このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<6月20日(日)>
  1. ハッブル、隠れた秘密を持つ銀河を凝視する (Hubble)

    このイメージは、ハッブルのワイドフィールドカメラ3(WFC3)を使って観測された渦巻銀河 NGC 3254 を示している。 WFC3 は紫外線、可視光、近赤外光を観測する能力を持っている。このイメージは、可視光線と赤外線で撮影された観測の合成である。 NGC 3254 は、横に見たとき、典型的な渦巻銀河のように見えるが、 NGC 3254 は平易な光景の中に隠された魅力的な秘密を持っている。

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  2. ‎北半球の夏至‎

    ‎2021年6月20日、北半球の夏至、天文学上の夏が初まる。‎‎地球は傾いて太陽を周るので、北半球は半年太陽に向かって傾いている。‎(以下略)

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  3. 太陽科学スタンプ、宇宙からの10年間の太陽観察を照らし出す

    夏の始まりに当たって、米国郵政公社は、NASAのソーラーダイナミクス天文台からの太陽の視界に焦点を当てた一連の切手を発行した。この太陽科学スタンプは、6月18日に、メリーランドのグリーンベルトメイン郵便局での、式典の間に、米国郵政公社によって発行された。

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<6月19日(土)>
  1. 銀河の失われた暗黒物質の神秘深まる (Hubble)

    海洋学者が氷山の「先端」と他の何かを発見したらどうするだろう? 不思議なほど失われていたのは、波の下にはるか広がる氷山の巨大なボディであった。天文学者達は、彼らが回転楕円体(spheroidal)の銀河 NGC 1052-DF2 (DF2)にハッブルの狙いを定めたとき、このパズルに直面した。それは、そこまで何にもない、最も近い銀河間宇宙の住人のように見えるが未だ何かがある。それは、我々のミルキーウェイより物理的に大きいが、その緩やかに混みあった星達の群れは、ハッブルが、まさにそれを通して無数の背景の銀河達を捕えて見るほど大層薄くまき散らされている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASA長官、中国クルーの打上に関する声明

    NASA長官ビル・ネルソンは、木曜日、中国国家宇宙機関が天宮宇宙ステーションに最初の乗組員を打ち上げたことに関し、次の声明を発表した。
    ‎「中国の宇宙ステーションへの乗組員の打ち上げに成功したことを祝う! 科学的発見をもたらすのを楽しみにしている。」‎

    イメージは省略。

 
<6月18日(金)>
  1. ‎ハッブル宇宙望遠鏡のペイロードコンピュータ復元作戦が進行中 (Hubble)

    NASAはハッブル宇宙望遠鏡のペイロードコンピュータの問題の解決に取り組んでいる。コンピュータは東部夏時間6月13日日曜日午後4時過ぎに停止した。データ分析の後、ハッブル運用チームは、メモリモジュールの劣化がコンピュータの停止につながったかどうかを調査している。チームは、6月16日(水)に複数のバックアップモジュールの一つに切り替える準備をしている。コンピュータは約1日実行され、問題が解決されたか否かを確認する。その後、チームはすべての科学機器を再起動し、望遠鏡を通常の科学操作に戻す。

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  2. 電波地図で、星を生み出す銀河の多様性を明らかにする (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡を用いた天文学者チームは、天の川銀河から近い距離にある多数の銀河を撮影し、星の誕生現場である分子雲を膨大な数調査しました。その結果、これまでの科学的見解に反して、星の生育環境はすべてが同じではないことが明らかになりました。私たちのまわりの人々、家、地域が多様であるのと同じく、星の誕生過程や誕生現場のようすも場所によってさまざまであることが分かったのです。

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<6月17日(木)>
  1. ‎皆既日食が太陽風に光を当て‎る

    10年を超える世界中で得られた皆既食の価値ある観測から、太陽活動周期として知られる、11年ごとに起きるダイナミックな変化にもかかわらず、観測チームは、コロナがかなり一定の温度を維持することに気づいた。同様に、太陽風もその同じ温度に相当している。

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  2. ‎アルテミス1宇宙打ち上げシステムコアステージのリフトと接合‎

    2021年6月12日に、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタで、宇宙船組立ビルのハイベイ3の中で、移動式発射台の上の二つの固体ロケットブースタの間に、ロケットの最大部分、宇宙打上システム(SLS)コアステージを降ろしている。この 188,000 ポンド(85,000 キログラム)のコアステージは、その4台の RS-25 エンジンによって、打上と上昇の間に、ブースターと結合して、200万ポンド(90万キログラム)超の推力を提供し、アルテミスミッションを宇宙に送るために、880万ポンド(400万キログラム)超の推力を提供するだろう。アルテミス計画の下で、NASAは、最初に女性と有色人種を月に着陸させ、火星への人間のミッションに備えて、月面での持続可能な存在を確立するだろう。

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<6月16日(水)>
  1. むりかぶし望遠鏡で小惑星「Kushiike」の観測に成功 (石垣島天文台)

    櫛池隕石にちなんで命名された小惑星「Kushiike」の観測をむりかぶし望遠鏡で行い、その姿を捉えました。小惑星「Kushiike」は新潟県上越市清里区に1920年9月16日に落下した隕石、櫛池隕石にちなんで名付けられた天体です。櫛池隕石落下100年の記念事業の一つとして、上越天文教育研究会の働きかけにより平成30年に小惑星の命名プロジェクトが始動しました。国立天文台は昭和57年に東京大学木曽観測所(長野県木曽町)で発見された「(26806)1982 KX1」という小惑星の命名権を持っていました。そこで上越天文教育研究会、上越教育大学、国立天文台による話し合いの下、発見者の許可を得て「Kushiike」の名前で国際天文学連合(IAU)に申請されました。その後申請が認められ、2021年5月14日にIAUの小天体命名委員会報告で公表されました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。「むりかぶし」は石垣島天文台の望遠鏡

 
<6月13日(日)>
  1. ハッブル、良い仲間の渦巻を見る (Hubble)

