このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<7月18日(木)>
    アポロ11号月着陸50周年に当たり、過去の月探査から将来の予定まで、論文を含む多数の記事が掲載されています。本サイトでは包括的な分かり易い記事のみを取り上げています。

  1. ヨーロッパ宇宙機関、月の周辺の衛星の需要を確認する

    来たるべき数十年間に、月への何十もの非常に異なる商用と団体のミッションが予定されている。これらには、NASAの有人月ゲートウェイ調査ステーション、大学からのキューブ衛星、ローバーを運ぶ商用着陸船まで多様なものを含んでいる。月へ行くことで高められた関心には、地球を越えた衛星通信を提供する市場があるかもしれないことをも示している。全ての提案されたミッションには、商用サービスプロバイダによって満たされるであろう、類似した通信と誘導の需要を共有している。これらの月の通信と誘導のインフラは、ミッションがよりコスト的に効率よく設計することを可能にするだろう。さらにまた、そのような基盤には、月に関するより多くの調査と商業的な冒険を刺激する効果的な役割がある。ヨーロッパ宇宙機関は、関連する商業協力を評価し、産業パートナーといくつかの調査を進めている。また、2020年代に配置される月ゲートウェイのコミュニケーション能力に貢献することをも計画している。

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  2. ガイア、我々の銀河のバーのマッピングを始める (Gaia)

    地上ベースと宇宙ベースの望遠鏡からの補完的な観測とともに、ヨーロッパ宇宙機関のガイア・ミッションからのデータを結合することによって、我々のミルキーウェイ銀河の中心の星達のバーの集合の初めての直接測定が行われた。2018年に発表されたヨーロッパ宇宙機関のガイア星マッピング衛星からのデータのこの二回目の公表は、天文学の多くのフィールドに革命を起こしてきた。この先例のないカタログには、他の天体に関する情報とともに、我々のミルキーウェイ銀河の10億を超える星達の空の全域での、明度、位置、距離の指標および動きを含んでいる。来たるべき年に予定される新しいデータ公開では、これまでにない方法で我々のホーム銀河を図示し、その歴史を調べることが可能になる更なる情報を提供するとともに、測定を確実に改善するだろう。

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  3. ヨーロッパ宇宙機関、2019年に小惑星が地球に接近することを確かめる

    直径20~50メートルの小さなオブジェクト 2006 QV89 が、 7000 分の一の非常に小さな確率で、2019年9月9日に、地球に衝突する新しいニュースがある。ヨーロッパ宇宙機関と欧州南天文台は、小惑星 2006 QV89 が今年衝突する進路にはないこと、また、いかなる将来のインパクトのチャンスも極めて遠いと結論した。

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  4. 新しいハッブル定数の測定、宇宙の膨張率の神秘を増す (Hubble)

    これらの銀河達は、ハッブル定数と呼ばれる宇宙の膨張割合を測定するために、ハッブル宇宙望遠鏡プログラムから選ばれた。その値は、宇宙を拡大する相対的な影響に基づく、地球から後退する銀河達の距離の比較によって求められる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  5. NASA、歴史的な月着陸の50回目の記念日の祝賀にイベントを加える (Apollo 11)

    NASAテレビの放送のほか様々な行事が紹介されています。放送の予定は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。その他の予定はヘッドラインから(英語)。

 
<7月17日(水)>
  1. ガイア、打上以来最大のオペレーション (Gaia)

    ヨーロッパ宇宙機関のミッション・コントロールのチームは、7月16日火曜日に、宇宙船が2013年に打上られて以降最も大きなオペレーション、ガイア宇宙天文台の軌道変更操作を行なうだろう。ガイアは、我々の銀河ミルキーウェイの最も大きな3次元マップを図に記すための、10億を超える星を探査するミッションにある。その結果、この宇宙船は、我々の銀河とそれ以上の、組成、構成、進化を明らかにしている。

    大判動画はイメージをクリック。この5年半、宇宙船は地球の影になることを避け、第二ラグランジェポイントに置かれてきましたが、この変更は、8月と11月に起きる地球の影による太陽光の寸断と、このような陰が引き起こす熱の撹乱による数週間の宇宙船の科学データ収集への影響を避けるために行われるものです。

  2. スペクトラムX・ガンマ・ロケット、X線の視力とともに宇宙へ

    7月13日、ロシアの国営宇宙会社ロスコスモスは、宇宙の過去、現在、未来について探査するための、最新のX線の目を打上げた。この船には、ブラックホールを発見するためにNASAによって製造された鏡の、非常に敏感なセットが積まれている。このスペクトラムX・ガンマ宇宙船は、東部夏時間午前8時31分に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられた。その目的地は、地球から約150万キロメートルの、第二ラグランジュポイントと呼ばれる特別な重力の場所である。

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<7月14日(日)>
  1. ハッブル、銀河の桜の花を凝視する (Hubble)

    このハッブル・イメージで、銀河 NGC 1156 は春の繊細な桜の開花に似ている。銀河の中の多くの明るい「花」は、実際には星の託児所であり、新しい星が活気づいている領域である。これらの領域では、新しく生れた星達によって放出されたエネルギーに満ちた光が外に流れ、水素ガスの近くのポケットに出会い、特徴的なピンクの色でガスが輝く原因になる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. HiRISE、火星の「ウッドランド湾」のキュリオシティ・ローバーを見る (HiRISE)

    「ウッドランド湾」と呼ばれる場所を調べているNASAのキュリオシティ・ローバーを示す劇的な火星の光景が、宇宙からとられた新しいイメージに見ることができる。それは、ゲイルクレータの高さ5キロメートルのシャープ山の側面の、ローバーが「粘土を含むユニット」と呼ばれるこのエリアで行った、多くの停留所の一つである。

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  3. 若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤 (ALMA:国立天文台)

    天文学者たちは、アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測しました。周惑星円盤は、原始惑星系円盤(若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤)の中で作られた新しい惑星のまわりの小さな円盤構造のことで、天文学者の理論的な計算によって予言されてきました。周惑星円盤は、木星のまわりに見られるような衛星系を生み出すもとになると考えられています。

    詳細はヘッドラインから。

 
<7月13日(土)>
  1. ハッブル、存在してはならないブラックホールディスクのカバーを取る (Hubble)

    ハッブルはブラックホールの近くに渦巻いている素材の覗き見を提供した。天文学者達は、壮大な渦巻銀河 NGC 3147 の中央を深く凝視して、太陽質量の約2億 5000 万倍のブラックホールの、近くに渦巻くガスのディスクを明らかにした。その驚ろきは、そのブラックホールがとても栄養不良であり、その周りの構造がそのようであるべきでないことである。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. アルマ望遠鏡が見た部分日食 (ALMA:国立天文台)

    2019年7月2日、南米の一部で皆既日食が見られました。アルマ望遠鏡のあるアタカマ高地では、太陽の76%が月に隠される部分日食となりました。この部分日食を、アルマ望遠鏡の日本製12mアンテナ1台で日食の様子を電波観測することができました。ここでは、27枚の観測画像をつないだ短い動画をご紹介します。

    大判はイメージをクリック。

  3. ヴェガ・フライト VV15 失敗:アリアンスペースとヨーロッパ宇宙機関、独立調査委員会を指定

    2019年7月11日、アリアンスペースは、 FalconEye1 衛星を運ぶフライト VV15 の失敗を発表した。これは、ギアナ宇宙センターでの2012年以来の、14回の連続した打上成功後の初めてのベガの失敗であった。ベガ打上船は予定通りに7月10日に離昇した。ベガ打上台の離陸の約2分後に、2段目のイグニッションの直後に打上台異常が起きた。ヨーロッパ宇宙機関とアリアンスペースは、直ちに独立調査委員会を指定することに決めた。

    大判イメージは省略。ヨーロッパ宇宙機関の主力ロケットのアリアン5は静止軌道に6トンものペイロードを投入できるが、小型の科学衛星や地球観測衛星を低軌道に打ち上げたいという需要に応えるため、高度 700 km 程度の太陽同期軌道に1.5 トンほどの衛星を打ち上げられるヴェガが開発された。

 
<7月12日(金)>
  1. 小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について (JAXA)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。

    大判はイメージをクリック。イメージは着地時に舞い上がったとみられる岩の破片など、午後2時からの記者説明会に合わせて急遽提供された写真。第一回の破片とは明らかに異なっている。今後詳細なイメージが発表されるものと思われる。

  2. データと音楽:我々の月の探査の50年を聞く (Apollo)

    月の探査は音楽である。1969年7月20日、アポロ宇宙飛行士達ニール・アームストロングとバズ・オルドリンは、人類の月への第一歩を踏み出した。50年後の今、我々は、歌の形でその歴史的な日の反響を聞くことができる。

