黄昏時のオレンジになり、地上の温度は僅かな間に数度下がった。それは黙示録(apocalypse)のサインではなく皆既日食であった。食の追跡者が見上げていたとき、NASAの衛星は地表を見下ろしていた。南太平洋を東に進んでいたとき、アクア衛星の中間解像度画像分光放射計センサーが月の影のこの視界を捕えた。食によって投げられた影は、完全に暗い本影と、部分的に陰になる半影から成っている。このイメージは、三つの異なる時間に集められたデータからの合成である。左の3分の一のイメージは影が通過した後、中央は食が南太平洋上進んでいるとき、左の3分の一のイメージは影が通過する前を示している。

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Earth
7月15日(月)
野菜04植物調査

コロンブス研究室モジュールの野菜植物調査施設の中で青々とした緑が描かれる。野菜04植物調査は、長期ミッションでの宇宙飛行士達を支援するために、宇宙における生育する新鮮な食物の生存能力を調査している。このサラダ・タイプの植物は28日後に収穫され、あるサンプルは分析のために収納され、残りは国際宇宙ステーションクルーによって味覚検査が行われる。

 --- 大判はイメージをクリック。国際宇宙ステーションでは、このヨーロッパ宇宙機関の試験栽培の外、様々な植物を育てる実験が行われている。長期の宇宙ミッションでは、新鮮な野菜はクルーにとって不可欠ともいえる。これらの植物は、地上と異なって、宇宙に向かって(重力に逆らって)根を伸ばしている。植物の成長には重力は関係ないのだろうか?

Space station
7月14日(日)
インド洋上の「南極光」

国際宇宙ステーションがオーストラリアの島タスマニア州のインド洋の南422キロメートルを周ったときに、「南極光」として知られる南のオーロラが撮られる。

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Space station
7月13日(土)
小惑星ベスタの仮想飛行

ドイツ航空宇宙センターのアニメータが、数年前に小惑星ベスタ(Vesta)を訪ねたときの、NASAのドーン(Dawn)ミッションからの実際のイメージと高さデータを使って仮想ムービーをつくった。このビデオは、激しくクレーターされた地形の上を平行に走るトラフの変わったペア、ディヴァリア・フォッセ(Divalia Fossa)で始まり、続いて、ベスタの60キロメートルの、多数の鮮明な詳細を示すマルシア・クレータ(Marcia Crater)を探査する。最後にドーンは、ベスタの高さ5キロメートルのアルシア・トーラス(Aricia Tholus、トロスとも呼ぶ:円錐形の丘)を明らかにするためにデジタル的に誇張された高さでイメージを示す。太陽系の小惑星帯で二番目に大きなオブジェクト、ベスタは、地球から見える最も明るい小惑星であり、双眼鏡でも見ることができる。このベスタの旅を使って、ベスタの全てを探査することができる。
 --- アニメーションはイメージをクリックして Youtube から。小惑星ベスタは直径が58キロメートルほどもあり、「イトカワ」や「りゅうぐう」と異なる大きな球形の天体。矮惑星ケレスとともにNASAが打ち上げた ドーン(Dawn)探査機 が目標にした一つ。

Astronomy Picture of the Day
7月12日(金)
太平洋上で軌道の日没を迎える

国際宇宙ステーションは、カリフォルニア州サンフランシスコ市沖 1040 キロメートルを通過し、太平洋上414キロメートルで軌道の日没に飛び込んだ。

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「はやぶさ2」の二回目かつ最終の着地によるサンプリング収集の記事を紹介するため、このコーナーは軽めの記事に留めました。

Space station
7月11日(木)
国際宇宙ステーションから満月が描かれる

国際宇宙ステーションがグアムの北東の太平洋上254マイル(406キロメートル)を周っていたときに、満月が描かれる。NASAは米国の民間会社および国際パートナーとともに働き、月に、そして、火星に向かって、人間の探査の境界を推し広げている。

 --- 大判はイメージをクリック。今日「はやぶさ2」の二回目かつ最終の着地によるサンプリング収集の予定がありますので、本コーナーは軽めの記事に留めました。

Space station
7月10日(水)
ロボット・ドラゴンフライ、タイタンを飛ぶために選ばれる

NASAは、最近、土星のこの異国の月を更に探査するために、ヘリコプターに似たドローンを配備する計画を持つタイタンへのミッション、ドラゴンフライ(Dragonfly:トンボ)に緑を点火した。土星の月タイタンは、太陽系で最も大きな月の一つであり、厚い大気と変化する炭化水素の湖を持つ唯一の月である。開発、構築、テスト、打上の後、ドラゴンフライは、今、2034年にタイタンに着く予定である。このアニメーションビデオはタイタンに到着したドラゴンフライを想像し、その空からの探査、地球に戻す無線リンクを確立するための着陸に初まり、他のタイタン飛行に続いている。ドラゴンフライは、タイタンの気象、化学、光景の変化の外、若い地球で最初の生命がどのように発達したかの人間の理解に役立つだろう。