    ハッブルのワイドフィールドカメラ3で撮られたこのイメージは、渦巻銀河 NGC 4680 を示している。 NGC 4680 の側面の、イメージの右端と中央下に、二つの他の銀河がある。 NGC 4680 は、1997年に、 Sn 1997bp として知られる超新星爆発のホストとなったときに、注目の波で楽しまれた。オーストラリアのアマチュア天文学者ロバート・エバンズがこの超新星を認識し、驚異的な42の超新星爆発を確認されてきた。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 観測史上最古、131億年前の銀河に吹き荒れる超巨大ブラックホールの嵐 (国立天文台)

    131億年前の宇宙に存在した銀河の中で吹き荒れる強烈な「銀河風(ぎんがふう)」を、アルマ望遠鏡を用いた観測で発見しました。このような大規模な銀河風が見つかった銀河としては、観測史上最古のものとなります。今回の発見は、銀河とブラックホールが互いに影響を及ぼし合いながら進化してきた歴史を解く、重要な手掛かりとなります。

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<6月12日(土)>
  1. ‎北極沿岸の海氷は思ったより2倍速く薄くなっている‎ (CryoSat)

    ヨーロッパ宇宙機関の CryoSat ミッションと Envisat ミッションの氷の厚さデータと新しい雪のモデルに基づく調査は、北極の沿岸地域の海氷が思ったより2倍の速さで薄くなっている可能性があることを明らかにした。多くの場合、ニュースでは、地球の氷の減少は間違いなく気候変動の最大の犠牲者の一つであるが、失っている氷の量を計算することは難しい。‎‎氷に覆われた陸地や海洋の領域の監視は、カメラのような機器を搭載した衛星の画像を使用して比較的簡単であるが、科学者は実際の体積がどのように変化しているかを理解し、これを計算するために氷の厚さの測定を必要とする。‎

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  2. NASA、ヨーロッパ宇宙機関の新しい金星ミッションに協力‎ (EnVision)

    2021年6月10日、欧州宇宙機関(ESA)は EnVision を最新の中級科学ミッションに選ぶことを発表した。EnVisionは、金星の歴史を理解し、特に大気と地質プロセスの間の関係を理解するために金星の詳細な観察を行う。このミッションの重要なパートナーとして、NASAは、 VenSAR と呼ばれる合成開口レーダーを提供し、惑星の表面の特徴の高解像度測定を行う。‎

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  3. ‎市民科学者達、明るい太陽のような星の周りに二つの気体惑星を発見‎

    ‎世界中の 29,000 人以上の人々が惑星ハンター TESS の取り組みに参加し、科学者達が系外惑星を見つけるのを助けている。 TESS は、今、12人を超える他の市民科学者を共同執筆者としてリストアップし、‎‎王立天文学会の月報にオンラインで発表された研究で二つの系外惑星の発見を発表した。‎‎これらのエキゾチックな世界は、約352光年離れた HD 152843 と呼ばれる恒星を周回している。この星は太陽とほぼ同じ質量であるが、ほぼ 1.5 倍大きく、わずかに明るい。‎

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<6月11日(金)>
  1. 天文学者達、褐色矮星の大気圏のケーキの層構造を精査する (Hubble)

    これらの観測は、巨大な惑星の大気圏の洞察を提供するかもしれない。褐色矮星は、宇宙のトウィーナ(tweener:中間に位置するもの)に相当する。それらは、惑星としてはあまりに大規模であり、それらのコアで恒星として核融合を支えるには小さ過ぎる。多くの褐色矮星は遊牧民である。それらは星達を周ることなく一匹狼としてそれらの間を漂っている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<6月10日(木)>
  1. NASAのジュノの、ガニメデフライバイの最初のイメージを見よう (Juno)

    この20年以上の間他の宇宙船が為しえなかったこの氷の球の劇的な一瞥を提供して、ジュノ宇宙船は、木星最大の月の近くを飛んだ。2021年6月7日の木星の巨大な月ガニメデのフライバイの、NASAジュノ宇宙船からの最初の二つのイメージが、地球で受信された。

    詳細は 「今日の宇宙(6月10日)」 から。

 
<6月9日(水)>
  1. 最期を迎えた超巨大ブラックホールの発見:3000光年寄り道した光が捉える超巨大ブラックホールの最期の輝き (ALMA:国立天文台)

    銀河の中心にある超巨大ブラックホールは、時に周りから落ちるガスを飲み込んで成長し、その際にガスの重力エネルギーが開放されて光で明るく輝きます。この状態を活動銀河核といいますが、この活動銀河核がいつ終焉を迎えるかは長らくわかっておらず、その終焉の瞬間は長らく観測されてきませんでした。東北大学学際科学フロンティア研究所の市川幸平助教らは、Arp 187という天体に着目し、活動銀河核が作るおよそ3000光年にもおよぶ電離領域を「鏡」として利用することで、3000年ほど遅れて地球に届いた過去の活動銀河核の光度を見積もりました。さらにNASAのNuSTAR衛星によるX線観測から得られた現在の光度との比較を行いました。その結果、活動銀河核の光度が、この3000年程度で1000分の1以下に暗くなったことが明らかになり、活動銀河核が死につつある瞬間を捉えることに成功しました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<6月6日(日)>
  1. ハッブル、まばゆい詳細で銀河を撮る (Hubble)

    このイメージは、ハッブルの広視野カメラ3(WFC3)を使って、素晴らしい詳細で撮られた、渦巻銀河 NGC 691 を見せている。この銀河は、その名をとって名づけられた銀河グループ NGC 691 のメンバーであり、地球から約1億 2000 万光年に横たわる、グループの重力で縛られた銀河達である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. おとめ座銀河団 (国立天文台)

    6月上旬の夜8時頃、東京ではちょうど真南の空におとめ座が昇っています。白い色の1等星・スピカが、おとめ座を見つける目印です。全天にある88の星座の中では、大きさがうみへび座に次いで2番目という、ずいぶん大きな星座です。この方向にはおびただしい数の銀河が存在しています。とはいっても、肉眼で見るには暗いものばかりで、観察するには望遠鏡が必要になります。楕円銀河M87もこの多くの銀河の一つです。銀河は宇宙空間で群れを成していることが知られています。こういった群れを銀河団あるいは銀河群と呼びます。おとめ座方向にまとまっている銀河団は「おとめ座銀河団」と呼ばれ、たいへん大きな質量を持つM87がこの銀河団の中核として存在しています。なにせ、M87の中心には太陽の質量の65億倍にも相当する超巨大ブラックホールが潜んでいるのですから——。