    イメージをクリックして Youtube から。

 
<7月11日(木)>
  1. 小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用(19/7/11)ライブ配信 (JAXA)
    小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用実施に際して、はやぶさ2運用管制室の様子を中心にライブ配信いたします。
            放送予定日時 2019年7月11日(木)ライブ配信予定 
            ※開始時刻は、運用状況によって変更される場合がございます。

    まとめ 少々細かな説明を必要としますので以下からご覧ください。

    中継は 上記「はやぶさ2」運用管制室の様子(右上図)の外、着陸実施後の記者説明会(右下図)の中継の二つがあります。
    それぞれは次の手順でご覧ください。なお、着陸実行の可否の最終判断は11日午前8時過ぎです。

    ① はやぶさ2運用管制室の様子: こちら から着陸の工程予定図を確認してください。作業はこの予定表に沿って行われます。作業時間帯は長時間にわたります。図を参照して適宜な時間にご覧ください。 山場は11日午前9時53分から10時18分まで(地上時刻)の着地時間帯です。なおこの時間帯は40分の幅を見ています。
       中継は JAXA のページ、と Youtube のいずれでも見ることができます。

    ② 実行した結果が検証の上、午後2時(一応の目安です)からの記者説明会でまとめて報告されます。
       中継は JAXA のページ、と Youtube のいずれでも見ることができます。

  2. 通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明 (国立天文台)

    現代社会では通信衛星や放送衛星によって、私たちは豊かな生活を送ることができます。衛星放送番組を日本中で楽しんだり、米国のGPS(全地球測位システム)や日本のQZSS(準天頂衛星システム「みちびき」)からの信号を携帯電話で受信することにより、自分の位置を正確に知ることができるのは、その例です。一方、これらの衛星は太陽光を反射するため、天文研究用の可視・赤外線望遠鏡では「人工の星」として認識されます。さらに衛星と地上間の通信電波が、電波天文観測に影響を与えることもあります。このような状況から、国立天文台は天文観測環境を維持・保護するための活動を進めており、2019年4月1日に「周波数資源保護室」を設立したところです。2019年5月24日、米国スペースX社は衛星通信によって世界中にインターネット接続サービスを提供するためのスターリンク(Starlink)衛星群の打ち上げを始めました。第1回目である今回は60基の打ち上げでしたが、最終的には総計12000基の衛星群から成る巨大通信衛星ネットワークを構築する計画です。この衛星群が完成すると、約200基の衛星(即ち、人工星)が常時空に見えると予想されています。実際に、米国アリゾナ州にあるローウェル天文台は、銀河の観測中にスターリンク衛星の光による多数の斜線が入った画像を取得しました。これを踏まえ、世界の天文学者から成る国際組織・国際天文学連合は、スターリンク等の巨大衛星群による天文観測への懸念を表明する声明を6月3日に発表しました。この声明では、可視光線における観測への影響だけではなく、衛星と地上とを結ぶ無線通信による電波天文観測への懸念も表明しています。国立天文台は、日本の天文学研究の中心機関として、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡等の研究施設を建設・運用し、数々の先端的研究成果を挙げてきました。宇宙、そして星空は全人類の宝です。人類がこの宇宙をよりよく知るためには、様々な波長において「空」がきれいに見える状態を維持することが必要です。このため国立天文台は、国際天文学連合や世界の天文研究機関と足並みをそろえ、関連衛星事業者の方々と協力して解決策を図っていくことが重要であると考えています。

    イメージは動画(Youtube)。 2019年5月25日21時52分の通信衛星「Starlink」の様子(クレジット:平塚市博物館).

  3. 木星の深い穴 (Juno)

    NASAのジュノ宇宙船は、強烈な暗い中心を持つ渦を示す、木星のジェット気流の内部エリアのこの視界を捕えた。近くの他の形は、日光の中の、明るい高高度の雲を示している。この色を強調したイメージは、宇宙船の木星への20回目のサイエンス・フライバイで、西海岸夏時間2019年5月29日午前12時55分(日本時間5月29日午後4時55分)にとられた。ジュノは、北緯約52度の、惑星の雲のトップから約 14,800 キロメートルにあった。市民科学者達 Gerald Eichstadt と Sean Doran が、 JunoCam 画像装置からのデータを使って、このイメージをつくった。

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<7月10日(水)>
  1. NASAの最古の探査機を継続する新計画 (Voyager 1 and 2)

    注意深い計画と創造力のダッシュによって、エンジニア達は、NASAのボイジャー1号と2号宇宙船を、歴史上他のどの宇宙船より長い、ほぼ42年間維持することができた。これらの古いロボットの、宇宙の境界からの、可能な限りの最良な科学データの返送の継続を確実にするために、ミッション・エンジニア達は、それらを管理する新しい計画を実行している。それには特に機器と推進装置について難しい選択をすることが必要となる。一つの重要問題は、1977年に打上げられた二つのボイジャーが、それらの科学装置を走らせ深宇宙の冷たさの中でそれらの温度を維持するための、ヒータの電力の可能性が次第に減じていることである。エンジニア達は、二つの宇宙船の、どの部分の電力を保ち、どの部分が不要であるかを決めなければならなかった。しかし、これらの決定は、ボイジャー1号よりボイジャー2号の方が迅速を要した。なぜなら、ボイジャー2号の方がより多くのデータを集める科学機器を持っている。サイエンス・チームの広範囲な議論の後、最近、ミッション・マネージャ達は、新しいパワー管理システムの一部として、ボイジャー2号の宇宙線サブシステム装置のヒーターをオフにした。この宇宙線装置は、この11月、ボイジャー2号が、太陽からのイオン化された粒子の安定した流出(または風)によってつくり出される保護バブル、太陽圏を出たことを判定することで重要な役割を演じてきた。
    二つのボイジャーは、我々の太陽圏が、星間宇宙を流れる風とどのように相互作用しているかに関する詳細を送り返してきた。ボイジャー・ミッションの調査結果は、真の未知の領域の観測を人類に提供するばかりでなく、NASAのミッションを、また、ホームに近い宇宙飛行士達さえも保護するための鍵となる情報である、宇宙におけるエネルギーと放射線に関する性質を我々が理解するのに役立っている。ミッション・チーム・メンバーは、今、ボイジャー2号の宇宙線装置が摂氏マイナス59度に落ちたにもかかわらず、予備的に、そのデータを送り返していることを確認できている。これは42年前に CRS がテストした摂氏45度より低い。他のボイジャーの機器は、テストにおいて、温度が下がった後も何年か機能し続けた。

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  2. アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿 (ALMA:国立天文台)

    高い解像度を持つアルマ望遠鏡を用いて、大きな質量を持つ原始星を観測した結果、その周囲を取り巻くガス円盤の様子を、これまでになくはっきりと捉えることに成功しました。円盤内のガスの流れや状態も解明され、大きな質量を持つ原始星がどのように進化するのかを解き明かす重要なステップとなりました。夜空に光る星には、質量が太陽の数十倍以上のものから数分の一のものまで、さまざまな質量の星があります。全ての星々は、宇宙に漂うガスや塵(ちり)が重力によって集まり作られます。しかし、その形成過程が星自身の質量によって違うのかどうか、まだよく分かっていません。大きな質量を持つ星はそもそも数が少なく、また形成のスピードが速いことから、これまで観測例がなかなか得られなかったのです。

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<7月7日(日)>
  1. ハッブル、渦巻銀河 NGC 972 の咲く星達を見る (Hubble)

    このNASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡イメージは、 NGC 972 と呼ばれる渦巻にバラのように咲いた、星の構成の明るい、カラフルなポケットを示している。このオレンジ-ピンクの輝きは、水素ガスが近くの新しく生まれた星達から外に向かう、激しい光の流れに反応したときに起きる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. すばる望遠鏡が観た宇宙の姿 ―すばる望遠鏡20年の研究成果― (すばる)

    すばる望遠鏡は1999年1月にファーストライトを迎えた。その後、調整・試験を経て、2000年12月より共同利用観測を開始した。一体いつの時点をスタートポイントとするかによって異論はあろうが、2019年はすばる望遠鏡の運用開始20周年である、と定義することとする。本ウェブサイトでは、この20年間にすばる望遠鏡を用いて達成された科学成果を振り返ってみたい。

    大判は省略。詳細はヘッドラインから。

 
<7月6日(土)>
  1. 世界中の雨の分布がリアルタイムでわかります! (JAXA)

    JAXAでは、複数の衛星の観測データを利用し、世界の雨分布情報(GSMaP)を提供しています。2015年11月から、即時性の高い日本の静止気象衛星「ひまわり」のデータを活用することで、ひまわり領域における実時間の降雨分布を提供するJAXA世界の雨分布リアルタイム(GSMaP_NOW)を開発し公開しています。即時性の高い雨分布の画像やデータは、アジア太平洋地域での降水の現況把握に広く活用されています。2018年11月からは、ひまわり観測領域に加えて、欧州の静止気象衛星「Meteosat」観測領域まで対象領域を拡張し、更にこの度、アメリカの静止気象衛星「GOES」データを追加することで、JAXA世界の雨分布リアルタイム(GSMaP_NOW)のデータ領域を全球に拡張しました。これにより、発達中の熱帯低気圧や台風・サイクロンなどの世界中の雨の様子をリアルタイムにウェブ上で閲覧できるようになりました。

