このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<4月16日(金)>
  1. 多波長同時観測でさぐる M87 巨大ブラックホールの活動性と周辺構造―地上・宇宙の望遠鏡が一致団結― (国立天文台)

    2017年4月、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)と地球上の各地の望遠鏡、さらに宇宙空間にある電波望遠鏡、可視光線・紫外線望遠鏡、X線望遠鏡、ガンマ線望遠鏡が、一斉に楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを観測しました。これら多波長域の観測データを組み合わせた結果、巨大ブラックホールから噴き出すジェットの詳細な姿が描き出され、この時期のブラックホールの活動は非常に「おとなしい」状態にあったことが明らかになりました。さらに今回の観測結果と、理論・シミュレーション研究で得た結果との比較から、EHTで観測されたブラックホール近傍のリング状の電波放射領域とは異なる場所からガンマ線が放射されていると考えると、観測結果をうまく説明できることが分かりました。これは、巨大ブラックホールから噴き出すジェットが複雑な構造を持っていることを示す結果であり、ジェットの形成や多彩な電磁波放射メカニズムの解明の手掛かりとなる重要な成果です。本研究には、地上・宇宙から計19の多波長域の望遠鏡が観測に参加し、さらに国立天文台が運用する天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイII」がシミュレーションに加わって、32の国と地域から総勢760名を超える研究者が参加しました。そして、ジェットを持つ巨大ブラックホールの観測キャンペーンとしては、天文学史上最大規模となりました。この観測キャンペーンと研究成果についての詳細は、 EHT-Japanのウェブサイト で解説しています。

    大判はイメージをクリック。詳細はヘッドラインから。
    イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)の前回の画期的なブラックホールの観測では、残念ながらブラックホールが発するジェットまでは観測できませんでした。今回の観測では宇宙の天文台を含む更に多くの協力によって、多角的な観測が行われています。

     

  2. 望遠鏡、有名なブラックホールの先例のない観測で結束する (NASA)

    2019年4月、イベントホライズン望遠鏡(EHT)を使っている科学者達は、銀河 M87 のブラックホールの初めてのイメージを公開した。しかしながら、その注目に値する業績は、科学ストーリーのまさに始まりであった。このブラックホールに対する他に類のない洞察を与え、アインシュタインの一般相対性理論のテストを改善する、19の天文台からのデータが公開されている。超巨大ブラックホールの巨大な引力は、広大な距離を通してほぼ光速で旅する粒子のジェットにパワーを供給することができる。 M87 のジェットは、電波からガンマ線また可視光線まで、全ての電磁スペクトルに及ぶ光を生み出す。このスペクトラムの中の光の強さは、ブラックホールごとに異なるパターンを与える。このパターンの確認は、たとえば、その回転やエネルギー出力など、ブラックホールの特性に対する重要な洞察を与えるが、しかし、このパターンは時とともに変わるので、これは挑戦的である。科学者達はこの変わりやすさを、地上と宇宙の、世界で最も強力な望遠鏡の多くで観測し、スペクトラムを越えて光を集めた。これは、これまでにジェットとともに超巨大ブラックホールをとった、最大の同時観測キャンペーンである。この観測キャンペーンには、NASAの望遠鏡、チャンドラX線天文台、ハッブル宇宙望遠鏡、スウィフト天文台、核分光望遠鏡アレイ(NuSTAR)、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡を含んでいる。

    イメージは省略しました。

 
<4月11日(日)>
  1. ハッブルのホーム、将来に向かって見る (STScI)

    40年前の1981年、最初のスペースシャトルが打上げられ、ボイジャー2号宇宙探査機が土星に遭遇し、そして、メリーランド、ボルチモアの宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)が設立された。その年、NASAは、ジョンズホプキンス大学ホームウッドキャンパスに STScI を確立するための、天文学調査のための大学の協会による提案を選択した。 STScI は、NASAのハッブル宇宙望遠鏡のための科学オペレーションのホームとしての活動が始めた。1990年のハッブルの打上以降、この研究所は、ハッブルのデータを処理し、配信し、ハッブルのイメージと発見を世界と共有してきた。その40回目の記念日を祝って、 STScI は、ミッションに対する更なる責任と、NASAのナンシーグレイスローマン宇宙望遠鏡のための科学オペレーションを含む、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の科学オペレーションを加えた将来に向かっている。

    大判は省略しました。

  2. 渦巻のスナップショット (Hubble)

    このイメージを支配している銀河 M61 の明るい中央は、ダストの暗いつる(蔓)で織られた曲がった渦巻の腕によって組み立てられている。星達の通常の明るい帯と同様に、 M61 の渦巻の腕は、光のルビーの赤の片で散りばめられている。最近の星の形成の明らかなサインとして、これらの輝く領域は、星の爆発的形成銀河としての M61 の分類に至っている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<4月10日(土)>
  1. 銀河の融合、磁場を歪める

    夜空で最も明るい銀河達の一つ、ケンタウルスAは、その奇妙な“S”形で有名である。この形は、約1億年前の、渦巻と楕円銀河との衝突の結果であると考えられている。今、初めて、科学者達は、赤外線を使って、ケンタウルスAを通した磁場をマップした。

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  2. NASAの NICER 、カニパルサーの電波爆発でのX線の後押しを発見する

