このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<2月22日(土)>
  1. ソンブレロ銀河のハロー、つばの向こうの荒れ狂った過去を示唆する (Hubble)

    ハッブルは、この堂々としたソンブレロが、大きな併合を経てきたことを示している。米国の開拓時代の西部の無法者のように、ソンブレロ銀河のディスクの広い「つば」は、荒れ狂った過去を隠しているのかもしれない。このソンブレロ(M104)は、その型に合った銀河ではなかった。それは、フットボール形の楕円銀河達とともに、ディスク形の渦巻銀河達に見られる形の、興味深い混合を持っている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<2月21日(金)>
  1. 120 億光年彼方の原始銀河団に潜んだ劇的な活動性 (すばる望遠鏡)

    国立天文台や東京大学を中心とした研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) による広域可視光観測と赤外線宇宙望遠鏡による公開データを用いて、約 120 億年前の原始銀河団が放つ赤外線を捉えることに成功しました。観測された赤外線放射が予想よりも明るいことから、原始銀河団には劇的な星形成を行う銀河や成長中の超巨大ブラックホールが潜んでいると研究チームは考えています。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<2月20日(木)>
  1. NASAのジュノからの調査結果、木星の水のミステリーを更新する (Juno)

    NASAのジュノ・ミッションが、木星の大気の水の量に関して、その初めての科学結果を提供した。最近のネイチャー・アストロノミーで発表されたジュノの結果は、赤道における水は、太陽のそれの約3倍の、木星の大気における分子の約 0.25% を構成していると見積もっている。これらは、また、木星が太陽と比較して極めて乾燥しているかもしれないことを示唆した1995年のNASAのガリレオ・ミッション以来の、ガスの巨人の水の量の初めての調査結果である。但し、この比較は、太陽に存在する液体の水に関してではなく、その構成要素、酸素と水素の存在に基づいている。木星の大気の総水量の正確な推定は何十年も惑星科学者達の願望リスト上にあった。このガスの巨人の図は、我々の太陽系構成のパズルに対して重量な亡失の片を提供している。木星は、恐らく、太陽に取り込まれなかったガスとダストの大部分を含む、最初に形成された惑星である。水の量は、また、木星の表面の風がどのように流れているのかの、このガスの巨人の気象と内部構造への重要な含みを持っている。また、ボイジャーその他の宇宙船が検出した木星の稲妻は水の存在を意味し、木星の大気の深くの水の量の正確な見積りはまだ捕らえられていない。

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  2. 矮小銀河におけるストロンチウムの起源 (国立天文台)

    理化学研究所の平居悠(ひらい ゆたか) 基礎科学特別研究員らの研究チームは矮小銀河の化学進化シミュレーションによって,ストロンチウムのような重元素が形成される様々な過程を明らかにしました.研究チームは,矮小銀河で観測されている元素組成を説明するには,少なくとも4種類の天体現象が必要であることを示しました。(この記事は,理化学研究所のウェブサイトに掲載された「RIKEN Research: Simulation of dwarf galaxy reveals different routes for strontium enrichment」を理化学研究所の許諾のもと日本語に翻訳したものです)

    イメージを含む詳細はヘッドラインからご覧ください。

 
<2月16日(日)>
  1. ハッブル、もろ手を広げて渦巻を抱く (Hubble)

    渦巻銀河 NGC 2008 は中間段階にあり、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって捕えられたこのイメージにおいて、その気味悪い渦巻の腕を我々の方へ向けている。この銀河はがか座の地球から約4億 2500 万光年にある。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(20/2/20)ライブ配信  (JAXA)

    小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星リュウグウを出発し、現在、地球へ向けて順調に航行を続けています。今回の説明会では、現在の運用状況、イオンエンジン運用結果などについて説明を行う予定です。
       日時: 2020年2月20日(木)14:00~15:00

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<2月15日(土)>
  1. 粉砕される氷山 (Sentinel-2)

    パイン・アイランドの氷河は、最近、急速に粉々になった300平方キロを超える氷山を生み出した。新たに壊れた氷山の詳細を示すこのほとんど雲のないイメージは、2月11日に、コペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられた。コペルニクス・センチネル1号ミッションによって捕えられた57のレーダー・イメージを使った最近のアニメーションは、この歴史的な出来事に結びつく氷河の生育から、どのように早く亀裂を生じさせているかを示している。

    大判はイメージをクリック。アニメーションは こちら(Youtube) から。

  2. 二分された世界 (Mars Express)

    これらの劇的に異なる領域が一つになった、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスからのこの新しいイメージが焦点を当てているように、火星は2分された世界である。火星の地表の形態と特徴は場所によってかなり異なる。火星の北半球は平坦かつ滑らかであり、場所によっては所々で南より数キロメートル低くなっている。一方、南半球は激しくクレーターされている。

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  3. ニューホライズンズ・チーム、惑星形成パズルの重要な部分を明らかにする (New Horizons)

    NASAのニューホライズンズミッションからのデータは、惑星と微惑星体がどのように形づくられたかの新しい洞察を提供している。ニューホライズンズ宇宙船は、2019年1月1日に、古代のカイパーベルト・オブジェクト、アロコス(Arrokoth:旧称ウルティマ・トゥーレ、2014 MU69)に接近通過して、太陽系形成の氷の残骸の一つの広大な領域の、人類最初のクローズアップの観察を提供した。このオブジェクトの形、地質、色、組成に関する詳細なデータを使って、研究者達は、惑星自体がどのように形成されたかの理解の大きな進歩となる微惑星体の起源についての長年の疑問に答えた。

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  4. タランチュラ星雲のスピッツアの視界 (Spitzer)