    詳細はヘッドラインから。イメージをクリックしてアニメーション(Youtube)を参照。

 
<6月5日(土)>
  1. 太陽ミッション、金星の変わった磁場について新しい詳細を明らかにする (Solar Orbiter)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関の共同ミッションである太陽軌道船は、太陽とその極の初めてのイメージのこれまでで最も近いイメージを含む、太陽に関する草分け的な新しい発見を提供するだろう。しかし、このミッションは、我々の隣りの金星についてもある新しい発見をしている。先の12月の金星への最初のフライバイで集められた太陽軌道船データの新しい分析は、惑星によって生じたのではないこの惑星のユニークな磁気環境が、毎時何百万マイルに粒子を速めるのに十分な強さがあることを示している。科学者達は、2021年5月3日に Astronomy & Astrophysics のオンラインで発表されたこの発見が、宇宙の磁場の多様性調査の重要性を強調していると言っている。コアの中の融解した素材からの固有の磁場を持っている地球と異なって、金星は、帯電した原子で満たされた大気の領域、この惑星の電離層と太陽風の相互作用からその磁場をつくり出している。

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  2. NASAのジュノ、木星の月ガニメデの詳細な観察を得る (Juno)

    ‎6月7日(月)午前10時35分(日本時間6月8日火曜日午前2時35分)、NASAのジュノ宇宙船は、木星最大の月ガニメデの表面から 1,038 キロメートル内を通過する。このフライバイは、ガリレオ宇宙船が2000年5月20日に接近して以来の、宇宙船が太陽系最大の自然の衛星に最も近づく場所となる。太陽光発電のこの宇宙船のフライバイは、印象的な画像と共に、この月の組成、電離層、磁気圏、氷の殻に関する洞察を生み出すだろう。また、ジュノのこの月の近くの放射線環境の測定もまた、木星システム‎‎への将来のミッションに利益をもたらすだろう。‎ガニメデは水星よりも大きく、この天体を取り巻く荷電粒子のバブル状の領域、独自の磁気圏を持つ太陽系で唯一の月である。‎

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  3. 「スペースX」貨物ミッションで科学機器とソーラーアレイ打上

    科学機器、新しいソーラーアレイ、その他の貨物の 3,300 キログラム超を運ぶ、最新のスペースXドラゴン補給宇宙船は、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタから東部夏時間木曜日午後1時29分(日本時間金曜日午前2時29分)の打上げ後、国際宇宙ステーションへの途上にある。この宇宙船は、ケネディ宇宙センタの打上台39Aから、ファルコン9ロケットで打上げられた。宇宙船は、6月5日土曜日午前5時(日本時間6月5日土曜日午後6時)ごろに、宇宙ステーションに、自律的にドッキングし、約1ヵ月間ステーションに残る予定である。「スペースX」のこの第22回目の契約補給ミッションでは、ドラゴン宇宙船のトランクで、新しい国際宇宙ステーションロールアウトソーラーアレイ(iROSA:ISS Roll-out Solar Arrays)を宇宙ステーションに届けるだろう。ドラゴンが宇宙ステーションのハーモニーモジュールにドッキングした後、ロボットアーム Canadarm2 がソーラーアレイを引き出し、6月16日と20日に予定される船外活動の間に、宇宙飛行士達がそれらをインストールするだろう。

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<6月4日(金)>
  1. NASA、金星の失われた生物居住可能性を調査するために二つのミッションを選ぶ

    NASAは、地球の最も近い隣人惑星、金星のために、二つの新しいミッションを選んだ。NASAのディスカバリプログラムの一部であるこのミッションは、地球に似た海と気象を持つ太陽系最初の生物居住可能な世界であったかもしれない金星が、我々と似た多くの他の特性を持ちながら、何故地獄のような世界になったかを理解することを狙いとしている。

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<6月3日(木)>
  1. ブラックホールの降着円盤、新しいシミュレーションで輝く

    天文学者達は、宇宙で最も捉えどころのないブラックホールの、将来のより良い観測に役立てるために、コンピュータシミュレーションを開発し続けている。しかし、恐らく宇宙にはブラックホールは多数存在するにもかかわらず、見るのは極めて難しい。科学者達は、ブラックホールの初めての電波イメージを2019年まで捕えられず、2015年の最初の検出以降、重力波紋のサインを通して約4ダースのみのブラックホールの融合が検出された。そのため、科学者達は、将来のミッションで更に多くの融合を発見するのに役立つであろう重要な洞察を得るために、ブラックホールシミュレーションに目を向けている。これらのシミュレーションのあるものは、二つの怪物ブラックホールが互いに接近して周っている、超巨大ブラックホールバイナリシステムを追っている。スーパーコンピュータデータのこの視覚化は、ブラックホールの内部のアクリーションディスクのX線の輝きを示している。

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  2. すばる望遠鏡からの星空ライブカメラで、3年ぶりの皆既月食を世界中に配信 (すばる望遠鏡)

    3年ぶりの皆既月食となった 2021年5月25日 (ハワイ時)、すばる望遠鏡からの「星空ライブカメラ」の特別ライブ配信は、月食で刻々と変わる星空の様子を世界中に紹介しました。この星空ライブカメラは、国立天文台ハワイ観測所と朝日新聞の協力によってすばる望遠鏡に設置された高感度のカメラで、24 時間のライブ配信を行っています。皆既月食のあった 5月25日には、月食の変化を捉えるのに適した方向にカメラの向きを変えて配信を行いました。

    ヘッドラインをクリックして Youtube から。

 
<5月31日(月)>
  1. NASAのキュリオシティローバー、火星で輝く雲を捕える (Curiosity)

