マーズリコナッサンスオービタ(MRO)

このページでは2005年8月に打ち上げられ2006年3月に火星軌道に入ったNASAの火星探査衛星マーズリコナッサンス軌道船による火星軌道からのイメージをご紹介しています。

<ご注意>: MRO の記事の発表は不定期であり、また複数のサイトで掲載または引用されることがあります。ここでは掲載された全てを載せていますので、不定期でありまた統一がとれていません。適宜な時期にまとめてご覧いただくようお勧めいたします。



<芸術の所産?>   6月26日

これは、恐らく2016年9月と2019年2月の間に火星の地表に現れた、新しいインパクトクレータである。これを際立たせているものは、赤いダストの下に露出している暗い素材である。素材の組成の違いを強調するためにいくつかの色フィルタを結合したこの疑似カラーイメージでは青く見えている。明るい青は明るく赤いダストの欠如を示し、そこではインパクトの爆発が地表を破壊し、下の基盤を明らかにしている。非常に明るい青はインパクトによって投げ出された異なる組成を持つ排出物であろう。この青い色は氷ではない。このインパクトは赤道に近く、我々が地下に浅い氷を期待する領域ではない。

Jun 18, 2019   

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<溶岩でコーティングされた、洪水で掘られた火星谷>   6月20日

「火星谷(Kasei Valles)」と呼ばれる火星の領域で、小さなチャンネルが、洪水で掘られたチャンネルの巨大な780キロメートル長のフロアを切っている。

May 24, 2012   

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<オクシア沼の着陸>   6月19日

このイメージは、エクソマーズ2020 ロサリンド・フランクリン(Rosalind Franklin:イギリスの物理化学者、結晶学者) ローバーの着陸地点の南東部のオクシア沼(Oxia Palus)を示している。着陸地点の選択と特性の評価は科学目的と潜在的な障害回避のバランスである。 HiRISE はこれら二つの目的のために使われている。このようなクレータは、堆積物と火成岩を含む地殻内からの素材を掘り出し、この素材をクレータ自身から遠くにまき散らす。ここでは、この直径2キロメートルのクレータを囲む素材の放射に排出物の覆いが見える。エクソマーズ・ローバーは、これらの岩を調査するための、カメラおよびクローズアップ画像装置(CLUPI)のセットを持っている。そのようなサンプルの調査は、以前のミッション、特にスピリッツとオポチュニティ・ローバー、更に今のキュリオシティにとって、火星の深い地殻について学ぶのに重要な方法であった。
このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

June 12. 2019   

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<ヘラスの砂丘の足跡>   6月14日

ヘラス・プラニシア南東のこれらの奇妙なV字形は、砂丘、溶岩、風の複雑なストーリーの結果である。遠い昔、このエリアを横断して動いた大きな三日月形の(バルハン)砂丘があり、いくつかのポイントで爆発があった。その溶岩は、平原に流れ出し、砂丘の上でなく周囲を流れた。この溶岩は固まったが、これらの砂丘は島のように動かない。しかしながら、それらは砂丘になり、風が吹き続けた。最終的に、砂の堆積は溶岩の平原にこれらの「足跡」を残した。これらは溶岩によって囲まれた砂丘の存在を記録している。

June 10. 2019   

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<メドゥーサフォッセ東のリズミカルな層>   6月13日

このイメージの表面は海のように波打って見える。これらの波形は数百または数10億年の浸食の結果である。この浸食は恐らく風の働きによって行なわれ、古い過去にこのエリアに置かれた層になった岩を明らかにした。これらの層は非常に規則的に堆積し、浸食がこれらの巨大なうねりをつくるように、ある時は浅くある時は深く、それらを横断して切った。更に抵抗力のある層は一層突き出ており、波頭をつくっている。

June 10. 2019   

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<ツーティングクレータの排出物>   6月12日

この写真の中に、その表面に巨礫を持つ泥流の、巨大な舌のような形を見ることができる。この「舌」は大きな堆積の小さな部分である。それは、このイメージで見えないツーティングクレータ(Tooting Crater)を囲んでいる。これは、いわゆる「排出物の覆い(ejecta blanket)」とよばれるものの一部である。この排出物の覆いの堆積の形と構成は、インパクトクレータが形づくられたときの地面の条件について我々に語ることができる。排出物のこの舌の存在は、インパクトの前の地面が凍っていたサインと解釈される。インパクトの力が氷を溶かし、クレータから投げ出された岩とダストを混合させた。続いて、それは、これらの舌のように、クレータの周囲に落ち着いた。

June 10. 2019   

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<溶岩のコーティング、洪水で刻まれた火星谷>   6月11日

小さなチャンネルが、火星の「火星谷」と呼ばれる領域で、洪水が彫ったチャンネルの巨大な長さ 1780 キロメートルのフロアを横断して切っている。

May 24, 2019   

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<抵抗力のある溶岩と浸食>   5月31日

このイメージは「地形の逆転(topographic inversion)」と呼ばれる興味ある現象を実証している。この写真の南半分は、よく保存された溶岩流によって覆われている。この流れは急峻な斜面を下る淵で止まっている。溶岩は落下の恐れがない。何がここに起きたのだろう? それは、恐らく、かつて北の台地が高く、溶岩がそれ以上に流れるのを止めたからである。溶岩が冷えたときその下の地面を保護したが、北のより柔らかい岩が浸食し続ける間、地形が「逆転」し、それによって、かつて低地だった地面が、今、メサの頂上である。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