    国際宇宙ステーションのNASAの NICER (中性子星内部組成探査)望遠鏡からのデータを使っている広域な科学協同体は、蟹星雲のパルサーからの電波爆発を伴うX線の波を発見した。この発見は、巨大電波パルス(giant radio pulses)と呼ばれるこれらの爆発が、以前に推測されたよりはるかに多くのエネルギーを解放していることを示している。

    動画はイメージをクリックして Youtube から。
    この記事は 「宇宙の灯台「かにパルサー」に隠れていたX線のきらめき -巨大電波パルスに同期したX線増光の検出に成功-」 として、JAXA からの発表があります。

 
<4月9日(金)>
  1. 高速回転する褐色矮星達のトリオ、回転速度の限界を明らかにするかもしれない

    ある時は“失敗した星達”と称される褐色矮星達は、少なくとも 200,000 mph で回転することができるが、その速度には限界があるのかもしれない。NASAのスピッツア宇宙望遠鏡からデータを使って、科学者達は、これまでに発見した三つの、最も高速で回転している褐色矮星達を確認した。褐色の矮星は、ほとんどの惑星より規模が大きいが、星(恒星)達のように燃えるには十分な重さがない。

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  2. オデッセイ軌道船、火星をマップする20年の、歴史的な年をマークする (Odyssey)

    NASAの2001火星オデッセイ宇宙船は、20年前の4月7日に打上げられた。この宇宙船は依然として赤い惑星で働いている最も古い宇宙船である。この軌道船は火星の地表の組成をマップするために送られ、科学者達がこの惑星がどのように進化したかに関する過去の窓を提供した。

    大判はイメージをクリック。20年前のオデッセイ宇宙船は、その2年前の火星探査機の失敗もあって、安全を重視した比較的軽負荷の宇宙船として送られた。その主務は、火星全体のマッピングサンプルを得ること、軌道から見た(水の存在に結びつく)水素の広がりを見ることであった。オデッセイは既に目的を果たし、今は火星の地上からの通信の中継基地として重要な役割を担っている。軌道船は地上の探査機に比べて長命なものが多いが、20年に達するのは記録的である。

  3. NASAのオシリス・レックス、小惑星ベンヌの最終ツアーを終える (OSIRIS-REx)

    NASAのオシリス・レックスは、東部夏時間4月7日午前6時ごろにベンヌの最終飛行を終え、今、小惑星からゆっくり離れている。ミッションチームは、小惑星のサンプルを得たとき、ベンヌの表面がどのように変化したかを見るために、更に何日か待たなければならないだろう。

    大判イメージは省略。

 
<4月8日(木)>
  1. NASA、インジェニュイティ・マーズヘリコプターの飛行に大衆を誘う (Ingenuity)

    NASAは、インジェニュイティマーズヘリコプターの他の惑星での制御されたフライトを、4月11日日曜日以降を目標としている。1ヵ月間のインジェニュイティのフライトで、NASAは、いくつかのイベントを開くだろう。インジェニュイティの最初のフライトのライブストリームは、米国東部夏時間4月12日月曜日午前3時30分(日本時間4月12日月曜日午後4時30分)ごろ始めることが目標とされている。NASAテレビ、NASAアプリ、NASAのウェブサイト、および複数のNASAソーシャルメディアプラットホーム、ジェット推進研究所 YouTube 、フェースブックチャンネルを含んでいる。このヘリコプターは、31日間(火星日で30日)の予定の技術デモンストレーション試験飛行である。ローバーは、このフライトオペレーションの間、イメージを撮り、環境データを集め、ヘリコプターが地球上のミッション・コントローラと通信するのを可能にする基地としてサポートを提供するだろう。このフライトの日付は、配備、飛行前のチェック、パーサービアランスとインジェニュイティの位置など、技術者達の作業によって変更されるかもしれない。

    大判はイメージをクリック。中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

  2. ハッブル、銀河達の併合に二重のクエーサを見る (Hubble)

    二重クエーサの発見は、大きな干し草の山の中に針を発見するようなものである。今からの数10億年生きている我々のミルキーウェイ銀河の住民は、頭上に著しく異なる様子の空を持つだろう。それぞれ満月かそれより明るい二つの輝くオブジェクトが、それらの輝きで、これらの星達をかき消すだろう。これらの巨大な燃える明るい球は対のクエーサであり、近隣のアンドロメダ銀河と我々のミルキーウェイとの衝突によってもたらされる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<4月7日(水)>
  1. すばる望遠鏡が明らかにした彗星核の熱履歴 (すばる望遠鏡)

    すばる望遠鏡により、地上からの観測としては初めて、彗星(すいせい)の本体である核の表層の成分を捉えることに成功しました。解析の結果、この彗星は現在の軌道で予想されるよりも高い温度の状態を、過去に経ていたことが分かりました。太陽系小天体と総称される彗星や小惑星は、46億年前の太陽系の形成時に作られ、原始太陽系の情報を保持していることから、近年重要視されています。太陽の近くで形成された小惑星は岩石質であり、太陽から遠く離れた場所で形成された彗星は主成分が水などの揮発性分子の固体であることなどから、両者は大きく異なる天体だと考えられてきました。しかし、観測が進むにつれて、小惑星軌道にありながら彗星のように塵(ちり)を放出するような天体も見つかるようになりました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<4月4日(日)>
  1. ‎ハッブル、ベール星雲を再訪‎ (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこのイメージでは、以前のハッブルイメージの発表に示されたベール星雲を再び訪れている。このイメージでは、この星雲の繊細なスレッドや、イオン化されたガスやフィラメントの細かな詳細をもたらす、新しい処理技術が適用された。この観測は、カラフルなイメージをつくるために、ハッブルの広視野カメラ3装置によって5種類の異なるフィルタを使ってとられた。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<4月3日(土)>
  1. NASAのエウロパクリッパーのハードウェア製造、組立に移る (Europa Clipper)