    NASAのスピッツア宇宙望遠鏡からのこのイメージは、赤外線の三つの異なる波長によるタランチュラ星雲を示している。このマゼンタ色の領域は、地球上で、石炭、木、石油の火災にまた発見される、多環式芳香族炭化水素類(PAHs)と呼ばれる分子から成るダストである。 このマゼンタ色が、赤(8マイクロメートル)、青( 3.6 マイクロメートルと結合されている。このイメージの緑の色は、特に 4.5 マイクロメートルの赤外線波長を発している熱いガスの存在を示している。イメージの星は大部分が緑と青の結合である。白い色は、全三つの波長で放射する領域を示している。

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  5. 地上大型電波望遠鏡により、土星の衛星タイタンの大気成分の詳細な観測に成功 ~太陽系外からの放射線が大気成分に与える影響を明らかに~ (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡を用いた土星の衛星「タイタン」の大気の観測により、微量の分子ガスが放つ電波が検出されました。詳しい解析の結果、太陽系の外から降り注ぐ放射線の一種である「銀河宇宙線」がタイタンの大気の成分に影響を与えていることが、世界で初めて明らかになりました。最先端の地上望遠鏡による観測と解析技術とを組み合わせることで、天体を直接訪れる探査機にも比肩する科学成果を挙げられることを示した成果です。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<2月14日(金)>
  1. 再訪される淡青色の点 (Voyager)

    このボイジャー1号宇宙船の更新された肖像的な「淡青色の点」のイメージは、ボイジャーの視界を再訪するために最新の画像処理ソフトウェアと技術を使っている。ボイジャーの30回目の記念日の最も肖像的な視界の一つとして、NASAのジェット推進研究所は、「淡青色の点(Pale Blue Dot)」として知られるイメージの新しいバージョンを発表した。この更新されたイメージは最新の画像処理ソフトウェアと技術を使っている。

    大判はイメージをクリック。詳細は 「今日の宇宙(2月14日)」 から。

 
<2月13日(木)>
  1. この10年で、我々がNASAのソーラーダイナミクス天文台から学んだ太陽に関する10のこと (SDO)

    2020年2月、NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)は宇宙での10年を祝っている。過去10年間、この宇宙船は太陽に対して常に視線を保ち、太陽がどのようにその活動を行い、地球を含む全ての太陽系に影響を与える宇宙のダイナミックな状況、宇宙の気象をドライブしているかを調べてきた。2010年2月11日の打上以降、 SDO は、我々に最も近い星の、何百万もの科学的なイメージを集め、科学者達に新しい洞察を与えた。

    英語解説付きビデオはイメージをクリックして Youtube から。

 
<2月12日(水)>
  1. 太陽軌道船の打上、新しい高所の太陽科学をとる (Solar Orbiter)

    太陽を調査するためのヨーロッパ宇宙機関とNASAの新しい共同ミッション、太陽軌道船が、東部標準時日曜日午後11時3分(日本時間月曜日午後1時3分)に、ケープ・カナベラル空軍基地の打上複合施設41から、ボーイング社とロッキード・マーティン社の合弁事業であるユナイテッドローンチアライアンスのアトラスⅤロケットで打上げられた。ドイツのダルムシュタットのヨーロッパの宇宙オペレーションセンタのミッション・コントローラは、月曜日の午前12時24分に、その太陽電池板が成功裏に展開されたことを示す宇宙船からの信号を受信した。打上後の最初の2日間で、太陽軌道船は、地球と通信し科学データを集まるだろうブームといくつかのアンテナを展開するだろう。太陽軌道船は太陽の極の初めてのイメージを提供するユニークな軌道をとる。この軌道には、太陽と宇宙に対するその影響を調査するために水星の軌道の中に宇宙船をもたらす、22回の太陽への接近を含んでいる。

    大判はイメージをクリック。この太陽軌道船はヨーロッパ宇宙機関の主導ですが、この記事はNASAからのものです。

  2. 直接撮像で迫る太陽系外巨大ガス惑星と褐色矮星の形成過程 (すばる望遠鏡)

    米国・テキサス大学オースティン校などの研究チームは、ケック望遠鏡とすばる望遠鏡を使った高解像度直接撮像観測から、太陽系外の巨大ガス惑星と褐色矮星の軌道を 27 の系について求めました。その結果、巨大ガス惑星と褐色矮星とが異なる軌道の特徴を示し、両者は別々の形成過程を経た可能性があることを明らかにしました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<2月9日(日)>
  1. ハッブル、壮大な渦巻を捕える (Hubble)

    この人目をひく銀河は NGC 5364 として知られている。紛れもない渦巻 NGC 5364 は、また、渦巻の僅か10分の一が受ける価値がある記述の名前、グランドデザイン渦巻銀河(grand design spiral galaxy)としても知られている。全ての渦巻は概して類似した構造を持つが、個々の銀河達の間にはかなりのバリエーションがある。あるものはまだらな奇妙な形をした腕を持ち、あるものはコアを切断する星達の筋(Bar)を持ち、あるものは巨大に輝き、また他は薄暗く小さい。この NGC 5364 のような壮大なデザインは様々な点で渦巻銀河の原型である。彼らは、明瞭なコアから外へ円を描く、際立つ明瞭な腕によって特徴づけられている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<2月8日(土)>
  1. アルマ望遠鏡がとらえた、連星系を成す星の最期 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡によって、連星系を成すふたつの星が織りなす美しいガスの広がりが撮影されました。ひとつの星が年老いて大きく膨らんだことで、もう一方の星がそのガスの広がりに取り込まれてしまい、この星の動きによって年老いた星のガスが大量に宇宙空間にまき散らされてしまったのです。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<2月7日(金)>
  1. 宇宙の大規模構造の複雑な統計パターンを高速予言する人工知能(AI)ツールを開発―宇宙ビッグデータのAI分析に向けて― (国立天文台)

