このページではNASAの各機関が発表する科学記事を中心に、欧州宇宙機構(ESA)、国内関連機関などの主要な科学記事を掲載しています。掲載の内容はそれぞれの記事に準拠していますが編集方式は本サイト独自です。日付は本サイトでの掲載月日を示します。原則として発表の翌日に掲載しています。掲載期間はおよそ一ヵ月です。

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<8月18日(日)>
  1. NASAテレビ、無人のソユーズミッションを放送

    無人のロシアのソユーズ宇宙船が、改造されたソユーズ・ブースター・ロケットとの互換性を確認する試験飛行で、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから、8月21日水曜日に打上げるようにセットされている。このブースターは、2020年春から国際宇宙ステーションにクルー運ぶために使われる。新しいデジタルフライトコントロールシステムと改良されたエンジンを備えたこのソユーズ 2.1a ブースターは、クルーを宇宙に打上げるために何十年も使われてきたソユーズ FG ブースターに代わるものである。このソユーズは、クルーの代わりに 1,450 のポンドの貨物を遠征60に運ぶだろう。ステーションでの2週間の滞在の後、このソユーズは、9月6日金曜日に、ステーションから切離されるだろう。

    大判はイメージをクリック。中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

  2. 星のガスの輝きのハッブルのポートレイト (Hubble)

    それは、望遠鏡より顕微鏡で見た実体のように見えるが、この丸いオブジェクトは、藻または小さなクラゲではなく、 NGC 2022 と名付けられた、古い星によって投げ棄てられた宇宙のガスの広大な球である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<8月17日(土)>
  1. NASA、太陽物理学のための科学可能性技術(SETH)、および、惑星間空間を調査する小型衛星技術を実証する提案を選択

    NASAは、宇宙飛行士達や宇宙船に影響を及ぼすかも知れない宇宙気象の出来事を予測するためのより良いモデルを開発するのに役立てる、深宇宙での科学観測を改善するための小型衛星技術を実証する二つの提案を選んだ。我々の太陽計画がこの種の技術デモンストレーションに資金を提供するのはこれが初めてである。9ヵ月のミッション・コンセプト調査のために 400,000 ドルの資金が提供されるこれらの二つの提案は、技術と科学の評価、開発計画の実現可能性に基づいて選ばれた。9ヵ月の研究機関の結論によって、一つの提案が、NASAの星間マッピング・加速探査機(IMAP)宇宙船による第二のペイロードとして、2024年10月に打上げるのに選ばれるだろう。これらは、太陽物理学のための科学可能性技術(SETH)、および、太陽帆航法が太陽輻射を推進力システムとして使う能力の実証を含むソーラー・クルーザである。

    記事は大幅に要約しています。大判はイメージをクリック。

  2. GOLD 、地球の夜間の電離層の予想外の変化を明らかにする (GOLD)

    NASAの、輪郭とディスクの広域スケール観測(GOLD)ミッションは、赤道を囲む地球の電離層の複数の形の位置の劇的かつ不可解な変動を観測した。この夜間の電離層の予期しない変化は、例えば GPS などの衛星に依存する通信や誘導の混乱に結びつくことがある。GOLD は、紫外線画像分光計であり、 SE-14 通信衛星に保持されている。このミッションからの最新の発見はミッション科学者達にとって挑戦的であり、先週、地球物理調査レターで発表された。

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  3. NASAのフェルミからのイメージで月が太陽より明るく輝く (Fermi)

    もし我々の目がガンマ線と呼ばれる高エネルギー放射線が見えるならば、月は太陽より明るく見えるだろう! それは、過去10年に、NASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡が、宇宙で、我々の隣人をどのように参照してきたかである。ガンマ線の観測は、月のディスクまたはいかなる地表の形を見るにも十分に敏感ではない。その代わりに、フェルミの広域望遠鏡(LAT)は、空の月の位置に中心を置き、際立った輝きを検出している。

    イメージは動画です。大判はイメージをクリック。

  4. NASAと「スペースX」:ドラゴン・クルーを引き出すリハーサル

    2019年8月13日に、宇宙飛行士達ダグ・ハーリー(左)とボブ・ベンケンが、NASAと「スペースX」からのチームとともに、ケープカナベラルで働いている。「スペースX」のクルードラゴンからクルーを引き出すリハーサルをしている。それは、人間を国際宇宙ステーションへ運ぶために使われるだろう。

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<8月15日(木)>
  1. NASA、宇宙の基本的な特性をさらに調査する提案を選択

    NASAは、惑星大気に、太陽からの放射に、星間の粒子に、どのように反応するかの、宇宙の基本的な性質を理解するのに役立つだろうコンセプト調査の二つの提案を選んだ。この提案は、NASAの太陽物理プログラムを進め、技術と人間のより良い保護に結びつくだろう。それぞれは、9ヵ月のミッション・コンセプト調査を行うために 400,000 ドルを受取るだろう。この調査の後、NASAは、その一つを、NASAの星間マッピング及び加速探査機(IMAP:Interstellar Mapping and Acceleration Probe)として打上げるという提案に選ぶだろう。このミッションの総経費は 7500 万ドルが予定され、NASAの太陽地球探査計画によって資金を供給される。

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  2. NASAのパーカー太陽探査機の一年 (Parker)

    その打上以来、パーカー太陽探査機は、太陽への2回の接近通過から、多数の科学的なデータを集めた。このイメージは、2018年11月の宇宙船の初めての太陽との遭遇の間に、宇宙船の WISPR 装置が太陽風が流れ過ぎているのを見ている。この宇宙船は、太陽風プラズマ、電磁場、太陽の電波放出、太陽の熱い外気(コロナ)構造の、粒子に関するデータを集まるために、科学機器の四つのセットを運んでいる。

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<8月14日(水)>
  1. NASAのミッション、小惑星サンプル持帰りのベスト4候補サイトを選ぶ (OSIRIS-REx)

    NASA初めての小惑星サンプルを主導しているチームは、オシリス・レックス宇宙船の四つの候補地を選んだ。2018年12月の到着以降、このオシリス・レックス宇宙船は、サンプルを集めるために宇宙船にとって最も安全で最もアクセス可能な場所を確認するために、全小惑星をマップしてきた。これらの四つサイトは、12月の最終的な二つのサイト、主およびバックアップの二つを選ぶために、更に詳細に調査されるだろう。

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<8月11日(日)>
  1. ハッブル、プレーする二つの銀河達を捕える (Hubble)

    このイメージでプレーしている、奇妙な、輝く産物のペアは、実際には、何百万もの星達の何百万もの領域、銀河達である。この銀河の二つは UGC 2369 として知られている。これらの銀河達は相互作用し、それらの重力の引く力が互いを近くに引き付け、そのプロセスで互いの形を歪めている。ガス、ダストと星達の薄いブリッジが二つの銀河達をつないでいるのを見ることができる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<8月10日(土)>
  1. 火星で暗闇が光に出会う (Mars Express)

    ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスは、インパクトクレータ、水で刻まれた谷、砂とダストによってチョコレートやキャラメル色でマークされた火星の南の高地の領域、テラ・シメリアの、宇宙のこのコントラストを捕えた。火星は、その球の特徴的な色の故にしばしば赤い惑星と呼ばれるが、クローズアップで見ると、実際には、ここに見られるように、明るい白、黒から黄色、赤、緑、またカプチーノ色など全ての色で覆われている。これらの色の違いは地球からも望遠鏡で見える。それらは疑う余地なく視覚上驚異的であるとともに、その表面の素材自体の組成や特性について多くを明らかにしている。マーズ・エクスプレスのデータに基づくこれらの視界は、火星の地表で発見される多様性の大きな例である。

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  2. ハッブルの木星の新しいポートレイト (Hubble)