    木星の月エウロパは、生命を宿している可能性を持っているかもしれない。この宇宙船は、この海の世界の居住適性を調査するために、この月との複数の接近通過を使うだろう。外部太陽系システムへのNASAの来るべき重要ミッション、エウロパクリッパーは、その設計再確認を終え重要な里程標を通過した。(中間略)エウロパクリッパーは2024年打上の予定である。エウロパクリッパーのようなミッションは、我々が知る生命を宿すかもしれない遠い世界の多様性や条件に関する学際的な調査、宇宙生物学分野での貢献に役立つ。

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  2. NASAオシリス・レックス、最終小惑星観測ラン (OSIRIS-REx)

    NASAのオシリス・レックスミッションは、先の秋のサンプル収集イベントの間に、小惑星ベンヌの表面に作った混乱の広がりを見ようとしている。4月7日、オシリス・レックス宇宙船は、小惑星の表面のイメージを捕える最終的な上空通過を行ない、ベンヌとの最後の接近した遭遇を得るだろう。

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  3. ‎NASAのインサイト、火星で二つの大きな地震を検出‎ (Insight)

    その場所が地震に活動的であるという考えを更に支援する、マグニチュード 3.3 と 3.1 の地震がケルベロス・フォッセ地溝帯と呼ばれる領域から始まった。NASAのインサイト着陸船は、ミッションの初期に二回の地震が見られた同じ場所、ケルベロス・フォッセ地溝帯と呼ばれる火星の位置から始まった二つの強い明確な地震を検出した。新しい地震は 3.3 と 3.1 のマグニチュードであり、以前の地震はマグニチュード 3.6 と 3.5 であった。

    イメージはビデオ(Youtube)にリンクしています。

 
<4月2日(金)>
  1. 天王星発見以来初めてのX線 (Chandra)

    天文学者達は、NASAのチャンドラX線天文台を使って、初めて天王星からのX線を検出した。この結果は、科学者達が、我々の太陽系の、この謎の氷の巨人惑星について学ぶのに役立つだろう。天王星は太陽から七番目の惑星であり、その赤道の周りに二つのリングを持っている。地球の直径の4倍を持つこの惑星は、太陽系の全く他の惑星と異なり、その側面を中心に回転している。ボイジャー2号が天王星に近接飛行を行った唯一の宇宙船であり、ほとんど完全に水素とヘリウムから成るこの遠く冷たい惑星について学ぶために、天文学者達は、現在、チャンドラやハッブル宇宙望遠鏡のような、地球に非常に近い望遠鏡に頼っている。

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<4月1日(木)>
  1. NASA、韓国パスファインダー月周回衛星ミッションに加わる科学者達を選ぶ

    NASAは、来るべき韓国パスファインダー月周回衛星(KPLO)ミッションに加わる9名の科学者達を選んだ。2022年8月に「スペースX」ファルコン9で打上げられ、約1年間月を周る KPLO は、地球軌道を越えて旅するだろう大韓民国(ROK)の初めての宇宙探査ミッションである。これらの目的に対処するために、宇宙船は、3台のカメラ、磁力計、ガンマ線分光計を含む5台の科学機器を運ぶだろう。NASAは ShadowCam と呼ばれるカメラの一つで貢献する。

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  2. 金属の豊富な小惑星プシュケを探査する (Psyche)

    来年の打上げがセットされるNASAのプシュケ宇宙船は、火星と木星の間の主小惑星帯の、同じ名前の金属の豊富な小惑星を探査するだろう。NASAのプシュケ宇宙船の主要構成要素は南カリフォルニアのNASAのジェット推進研究所に届けられ、アセンブリ、テスト、打上オペレーションとして知られているフェーズが、今、進行中である。この宇宙船は来年アセンブリを終え、厳しいチェックアウトを経て、2022年8月に打上げられるだろう。

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  3. 国際宇宙ステーション長期滞在クルー 星出彰彦宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-2)打上げ日時、及び、野口聡一宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-1)帰還日時について

    2021年3月29日(米国中部時間)、国際宇宙ステーション(ISS)参加機関は、星出宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-2)の打上げ日時、及び、野口聡一宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の帰還日時について、以下に向けて準備を進めることで合意いたしました。

    1. Crew-2の打上げ
     2021年4月22日(木)19時11分(日本時間)
     2021年4月22日(木)6時11分(米国東部夏時間)
    2. Crew-1の帰還
     2021年4月29日(木)1時35分頃(日本時間)
     2021年4月28日(水)12時35分頃(米国東部夏時間)
      ※時刻は24時間制表記