    宇宙の基本的な枠組みを観測的に実証する分野である「観測的宇宙論」は、科学者が扱うことのできる最大スケールの実証科学として成熟してきました。この分野において、近年重要性が高まっているのが「宇宙の大規模構造」です。これは、個々の銀河が織り成す網状構造のパターンを指します。大規模構造は、宇宙がこれまでに経てきた複雑な進化の歴史の末の様子であり、すばる望遠鏡などを使ってこれを詳細に観測することで、宇宙の進化に影響を及ぼすダークマターやダークエネルギーの謎に迫ることができると期待されています。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  2. はやぶさ2」はどこにいる? ~レーザ高度計データによる軌道改良~  (国立天文台)

    科学観測をする際、月探査機のSELENEは月を周回しながら月面を真下に見るのに対し、「はやぶさ2」は太陽を周回しながら小惑星リュウグウを見ます。科学観測では、対象天体のどこを見た(観測した)のかを知ることが重要で、そのためには探査機の姿勢と位置(軌道)の情報が必要です。姿勢は、スタートラッカーというカメラで背景の星を観測することで分かります。一方、探査機の軌道は電波を使った地上局からの観測で決めることが多いです。一般に、その位置の誤差は数百mですが、直径約3500 kmの月と直径約1 kmのリュウグウでは、仮に位置の誤差が同程度であってもそれが持つ意味は違ってきます。小さなリュウグウの観測にとって、数百mのずれは大きすぎるのです

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  3. いて座の新星を日本の天体捜索者が発見 (国立天文台)

    いて座に11等級の新星が発見されました。2020年1月31日(日本時、以下同じ)の早朝、日本人天体捜索者がいて座の方向に新星を発見しました。愛知県岡崎市の山本稔(やまもとみのる)さんが発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告したものです。この天体は2日1日早朝に、茨城県水戸市の櫻井幸夫(さくらいゆきお)さんも独立に発見しました。天文愛好家である岡山県倉敷市の赤澤秀彦(あかざわひでひこ)さんによる分光観測の結果、この天体は白色矮星(わいせい)の表面が核爆発を起こした「古典新星」という種類のものであることが判明し、「いて座 V6566」という変光星名が付与されました。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<2月6日(木)>
  1. ヨーロッパ宇宙機関の太陽へのミッション

    ヨーロッパ宇宙機関の新しい太陽探査機(太陽軌道船)が、我々の親星の、極を含むこれまで見られなかった領域のクローズアップイメージを捕え、その周辺の電磁気の環境を調査するだろう。この最先端の宇宙船は、太陽と地球の間の約4分の一の距離、摂氏500度ほどの焼けるような温度の、太陽から 4200 万キロメートルほどに近づくだろう。1990年のユリシーズの打上以降、ヨーロッパ宇宙機関は、宇宙から太陽を調査する、長い歴史を持っている。

    英語解説ビデオはイメージをクリック。この探査機はNASAとの共同、2月9日に打ち上げの予定です。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

 
<2月5日(水)>
  1. NASAの MAVEN 、地球における電波干渉を理解するために火星を調査する (MAVEN)

    NASAの MAVEN (火星大気と揮発性探査)宇宙船は、火星の超高層大気(電離層)の帯電部分の「層」と「亀裂」を発見した。この現象は地球では極めて一般的であり、無線通信に予測不能な混乱を引き起こす。しかしながら、それらは、地球では調査するのが非常に困難な高度に形成されるので、我々はそれらを完全には理解できていない。この MAVEN による予想外の発見は、火星が、この非常に破壊的な現象を調査し理解するための、ユニークな研究室であることを示している。

    英語解説付きビデオ(Youtube)はイメージをクリック。

  2. パリ協定実現に向けた温室効果ガスの長期観測継続へ ~「いぶき2号」による二酸化炭素分布の初解析~ (いぶき)

    温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」による全球温室効果ガス濃度分布の解析結果が得られました。「いぶき2号」により、2009年以降世界で唯一11年を超えて宇宙から温室効果ガス観測を継続している「いぶき」ミッションを継承し、パリ協定実現に不可欠な温室効果ガスの長期的な変動モニタができるようになりました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。「いぶき2号」:2018年打上げ。環境省、国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)、JAXAによる3者共同プロジェクト

 
<2月4日(火)>
  1. 宇宙から見たオーストラリアの大規模森林火災 (JAXA)

    2019年9月頃にオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州を中心に多発した森林火災は、次第に規模を拡大し、複数の場所で発生した森林火災が合流して制御不能となる「メガ火災(Mega Fire)」も発生するなど、2020年1月末の段階でも終息の目途が立たない状況となっています。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  2. 新しい情報

    ①  “今”の世界の雨分布がわかる「GsMap」 ---(左図)
    ②  “3日先”の黄砂状況がわかる「黄砂解析予測図(気象庁)」 ---(右図)

    詳細はそれぞれの上の表題のリンク先から(JAXA の記事から)。

 
<2月2日(日)>
  1. ハッブル、バー、幼児の星達を見る (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこのイメージに描かれた銀河は、うお座の NGC 7541 として知られる棒のある渦巻である。棒渦巻は、ガスと星の棒によって横断された、渦巻、渦巻く腕、明るいセンターを持つ銀河である。このバーは銀河の中央領域を直接突っ切って進み、この領域に活力を与えていると考えられる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<2月1日(土)>
  1. NASAのスピッツア宇宙望遠鏡、天文学的な発見のミッションを終える (Spitzer)

    太陽系、我々の銀河とその彼方の新しい驚きを明らかにする赤外線光での16年以上の宇宙の調査の後、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡のミッションは終りを告げた。ミッション技術者達は、東部標準時木曜日午後5時30分(日本時間金曜日午前7時30分)に、宇宙船がセーフモードに置かれ、全ての科学オペレーションが停止したことを確認した。2003年に打上げられたスピッツアは、ハッブル宇宙望遠鏡、チャンドラX線天文台、コンプトンガンマ線観測衛星に加えて、NASAの四大天文台の一つであった。