    火星の薄い乾燥した大気では、曇った日は珍しい。雲は、火星がその卵型の軌道で太陽から最も遠いとき、その年(火星年)の最も寒いときに、惑星の赤道で典型的に発見される。しかし、1火星年前(2地球年前)、科学者達は、予想される早くNASAのキュリオシティの上に発生した雲に注目した。今年、それらが1月の遅くに最初に現れたときから、これらの早期の雲の記録を始める準備を整えていた。その結果は、一部は色つきでかすかに光っている、沈む太陽からの撒き散らされた光、氷の結晶で満たされた薄いふわっとしたイメージが得られた。このようなイメージは、壮観なディスプレイよりも、科学者達が、火星で雲がどのようにつくられるか、また、最近のこれらが何故異なっているかを理解するのに役立っている。

    大判はイメージをクリック。その他いくつかのイメージが提供されています。ヘッドラインから。

 
<5月30日(日)>
  1. 磁化された糸が、壮観なミルキーウェイ銀河のつづれ織りを織っている (Chandra)

    熱したガスと磁場の糸が、ミルキーウェイ銀河の中心に、エネルギーのつづれ織り(タペストリ)を織っている。新しい宇宙の傑作のこの新しいイメージは、南アフリカのミーアキャット電波望遠鏡と、NASAのチャンドラX線天文台からのデータとの巨大な合成を使ってつくられた。ミルキーウェイ銀河の中央のこの新しい全景は、チャンドラと他の望遠鏡から以前の調査を基にしている。この最新のバージョンは、チャンドラの以前のイメージより、高エネルギーの視界を拡げている。

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  2. ハッブル、魅惑的な渦巻を捕える (Hubble)

    このイメージは、乙女座の渦巻銀河 NGC 5037 を示している。1785年にウィリアム・ハーシェルによって最初に記録されたこの銀河は、地球から約1億5千万光年にある。この距離にもかかわらず、我々は異常な詳細で銀河内のガスやダストの繊細な構造を見ることができる。この詳細は、ハッブルのワイドフィールドカメラ3(WFC3)を使って可能であり、その複合露出がこのイメージをつくった。‎

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<5月29日(土)>
  1. 不均衡な銀河 NGC 2276 (Hubble)

    我々の宇宙の無数の渦巻銀河は、殆ど全てが目玉焼きのように見える。老化した星達の中央のバルジは卵黄のように見え、卵白の星達のディスクで囲まれている。このハッブルの写真の中の銀河は、フライパンを滑っているように見える。中央のバルジは、明るく若い青い星達の周囲のディスクと比較して一つの隅に離れている。実際に、この銀河の右側の星達は、このクローズアップの視界では見られない、近隣の銀河の重力の引きによってタフィーのように引かれている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食 (国立天文台)

    「スーパームーン皆既月食」というキーワードで話題になった今回の皆既月食。通常であれば各地で開催されるはずの皆既月食観望会は、コロナ禍のため中止が相次ぎ、代わりに多くのライブ配信が実施されたようです。国立天文台も、多くの方に皆既月食を楽しんでもらうためにライブ配信と撮影を計画しました。

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  3. 有人与圧ローバの実現に向けた変形型月面ロボットによる月面データ取得の実施決定について (JAXA)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)は、研究を進める月面でのモビリティ「有人与圧ローバ」の実現に向けて、月着陸ミッションを活用した月面でのデータ取得を行うことを決定しました。有人与圧ローバが走行する月面は、地球と比べて重力が6分の1であり、またレゴリス(月の表面を覆う砂)に覆われた路面等、地上とは異なる特殊な環境です。2019年度から開始した有人与圧ローバのシステム概念検討の結果、自動運転技術および走行技術の詳細検討に向けて、月面において画像データ等を取得する必要があると判断しました。

    記事の一部(企業名等)省略。詳細はヘッドラインから。

 
<5月28日(金)>
  1. 小惑星探査機「はやぶさ2」観測成果論文の Nature Astronomy誌掲載について (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星Ryugu(リュウグウ)の探査活動に基づく研究成果をまとめた論文が、イギリスのオンラインジャーナル「Nature Astronomy」に2021年5月24日(日本時間5月25日)に掲載されましたので、お知らせします。
     論文の内容は次の通りです。主著者は、「はやぶさ2」サイエンスチームの坂谷尚哉氏(立教大学)で、サイエンスチームの成果としてまとめました。

    リュウグウ上で最も始原的な岩塊を発見

    「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの接近運用中に取得された中間赤外カメラ(TIR)および光学航法カメラ (ONC)の高解像度画像の解析から、水に浮くほど軽い超高空隙率の岩塊が発見されました。リュウグウは初期の太陽系内でダストが集まったフワフワとした微惑星と呼ばれる天体が熱進化・圧縮等を経て、その後の衝突で壊された物質が再集積した天体だと思われています。一方で、微惑星はまだ誰も見たことがなく、本当に存在したのか、どのような姿であったかは惑星形成過程の最大の課題の一つです。今回の研究で発見した岩塊は、太陽系内の惑星誕生のきっかけとなった微惑星の姿を最も色濃く残している物質であると考えられます。また、「はやぶさ2」搭載の全ての科学観測機器のデータを総動員してリュウグウ表面を調べると、超高空隙率岩塊と同様の物質の破片がリュウグウ表面に全球的に分布しており、「はやぶさ2」のリュウグウ採取試料にも一部含まれている可能性があることが分かりました。今回発見した超高空隙率で最も始原的な物質を採取試料から見つけ出せれば、リュウグウ母天体の形成・進化史を明らかにするのみならず、微惑星形成という太陽系形成過程の初期段階を実証することに繋がると期待できます。(以下略)

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<5月27日(木)>
  1. エウロパの内部は、海底火山に燃料を供給するのに十分な熱さかもしれない

    木星の月エウロパは、広大な全球を海で覆われた氷の地殻を持っている。その下の岩の層は、海底の火山に至る溶けるのに十分な熱さかもしれない。新しい調査とコンピュータモデルは、火山活動が最近の過去に(また現在も)、木星の月エウロパの海底に起こったかもしれないことを示している。2024年の打上を目標としているNASAの来るべきエウロパクリッパーミッションは、この氷の月の近くを通過して、この最近の調査結果に光を投げ掛けるかもしれない測定を集めるだろう。

    大判はイメージをクリック。

 
<5月25日(火)>
  1. 2021年、最も地球に近い満月が皆既月食になる (国立天文台)

    5月26日の夜、皆既月食が起こります。この月食は、日本全国で観察することができますが、北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」となります。