     なお、上記の日時は、ISSの運用状況等に応じて変更される可能性があります。最終的な日時が決定しましたら改めてお知らせいたします。

 
<3月28日(日)>
  1. NASAの分析:地球は1世紀以上小惑星アポフィスから安全‎

    地球近傍の物体は2068年に地球に影響を与える僅かなリスクをもたらすと考えられていたが、現在のレーダー観測はそれを排除している。2004年に発見された後、小惑星 99942 Apophis ‎‎は、地球に影響を与える可能性のある最も危険な小惑星の一つとして同定されていた。‎‎しかし、天文学者が追跡し、その軌道をより正確に決定するにつれて、その影響の評価は変わった。‎正確な軌道解析と組み合わせた新しいレーダー観測キャンペーンの結果は、天文学者達がアポフィスが少なくとも1世紀は我々の惑星に影響を与えるリスクはないと結論付けるのに役立った。‎

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  2. アルマ望遠鏡、科学観測を再開 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて2020年3月から運用を停止していましたが、2021年3月17日(チリ時間。日本時間では翌18日)に科学観測を再開しました。最初に取得されたデータは、通常どおりのデータ較正作業と画像化が行われ、データの品質確認プロセスを通過しました。観測データはまもなく世界中に散らばる観測提案者に送付される見込みです。現在、アルマ望遠鏡による科学観測は12メートルアレイのみで実行されています。日本が開発したアタカマ・コンパクト・アレイ(愛称「モリタアレイ」)7メートルアンテナ群での観測は、利用可能なアンテナ数が8台に達し次第再開されます。

    イメージはありません。

 
<3月27日(土)>
  1. 星達、銀河達、ブラックホールのデータが、音に変えられた (Chandra)

    我々のデータ音響化シリーズからのこの最新の一つは、三つの多様な宇宙の場面を示している。それぞれ音響に変えられたデータは、NASAのチャンドラX線天文台と他の望遠鏡によって集められた。これらの宇宙ベースの望遠鏡からのデータが、ユーザーが見る代わりに聞くことができる形へと変えられた。

    チャンドラ深宇宙キャッツアイ星雲メシェ51

    音を聞くにはイメージをクリックして Youtube から。

  2. ‎木星の目に見える風と目に見えない風‎ (Juno)

    NASAのジュノ・ミッションからのこのイメージは、ジェット N7 として知られる木星の北半球をとっている。この惑星の強風は、その大気の上近くに見える多くの渦巻く嵐をつくる。ジュノからのデータは、科学者達が目に見えないそれらの風を発見するのに役立った。このイメージは、‎市民科学者ケビン・M・ギルは、JunoCamカメラのデータを使ってこの疑似カラーのイメージに組み上げた。‎

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<3月26日(金)>
  1. イベント・ホライズン・テレスコープ・プロジェクトがM87ブラックホールごく近傍の磁場の画像化に成功 (国立天文台)

    ブラックホールの画像を初めて撮影したイベント・ホライズン・テレスコープ (Event Horizon Telescope; EHT) プロジェクトが、楕円銀河 M87 の中心にある巨大ブラックホールのごく近傍で、電波の偏光を捉えることに成功しました。これは、ブラックホールの周りに整列した磁場が存在することを初めて直接的に示す成果です。この観測結果は、5500万光年離れた銀河の中心からどうしてパワフルなジェットを噴出できるのかを説明する鍵となります。
    M87中心核から噴出して5000光年以上にわたって伸びる明るいジェットは、銀河がもつ最も神秘的でエネルギーに溢れた特徴の1つです。周囲にあるほとんどの物質がブラックホールに落ちる一方で、一部の粒子はブラックホールの重力に捕まる寸前に逃れ、ジェットとして宇宙空間に吹き飛ばされます。天文学者は、ジェットの噴出現象をよく理解するために、様々な仮説に基づいてブラックホールの近くで物質がどのように振る舞うかを調べてきました。しかし、場合によっては銀河の大きさを超えるほどのジェットが太陽系と同じくらい小さい領域からどのように噴出するのか、どのように物質がブラックホールに落ちるのかという問題は、未だ正確には解明されていません。EHTが新たに公開したブラックホールのごく近傍の偏光画像を用いて、落ち込む物質と噴出する物質とが交錯するブラックホールのすぐ外側の領域を初めて調べることができました。そして理論解析の結果、ブラックホールへつながる螺旋状の磁場が物質を押し返せるくらい強く、物質落下とジェット噴出を交通整理しているという仮説がもっともらしいことがわかりました。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  2. 衛星、オーストラリアの記録的な洪水をマップ (Sentinel-1)

    記録破りの洪水に至る激しい雨による打撃が、オーストラリアのニューサウスウェールズを横断して広がった。この激しい雨は、ダムを溢れさせ、川の堤防を決壊させ、数千人に避難を強いた。コペルニクスセンチネル1号ミッションからのデータは、水害地の図化に使われている。このレーダーイメージは、3月7日と19日の、ダークブルーの水害地と明るい灰色の都市部とに焦点を当てた、センチネル1号ミッションによって捕えられた二つのイメージからの情報を使っている。

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  3. NASAのインジェヌイティマーズヘリコプター、最初の飛行の準備‎ (Perseverance)

    NASAは、インジェヌイティ火星ヘリコプターが、4月8日までに、他の惑星での、航空機の制御飛行の、初めての試みを行うことを目標としている。しかし、この 1.8 キログラムの回転翼航空機が初めての飛行を試みる前に、試験機とチームの両方が一連の困難なマイルストーンを満たす必要がある。‎インジェヌイティは、2月18日に火星に着陸したローバーの腹に取り付けられたままである。3月21日、ローバーは、着陸時にインジェヌイティを保護した、ギターケース型のグラファイト複合破片シールドを開いた。ローバーは、現在、飛行しようとするエリアに輸送中である。インジェヌイティは、火星日30日に、テスト飛行を実施する。‎