    大判はイメージをクリック。

  2. NASAの追憶の日

    チャック・レズニクの妻、エイミー・レズニクが、2020年1月30日木曜日に、NASAの追憶の日の一部としての式典の後に、スペースシャトル・チャレンジャーの記念碑に触れている。この日、宇宙探査のために生命を捧げた男女を追悼して花輪が捧げられた。

    参考:アポロ1号、スペースシャトル・チャレンジャー、スペースシャトル・コロンビアの事故がこの時期に重なったことから、NASAは、この時期を、宇宙探査のために生命を捧げた全ての人達の追憶の日と定めている。大判はイメージをクリック。

 
<1月31日(金)>
  1. 星の爆発とジェット、新しい3次元視覚化で公開される (Chandra)

    天文学の調査は古くから主として二次元の投影に限られてきた。しかしながら、天文学者達は、宇宙のオブジェクトを更に視覚化するための方法を望んできた。コンピュータシミュレーションの新しいセットがその方向での刺激的なステップを提供している。それぞれは、NASAのチャンドラX線天文台と他のX線天文台からのデータに基づく、天文学的なオブジェクトの3次元(3D)の視覚化である。これらの遠いオブジェクトへ飛んで彼らの回りを旅することはできないが、天文学者達は、これらのそれぞれの宇宙の源の形状、速度、その他の物性について学ぶためにこれらの天文台からのデータを使った。

    イメージをクリックして Youtube から動画(英語解説付き)をご覧ください。

 
<1月30日(木)>
  1. チャンドラ、構成中の銀河達の大規模集団を見る (Chandra)

    NASAのチャンドラX線天文台と他の望遠鏡からのデータを使っている天文学者達は、四つの銀河集団の珍しい衝突の詳細なマップをまとめた。少なくとも太陽の数百兆倍の質量を持つそれぞれは、最終的には全ての四つの集団達が、宇宙で最も大規模なオブジェクトの一つに併合するだろう。時々は二つの銀河集団が衝突し、ある時は二つ以上が同時に衝突するだろう。この新しい観測は Abell 1758 と呼ばれるシステムで構成される巨大構造を示し、地球から約30億光年にある。それは、衝突する銀河集団のペアを含んでいる。

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  2. ボイジャー2号の技術者達、通常のオペレーションへの回復に取り組む (Voyager-2)

    宇宙船の自律的な故障保護ルーチンの一つが起きた後、NASAのボイジャー2号宇宙船の技術者達は、ミッションを通常の動作状況に戻すために働いている。ボイジャー1号とボイジャー2号には複数の故障保護ルーチンがプログラムされた。NASAのジェット推進研究所のエンジニア達は相変わらず宇宙船と通信し遠隔通信を受信している。1977年に打上げられたボイジャー1号とボイジャー2号はともに星間宇宙にある。1月25日土曜日、ボイジャー2号は、その搭載した磁場装置を調整するために宇宙船を360度を回転させる、計画された行動を実行しなかった。

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  3. 重い原始星が吐き出す「熱の波」 (国立天文台水沢)

    重い原始星が育っていくときに発する「熱の波」が目撃されました。理論的に説明できていなかった重い星の形成過程について理解が進むと期待されます。星空には太陽の何十倍も重い星がたくさん存在しています。しかし、星形成の理論からは、原始星からの強い光に阻まれて、星は太陽の8倍以上の重さに成長できないと推定されています。この理論と現実との不一致に、天文学者は数十年も悩まされてきました。解決策のひとつとして、重い原始星は短時間の「爆発的な降着(降着バースト)」を繰り返すことによって質量を増やすというアイディアがあります。周囲からガスが一気に原子星に落ち込み、短期間に多くの質量を獲得する一方、数百年から数千年に1回の降着バースト以外の時期には静穏であるというモデルです。ただ、降着バーストの期間は短く、また原始星はガスや塵に覆われていて可視光での観測は難しいため、降着バーストを観測的に捉えることは困難でした。

    大判イメージを含めて詳細はヘッドラインから。

 
<1月29日(水)>
  1. タランチュラ星雲、スピッツアイメージの神秘の網を巡る (Spitzer)

    スピッツア宇宙望遠鏡によるこのイメージのように、タランチュラ星雲は、2003年の打上後、この赤外線天文台によって調査された最初のターゲットの一つであり、その後、この望遠鏡はしばしばそれを再訪してきた。スピッツアが2020年1月30日の引退をセットされている今、科学者達は、スピッツアのデータから、この星雲の新しい視界をつくり出した。この高解像度のイメージは、最も最近の2019年2月と9月の、複数のスピッツア観測からのデータを結合している。---(中間略)---赤外線光は人間の目に見えないが、赤外線のある波長は、可視光線では見えないガスとダストの雲を透過することができる。そのため、科学者達は、新生の星達と、形成されつつある「原始星(protostars)」を見るために、赤外線観測を使っている。

    大判はイメージをクリック。

  2. スピッツア、トラピスト1を観測する (Spitzer)

    NASAがNASAの大天文台の一つ、スピッツア宇宙望遠鏡を称え別れを告げるとき、スピッツアの大きな発見の一つは、七つの地球サイズの惑星が周る超クールな矮星、トラピスト1星であった。スピッツアと地上ベースの望遠鏡は、共同で、 2017年2月に発表された発見を行った。この発見は、我々の太陽系外において、一つの星の回りに発見された生物生息可能域内惑星の最大数の新記録をつくった。これらの七つの全ての惑星は、我々が知っている生命の鍵となる、液体の水を持っているかもしれない。しかし、生物生息可能域内の三つは最も可能性が高い。

    大判はイメージをクリック。スピッツア宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡、コンプトンガンマ線観測衛星(1991.4~2000.6)、X線観測衛星チャンドラとならび、グレートオブザバトリー計画(Great Observatories program)のうちの一つである。