    木星は、他の太陽系惑星の全てを結合したより大きく、太陽系の王である。天文学者達は、何百年もの間このガスの巨人惑星を観測してきたが、それは依然として神秘の世界である。天文学者達は、例えば、何故雲の帯と嵐の色が変化しているか、大きさにおいて嵐が縮んでいる理由の決定的な答えを持っていない。最も際立つ長期にわたる形(大赤斑)は 1800 年代から小型化してきた。しかしながら、この巨大な嵐は、依然として地球をのみこむほど大きい。

    イメージはビデオにリンクしています。大判は こちら から。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  3. NASAの MMS 、惑星間のショックを初めて発見する (MMS)

    過去4年を過ごしてきた磁気圏マルチスケール・ミッション(MMS)が、最近、他のいかなる宇宙船もできなかった、惑星間ショックの初めての高解像度測定を行った。粒子と電磁波でつくられるこれらのショックは太陽によって打上げられる。それらは、大きな一般的な現象について学ぶための、理想的なテストベッドを提供するが、惑星間のショックを測定するには、ある時間とある場所を必要とする。ショックの中には何があるのだろう? 惑星間ショックは、粒子が電磁界を通してエネルギーを移動させる、一種の衝突のない衝撃波である。これらの無衝突の衝撃波は、超新星、ブラックホール、遠い星を含む宇宙の至る所で発見される現象である。 MMS は、宇宙を横断する衝撃の大きな理解を得るために、地球の周辺で無衝突の衝撃波を調査している。惑星間ショックは太陽から始まり、それは、太陽風と呼ばれる帯電した粒子の流れを絶えず解放している。

    少々難しい内容ですが、以降はヘッドラインから本文(英語)でお読みください。なお、イメージは太陽面からの爆発のアニメーション(Youtube)にリンクしています。

  4. 小惑星の地形、神話の鳥の名をとって名づけられる (OSIRIS-REx)

    NASAのオサイリス・レックス・チームとともに働く、国際天文学連合の惑星システム命名(WGPSN)専門調査委員会は、小惑星(101955)ベンヌの表面の地形を名付けるために、神話における「鳥と鳥のような生物」をテーマにすることを承認した。オサイリス・レックスは、小惑星から地球へサンプルを持ち帰る、NASAの初めてのミッションである。

    大判はイメージをクリック。

  5. NASAのチャンドラを使って、宇宙初期の隠されたブラックホールを発見 (Chandra)

    天文学者達は、NASAのチャンドラX線天文台を使って、これまでに発見された最も遠い「覆い隠された」ブラックホールの証拠を見つけた。これは、宇宙の現在の年齢の僅か約6%の、宇宙の歴史の初期の、ガスで隠されたブラックホールの初めての徴候である。我々の太陽より何百万から何億も大きな超巨大ブラックホールは、一般的に、周囲の物質のディスクから素材を引き入れることによって成長する。科学者達は、この極めて明るい、コンパクトな源を「クエーサ」と呼んでいる。現在の理論によれば、クエーサの明るい光の多くを我々の視界から覆い隠すガスの密度の濃い雲が、初期の成長段階の間に、超巨大ブラックホールを囲んでいるディスクの中に素材を与える。ブラックホールとその明るいディスクがカバーを取られるまでブラックホールは素材を消費し、大規模になって雲のガスは減少する。

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<8月9日(金)>
  1. NASAのスピッツア、完全に横から見た銀河を見つける (Spitzer)

    NASAのスピッツア宇宙望遠鏡からのこのイメージは、宇宙で浮いている ライトセーバ のように見えるかもしれないが、実際には、側面から見た全銀河である。イメージの中央の長く赤い線は、地球から 4400 万光年にあり、我々のミルキーウェイ銀河の半分よりやや大きい直径約 60,000 光年の、 NGC 5866 と呼ばれる銀河である。我々の視点からは NGC 5866 の端のみを見ているので、その構造の大部分は見えていない。スピッツアは赤外線を検出するので、この赤色は一般的にダストによって放出される赤外線の波長と一致する。この銀河には、しばしば融合の結果として現れるリングの捩じれや歪のサインを示していない。

    以上要点のみ。大判はイメージをクリック。

  2. アルマ望遠鏡、39個の「見えない銀河」を捉える ―宇宙進化理論に謎を突きつける楕円銀河の祖先たち (ALMA:国立天文台)

    110億年以上遡った過去の宇宙に、星を活発に生み出している39個もの巨大銀河が、アルマ望遠鏡による観測で発見されました。典型的な宇宙膨張に従った銀河進化に関する多くの理論では、初期の宇宙に星形成中の巨大銀河がこれほど多く存在することは想定されておらず、この観測結果は宇宙や銀河の進化の理解に大きな謎を投げかけるものです。人間の眼で見える可視光線や、それよりもわずかに波長が長い近赤外線で観測された天体は、その美しい姿を私たちに示してくれますが、宇宙の歴史や天体の素性を理解するためにはそれだけでは不十分です。特に、塵(ちり)を多く含む銀河からの可視光線や赤外線は塵に吸収されてしまい私たちに届きません。また、宇宙初期の天体からの可視光線は、宇宙の膨張によって波長が引き延ばされ、近赤外線よりも長い波長として観測されます。アルマ望遠鏡は、塵が出すサブミリ波と呼ばれる赤外線よりも長い波長の光を捉え、詳細に研究できるという特徴があります。

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<8月8日(木)>
  1. 我々の太陽の今日 (SDO)

    NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)は、NASAの星と共の生きる(LWS)プログラムのために打上げられた初めてのミッションであり、太陽の変化の原因と地球へのインパクトを理解するように設計されている。ソーラーダイナミクス天文台は、毎日、太陽を様々な波長でとっている。毎日のイメージを ここ で見つけよう。

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<8月7日(水)>
  1. CryoSat 、北極の湖で氷を探す (CryoSat)

    北極の急速に変化する気象は、氷河を溶かしまた海氷を減らすばかりでなく湖の氷を薄くする。湖氷の存在は、画像センサーや標準的な衛星観測によって容易に監視することができるが、 CryoSat では、湖氷の厚さを計る、気象変化の他の指標を使うことができる。ヨーロッパ宇宙機関の地球探査衛星の一つ CryoSat は、その種の初めてのレーダー高度計を運んでいる。北アメリカの北極と北極の南の領域の湖は、その光景の15~40%を覆われ、この地域の気象に重要な役割を演ずる。

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  2. 着陸後7年のマーズローバーの新しい発見 (Curiosity)

    NASAのキュリオシティ・ローバーは、7年前に火星に着陸して以来長い道のりを歩んできた。それは、現在の場所まで、合計 21.368 キロメートル旅してきた。その途上で、キュリオシティは、火星が、とりわけ古代に、微生物の生命をサポートする環境を持っていたことを発見してきた。ローバーは22のサンプルを火星の地表から穿孔した。キュリオシティは、その核電力システムが運用を制限する劣化の前に更に数年がある。キュリオシティは、今、ゲイルクレータの中の、シャープ山の側面の、科学者が「粘土を含んだユニット」と呼ぶ領域にいる。数10億年以前、そこは、クレータ内部の流れと湖があった。

    イメージは、6月18日の Teal Ridge と呼ばれる場所の360度の全景。イメージをクリックして Youtube からアニメーションをご覧ください。なお、カーソルを当て、動かすことによって、光景が変わります。

 
<8月4日(日)>
  1. 小惑星の不意の接近、空への多くの視線の必要性を例示する

    7月25日、フットボール・フィールドの大きさの小惑星が、月までの距離の約5分の一の、地表から 65,000 キロメートル内に接近した。この 2019 OK と名付けられた幅100メートルの小惑星は、地球を通過する数日前に検出された。空の調査の目録には以前に観測されたことが示されているが、地球近傍小惑星とは認められていなかった。 2019 OK は空に対する更に多くの目の必要性を例示しているが、それは、また、ヨーロッパ宇宙機関の来るべき「フライ・アイ(Flyeye)を含む、現在と将来の望遠鏡の小惑星認識能力の改善の機会を提供している。