    大判はイメージをクリック。複合破片シールドの解放、飛行エリアなどは、特集 「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

 
<3月24日(水)>
  1. ‎火星の水、季節と嵐によって失われる‎ (Mars Express)

    ‎火星はかつての豊富な水のほとんどを失い、大気中に僅かな量が残っている。ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスは、現在、この水が何処に行ったかについての詳細を明らかにし、宇宙への消出が砂嵐と太陽との近さによって加速されることを明らかにし、一部の水が地下に後退した可能性を示唆している。‎

    大判はイメージをクリック。

  2. 世界水の日2021 ‎地球の水を探査する‎ ‎

    ‎‎NASAは、多くの故郷の惑星の天然資源に対する人類の影響を調査し、最近、淡水資源への影響を調べた。科学者達は今、以前には宇宙から測定するには小さすぎたものも含み、‎‎地球の湖や貯水池の変動水位の最初の世界的な統計を終えた。3月3日にネイチャーに掲載された‎‎この研究‎‎は、2018年9月に打ち上げられた、NASAの‎‎氷、雲、土地標高衛星2(ICESat-2)‎‎によっている。‎ ‎ICESat-2 は毎秒 10,000 個のレーザー光パルスを地球に送る。これらの数兆のデータポイントを使用すると、科学者達は、小さな湖や池など、地球の表面のより多くの特徴を区別し、時間の経過とともにそれらを追跡することができる。‎

    大判イメージは省略。

 
<3月23日(火)>
  1. ビルネルソンの長官指名に関するNASAのステートメント

    NASA長官代理 Steve Jurczyk は、ジョー・バイデン大統領による、14人目のNASA長官として勤めるビル・ネルソン(Bill Nelson)の指名の後、以下の声明を発表した。
    「バイデン大統領がビル・ネルソン元上院議員を指名して我々の機関を率いることをうれしく思う。ビルはNASAで我々の仕事をサポートしてきた実績があり、人間の探査、科学、航空、技術におけるアメリカの地位を進めるのに貢献してきた。上院の指名を確認しなければならないが、ビルとバイデン、ハリス政権と協力して、今後数年間NASAの多くの重要な任務を遂行することを楽しみにしている。」

    大判は省略。

  2. 惑星系の化学組成は誕生前から多様? -アルマ望遠鏡で多くの原始星を化学調査- (ALMA:国立天文台)

    理化学研究所(理研)開拓研究本部坂井星・惑星形成研究室のヤオルン・ヤン訪問研究員(研究当時、現バージニア大学天文学科フェロー)、坂井南美主任研究員、イーチェン・チャン基礎科学特別研究員らの国際共同研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて、約50個の原始星の周りに存在するガスの化学組成を調べた結果、有機分子の存在量が天体によって大きく異なることを発見しました。これほど多くの、それも同じ領域にある原始星で、周囲を取り巻くガスの化学組成が調査されたのは初めてであり、本研究成果は原始太陽系の環境の化学的起源の理解に貢献すると期待できます。

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<3月21日(日)>
  1. ハッブル、再びエネルギーを与えられた惑星状星雲を捕える (Hubble)

    はくちょう座の約 5,000 光年にある Abell 78 は、変わった種類の惑星状星雲である。それらの核燃料を消費した後、我々の太陽質量の 0.8 ~8倍の質量を持つこれらの星達は、密度の濃く熱い白色矮星の星達を形づくるように崩れる。このプロセスが起きるとき・・・。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. カシオペヤ座の新星を日本の天体捜索者が発見 (国立天文台)

    三重県亀山市の中村祐二(なかむら ゆうじ)さんは、2021年3月18日夜、カシオペヤ座の方向に9.6等級の新天体を発見し、国立天文台の新天体通報窓口に報告しました。この発見報告を受けて、京都大学が岡山県に設置する「せいめい望遠鏡」による分光観測が19日未明に行われ、この天体が白色矮星(わいせい)の表面で核爆発を起こした「古典新星」という種類のものであることが判明しました。発見から分光観測までが半日足らずという早さで、天体捜索者と研究者との連携がたいへん良好に機能しました。また、海外で行われた追観測では、3月18日深夜(日本時)の時点での新星の明るさは9.1等級と報告されていて、明るくなっている最中である可能性があり、今後の明るさの変化が注目されます。

    大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<3月20日(土)>
  1. ハッブル、幼児の星達からの激しい流出が彼らの成長を止めないかもしれないことを示す (Hubble)

    恒星の流出によって彫刻された空洞が時間の経過とともに拡大しなかったことを研究が発見した。‎星達は自分の誕生を発表することをためらわない。彼らは水素ガスの巨大な雲の崩壊から生まれ成長し始めるとき、ハリケーンのような風を起こし、反対方向に撃ち落とす芝生のスプリンクラーのようなジェットを起こす。‎

    大判はイメージをクリック。この記事は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. ‎NASAのメガムーンロケット、打上げのための主要なテストを通過‎

    ‎NASAがこれまでに構築した最大のロケットエレメント、‎‎宇宙打ち上げシステム(SLS)‎‎ロケットの中核段階が、木曜日に、NASAのステニス宇宙センターで4基の RS-25 エンジンを8分19秒発射した。このテストでは、月の周りのテスト飛行で無人‎‎のオリオン‎‎宇宙船を送り込み、宇宙飛行士との将来のアルテミスミッションへの道を開く、‎‎アルテミスIミッションの重要なマイルストーンである。‎