  3. 新しいミッション、太陽の極の1回目の覗き見を得る (Solar Orbiter)

    新しい宇宙船が、太陽の南北極の初めての写真を撮るために太陽に向かう。ヨーロッパ宇宙機関とNASAの共同の太陽軌道船(Solar Orbiter)は、ケープカナベラルから、2020年2月7日に打上げられるだろう。この宇宙船は金星と地球の重力支援を使うだろう。

    大判はイメージをクリック。打上の中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

  4. NASA、国際宇宙ステーションの初めての商用モジュールを選ぶ

    NASAは、NASAがステーションを商用利用のために開放を続ける一環として、国際宇宙ステーションに取り付けられる少なくとも1台の商用居住モジュールを提供するために、ヒューストンの Axiom Space を選択した。

    イメージはありません。

 
<1月26日(日)>
  1. NASAのケプラー、激しく爆発する吸血鬼の星のシステムを見る (Hubble)

    NASAのケプラー系外惑星探査ミッションからの目録データを捜している天文学者達は、超爆発を行っている、一日未満に 1,600 倍明るくなった未知の矮小超新星を特定した。その爆発自体は理論的な説明を持つが、先行した明るさのゆっくりした増大はミステリーとして残っている。ケプラーの観測の急速なリズムは全ての出来事を詳細に記録するために重要であった。

    大判イメージは省略しました。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. ハッブル、超大規模なセンターを持つダストの銀河を見る (Hubble)

    この美しく赤いダストの蔓の縞模様の特異な銀河は、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって、素晴らしい詳細でここに捕えられている。この銀河は NGC 1022 として知られ、棒渦巻銀河として公式に分類されている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  3. 深い動き (Juno)

    木星の24回目のフライバイの間に、NASAのジュノ宇宙船は、折られたフィラメント状の領域として知られる惑星の北半球の、混沌とした嵐のエリアのこの視界を捕えた。木星は地球と同じ表面を持ってはいない。ジュノによって集められたデータは、この巨大な惑星の風のあるものは深く吹き、地球の類似した大気のプロセスより長く続くことを示している。市民科学者 Kevin M. Gill は、 JunoCam カメラからのデータを使って、この色を強調したイメージをつくった。オリジナルのイメージは、ジュノ宇宙船が惑星への24回目のフライバイを行なった2019年12月26日に、木星の雲のトップから 23,500 キロメートルでとられた。

    大判はイメージをクリック。

  4. 黄砂に関する情報を拡充します (JAXA)

    気象庁では、黄砂に関する情報として、黄砂についての観測、予測分布図及び気象衛星ひまわりの監視画像を気象庁ホームページ等にて提供しています。今般、黄砂の前日の飛来状況から3日先の予測までを連続的かつ面的に表示する「黄砂解析予測図」の提供を開始します。また、表示対象領域をゴビ砂漠やタクラマカン砂漠といった主な黄砂発生源を含む範囲に拡張することにより、広範囲の黄砂の発生・飛来の状況を早期から時間を追って把握できるようになります。
       提供開始日時 令和2年1月29日(水)   掲載ページ https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst/
    今回の情報は、気象庁と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び国立大学法人九州大学が共同で技術開発を進めてきた気象衛星ひまわりのエーロゾル観測データを活用する新しい手法の実用化により提供が可能となりました。

    イメージはありません。

 
<1月25日(土)>
  1. マーズキュリオシティローバー、マレイ・ビュートに別れを告げる (Curiosity)

    キュリオシティローバーのマスト・カメラ(Mastcam)からのこの視界は、シャープ山の麓の、細かな層になった露岩を持つ「マレイ・ビュート」領域を示している。このエリアの地表に立つビュートとメサは、シャープ山の麓が形成された後に、風が砂を堆積させたときに始まった古代の砂岩の浸食された残骸である。キュリオシティは、マレイ構成(Murray formation)の二つの露出の間の「ナウクルフト高原(Naukluft Plateau)」と呼ばれる地形を横断した2016年前半に、「スティムソン構成(Stimson formation)」と呼ばれるこの層を詳細に調べた。この砂岩の内部の層は「交差する基盤(cross-bedding)」と呼ばれ、移動性の砂丘として砂岩が風によって堆積したことを示している。このイメージは2016年9月8日の火星日 1,454 日にとられた。

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  2. NASA、最新の太陽のミッションの二つのメディア説明を発表

    NASAとヨーロッパ宇宙機関(ESA)の科学者達は、1月27日月曜日に、来月太陽に向けて打上げる共同の太陽軌道船を議論するだろう。ミッション専門家達は、概況説明の間に、太陽軌道船のユニークな傾いた軌道を、このミッションがどのように太陽の南北の極の初めてのイメージを捕えるか、10の異なる機器のセットで主要な太陽のミステリーに取り組むその能力について議論するだろう。

    大判はイメージをクリック。打上の中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

  3. 彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出 -アルマ望遠鏡と彗星探査機ロゼッタの協働 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡の観測は、リンを含む分子が大質量星の形成と同時に生まれることを示しました。一般に、若い大質量星から噴き出したガスによって、若い星を取り巻くガス雲に穴があきます。リンを含む分子は、幼い星からの光やガス流が作る衝撃波を受けて、この雲にあいた穴の壁面(空洞壁)でつくられるのです。研究チームは、この空洞壁で最も豊富なリン含有分子が一酸化リンであることも示しました。研究チームは、アルマ望遠鏡を使って星形成領域のリン含有分子を調査した後、研究対象を太陽系の彗星67P /チュリュモフ・ゲラシメンコ(訳者注:ヨーロッパ宇宙機関が約2年間探査した彗星)に移しました。これは、リン含有分子の足跡をたどるためでした。もし、リン分子を含むガスをもとにして太陽のような質量の小さい星が形成されると、その過程で一酸化リンは凍結し、新しい星の周りに残っている氷と塵でできた粒子の中に閉じ込められる可能性があります。星が完全にできあがる前であっても、これらの塵は集まって小石、岩、そして最終的に彗星を形成し、一酸化リンの運搬役になるのです。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<1月24日(金)>
  1. オシリス・レックス、サンプルサイトの最も近い上空の通過を終える (OSIRIS-REx)