 --- イメージをクリックしてアニメーションビデオをご覧ください。土星の衛星タイタンはメタン(少量のエタン)から構成される大気、地上の川、湖などを持っています。地球上の全ての水分をメタンに置き替えて考えてみるとおおよそ想像することができます。なお、タイタンは非常に低温です。

Astronomy Picture of the Day
7月9日(火)
オリオン・テスト、月、火星ミッションを近づける

NASAの上昇中止2(AA-2)飛行試験で、ノースロップグラマンが提供するブースター上にオリオン・クルー船を取り付けた、テスト・バージョンの打上中止システム(LAS)が、東部夏時間2019年7月2日午前7時に、ケープカナベラルの空軍基地の打上台46から上昇する。 AA-2 の間、このブースターは、 LAS と Orion を31,000フィート(9500 メートル)の高度に送り、マッハ1.15 (時速 1,000 メートル超)で旅した。この LAS の3台のモーターは、ブースターからクルー・モジュールを引き離し、大西洋への着水の準備のために共に働くだろう。この飛行試験は、上昇の間の非常事態に、この打上中止システムが、クルーを安全な場所へ引き戻す可能性を証明するだろう。

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Orion Spacecraft
7月8日(月)
X-59 QueSST コックピットの中を見る

NASAの X-59 静音超音波技術(QueSST:Quiet SuperSonic Technology)航空機のパイロットは、他のいづれとも異なるコックピットで空を誘導するだろう。前面の窓がなく、実際には4Kモニターがあり、パイロットが飛行経路のトラフィックを安全に見るための中央の窓として働き、また、空港へのアプローチ、着陸、離陸のための新しい視覚の支援を提供する。この4Kモニターは、この航空機の外部可視性システム(XVS:eXternal Visibility System)の一部であり、航空機の外の2台のカメラからのイメージと、先進的コンピュータ・システムからの地勢データとを結合して表示する。しかしながら、二つの正面と伝統的なキャノピー(操縦士室の上の透明な円蓋)には実際の窓があり、パイロットが地平線を見るのに役立つ。 XVS の下のディスプレイは、パイロットの安全な飛行のために、様々な航空機システムと軌道データを提供するだろう。この XVS は、ソニックブームを削減する X-59 のデザインの形を確実にするいくつかの革新的な解決策の一つであり、乗客を運ぶことを目的としてはいないが、静かな超音速商用航空機の新世代に許可を与え、現在の陸上の超音速飛行の禁止を解くのに役立つかもしれない。

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Low-Boom Flight Demo
7月7日(日)
コロナの詳細

このイメージは、コロナ構造の詳細を引き出すために、皆既食の間の分極化したイメージの異なる組み合わせから構成された。これらは、2019年7月2日に、チリのヨーロッパ南天文台のラ・シラ天文台から日食を観測しているヨーロッパ宇宙機関の CESAR チームによって撮られた。

 --- 大判はイメージをクリック。鮮明なコロナが見られます。

Space in Image (ESA)
7月6日(土)
皆既日食の段階

この集合写真は、2019年7月2日の皆既日食の間に、南アメリカのチリの、ヨーロッパ南天文台のラ・シラ天文台から捕らえられた。このイメージは、地球の視点から、月が太陽の前を動く食の進行を示している。月が太陽の前にある瞬間は、皆既食として知られている。

 --- 左のイメージは一部を示しています。全体はイメージをクリックしてヨーロッパ宇宙機関のサイトから(5.28 MB)。

Space in Image (ESA)
7月5日(金)
ドイツの野火

6月30日に北ドイツの軍事教練サイトで野火が発生した。このアニメーションは、コペルニクス・センチネル2号ミッションによって、国際時間7月1日 10:20 に、10メートルの解像度で捕えられた。自然色のイメージはこのサイトからの煙を示し、他のイメージは煙の下の炎の良い視界のために短波赤外線を使い明るいオレンジで見ることができる。このコペルニクスマッピングサービスは、火災への対応に役立てるために立ち上げられた。このサービスは、市民保護当局に、また、災害時の非常事態に応える国際人道コミュニティに役立てるために衛星観測を使っている。当局は、これは メクレンブルク・フォアポンメルン州 東部の歴史上最大の火災であると言っている。

イメージは GIF アニメです。大判はイメージをクリック。この記事は、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・ミッションの国際的貢献とともに、煙の下の火災を見る手段として短波赤外線を使った一つの事例として取り上げてみました。

Space in Image (ESA)
7月4日(木)
成功したオリオン・テスト、NASAを月・火星ミッションに近づける

NASAは、火曜日に、オリオン宇宙船の打上中止システムが、打上の非常事態の際に、スピードを上げるロケットから宇宙飛行士達を安全に避難できることを成功裏に実証した。このテストは、火星への宇宙飛行士ミッションに結びつくだろう、月へのアルテミス・ミッションのためのNASAの準備の重要な里程標である。上昇中止2と呼ばれる約3分間のテストの間に、オリオン・クルー・モジュールのテスト・バージョンが、米空軍を通して調達した、ノースロップ・グラマン製の改造されたピースキーパー・ミサイルで、東部夏時間午前7時に、ケープ・カナベラル空軍基地宇宙打上複合施設46から打上げられた。オリオン・テスト宇宙船は約6マイル(10キロメートル)の高度に達し、上昇の間に予想された空気力学的な高いストレスの状況を経験した。