    大判はイメージをクリック。この記事は、アルテミスミッションの進捗をお知らせするために取り上げています。

  3. ハッブル、土星の季節の変化を見る (Hubble)

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、2018年、2019年、2020年(左から右)に撮影されたこの一連の画像に示すように、惑星の北半球の‎‎夏‎‎が終わるにつれて、土星の広大で激動の大気の変化を天文学者に見せている。データによると、2018年から2020年にかけて赤道は5~10%明るくなり、風はわずかに変化した。2018年、赤道付近で測定された風は時速約 1,600 キロメートルであり、2004年から2009年の‎‎間にカッシーニ‎‎宇宙船で測定したものよりも高く、時速約 1,300 メートルだった。2019年と2020年にはカッシーニの速度に戻った。 大判はイメージをクリック。

  4. アルマ望遠鏡、木星の成層圏に吹くジェット気流を初めて観測 (ALMA:国立天文台)

    ボルドー天体物理学研究所のティボー・キャバリエ氏らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、木星の成層圏に吹く風の速度を直接測定することに初めて成功しました。1994年に起きたシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突の余波を分析することで、木星の極付近に時速1450kmにも及ぶ強風が吹いていたことが明らかになりました。研究チームは、この現象を「太陽系でもユニークな気象怪物(meteorological beast)」と表現しています。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<3月18日(木)>
  1. ハッブル、我々の将来を示す (Hubble)

    遠い将来、約40億年後のいつか、我々の天の川銀河は、このアーティストの絵が示すように、隣のアンドロメダ銀河と衝突する。‎‎宇宙は拡大し、加速しているが、互いに近接する銀河間の衝突は、銀河を取り巻く暗黒物質の重力に縛られているために依然として起こる。ハッブル宇宙望遠鏡の宇宙の深い眺めは、宇宙が小さかった過去に銀河間の出会いがより一般的だったことを示している。‎

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  2. ガスの巨人の軌道、木星の極光ショーの由来を照らす。 (Juno)

    NASAのジュノミッションの紫外線分光器装置からの新しい結果は、木星の壮大なオーロラに特有な早朝の光、オーロラの夜明けの嵐の誕生を明らかにした。これらの巨大で一時的な光の表示は木星の極の両方で発生し、以前は地上および地球軌道観測所、特にNASAのハッブル宇宙望遠鏡によってのみ観測されていた。この研究の結果はジャーナル AGU アドバンスの3月16日に掲載された。1994年にハッブルによって初めて発見された夜明けの嵐は、木星の主要なオーロラの短命だが強烈な明るさと広がりで構成されている。

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  3. アルマ望遠鏡による科学観測再開の見込みについて (ALMA:国立天文台)

    新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中、アルマ望遠鏡のスタッフは望遠鏡の再起動と科学観測の再開を目指して努力を続けてきました。現在、アルマ望遠鏡のアンテナ群への電源の再投入と機能確認が1台ずつ進められています。現時点で、一部のアンテナを用いたデータ取得からデータ処理までの一連の確認が成功裏に完了しています。アルマ望遠鏡による観測再開のためには、安全上の制限や技術的制約を評価する必要があります。2020年3月に新型コロナウイルスの世界的流行を受けて望遠鏡運用を停止してから間もなく1年となりますが、2021年3月中に科学観測を再開できる見込みです。 イメージはありません。詳細はヘッドラインから。

 
<3月17日(水)>
  1. 激変する超巨大ブラックホール周辺環境 ―アルマ望遠鏡がとらえた星間分子破壊の現場 (ALMA:国立天文台)

    宇宙史における超巨大ブラックホールの成長を解き明かすことは現代天文学の最重要課題の一つです。しかし、特に急激な成長を遂げているブラックホールは、成長材料となる星間物質に深く埋もれてしまっているため、従来の可視光線による探査では見落としてしまうという原理的な問題がありました。国立天文台の泉拓磨氏らの研究チームは、その「ブラックホールを隠す物質そのもの」の物理化学的性質に着目し、ブラックホール由来のX 線がもたらす特異な現象(星間分子の破壊と加熱)を、最新の電波望遠鏡アルマによる星間物質の直接高解像度観測で捉えることに世界で初めて成功しました。星間化学の知見に基づく本手法を適用することで、今後はブラックホール研究のミッシングピースであった「埋もれたブラックホール」も多数発掘可能となり、その性質の包括的理解につながることが期待されます。

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<3月16日(火)>
  1. NASAのハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3、復元 (Hubble)

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)装置は、東部標準時3月13日土曜日午後7時ごろにオンラインに戻った。この機器は、3月7日日曜日に起きた、通常の天文台セーフモード活動の一環として、メインフライトコンピュータのソフトウェアエラーに応じてシャットダウンされた。

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<3月14日(日)>
  1. ‎小惑星 2001 FO32 、3月21日に地球を安全に通過する‎

    この小惑星は地球に126万マイル以上近づくことはないが、天文学者にとっては貴重な科学的機会を提供する。2021年に地球を通過すると予測される最大の小惑星が、3月21日に最も近づき、天文学者達が太陽系の夜明けに形成された岩石の遺物をよく見る貴重な機会を提供する。 2001 FO32 と呼ばれる地球近傍小惑星が、約100万キロメートルの距離で、その最接近を行うだろう。地球との衝突の恐れは、今、または、来る世紀の間にはない。