    ナイチンゲールの事前の結果は、NASAのオシリス・レックス宇宙船が、昨日、ミッションの調査Bフェーズの活動の一部として、成功裏にナイチンゲールサイトの上空620メートルの通過を実行したことを示している。オシリス・レックスの一義的なサンプル収集サイトナイチンゲールは、小惑星ベンヌの北半球のクレータの中にある。この上空通過からの科学観測では、今日まででサンプルサイトに最も近づいた。

    大判はイメージをクリック。オシリス・レックス(またはオサイリス・レックス)は日本の「はやぶさ2」と同じ、小惑星のサンプル持ち帰りミッションです。

 
<1月21日(火)>
  1. NASAと「スペースX」、クルー宇宙船の重要なフライトテストを終える

    NASAと「スペースX」は、日曜日に、会社のクルードラゴン宇宙船とファルコン9ロケットの打上脱出実証試験を終えた。これは、NASAの商用クループログラムの下で国際宇宙ステーションに宇宙飛行士達を運ぶ前の、この宇宙船の最終的な重要なフライトテストであった。この脱出テストは、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの歴史的な打上複合施設39Aからの離陸を伴う、飛行中の非常事態の際に安全にロケットと分離する宇宙船の能力を示すミッションであり、東部標準時午前10時30分(日本時間月曜日午前0時30分)に始められた。

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<1月19日(日)>
  1. ハッブル、有名なカタログからの銀河を見る (Hubble)

    この明るい何やら滴のようなオブジェクトは、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によって観測された、今週の写真に見られる NGC 1803 という名前を持つ銀河である。それは、南の星座、がか座(画架座)の約2億光年にある。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<1月18日(土)>
  1. 衝突中の銀河における超巨大ブラックホールとガスの波乱の生涯 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡は、成長中の2つの超大質量ブラックホールを取り巻くガスを、これまでにない精度でとらえました。
    へびつかい座の方向に地球から4億光年離れた場所では、2つの銀河が互いに衝突し、NGC 6240 と呼ばれる銀河を形成しています。この特異な形をした銀河は、地球から比較的近い距離にあるため、これまで何度も観測されてきました。しかし、合体銀河NGC 6240は、複雑で混沌としています。2つの銀河の衝突は、現在も進行中です。2つの銀河のそれぞれの中心にあった超大質量ブラックホールは、この衝突によって1つのより大きなブラックホールになることでしょう。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  2. 双曲線軌道を描く天体の起源―恒星間天体か?それともオールトの雲からか? (国立天文台)

    近年立て続けに発見された極端な双曲線軌道を描く天体は、太陽系外から飛来したと話題になっています。このような天体はほんとうに太陽系外起源の天体、つまり恒星間天体なのでしょうか。天体の軌道の進化と分布に着目した研究の結果、これらの天体は太陽系外起源である可能性が高いことが分かりました。2017年に発見されたオウムアムア天体(1I/’Oumuamua)、2019年に発見されたボリソフ彗星(すいせい)(2I/Borisov)は、太陽系内の天体に比べて速度が異常に速く、極端な双曲線軌道を描いていて、再び太陽系内には戻らない天体です。いずれも太陽系の外から飛来したと考えられていますが、それ以外の可能性として、「オールトの雲」の中の小天体が、他の天体の影響を受けて高速になったとも考えられます。オールトの雲は、太陽から1000 - 10万天文単位の距離にあると推定されています。

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<1月17日(金)>
  1. NASAとNOAAの分析、2019年が記録上2番目に暖かかったことを明らかにする

    NASAとNOAA(米国海洋大気圏局)による独立した分析によれば、2019年の地球の広域地表温度は、1880年の記録開始以来2番目に暖かかった。地球全体の2019年の温度は2016年に次いで二番目であり、この惑星の長期の温暖化傾向が続いている。過去5年間はこの140年で最も暖かかった。NASAの科学者達によれば、この年は、1951~1980年の平均より摂氏 0.98 度暖かかった。

    大判はイメージをクリック。ビデオは こちら(Youtube) から。

  2. NASA、NASAの大天文台の一つに別れを告げ敬意を表す (Spitzer)

    NASAは、16年間驚くような発見を行い間もなく終るであろう、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡の広範囲にわたる遺産を賛美する中継放送を、東部標準時1月22日水曜日に開くだろう。このイベントは、NASAテレビ、NASAのウェブサイト、フェースブックライブ、Ustream、YouTube、ツィッターで、ライブで放送するだろう。

    ビデオ(Youtube)はイメージをクリック。中継放送は英語主体のため詳細は略。スピッツア赤外線天文台は、ハッブル(可視光線)、チャンドラ(X線)とともにNASAの3大望遠鏡の一つ。赤外線観測には機器の冷却が必要であり、スピッツアは冷却材の使い切り後保冷剤なしで観測を続けてきた。

 
<1月16日(木)>
  1. NASAのジュノ宇宙船、木星との接近した遭遇を得る (Juno)

    木星のダイナミックな北北温暖地帯に渦巻く雲の多くが、NASAのジュノ宇宙船からのこのイメージに捕えられている。この場面に現れているのは、ホワイトオーバルとして知られる高気圧性の嵐とともに、いくつかの明るく白い雲が見られる。この色を強調したイメージは、宇宙船が木星のその第16の接近したフライバイを行なった、東部夏時間2018年10月29日午後4時58分にとられた。このとき、ジュノは、北緯約40度の、惑星の雲のトップから約 4,400 マイル(7040キロメートル)にあった。市民科学者達 Gerald Eichstadt と Sean Doran が、宇宙船の JunoCam 画像装置からのイメージを使ってこのイメージをつくった。

