このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<8月7日(金)>
  1. エクソマーズ、火星のクレータの春を捕える (ExoMars)

    この春、ヨーロッパ宇宙機関とロシア共同のエクソマーズガス追跡軌道船によって捕えられた新しいイメージの組合せは、火星の春分に捕らえられた火星の地表の、一連の興味深い地形を示している。

    大判はイメージをクリック。この記事は複数の火星のクレータの春を示していますがある程度の記事のボリュームがあります。紹介の方法については別途検討します。

  2. NASA、宇宙のオブジェクトのニックネームを再調査

    惑星、銀河、星雲のような遠い宇宙のオブジェクトは、科学コミュニティで時々非公式なニックネームで参照される。科学コミュニティが、フィールドの全ての面で差別と不平等を確認し注目することに取り組んでいるとき、特定の宇宙のニックネームが無神経のみならずに有害でもあることが明らかになった。NASAは、宇宙のオブジェクトの、非公式な用語の用法がないか調べている。

    大判はイメージをクリック。写真は「エスキモー星雲」。「エスキモー」の語は、人種差別的な歴史上の植民地の語として広く見られており、北極領域の先住民に強いられている。

  3. 「浅い稲妻」と「ドロドロなボール」、NASAのジュノ科学者達にアンモニアを示す (Juno)

    NASAのジュノ・ミッションからの木星の新しい結果は、我々の太陽系最大のこの惑星が、「浅い稲妻」と呼ばれるもののホームであることを示唆している。放電の予想外の形、雲に始まる浅い稲妻はアンモニア水溶液を含み、一方、地球の稲妻は水の雲から始まる。

    イメージをクリックしてアニメーション(Youtube)を参照。

  4. 我々の太陽系の形を明らかにする

    NASAのミッションからのデータを使って、科学者達が我々の太陽系を囲んでいるバブルの形の新しい予測を開発した。我々の太陽系の全ての惑星は、太陽から発する太陽風によって宇宙に作られた磁気バブルに入っている。このバブルの外側は、我々の銀河の星のシステムの間の宇宙を満たしている星間の媒体である。科学者達が長年試してきた一つの疑問は、我々の太陽が我々の銀河の中央を周って宇宙を通して旅するときの、このバブルの形である。

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  5. アルマ望遠鏡、渦巻き模様の惑星誕生現場を撮影 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡が、若い星おおかみ座RU星を取り巻くガスと塵の円盤を観測し、その複雑な姿を描き出しました。中心部には塵でできた同心円状のリング構造がある一方、外側にはガスでできた渦巻き模様が広がっていました。惑星が誕生する現場は、想像以上に複雑でカオスな状態になっているのかもしれません。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<8月6日(木)>
  1. ロケット、アラスカの空高くに巻く波を見る

    アラスカの空高くのこのイメージの「サーファの波」は、超高層大気の見えない流れを照らし出している。それらは、2018年1月26日にアラスカから打上げられた気象観測用ロケットによって放たれた、トリメチルアルミニウムガスによって測定された。科学者達は、酸素にさらされたときに即座に火がついた、この人間に有害でないガスを撮った。このように巻く波は、ガスまたは液体の流れが、互いに異なる速度で擦れ合うときに起きる、 ケルヴィンヘルムホルツ不安定性 からの製品である。流れがお互いにこすれ合ったとき、それらはこのような特徴的なカールをつくり出す。

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  2. 二重星システムからの爆発 (Chandra)

    何十年にもわたって、天文学者達は、地球から約 25,000 光年にある二重星システム V745 Sco からの不規則な爆発を知っていた。この V745 Sco は、互いに重力によって結ばれた、赤巨星と白色矮星から成る二重星システムである。これらの二つの星のオブジェクトは、互いの周りを接近して回っているので、赤色巨星の外層は、白色矮星の激しい重力によって引き剥がされている。この素材は白色矮星の表面に徐々に落ちる。時がたつと、巨大な熱核爆発を誘発し、この二重星を新星と呼ばれる劇的に輝かせるのに十分な素材が、白色矮星の上に蓄積されるかもしれない。天文学者達は、 V745 Sco が、可視光線で、 約9日間で 1000 倍弱まるのを見た。2014年に、天文学者達は、チャンドラX線天文台を使って、ようやく、それらの現象を見る機会を得た。それらの重要な発見は、爆発によって放出される素材の大部分が我々の方向へ進んでいるようにに見え、また、観測を説明する爆発の三次元コンピュータモデルを開発したことである。

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<8月5日(水)>
  1. ブラックホール、その仕事に失敗する (Chandra)

    天文学者達は、巨大なブラックホールが銀河集団の寿命に関係しないとき、何が起きるかを発見した。NASAのチャンドラX線天文台と他の望遠鏡を使って、彼らは、受動的なブラックホールのふるまいが、遠い銀河達の集団に起きる星形成の、注目に値する奔流を説明するかもしれないことを示した。銀河の集団には、全ての銀河達の結合された質量を上回る、熱いX線を発するガスによって満たされた、何百または何千もの銀河達を含んでいる。集団の中央の銀河の超巨大ブラックホールによってパワーを供給された素材の放出は、通常、この熱いガスが、冷却から星達の膨大な数を形成するのを妨げる。しかし、もし、そのブラックホールが活動を止めたならば何が起きるのだろう? 地球から99億光年の位置にある銀河集団 SpARCS104922.6+564032.5 (SpARCS1049) が一つの答えを提供している。NASAのハッブル宇宙望遠鏡とスピッツア宇宙望遠鏡からの観測に基づいて、天文学者達は、以前に、 SpARCS1049 において、星達が、1年に約900の新しい太陽に相当する驚異的な割合で形成されてきたことを発見した。これは、ミルキーウェイがその星達を形成するより300倍以上高速である。(中略)
    この答えは SpARCS1049 の熱いガスの性質を明らかにする、新しいチャンドラデータによってもたらされるかもしれない。

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  2. NASAのルーシーミッション、重要なミッション里程標を通過する (Lucy)

    先週、NASAのルーシー・ミッションの、宇宙船の構成、テスト、打上オペレーションの、主要な里程標の完成を印した。 ルーシーは、木星と同様太陽から同じ距離で、木星に先行しまた追う太陽を周る小さな天体、トロイ小惑星を調査する初めての宇宙ミッションになるだろう。
    <参考>: 木星のトロヤ群

    イメージは動画 Youtube にリンクしています。

 
<8月3日(月)>
  1. 今の宇宙に残された、形成初期の銀河を発見 ―すばる望遠鏡と機械学習で銀河の酸素量の世界記録を更新― (すばる望遠鏡)

    元東京大学大学院の小島崇史博士と国立天文台/東京大学宇宙線研究所の大内正己教授が率いる国際研究チームは、すばる望遠鏡の大規模データと機械学習に基づく新手法を組み合わせることにより、現在の宇宙に残る、形成して間もない銀河を複数発見することに成功しました。なかでも、今回「HSC J1631+4426」と命名された銀河は、酸素含有率が太陽の 1.6 パーセントと極めて低く、銀河における酸素含有率の最低記録を更新する快挙となりました。酸素含有率がこれほど低いということは、この銀河にあるほとんどの星がごく最近作られたことを意味しています。銀河の形成過程を解き明かす上で鍵となる天体の存在を、機械学習に基づく新手法によって示した重要な成果です。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  2. アルマ望遠鏡、超新星1987Aで作られた中性子星の兆候を発見 (ALMA:国立天文台)