    イメージは7月5日の GSMaP_NOW の一例です。 こちら から様々な地域や表現方法をお楽しみください。

 
<7月5日(金)>
  1. 宇宙の海で回転するブラックホールをX線で見る (Chandra)

    海の渦のように回転するブラックホールが、周辺の宇宙で渦巻く奔流をつくっている。それらは、X線光で輝く、何億度にまでも熱されたガスとダストのディスクをつくり出す。NASAのチャンドラX線天文台からのデータと何億光年かに亘る配列の機会を使って、天文学者達は、五つの超巨大ブラックホールの回転を測るための新しい技術を開発した。これらの宇宙の渦の一つにおける物質は、そのブラックホールの周りで光速の約70%を超える速度で渦巻いている。この天文学者達は重力レンズと呼ばれる自然現象の有利さを使った。その配列の際、大きな銀河のような大規模なオブジェクトによる時空の曲げは、アインシュタインによって予測されるように、遠いオブジェクトの複数のイメージを拡大し、またつくり出すことができる。この最新の調査では、天文学者達は、周囲の降着円盤から高速で物質を消費している、超巨大ブラックホールからなる六つクエーサを調査するために、チャンドラと重力レンズを使った。介在する銀河によるこれらのクエーサ達のそれぞれからの光の重力レンズは、これらの四つのターゲットのチャンドラ・イメージに示されたように、それぞれのクエーサの複数のイメージ達をつくった。それぞれのクエーサの複数のレンズ化されたイメージを分離するために、これらのチャンドラの鋭い画像能力が必要とされた。この調査で研究者達によって行われた鍵となる前進は、マイクロレンズ現象を使った有利さであった。そこでは、介在するレンズ化された銀河の個々の星達が、クエーサからの光の新しい拡大を提供した。

    大判はイメージをクリック。

  2. FOCAS の面分光機能が共同利用観測を開始 (すばる望遠鏡:国立天文台)

    すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置 FOCAS に「面分光」という機能が新たに加えられ、2019年6月から共同利用観測を開始しました。面分光とは星雲や銀河など広がった天体の各場所のスペクトルを一度の露出で得ることができる観測手法のことです。この機能を用いれば、場所ごとの物理状態の違いを詳細に、しかもくまなく調べることができるようになるので、銀河進化などの研究で活躍することが期待されます。(中略) FOCAS は可視光で高感度の観測を行う基本装置で、すばる望遠鏡が運用を開始した2000年から活躍しています。天体画像を取得する「撮像観測」とスペクトルを調べる「分光観測」を行うことができます。撮像観測ではスターバースト銀河 M82 から吹き出す水素ガスの分布を高解像度で捉えたり、分光観測では史上最も遠方 (当時) にある銀河の確認で活躍したりと、数々の成果を上げてきました。特に分光観測モードでは、視野内の 50 天体程度のスペクトルを同時に撮影できる機能も備えており、多くの天体に対する統計的研究も効率的に行うことが可能です。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/7/9)ライブ配信のお知らせ (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在、リュウグウの中心から約20km上空のホームポジションの位置にいて、第2回タッチダウン運用の準備を行っています。今回の説明会では第2回タッチダウン運用開始直前の「はやぶさ2」の状況、運用のスケジュールについて説明を行う予定です。この記者説明会の様子をライブ配信します。

      日 時:  2019年7月9日(火)10:30~12:00

    視聴は 「国内機関による中継とビデオ」 から。なお、以前には7月11日の記者説明会が予定されていました。これとの関係は明確ではありません。

 
<7月4日(木)>
  1. 成功したオリオン・テスト、NASAを月・火星ミッションに近づける

    NASAは、火曜日に、オリオン宇宙船の打上中止システムが、打上の非常事態の際に、スピードを上げるロケットから宇宙飛行士達を安全に避難できることを成功裏に実証した。このテストは、火星への宇宙飛行士ミッションに結びつくだろう、月へのアルテミス・ミッションのためのNASAの準備の重要な里程標である。上昇中止2と呼ばれる約3分間のテストの間に、オリオン・クルー・モジュールのテスト・バージョンが、米空軍を通して調達した、ノースロップ・グラマン製の改造されたピースキーパー・ミサイルで、東部夏時間午前7時に、ケープ・カナベラル空軍基地宇宙打上複合施設46から打上げられた。オリオン・テスト宇宙船は約6マイル(10キロメートル)の高度に達し、上昇の間に予想された空気力学的な高いストレスの状況を経験した。

    録画はイメージをクリックして Youtube から。

  2. NASAは歴史的なアポロ11号月ミッションの50回目の記念日を祝うだろう。

    7月19日金曜日に放送される2時間のテレビを通してライブによる月と火星探査の将来を見、7月16日から20日まで横断するパートナー主催のイベントが国を通して開かれるだろう。1969年7月16日、宇宙飛行士達、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズは、NASAのケネディ宇宙センタの打上台39Aから、歴史的な月への旅で離昇した。4日後、 コリンズがコマンド・モジュールで月を周る間に、アームストロングとオールドリンは、アポロ11号の月着陸船イーグルで月の静かの海に着陸し、月面に足を踏み入れた初めての人間になった。

    大判イメージは省略。様々な行事の予定が掲載されています。ヘッドラインから(英語)。

  3. STScI 、新しいパノラマ宇宙望遠鏡の科学オペレーションを設計 (Hubble)

    NASAは、 広視野赤外線調査望遠鏡(WFIRST)ミッションの科学オペレーションセンタ(SOC)のために、 宇宙望遠鏡科学研究所(STScI) に契約を与えた。広視野赤外線調査望遠鏡は、暗黒エネルギー、暗黒物質、太陽系外惑星を含む、広範囲な科学エリアの主要な疑問を解決するように設計されたNASAの天文台である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  4. 中型惑星の大気、ハッブルとスピッツアによって明らかにされる (Hubble)

    神秘的な世界は、我々の太陽系に発見される何れとも異なっている。我々の太陽系は二つの主要なクラスの惑星を含んでいる。水星、金星、火星とともに地球は岩の惑星である。その外側の木星、土星、天王星と海王星は、水素、ヘリウムその他の揮発性物質で膨れたガスの巨人である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<7月3日(水)>
  1. ハッブル、銀河の最大の進行中の星の花火のショーを捕える (Hubble)

    紫外線光の観測、新しい驚異を明らかにする。
    1800年代中頃、南の海を渡っている水夫達は、夜竜骨座に輝く星によって航海した。この星、イータ・カリーナは、この10年以上、空で2番目に明るい星であった。それらの航海者達は、この光り輝く球が1860年代中頃までにはもはや見えないとは想像できなかっただろう。イータ・カリーナは、激しい爆発の間に放出されたダストの雲によって包まれた。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASA、12の新しい月科学(技術調査)を選ぶ

    2019年7月2日、NASAは、NASAのアルテミス月計画の一部として、月を調査し、多くの表面を探査するのに役立つだろう、12の新しい科学と技術を選んだ。これらの調査とデモンストレーションは、NASAが2024年までに月に宇宙飛行士達を送るのに、また火星に人類を送るのに役立つだろう。この選ばれた調査は、NASAの商用月サービス(CLP:Commercial Lunar Payload)プロジェクトを通して、将来のフライトで月へ行くだろう。
    <参考例> ムーンレンジャー:着陸船の周辺1キロメートルの範囲で親機との間を自由に往復する、調査などで活躍する小型のローバー。

    大判は省略。

 
<7月1日(月)>
  1. NASA、アルテミス・ミッションのために月で GPS を見る (GPS)

    世界の約40億人によって使われている衛星ベースの交通システム、全地球測位システム(GPS)が、将来のアルテミス・ミッションの間に月の軌道の中と周辺で使われるだろう。NASAのチームは、24から32の運行中の全地球位置測定システム衛星(GPS:Global Positioning System satellites)によって提供される位置の信号を受信することができる、特別な受信機を開発している。全地球測位システムは、米国の軍によって、地上約 12,550 マイル(2万キロメートル)で運用されており、受信者の誰にでも公開されている。このような能力が、間もなく、オリオン宇宙船、月周辺の軌道上のゲートウェイ、月面ミッションを運用する宇宙飛行士達と地上の管制官達に提供されるだろう。