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  2. 新彗星を日本人天体捜索者が発見 (国立天文台)

    日本の天体捜索者が新彗星を発見しました。徳島県の岩本雅之(いわもと まさゆき)さんは、2020年1月9日(日本時)の明け方、東の低空に新天体を発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告しました。この天体は、クリミアのボリソフさんも1月13日(世界時)に独立発見し、他の観測者による確認観測と合わせて解析したところ、新しい彗星であることが判明しました。新彗星の軌道や符号・名称については今後発表されます。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. 小惑星から飛来した火球 (国立天文台)

    2017年に関西地方を中心に目撃された火球(明るい流星)が、小惑星を起源としたものであることが明らかになりました。この火球の起源である小惑星は遠い将来に地球に衝突する可能性もあります。この流星体が小惑星から放出されたメカニズムを考察することは、天体の衝突から地球を守ることにもつながる重要な研究成果です。太陽を周回する塵(ちり)の粒が地球に衝突すると、大気中で光を放ち流星として観測されます。流星体となるこの塵粒の直径が、数ミリメートル程度だと普通の流星になりますが、数センチメートル程度だとおよそマイナス4等級の金星よりも明るく輝く「火球」として観測されます。流星体の多くは、彗星(すいせい)が太陽に近付きその中の氷が昇華するときに放出されますが、小惑星を起源とする流星体もあると考えられています。しかし、彗星のように蒸発する成分を持たない小惑星からどのように流星体が放出されるのか、さまざまな仮説はあるもののその理解は進んでいません。

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<1月10日(金)>
  1. SOFIA、白鳥星雲がどのように孵化したかを明らかにする (SOFIA)

    比較的最近我々が見るのみでは、我々の銀河で最も明るく最も大規模な星形成領域の一つ、オメガまたは白鳥星雲は首に似た形になった。成層圏赤外線天文台(SOFIA)の新しい観測では、その領域が、星の誕生の複数の時代に形づくられたことを明らかにしている。この SOFIA からの新しいイメージは、科学者達が、このよく研究された星雲の歴史と進化の年代を記録するのに役立っている。

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  2. ハッブル、最も小さな既知の暗黒物質の塊りを検出する (Hubble)

    暗黒物質を捜すとき、天文学者達は一種の「幽霊狩り(ghost hunt)」に行かなければならない。それは、暗黒物質が直接見ることができない物質だからである。それは宇宙の質量の大半を占め、銀河が造られる足場を形成している。暗黒物質は銀河達ならびに銀河集団達を保つ重力の「接着剤」である。天文学者達は、その重力がどのように星達と銀河達に影響を及ぼしているかを測定することによって、その存在を間接的に検出することができる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  3. 宇宙の拡大鏡、独立した宇宙膨張の測定を与える (Hubble)

    宇宙の正確な膨張速度を知ることは、宇宙の年齢、大きさ、運命を判定するために重要である。このミステリーを解くことは、近年の天体物理学の最もすばらしいチャレンジの一つであった。あるチームのメンバーが、ハッブル定数と呼ばれる宇宙の膨張を測るために以前の方法からは完全に独立したハッブルと技術を使った。

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  4. 金髪娘の星は生命を探す最良の場所である (Hubble)

    今日の天文学者達は、他の星達の軌道を周っている 4,000 を超える惑星を発見してきた。統計学的には一千億以上の惑星が我々のミルキーウェイ銀河にあるだろう。それらは広範囲にわたる大きさと特徴を持ち、系外惑星が1990年代半ばに最初に発見される以前はほとんど想像できなかった。これらの世界を読むための最大の動機は、生命が起こり微生物を越えて進化した「ジェネシスⅡ(Genesis II)」の惑星を発見することであった。最終的な報酬は地球以外の知的生命を発見することだろう。

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  5. 重力レンズ効果を用いた新たな手法による宇宙膨張率の測定 (国立天文台)

    天文学の研究者で構成される国際研究チーム H0LiCOW (ホーリー・カウ) は、ハッブル宇宙望遠鏡とともにすばる望遠鏡など多くの地上望遠鏡を用いて重力レンズ効果の影響を受けたクェーサーからの光を観測し、宇宙の膨張率の値であるハッブル定数を従来の方法と独立に調べました。この研究チームには、国立天文台ハワイ観測所特任研究員 (元すばる望遠鏡フェロー) の Rusu Cristian Eduard (ルス・クリスティアン・エドゥアルド) さんも参加しており、本研究にあたっては中心的な役割を果たしました。

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<1月9日(木)> --- ハッブルの記事を一括して掲載しています。
  1. ハッブルのコールドウェルカタログで夜空を探査する (Hubble)

    散開星団として知られているこの緩やかな星達のコレクションはカタログのイメージ100である。コリンダー249(Collinder 249)とも呼ばれるコールドウェル100は、地球から約 6,000 光年の IC 2944 という名の大きな星雲の中に埋め込まれた一つの散開星団である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. ハッブル、銀河の天のシークインを発見する (Hubble)

    この半可通の天のシークイン(sequin)は NGC 4455 と名付けられた渦巻銀河であり、北の星座かみのけ座にある。これは星座としては変わった名前のように聞こえるかもしれないが、実際に何やら尋常ではない。それは、歴史上の実際の人エジプトのベレニケⅡ世女王を称えて名付けられた現代の唯一の星座である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  3. シミュレーションされたイメージ、NASAの広域赤外線調査望遠鏡のパワーを実証する (Hubble)