    食の最大は午後8時18.7分の予定ですが、大判イメージ、各地の時刻を含む詳細はヘッドラインから。

 
<5月23日(日)>
  1. ハッブル、銀河の群れを見つめる (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこの詰め込まれたイメージは、背景の銀河達や手前の星達の押し合う群れとともに、銀河の集団 ACO S 295 を展示している。このイメージには、堂々とした渦巻からあいまいな楕円星雲にわたる、全ての形と大きさの銀河が住んでいる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<5月22日(土)>
  1. ハッブル、銀河のスパイラルアームの高速な電波の爆発を追う (Hubble)

    それらは空のどこかからでも来る:瞬きする間に消える電波エネルギーの神秘的なフラッシュ。それらは高速な電波爆発(FRBs:fast radio bursts)とも呼ばれ、過去20年の間に、天文学者はそれらのおよそ 1,000 を見つけた。しかし、それらは、研究者達が、その約15のみの、全て地球から大規模で遠いホーム銀河達まで追うことができるほど、非常に速く往来する。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASA、ESA、JAXA ホストハッカソン、COVID-19 の環境への影響を調査

    ‎大規模なロックダウンから個人保護具の大量な展開に至るまで、各国がCOVID-19に対応して取った措置は、環境への影響をもたらした。NASA、ESA(欧州宇宙機関)、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、6月23日から29日まで、強力な地球観測ツールを活用して‎‎地球観測ダッシュボードハッカソン‎‎を開催する。‎この一週間の仮想イベントでは、参加者達は、パンデミック期間中に収集されたダッシュボードのデータを使用して、チームを作成し、さまざまな社会経済的および環境的課題を解決する。すべてのコーダー、起業家、科学者、デザイナー、ストーリーテラー、メーカー、ビルダー、アーティスト、技術者達がハッカソンに参加することをお勧めする。登録は開いる。‎‎課題は、大気と水質、経済的、社会的、農業的影響、温室効果ガスの影響、相互接続された地球システムへの影響を含んでいる。

    この記事は JAXA からも発表があります。 こちら から。イメージはこの運動のロゴ。大判は略。

  3. 塩類は、火星の有機パズルの重要な部分であるかもしれないことをNASAの科学者達が発見

    NASAのチームは、火星に恐らく有機塩類が存在することを発見した。古代の陶器類の破片に似たこれらの塩類は、NASAのキュリオシティローバーによって以前に検出されたような、有機化合物の化学物質の残骸である。火星における有機化合物と塩類は、地質学的プロセスによって形成された、あるいは古代の微生物の生命の残骸かもしれない。かつて火星に有機物質があったという考えに対する多くの証拠を加える他に、有機塩類の直接の検出は、現代の火星の居住適性をも支援するかも知れない。いくつかの生物は、エネルギーのために、例えばシュウ酸塩やアセテートのような、有機塩類を使うことができる。

    大判はイメージをクリック。この記事は他天体における生物探査の重要な指針を表していると思われます。全文をご紹介することができませんので、英語解説中心のビデオですが こちら からご覧ください。

  4. ブラックホールの画像から一般相対性理論を含む多様な重力理論を初検証 (国立天文台)

    2019年、イベント・ホライズン・テレスコープ (Event Horizon Telescope, EHT)国際協力プロジェクトのチームは、楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホールの最初の画像を発表しました。今回、EHTの研究者たちは、アインシュタインの一般相対性理論を検証するためにEHTの観測で得られたM87巨大ブラックホールのデータを分析しました。検証によると、ブラックホール・シャドウの大きさは、一般相対性理論で見事に説明できます。さらにほかの重力理論で同様に検証したところ、それらの理論でM87のブラックホールを表現する余地も残されていることがわかりました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  5. 観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見されました。宇宙の始まりから14億年後という早い時代に、しっかりとした渦巻き構造を持つ銀河が発見されたことは、銀河の形はどのように決まるのか、銀河の渦巻き構造はいつどのようにできあがったのか、といった天文学の古典的な疑問を解く糸口となる可能性があります。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<5月21日(金)>
  1. 中国の祝融マーズローバー写真に関するNASAのステートメント

    NASA長官ビルネルソンは、水曜日に、祝融(Zhurong:しゅくゆう)マーズローバーからの最初の写真の中国宇宙当局の発表について、以下の声明を出した。ネルソンは言った。「中国米国宇宙管理局の祝融マーズローバーからの最初のイメージの受信を祝う」

    イメージはありません。

  2. 世界最大の氷山を見よう (Sentinel-1)

    南極大陸のウェッデル海の ロンネ棚氷(ろんねたなごおり: Ronne Ice Shelf) の西の面から巨大な氷山が生まれた。 A-76 と呼ばれるこの氷山は、現在世界最大の氷山である大きさ約 4,320 平方キロと測定される。コペルニクスセンチネル1号ミッションによって捕えられた最近のイメージでは、この氷山は、長さ約170キロメートルと幅25キロメートルであり、スペインのマジョルカ島より僅かに大きい。

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  3. NASAの新しいハッブル、星達の空の特等席を提供する (Hubble)

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡チームは「Hubble Focus: The Lives of Stars.」と呼ばれる新しい版を発表した。 この電子ブックは、星達の誕生、進化、死に関連する、最近のミッションの発見と観測に焦点を当てている。

    PDF 版は こちら(12 MB) から。

 
<5月20日(木)>
  1. ジュノ、木星の“クライド地点”へ戻る (Juno)