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  2. NASA、新しい宇宙センサーで沿岸の生態系を目標にする

    NASAは、その地球挑戦機器(EVI)ポートフォリオの下で、生態系の持続性を保護し、資源管理を改善し、エコ活動を向上させるのに役立つ、沿岸を観測をする宇宙ベースの機器を選んだ。この選ばれた静止軌道沿岸地域撮像・監視放射計(GLIMR)装置は、メキシコ湾の海洋生物、化学、環境のユニークな観測を提供するだろう。

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  3. 月と水星、厚い氷の堆積を持っているかも知れない

    NASAの月偵察軌道船とメッセンジャ宇宙船からのデータの新しい分析によれば、地球の月と水星は、以前に考えられたより多くの水の氷を含むかもしれない。この潜在的な氷の堆積は、二つの世界の極の近くのクレータで発見されている。水星と月の極は我々の太陽系で最も冷たい場所の一つである。地球と異なって、水星と月の回転軸は、それらの極領域で、太陽が地平線上に昇らない位置に置かれている。従って、極地の地形上の窪地(例えばインパクトクレータ)は、太陽に決して遭遇しない。

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  4. GOES-17 事故調査委員会、調査を終える

    2019年8月2日、NASAと米国海洋大気圏局(NOAA)によって指名された事故調査委員会は、3月1日に打上げた、米国海洋大気圏局の静止オペレーショナル環境衛星 (GOES)-17 に、機器問題のために最も可能性がある原因を特定した。

    イメージは省略。

 
<8月3日(土)>
  1. ハッブル、フットボールのような形の「ヘビーメタル」系外惑星を明らかにする (Hubble)

    この焼けるような熱い系外惑星 WASP-121b が、「ヘビーメタル」の新しいねじれを表している。この惑星を逃れているものは、水素やヘリュームより軽い重金属と呼ばれる鉄とマグネシウムのガスである。ハッブル宇宙望遠鏡によるこの観測は、系外惑星から漂い出るヘビーメタル・ガスが検出されたことを初めて明らかにしている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 地平線の嵐 (Juno)

    NASAのジュノ宇宙船は、最近の木星へのフライバイの間に、この驚くような眺望を見た。この視界は、カラフルな南の赤道の帯と大部分が白い南の熱帯の間に焦点を当てている。市民科学者 Kevin M. Gill が、宇宙船の JunoCam 画像装置からのデータを使ってこのイメージをつくった。

    大判はイメージをクリック。

 
<8月1日(木)>
  1. NASA、商業月搭載物サービスの次のフェーズの需要を発表 (Artemis)

    NASAは、月に、またその近くに科学・技術機器を届ける、最新の産業界の商用月搭載物サービス(CLP)活動に参加する機会を発表した。この最新の発表は、火星の将来の人間探査の準備として、民間会社が現在の技術を押し広げるために、2024年までに最初に女性を、次に男性を月に向かわせるNASAのアルテミス計画の一部として、南極を含む月の地表に重い積載物を着陸させることができる月着陸船の次世代を支援することを求めている。NASAは、科学目的と人間探査のゴールに向かう様々な科学調査と大きな技術積載を可能にする、小型と中型の月着陸船の需要を想定している。将来の積載物には、アルテミス計画に含まれる、ローバー、電源、科学機器、技術を含むかもしれない。

    大判はイメージをクリック。

 
<7月31日(水)>
  1. NASAの TESS ミッション、三つの新しい世界で「ハットトリック」を勝ち取る。 (TESS)

    NASAの最新の惑星ハンター TESS (系外惑星通過探査衛星)は、恒星の近くを周っている、地球より僅かに大きい一つと我々の太陽系で発見されないタイプの二つの、三つの新しい世界を発見した。この惑星達は、既知の惑星達の大きさにおいて観測されたギャップにまたがり、将来の調査の最も奇妙なターゲットの中にあることを約束している。 TESSS Object of Interest(TOI)270 は、そのカタログ名: UCAC4 191-004642 によって一般的に特定される微かな冷たい星である。このMタイプの矮星の星は、大きさと質量の両方で太陽より約40%小さく、太陽より約3分の一冷たい表面温度を持っている。この惑星システムは南の星座がか座の約73光年に横たわっている。

    イメージは TOI システムの構成図にリンクしています。

 
<7月28日(日)>
  1. ハッブル、粒子の銀河のポプリをスナップする (Hubble)

    NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡は、時々、興味深いあるいは変わった方法で、渦巻き銀河と呼ばれる一般的なオブジェクトを垣間見ることがある。このハッブル・イメージに示されているような鋭い角度の視点では、まるで我々視聴者が、銀河の明るい中央のバリアを調べるために、首を伸ばしているかのようにそれを見ることができるだろう。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<7月27日(土)>
  1. NASAの TESS ミッション、調査の最初の年を終え北の空に向かう (TESS)

    NASAの系外惑星通過探査衛星 TESS は、その最初の科学の年の間に我々の太陽系の外で21の惑星を発見し、南の空で起こっている他の興味深い出来事に関するデータを捕えた。 TESS は、今、その注意を北半球に向けた。
    TESS は、2018年7月に、南の空の系外惑星を捜し始め、また、超新星、ブラックホールなど他の現象に関するデータを集めた。 TESS が発見した惑星に加えて、このミッションは、地上ベースの望遠鏡での確証を待つ、850以上の系外惑星候補を特定した。

    イメージをクリックして解説動画(英語)。

  2. 一般相対性理論の「検証」にすばる望遠鏡が貢献 (すばる望遠鏡)

    すばる望遠鏡に搭載された赤外線カメラ IRCS が、銀河系の中心部にある星 S0-2 の動きの精密な観測を行い、超大質量ブラックホールの周りにおける一般相対性理論の「検証」に貢献しました。銀河系の中心にある超大質量ブラックホールのそばを通過する星 S0-2 の想像図。この星がブラックホールに近づくほど、一般層対戦理論によって予言される重力効果による赤方偏移が生じます。この赤方偏移を観測することで、一般相対性理論を「検証」することが可能です。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. 星の生産現場はとても希少 (国立天文台)

    銀河の中には、低密度のガス雲と高密度のガス雲が存在します。星の生産現場となる高密度ガス雲は低密度のガス雲から形成されますが、天の川銀河では高密度ガス雲が低密度ガス雲の量に対してごくわずかしか存在しないことが、野辺山宇宙電波観測所45メートル電波望遠鏡による観測データから明らかになりました。これまで銀河の中に存在するガスの量に対して、生産される星の量が予想外に少ないことが指摘されていましたが、今回の結果はその謎を解く鍵として注目できます。

    詳細はヘッドラインから。

  4. 記録的な日照不足が続いた今年の関東地方(地球が見える2019年) (JAXA)

    今年の7月は本格的な梅雨空が続いたため、関東地方を中心に記録的な日照不足になっており、野菜などの農作物への影響が懸念されています。気候変動観測衛星「しきさい」および気象衛星「ひまわり8号」による観測データからも、昨年に比べて今年の日射量が少なくなっている様子が分かりました。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月26日(金)>
  1. アルゼンチンにおける火災の傷跡の回復 (Proba-V)

    ヨーロッパ宇宙機関のミニ衛星プロバVの最近の視界が、南米の大草原の野火の傷跡からの急速な再生を示している。アルゼンチン北部、ウルグアイ、ブラジル南の大草原の、この肥沃なパンパスは、しばしば野火に見舞われる。2016~2017年の南半球夏の間の火災は、アルゼンチンのラ・パンパスとリオ・ネグロ地方の 30,000 平方キロメートルを燃やした。このペアのプロバVのイメージは、これらの野火から立ち直るパンパスを示している。

    大判はイメージをクリック。記事にある通り、これは2017年を中心とした観測です。二つのイメージの間隔はおよそ半年です。

  2. アポロ実験装置、提供を続ける (Apollo)

    ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイク・コリンズは、50年前に月から出発したが、彼らが残した実験装置の一つ、豊富な洞察を提供する、その源に向かって光を反射するプリズムのアレイは、今日でも新しいデータを送り返し続けている。アポロ11号宇宙飛行士達とともに、アポロ14と15でも同様にアレイを残した。これらのアレイ自体は電力を必要としない。

    大判はイメージをクリック。

 
<7月25日(木)>
  1. 二番目のレーザー、アイオルス・パワーを押し上げる

    世界初の宇宙ドップラー風ライダーを運ぶヨーロッパ宇宙機関のアイオルス衛星は、約1年前に打上げられたとき以降、地球の風の高品質な広域の測定を届けてきた。しかしながら、この機器(レーザー送信機)の一部は、ゆっくりとエネルギーを失ってきた。その結果、ヨーロッパ宇宙機関は、この装置の二番目のレーザーに切り替えることに決め、このミッションは今トップの状態に戻っている。開発途上の新しい宇宙技術は常にチャレンジであり、開発や製造のフェーズで行われるテストの多くでさえ、技術者達は、それが宇宙の環境で働くだろうことを決して確信することはできない。アイオルスは、疑いなく先駆的な衛星ミッションであり、その種の初めての機器を運び、宇宙からの風を測定するための全く新しいアプローチを使っている。

    大判はイメージをクリック。

  2. NASAのチャンドラX線天文台、その20回目の記念日を祝う(動画) (Chandra)

    1999年7月23日、スペースシャトル・コロンビアは、チャンドラX線天文台を運んでケネディ宇宙センタから打上げられた。経過した二十年間に、チャンドラの強力でユニークなX線の目は、宇宙の我々の理解の変革に貢献してきた。チャンドラのサイエンス・オペレーションの20回目の記念日を祝って、NASAは、新しいイメージを公開した。

    イメージをクリックして Youtube から紹介動画(約20分)をご覧ください。

  3. 初めての2機のヴァンアレン探査機、オペレーションを止める (Van Allen Probes)

    東部夏時間7月19日午後1時27分、ミッション・オペレータは、2機のヴァンアレン探査機の宇宙船Bに、停止の指令を送った。予想されたように、宇宙船は、太陽電池板を太陽に向けて置くために残る推進燃料を使い、今、その燃料は尽きた。他の宇宙船Aは、9月前半まで、通常運用されることが期待されている。当初2年間のミッションと予定されたヴァンアレン探査機は、2012年8月30日に打上げられ、ほぼ7年間、地球の二つの放射帯の先例のないデータを集めてきた。このヴァンアレン探査機は、何年もベルトの中で科学的なデータを集めるように設計された初めての宇宙船であった。

    大判はイメージをクリック。

  4. 野口聡一宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の準備状況について (JAXA)

    野口聡一宇宙飛行士は、現在ISSでの長期滞在に向けた準備・訓練を実施しており、ソユーズ59Sの打ち上げ成功に伴ってバックアップクルー業務を解除されたところ、現在米国が開発を進めている米国有人宇宙船(United States Crew Vehicle:USCV)に搭乗してISSへ向かうための訓練を開始することとなりましたのでお知らせいたします。搭乗機体および打ち上げ時期が決定しましたら改めてお知らせいたします。なお、現時点の予定であり、今後のUSCV開発等のスケジュールの見直し等により、変更となる可能性があります。

    イメージはありません。野口聡一宇宙飛行士のコメントはヘッドラインから。

    参考までに、
    バックアップクルー --- 万一国際宇宙ステーションに向かう飛行士に支障が出たとき交替のために待機する飛行士。一般的にその次の打上が予定されるクルーが指定される。打ち上げ直前まで付き添い同様の準備をする。
    米国有人宇宙船 --- 2003年のコロンビアの事故で廃止となったスペースシャトルに代わる米国の有人宇宙船。事故以降その開発は民間に委ねられることになった。現在開発されているのはスペースX社とロッキードの2社。このうちどちらになるかは未定。なお、2003年の事故以降、宇宙飛行士の送迎は全面的にロシアのソユーズに頼っている。

 
<7月21日(日)>
  1. ハッブル、驚くような渦巻を見る (Hubble)

    銀河は多くの形と大きさで来る。我々が宇宙に見る鍵となる銀河タイプの一つは、このハッブル宇宙望遠鏡イメージの主題 NGC 2985 によって特に美しく示されたような渦巻銀河である。 NGC 2985 は、大くま座の、太陽系から 7000 万光年超に横たわっている。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/7/25)ライブ配信のお知らせ (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在、リュウグウの中心から約20km上空のホームポジションの位置にいて、先日実施したタッチダウンの際に取得した各種データを順次地球へ送信しています。今回の説明会では先日実施した第2回タッチダウン運用について、探査機の姿勢や航法誘導の話を中心に説明を行う予定です。

    イメージは Youtube の中継画面にリンクしています。

  3. きぼう完成10周年にあたって (JAXA)

    若田光一さん挨拶:今日で国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の軌道上組み立て完成から10年が経ちました。ちょうど10年前の今日、宇宙にいた私は、まさに「きぼう」の最終の組み立て作業を行っていました。その4か月以上前にISSに到着し、初めての長期滞在ミッション中、連日多くの実験作業等を行いながら、「きぼう」船外実験プラットフォームのISS到着に向け準備も慎重に行ってきました。一緒に訓練を重ねてきた軌道上のクルー、そして、筑波とヒューストンをはじめ世界各国の運用管制チームの皆さんとのチームワークで「きぼう」の軌道上組み立てを無事完了できた喜びを皆と分かち合った事がつい昨日の事のように思い出されます。

    イメージは省略。

 
<7月19日(金)>
  1. NASA、八つの天体物理ミッションの宇宙探査を延長する

    NASAは、現在運用されており生産性がチェックされた、8機の天体物理宇宙船のミッションを拡張することによって、我々の太陽系を越えた宇宙科学の追求を続ける。そのミッションは、チャンドラ、フェルミ、ハッブル、 NICER、 NuSTAR 、スウィフト、 TESS、NASAの参加するヨーロッパ宇宙機関のXMMニュートン・ミッションである。このグループは、全体として、ブラックホール、系外惑星、高エネルギーの放射線の爆発、星達、遠い銀河達などの、神秘的な天のオブジェクトを目標としている。

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  2. 地球の輝く超高層大気、アポロ時代から現在まで

    1972年、アポロ16宇宙飛行士達ジョン・ヤングとチャールズ・デュークは、月に立って地球を振り返った。彼らは、月面から、以前にはできなかった遠紫外線光での地球の初めての視界を得た。この写真は、オーロラまたは大気光を除いてはほとんど我々の目には見ることができない上層大気の領域、地球の電離層に焦点を当てている。

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  3. 生命が居住可能な惑星にスーパーフレアが与える影響 (国立天文台)

    スーパーフレアは恒星の表面が大爆発を起こす現象です。恒星に近い軌道をまわる生命居住に適した惑星にスーパーフレアが及ぼす影響を、モデルに基づき定量的に評価したところ、惑星の大気組成や大気圧などの違いによって、惑星表面の環境への影響が大いに異なることが明らかになりました。近年、たくさんの太陽系外惑星(以下、系外惑星)が発見されています。なかには水が液体として存在し、生命が居住可能だと考えられる惑星も多数あり、M型星と呼ばれる太陽よりも表面温度が低く光度も暗い恒星の周囲で、特に多く発見されています。M型星のなかには表面爆発を起こすものがあり、この爆発が生命の居住可能性に影響するのではないかと議論されています。しかし、その影響の大きさについては定量的な扱いが難しく、詳細はこれまで不明でした。

    大判はイメージをクリック。詳細はヘッドラインから。

  4. グリーンランド 初夏の大融解(地球が見える2019年) (JAXA)