May 15, 2019   

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<ある凍結した地表>   5月30日

これは、季節のプロセスの追跡の、新しい監視シリーズの最初である。それは、また、ダストと混ざった二酸化炭素の霜によって覆われた砂丘を角度をもって照らした晩冬の、驚くようなイメージでもある。これらの暗い場所は、非常に早い解凍の動きから砂が露出した場所かもしれない。照明の角度は87度または地平線から3度である。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

May 15, 2019   

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<彫られた地すべり>   5月29日

このイメージは、イアニ(Iani)カオスの小さな地滑りを示している。多数のマウンドや丘があるこのエリアを含めて、急峻な斜面がある地滑りは火星では一般的である。この地滑りについて珍しいことは、それが動いたときに下り斜面にその経路を彫ったことである。このイメージは、科学者達がその形成のメカニズムを理解するために、3Dで地滑りを調べられるようにしたステレオ・ペアの一部である。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

May 15, 2019   

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<火星の地表の変化>   5月28日

HiRISE は、通常 MRO 概況カメラ(望遠カメラ)で発見される火星で一般的な最近のクレータのイメージをとっている。このエリアのインパクト・サイトは、2017年12月に最初に撮られた。一年半後、その光景は全く異なって見える! 恐らく2018年から惑星を取り囲んでいるダストの嵐に起因するダストは取り除かれた。ダストによる影響のみであった新しいクレータ周辺の暗い場所は消滅した。新旧のイメージの比較は こちら から。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

May 15, 2019   

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<HiRISE 、昇華する CO2 の氷を見る>   5月24日

このイメージのシリーズは、火星の南極の穴の内部の昇華する二酸化炭素の氷を示している。このように穴の急峻な壁から氷が失われ、近くの平面で再構成する。それぞれのアニメーションのコマは、NASAの火星偵察軌道船の高解像度画像科学機器カメラ(HiRISE)でとられた。このアニメーションで使われたイメージは、2007年~2013年にとられた。穴の壁は差渡し約200メートルである。

May 15, 2019   

イメージは GIF アニメーションです。ダウンロードには少し時間が掛かります。大判はイメージをクリック。


<マーズ2020の着陸地点、ヤゼロ・クレータ>   5月23日

このイメージは、NASAのマーズ2020ミッションの着陸地点候補、火星のヤゼロ(Jezero)クレータである。これは、将来のミッションのために定期的に潜在的着陸地点のイメージをとっている、NASAの火星偵察軌道船(MRO)の機器によってとられた。古代の火星では、水はチャンネルを刻み、扇型とデルタをつくり、堆積物を湖の中に運んだ。軌道からとられたスペクトルデータの検査では、これらの堆積物のあるものが水による化学物質の変化を示す鉱物を持つことが示されている。ここ、ヤゼロクレータのデルタでは、堆積物は粘土と炭酸塩を含んでいる。このイメージは、 MRO のコンパクト偵察画像分光計(CRISM)とコンテキストカメラ(CTX)の、二つの機器の情報を結合している。

May 15, 2019   

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< HiRISE、 CO2 の氷の融解を見る>   5月22日

このイメージのシリーズは、火星の南極の穴の中の昇華する二酸化炭素の氷を示している。このように急峻な穴の壁から氷が失われ、近くの平らな地面で再生する。このアニメーションのそれぞれコマは、NASAの火星偵察軌道船の、高解像度画像科学装置(HiRISE)カメラでとられた。このアニメーションの中で使われたイメージは2007年と2013年の間にとられた。穴の壁は差渡し約200メートルである。

May 15, 2019   

イメージは GIF アニメーションです。ダウンロードには少し時間が掛かります。大判はイメージをクリック。


<インパクトによって誘発されたダストの雪崩>   5月10日

HiRISE は、 MRO のコンテキストカメラで発見される、ほとんどが新しいインパクト・サイトである新しい暗い地形を撮ってきた。この場面には、新しいインパクト集団にある、クレータから下の方へ広がる新しい暗い斜面の筋を見ている。これらの斜面の筋は乾燥したダストの雪崩によって形づくられる。我々は、また、以前の場所に新しいインパクトと関連する大きな新しいダスト雪崩を見ている。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

April 16, 2019   

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<イウス・カズマの抽象芸術>   5月2日

HiRISE の目を通して見られるように、あるときは火星の地表は美しい。これは、マリネリス峡谷の一部、イウス谷のフロアの一つの例である。この領域には、堆積物の堆積、変形、浸食、変化の複雑な歴史があった。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

April 16, 2019   

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<カイゼル・クレータのフロアの基盤>   4月26日

HiRISE は、活動的な砂丘と溝を監視するために、カイゼル・クレータ(Kaiser Crater)の中をしばしば撮ってきた。活発に動く砂がダストを掃くので、我々は、頻繁にこれらの砂丘の周囲にクリーンな基盤の露出を発見する。カイゼル・クレータは幅207キロメートル、オランダの天文学者フリードリッヒ・カイゼル(1808-1872)の名をとって名づけられた。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

April 16, 2019   

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<脳の地形のゆっくりした魔力>   4月25日

火星の未解決のミステリーの一つがここに見られる。「脳の地形(brain terrain)」と呼ばれる相互に接続した隆起とトラフのこの地表の模様は、火星の中緯度領域を通して見ることができる。このイメージはプロトニルス・メサ(Protonilus Mensae)である。この異様な模様の地形は、地下に横たわる水の氷に直接関連があるかもしれない。一つの仮説は、埋められた水の氷が昇華するとき、氷に窪みを形成するというものである。これらの地形の構成は、 HiRISE がまだこれらの地形の重要な変化を検出していない時からの活動的なプロセスかもしれない。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

Mar 04, 2019   

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