    2021年4月15日の木星の雲のトップへの33回目の低い通過の間に、NASAのジュノ宇宙船は、“クライドの場所(Clyde's Spot)”として知られる巨大な惑星の大気の形の、興味深い進化を捕えた。この形は、彼自身の14インチの望遠鏡を使って2020年に発見した、南アフリカのアマチュア天文学者 Clyde Foster に因んで名付けられた。最初の発見の2日後の2020年6月2日に、ジュノは、クライドの場所の詳細な観測を提供した(上のイメージ)。科学者達は、木星の大赤斑の南東の、現在地球のほぼ 1.3 倍である、木星の大気のトップの層の上に噴き出した、雲の素材の噴煙と判断した。これらの強力な対流の発生は、時折、この緯度の帯に生じ、南の温暖なベルト(South Temperate Belt)として知られている。最初の噴煙は急速に収まり数週間内に暗い場所になった。木星の非常にダイナミックな大気の多くの形は短期間であるが、 JunoCam からの2021年4月の観測がその発見の約一年後を明らかにした(下のイメージ)。クライドの場所の残骸は、大赤斑から徐々に移行するだけでなく、科学者達が「折られたフィラメント状の領域(folded filamentary region)」と呼ぶ複雑な構造にも発達した。この領域は、最初の場所の緯度で3倍、経度で2倍になった。上のイメージは、2020年6月2日(午前3時56分ごろ)に、宇宙船が木星の雲のトップから約 45,000 キロメートルにあったときに、下のイメージは、木星の雲のトップから約 27,000 キロメートル、南の緯度約30度にあった、2021年4月15日にとられた。このイメージの二つは市民科学者 Kevin M. Gill によって処理された。

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<5月19日(水)>
  1. 太陽軌道船、初めてのコロナ質量放出を撮る。 (Solar Orbiter)

    対のコロナ質量放出が、太陽への2月のフライバイの間に複数の機器によって検出された。ヨーロッパ宇宙機関の太陽軌道船(Solar Orbiter)は、今年、11月にその主な科学ミッションを始めるだろう。太陽軌道船は、ヨーロッパ宇宙機関とNASAの旅フェーズチェックの間の国際協力の宇宙ミッションである。軌道船2020年2月10日に打上げられ、現在、今年11月を始める主科学ミッション前の船旅フェーズにある。

    映像は .mp4 です。イメージをクリックしてご覧ください。

  2. ヨーロッパ宇宙機関の新しいミッションを名付けよう!

    我々は、我々の新しい宇宙船のための名前を求めている。そのミッションは、地球に着く前に、潜在的に危険な太陽の嵐を見つけることである。この新しい宇宙気象ミッションでは、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙気象サービスネットワークに安定したデータの流れを送り返すだろう。

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  3. NASAのロケット、太陽の熱い大気の源を追う

    太陽の外の大気の、かすかではあるが広範囲にわたる熱した素材を一瞥した後、NASA観測用ロケットは、更に多くのために戻っている。今回は、それらは太陽のより広い領域を横断して見るために最適化された新しい機器を運んでいる。 極紫外線垂直入射分光器(EUNIS)は、ニューメキシコのホワイトサンズミサイル試射場から打上げるだろう。

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  4. FPGAだけを用いた完全デジタル電波分光計の天文観測実証に成功! (国立天文台)

    東京大学大学院理学系研究科天文学教育研究センターの西村淳特任助教と大阪府立大学大学院理学系研究科の大西利和教授らの研究グループは、 完全デジタル電波分光計(All-Digital Radio Spectrometer; ADRS)を新たに開発しました。「電波分光計」は、電波天文観測において、 信号の検出を行う重要な装置です。もう一つの重要な装置である「受信機」は、近年、性能の向上が著しく、受信できる電波信号の帯域が急増しています。 これに対応するために、電波分光計も高性能化し、検出できる帯域を広げる事が求められています。従来の電波分光計では、 アナログ信号とデジタル信号を処理するために、それぞれ専用のチップが用いられてきました。 今回、研究グループではFPGAと呼ばれるデジタル処理チップの中にアナログ-デジタル変換器を実装する技術に着目し、 世界で初めてとなる完全デジタル電波分光計の開発に成功しました。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  5. NASA、「スペースX」クルー3ミッションのメンバーを選ぶ。

    NASAの宇宙飛行士 ミッション指揮官ラハ・チャリ(Raja Chari)、パイロット トム・マーシュバーン(Tom Marshburn)、ケイラ・バロン(Kayla Barron)、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士マッテアス・マーラー(Matthias Maurer)が、デモ2試験飛行を含む「スペースX」の人間宇宙輸送システムの四回目の宇宙飛行士達に指名された。このミッションは10月23日以前の打上が目標とされている。

    記事は要点のみ抽出、イメージは省略。

 
<5月16日(日)>
  1. ハッブル、宇宙の雲の銀色の裏地を見る (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこのイメージは、輝線星雲 NGC 2313 を示している。輝線星雲は、それら自身光を発するイオン化されたガスの明るく広がった雲である。

    大判はイメージをクリック。

  2. カシオペヤ座の新星、肉眼等級にまで増光中 (国立天文台)

    先日、三重県亀山市の中村祐二(なかむら ゆうじ)さんが、3月18日夜に、カシオペヤ座の方向に新星を発見したニュースをお伝えしました(2021年3月19日トピックス)。このカシオペヤ座新星には、後に「カシオペヤ座 V1405」という変光星名が付けられています。この新星が現在、暗い夜空の下であれば肉眼でも確認可能なくらいの、5等級台の明るさにまで増光しているようです。2021年5月11日付けの天文電報中央局の電子回報(CBET 4963)によると、ポーランドのチームによる観測で、5月9日夜の時点での新星の明るさは5.3等級だったということです。中村さんによる発見時の明るさが9.6等級でしたから、2カ月足らずで4等級以上明るくなっていることになります。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. 超新星で探る宇宙膨張の歴史 (国立天文台)

    超新星の観測データをまとめたカタログを活用した研究から、宇宙膨張の歴史がより詳細に描き出されました。宇宙を支配する物理法則に見直しが必要になる可能性があります。宇宙が誕生した138億年前から現在まで、宇宙空間は膨張を続けています。この膨張率は、宇宙に存在する物質やダークマターによる重力と、未知の作用であるダークエネルギーとによって、時間の経過と共に変化してきました。現在の宇宙におけるこの膨張率「ハッブル定数」は、宇宙の物理法則を論ずるための重要な数値の一つです。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<5月15日(土)>
  1. ウェッブの金色の鏡の羽根が地球上で最後に開く (James Webb)