    気候変動観測衛星しきさいや水循環変動観測衛星しずくを統合したグリーンランド氷床の融解域モニタから、2019年6月の氷床の融解面積が直近の数年間において最も拡大していたことが確認されました。以下では特徴的な領域の事例と共に、北極域に位置するグリーンランドの初夏の大融解を紹介します。
    今年6月、北極域グリーンランド北西部にあるカナック村を取り囲むフィヨルドで撮影された写真が、デンマーク気象協会の研究者によって公開され話題となりました。まるで海の上を犬橇が駆けているように見えますが、実はこの水面のすぐ下には海氷があり、氷の上を橇が走っているのです。極域や高緯度の海域に存在する海氷は夏になると表面が融解し、氷の上に水たまりを形成します。このような海氷上の水たまりをメルトポンドと呼びます。この地域では例年7月頃には海氷が融解しますが、今年は少し早い時期にフィヨルドを覆っている海氷の表面が広範囲で融解したことで、大規模なメルトポンドが形成されたようです。このようなカナック周辺のフィヨルドにおける大規模なメルトポンドの形成は、宇宙からもその姿が捉えられていました。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

 
<7月18日(木)>
    アポロ11号月着陸50周年に当たり、過去の月探査から将来の予定まで、論文を含む多数の記事が掲載されています。本サイトでは包括的な分かり易い記事のみを取り上げています。

  1. ヨーロッパ宇宙機関、月の周辺の衛星の需要を確認する

    来たるべき数十年間に、月への何十もの非常に異なる商用と団体のミッションが予定されている。これらには、NASAの有人月ゲートウェイ調査ステーション、大学からのキューブ衛星、ローバーを運ぶ商用着陸船まで多様なものを含んでいる。月へ行くことで高められた関心には、地球を越えた衛星通信を提供する市場があるかもしれないことをも示している。全ての提案されたミッションには、商用サービスプロバイダによって満たされるであろう、類似した通信と誘導の需要を共有している。これらの月の通信と誘導のインフラは、ミッションがよりコスト的に効率よく設計することを可能にするだろう。さらにまた、そのような基盤には、月に関するより多くの調査と商業的な冒険を刺激する効果的な役割がある。ヨーロッパ宇宙機関は、関連する商業協力を評価し、産業パートナーといくつかの調査を進めている。また、2020年代に配置される月ゲートウェイのコミュニケーション能力に貢献することをも計画している。

    大判はイメージをクリック。

  2. ガイア、我々の銀河のバーのマッピングを始める (Gaia)

    地上ベースと宇宙ベースの望遠鏡からの補完的な観測とともに、ヨーロッパ宇宙機関のガイア・ミッションからのデータを結合することによって、我々のミルキーウェイ銀河の中心の星達のバーの集合の初めての直接測定が行われた。2018年に発表されたヨーロッパ宇宙機関のガイア星マッピング衛星からのデータのこの二回目の公表は、天文学の多くのフィールドに革命を起こしてきた。この先例のないカタログには、他の天体に関する情報とともに、我々のミルキーウェイ銀河の10億を超える星達の空の全域での、明度、位置、距離の指標および動きを含んでいる。来たるべき年に予定される新しいデータ公開では、これまでにない方法で我々のホーム銀河を図示し、その歴史を調べることが可能になる更なる情報を提供するとともに、測定を確実に改善するだろう。

    動画はイメージをクリック。

  3. ヨーロッパ宇宙機関、2019年に小惑星が地球に接近することを確かめる

    直径20~50メートルの小さなオブジェクト 2006 QV89 が、 7000 分の一の非常に小さな確率で、2019年9月9日に、地球に衝突する新しいニュースがある。ヨーロッパ宇宙機関と欧州南天文台は、小惑星 2006 QV89 が今年衝突する進路にはないこと、また、いかなる将来のインパクトのチャンスも極めて遠いと結論した。

    大判はイメージをクリック。

  4. 新しいハッブル定数の測定、宇宙の膨張率の神秘を増す (Hubble)

    これらの銀河達は、ハッブル定数と呼ばれる宇宙の膨張割合を測定するために、ハッブル宇宙望遠鏡プログラムから選ばれた。その値は、宇宙を拡大する相対的な影響に基づく、地球から後退する銀河達の距離の比較によって求められる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  5. NASA、歴史的な月着陸の50回目の記念日の祝賀にイベントを加える (Apollo 11)

    NASAテレビの放送のほか様々な行事が紹介されています。放送の予定は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。その他の予定はヘッドラインから(英語)。

 
<7月17日(水)>
  1. ガイア、打上以来最大のオペレーション (Gaia)

    ヨーロッパ宇宙機関のミッション・コントロールのチームは、7月16日火曜日に、宇宙船が2013年に打上られて以降最も大きなオペレーション、ガイア宇宙天文台の軌道変更操作を行なうだろう。ガイアは、我々の銀河ミルキーウェイの最も大きな3次元マップを図に記すための、10億を超える星を探査するミッションにある。その結果、この宇宙船は、我々の銀河とそれ以上の、組成、構成、進化を明らかにしている。

    大判動画はイメージをクリック。この5年半、宇宙船は地球の影になることを避け、第二ラグランジェポイントに置かれてきましたが、この変更は、8月と11月に起きる地球の影による太陽光の寸断と、このような陰が引き起こす熱の撹乱による数週間の宇宙船の科学データ収集への影響を避けるために行われるものです。

  2. スペクトラムX・ガンマ・ロケット、X線の視力とともに宇宙へ

    7月13日、ロシアの国営宇宙会社ロスコスモスは、宇宙の過去、現在、未来について探査するための、最新のX線の目を打上げた。この船には、ブラックホールを発見するためにNASAによって製造された鏡の、非常に敏感なセットが積まれている。このスペクトラムX・ガンマ宇宙船は、東部夏時間午前8時31分に、カザフスタンのバイコヌール・コスモドロームから打上げられた。その目的地は、地球から約150万キロメートルの、第二ラグランジュポイントと呼ばれる特別な重力の場所である。

    大判はイメージをクリック。

 
<7月14日(日)>
  1. ハッブル、銀河の桜の花を凝視する (Hubble)

    このハッブル・イメージで、銀河 NGC 1156 は春の繊細な桜の開花に似ている。銀河の中の多くの明るい「花」は、実際には星の託児所であり、新しい星が活気づいている領域である。これらの領域では、新しく生れた星達によって放出されたエネルギーに満ちた光が外に流れ、水素ガスの近くのポケットに出会い、特徴的なピンクの色でガスが輝く原因になる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. HiRISE、火星の「ウッドランド湾」のキュリオシティ・ローバーを見る (HiRISE)

    「ウッドランド湾」と呼ばれる場所を調べているNASAのキュリオシティ・ローバーを示す劇的な火星の光景が、宇宙からとられた新しいイメージに見ることができる。それは、ゲイルクレータの高さ5キロメートルのシャープ山の側面の、ローバーが「粘土を含むユニット」と呼ばれるこのエリアで行った、多くの停留所の一つである。

    大判はイメージをクリック。

  3. 若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤 (ALMA:国立天文台)

    天文学者たちは、アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測しました。周惑星円盤は、原始惑星系円盤(若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤)の中で作られた新しい惑星のまわりの小さな円盤構造のことで、天文学者の理論的な計算によって予言されてきました。周惑星円盤は、木星のまわりに見られるような衛星系を生み出すもとになると考えられています。

    詳細はヘッドラインから。

 
<7月13日(土)>
  1. ハッブル、存在してはならないブラックホールディスクのカバーを取る (Hubble)

    ハッブルはブラックホールの近くに渦巻いている素材の覗き見を提供した。天文学者達は、壮大な渦巻銀河 NGC 3147 の中央を深く凝視して、太陽質量の約2億 5000 万倍のブラックホールの、近くに渦巻くガスのディスクを明らかにした。その驚ろきは、そのブラックホールがとても栄養不良であり、その周りの構造がそのようであるべきでないことである。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. アルマ望遠鏡が見た部分日食 (ALMA:国立天文台)