イメージをクリックして Youtube から要約版録画をご覧ください。このテストの意味は7月1日の記事から。なお、実際の避難では、オリオン宇宙船は複数のパラシュートで降下・着水しますが、この工程は帰還の際の工程として既に別のテストで実証されています。

Moon to Mars
7月3日(水)
M106 に向かう視界

大きく、明るい、美しい螺旋、メシェ106が、この宇宙の眺望を支配している。北斗七星の柄の近くの、視界の幅約2度の望遠鏡のフィールドが星座りょうけん座の方向に見える。 NGC 4258 としても知られる M106 は、差渡し約 80,000 光年、 2,350 万光年の距離にあり、りょうけん2(Canes II)銀河グループで最大のメンバーである。遠い銀河としての、この M106 までの距離は、この銀河の顕著な メーザー(maser) またはマイクロウェーブ・レーザーの放射を追うことによって直接測定することができるので、一部でよく知られている。非常に珍しいが自然に生じるこのメーザー放射は、その活動銀河核を周っている分子の雲の、水の分子によってつくり出される。この光景の他の際立った渦巻銀河は、ほぼエッジ・オンで見られる、下の NGC 4217 と、右側の M106 である。 NGC 4217 までの距離はあまり知られておらず、約 6,000 万光年にあると推測されている。

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Astronomy Picture of the Day
7月2日(火)
ステレオのヘレーネ

赤/青の立体眼鏡を取り出して土星の小さな氷の月ヘレーネ(Helene)の隣に浮こう。適切に名付けられたヘレーネは、ラグランジュ・ポイントを周ることからそのように呼ばれる四つの既知の トロイの月(Trojan moon) の一つである。ラグランジュ・ポイント(Lagrange point)は、二つの大きな天体の近くの重力が均衡した位置であり、この例では、土星とその大きな月ディオネである。実際に、約36×32×30キロメートルの不規則な形のヘレーネはディオネの軌道進行方向のラグランジュポイントを周っており、一方、兄弟の氷の月 ポリデウケス(Polydeuces) はディオネの後を追うラグランジュポイントにある。この鋭いステレオ立体写真は2011年のフライバイで捕えられた二つのカッシーニ・イメージから造られた。それは、クレータと溝のような地形を持つまだらなヘレーネの、土星に面した半球の一部を示している。

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Astronomy Picture of the Day
7月1日(月)
NASAオリオンの上昇中止2飛行テスト

明日7月2日、NASAは、宇宙船の打上から上昇の間に万一問題が起きたときに、宇宙飛行士達を安全に避難させるためのカプセルの打上中止システム(LAS)をテストする予定です。2024年までに月に宇宙飛行士達(最初に女性飛行士達、次に男性飛行士達)を送るアルテミス計画では、クルー船としてのオリオンのほか、重量級打上ロケット、関連する新しい打上台などが開発されています。新しい打上システムの大きな課題の一つが2003年2月に起きたスペースシャトルコロンビアの重大事故の教訓です。宇宙船の飛行では打上の時の危機管理が最も重要です。アルテミス計画では、万一打上の時に故障が発見されたとき、クルー船を宇宙に送ることなく安全に地球に戻す、オリオン上昇中止システム(Orion's Ascent Abort-2)が開発されました。このシステムでは最終的にはクルー船はパラシュート降下させますが、それ以前の シミュレーションビデオ(Youtube) が提供されていますのでご覧ください。このテストはNASAテレビで中継放送されます。3回の再放送が用意されているところにも、このテストの重みが示されています。中継放送の時刻などは 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、左のイメージは LAS の解説記事(英語)にリンクさせてあります。

オリジナル
6月30日(日)
雪を頂いたアンデス山脈

国際宇宙ステーションが南アメリカの西海岸に沿ったアンデス山脈の上257マイル(411キロメートル)を周っているときに、雪を頂いた山脈の頂上が描かれる。

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Space station
6月29日(土)
ライコケ、灰を吐く

2019年6月21日、予想外で強力な爆発がクリル(千島)列島の ライコケ(雷公計島:千島列島の中部にある島) 火山で始まった。6月22日にとられたこのイメージでは、密度の濃い雲の上高く、北太平洋を東に漂う褐色の灰の煙を示している。火山灰警報センター(VAAC)東京によれば、厚い灰の噴煙は海抜約13キロメートルまで上がった。気象当局は、このエリアを飛ぶ航空機に、爆発に続く火山灰に注意するように警告した。今大部分の噴煙がベーリング海上を漂っている。ライコケは居住する島にある円形の成層火山であり、その最後の爆発は1924年であった。