    ふたつの国際研究チームが、アルマ望遠鏡を使った観測と理論研究をもとに、1987年に出現した超新星1987Aで中性子星が作られた可能性を見出しました。もしこれが正しければ、これまでに見つかった最も若い中性子星となります。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<8月2日(日)>
  1. ハッブル、星の素晴らしさを見る (Hubble)

    これまでで最良の視界、この星団 NGC 2203 は、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって撮られた。この星達の集団には、そのまばゆい美貌を除いても、天文学者達が共に星達の寿命を考えるのに役立つ、多くの天文学的な楽しみを含んでいる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASAの太陽データ、新しいモデルが大きな太陽面爆発を予測するのに役立つ (SDO)

    NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)からのデータを使っている科学者達は、最近の太陽活動周期からの、太陽の最大フレアの、一連の九つのうちの七つの予測に成功した新しいモデルを開発した。更なる開発によって、このモデルは、ある日、太陽放射のこれらの激しい爆発の予測に使われるかもしれない。

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<7月31日(金)>
  1. 火星へカウントダウン (Perseverance rover)

    NASAのマーズ2020パーサーバランスローバーを搭載したアトラスⅤロケットが、2020年7月28日火曜日に、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の宇宙打上複合台41の打上台に搬出されて見られる。パーサーバランスローバーは、赤い惑星のロボット調査の長期の活動、NASAの火星探査計画の一部である。

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  2. 火星の極めて細長い雲再び現れる (Mars_Express)

    不思議な長く薄い雲が、火星の高さ20キロメートルのアルシア・モンズ火山の上に再び現れた。この雲は水の氷から成り、その外見にもかかわらず火山活動と関連する噴煙ではない。実際には、この奇妙な流れは、気流が火山の風下の斜面に影響されたように形成している。

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  3. 日韓VLBIネットワークKaVAによる星形成大規模観測プログラム初成果:高速ガス流を噴き出す巨大な赤ちゃん星たちの姿に迫る (国立天文台)

    国立天文台水沢VLBI観測所では、日本国内VLBIネットワークVERAと韓国天文研究院KASI(Korea Astronomy and Space Science Institute)で運用されている韓国VLBIネットワークKVN (Korean VLBI Network)との共同研究ネットワークKaVA (KVN and VERA Array)による大規模観測プログラムを進めています。そのうちの1つ、星形成研究のプログラムでは、国立天文台、KASIも参加する国際共同プロジェクトのアルマ望遠鏡ALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)のデータとも組み合わせ、大質量星団形成領域G25.82-0.17における複雑なアウトフローの構造について初めて解明しました。観測結果は、大質量星団でも太陽のような小質量星と似たようなプロセスで大質量星が形成されることを示しています。本研究は、今後の東アジアVLBIネットワークでの大規模観測プログラムによる大質量星形成研究の第一歩として重要な成果となっています。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月30日(木)>
  1. NASA、宇宙ステーションへの「スペースX」クルー2ミッションの宇宙飛行士達を発表

    NASAと国際的パートナーは、国際宇宙ステーションへの「スペースX」クルードラゴン飛行の二回目となるNASAの商用クルー計画の一部として、クルー2のメンバーを指定した。NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローとミーガン・マッカーサは、それぞれ宇宙船の指揮官とパイロットとして勤めるだろう。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士星出彰彦とヨーロッパ宇宙機関(ESA)宇宙飛行士トーマス・ペスケはミッション・スペシャリストとして参加するだろう。クルー2の打上は、8月2日に地球に帰る予定のNASAの「スペースX」デモ2試験飛行ミッションと、9月後半が目標とされているNASAの「スペースX」クルー1ミッションの打上の成功の後の、2021年春が目標とされている。このクルー2宇宙飛行士達は、ロシアのソユーズ宇宙船で打上げられるであろう3名のクルーメイトとともに、宇宙ステーションで約6ヵ月間クルーメンバーとして残るだろう。この7名のメンバーは、従来に6名の宇宙ステーションクルーを増加させる。

    大判はイメージをクリック。2020年9月後半が予定されている「スペースX」クルードラゴン1には、日本の野口聡一飛行士の搭乗が予定されています。また、星出彰彦飛行士は滞在後半に指揮官を務める予定です。 JAXA の発表は こちら から。

 
<7月29日(水)>
  1. エクソマーズ、火星の大気に新しいガスのサインを発見 (ExoMars)

    ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズガス追跡軌道船は火星の新しいガスのサインを追跡した。これらは、火星の大気について新しい秘密を解き放ち、また、この惑星における生物学的なまたは地質学的な活動と結びつく、メタンがあるか否かの正確な決定を可能にするだろう。このガス追跡軌道船(TGO)は、赤い惑星を2年以上の間軌道から調査してきた。宇宙船は、今、その敏感な大気の化学機器(ACS)によって、火星年(地球年で2年)の観測に基づいた、オゾン(O3)と二酸化炭素(CO2)の、これまでに見たことがないサインを見つけた。これらの調査結果は、天文学と天体物理学で出版される二つの新しい研究論文で報告される。

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  2. ガニメデの表面に太陽系最大の衝突クレーターを発見 (国立天文台)

    木星の衛星ガニメデは、冥王星や水星よりも大きく太陽系最大の衛星です。ガニメデの誕生や進化を解明することは、木星の衛星系の形成を理解するだけでなく、太陽系全体の歴史を知ることにもつながります。1979年と1980年には惑星探査機ボイジャー1号・2号が、さらに1995年から2003年にかけては木星探査機ガリレオが、多くのガニメデの画像データを取得しました。これらの探査から、ガニメデの表面には古い地質から成る暗い色の領域と、新しい地質の明るい色の領域とが存在することが分かっています。このうち暗い領域には「ファロウ」と呼ばれる溝状の地形が存在し、ガニメデで最も古い地形であると考えられてきました。

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  3. 大気球実験B20–04の実施終了について [マルチクロックトレーサーによる大気年代の高精度化] (JAXA)

    成層圏大気科学において現在最も注目されているものの一つである大気年代は成層圏大気輸送の重要な指標であり、特に地球温暖化に伴う成層圏大気力学過程の応答を検出できると期待されています。これまで「クロックトレーサー」と呼ばれる二酸化炭素(CO2)または六フッ化硫黄(SF6)を観測し、その濃度から大気年代を決定する研究が行われてきました。しかし、その長期変化の傾向は近年の数値シミュレーションの結果と異なっており、また必ずしもCO2とSF6の両者から決定した年代は一致しません。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月28日(火)>
  1. 大質量星が誕生している領域の化学組成と星の進化の過程 -分子で探る重い星が生まれる環境- (ALMA:国立天文台)