    地球上にある間に、最後に、世界最大で最も強力な宇宙科学望遠鏡が、その肖像的な主鏡を開いた。この出来事は、この天文台の、今年遅くの打上のための準備への、重要な里程標を印した。NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の最終的なテストの一部として 6.5 メートルの鏡が拡げられ、その場所に固定された。このテストの結果は、ウェッブの18の六角形の鏡の、宇宙への長い旅の準備を確実にするテストの長いシリーズにおいての、チームの最終的なチェックポイントを意味している。

    大判はイメージをクリック。ハッブル宇宙望遠鏡の先進的後継機とされるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上は、今年10月が予定されています。5月7日の記事参照。

  2. 初期の宇宙の星達を見る (Hubble)

    このハッブル宇宙望遠鏡からの2020年6月のイメージは、銀河集団 MACS J0416 を示している。これは、これまでに重力レンズで最も深いイメージをつくり出した、ハッブルフロンティアフィールド計画によって調査されている、六つ銀河集団の一つである。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<5月13日(木)>
  1. NASAのボイジャー1号、星間宇宙を調査し、その密度測定が波瀾を巻き起こす ()

    最近までの歴史上のすべての宇宙船が、太陽によって膨らんだ磁気バブルの、我々の太陽圏の中を測定した。しかし、2012年8月25日に、NASAのボイジャー1号はそれを変えた。太陽圏の境界を横切ったボイジャー1号は、星間宇宙に入り、それを測定する、最初の人工のオブジェクトになった。今、8年間の星間の旅にあるボイジャー1号のデータは、そのフロンティアがどのようであるかについて新しい洞察を与えている。もし我々の太陽圏が星間の海であり、ボイジャー1号がそれを渡っている船ならば、ボイジャー1号は、流れを調査するためにデッキから降ろされた筏である。 今、それが感じるいかなる荒い海も、大部分は我々の太陽圏からである。しかし、更に遠くなれば、それは宇宙の更に深い源からのはじまりを感じるだろう。最終的に、我々の太陽圏の存在は、完全にその測定から消えて行くだろう。

    大判はイメージをクリック。

 
<5月12日(水)>
  1. NASAのオシリス・レックス宇宙船、小惑星のサンプルとともに地球に向かう (OSIRIS-REx)

    宇宙での約5年の後、NASAのオシリス・レックス宇宙船は、地球近傍小惑星ベンヌから、多くの岩とダストとともに、地球に向かう帰り道にある。東部夏時間5月10日月曜日午後4時23分(日本時間火曜日午前5時23分)に、 宇宙船は、7分間そのメインエンジンを点火した。

    大判イメージは省略。ビデオは こちら から。

 
<5月11日(火)>
  1. NASA長官、中国のロケットの破片について述べる

    NASA長官ビル・ネルソンは、土曜日に、中国の長征5Bロケットからの破片に関して、以下の声明を発表した。
    「宇宙旅行をする国は、宇宙のオブジェクトの再突入の際の地球上の人々と資産への危険を最小にしなければならず、オペレーションに関しても透明度を最大にしなければならない。中国は、彼らの宇宙ゴミに関して、信頼できる標準を満たすことに失敗したことは明らかである。中国、全ての宇宙旅行をする国や民間の実体は、安全性と安定性を確実にするために、宇宙における責任と透明性を保つべきである。」

    大判イメージは省略。

 
<5月10日(月)>
  1. NASAと Axiom Space 、民間宇宙飛行士ミッションでメディア概況説明を開く

    NASAと Axiom Space は、国際宇宙ステーションへの初めての民間宇宙飛行士ミッションに署名し、ミッションについて議論するメディア遠隔会議を開くだろう。NASAは、低地球軌道での競争を拡げる計画の一部として、民間宇宙飛行士ミッションを含め、商業活動のために宇宙ステーションを開いている。人間調査、技術開発、飛行中のクルーテストなどの低地球のNASAのニーズは、国際宇宙ステーション退役後も続くだろう。ステーションへの民間宇宙飛行士ミッションを可能にすることは、商用有人宇宙飛行サービスの需要を刺激する重要なステップである。 Axiom ミッション1と呼ばれるこの宇宙飛行は、軌道の複合体での8日間のミッションのために、2022年1月以降に打上げられる予定である。この Axiom ミッション1は、フロリダのケネディ宇宙センタから打上げられるだろう。

    大判イメージは省略。

 
<5月9日(日)>
  1. 我々の巨大な宇宙 (Hubble)

    この詳細なイメージは、調査の刺激的な可能性の多くを提供する銀河集団 Abell 3827 を示している。それは、宇宙論者達が今日取り組んでいる最も大きな謎の一つ、暗黒物質を調査するために、ハッブル宇宙望遠鏡によって観測された。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<5月7日(金)>
  1. メディア、バーチャル概況説明に招かれる (James Webb Space Telescope)

    メディアは、地球での最後のオープンで、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の肖像的な金色の鏡を見る機会があるだろう。NASAとノースロップグラマンからの関係者は、10月31日を目標とされている打上のために準備として、鏡の展開と次のステップを論じるだろう。世界最大で最も強力な宇宙望遠鏡ウェッブは、5月に、カリフォルニアのノースロップグラマンで、その肖像的な主鏡の翼が開かれた。このテストの結論は、ウェッブが打上に向かって進む、重要な里程標を意味する。

    大判イメージは省略。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として長い期間をかけて準備してきたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上が、いよいよ今年10月に迫りました。ウェッブ望遠鏡は、これまで画期的な成果で高く評価されてきたハッブル宇宙望遠鏡を大きく超える、更なる成果が期待されています、

  2. 直角に折れ曲がるジェットが描き出す銀河団の磁場構造 (国立天文台)

    はと座の方向6.4億光年の距離にある銀河団Abell 3376は、大小の銀河団が衝突している現場の一つです。国立天文台や南アフリカ電波天文台などの研究者から成る国際研究チームは、この銀河団を南アフリカ電波天文台が運用する電波干渉計「MeerKAT(ミーアキャット)」を使って観測しました。その結果、小さな銀河団の中心に存在する銀河から噴き出すジェットが、衝突の進行方向と同じ向き、つまり風上側に直角に曲がり細く絞られた形状が維持されていること、しかもそのジェットが風下側にも存在することが、明らかになったのです。ジェットの折れ曲がりは、一般に銀河団に吹く風で吹き流されることで説明されてきましたが、こういった特徴を説明するためには、銀河団の風によって吹き流される以外の成因を考える必要があります。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. オンライン4D2Uシアター(5月26日皆既月食) (野辺山天文台)