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  2. 科学者達、1世紀以上の観測を使って年老いた星のシステムをスケッチ (XMM-Newton)

    ‎天文学者達が、その生涯の終わりに近づいている二つの星達が、ダストの広がったディスクの中を周っている珍しい種類の二重星、 RV Tauri 変光星を、これまでで最高の写真に撮った。それらの130年間のデータセットは、電波からX線まで、これまでに集められた光で最も広い視界を広がっている。この調査結果を記述した論文は、アストロフィジカル・ジャーナルで出版された。

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  3. 日本チームのバーチャル宇宙の解析に米国の2チームが挑戦 (国立天文台)

    日本の研究チームがシミュレーションで作った仮想的な宇宙を独立に解析して、その性質をいかに正確に求めるかという新しい「チャレンジ」に、米国の2つのチームが挑みました。このチャレンジは、将来行われる大規模観測から、宇宙の誕生と進化を解き明かす解析手法の開発につながると期待されています。宇宙の成り立ちを観測的に実証する「観測的宇宙論」において、ダークマターの量や、宇宙の膨張速度を表すハッブル定数といった宇宙の性質を記述する「宇宙論パラメータ」を観測から求めることは、重要な位置を占めています。現在は、いかにしてこのパラメータを精密に求めるかという言わば「精密宇宙論」の時代が到来しています。近い将来すばる望遠鏡などで行われるより大規模な観測から、さらに高い精度の宇宙論パラメータの決定を目指しています。 大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  4. 東日本大震災後の人工衛星の防災活用について (JAXA)

    2011年3月11日に発生した東日本大震災では、宇宙航空研究開発機構(以降、「JAXA」)は、多くの人工衛星による被災地域の観測やその観測画像より求められた推定被害地図などの情報を、自治体をはじめとする関係機関へ複数チャンネルを通して提供し災害対応の支援を行いました。以降、2014年5月に陸域観測技術衛星2号機「だいち2号」(以降、「だいち2号」)が打ち上げられ、この人工衛星の目的の一つである防災利用として災害発生時に多くに活用されています。ここでは、東日本大震災以降のJAXAにおける人工衛星による防災利用実証活動および今後の取組みについて紹介します。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<3月13日(土)>
  1. NASAのハッブル宇宙望遠鏡、科学オペレーションの再開をセット (Hubble)

    この記事の詳細は 「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」参照。

  2. 遠い惑星、その二回目の大気にあるかもしれない、NASAのハッブルが発見 (Hubble)

    その地球サイズの系外惑星は、その最初の大気を失ったが、火山活動を通して二回目の大気を得たかも知れない。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<3月12日(金)>
  1. 星は一人では生まれない?—ガス雲衝突から始まる星団誕生の理解が進む (国立天文台)

    星は、宇宙空間に漂うガス雲が自らの重力で収縮して形成されます。星にはさまざまな質量のものがありますが、特に大質量星は多くの星々とともに、巨大な星団の中で形成されることが知られています。巨大な星団が誕生するためには、大量のガスなどの物質を、小さな空間に短時間で詰め込む必要があります。しかし、このようなメカニズムはこれまで謎とされてきました。名古屋大学、大阪府立大学、国立天文台などの研究者から成る研究チームは、宇宙空間に漂うガス雲同士の衝突が、星団が誕生する主要なメカニズムであることを新たに発見しました。これは、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の45メートル電波望遠鏡やアルマ望遠鏡などを用いて10年以上に渡り観測を続けて得られた膨大なデータを調べた研究と、観測データを再現する数値シミュレーションなどによる理論的な研究とから成る成果です。

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  2. 地球が見える 2021年 震災から10年を迎えて ~宇宙から見た復興状況~ (JAXA)

    前回掲載の「東日本大震災-JAXA地球観測の記録」では震災当時、JAXAの災害対応現場ではどのような活動を行っていたか、またその後の防災活動に関する取組みの概要などをまとめました。今回は、震災から10年を迎える機会に、地球観測衛星データの解析結果から見る復興・復旧の様子をご紹介します。

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<3月11日(木)>
  1. アルシア・モンズの引き伸ばされた雲の進展 ()

    マーズ・エクスプレスは、火星の赤道の南のルシア・モンズ火山の近くに浮かぶ、この雲を発見した。困惑させられることに、アルシア・モンズは、この季節に雲が見られ、また、この時期に雲のベールのようなものを持つ多数の類似した火山の、唯一の低緯度の場所である。マーズ・エクスプレスは、この長いまた劇的な白い雲の、驚くようなイメージを送り返して、春と夏の季節を通して、このベールが、毎日成長し弱まるのを見てきた。しかしながら、この雲は、火星の大気の高速な不安定な動きと、多くの宇宙船の軌道の制約のために完全に観測するのは困難である。

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  2. スイッチバック科学:パーカー太陽探査機の磁気パズルの疑問を説明する (Parker)

    NASAのパーカー太陽探査機が、太陽へのその航海からの最初の観測を送り返したとき、科学者達は、地球に非常に近い地球近傍宇宙とは全く異なった流れと波の、荒れた海のサインを発見した。この海は、ジグザグな山道のように方向を変える太陽の磁場の迅速な変化、スイッチバックとして知られるようになった。科学者達は、スイッチバックのストーリーをつなぎ合わせることが、太陽風を理解するための重要な部分である考えている。