    大判はイメージをクリック。

  2. IAU100年記念 太陽系外惑星命名キャンペーン、日本での名前募集始まる (IAU:国立天文台)

    国際天文学連合(IAU)の創立100周年を記念して、さまざまな行事やイベントが行われていますが、その中核の一つに太陽系外惑星命名キャンペーンがあります。世界の国・地域が一つずつの太陽系外惑星系、すなわち系外惑星とその主星(恒星)のそれぞれに名前を提案できるのです。日本での名前募集を2019年6月28日に開始しました。提案の締め切りは9月4日正午です。個人でも団体でも名前を提案することができます。惑星、主星それぞれの名前(ラテンアルファベット4文字以上16文字以下)と、二つの名前についての解説文(命名テーマ)を投稿してください。解説文は日本語で200字以上400字以下にまとめてください。日本での募集では、日本語やアイヌ語や琉球語に由来するものが推奨されます。提案された名前はまず、日本天文協議会で構成した一次選考委員会で数十件程度に絞られます。続いて、王貞治さん(元プロ野球選手・監督、小惑星に『王貞治』と命名された)、小川洋子さん(小説家)、KAGAYAさん(星景写真家、天文愛好家)、山崎直子さん(元宇宙飛行士)などの有識者から成る特別委員会で選考された最終候補がIAU本部に送られます。重複等の最終チェックの後に決定した名前が、12月にはIAUから公表され、末永く使用されることになります。

    大判イメージは省略。応募ガイドは こちら から。

  3. アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場をピンポイントで特定 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡を用いた観測により、若い星を取り巻く原始惑星系円盤の中に、周囲より電波を強く放つ小さな場所を発見しました。惑星が今まさに形成されている現場をピンポイントで特定した、たいへん意義深く新たな知見です。惑星は、若い恒星を取り巻く塵(ちり)とガスの円盤(原始惑星系円盤)の中で生まれると考えられています。しかし、惑星がどのように周囲の物質を取り込んで成長していくかといった、惑星の誕生と成長過程の詳細には未解明の点が多く残されています。国立天文台の塚越崇(つかごし たかし)特任助教らの研究チームは、惑星誕生の詳細な過程を調べるため、アルマ望遠鏡を使って若い星「うみへび座TW星」を観測しました。年齢がおよそ1000万歳のうみへび座TW星は地球から194光年の距離にあり、若い恒星の中では太陽系に最も近い天体です。過去の観測で、うみへび座TW星の周囲には原始惑星系円盤が存在し、その円盤は複数の隙間を持つ構造をしていることが分かっていました。研究チームは、従来よりも約3倍高い感度で観測をした結果、この原始惑星系円盤の中に、これまで見つかっていなかった、周囲より電波を強く放つ小さな場所を一つだけ見つけたのです。

    大判はイメージをクリック。

  4. 冷たい輝きを放つ天王星の環 (ALMA:国立天文台)

    天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影された最新の画像では、天王星の環が驚くほど明るく目立っています。環そのものが放つ電波や赤外線の輝きは、天王星の環を研究する上で新たな方法を天文学者たちにもたらしました。これまでは、太陽のわずかな反射光である可視光線だけを観測していたのです。アルマ望遠鏡とVLTによって撮影された今回の新しい画像から、天王星の環の温度を初めて測定できました。天王星の環の温度はマイナス196℃(絶対温度77ケルビン)で、液体窒素の沸点と同じです。この観測では、イプシロン環と呼ばれる最も明るく密度の高い天王星の環が、太陽系のほかの惑星の環、特に壮観で美しい土星の環とは異なる性質を持っていることも明らかになりました。

    イメージは2017年12月のものです。

 
<6月29日(土)>
  1. タイタンの起源、生命のサインを求めてNASAのトンボが周辺を飛ぶだろう

    NASAは、太陽系の我々の次の目的地は、ユニークな、豊かな有機の世界、タイタンであると発表した。我々の生命の素材の調査を進めるドラゴンフライ(トンボ)ミッションは、土星の氷の月の周辺サイトのサンプルをとり、調べるために複数の飛行を行うだろう。このドラゴンフライは2026年に打上げられ2034年に到着するだろう。この回転翼の航空機は、タイタンと地球に共通する生物以前の化学プロセスを探して、タイタンの何十もの有望な場所を飛ぶだろう。このドラゴンフライは、NASAがサイエンスのために、他の惑星にマルチ・ローターの船を飛ばす最初をマークする。それは八つのローターを持ち大きなドローンのように飛ぶ。それは、地球より4倍密度の濃い、タイタンの大気の有利さを使うだろう。

    イメージをクリックしてアニメーションビデオ(Youtube)をご覧ください。

  2. 火星にのみ見つかる混乱 (Mars Express)

    ここに見える地形、オーロラ・カオス(Aurorae Chaos)は、火星の、古代の、また赤道のマルガリティファ-・テラ領域(Margaritifer Terra region)にある。この付近の地形は激しくクレーターされ、その多くは、過去の水の活動にリンクしていると考えられる無数の魅力的な地形のサインを示している。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「火星探査写真集」に掲載します。

  3. ヨーロッパの熱波 (Sentinel-3)

    次の日にいくつかの場所が40度C以上の空気の温度で攻撃されると予想され、ヨーロッパの多くが熱波に捕えられている。気象学者によると、うだるように暑い気象のこの現在の連続は北アフリカからの熱気である。このマップは6月26日の陸地の温度を示している。これは、九つのスペクトル帯で地球表面から放射しているエネルギーを測定する、コペルニクス・センチネル3号の海陸表面温度放射計からの情報を使ってつくられた。したがって、このマップは、通常予報で使われる陸の表面の空気の温度ではない。この異常な6月の気象によって最も激しく打撃を与えられる国には、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランドなどがある。この20年で最悪であると言われるカタロニアの野火は、既に 5000 ヘクタールの陸地の全域に、熱と強風をもたらしている。

    大判はイメージをクリック。

  4. アリゾナの野火 (Sentinel-2)

    6月8日以来燃えてきた、米国アリゾナで記録された最大の野火の一つが、フェニックスの山脈の東を横断する植物を広大な幅で破壊した。この火事を食い止めるための活動には、航空機からの難燃剤の噴霧を含んでいる。6月24日のこのヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号イメージには、火と燃え跡の広がりだけでなく、難燃剤の赤い列を捕えている(大判参照)。

    大判はイメージをクリック。

  5. NASAの TESS ミッション、これまでで最小の惑星を発見 (TESS)

    NASAの系外惑星通過探査衛星(TESS)は、明るく、冷たい、近くの星を周っている、火星と地球の間の大きさの世界を発見した。この L 98-59b と呼ばれる惑星は、これまでに TESS によって発見された最も小さな惑星である。二つの他の世界が同じ星を周っている。全三つの惑星の大きさは分らないが、大気を持っているかあるいはガスが存在するかを判定するために、他の望遠鏡による更なる調査が必要だろう。

    イメージをクリックして Youtube から解説ビデオをどうぞ。

  6. NASA、南アメリカで起きる皆既日食を中継

    NASAは、7月2日火曜日南アメリカで起きる皆既日食の生の視界を世界中の人々にもたらすために、サンフランシスコのエクスプロラトリウムと協力する。この皆既食はチリとアルゼンチンの一部に起きる。NASAは、NASAのウェブサイトを通して、エクスプロラトリウムの視界を流すだろう。
      ・ 午後3時から6時まで(日本時間7月3日水曜日午前4時から7時):
        ビクーニャ(チリ)の望遠鏡からの音声なしの生の視界。
      ・ 午後4時から午後5時(日本時間7月3日水曜日午前5時から6時):
        NASAのパーカー太陽探査機と磁気圏マルチスケール・ミッションから最新情報を加えた英語解説付き生中継。

    大判はイメージをクリック。視聴は ウェブNASAテレビ視聴 のパブリックから。

  7. 小惑星探査機「はやぶさ2」第2回タッチダウン運用ライブ配信 (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用を7月11日に実施予定です。この第2回タッチダウン運用実施にかかる記者会見の様子を、ライブ配信いたします。
      日時: 2019年7月11日(木)午後2時ライブ配信予定

    イメージをクリックすると Youtube 中継にリンクしています。

  8. 木星の騒がしい雲 (Juno)

    木星の嵐の北半球のこの驚くようなイメージは、NASAのジュノ宇宙船がガスの巨人惑星の接近通過を行なったときに捕えられた。いくつかの明るく白い雲が、木星のディスクの右の面に高高度で現れているのを見ることができる。(中間略)市民科学者 Kevin M. Gill が、宇宙船の JunoCam画像装置 からのデータを使ってこのイメージをつくった。

    大判はイメージをクリック。

 
<6月28日(金)>
  1. NASA、メディア遠隔会議で新しい太陽系ミッションを発表

    NASAは、米国東部夏時間6月27日木曜日午後4時(日本時間6月28日金曜日午前5時)のNASAサイエンスの中継放送の間に、我々の太陽系を探査する大きな新しいサイエンス・ミッションを発表するだろう。この発表は、NASAテレビ、ウェブサイト、フェースブック、YouTube、Periscope、USTREAMで中継されるだろう。