    2021年5月15日(土)、5月22日(土) Web会議システム(ZOOM)+YouTubeライブ配信システム(テーマ:5月26日皆既月食、今回は2Dとアナグリフ)を用いてオンライン4D2Uシアターを開催します。 (自然科学研究機構 野辺山展示室 4D2Uシアターで行われている4次元デジタル宇宙ビューワーmitakaを用いた解説(画像と音声) +ZOOMを通しての質疑応答を行います。 皆様の参加をお待ちしております。

    イメージはありません。

 
<5月5日(水)>
  1. NASAの火星大気揮発性探査(MAVEN)、紫外線光で脈打つ火星の夜空を観測する (MAVEN)

    NASAの MAVEN 宇宙船からイメージによれば、火星の夜空の広大なエリアが紫外線光で脈うつている。この結果は、また、火星の大気の複雑な循環パターンを照ら出すためにも使われている。チームは、火星の春と秋の間のみ、大気が夜ごとに3回脈打つことを発見して驚いた。この新しいデータは、冬の極の上にまた予想外の波と渦巻を明らかにし、また、この夜の光が冬の極地の領域の上で最も明るかったマーズ・エクスプレス宇宙船の結果を確認した。

    詳細はイメージをクリックして Youtube から。

  2. NASAのパーカー太陽探査機、金星の大気の自然な電波の放出を発見する (Parker)

    NASAのパーカー太陽探査機は、金星への短い接近の間に、この宇宙船が惑星の超高層大気中を飛んだことを明らかにする、自然の無線信号を検出した。これは、ほぼ30年間で、金星の大気での初めての直接的な測定であり、過去の金星と全く異なるように見える。今日発表された調査は、金星の超高層大気が、太陽の11年の活動サイクル、太陽活動周期の不可解な変化を受けていることを確認している。これは、元々相似した惑星、金星と地球が、どのように、また、何故それほど異なるのかを解く最新の手掛かりを示している。

    詳細はイメージをクリックして Youtube から。

 
<5月2日(日)>
  1. ダイアモンドのある空 (Hubble)

    二つの運命づけられた星達の相互作用が、宇宙規模のダイヤモンドのネックレス、ガスの明るい塊りで飾られたこの壮観なリングをつくり出した。ネックレス星雲として適切に知られたこの惑星状星雲は、小さな、薄暗い星座や座(Sagitta)の、地球から 15,000 光年にある。 PN G054.2-03.4 の名前を持つこのネックレス星雲は、対のきつく周っている太陽のような星達によってつくられた。およそ 10,000 年前、老化した星達の一つが拡大し、小さなコンパニオンをのみ込み、天文学者達が「一般的な包絡(common envelope)」と呼ぶあるものをつくった。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 連休に楽しむ、アルマ望遠鏡おすすめコンテンツ5選 (国立天文台)

    「電波で宇宙を見るって、どういうこと?」「ブラックホールって、どうやって調べるの?」「銀河までの距離は、どうやって測るの?」など、アルマ望遠鏡と天文学についてやさしく学べる11本の短編アニメーションシリーズです。2018年公開の第1シリーズ(第1回から第5回)に続き、今年制作した第2シリーズ(第6回から第11回)も公開しました。全11回とも、日本語ナレーションは声優の緒方恵美さんです。

    詳細はヘッドラインから。

 
<5月1日(土)>
  1. ハッブル、巨大な惑星がどのように成長するかを見る (Hubble)

    系外惑星 PDS 70B が、質量を造り続けてガスとダストをむさぼっている。あなたの台所はパンを焼いているとき乱雑にならないだろうか? ある時は小麦粉が空中に浮くが、多くの水を加えて生地を形づくればパンはボールのようになる。小麦粉と水をガスとダストに置き替えれば、類似したプロセスが PDS 70 として知られている遠く離れた太陽系で働いている。惑星 PDS 70b では、この遠い世界が何百万年も質量を造るときに、ガスとダストがゆっくり引き込まれて行く。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 新しい実験装置、太陽・地球システムを調査するだろう

    NASAの気球で高く打ち上げられた科学気球のセットが、科学者達が太陽と地球の関係を理解するのを役立つだろう機器を運んでいる。太陽は 9300 万マイル離れて我々の太陽系の中心にあるが、その影響はそこでは終わらない。それは、帯電した粒子の連続した流れ、太陽風を吐いている。

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  3. eROSITA、大規模なブラックホールの目ざめを目撃する

    マックスプランク地球外物理学研究所の科学者達は、 SRG/eROSITA 全天調査データを使って、今、準周期的な爆発を示しているふたつの以前に静止した銀河達を発見した。これらの銀河達の核は数時間おきにX線で明るくなり、全銀河のそれに相当するピークの光度に達する。この脈動のふるまいの起源は不明である。可能性がある原因は、中央のブラックホールを周っている星のオブジェクトである。

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  4. アンティスター達は我々のまわりにあるだろうか? フェルミ衛星ニュースからの答え (Fermi)

    消えたと考えられた反物質のあるものがアンチ・スターの形で我々の回りに隠れていたとしたら--。この仮説に関してこれまでで最も近づけるために、天体物理学と惑星学の調査研究所からの研究者達は、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡を使っている。それらの作業の結果は、フィジカルレビューDで、4月20日に発表された。反物質って何だろう? しばしば科学フィクションの世界に反物質が存在する。それは、物理学研究所でまた宇宙で観測された。

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  5. 太陽にもっとも近い恒星の巨大フレアを多波長で初観測 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡等を使った観測で、太陽にもっとも近い星であるプロキシマ・ケンタウリの表面で起きる大爆発(フレア)が観測されました。このフレアは、太陽で見られる同様のフレアよりも100倍も強力であり、プロキシマ・ケンタウリでこれまでに観測されたフレアの中では最大規模です。今回の観測は、星の表面でフレアが発生する仕組みを理解するヒントを与えてくれるだけでなく、太陽系外の惑星における生命の存在可能性を考えるうえでも重要な情報を与えてくれます。

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