    学習院大学 理学部 物理学科の谷口琴美助教を中心とした、国立天文台、National Institute of Science Education and Research (インド) の研究グループは、南米チリにあるアルマ望遠鏡で取得されたIRAS16562-3959 大質量星形成領域の高空間分解能の分子輝線の観測データを用いて、この領域の化学組成や各分子の空間分布について詳細に調べました。酸素を含む有機分子 (CH3OCH3, CH3OCHO, (CH3)2CO) と窒素を含む有機分子 (CH3CN, HNCO) の空間分布には大きな違いがありました。星間空間特有の分子で、炭素原子が直線状に連なった炭素鎖分子の一種であるシアノアセチレン (HC3N) は、窒素を含む有機分子と類似の空間分布を示すことが分かりました。各分子輝線の特徴を活かし、この大質量星形成領域の構造やコアの進化段階について明らかにしました。また、この観測結果と化学反応ネットワークシミュレーションの結果と組み合わせ、今までの赤外線の観測では見つけられていなかった、ガスやダストに埋もれた非常に若い星の存在を示しました。この結果は米国の天体物理学専門誌「The Astrophysical Journal」に掲載されます。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月26日(日)>
  1. NASAのローマン宇宙望遠鏡のための地上システム、大きなチェックを終える (Roman Space Telescope)

    NASAのナンシーグレイスローマン宇宙望遠鏡は、宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)によって開かれるだろう科学オペレーションセンターを含め、ミッションの地上システムの事前のデザインチェックを成功裏に終えた。このことは、デザイン、スケジュール、予算要求の全ての科学オペレーションの計画を満たしたことを意味する。このミッションは、今、観測の計画とスケジューリングおよび結果として生じるデータの管理を可能にする次のフェーズへ進むだろう。2020年代中頃に打上げられるとき、この望遠鏡は先例のない詳細の巨大な宇宙のパノラマをつくるだろう。

    大判は省略。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. ハッブル、幽霊のような銀河を撮る (Hubble)

    大部分の渦巻銀河の顕著な形は、一見して銀河の中央から外側に湾曲する、多くの回転する渦巻の腕である。NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡でとられたこのイメージにおいて、銀河 NGC 4848 の驚くような銀・青の渦巻の腕が大きな詳細で観測されている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<7月25日(土)>
  1. ハッブル、土星の夏を見る (Hubble)

    宇宙の異国の天文学者達は、遠くから土星と地球を見て、土星が一回の軌道を終えるのに、地球は、太陽の周りを約30回激しく動くことに注目するだろう。それは、地球が土星より太陽に10倍近く、太陽の強い重力の中にいるからである。二人の NASCAR レーサー(注、NASCAR:全米自動車競争協会)のように、地球は毎回動きの遅い土星を「抜き」、天文学者達は、その魅力的な世界のクローズアップの観察を得るためにハッブルを向ける。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASA、マーズ2020パーサーバランスローバー打上の興奮を共有するために大衆を誘う (Perseverance)

    NASAは、NASAのマーズ2020パーサーバランスローバーの打上に先立って、仮想の活動とイベントに参加するように大衆を誘っている。この打上げは、フロリダのケープカナベラル空軍基地の宇宙打上複合台41から、米国東部夏時間7月30日木曜日午前7時50分(日本時間7月30日木曜日午後8時30分)を目標にしている。中継放送と秒読みの解説は、午前7時(日本時間午後8時)に、NASAテレビとNASAのウェブサイト、YouTube, Twitter, Facebook, LinkedIn, Twitch, Daily Motion, Theta.TV. で始まるだろう。

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  3. NASAのミッション、成層圏気球で宇宙を調査する (ASTHROS)

    フットボール・スタジアムの大きさの気球で運ばれた ASTHROS は、地上からは見えない波長の光を観測するために最先端の望遠鏡を使うだろう。この観測は、気球によって成層圏に最先端の 2.5 メートル望遠鏡を運ぶ、野心的な新しいミッションから始まった。暫定的に南極大陸から2023年12月の打上を予定されている ASTHROS は、氷の南大陸の上を空気の流れに漂って、約3週間を過ごすだろう。

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  4. 予測不能を予測する (DART)

    小惑星への DART(二重小惑星再方向付けテスト)のダイビングの動き。2022年秋に、NASAの DART 宇宙船は、小惑星ディデュモスとその小さな月ディモルフォスの、その目的地に着くだろう。このミッションは、小惑星が地球に衝突することを避けるための地球防衛戦略を実証するための一方通行の旅、超高速衝突テストである。

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<7月24日(金)>
  1. 彗星ネオワイズ地球に接近 (Spaceweathernews)

    明日の夜は、恐らく、続く 6,800 年間で、彗星ネオワイズ(NEOWISE)を見る最高の可能性になるだろう。この彗星は、7月23日に、地球に最接近する。このかすれている彗星は、空の暗い地域からはまだ肉眼で見える。また、至る所のカメラマンにとっては容易なターゲットであろう。 Spaceweather.com で全ストーリーを読もう。

    大判はイメージをクリック。この写真では長く伸びたイオンの尾が非常に鮮明に見えています。なお、写真は著作権が保護されています。記事の7月23日は日本時間では概ね7月24日に相当します。北西の空、おおくま座(北斗七星)としし座の中間付近に見えるでしょう。24日の空のマップは こちら から。

  2. NASAの火星パーサーバランスローバー、フライト準備レビューを通過する (Perseverance)

    NASAのマーズ2020パーサーバランスローバーミッションは、打上台への途上での重要な里程標である水曜日のフライト準備レビューを通過させた。7月30日木曜日の打上秒読みは、東部夏時間午前7時50分(日本時間同日午後8時50分)に開かれる。

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  3. NASAと「スペースX」、運用上初めての商用クルー打上にメディアを招く (CrueDragon)

    国際宇宙ステーションへのNASAの「スペースX」クルー1ミッションに対するメディア承認が開かれている。NASAのクルードラゴン指揮官マイケル・ホプキンス、パイロットビクター・グラヴァー、シャノン・ウォーカーは、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一と共に、クルー1ミッションで、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aから打上げられるだろう。この打上は、NASAの「スペースX」デモ2試験飛行の宇宙ステーションからの帰還と評価の後、9月下旬以降が目標とされている。

    大判はイメージをクリック。写真の右端は野口飛行士。

  4. NASAジュノ、木星の月ガニメデの北極の初めてのイメージをとる (Juno)

    ジュノからの赤外線イメージが、木星の月ガニメデの氷の北極の初めての一瞥を提供している。2019年12月26日の木星へのフライバイの帰りの途中で、NASAのジュノ宇宙船は、太陽系で9番目に大きな天体、ガニメデの北極近くを飛んだ。宇宙船の木星赤外線オーロラマッパー(JIRAM)装置によって集められた赤外線イメージは、この大きな月の北のフロンティアの、初めての赤外線マッピングを提供している。

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<7月23日(木)>
  1. 太陽軌道船の初めてのイメージ (Solar Orbiter)

    ESA/NASA の太陽軌道船(Solar Orbiter)の太陽圏画像(SoloHI)望遠鏡は、太陽によって宇宙に絶えず放たれている帯電粒子の流れ、風の中の電子によって散乱される光を捕えることによって太陽風のイメージをとった。2020年6月5日に装置の最初の光を得た時に得られたこのイメージは、4台の別々の探知器からの四つの別々のイメージからの合成である。そのとき、太陽軌道船は、地球との距離の約半分の、太陽から約 4800 万マイル(7680 万キロメートル)にあった。太陽はフレームの右側にあり、その光は一連のバッフルによって1兆倍で日光を遮られた。

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  2. 太陽軌道船の初めてのイメージ(1) (Solar Orbiter)