    2020年代中頃に打上が予定されるNASAの来るべき広域赤外線調査望遠鏡(WFIRST:Wide Field Infrared Survey Telescope)は、近赤外線での、ハッブル宇宙望遠鏡より 1,000 倍高速で空を調査するパワーを持つだろう。我々の近隣の銀河アンドロメダ全体の 34,000 光年の帯のシミュレーションされた一つのイメージが、広域赤外線調査望遠鏡(WFIRST)のユニークな探知器の構成、広大な視界のフィールド、高い解像度を見せている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  4. NASAの大天文台達、天文学者達が爆発する星の3D視覚化を構築するのに役立つ (Hubble)

    西暦1054年、中国の空の観察者は、天の「新星」の突然の外見を目撃し、記録された歴史の観測された最も明るい星の出来事として、金星より6倍明るいと記録した。彼ら記述したこの「客星」は、人々が、ほぼ1ヵ月の間それを見たように、大変明るかった。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  5. NASAのハッブル、巨大銀河を調査する (Hubble)

    銀河は雪片のようである。宇宙は時空を超えて数えきれない銀河達を含むが、二つは決して似て見えない。最も写真写りの良い一つが、北の星座ペルセウスの2億 3200 万光年にある巨大な渦巻銀河 UGC 2885 である。それは銀河の標準によってさえ巨大である。この銀河は、我々のミルキーウェイより2.5倍広く、10倍多くの星達、約1兆を含んでいる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  6. ハッブル、巨大な銀河を調査する (Hubble:ESA)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡の第30回記念日の年のスタートの当たって、ハッブルは、偉大な渦巻銀河のイメージを撮った。銀河 UGC 2885 は、このローカル宇宙で知られている最大であろう。それは、我々のミルキーウェイより 2.5 倍広く、10倍多くの星達を含んでいる。

    上の記事と同じ対象ですがヨーロッパ宇宙機関が掲載したものです。大判はイメージをクリック。

 
<1月8日(水)>

  <注>: 記事が多いので今日と明日(Hubble中心)に分けて掲載します。

  1. 天文学者達、古代の宇宙つくりあげている遠い銀河グループを見つける

    NASAによって一部の資金を提供されている天文学者達の国際的なチームが、現在までに確認されている最も遠い銀河のグループを発見した。 EGS77 と呼ばれるこの銀河達のトリオは、宇宙が僅か6億 8000 万年、または、現在の138億年の5%未満であったときにさかのぼる。更に顕著な観測は、この銀河達が、再イオン化と呼ばれる広い宇宙変身の参加者であることを示している。

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  2. 約 2300 万光年の銀河は印象的な進行中の花火のサイトである

    この銀河の光は、巨大なブラックホール、衝撃波、広大なガスの蓄積を含むことを示している。この銀河の花火は、我々のミルキーウェイのような渦巻銀河、 M106 としても知られる NGC 4258 で行われている。しかしながら、この銀河は、我々の銀河が持たない、X線、可視光線、電波で輝く二つの特別な渦巻の腕のために有名である。これらの形または異常な腕は銀河平面に平行でなく交差している。この異常な腕がこの新しい合成イメージに見られ、NASAのチャンドラX線天文台からのX線は青で、 NSF のカール・ジャンスキー大望遠鏡アレイからの電波データは紫で、NASAのハッブル宇宙望遠鏡からの可視光線データは黄色で、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線データは赤で示されている。スピッツアで行われた新しい調査は、超音速機からのソニックブームに似た衝撃波が、約 1000 万の太陽に等しい大量のガスを熱していることを示している。

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  3. 有名なブラックホールは宇宙速度制限を押すジェットを持つ (Chandra)

    天文学者達は、NASAのチャンドラX線天文台を使って、メシェ87の有名な巨大なブラックホールが、光速の99%超の速度で粒子を推しているのを見た。このイベントホライゾン望遠鏡共同研究は、去る4月の銀河メシェ87(M87)の中心の大規模な暗いオブジェクトの観測で、ブラックホールの初めてのイメージを公開した。このブラックホールは、太陽の約65億倍の質量を持ち、地球から約 5,500 万年にある。天文学者達は、長い間、 M87 の中央の放出される高エネルギー粒子のジェットからの放射線を観測してきた。彼らは、チャンドラを含め、電波、可視光線、X線光でジェットを調査してきた。そして、今、チャンドラ観測を使って、研究者達は、ジェットの一部分がほぼ光速で動くのを見た。X線データを使って、ブラックホールのジェットのそのような最大速度が記録されたのは初めてである。

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  4. NASA惑星ハンター、その初めての地球サイズのハビタブルゾーンの世界を発見 (TESS)

    NASAの惑星通過探査衛星(TESS:Transiting Exoplanet Survey Satellite)は、その星の生物生息可能域に、初めての地球サイズの惑星を発見した。科学者達は、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡を使ってその発見を確かめ TOI 700 d と名付けた。 TOI 700 d は、これまでに星の生物生息可能域に発見された、僅かな地球サイズの惑星の一つである。他には、いくつかの惑星をNASAのケプラー宇宙望遠鏡で発見された TRAPPIST-1 システム他の世界がある。

    大判はイメージをクリック。英語解説付きビデオ(Youtube)は こちら から。

  5. NASAの TESS ミッション、二つの星達を持つ初めての世界を見つける (TESS)

    今、 TOI 1338 b と呼ばれる星達は、系外惑星通過探査衛星(TESS)の初めての、二つの星達が周っている 周連星惑星 である。この発見は、1月6日月曜日の、235回目アメリカ天文学会会合のパネルディスカッションで発表された。 TOI 1338 システムは、がか(画架)座の 1,300 光年に横たわっている。二つ星達はそれぞれ15日間隔で周っている。一つは我々の太陽より10%大きく、他は、冷たく、暗く、太陽質量の僅か3分の一である。 TOI 1338 b はこのテムの唯一の既知の惑星であり、地球より約 6.9 倍大きく、海王星と土星の大きさの間にある。この惑星はほとんど正確に同じ平面上を周っている。

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