 --- 大判はイメージをクリック。6月24日の記事です。

Space in Image (ESA)
6月28日(金)
SEIS:火星の地震に聞き耳をたてる

NASAのインサイト着陸船は、昨年後半、火星の地震を検出することができる高感度地震計 SEIS を配置した。4月の初め、風と着陸船自身の動きを聞いた後に、 SEISは、火星の地震に期待する、先例のない出来事を記録した。この出来事は YouTube ビデオ で聞くことができる。火星が地球のような地殻構造のプレートを持つとは考えられないが、恐らく火星の冷えた内部が熱くなり、続いて冷たくなった時に起きた多数の断層が火星の地表に見える。強い十分な火星の地震が起これば、 SEIS は、もしそれが存在するなら、液体のコアのような火星の内部の大きな構造からの反響する響きを聞くことができるかもしれない。ここでは、いくらかの太陽光を受けた SEIS が静かに火星の地表にあり、明るい雲が地平線に見える。

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Astronomy Picture of the Day
6月27日(木)
遠征59宇宙ステーションクルーがカザフスタンに安全に着陸する

遠征59クルーメンバー、NASAのアン・マクレイン、カナダ宇宙局のデイビッド・サン‐ジャック、ロシアのオレグ・コノネンコを乗せたソユーズ MS-11 宇宙船が、カザフスタン時間2019年6月25日火曜日に、カザフスタンのジェズカズガン近くの遠隔地に着陸するのが見られる。彼らは、国際宇宙ステーションの遠征58・59のメンバーとして勤めた後、宇宙での204日後に地球に戻った。

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Space station
6月26日(水)
夜の NICER

国際宇宙ステーションに積載された中性子星内部組成探査機(NICER)が、国際宇宙ステーションが惑星地球を93分ごとに周る中で、宇宙のX線源を追うために曲げられ切り替えられている。このX線探知器は夜間軌道の間にオンにされる。 NICER がターゲットからターゲットへ明るい弧とループを描くので、22ヶ月の NICER データから作られたこのマップは全天を追跡している。これらの弧は、 NICER が通常目標として監視しているX線の空におけるパルサーの、際立った明るい場所に集まっている。パルサーは、X線の、時計のようなパルスを発する、回転する中性子星である。それらのタイミングは極めて正確であり、宇宙船の速度と位置を判定するために使うことができる。この NICER X線全天マップは、中心を横断する水平の天の赤道と一致するように構成されている。

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Astronomy Picture of the Day
6月25日(火)
ハッブルからのステファンクィンテット

約3億光年離れたステファン・クィンテットの五つのうちの四つが、度重なる接近した出会いに閉じ込められている。その奇妙な銀河が、このハッブル宇宙望遠鏡の最近再加工されたイメージに容易に見ることができる。左から右に相互作用している銀河 NGC 7319、7318B、7318A、7317 が黄色く見える。それらは、また、破壊的な重力の流れの影響を受けて大きくなった歪められたループと尾を持っている。ほとんど青い銀河、左下の大きな NGC 7320 は約 4000 万光年の手前にあり、相互作用し合っているグループの一部ではない。データとモデルは、 NGC 7318B が比較的新しい侵入者であることを示している。ステファン・クィンテットを囲む古く赤い星達に最近発見されたハローは、これらの銀河達のいくつかが少なくとも10億年の間にもつれ始めたことを示している。ステファン・クィンテットは、ペガサス座の方向に、中規模の大きさの望遠鏡で見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
6月24日(月)
ポイスク・モジュールにドッキングしているソユーズ MS-11 宇宙船

ポイスク・モジュールにドッキングしているソユーズ MS-11 宇宙船が、地上制御の外部高解像度カメラで描かれる。このソユーズクルー船は、去る12月3日に、ソユーズ指揮官オレグ・コノネンコ、アン・マクレイン、デイビッド・サン‐ジャックの3名の新しいクルーとともに国際宇宙ステーションに到着した。宇宙船は、6月24日に、パラシュートによる支援を得て、同じ3名のクルーとともにカザフスタンに着陸するだろう。

 --- 大判はイメージをクリック。帰還の中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space station
6月23日(日)
マニクアガン・クレータとセントローレンス川

国際宇宙ステーションがカナダのケベックの258マイル(412キロメートル)を周っていたとき、遠征59クルーがとマニクアガン・クレータ(Manicouagan:左図中央右) を撮った。

マニクアガン・クレータ は、カナダ・ケベック州のコート・ノール地域にある直径約100キロメートルのクレーター。2億 1400 万年前ごろの天体衝突によって生じた連鎖クレーターであると推定されている。このクレータは三畳紀後期の大量絶滅を引き起こしたという説もある。 --- 大判はイメージをクリック。
右図はヨーロッパ宇宙機関の センチネル1号 からの2015年のマニクアガン・クレータ。

Space station
6月22日(土)
三つのキューブ衛星が、「きぼう」研究室モジュールの外に放出される

一連の三つのキューブ衛星が、日本宇宙航空研究開発機構の「きぼう」研究室モジュールの外側のロボットアームに設置されている日本の小型衛星軌道展開装置から放出される。このネパール、スリランカ、日本の小さい衛星は、技術デモンストレーションのために地球軌道に開放された。遠征59クルーがこの写真をとったとき、国際宇宙ステーションは、ブラジルのアマゾン川の上空256マイル(410キロメートル)を周っていた。