    このアニメーションは、 ESA/NASA の太陽軌道船の極紫外線画像装置(EUI)によって5月30日に捕えられた太陽の一連の視界を示している。それらは、太陽の外見を、電磁スペクトルの極紫外線領域である、17ナノメートルの波長で示している。この波長のイメージは、およそ百万度の温度を持つ、太陽のの超高層大気(コロナ)を表している。5月30日に、太陽軌道船は、かって他の太陽望遠鏡が為したことのない、大雑把に地球と太陽の間にあった。これは、この望遠鏡に、約250マイル(400キロメートル)の太陽コロナの形を見せた。ミッションが続けられるので、太陽軌道船は、更に太陽に近くなり、最大のアプローチでは、二回の最接近での機器の分解能力を二倍に増やすだろう。元々の波長が人間の目に見えない機器によって検出されたので、これらのイメージの色は人工的に加えられた。

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  3. 太陽軌道船の初めてのイメージ(2) (Solar Orbiter)

    このアニメーションは、 ESA/NASA の太陽軌道船の偏光・太陽震動画像装置(PHI:Polarimetric and Helioseismic Imager:訳は適してないかもしれません)のイメージのシーケンスを示している。 PHI は太陽の表面の近くの磁場を測定し、 日震学の技術を通して太陽の内部を調査する場を提供する。最初のイメージは可視光イメージであり、我々が肉眼で見るものを表している。二番目のイメージは、太陽の小さな一部の、太陽の可視の表面の下の、熱いプラズマの動きからの結果である太陽の粒状のパターンを示している。第3のイメージは、全太陽の磁性のマップ、磁力記録(magnetogram)である。四番目のイメージは、我々に近づく青いエリアと遠ざかる赤エリアを示す視線速度を示す、太陽の小さな一部の「タコグラム(速度計)」である。5番目のイメージは太陽全体の回転を示すタコグラムである。6番目のイメージは、独特な領域の磁気特性を明らかにする、同じく小さな一部の磁力記録である。

    大判はイメージをクリック。

  4. 石垣島からのネオワイズ彗星 (NEOWISE)

    石垣島でとられたネオワイズ彗星の画像、映像です。イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月22日(水)>
  1. ハッブル、泡だつ銀河を見る (Hubble)

    周りの宇宙のように美しい、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡からの、このイメージの手前の泡立つような銀河は、疑う余地もなくこのショーを一人占めしている。全ての形と大きさで遠い銀河達の背景と比較対照される、このスポットライトを独り占めしている銀河は PGC 29388 として知られている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」 から。

  2. 国際宇宙ステーションと彗星ネオワイズ (Space Station)

    この記事は 「今日の宇宙(7月21日)」 参照。

    大判はイメージをクリック。

  3. ハッブルの予想外の旅 (Hubble)

    ハッブルのこれまでの業績を“エピロードとしてまとめた動画です。今回の記事はエピソード2です。英語解説を中心とした記事なので通常は掲載していませんが、ハッブル観測の集大成の意味もありますので取り上げました。ビデオはイメージをクリックして Youtube から。

  4. いて座の新星を日本の天体捜索者が発見 (国立天文台)

    2020年7月16日夜、香川県観音寺市の天体捜索者である藤川繁久(ふじかわ しげひさ)さんが、いて座の方向に9.9等級の新天体を発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告しました。この発見報告を受けて海外で分光観測が行われ、この天体が白色矮星(わいせい)の表面で核爆発を起こした「古典新星」という種類のものであることが判明しました。発見から分光観測までは半日足らずという早さで、天体捜索者と研究者との連携がたいへん良好に機能しました。

    大判を含む詳細はヘッドラインをクリック

 
<7月20日(月)>
  1. NASA、マーズ2020パーサーバランス打上、打上前の活動を放送 (Perseverance rover)

    NASAは、米国東部夏時間7月30日木曜日午前7時50分(日本時間7月30日木曜日午後8時50分)に、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の宇宙打上複合施設41から、ボーイング社とロッキード・マーティン社の合弁事業であるユナイテッド・ローンチ・アライアンス・アトラスⅤロケットに載せて、マーズ2020パーサーバランスローバーの打上を目標としている。この打上秒読みは、各5分ごとの打上げの機会とともに約2時間である。打上中継放送はNASAテレビとウェブサイトで午前7時(日本時間午後8時)に始まるだろう。

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<7月19日(日)>
  1. アラブ首長国連邦火星探査機「HOPE」打上げ (三菱重工業)

    三菱重工業株式会社は、UAE火星探査機「HOPE」を搭載したH-IIAロケット42号機(H-IIA・F42)について、2020年7月15日(水)の打上げを延期するとお知らせしておりました。本日、天候判断の結果、H-IIA・F42の打上げ日時を下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、今後の天候状況等によっては、再延期の可能性もあります。

    打上げ日:2020年7月20日(月)
    打上げ時刻:6時58分14秒(日本標準時)
    打上げ予備期間:2020年7月21日(火)~2020年8月13日(木)

    打上げの視聴は 「国内機関による中継とビデオ」 から。

 
<7月18日(土)>
  1. NASA、新しいジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡目標打上日付を発表 (James Webb)

    NASAは、今、技術的な挑戦に加えてコロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行のインパクトのために、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上を、仏領ギアナから2021年10月31日を目標としている。この決定は、打上前の残りの統合とテスト活動の最近完了したスケジュール危険度の査定に基づいている。以前のウェッブの打上は2021年3月を対象としていた。

    大判はイメージをクリック。

  2. ESA/NASAの太陽軌道船、太陽の最も近い写真を撮り、最初のデータを送り返す。 (Solar Orbiter)

    かって太陽についてとられたことのない最も近い写真を含む、 ESA/NASA の太陽軌道船からの最初のイメージを、今、市民が見ることができる。太陽軌道船は、我々の最も近い星(太陽)を調査する、欧州宇宙機関(ESA)とNASAの国際協力である。東部標準時2020年2月9日に打上げられたこの宇宙船は、6月中旬に太陽へのその最初の接近通過を終えた。

    大判はイメージをクリック。アニメーション動画は こちら から。

  3. 走り去る星、ブラックホールの消える行為を説明するかもしれない (NuSTAR)

    この出来事は、これらの神秘的なオブジェクトに対する新しい洞察を与えるかもしれない。はるか彼方の銀河の中心で、ブラックホールが、放水路を回る水のように、その周りで渦巻くガスのディスクをゆっくりと消費している。安定したガスの滴が大きく裂けた胃袋の中に引かれるように、極めて熱い粒子が、地球の3億光年離れて見られる光り輝くX線輝きを生み出すディスクの上下のブラックホールの近くに集まっている。ブラックホール・コロナと呼ばれるこれらの極めて熱い集合は、ブラックホールが食するときに100倍ほどまでの明暗の、それらの光度の目立った変化を示すことで知られてきた。しかし、2年前、天文学者達は、 1ES 1927+654 として知られる銀河のブラックホールコロナからのX線が約40日間に 10,000 倍弱まって完全に消えたときに驚異をもって見た。ほとんどすぐに戻りはじめ、約100日後には、この出来事の前よりほぼ20倍明るくなった。このブラックホールコロナからのX線光は、ブラックホールの給餌の直接的な副産物であり、従って 1ES 1927+654 からの光の消滅は、恐らく、その食物供給が止まったことを意味している。天体物理ジャーナルレターの新しい調査において、科学者達は、逃亡した星がブラックホールに近づき過ぎ、引きちぎられたのかもしれないと仮定している。もしこれが真であるならば、星から高速で動く破片は、ディスクの一部を突き進み、短くガスを分散させたかもしれない。