    イメージはありません。ミッションの内容については示されていません。何らかの大きな発表があるものと思われます。この放送は NASA Science Live:(特別版)として中継放送が発表されています。英語中心の早朝の中継ですが 「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

  2. NASA、月から火星へのオリオン中止(Abort)システムのテストの放送をセット (Artemis)

    NASAテレビは、宇宙飛行士達が月と続いて火星へ向かうアルテミス(Artemis)ミッションへの道を開くのに役立つだろう、NASAのオリオン宇宙船の打上中止システムの飛行試験、上昇中止-2(Ascent Abort-2)のための、打上と打上前の活動を放送するだろう。このテストの4時間の打上秒読みは、米国東部夏時間7月2日火曜日午前7時(日本時間7月2日火曜日午後8時)に開くだろう。クルー・モジュールのテスト・バージョンは、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の、宇宙打上複合施設46から打上げられるだろう。NASAテレビの放送は午前6時40分(日本時間午後7時40分)に始まるだろう。

    大判はイメージをクリック。オリオン打上アボートシステムの開発は、NASAの月・火星宇宙飛行士派遣の、宇宙船、重量級ロケットの開発とともに、新しい打上台開発の重要な機能として取り上げられています。2003年のスペースシャトルコロンビアの事故の教訓から、ロケット飛行で最もリスクを伴う打上時に異常が発見されたとき、打上を中止して飛行士達を安全に地球に戻す新しいシステムです。

  3. ハッブル、宇宙で小さな「電気的サッカーボール」を発見、星間ミステリーを解くのに役立つ (Hubble)

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡を使う科学者達は、星間宇宙を満たしているガスとダスト、星間媒体(ISM)の神秘的な内容に光を投じる、宇宙でサッカーボールのような形の帯電している分子の存在を確認した。星達や惑星達は、宇宙においてガスとダストの雲の崩壊から形成されるので、この広がった ISM は、最終的に惑星や生命をつくる化学プロセスの出発点と考えることができる。

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  4. NASAのスピッツア望遠鏡からの渦巻 (Spitzer)

    この銀河の様々な色は、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡で見た可視光線から赤外線までの、異なる光の波長での外見がどのように変わるかを表している。この M51 または NGC 5194/5195 と呼ばれる「渦巻銀河(Whirlpool galaxy)」は、相互の重力の引きの力を通して他を引き合い歪めている、実際には二つの銀河達である。

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<6月25日(火)>
  1.   キュリオシティ、異常に高いメタン・レベルを検出する (Curiosity)

    今週、NASAのキュリオシティローバーが、ミッションの間に測定されたメタンのこれまでで最大の量の驚くべき結果を発見した。これは、火星の大気量では10億倍のメタンである。地球上ではメタンの重要な源が微生物に起源があるあるので刺激的である。しかし、メタンは、また、岩と水の相互作用を通してもつくられることがある。キュリオシティは、何がメタンの源であるかについて決定的に述べる機器を持っておらず、また、それが、火星のゲイルクレータのみなのか、または広い地域の源から来ているのかについては分っていない。

    これは通常は発表のない米国時間では日曜日に掲載されたものです。全文は 「火星探査写真集(キュリオシティ)」 から。

 
<6月23日(日)>
  1. メディア、月ミッションの打上システムの進捗を見るように招かれる

    NASAは、2024年までに最初に女性を、次に男性を、月に着陸させることに取り組んでいる。この宇宙打上システムロケットとオリオン宇宙船は、月周辺軌道のゲートウェイとともに、アメリカの月と火星探査へのアプローチのためのバックボーンである。この宇宙打上システムは、そのひとつのミッションで、月に、オリオン、宇宙飛行士達、補充用品を送ることができる唯一のロケットである。

    大判はイメージをクリック。

  2. ハッブル、楕円の、不規則な銀河を捕らえる (Hubble)

    このイメージは、ミルキーウェイを含む我々の宇宙近傍の50以上の銀河達の集合であるローカルグループのメンバー IC 10 と呼ばれる不規則な銀河を示している。IC 10 は、注目に値するオブジェクトである。それは、冷たい水素ガスの十分な補充によって燃料を供給された、星形成の凄まじい期間にある最も近い未知の爆発的星形成銀河である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  3. 銀河系の端が見えてきた (すばる望遠鏡)

    東北大学、法政大学、東京大学、国立天文台などのメンバーからなる共同研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) が撮像したデータを用いて、私たちの住む銀河系の最遠端、すなわち銀河系を形作る星ぼしの世界の境界をはじめて見極めることができました。その境界までの距離は半径約 52 万光年もあり、銀河系中心から太陽系までの距離 (約2万6千光年) の 20 倍にもなることがわかりました。このような銀河系の端まで広がる星ぼしは、年齢が 120 億年前後の最長老で、銀河系の形成初期に生まれたものであることから、銀河系がどのように形成されたかを知る上で大変重要な手がかりを与えてくれます。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  4. 火星衛星探査計画に関するドイツ航空宇宙センター(DLR)との実施取決めの締結について (JAXA)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、検討中の 火星衛星探査計画(Martian Moons eXploration : MMX)について、ドイツ航空宇宙センター(DLR)との協力に合意し、2019年6月18日(現地時間)、フランス・パリエアショーの会場において、JAXA理事 國中均とDLR理事ハンスヨーク・ディタス(Hansjörg Dittus)および理事ヴァルター・ペルツァー(Walther Pelzer)により実施取決めが取り交わされました。MMXは、火星のフォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星を観測し、うちひとつの衛星から表層物質を採取して地球に帰還する計画で、火星衛星の起源および火星圏の進化の過程を明らかにすることや、今後の惑星・衛星探査に必要となる技術を向上させることを目的としています。DLRは、MMX探査機に搭載する小型ローバのフランス国立宇宙研究センター(CNES)との共同検討や、ドイツ国内の落下塔を使用した実験機会の提供により貢献するほか、サイエンスを通じたドイツ科学者のMMXへの参画を支援します。MMXは現在探査機の開発に向けた検討を進めており、2024年度の打ち上げを目指しています。

    大判イメージは省略しました。

 
<6月22日(土)>
  1. 点を繋ぐ:シベリアのパイプラインの二酸化窒素 (Sentinel-5P)

    コペルニクス・センチネル5P衛星からの情報が、世界で2番目に大きいガス田、 Urengoy ガス田とヨーロッパをつなぐシベリアの天然ガスパイプラインに沿った、二酸化窒素の放出を明らかにする新しいマップのために使われた。適切な圧力を維持し長距離を流すための、ガスを送り出す一連のコンプレッサ・ステーションが戦略的に置かれている。コンプレッサ・ステーションは一般的にガスで動くタービンで働き、それらの高温の燃焼は、通常、大気に失われる少量の二酸化窒素放射に結びついている。

    イメージは動画です。ダウンロードに少し時間が掛かります。大判はイメージをクリック。

  2. メディア、移動式発射台を見るために招かれる

    メディアは、最初のアルテミス・ミッションの打上前の、キャタピラー運搬車2で打上台 39B に運ばれる、NASAの移動式発射台を見るために、NASAのケネディ宇宙センタに招かれる。夏を通して起こるだろうテストを議論するために、移動式発射台の専門家達が参加するだろう。続く3ヵ月間、この移動式発射台は、打上のためのシステムを保証するために、打上台で最終的なテストを受けるだろう。次回、移動式発射台が打上台 39B へ旅するとき、それは、持続可能な月と火星探査へのアプローチのための機関最大の部分、アルテミス1の打上のための、NASAの宇宙打上システムロケットとオリオン宇宙船を運ぶだろう。

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  3. NASA、宇宙気象に対する太陽の影響を調査するミッションを選ぶ

    NASAは、太陽への理解と宇宙に対するそのダイナミックな影響を進めるために、二つの新しいミッションを選んだ。選ばれたミッションの一つは、太陽がどのように粒子とエネルギーを太陽系にドライブしているかを、二番目は地球の反応を調査するだろう。

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  4. NASA、新しいアポロ・ミッションコントロールセンターを開くためにメディアを招く

    50年前、ヒューストンのNASAのジョンソン宇宙センターのミッション・コントロールセンターの専門家達のチームが、初めて人間を月に着陸させた。メディアは、この歴史的な新しく再現する施設を再開するために招かれる。

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  5. 木星の騒がしい雲 (Juno)

    木星の嵐の北半球のこの驚くようなイメージは、NASAのジュノ宇宙船がガスの巨人惑星への接近したパスを行なったときに撮られた。市民科学者 Kevin M. Gill が、ジュノ宇宙船の JunoCam 画像装置からのデータを使ってこのイメージをつくった。