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Space station
6月21日(金)
月救出装置、水中でテストされる

今週、NASAミッション「ニーモ23(NEEMO 23)」の二人のメンバーが、月で宇宙飛行士達を救う、ヨーロッパ宇宙機関の最新のプロトタイプをテストしている。ヨーロッパ宇宙機関の月避難システムアセンブリ(LESA)は、能力を奪われたクルーメイトを救うための、月の重力下で独りの宇宙飛行士によって展開できるように設計されたピラミッドのような構造体である。この装置は、一人の宇宙飛行士を近くの加圧された着陸船に安全に運ぶ前ために、10分以内に彼らのクルーメイトを移動ストレッチャに乗せることができる。

 --- 大判はイメージをクリック。「ニーモ(NEEMO)」は、NASAによって米国周辺の深海で行われる、国際宇宙ステーションに向かう宇宙飛行士達が必ず参加する水中訓練。日本の飛行士達も最低一回以上参加している。

Human and Robotic Exploration (ESA)
6月20日(木)
宇宙のティーカップの嵐の怒り

この銀河の嵐の源は、銀河の中心に埋められた、公式には SDSS 1430+1339 として知られる超巨大ブラックホールである。銀河の中央領域の物質がブラックホールの方向へ引かれるとき、強い重力と磁場によってブラックホールの近くでエネルギーを与えられる。この落ち込む素材は、ホスト銀河の全ての星達より多くの放射線をつくり出す。この種の活発に発達するブラックホールはクエーサとして知られている。地球から約11億光年にあるこのティーカップのホスト銀河は、当初、スローン・デジタル・スカイサーベイ(Sloan Digital Sky Survey, SDSS)からのデータを使った銀河動物園プロジェクトの一部として、2007年に、市民科学者達によって、可視光線イメージで発見された。

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Chandra X-Ray Observatory
6月19日(水)
砂漠の緑樹

今日は砂漠化と干ばつと戦う世界日(WDCD:6月17日)の25回目の記念日である。一つの野心的なプロジェクトが、アフリカ大陸全体に木のベルトを設けることによる生活の改善を狙っている。完成すれば、この壁は、西のセネガルから東のジブチまでの20カ国に届く、地球最大の生物構造になるだろう。この計画は、2030年までに、1億ヘクタールの劣化した陸地を復元し、2億 5000 万トンの炭素を抑え、 1000 万の緑の仕事を創出する。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージは、植物が生育する陸地と対比する西アフリカの乾燥した砂漠の端を示している。このイメージは、セネガル、ガンビア、ギニア-ビサウの三つのアフリカ諸国の地域を示している。2007年に緑の壁が始まって以来、サヘルの陸地を元に戻し、セネガル単独でも約 1200 万本が植樹され、陸地の 25,000 ヘクタールが回復した。国連によると、毎年砂漠化と干ばつのために 1200 万ヘクタールの陸地が失われ、750億トンの肥沃な土が退廃によって失われている。

 --- 大判はイメージをクリック。大判は右に90度倒しています。

Space in Image (ESA)
6月18日(火)
ハッブルからの渦巻銀河 M96

美しい宇宙の島の中央のこのカラフルな詳細なポートレイトに、メシェ96のコアの周りに渦巻くダストレーンを見ることができる。もちろん M96 は渦巻銀河であり、明るい中央領域を越えて広がるかすかなアームを数え、ほぼ我々のミルキーウェイの大きさにする10万光年に及んでいる。 NGC 3368 としても知られる M96 は、約 3500 万光年にあり、 しし座1(Leo I)銀河グループの有力なメンバーである。このイメージはハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。この M96 の非対称の理由は明らかでなく、他のしし座グループの銀河達との重力の相互作用から生じたのかもしれない。しかし、集団内に広がる輝きの薄さは、ほとんど最近の相互作用を示さないように見える。写真の端を調べることによって、背景に広がる銀河達を見ることができる。

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Astronomy Picture of the Day
6月17日(月)
プロバVが見たチリのサンティアゴ

ヨーロッパ宇宙機関のプロバVミニ衛星からの疑似カラーで見た南アメリカの大都市、チリの首都サンティアゴが赤で示された植物とともに見られる。この12月のサンチァゴは、パーティーの会合の25番目のセッション(COP25)、最近の国連気象変化会合のホストとして、人類の将来を設定するのに役立つだろう。チリの沿岸領域とアンデスの山脈の間の谷に位置するサンチァゴは、先の世紀に爆発的な成長を経験した。今日、それは南アメリカの5番目に大きい都市であり、500万人以上が住み、メトロポリタンエリア全体で700万人が生活している。2013年5月7日に打上げられたプロバVは小型化されたヨーロッパ宇宙機関の衛星であり、2日おきに全惑星を横断し、陸地と植物の成長をマップしている。この空間的分解能100メートルのイメージは2017年4月5日にとられた。宇宙は都市の革新で重要な役割を演ずることができる。