    大判はイメージをクリック。

  4. 歴史的なアポロ11号打上 (Apollo)

    東部夏時間1969年7月16日午前9時32分、アポロ11号ミッションは、ニール・アームストロング司令官、コマンドモジュールパイロット マイクル・コリンズ、月着陸船パイロット バズ・オルドリンを乗せて、 サターンⅤロケットで、ケネディ宇宙センタの複合打上台39Aから打上げられた。

    大判はイメージをクリック。アポロ11号ミッションは初めて月の降り立ち、その後アポロ17号まで月探査を行いました。

 
<7月17日(金)>
  1. 誤って確認されたブラックホールの例 (Chandra)

    研究者達のチームは、我々の最新の報道発表に記載された以前に異なる種類のブラックホールと間違えられた、ブラックホールのグループを確認した。この発見は、何億年もの間に超巨大ブラックホールがどのように成長し進化するかへの理解に重要な含みを持っている。この判断を間違えたブラックホールは、チャンドラ深フィールド南(Chandra Deep Field-South)で発見され、これまでで最も深いX線イメージにとられた。このグラフのメインパネルは、チャンドラから長年の間に集められた、観測時間700万秒以上を含む、チャンドラディープフィールド南(CDF-S)を示している。このイメージの、赤、緑、青は、チャンドラが検出できる低、中、高のエネルギーのX線を表す。このイメージの点の大部分はブラックホールである。

    大判はイメージをクリック。この記事の内容は以前の記事の内容を知らないと分からないのでここでは詳細は省きます。

  2. 彗星 NEOWISE、オーロラで満たされた空に見られる (NEOWISE)

    彗星 NEOWISE がオーロラで満たされた空の写真の中に見える。この写真は、2020年7月14日に、カナダのマニトバの西でとられた。左の紫のリボン状の構造はオーロラ関連の現象、オーロラサウルス(Aurorasaurus)プロジェクトで働く 市民科学者達の助けを借りて発見された空の不思議な光スティーヴ(STEVE) である。イメージの上近くの明るい筋は流星である。

    大判はイメージをクリック。このイメージは個人の撮影です。著作権が保護されていますので注意。彗星は右下、大判で確認。スティーブの英語解説付き動画は こちら(Youtube) から。

  3. すばる望遠鏡と「ニュー・ホライズンズ」の共同観測で探る太陽系外縁部 (すばる望遠鏡)

    すばる望遠鏡は、米国航空宇宙局 (NASA) の太陽系外縁天体探査機「ニュー・ホライズンズ (New Horizons)」との共同観測を、2020年5月から進めています。すばる望遠鏡に搭載した超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム, HSC) を活用して、探査機が今後調査する対象天体の候補を探す、たいへん重要な役割を担います。この共同観測には国立天文台ハワイ観測所など日本の研究者も参加しています。(中略)すばる望遠鏡では、ニュー・ホライズンズが現在航行している「いて座」の方向で、HSC の2視野分、満月のおよそ 18 個分の広さに相当する領域を観測しています。この観測では新たな太陽系外縁天体が 100 個以上見つかると予想されていて、そのうちのおよそ 50 天体はニュー・ホライズンズに搭載されたカメラでも観測可能であると観測チームは期待しています。

    イメージは省略しました。

 
<7月16日(木)>
  1. NASA、公式放送(メディア遠隔会議)で NEOWISE に焦点を当てる (NEOWISE)

    NASAの専門家達は、7月15日水曜日のNASAサイエンス中継メディア遠隔会議で、彗星 C/2020 F3 NEOWISE について議論し、一般の疑問に答えるだろう。この彗星は、早朝の空と、今週に始まる日没の後に肉眼で見える。このNASA科学ライブ物語は、フェースブック・ライブ、YouTube、USTREAM などとともに、東部夏時間水曜日午後3時(日本時間木曜日午前4時)に、NASAテレビ、ウェブサイトで中継放送されるだろう。視聴者は、ハッシュタグ #AskNASA を使って、ツィッターで疑問を提出することができる。

    イメージはありません。会議は英語です(念のため)。

  2. ニューホライズンズの歴史的なフライバイの5年後、冥王星について学んだ10のこと (New Horizons)

    5年前の今日、ニューホライズンズ宇宙船は歴史に残った。ほぼ10年と48億キロメートル超の航海の後、勇敢なピアノサイズの探査機は、冥王星の 12,480 キロメートルの中を飛んだ。これまでに初めて、我々は、壮観な、色の詳細とともに、この遠い世界の表面を見た。

    大判はイメージをクリック。

  3. 「ディスク偵察」、惑星が形づくるディスクを発見する助力を求める

    惑星は幼児の星の周囲で大きく回転するディスクで渦巻く粒子から形成される。しかしこのプロセスには何百万年もかかるので、科学者達は、多くの異なる例を発見し調査することによってのみ、これらのディスクについて学ぶことができる。「ディスク偵察(Disk Detective)」と呼ばれるプロジェクトを通して協力ことができる。これは、市民の専門の科学者達とメンバーの間の協同の、市民科学の例である。

    大判はイメージをクリック。

  4. 京大せいめい望遠鏡でスーパーフレアの検出に成功―生命居住可能な惑星への影響の理解に向けて― (国立天文台)

    京都大学岡山天文台の「3.8mせいめい望遠鏡」を中心に複数の望遠鏡を用いた連携観測で、恒星表面で発生する大規模な爆発現象「スーパーフレア」が捉えられました。スーパーフレアは、太陽の表面で起こるフレアよりもエネルギーが格段に大きい一方で、その放射の振る舞いや時間変化は太陽フレアと似た性質を示すことが分かりました。今後も観測例を増やすことが、地球や生命居住可能な惑星への影響を議論するための基礎になると期待されます。

    大判はイメージをクリック。

  5. 小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還に関する豪州宇宙庁(ASA)との共同声明の発表について (JAXA)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長と豪州宇宙庁(Australian Space Agency、以下「ASA」)のメーガン・クラーク長官は、2020年7月14日付で共同声明を発表いたしました。この中で、小惑星リュウグウのサンプルを搭載した「はやぶさ2」のカプセルが2020年12月6日(日本・豪州時間)に南豪州に帰還予定であることを公表しました。

    イメージはありません。

 
<7月12日(日)>
  1. NASAのパーカー太陽探査機、新しく発見された彗星 NEOWISE を見る (Parker)

    2020年7月5日、NASAのパーカー太陽探査機は、彗星 NEOWISE のユニークな視界を捕えるために適した場所にあった。パーカー太陽探査機の位置は、宇宙における宇宙船に彗星の双子の尾の無比の視界を与えた。この彗星は、3月27日に、NASAの近地球オブジェクト広域赤外線探査衛星(WISEまたはNEOWISE)によって発見された。

    大判はイメージをクリック。

  2. 彗星 NEOWISE は特大の核を持っている (Spacewhethernews)