    2019年7月2日、南米の一部で皆既日食が見られました。アルマ望遠鏡のあるアタカマ高地では、太陽の76%が月に隠される部分日食となりました。この部分日食を、アルマ望遠鏡の日本製12mアンテナ1台で日食の様子を電波観測することができました。ここでは、27枚の観測画像をつないだ短い動画をご紹介します。

    大判はイメージをクリック。

  3. ヴェガ・フライト VV15 失敗:アリアンスペースとヨーロッパ宇宙機関、独立調査委員会を指定

    2019年7月11日、アリアンスペースは、 FalconEye1 衛星を運ぶフライト VV15 の失敗を発表した。これは、ギアナ宇宙センターでの2012年以来の、14回の連続した打上成功後の初めてのベガの失敗であった。ベガ打上船は予定通りに7月10日に離昇した。ベガ打上台の離陸の約2分後に、2段目のイグニッションの直後に打上台異常が起きた。ヨーロッパ宇宙機関とアリアンスペースは、直ちに独立調査委員会を指定することに決めた。

    大判イメージは省略。ヨーロッパ宇宙機関の主力ロケットのアリアン5は静止軌道に6トンものペイロードを投入できるが、小型の科学衛星や地球観測衛星を低軌道に打ち上げたいという需要に応えるため、高度 700 km 程度の太陽同期軌道に1.5 トンほどの衛星を打ち上げられるヴェガが開発された。

 
<7月12日(金)>
  1. 小惑星探査機「はやぶさ2」第2回目タッチダウン成功について (JAXA)

    国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへの2回目のタッチダウンを成功させることができました。

    大判はイメージをクリック。イメージは着地時に舞い上がったとみられる岩の破片など、午後2時からの記者説明会に合わせて急遽提供された写真。第一回の破片とは明らかに異なっている。今後詳細なイメージが発表されるものと思われる。

  2. データと音楽:我々の月の探査の50年を聞く (Apollo)

    月の探査は音楽である。1969年7月20日、アポロ宇宙飛行士達ニール・アームストロングとバズ・オルドリンは、人類の月への第一歩を踏み出した。50年後の今、我々は、歌の形でその歴史的な日の反響を聞くことができる。

    イメージをクリックして Youtube から。

 
<7月11日(木)>
  1. 小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用(19/7/11)ライブ配信 (JAXA)
    小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの第2回タッチダウン運用実施に際して、はやぶさ2運用管制室の様子を中心にライブ配信いたします。
            放送予定日時 2019年7月11日(木)ライブ配信予定 
            ※開始時刻は、運用状況によって変更される場合がございます。

    まとめ 少々細かな説明を必要としますので以下からご覧ください。

    中継は 上記「はやぶさ2」運用管制室の様子(右上図)の外、着陸実施後の記者説明会(右下図)の中継の二つがあります。
    それぞれは次の手順でご覧ください。なお、着陸実行の可否の最終判断は11日午前8時過ぎです。

    ① はやぶさ2運用管制室の様子: こちら から着陸の工程予定図を確認してください。作業はこの予定表に沿って行われます。作業時間帯は長時間にわたります。図を参照して適宜な時間にご覧ください。 山場は11日午前9時53分から10時18分まで(地上時刻)の着地時間帯です。なおこの時間帯は40分の幅を見ています。
       中継は JAXA のページ、と Youtube のいずれでも見ることができます。

    ② 実行した結果が検証の上、午後2時(一応の目安です)からの記者説明会でまとめて報告されます。
       中継は JAXA のページ、と Youtube のいずれでも見ることができます。

  2. 通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明 (国立天文台)

    現代社会では通信衛星や放送衛星によって、私たちは豊かな生活を送ることができます。衛星放送番組を日本中で楽しんだり、米国のGPS(全地球測位システム)や日本のQZSS(準天頂衛星システム「みちびき」)からの信号を携帯電話で受信することにより、自分の位置を正確に知ることができるのは、その例です。一方、これらの衛星は太陽光を反射するため、天文研究用の可視・赤外線望遠鏡では「人工の星」として認識されます。さらに衛星と地上間の通信電波が、電波天文観測に影響を与えることもあります。このような状況から、国立天文台は天文観測環境を維持・保護するための活動を進めており、2019年4月1日に「周波数資源保護室」を設立したところです。2019年5月24日、米国スペースX社は衛星通信によって世界中にインターネット接続サービスを提供するためのスターリンク(Starlink)衛星群の打ち上げを始めました。第1回目である今回は60基の打ち上げでしたが、最終的には総計12000基の衛星群から成る巨大通信衛星ネットワークを構築する計画です。この衛星群が完成すると、約200基の衛星(即ち、人工星)が常時空に見えると予想されています。実際に、米国アリゾナ州にあるローウェル天文台は、銀河の観測中にスターリンク衛星の光による多数の斜線が入った画像を取得しました。これを踏まえ、世界の天文学者から成る国際組織・国際天文学連合は、スターリンク等の巨大衛星群による天文観測への懸念を表明する声明を6月3日に発表しました。この声明では、可視光線における観測への影響だけではなく、衛星と地上とを結ぶ無線通信による電波天文観測への懸念も表明しています。国立天文台は、日本の天文学研究の中心機関として、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡等の研究施設を建設・運用し、数々の先端的研究成果を挙げてきました。宇宙、そして星空は全人類の宝です。人類がこの宇宙をよりよく知るためには、様々な波長において「空」がきれいに見える状態を維持することが必要です。このため国立天文台は、国際天文学連合や世界の天文研究機関と足並みをそろえ、関連衛星事業者の方々と協力して解決策を図っていくことが重要であると考えています。

    イメージは動画(Youtube)。 2019年5月25日21時52分の通信衛星「Starlink」の様子(クレジット:平塚市博物館).

  3. 木星の深い穴 (Juno)

    NASAのジュノ宇宙船は、強烈な暗い中心を持つ渦を示す、木星のジェット気流の内部エリアのこの視界を捕えた。近くの他の形は、日光の中の、明るい高高度の雲を示している。この色を強調したイメージは、宇宙船の木星への20回目のサイエンス・フライバイで、西海岸夏時間2019年5月29日午前12時55分(日本時間5月29日午後4時55分)にとられた。ジュノは、北緯約52度の、惑星の雲のトップから約 14,800 キロメートルにあった。市民科学者達 Gerald Eichstadt と Sean Doran が、 JunoCam 画像装置からのデータを使って、このイメージをつくった。

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<7月10日(水)>
  1. NASAの最古の探査機を継続する新計画 (Voyager 1 and 2)

    注意深い計画と創造力のダッシュによって、エンジニア達は、NASAのボイジャー1号と2号宇宙船を、歴史上他のどの宇宙船より長い、ほぼ42年間維持することができた。これらの古いロボットの、宇宙の境界からの、可能な限りの最良な科学データの返送の継続を確実にするために、ミッション・エンジニア達は、それらを管理する新しい計画を実行している。それには特に機器と推進装置について難しい選択をすることが必要となる。一つの重要問題は、1977年に打上げられた二つのボイジャーが、それらの科学装置を走らせ深宇宙の冷たさの中でそれらの温度を維持するための、ヒータの電力の可能性が次第に減じていることである。エンジニア達は、二つの宇宙船の、どの部分の電力を保ち、どの部分が不要であるかを決めなければならなかった。しかし、これらの決定は、ボイジャー1号よりボイジャー2号の方が迅速を要した。なぜなら、ボイジャー2号の方がより多くのデータを集める科学機器を持っている。サイエンス・チームの広範囲な議論の後、最近、ミッション・マネージャ達は、新しいパワー管理システムの一部として、ボイジャー2号の宇宙線サブシステム装置のヒーターをオフにした。この宇宙線装置は、この11月、ボイジャー2号が、太陽からのイオン化された粒子の安定した流出(または風)によってつくり出される保護バブル、太陽圏を出たことを判定することで重要な役割を演じてきた。
    二つのボイジャーは、我々の太陽圏が、星間宇宙を流れる風とどのように相互作用しているかに関する詳細を送り返してきた。ボイジャー・ミッションの調査結果は、真の未知の領域の観測を人類に提供するばかりでなく、NASAのミッションを、また、ホームに近い宇宙飛行士達さえも保護するための鍵となる情報である、宇宙におけるエネルギーと放射線に関する性質を我々が理解するのに役立っている。ミッション・チーム・メンバーは、今、ボイジャー2号の宇宙線装置が摂氏マイナス59度に落ちたにもかかわらず、予備的に、そのデータを送り返していることを確認できている。これは42年前に CRS がテストした摂氏45度より低い。他のボイジャーの機器は、テストにおいて、温度が下がった後も何年か機能し続けた。