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  3. 初期の宇宙のブラックホールからの巨大なジェットを見る (Chandra)

    天文学者達は、NASAのチャンドラX線天文台を使って、初期の宇宙の超巨大なブラックホールから来る粒子の、極端に長いジェットの証拠を発見した。もし確かめられるならば、それは、X線で検出されたジェットを持つ、最も遠い超巨大ブラックホールになるだろう。地球から約127億光年の銀河から来るこのジェットは、宇宙の歴史の非常に初期に、どのように最大のブラックホールが形成されたかを説明するのに役立つかもしれない。 大判はイメージをクリック。

 
<3月8日(月)>
  1. 彗星カタリーナ、彗星が岩の惑星に炭素を届けたことを示唆する (SOFIA)

    2016年の初め、我々の太陽系の端からの氷の来客が地球を通過した。それは、今後太陽系から永久に消えるように太陽を通り過ぎる前に、彗星カタリーナ(Catalina)として、短期間、天文学者達に見えるようになった。NASAの航空機の成層圏赤外線天文台 SOFIA は、北斗七星の近くに現れた、この彗星の視界を捕えた一つだった。そのユニークな赤外線装置の一つを使って、 SOFIA は、彗星の尾のダストの輝きの中に、炭素の指紋を見つけることができた。‎今、内部太陽系への、この一度だけの訪問者は、我々自身の起源に関する詳細を説明するのに役立っている。

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<3月7日(日)>
  1. NASAのパーサービアランス、初めて火星の大地をドライブする (Persevrance)

    NASAのマーズ2020パーサービアランスローバーは、3月4日に、 6.5 メートルの、初めてのドライブを行なった。このドライブは、チームメンバーが、パーサービアランスの全てのシステム、サブシステム、機器をチェックし調整するための多くの里程標の一つを印す、機動性テストとして行われた。ローバーが、その科学ゴールを追求し始めたときは、200メートル以上の移動が期待される。約33分間続いたこのドライブでは、ローバーを4メートル前進させ、左に150度回転させ、新しい一時的な駐車位置に 2.5 メートルバックさせた。

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  2. パーカー太陽探査機の7回目の太陽との遭遇による太陽系の観測 (Parker)

    パーカー太陽探査機の七回目の太陽スウィングバイの間、2021年1月17日の太陽への最接近で、天は、特別な配置の機会をもたらした。この独特の軌道の構成では、地球の天文台が、パーカーと同じ方向から、太陽と太陽風のそのほとばしりを観測するかもしれない、パーカー太陽探査機を地球と同じ太陽の側に置いた。これは、2020年の冬の、類似した観測キャンペーンに続いた。

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  3. ハッブル、大きな美しい青い銀河を見る (Hubble)

    NGC 2336 は、大きく、美しく、青い、典型的な銀河であり、それは、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってここに捕えられている。この棒渦巻銀河は、巨大な 200,000 光年に伸び、北の星座キリン座の約1億光年の位置にある。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<3月6日(土)>
  1. ハッブル、怪物の星が薄暗くなる不思議を解く (Hubble)

    赤色超巨星 VY CANIS MAJORIS はダストの巨大な雲に覆われている。星達の大きさの範囲は驚くほどである。最も巨大なものの一つは VY Canis Majoris である。もし我々の太陽系の中央に置いたならば、それは土星の軌道までの全ての惑星をのみ込むだろう。

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  2. 宇宙のハリケーン、初めて観測される

    宇宙ハリケーンの初めての観測が、それらの存在を確認し、また、惑星達と宇宙の関係に新しい光を投げて、地球の超高層大気に明らかにされた。この先例のない観測は、ハリケーンを確認し、その構成について手掛かりを提供する、中国の山東大学によって導かれたチームの一部として、2014年8月に衛星によって行われた、科学者達による過去に遡っての分析で明らかにされた。

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<3月5日(金)>
  1. NASA、パーサービアランスの初めての最新情報を提供 (Perseverance)

    2月18日にNASAのマーズ2020パーサービアランスローバーがジェゼロクレータに着陸して以降、ミッション・コントローラは、ローバーを未開の道へ進める準備として、顕著な進展を見せてきた。NASAのジェット推進研究所からのミッションチームメンバーは、東部標準時3月5日金曜日午後3時30分のメディア遠隔会議で、ミッションについて議論するだろう。この遠隔会議は、ジェット推進研究所の YouTube チャンネルを通して、ライブで中継されるだろう。

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<3月4日(木)>
  1. ‎巨大な氷山が南極のブラント棚から割れる‎ (Sentinel-1)

    ‎2月26日(金)、パリの約 1.5 倍の大きさの巨大な氷山が、南極のブラント棚の北から離脱した。‎‎コペルニクスセンチネル1ミッション‎‎によって撮影された新しいレーダーイメージは、1270平方キロメートルの氷山が、氷棚から急速に離れて移動する様子を示している。‎氷河学者達は、過去数年間、厚さ150メートルのブラント棚に形成された多くの亀裂を注意深く監視してきた。2019年後半、マクドナルド・アイス・ランプルズ(McDonald Ice Rumples)の北にある棚の部分に新しい亀裂が見つかり、スタンコム・ウィルス氷河舌(Stancomb-Wills Glacier Tongue)の近くの別の大きな亀裂に向かった。

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