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Space in Images (ESA)
6月16日(日)
ドバイ沖の人工島

アラブ首長国連邦のドバイ沖の人工島は、左から、ワールドアイランド(World Islands)、パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)、パーム・ジェベル・アリ(Palm Jebel Ali)として知られている。遠征59クルーによってこの写真がとられたとき、国際宇宙ステーションは、ペルシャ湾を横断するサウジアラビアの408キロメートルを周っていた。

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Space station
6月15日(土)
宇宙ステーションからオーロラを見る

国際宇宙ステーションのNASAの宇宙飛行士クリスティーナ・コッホが、オーロラのこのイメージを撮り、そして言った。「数年前、私は、南極で、6ヵ月の冬の夜を通して、インスピレーションのためにオーロラを見上げた。今、私は、上から、感激させられる畏怖でさえあることを知っている。」

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Space station
6月14日(金)
渦巻銀河 NGC 2903

NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって撮られた渦巻銀河のこの肖像的な外見が、驚くような NGC 2903 をここに示している。それは、渦巻き、きらめく星達のまき散らされた回転する腕、ガスの輝く爆発、暗い宇宙のダストの編まれたレーンを示している。 NGC 2903 は約 3000 万光年離れた獅子座にあり、およそ145の近くのディスク銀河達の中央領域のハッブル調査の一部として調べられた。この調査は、このような銀河達のコアに潜むブラックホールと、このイメージに見られような銀河中央の星達、ガス、ダストのラグビー・ボール型のバルジの関係を、天文学者達が更に良く理解するのを狙いとした。

 --- 大判はイメージをクリック。左のイメージは縦横比を変更しています(大判参照)。

Space in Images (ESA)
6月13日(木)
夜の北イタリア

国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、何時も軌道の最前線から地球の写真を撮っている。この北イタリアの写真は、都市の効率性と持続性に関する重要なデータを提供して、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士ルカ・パルミターノの2013年のミッションでとられた。研究者達は人工の光の周囲の環境へのインパクトを評価する方法を考えてきた。都市の照明は、夜行性動物の生存のためだけでなく、人間にとっても破壊的である。就寝時刻前の人工の光の過多は、睡眠に関連するホルモン、メラトニン の生産を減らす。この抑制は、胸や前立腺のガンを含む、我々の健康に対する負の影響につながる恐れがある。加えて街の灯は国のエネルギー消費の大半を占める。世界が気象変化とエネルギーのクリーンな源と取り組むとき、エネルギーの使用方法は適切な話題である。
夜の地球の50万の写真を通して、これらの都市の夜の結果は誰にもアクセスしやすい地球のマップになるだろう。研究者達は、照明を減ずることを勧めるために、都市でのエネルギーの非効率性を示すマップを使うことを考えている。また、それはスマートである。世界の住民の半分以上が都市で生活している。宇宙は都市の革新において重要な役割を演ずる。今週、ヨーロッパ宇宙機関は都市居住者のための利便性に着目している。ハッシュタグ #SmartCities で議論に参加しよう。
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Space in Images (ESA)
6月12日(水)
ヨーロッパ宇宙機関の火星探査

ヨーロッパ宇宙機関は軌道から火星を調査し、専門的知識を実証してきた。今、我々は、地表を横断して走行し、生命の証拠を求めて地下を穿孔するための、安全な着陸を確保する方向に進んでいる。我々の軌道船は、既に、地表のミッションのためのデータ中継サービスを提供している。次の論理的ステップは、サンプルを地球に持帰り、科学者達のために広く火星に接近し、赤い惑星の将来の人間の調査の準備をすることである。この図は、二回目のエクソマーズ・ミッションの打上準備と、将来のサンプル持帰りミッションの完成の、火星探査へのヨーロッパ宇宙機関の貢献を示している。

 --- 大判はイメージをクリック。図は現在活動中の宇宙船。図中NASAのアイコンはNASAの宇宙船。図の下の Mangalyaan はインドの宇宙船(消息は発表されていない)。解説動画は こちら から。

Space in Images (ESA)
6月11日(火)
ヨーロッパのロケット開発

左から右に、アリアン5、ベガ、ベガC、アリアン62、アリアン64。アリアン5とベガは既に仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートから打上げられている。新しい宇宙船が開発されており、ベガCは、一回のフライトで 2.3 トンまでの、一つまたは複数の積載物を軌道に運ぶことができ、広範囲なミッションで、また、多様な積載物に対して可能性を持っている。アリアン6はヨーロッパの次世代の打上船であり、低地球軌道に約21トンの積載物を届けることができる。アリアン6はA62とA64の二つのバージョンを持ち、全ての軌道に一つまたは複数の衛星を投入できる高さ60メートル超のヨーロッパ最大のロケットである。ベガCは無人で打上げられ、2ヵ月以上低地球軌道にとどまり、微重力状態での実験やデモンストレーションのためのプラットホームを提供できる。それぞれのミッションの後、その貨物を戻すために地上に着陸し地球に戻ることができる。