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  2. アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿 (ALMA:国立天文台)

    高い解像度を持つアルマ望遠鏡を用いて、大きな質量を持つ原始星を観測した結果、その周囲を取り巻くガス円盤の様子を、これまでになくはっきりと捉えることに成功しました。円盤内のガスの流れや状態も解明され、大きな質量を持つ原始星がどのように進化するのかを解き明かす重要なステップとなりました。夜空に光る星には、質量が太陽の数十倍以上のものから数分の一のものまで、さまざまな質量の星があります。全ての星々は、宇宙に漂うガスや塵(ちり)が重力によって集まり作られます。しかし、その形成過程が星自身の質量によって違うのかどうか、まだよく分かっていません。大きな質量を持つ星はそもそも数が少なく、また形成のスピードが速いことから、これまで観測例がなかなか得られなかったのです。

    大判はイメージをクリック。詳細はヘッドラインから。

 
<7月7日(日)>
  1. ハッブル、渦巻銀河 NGC 972 の咲く星達を見る (Hubble)

    このNASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡イメージは、 NGC 972 と呼ばれる渦巻にバラのように咲いた、星の構成の明るい、カラフルなポケットを示している。このオレンジ-ピンクの輝きは、水素ガスが近くの新しく生まれた星達から外に向かう、激しい光の流れに反応したときに起きる。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. すばる望遠鏡が観た宇宙の姿 ―すばる望遠鏡20年の研究成果― (すばる)

    すばる望遠鏡は1999年1月にファーストライトを迎えた。その後、調整・試験を経て、2000年12月より共同利用観測を開始した。一体いつの時点をスタートポイントとするかによって異論はあろうが、2019年はすばる望遠鏡の運用開始20周年である、と定義することとする。本ウェブサイトでは、この20年間にすばる望遠鏡を用いて達成された科学成果を振り返ってみたい。

    大判は省略。詳細はヘッドラインから。

 
<7月6日(土)>
  1. 世界中の雨の分布がリアルタイムでわかります! (JAXA)

    JAXAでは、複数の衛星の観測データを利用し、世界の雨分布情報(GSMaP)を提供しています。2015年11月から、即時性の高い日本の静止気象衛星「ひまわり」のデータを活用することで、ひまわり領域における実時間の降雨分布を提供するJAXA世界の雨分布リアルタイム(GSMaP_NOW)を開発し公開しています。即時性の高い雨分布の画像やデータは、アジア太平洋地域での降水の現況把握に広く活用されています。2018年11月からは、ひまわり観測領域に加えて、欧州の静止気象衛星「Meteosat」観測領域まで対象領域を拡張し、更にこの度、アメリカの静止気象衛星「GOES」データを追加することで、JAXA世界の雨分布リアルタイム(GSMaP_NOW)のデータ領域を全球に拡張しました。これにより、発達中の熱帯低気圧や台風・サイクロンなどの世界中の雨の様子をリアルタイムにウェブ上で閲覧できるようになりました。

    イメージは7月5日の GSMaP_NOW の一例です。 こちら から様々な地域や表現方法をお楽しみください。

 
<7月5日(金)>
  1. 宇宙の海で回転するブラックホールをX線で見る (Chandra)

    海の渦のように回転するブラックホールが、周辺の宇宙で渦巻く奔流をつくっている。それらは、X線光で輝く、何億度にまでも熱されたガスとダストのディスクをつくり出す。NASAのチャンドラX線天文台からのデータと何億光年かに亘る配列の機会を使って、天文学者達は、五つの超巨大ブラックホールの回転を測るための新しい技術を開発した。これらの宇宙の渦の一つにおける物質は、そのブラックホールの周りで光速の約70%を超える速度で渦巻いている。この天文学者達は重力レンズと呼ばれる自然現象の有利さを使った。その配列の際、大きな銀河のような大規模なオブジェクトによる時空の曲げは、アインシュタインによって予測されるように、遠いオブジェクトの複数のイメージを拡大し、またつくり出すことができる。この最新の調査では、天文学者達は、周囲の降着円盤から高速で物質を消費している、超巨大ブラックホールからなる六つクエーサを調査するために、チャンドラと重力レンズを使った。介在する銀河によるこれらのクエーサ達のそれぞれからの光の重力レンズは、これらの四つのターゲットのチャンドラ・イメージに示されたように、それぞれのクエーサの複数のイメージ達をつくった。それぞれのクエーサの複数のレンズ化されたイメージを分離するために、これらのチャンドラの鋭い画像能力が必要とされた。この調査で研究者達によって行われた鍵となる前進は、マイクロレンズ現象を使った有利さであった。そこでは、介在するレンズ化された銀河の個々の星達が、クエーサからの光の新しい拡大を提供した。

    大判はイメージをクリック。

  2. FOCAS の面分光機能が共同利用観測を開始 (すばる望遠鏡:国立天文台)

    すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置 FOCAS に「面分光」という機能が新たに加えられ、2019年6月から共同利用観測を開始しました。面分光とは星雲や銀河など広がった天体の各場所のスペクトルを一度の露出で得ることができる観測手法のことです。この機能を用いれば、場所ごとの物理状態の違いを詳細に、しかもくまなく調べることができるようになるので、銀河進化などの研究で活躍することが期待されます。(中略) FOCAS は可視光で高感度の観測を行う基本装置で、すばる望遠鏡が運用を開始した2000年から活躍しています。天体画像を取得する「撮像観測」とスペクトルを調べる「分光観測」を行うことができます。撮像観測ではスターバースト銀河 M82 から吹き出す水素ガスの分布を高解像度で捉えたり、分光観測では史上最も遠方 (当時) にある銀河の確認で活躍したりと、数々の成果を上げてきました。特に分光観測モードでは、視野内の 50 天体程度のスペクトルを同時に撮影できる機能も備えており、多くの天体に対する統計的研究も効率的に行うことが可能です。

    イメージを含む詳細はヘッドラインから。

  3. 小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/7/9)ライブ配信のお知らせ (はやぶさ2)

    小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在、リュウグウの中心から約20km上空のホームポジションの位置にいて、第2回タッチダウン運用の準備を行っています。今回の説明会では第2回タッチダウン運用開始直前の「はやぶさ2」の状況、運用のスケジュールについて説明を行う予定です。この記者説明会の様子をライブ配信します。

      日 時:  2019年7月9日(火)10:30~12:00

    視聴は 「国内機関による中継とビデオ」 から。なお、以前には7月11日の記者説明会が予定されていました。これとの関係は明確ではありません。

 
<7月4日(木)>
  1. 成功したオリオン・テスト、NASAを月・火星ミッションに近づける

    NASAは、火曜日に、オリオン宇宙船の打上中止システムが、打上の非常事態の際に、スピードを上げるロケットから宇宙飛行士達を安全に避難できることを成功裏に実証した。このテストは、火星への宇宙飛行士ミッションに結びつくだろう、月へのアルテミス・ミッションのためのNASAの準備の重要な里程標である。上昇中止2と呼ばれる約3分間のテストの間に、オリオン・クルー・モジュールのテスト・バージョンが、米空軍を通して調達した、ノースロップ・グラマン製の改造されたピースキーパー・ミサイルで、東部夏時間午前7時に、ケープ・カナベラル空軍基地宇宙打上複合施設46から打上げられた。オリオン・テスト宇宙船は約6マイル(10キロメートル)の高度に達し、上昇の間に予想された空気力学的な高いストレスの状況を経験した。