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<6月21日(金)>
  1. ヨーロッパ宇宙機関の彗星を遮る新しいミッション

    ヨーロッパ宇宙機関の新しい高速クラスミッションとして、「彗星インターセプタ」が、その宇宙ヴィション計画に選ばれた。3機の宇宙船から構成され、内部太陽系内のみの旅を始め、真に原始のままの彗星または他の星間のオブジェクトを訪問する最初になるだろう。このミッションは、地球の軌道に接近する、まだ発見されていないあるいは既に発見されている彗星に旅するだろう。この3機の宇宙船は、新しいオブジェクトの3Dプロフィールをつくりながら、太陽系初期から生き残っている未開の素材を含む彗星周辺の複数の点からの同時観測を行なうだろう。

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<6月20日(木)>
  1. 銀河集団のガスはどのように流れるのだろう? (Chandra)

    NASAのチャンドラX線天文台を使った新しい調査が、重力によって保たれた宇宙最大の構造、銀河集団の理解を深めた。銀河集団は三つの主な成分から成っている。即ち、個々の銀河達、銀河間宇宙を満たす数百万度のガス、そして、暗黒物質。天文学者達のチームは、衝突の間に粒子が互いに動く典型的な距離に相当する空間スケールでのガスの特性を精査するために、かみのけ座銀河集団について、合計で約2週間の観測、一連の長いチャンドラ観測を使った。この測定は、彼らが、かみのけ座の熱いガスの、その粘性について学ぶのに役立った。かみのけ座のガスの粘性は、予想されたより非常に低い。これは、小さな規模の銀河集団では、熱いガスに乱気流が容易に発達することができることを意味する。

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  2. NASAの科学者達、月の地殻に埋められた太陽の歴史をみつける

    記事の概要: 最初の10億年の太陽の回転率は不明である。この回転率はこれまでの太陽の爆発に影響を及ぼし、また生命の進化に影響した。NASAの科学者達のチームは、重大な証拠として月を使うことによって、それを見つけ出せると考えている。その結果は、地球には生命をもたらし、火星や金星には生命を生まなかった。

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  3. アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた (ALMA:国立天文台)

    早稲田大学/日本学術振興会の橋本拓也特別研究員、井上昭雄教授を中心とした研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、ろくぶんぎ座にある距離131億光年の彼方の銀河「B14-65666」を観測し、この天体から酸素、炭素、塵(ちり)が放つ電波を検出することに成功しました。この3種類の電波がそろって観測された天体としては、観測史上最も遠い天体です。ハッブル宇宙望遠鏡の赤外線観測では、この天体は2つのほぼ同じ規模の星の集団(銀河)で構成されていることが明らかになっていましたが、酸素や炭素、塵も、2つの銀河の位置に塊を形作っていることがわかりました。さらに、2つの銀河が異なる速度で動いていること、天の川銀河の100倍という激しいペースで星を生み出していることが、詳しいデータ解析から明らかになりました。これらの結果を受けて、研究チームは、この天体は小さな2つの銀河が互いに衝突し合体しつつあると結論づけたのです。最古の合体銀河の発見です。

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  4. 小惑星探査機「はやぶさ2」記者説明会 (はやぶさ2)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用実施の可否について検討を続けています。今回の説明会では6月11日から13日にかけて実施した低高度降下観測運用について、第2回タッチダウン運用実施の可否判断結果について説明を行う予定です。
      日時  2019年6月25日(火)15:00~16:00

    視聴は 「国内機関による中継とビデオ」 から。

 
<6月19日(水)>
  1. アリアンスペースとヨーロッパ宇宙機関、木星の氷の月探査機打上契約を発表

    木星氷の月探査機(Juice)がアリアン打上船で宇宙に向かうだろう。 Juice は、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙ヴィジョン2015年~2015計画の大型ミッションであり、木星システムのユニークな旅に向かい、少なくても3年間、ガスの巨人、海を持つ可能性のある大きな衛星達、ガニメデ、エウロパ、カリストを深く調べるだろう。ジュースの打上は、2022年中頃、仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートから、アリアン5またはアリアン64打上船によるだろう。この衛星は離陸時質量約6トン、木星への6億キロメートルの旅を始める。地球、金星、火星の重力支援を得た 7.5 年の旅の後、2029年10月に巨人惑星の軌道に入るだろう。それぞれの惑星サイズの衛星への何回かの接近を含め、太陽系最大の月ガニメデへの突入で終わる。 Juice はこれまでで最も強力な科学機器を運ぶだろう。ジュースの機器は、これらの氷の衛星のそれぞれを比較し、地下の海のような生物居住可能環境の可能性を調査し、また、木星自身の大気、磁気圏、他の衛星やリングを調べるだろう。
    ジュース宇宙船はエアバス(Airbus Defense and Space)が開発し建造する。エアバスは、衛星の設計、開発、製造、テストのために、110以上の契約を含む80社以上のコンソーシアムをリードするだろう。

    イメージは解説動画です。クリックしてご覧ください。記事は大幅に要約していますが、実質的に民間主導となる初めての大型探査計画としてやや詳しく取り上げました。

  2. 砂漠の緑樹

    今日は砂漠化と干ばつと戦う世界日(WDCD:6月17日)の25回目の記念日である。一つの野心的なプロジェクトが、アフリカ大陸全体に木のベルトを設けることによる生活の改善を狙っている。完成すれば、この壁は、西のセネガルから東のジブチまでの20カ国に届く、地球最大の生物構造になるだろう。この計画は、2030年までに、1億ヘクタールの劣化した陸地を復元し、2億 5000 万トンの炭素を抑え、 1000 万の緑の仕事を創出する。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージは、植物が生育する陸地と対比する西アフリカの乾燥した砂漠の端を示している。このイメージは、セネガル、ガンビア、ギニア-ビサウの三つのアフリカ諸国の地域を示している。2007年に緑の壁が始まって以来、サヘルの陸地を元に戻し、セネガル単独でも約 1200 万本が植樹され、陸地の 25,000 ヘクタールが回復した。国連によると、毎年砂漠化と干ばつのために 1200 万ヘクタールの陸地が失われ、750億トンの肥沃な土が退廃によって失われている。

    大判はイメージをクリック。この記事は「今日の宇宙」にも掲載してあります。

 
<6月16日(日)>
  1. ハッブル、爆発する銀河の視界をセット (Hubble)

    大規模な星達が短い生命の終わりで死ぬとき、それらは、超新星として知られる光と素材の爆発で宇宙を照らし出す。超新星の出来事は信じられないほどエネルギーに満ち、強烈に明るく、したがって、時とともにゆっくり消えて行く特に明るい新星のように見える。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<6月15日(土)>
  1. 埋め込まれた月、土星のリングを彫る (Cassini)

    この画質を高められたカラーイメージの合成は、リングの日の当たる側のキーラーギャップにおける、土星のリングに埋め込まれる月の一つダフニスを示している。ダフニスは、ギャップの外の端で三つの波を巻き起こしているのが見られる。

    久しぶりに報告された土星探査衛星カッシーニの記事です。複数発表されています。近日中に「土星探査写真集」に連載します。

  2. NASAのスピッツアは、どのように長命であったか (Spitzer)

    宇宙を赤外線で探査するNASAのスピッツア宇宙望遠鏡は、ほぼ16年の後の2020年1月30日に、永久にスイッチを切られるだろう。その時、この宇宙船は、その初期ミッションを越えて、11年以上運用されるだろう。NASAのジェット推進研究所によって運用されたスピッツアは、地球と類似した経路でしかし僅かに遅い動きで太陽を周っている。今日、それは地球の後、地球と月の間の距離の600倍の、約2億 5400 万キロメートル以上にある。

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  3. NASAのフェルミ・ミッション、最も高いエネルギーのガンマ線爆発を明らかにする。 (Fermi)

    10年の間、NASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡は、空をガンマ線爆発(GRB)(宇宙の最も明るい爆発)を求めて調べてきた。最も高いエネルギー爆発の新しいカタログは、新たな洞察を科学者達に提供している。

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  4. NASAのオシリス・レックス・ミッション、新しい軌道を記録 (OSIRIS-REx)

    6月12日、NASAのオシリス・レックス宇宙船は、新しナビゲーション行動を行なった。この行動は、小惑星ベンヌの地表上680メートルに宇宙船を置く、ミッションの新しいフェーズを始めた。

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  5. 「きぼう」から超小型衛星4機を6月17日(月)に放出

    衛星は、九州工業大学の人材育成プログラム(BIRDS Satellite Project)として、ネパール科学技術アカデミーと共同で開発したNepaliSat-1、九州工業大学がスリランカ・アーサークラーク近代技術研究所と共同で開発したRaavana-1、また九工業大学が開発したUguisuの計3機、及びシンガポール宇宙技術協会/シンガポール国立大学が開発した SpooQy-1 です。ライブ中継は、YouTube JAXA チャンネルでライブ配信します。