<注>: ロケット開発は有人月探査などに向けた重量級ロケットと、安価・軽量を狙った小型ロケットの開発に向かっています。ベガC(軽量)、アリアン6(重量)は2020年以降の実用化が期待されています。一例として、今月下旬、スペースXのファルコン9重量ロケットの打上が予定されています。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

Space in Images (ESA)
6月10日(月)
NASAの火星ヘリコプターテスト、最終フェーズに入る

NASAの火星ヘリコプタープロジェクトはいくつかの鍵となるテストを通過した。2021年、小型かつ自律的なヘリコプターが、歴史上初めて、他の惑星で、空気より重いものの生存能力を試すだろう。最近、フライトモデルがいくつかの重要なテストを通過した。このヘリコプターは、打上と旅の間、マーズ2020ローバーの腹に 1.8 キログラムの宇宙船として抱えられ、着陸の後火星の地表に展開されるだろう。その目的は、地球の密度の1%しかない薄い火星の大気での飛行が可能か、また、地球から遠い惑星間の距離で制御できるかを確認することである。このヘリコプターは、また、赤い惑星を記録する可能性を実証する、高精細カラーイメージを提供するカメラを運ぶ。このマーズヘリコプターは、ケープカナベラル空軍基地の宇宙打上複合施設41から、2020年7月に、マーズ2020ローバーと共にアトラスⅤロケットで打上げられ、2021年2月18日に、火星のジェゼロ(Jezero)クレータに着陸するだろう。

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Mars 2020 Rover
6月9日(日)
西ヨーロッパと北アフリカ

この斜めの視界は、北西から南東(下から上)方向を見て、西ヨーロッパ、大西洋、地中海、北アフリカの一部分を示している。国際宇宙ステーションが大西洋上257マイル(411キロメートル)に周っていたとき、ポルトガル、スペイン、ジブラルタル海峡、モロッコ、アルジェリアが見られる。

 --- 大判はイメージをクリック。このイメージは南が上、北が下になっています。

Space station
6月8日(土)
アリューシャン列島南の雲のパターン

国際宇宙ステーションが北太平洋上257マイル(411キロメートル)を周っていたときに、遠征59クルーが、アリューシャン列島南のこれらの雲のパターンを撮った。

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Space station
6月7日(金)
チャンドラ、他の星からのコロナ質量放出を検出する

チャンドラX線天文台を使っている新しい調査は、太陽系外の星からのコロナ質量放出を初めて検出し、これらの強力な現象に対する新しい洞察を提供した。この太陽系外のコロナ質量放出は、地球から約450光年にある HR 9024 と呼ばれる星から発しているのが見られた。これは、研究者達が、我々の太陽以外の星からのコロナ質量放出を完全に確認し、特性を評価した最初を表している。この出来事は、帯電した粒子を含む熱いガス、プラズマの巨大なバブルの放射に続く、X線の強烈なフラッシュによってマークされた。

 --- イメージは想像図です。太陽系外システムに関しては、これまで、系外惑星について多く調査され、数々の発見が為されてきましたが、星(恒星)そのものについてはあまり調べられてきませんでした。この調査結果は、ある系外システムでは、太陽系のように、粒子の風(太陽風)が吹いていることを示しています。

Solar System and Beyond
6月6日(木)
遠方にある超新星の大量発見で宇宙膨張の謎に迫る

すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC; ハイパー・シュプリーム・カム) を用いた半年間の観測により、約80億光年以上(赤方偏移1以上)にある超新星58を始め、約 1800 個もの超新星が発見されました。近傍を含む大量の超新星を発見したことのみならず、遠方超新星を半年間という短期間の観測からこれほどの数発見できたことは、大口径のすばる望遠鏡の集光力と高解像度で広視野という HSC の特長を合わせた観測の強みが存分に活かされた成果です。

すばる望遠鏡の HSC の成果です。詳細は右のリンクから直接ご覧ください。すばる望遠鏡では HSC の搭載後、いくつかの顕著な発見が続いています。“超新星”の出現は、これまで珍しい天の事象として極めて稀に発見される程度でした。現在でも超新星爆発の監視に専念する宇宙船が打上げられ監視を続けています。その発見時には世界中に周知され、多数の宇宙と地上の望遠鏡が観測する体制を整えています。記事のような多数の超新星の発見は、これまでは考えられないことでした。この発見はこれまでの天文学の理解に大きな変革をもたらすかもしれません。

すばる望遠鏡
月日()
太陽系惑星の傾きと回転

それは、ほとんど垂直に、または水平に、あるいは後転して回っているだろうか? このビデオは、比較を容易にするために、我々の太陽系の全八つの惑星のNASAのイメージを並べてアニメ化している。このコマ落しのビデオでは、地球の一日、地球の一回転を数秒にしている。木星が最も速く回転し、金星は最も遅くまた後方に回転している(確認できるだろうか?)。上段の内部の岩の惑星は、太陽系の初期に、ほぼ確実に劇的な回転を変える衝突を受けた。多くの洞察とともに調査の話題を残すこの惑星達が回転し傾く理由は、現代のコンピュータモデルと最近の発見と分析、および惑星達が他の星達(恒星達)を周る何百もの太陽系外惑星の分析によって得られた。