    録画はイメージをクリックして Youtube から。

  2. NASAは歴史的なアポロ11号月ミッションの50回目の記念日を祝うだろう。

    7月19日金曜日に放送される2時間のテレビを通してライブによる月と火星探査の将来を見、7月16日から20日まで横断するパートナー主催のイベントが国を通して開かれるだろう。1969年7月16日、宇宙飛行士達、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズは、NASAのケネディ宇宙センタの打上台39Aから、歴史的な月への旅で離昇した。4日後、 コリンズがコマンド・モジュールで月を周る間に、アームストロングとオールドリンは、アポロ11号の月着陸船イーグルで月の静かの海に着陸し、月面に足を踏み入れた初めての人間になった。

    大判イメージは省略。様々な行事の予定が掲載されています。ヘッドラインから(英語)。

  3. STScI 、新しいパノラマ宇宙望遠鏡の科学オペレーションを設計 (Hubble)

    NASAは、 広視野赤外線調査望遠鏡(WFIRST)ミッションの科学オペレーションセンタ(SOC)のために、 宇宙望遠鏡科学研究所(STScI) に契約を与えた。広視野赤外線調査望遠鏡は、暗黒エネルギー、暗黒物質、太陽系外惑星を含む、広範囲な科学エリアの主要な疑問を解決するように設計されたNASAの天文台である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  4. 中型惑星の大気、ハッブルとスピッツアによって明らかにされる (Hubble)

    神秘的な世界は、我々の太陽系に発見される何れとも異なっている。我々の太陽系は二つの主要なクラスの惑星を含んでいる。水星、金星、火星とともに地球は岩の惑星である。その外側の木星、土星、天王星と海王星は、水素、ヘリウムその他の揮発性物質で膨れたガスの巨人である。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
<7月3日(水)>
  1. ハッブル、銀河の最大の進行中の星の花火のショーを捕える (Hubble)

    紫外線光の観測、新しい驚異を明らかにする。
    1800年代中頃、南の海を渡っている水夫達は、夜竜骨座に輝く星によって航海した。この星、イータ・カリーナは、この10年以上、空で2番目に明るい星であった。それらの航海者達は、この光り輝く球が1860年代中頃までにはもはや見えないとは想像できなかっただろう。イータ・カリーナは、激しい爆発の間に放出されたダストの雲によって包まれた。

    大判はイメージをクリック。この記事の詳細は近日中に「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

  2. NASA、12の新しい月科学(技術調査)を選ぶ

    2019年7月2日、NASAは、NASAのアルテミス月計画の一部として、月を調査し、多くの表面を探査するのに役立つだろう、12の新しい科学と技術を選んだ。これらの調査とデモンストレーションは、NASAが2024年までに月に宇宙飛行士達を送るのに、また火星に人類を送るのに役立つだろう。この選ばれた調査は、NASAの商用月サービス(CLP:Commercial Lunar Payload)プロジェクトを通して、将来のフライトで月へ行くだろう。
    <参考例> ムーンレンジャー:着陸船の周辺1キロメートルの範囲で親機との間を自由に往復する、調査などで活躍する小型のローバー。

    大判は省略。

 
<7月1日(月)>
  1. NASA、アルテミス・ミッションのために月で GPS を見る (GPS)

    世界の約40億人によって使われている衛星ベースの交通システム、全地球測位システム(GPS)が、将来のアルテミス・ミッションの間に月の軌道の中と周辺で使われるだろう。NASAのチームは、24から32の運行中の全地球位置測定システム衛星(GPS:Global Positioning System satellites)によって提供される位置の信号を受信することができる、特別な受信機を開発している。全地球測位システムは、米国の軍によって、地上約 12,550 マイル(2万キロメートル)で運用されており、受信者の誰にでも公開されている。このような能力が、間もなく、オリオン宇宙船、月周辺の軌道上のゲートウェイ、月面ミッションを運用する宇宙飛行士達と地上の管制官達に提供されるだろう。

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  2. IAU100年記念 太陽系外惑星命名キャンペーン、日本での名前募集始まる (IAU:国立天文台)

    国際天文学連合(IAU)の創立100周年を記念して、さまざまな行事やイベントが行われていますが、その中核の一つに太陽系外惑星命名キャンペーンがあります。世界の国・地域が一つずつの太陽系外惑星系、すなわち系外惑星とその主星(恒星)のそれぞれに名前を提案できるのです。日本での名前募集を2019年6月28日に開始しました。提案の締め切りは9月4日正午です。個人でも団体でも名前を提案することができます。惑星、主星それぞれの名前(ラテンアルファベット4文字以上16文字以下)と、二つの名前についての解説文(命名テーマ)を投稿してください。解説文は日本語で200字以上400字以下にまとめてください。日本での募集では、日本語やアイヌ語や琉球語に由来するものが推奨されます。提案された名前はまず、日本天文協議会で構成した一次選考委員会で数十件程度に絞られます。続いて、王貞治さん(元プロ野球選手・監督、小惑星に『王貞治』と命名された)、小川洋子さん(小説家)、KAGAYAさん(星景写真家、天文愛好家)、山崎直子さん(元宇宙飛行士)などの有識者から成る特別委員会で選考された最終候補がIAU本部に送られます。重複等の最終チェックの後に決定した名前が、12月にはIAUから公表され、末永く使用されることになります。

    大判イメージは省略。応募ガイドは こちら から。

  3. アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場をピンポイントで特定 (ALMA:国立天文台)

    アルマ望遠鏡を用いた観測により、若い星を取り巻く原始惑星系円盤の中に、周囲より電波を強く放つ小さな場所を発見しました。惑星が今まさに形成されている現場をピンポイントで特定した、たいへん意義深く新たな知見です。惑星は、若い恒星を取り巻く塵(ちり)とガスの円盤(原始惑星系円盤)の中で生まれると考えられています。しかし、惑星がどのように周囲の物質を取り込んで成長していくかといった、惑星の誕生と成長過程の詳細には未解明の点が多く残されています。国立天文台の塚越崇(つかごし たかし)特任助教らの研究チームは、惑星誕生の詳細な過程を調べるため、アルマ望遠鏡を使って若い星「うみへび座TW星」を観測しました。年齢がおよそ1000万歳のうみへび座TW星は地球から194光年の距離にあり、若い恒星の中では太陽系に最も近い天体です。過去の観測で、うみへび座TW星の周囲には原始惑星系円盤が存在し、その円盤は複数の隙間を持つ構造をしていることが分かっていました。研究チームは、従来よりも約3倍高い感度で観測をした結果、この原始惑星系円盤の中に、これまで見つかっていなかった、周囲より電波を強く放つ小さな場所を一つだけ見つけたのです。

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  4. 冷たい輝きを放つ天王星の環 (ALMA:国立天文台)

    天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影された最新の画像では、天王星の環が驚くほど明るく目立っています。環そのものが放つ電波や赤外線の輝きは、天王星の環を研究する上で新たな方法を天文学者たちにもたらしました。これまでは、太陽のわずかな反射光である可視光線だけを観測していたのです。アルマ望遠鏡とVLTによって撮影された今回の新しい画像から、天王星の環の温度を初めて測定できました。天王星の環の温度はマイナス196℃(絶対温度77ケルビン)で、液体窒素の沸点と同じです。この観測では、イプシロン環と呼ばれる最も明るく密度の高い天王星の環が、太陽系のほかの惑星の環、特に壮観で美しい土星の環とは異なる性質を持っていることも明らかになりました。

    イメージは2017年12月のものです。


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