    大判イメージはありません。放出の視聴は 「国内機関による中継とビデオ」 から。

 
<6月14日(金)>
  1. 食卓塩の混合物、エウロパで見つかる (Hubble)

    天文学者達が、木星の月エウロパの表面に、塩化ナトリウムを検出した。月の表面での一般的な食卓塩(塩化ナトリウム)の発見は、その月がエウロパであるとき、生命の可能性としてまさに科学的な好奇心を超える。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. ユークリッド暗黒エネルギー望遠鏡、ディープフィールドを選ぶ

    空の三つの極めて暗い片が、ヨーロッパ宇宙機関のユークリッド・ミッションによる徹底的な観測のために選ばれた。調査者達は、宇宙の幽かで遠いオブジェクトのために、これらの「ユークリッドディープフィールド」を精査するだろう。南半球の二つと北半球の一つの深宇宙が(右図の黄色の表示:大判参照)、2019年6月4日に、ヘルシンキでの年次ユークリッド・コンソーシアム会議で発表された。三つのNASAが支援するサイエンスグループがユークリッド・ミッションに貢献し、NASAのジェット推進研究所が観測機器の一つの検出器に関連している。この探知器は、NASAのゴダード宇宙飛行センターでテストされた。

    大判はイメージをクリック。これはNASAが発表した記事です。

  3. 次の10年の間に予測される太陽活動は探査に好都合である

    アポロ計画の最後の宇宙飛行士達は幸運だった。彼らが月へ行くために選んだのではないが、彼らは、途中で実際に悪い気象に遭遇した。1972年8月、アポロ16号とアポロ17号ミッションで太陽の嵐が起きた。

    大判はイメージをクリック。

  4. ミルキーウェイの波は「暗い銀河」との衝突との結果かもしれない

    ミルキーウェイの外域の波は、我々の銀河と、アンテリア2(Antlia 2)と呼ばれる悩ましいかすかな銀河との衝突に始まったのかもしれないと新しい調査が発見した。アンテリア2は、2018年に、ヨーロッパ宇宙機関のガイア衛星によって発見された。この銀河の星達の暗さとばらつきは、それが、多くの暗黒物質によって保たれていることを示唆している。惑星と星達を含め我々が見ることができる通常物質と異なり、暗黒物質は、神秘的な、見えない物質である。

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<6月13日(木)>
  1. 磁気フィールドがミルキーウェイのブラックホールを静かにさせているのかもしれない (SOFIA)

    大部分の銀河達の中心には超巨大ブラックホールが存在するが我々のミルキーウェイも例外ではない。しかし、多くの他の銀河達は非常に活動的なブラックホールを持ち、多くの素材が銀河達の中心に落ちていることを意味するこの「食」のプロセスで高エネルギーの放射線を発する。他方、ミルキーウェイの中央のブラックホールは比較的静かである。NASAの成層圏赤外線天文台(SOFIA)からの新しい観測は、活動的と静かなブラックホールの違いを理解する上で科学者達に役立っている。

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<6月12日(水)>
  1. NASA、宇宙から信号の混乱を調査するために双子衛星を打上げる準備をする (E-TBEx)

    NASAの双子の拡張型タンデムビーコン実験装置(E-TBEx)キューブ衛星が、2019年6月に、国防総省の宇宙テスト・プログラム2で打上げられる予定である。この打上には、政府と調査機関からの、合計24の衛星を含んでいる。これらは、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの歴史的な打上複合施設39Aから、「スペースX」ファルコン・ヘビーに搭載されて打上げられるだろう。この E-TBEx キューブ衛星は、地球の超高層大気を通る衛星が、電離層と呼ばれるこの領域で、バブルによって無線信号がどのように歪められるかに焦点を当てている。特に問題のある赤道上で、これらの歪曲が、軍、航空会社の通信、全地球測位システム(GPS)信号に干渉することがある。我々は、これらのバブルがどのように進化するか、それらの問題をより軽くすることができるかを学ぶことができる。

    大判はイメージをクリック。「スペースX」ファルコン・ヘビーの打上中継は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

  2. NASA、衛星保護調査ミッションの打上準備 (SET)

    NASAの宇宙環境テストベッド(SET)が、宇宙での衛星の保護方法を調査するために、2016年6月に、そのミッションで打上げるだろう 。 SET は、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタから、「スペースX」のファルコン・ヘビー・ロケットによって、米空軍調査研究室の宇宙船で宇宙に向かうだろう。 SET は、完全には空虚ではなく放射線で溢れている宇宙自体の性質を、また、それが軌道で宇宙船と電子機器にどのように影響を及ぼすかを調査するだろう。太陽または深宇宙からのエネルギーに満ちた粒子は宇宙船のメモリに損傷を与え、あるいはコンピュータの混乱を誘発することがあり、時とともにハードウェアを劣化させることがある。 SET は、宇宙船の設計、エンジニアリング、オペレーションを改善するために、また将来の異常を避けるために、これらの影響を理解しようとしている。宇宙船の保護は、NASAの月およびその彼方を探査するアルテミス計画の、ミッションの重要な部分である。

    大判はイメージをクリック。「スペースX」ファルコン・ヘビーの打上中継は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

 
<6月9日(日)>
  1. NASA、新しい商用機会・個人宇宙飛行士達に国際宇宙ステーションを開く

    NASAは、商用ビジネスのために国際宇宙ステーションを開いており、米国産業界の革新と独創性は、低地球軌道における商用経済の成長を促進ことができる。この動きは、NASAが、2024年までに女性を次に男性を月に着陸させる、そのゴールに全速力で向かうことからきている。そこでは、また、米国の企業が持続可能な存在を確立する際に重要な役割を演ずるだろう。NASAは、新しい記者会見で、この計画の詳細を検討するだろう。NASAは、月の探査計画を知るために低地球軌道での調査とテストを続け、また、民間部門とともに技術をテストし、宇宙飛行士達を訓練し、宇宙経済の伸展を強化するために働き続けるだろう。国際宇宙ステーションにおける、様々な商業活動のの機会の提供は、多くの企業のための宇宙探査市場への促進と拡大に役立つだろう。

    イメージは省略しました。国際宇宙ステーションでは、これまでも多くの私企業との共同調査を続けてきていますが、NASAが2024年までに月に宇宙飛行士を送ることに中心を置くために、これまで以上に国際宇宙ステーションを民間企業に開放しようというものです。

  2. 成熟した銀河、新しいハッブルの視界で魅惑する (Hubble)

    この驚くようなイメージは、2009年にこの望遠鏡にインストールされた、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡の強力な装置、広視野カメラ3(WFC3)によってとられた。 WFC3 は、ハッブルの最も息をのむような、また肖像的な写真の多くを撮ってきた。ここに示された NGC 7773 は、棒渦巻銀河の美しい例である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<6月10日(土)>
  1. NASAの火星ヘリコプターテスト、最終フェーズに入る (Mars 2020 rover)

    NASAの火星ヘリコプタープロジェクトはいくつかの鍵となるテストを通過した。2021年、小型かつ自律的なヘリコプターが、歴史上初めて、他の惑星で、空気より重いものの生存能力を試すだろう。最近、フライトモデルがいくつかの重要なテストを通過した。このヘリコプターは、打上と旅の間、マーズ2020ローバーの腹に 1.8 キログラムの宇宙船として抱えられ、着陸の後火星の地表に展開されるだろう。

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  2. 木星の深い穴 (Juno)

    NASAのジュノ宇宙船は、強烈に暗い中央を持つ渦を示す、木星のジェット気流の内部エリアのこの視界を捕えた。近くの他の形は、太陽光の中に吹き上げる明るい高高度の雲である。この色を誇張したイメージは、宇宙船が木星への20回目のサイエンス・フライバイを行なったときの、西海岸夏時間2019年5月29日(日本時間5月30日)にとられた。市民科学者達 Gerald Eichstadt と Sean Doran が、宇宙船の JunoCam 画像装置からのデータを使って、このイメージをつくった。

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  3. 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/6/11)ライブ中継(配信)のお知らせ (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」は、引き続き小惑星 Ryugu(リュウグウ)の観測活動を実施しています。今回の説明会では5月28日から30日にかけて実施した低高度降下観測運用と、最近のサイエンス成果について説明を行う予定です。この記者説明会の様子をライブ中継(配信)します。
       日時  2019年6月11日(火)15:00~16:00

    視聴は 国内機関による中継とビデオ から。

  4. 銀河は「見かけ」によらない? 銀河進化の定説くつがえす発見 (野辺山観測所)