    今、我々は、彗星 NEOWISE (C/2020のF3)がなぜそれほど明るいかを知っている。その核は巨大である。NASAの NEOWISE 宇宙船で働く研究者達は、2020年3月の彗星のコアからの赤外線放射を分析した。NASAのジェット推進研究所の NEOWISE 研究者は、「その赤外線のサインから、その核が差渡し約5キロメートルである」と言った。5キロメートルの大きさは太陽の近くに接近する彗星としては極めて大きく、マクノート・サイズの彗星と考えられる。

    これはスペースウェザーニュースの記事の要約です。イメージはNASA発表のもの。
    このサイトの記事によれば、7月15日ごろには日の出前1時間半ごろ、北東の地平線上に見られるとのことです。そのマップは こちら から。世界中で撮られた彗星のギャラリは こちら から。日本列島は折しも雨続きで彗星を見ることはできませんが、北海道、石垣など、雲の途切れたところで見られた例もあります。朝早いですが、雲の晴れ間に見られると良いですね。なおしばらくは望遠鏡、双眼鏡などがあれば見られると思います。

  3. ハッブル、彫られた銀河を見る (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって捕えられたこのイメージは、棒渦巻銀河 NGC 7513 を示している。約 6000 万光年離れた NGC 7513 は、南半球のちょうこくしつ座に横たわっている。この銀河は秒速 1555 キロメートルの驚くような速度で動いており、我々から離れている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  4. 二つの奇怪な褐色矮星達、市民科学者の助力で発見される (NEOWISE)

    市民科学者達の助けを借りて、天文学者達は、星になるには彼ら自身のパワーを供給するのに十分な大きさでないガスのボール、二つの極めて異常な褐色矮星達を発見した。NASAの資金提供による家庭の世界の参加者達、惑星9プロジェクトは、以前の名前 WISE の下に2009~2011年に集められた全天の観測とともに、NASAの近地球オブジェクト広域赤外線探査衛星(NEOWISE)衛星からのデータを使って、これらの奇怪なオブジェクトに科学者達を導く援けになった。科学者達は、新しく発見されたオブジェクトを「初めての極端なTタイプサブ矮星(the first extreme T-type subdwarfs)」と呼んでいる。それらは木星の質量の約75倍重さでおおよそ100億年である。これらの二つのオブジェクトは、ミルキーウェイの最も古い星達の中で、これまでに見られた最も惑星に似た褐色矮星達である。天文学者達は、系外惑星について一層学ぶために、これらの褐色矮星達を使うことを期待している。

    大判はイメージをクリック。“ネオワイズ”については折しもその発見した系外からの彗星で騒がれているので、この記事はそれとは異なることを示すためにより深く記述しました。

  5. マーズ2020パーサーバランス・忍耐ローバーの打上に参加しよう (Perseverance)

    赤い惑星への7ヵ月の旅の後、ローバーは、興味深い地質を持つ古代の湖床、ジェゼロ・クレータ(Jezero Crater)に着地するだろう。パーサーバランスは、加えて、他の惑星で動く制御された飛行を行う初めての試みである独創的なマーズヘリコプターを運ぶ。

    大判はイメージをクリック。記事は要点のみ取り上げました。中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

 
<7月11日(土)>
  1. NASAのパーサーバランスローバー、アトラスⅤロケットに取り付けられる (Perseverance)

    NASAのパーサーバランスマーズローバーは、この夏に赤い惑星に向けて送るだろうロケットの上部に取り付けられた。打上の間を保護するだろうノーズコーンに納められたマーズ2020宇宙船ローバーその他は、7月7日火曜日に、フロリダのケープカナベラル空軍基地で、ボーイング社とロッキードマーティン社の合弁事業であるユナイテッドローンチアライアンスのアトラスVブースターに取り付けられた。

    大判はイメージをクリック。

  2. マウナケアに昇るネオワイズ彗星 (すばる望遠鏡)

    2020年7月7日 (ハワイ時間) の明け方、北東の空に昇ってきたネオワイズ彗星 C/2020 F3 (NEOWISE) が、すばる望遠鏡があるマウナケア山頂域から撮影されました。すばる望遠鏡での観測を終えて下山中の観測所職員、田中壱さん (国立天文台ハワイ観測所) が撮影したこの画像では、きれいな尾を引いている様子も確認できます。ネオワイズ彗星は、米国航空宇宙局 (NASA) の広域赤外線探査衛星「ネオワイズ (NEOWISE; Near-Earth Object Wide-field Infrared Survey Explorer)」によって2020年3月に発見されました。6月後半ごろから予報よりも明るく見えるようになり、話題になっています。

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  3. (速報)ネオワイズ彗星が明るい(2020年7月) (国立天文台)

    2020年3月に発見された新彗星、ネオワイズ彗星(C/2020 F3 (NEOWISE))が見ごろを迎えています。当初の予想よりも少々明るく、7月8日現在、明るさは1~2等級で観測されています。この後は、ゆっくりと暗くなっていくことが予想されますが、しばらくは肉眼でも見える明るさだと予想されます。また適度な設定で写真撮影すると、ぼんやりした姿を映すことができそうです。

    大判はイメージをクリック。

  4. 明け方の空に現れたネオワイズ彗星 (石垣島天文台)

    7月7日早朝、石垣島天文台でネオワイズ彗星(C/2020 F3, NEOWISE)を撮影しました。ネオワイズ彗星は2020年3月27日にNASAの赤外線天文衛星NEOWISE(ネオワイズ)によって発見された彗星で、7月頃に明け方の空で明るくなることが予報されていました。当初は3等級前後の明るさが見込まれていましたが、現在はおよそ1等級と予報より明るく見えています。ネオワイズ彗星は7月中旬頃まで明け方の北東の空に見られます。その一方で、彗星は低空にあり、見える時間が限られるため撮影のチャンスはあまりありません。7月7日の明け方は雲が多い天候でしたが、石垣島天文台の堀内貴史特任研究員が尾をたなびかせた彗星の姿を雲の合間に捉えることに成功しました。

    大判はイメージをクリック。

  5. 京大せいめい望遠鏡でスーパーフレアの検出に成功―生命居住可能な惑星への影響の理解に向けて― (国立天文台)

    京都大学岡山天文台の「3.8mせいめい望遠鏡」を中心に複数の望遠鏡を用いた連携観測で、恒星表面で発生する大規模な爆発現象「スーパーフレア」が捉えられました。スーパーフレアは、太陽の表面で起こるフレアよりもエネルギーが格段に大きい一方で、その放射の振る舞いや時間変化は太陽フレアと似た性質を示すことが分かりました。今後も観測例を増やすことが、地球や生命居住可能な惑星への影響を議論するための基礎になると期待されます。太陽表面で突発的に起こる爆発現象である太陽フレアは、その強い電磁放射や放出される荷電粒子が、通信障害や大規模停電といった多大な影響を地球に与えることがあります。さらに大きなエネルギー量のスーパーフレアが、頻度は少ないものの太陽で起こる可能性もあります。一方で、温度の低い恒星ではスーパーフレアが頻発していることが知られています。このような恒星を観測してスーパーフレアを捉えその性質を解明すれば、地球や惑星の環境にスーパーフレアが及ぼす影響を評価することができます。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月10日(金)>
  1. マーズ2020パーサーバランスローバーミッションについて知るための七つのこと (Perseverance)