これは動画です。イメージをクリックして Youtube から。または右のリンクから直接ご覧ください。

Astronomy Picture of the Day
6月4日(火)
NASA、アルテミス計画の最初の商用月着陸サービスを選ぶ

NASAは、アルテミス(Artemis)計画の一部として、科学と技術物資を届ける商用月配送サービス(CLPS)提供者を選択した。各商用着陸船は、2024年までにNASAの宇宙飛行士達を月に着陸させる道を開く、NASAが提供する物資を月面に運ぶだろう。NASAのアルテミス計画は二つのフェーズの月の探査を予定している。最初に2024年までに宇宙飛行士達を月に着陸させ、その後、2028年までに月の表面またはその周辺の継続的な人間の存在を確立させる。最初に、2020年9月までに、月のクレータの一つの溶岩の平原雨の海(Mare Imbrium)に四つほどの資材を運ぶ Orbit Beyond of Edison の提案に対して 9700 万ドル(100億円超)が与えられる。続いて、2021年7月までに月の近い側のクレータ、ラカス・モルティスに14ほどの物資を運ぶ Astrobotic に 7950 万ドルと、同時期を目標とする嵐の大洋に五つの資材を運ぶ Intuitive Machines に 7700 万ドルが与えられる。 --- 以上要点のみ。

 --- 大判はイメージをクリック。月に宇宙飛行士達を送る計画は既に始まっており、商用配送サービスでも来年半ばには実施に移される計画があることをお知らせする意味で取上げました。

Moon to Mars
6月3日(月)
羽田空港周辺

左のイメージは、昨日掲載した、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2A衛星が撮った東京周辺のイメージの、羽田空港(中央上)付近を取上げたもの。大判サイズは原寸そのままであるが鮮明度を上げるために処理を加えてある。即ち、宇宙から撮った衛星写真の、現状での最高精度を見ていただくために取り上げたもの。多くの船が湾の中に見え、東京アクアラインのアクアトンネルの中央に位置する「風の塔」が右下に白い円で見えている。アクアラインは全長約23.7キロメートル、千葉と東京(川崎)を結ぶ交通網。中央のトンネル入り口には「海ほたる」がある(右に参考図)。約10キロメートルがトンネルであり、その中央に換気用の「風の塔」がある。

 --- 原寸大は左のイメージをクリック。なお、原版は こちら(10980 x 10980 19.08 MB) から。

Space in Images (ESA)
6月2日(日)
東 京

コペルニクス・センチネル2A衛星は、2017年5月8日に、日本の首都東京のイメージを撮った。東京は本州の東岸にある。このイメージの更に北と北西へ広がる大きな東京は、世界で最も大きい大都市約 3800 万人のホームである。大都市圏の灰色がイメージを支配し、西に広がる凹凸の山並みの暗い緑と鋭いコントラストを描いている。この街の中心は主に東京湾にそそぐ荒川の南に横たわっている。その湾はイメージの右下に見ることができる。多くの船が湾の中に見え、湾に広がるブリッジとトンネルの併用であるアクアラインがある。それは全長約 23.7 キロメートル、約10キロメートルがトンネルであり、世界で四番目に長い水中のトンネルである。広域な住民の半分以上が市街化区域で生活し、多くの人々が都市に群がり、膨張と開発が計画されまた監視する必要がある。コペルニクス・センチネル2号ミッションは、世界中の都会に住むプランナと意思決定者のために重要な情報を提供している。

 --- 大判はイメージをクリック。イメージの原版は こちら(10980 x 10980 19.08 MB) から。

Space in Image (ESA)
6月1日(土)
京都と大阪

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2B衛星は、2018年5月11日に、京都と大阪のこのイメージを撮った。この驚異的な疑似カラーイメージは、人工150万と270万の日本の大都市二つを捕えている。京都府は、山脈、竹林から、川、森の間の変化を見せ、植物が鮮やかな青で、市街地が黄赤で見られる。イメージは、陸地を区別し、霞を透過し、水の確認を容易にするために処理が加えられた。この地方のほぼ4分の三が山であり、10%未満が水で覆われている。京都の北東に琵琶湖を見ることができる。これは672平方キロのエリアを覆う日本の最大の淡水湖であり、このエリアは、現代の寿司の前駆「なれずし」のホームとして、また「ふなずし」で知られている。世界中からの訪問客が京都に旅し、この国の文化的な都市として広く考えられている。一方、大阪は、多文化的な食物や割烹料理などが食い道楽を引きつけている。

 --- 記事は大幅に要約しています。大判はイメージをクリック。イメージの原版は こちら(12.09 MB) から。また、「なれずし(熟れ鮨(鮓)、馴れ鮨(鮓))」については こちら から、「ふなずし(鮒鮨)」は こちら から。この話題の共通する起源は こちら からご覧ください。

Space in Image (ESA)