    銀河は大きく分けて、星を活発に作っている星形成銀河と、ほとんど星を作っていない非星形成銀河の二種類に分けることができます。 一般に、星形成銀河がその星形成活動を終えることに よって、非星形成銀河へと進化すると考えられています。一方で、 星形成銀河には円盤型をしたものが多く、非星形成銀河には楕円型をしたものが多いことから、 銀河の進化は銀河の形とも密接な関係にあると考えられています。この関係性の要因として、銀河が楕円型の形態をもっていると、 その銀河の中でガスから星を作る効率(星形成効率)が低下してしまう、という説が理論的に提唱されています。(中間略)しかしある銀河の星形成効率は銀河の形態に依っておらず、 ほぼ一定の効率を持っていることが分かりました。理論的な予測通りであれば楕円型の銀河の方が星形成効率が低くなっているはずでしたが、 今回の結果はその予想に反しており、分子ガスから星を作る過程に対して銀河の形態がほとんど影響していない可能性を明らかにしました。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<6月7日(金)>
  1. インサイトチーム、「もぐら」を役立てるために新しい戦略をためす (Insight)

    科学者達と技術者達は、火星で再び掘る、「もぐら(mole)」と呼ばれるNASAのインサイトの熱探査機を得る、新しい計画を持っている。 HP3 (Heat Flow and Physical Properties Package:熱流と物性パッケージ)と呼ばれるこのもぐらは、地下5メートルほどを掘って温度を記録するように設計されているが、この「もぐら」は、2019年2月28日以降、火星の地下を、約130センチメートル以上深く掘ることができなかった。この装置のサポート構造が「もぐら」を見ることから着陸船のカメラを妨げているので、チームは、インサイトのロボットアームを、その構造を避けて使うことを計画している。チームは、この夏遅くに、「もぐら」を役立てるために、インサイトのロボットアームを使うかもしれない。

    大判動画はイメージをクリック。英語解説付きビデオは こちら(Youtube) から。

  2. チャンドラ、他の星からのコロナ質量放出を検出する (Chandra)

    チャンドラX線天文台を使っている新しい調査は、太陽系外の星からのコロナ質量放出を初めて検出し、これらの強力な現象に対する新しい洞察を提供した。この太陽系外のコロナ質量放出は、地球から約450光年にある HR 9024 と呼ばれる星から発しているのが見られた。これは、研究者達が、我々の太陽以外の星からのコロナ質量放出を完全に確認し、特性を評価した最初を表している。この出来事は、帯電した粒子を含む熱いガス、プラズマの巨大なバブルの放射に続く、X線の強烈なフラッシュによってマークされた。

    イメージはイラストレーションです。大判は省略しました。

 
<6月5日(水)>
  1. 未熟な惑星のペア、若い星の周辺で成長しているのが直接見られる (Hubble)

    ガスの巨人達、惑星形成ディスク内でギャップを彫る。木星の大きさまたはそれより大きく育つためには、ガスの巨人惑星は、そのディスクから、大量の水素や他のガスを飲み込まなければならない。天文学者達は、このプロセスの証拠を探してきたが、惑星達が彼らの星のまぶしい輝きで失われるようになることから、直接の観測は挑戦的であった。一つのチームが、ディスクから物質を付着させている二つの惑星達の、地上ベースの観測を成功させた。それは、直接イメージされた二回目のマルチ惑星システムのみを提供した。

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  2. 寂しい銀河のハート、暗黒物質であふれている (Chandra)

    何億年も孤立した、予想されたよりそのコアに多くの暗黒物質を詰め込んだ銀河が、NASAのチャンドラX線天文台からのデータを使って、天文学者達によって確認された。 Markarian 1216 (Mrk 1216)として知られるこの銀河は、宇宙の年齢で10%以内の、即ち、宇宙そのものとほぼ同じくらい古い星達を含んでいる。科学者達は、それが典型的な銀河達と異なる進化を行ってきたことを発見した。暗黒物質は宇宙で物質の約85%を占めているが、それは間接的に検出されたのみであった。

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<6月2日(日)>
  1. NASA、アルテミス計画のための最初の商用月着陸サービスを選ぶ

    ① ピッツバーグの Astrobotic は、2021年7月までに月の近い側の大きなクレータ、ラカス・モルティス(Lacus Mortis)に14ほどのペイロード(積載物)を飛ばすために 7950 万ドルを与えられた。
    ② ヒューストンの Intuitive Machines は、2021年7月までに月の科学的に興味深い暗い場所、嵐の大洋に五つのペイロード(積載物)を運ぶ計画に 7700 万ドルを与えられた。
    ③ ニュージャージーの Orbit Beyond of Edison は、2020年9月までに、月のクレータの一つの溶岩の平原雨の海(Mare Imbrium)に四つほどのペイロード(積載物)を飛ばす提案に対して 9700 万ドルを与えられる。

    この記事は昨日の先頭の記事を参照してください。来年半ばには商用宇宙船の月飛行計画が始まることをお知らせする意味で取上げました。イメージは Astrobotic 社の提案。大判はイメージをクリック。

  2. ハッブル、銀河が傾向に抵抗しているのを見る (Hubble)

    この明るい球はメシェ59として知られる銀河 NGC 4621 である。名前が示すように、この銀河は、フランスの彗星ハンター、チャールズ・メシエによって18世紀に編纂された、深宇宙オブジェクトの有名なカタログにリストされている。しかしながら、ドイツの天文学者ヨハン・ゴットフリート・ケーラーが、1779年にメシェが彼のコレクションに加える数日前にこの銀河を発見したとされている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<6月1日(土)>
  1. NASA、商用月着陸サービス科学の選択を発表、メディア遠隔会議を開く

    NASAは、米国東部夏時間5月31日金曜日午後1時(日本時間6月1日午前2時)のNASAサイエンス・ライブ放送の間に、アルテミス(Artemis:ギリシャ神話;月と狩猟の女神)プログラムの月面探査計画に関して、次の大きなステップを発表するだろう。この発表は、NASAテレビとNASAのウェブサイトで放送されるだろう。宇宙飛行士達を月へ、また最終的に火星の地表へ戻す道を開くために、NASAは、NASAの商用月ペイロード(積載物)サービス(CLP:Commercial Lunar Payload Services)の一部として、科学と技術ペイロードを届けるだろう、最初の商用月着陸サービスプロバイダの選択を発表するだろう。これらのミッションは、新しいサイエンス測定を得、また、そのデータが、2024年までに宇宙飛行士達が月に戻すために必要な、将来の着陸船や他の探査システムの開発に知識を与える重要な技術デモンストレーションを可能にするだろう。

    この記事は、NASAが、数年後に迫った月有人探査を、国際的のみならず民間の力を加えて進めることを明示したことの重要性に鑑みて取り上げました。イメージは省略しました。

  2. NASAのスピッツア、星の家族のポートレイトを捕える (Spitzer)

    NASAのスピッツア宇宙望遠鏡によって撮られたこの大きな天の合成イメージにおいて、ガスとダストの同じ密度の濃い塊から生まれた星の複数の集団を含む多くがある。これらの集団のいくつかは他より古くまたより進化している。このイメージの壮大な緑とオレンジは、遠い星雲または宇宙のガスの雲とダストである。この雲はその先端の明るい白い場所から流れるように見えるかもしれないが、実際には、星からの放射によって彫られた非常に大きな雲の残骸である。この明るい領域は大規模な星達によって照らされており、白い場所より上に広がっている集団に属している。

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  3. NICER の夜の動き、X線の空を追う (NICER)

    このイメージでは多数の大きな曲線の弧が様々な明るい領域に集まっているように見える。これは、実際には、国際宇宙ステーションに搭載された、NASAの NICER (中性子星内部組成探査機)によって記録されたX線の全空マップである。 NICER の主なサイエンスのゴールは、ステーションが93分ごとに地球を周るときの、宇宙源を目標として追うことである。このマップには、 NICER のサイエンス・オペレーションの最初の22ヵ月からのデータを含んでいる。それぞれ弧は NICER の夜の動きの間に捕えられたX線を追っている。

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  4. 遠方にある超新星の大量発見で宇宙膨張の謎に迫る (すばる望遠鏡)

    東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) の安田直樹 (やすだ なおき) 教授を中心とする Kavli IPMU、東北大学、甲南大学、国立天文台、東京大学大学院理学系研究科、京都大学の研究者らからなる研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC; ハイパー・シュプリーム・カム) を用いた半年間の観測により、私たちから約 80 億光年以上 (赤方偏移1以上) もの遠方にある超新星 58 個を始め、約 1800 個もの超新星を発見しました。近傍を含む大量の超新星を発見したことのみならず、遠方超新星を半年間という短期間の観測からこれほどの数発見できたことは、大口径のすばる望遠鏡の集光力と高解像度で広視野という HSC の特長を合わせた観測の強みが存分に活かされた成果と言えます。研究チームは今後、発見されたこれら遠方の Ia 型超新星のデータを使って、より正確な宇宙加速膨張の値を導き出し、ダークエネルギーが時間とともにどのように変化しているかを調べていく予定です。

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