    赤い惑星へのNASAの次のローバーは7月30日以降に打上げる予定である。これらのハイライトは人々の野心的なミッションを速めるだろう。一ヵ月内に、NASAは、マーズ2020パーサーバランスミッションをケープカナベラル(フロリダ)から打上げる予定である。着陸のための先進的な計算能力や他の新しいシステムなどの科学機器を搭載した、パーサーバランスローバーは、NASAがこれまでに赤い惑星に送った、最大の、最も重い、最も洗練された宇宙船である。このミッションと、赤い惑星で行うだろう七つのことは次の通り。

    大判はイメージをクリック。この記事の大きな点は打上期日の変更を明確に示したことです。そのミッションの目標についてはこれまでの火星探査と特別な差異はないので省略します。

  2. 彗星 NEOWISE 、オブザーバに楽しみを提供し、太陽の近くで焼けこげる。 (NEOWISE)

    我々の太陽系の最も遠くから訪れている彗星が、夜間に、壮観な夜間の展示を見せている。この C/2020 F3 NEOWISE と名付けられた彗星は、2020年7月3日に、我々の生涯での太陽への一度限りの接近を行い、8月中旬までに地球の軌道の外側を太陽系の外に向かって横断するだろう。この彗星は、7月3日に、水星の軌道の内側を通過した。その太陽に非常に近い通過は、その氷の表面からガスとダストを放出し、彗星の最も外の層を暖め、大きな破片の尾をつくっている。国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達も、彼らの有利な視点から地球の大気の上にそれを見つけた。

    イメージは、2020年7月6日に、アリゾナ州トゥーソンの日の出前に捕えられた彗星 NEOWISE 。大判はイメージをクリック。国際宇宙ステーションから捕らえられた C/2020 F3 NEOWISE は 「今日の宇宙(7月10日)」 から。また、著作権が保護されているので本サイトでは取り上げていませんが Astronomy Picture of the Day (今日の天文写真) にも記事がありますので参考にしてください(英語です)。

  3. 「だいち2号」による2020年7月九州南部の豪雨の緊急観測結果について (JAXA)

    梅雨前線の活動の活発化と小さい低気圧の通過にともない、2020年7月3日から続いた豪雨によって、熊本県を中心に河川の氾濫や土砂災害の被害が発生しました。JAXAでは国土交通省からの要請に基づき、7月4日13時13分頃および7月5日0時4分頃(いずれも日本時間)に「だいち2号」(ALOS-2)搭載のLバンド合成開口レーダ「パルサー2」(PALSAR-2)による緊急観測を実施し、国土交通省などの防災関係機関等にデータを提供しました。図に今回のPALSAR-2による観測範囲を示します。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。また続く発表は こちら から。

 
<7月9日(木)>
  1. NASAのインサイト、その「もぐら」が休んでいる間そのアームを曲げる (Insight)

    NASAのインサイト着陸船は、火星への「“もぐら”の穴」として知られる熱探査機に役立てるために、そのロボットアームを使ってきた。このミッションでは、火星および、最終的には地球を含む全ての岩石惑星の形成に関する詳細を明らかにするために、赤い惑星の深い内部の初めての観察を提供する。長さ40センチメートルの杭打ち機に似たセルフハンマー型の「もぐら」は、2019年2月以来火星の土の中に入る困難を経験してきた。ロボットアームの端の大きな匙で「もぐら」を押し下げる最近の活動のお陰で、今、その大部分が埋められている。しかし、それは、この惑星の残骸の正確な温度を読取りを得るために、少なくとも3メートルの十分な深さを掘ることができるだろうか。6月20日土曜日にインサイトによってとられたイメージは、ハンマーの部分が、ある可能性がある証拠、匙の中で押し合っている少量の土を示している。

    イメージは動画です。大判はイメージをクリック。インサイトは「火星の地震を検出する」、「地中の温度を測る」を大きな目標としていますが、後者はなかなか苦戦しているようです。

 
<7月8日(水)>
  1. キュリオシティローバーの夏の旅始まる (Curiosity)

    NASAのキュリオシティローバーは、夏を通して約 1.6 キロメートルを横断し続けるだろう旅に出かけた。ローバーは、旅の終わりまでに、古代の微生物生命を維持したかもしれない状況を捜して、2014年以来探査してきた、高さ5キロメートルの火星の山脈の次の部分に登ることができるだろう。ゲイルクレータのフロアにあるシャープ山は、時とともに構築された堆積物の層から成っている。

    詳細は 「今日の宇宙(7月8日)」 から。

 
<7月4日(土)>
    今日はアメリカの独立記念日ですがコロナ禍の蔓延でそれどころでないかも知れません。NASAの大きな重要拠点である、テキサス(国際宇宙ステーション)、アリゾナ(火星探査)、フロリダ(打上げ基地)、カリフォルニア(ジェット推進研究所)などの混乱が特に際立っているようです。
    <注:()内は特徴的なもののみで、他に大きな施設があります>

  1. ハッブル、羽毛の渦巻を見る (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡からのこのイメージの銀河によって示された渦巻のパターンは、優雅な、羽のような特徴のために驚異的である。これらの「羊毛のような」渦巻の腕は、この NGC 2775 として知られている銀河の星の構成の最近の歴史が比較的静かだったことを示している。実際に銀河の中心部に星の構成がなく、そこでは、ガスの全てが遠い昔に星達に変わった、異常に大きく比較的空(から)の銀河のバルジによって支配されている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 銀河間の優雅さ:ハッブルの世界 (Hubble)

    ハッブルは可視の宇宙の端の銀河達を見てきた。それは、広大な、呆然とさせる驚きで満たされた宇宙の錠を開けてきた。ハッブル望遠鏡は、銀河がどのように併合するかを学び、大規模なブラックホールからの強力なジェットを発見した。それは、通常の膨張の背後の「暗黒エネルギー」を発見し、銀河達をつなぐ暗黒物質をマップした。それらの全てを通して、ハッブルは、宇宙を横断して伸びる銀河間の優雅さを明らかにした。

    アニメーション動画です。イメージをクリックして Youtube から。

  3. アルマ望遠鏡といっしょに夏の夜空を旅しよう 「#アルマの七夕」キャンペーン (ALMA:国立天文台)

    国立天文台アルマプロジェクトのスペシャル企画 「#アルマの七夕」キャンペーン が今日からスタートします!こと座やわし座、いて座、さそり座などの夏の星たちが夜空に輝く7月―。この1ヵ月をかけて、南米チリ・アタカマ砂漠のアルマ望遠鏡といっしょに、遠くの宇宙をながめてみませんか? わたしたちの住む天の川銀河を出発して、130億光年かなたの宇宙の物語に出会う旅に、Twitterとトークライブで出かけましょう。
      【第1弾】 7月 1日(水)Twitterキャンペーン ~星に願いを~
      【第2弾】 7月 7日(火)トークライブ ~星に願いを~
      【第3弾】 7月 8日(水)Twitterキャンペーン ~星空のひみつ~
      【第4弾】 7月21日(火)トークライブ ~星空のひみつ~

    詳細はヘッドラインから。

 
<7月3日(金)>
  1. ミルキーウェイの驚異:ハッブルの世界 (Hubble)

    30年前、ハッブル宇宙望遠鏡は宇宙の窓の錠を開いた。その窓を通して、我々は我々のミルキーウェイの不思議を見て、銀河を横断する我々の視力を拡げた。星達の誕生と死から惑星達の乳児の写真まで、これらはあるハッブルのミルキーウェイの驚異である。

    ハッブルの業績をビデオにまとめたものです。ビデオはイメージをクリック。

  2. オリオンの風に起因する星の誕生の最初のサイン (SOFIA)

    地球に最も近い星の託児所、星の種の材料を吹き払った巨大なバブル、オリオン星雲が、今、小さな高密度に詰まった雲の内部に、その端に沿って誕生する星達のサインを示していている。オリオンのこれらの観測は、我々が今日見るこれらの星達が、将来星達の新世代にどのように影響を及ぼすかに対する科学者達の新しい洞察を提供している。この新しい調査は、NASAの空飛ぶ天文台、成層圏赤外線天文台(SOFIA)と、スペインの30メートル電波望遠鏡、電波とミリメートル天文学研究所(IRAM)からの結果を結合しており、「天文学と天体物理学」で発表された。昨年、 SOFIA は、オリオン星雲のバブル形成を始めて示した。 Theta1 Orionis C と呼ばれる中央の若い星は、31,000 mph の風を発生させて材料を吹き飛ばし、星の兄弟が近くにつくられることを防いだ。引き続く調査は、その端に沿って、新しい星達にとって重要な条件を持つ、密度の濃い雲があることを示した。そして、実際に、一つの新生の、低質量の星が、それらの一つに形成されているのが見られた。

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  3. レーダー、調査者達が考えたより金属的な月を示す (LRO)

    NASAの月の調査軌道船(LRO)のミニチュア電波周波数(Mini-RF)装置のチーム・メンバーは、研究者達が考えたより、月の地下が鉄とチタンのような金属がより豊富かもしれないという新しい証拠を発見した。7月1日に地球と惑星科学レターで発表されたこの発見は、地球と月との結合を明確にする際に役立つかもしれない。

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  4. 木星の「クライドの場所」 (Juno)

    NASAのジュノ宇宙船からのこのイメージは、木星の南半球のいくつかの嵐を捕えている。左上の大赤斑を含むこれらの嵐のいくつかは長年惑星の大気でかき混ぜられてきたが、ジュノが木星のこの視界を得たとき、イメージの中心のより小さな卵型の形は真新しかった。この新しい形は、南アフリカのアマチュア天文学者 Clyde Foster によって発見された。2020年5月31日の朝早く、彼の望遠鏡で木星を撮っている間に、彼は、この新しい場所に気がついた。この場所は、数時間早く、オーストラリアの天文学者達によって捕えられたイメージには見えなかった。この観測の2日後の2020年6月2日に、ジュノは、27回目の木星へのフライバイを行なった。

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<7月2日(木)>
  1. 地球から230万マイルのディープスペース1宇宙船 (Deep Space 1)

    6月30日は小惑星の日である。時々は小さな惑星達と呼ばれる小惑星は、約46億年前に我々の太陽系の初期の形成から残された岩の、大気のない残骸である。現在知られた小惑星の数は 958,967 である。このイメージは、地球から370万キロメートルの距離の、ディープスペース1宇宙船のジェット推進研究所の天文学者達によってパロマ山の200インチ望遠鏡を使ってとられた。ふたご座に対する経路を追ったこのイメージは、ケープカナベラルからの宇宙船の打上の23日の後の、1998年11月16日にとられた。宇宙船は、地球との相対速度で秒速約 1.6 キロメートルで地球から退いていた。

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  2. NASAの宇宙船、月を露出させる太陽放射のパターンを特定するのに役立つ

    宇宙に吹く風が、月の宇宙飛行士達の安全に、どのような新しい重要性を持つだろうか? 我々の太陽は生気を与える光を提供しているが、それはまた高速の粒子をも噴き出している。超高エネルギー粒子の爆発でもあるこの太陽風は、宇宙における衛星や人間に悪い影響を与えることがある。
    月は、地球の磁気圏の保護バブルの、引き伸ばされた尾の間を絶えず通過している。月は、地球の後で過ごす満月に相当する 25% の間磁気圏の中にあり保護されていると考えられる。しかし、地球物理リサーチジャーナルに発表された新しい調査では、それが必ずしも真でないことを示している。NASAのミッションからのいくつかのデータを使って、科学者達は、太陽から引き起こされる高速粒子による風が、強い風の中ではためく吹き流しのように、地球を保護する磁気バブルの尾を起こす可能性を発見した。この動きは、以前に保護されていると考えられたより、月を有害な帯電粒子に露出させる可能性がある。この発見は、将来の月ミッションに備える科学者達や技術者達に役立つだろう。

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  3. NASAの TESS 、超熱い世界の新しい洞察を届ける (TESS)

    NASAの系外惑星通過探査衛星(TESS)からの測定が、最も熱い惑星の一つとして知られる KELT-9 b の奇怪な環境の天文学者達の理解を改善するのを可能にした。この新しい調査結果は、6月5日のアストロノミカル・ジャーナル(天文誌)で出版されている。はくちょう座の約670光年にある KELT-9 b は、トランジットと呼ばれるこの惑星がその星の前を通過した2017年に発見された。(中略) KELT-9 b は、それぞれの軌道で、星のフルの温度を二度経験する。この惑星は、それぞれ熱い極の上を通るとき「夏」を経験し、星の冷たい中間部を通過するとき「冬」を経験する。従って、 KELT-9 b は、毎年二つの夏と二つの冬を経験し、それぞれの季節は約9時間である。(以下略)

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  4. 太陽系の驚き:ハッブルの世界

    軌道上での30年を祝って、ハッブル宇宙望遠鏡は、我々の世界の驚くべき秘密を明らかにした。その最も有名な写真は、宇宙を横断する銀河達や星雲達を明らかにし、また、ここに太陽系の秘密を解くだろう。

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<7月1日(水)>
  1. NASA、アルテミスミッションのために更に多くの宇宙打上システムを予定

    NASAは、アルテミス月ミッションを打上げるために、更に多くの宇宙打上システムのためのロケットブースタを予定している。NASAは、九回までのアルテミスミッションの六回の新しいフライトを維持するために、宇宙打上システム(SLS)固体ロケットブースタを造る次のステップに入った。NASAは、2024年に最初に女性を、次に男性を月に着陸させるミッションを含む、最初の三回のアルテミスミッションを打上げる、固体ロケットブースタのための現在の主契約者、ノースロップ・グラマンとともに働き続けている。

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  2. H-IIA ロケット42号機による UAE 火星探査機「HOPE」の打上げについて (JAXA)

    三菱重工業株式会社は、H-IIA ロケット42号機(H-IIA・F42)によるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関である MBRSC (The Mohammed Bin Rashid Space Centre)の UAE 火星探査機 「HOPE」の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。

    •  打上げ予定日:2020年7月15日(水)
    •  打上げ予定時刻:5時51分27秒(日本標準時)
    •  打上げ予備期間 :2020年7月16日(木)~2020年8月13日(木)
    •  打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

    イメージはありません。今年の火星への打上は 「今後数カ月間に予想される出来事」 から。なお、日本のロケットを使った国外の惑星探査機の打ち上げはこれが初めてです。いわゆる「打上ビジネス」の受注は、主としてコストの面から難しい現状にあります。


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