軌道船 (赤はヨーロッパ宇宙機関) 探査車(ローバー) ヘリコプター 固定型着陸船
オデッセイ エクスプレス リコネッサンス メイブン エクソマーズ キュリオシティ パーサビアランス インジェニュイティ インサイト(終了)

  2023年9月

このページの対象としている探査機、その名称などは、上のイメージを含む表からご覧ください。火星探査に関するこれまでの経緯は トップページ の案内から、また、 'Perseverance' の読みについては こちら をご覧ください。
なおこのページは、特別な記事がある場合を除いて、土曜日・日曜日・祝日の掲載は休みます。

   9月29日(金):   火星上昇ロケットをテストする歴史的な風洞施設

MAV (火星上昇船)チームは最近、NASAのマーシャル宇宙飛行センターで、アポロ計画に至るまでのNASAミッションの重要な一部であった施設で風洞試験を完了した。

低軌道および月に向かうNASAのミッションに貴重なテストを提供した同じ施設が、現在、NASAが火星から最初のロケットを打上げる準備に役立っている。この MAV は、2030年代初頭に、科学的に選択された火星のサンプルを地球に持ち帰るというNASAとヨーロッパ宇宙機関(ESA)の共同計画の重要な部分である。

テストは7月10〜15日に行われ、チームは空力音響データを収集して、3Dプリントされたスケールモデルを使って MAV  の設計のダイナミクスを理解するのに役立った。

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Sept 25. 2023


   9月28日(木):   パーサビアランスの自動ナビ、その道を示す (パーサビアランス)

この合成画像は、NASAのパーサビアランス火星探査車が岩の密集した部分を通り抜けた経路を示している。これは、2023年6月29日火星日838日目に、ローバーのナビゲーションカメラの一つによって取得され、ロボットシーケンスおよび視覚化プログラムを使って注釈が付けられた。 薄い青色の線はローバーの前輪ハブの中心のコースを示し、濃い青色の線はローバーの六つの車輪がたどった経路を示している。

自動運転の自律誘導システム AutoNav の助けを借りて、パーサビアランスは以前のローバーよりもはるかに速く岩のフィールドを横断することができた。

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Sept 21. 2023


   9月27日(水):   ゲディス谷の尾根とその先への道 (キュリオシティ)

このアニメーションは、NASAのキュリオシティ火星ローバーが高さ5キロメートルのシャープ山の下部を登っていたときにたどったルートを示している。2023年8月、キュリオシティは、ゲディス谷の尾根(Gediz Vallis Ridge)の上端近くにあった(赤で表示)。ローバーの過去と未来の道は、この光景を通る淡い線で示されている。

シャープ山のさまざまな層は、火星の歴史の様々な時代を表している。キュリオシティが昇るにつれて、科学者達は、その風景が時間とともにどのように変化したかについて更に学んでいる。ローバーは、現在、硫酸塩を含むユニット(このアニメーションでは金色に見える)にあり、これまでに訪れた中で最も標高の高い層である可能性がある。硫酸塩は水が乾燥するにつれて形成される塩を含む鉱物であり、硫酸塩を含む層は、古代の火星の30億年以前の、より乾燥した気候への移行を表すと考えられている。緑色の領域、緑色の堆積は、ローバーが、2019年から昨年硫酸塩を含むユニットに入るまで調査した、硫酸塩を含むユニットと粘土を含むユニットを横切る別の層である。

このアニメーションの上部の近くには、地球の川のチャネルを彷彿とさせるヘビのような小道、ゲディス谷チャネル(Gediz Vallis Channel)がある。更に下ると、そのチャネルは土石流によって埋められ、泥や岩が山の下まで運ばれた。その素材は、 後に、風によってそびえ立つゲディス谷の隆起に浸食された破片のファンに広がったと考えられている。この隆起は、このように、キュリオシティが到達するのが難しいだろう高い層からの素材を調査する稀な機会である。

キュリオシティは、緑色の堆積全体でドライブしようと試みた時を含む過去に数回、この隆起を訪問しようとした。ローバーは、 このアニメーションの左下に見られるような、その車輪に損害を与えたナイフのように鋭い岩の故に、引き返すことを強制された。隆起に到達する他の試みは急峻に過ぎた。

最終的に、ミッションが直面した最も困難な登山の一つを経て、キュリオシティは2023年8月14日に、2メートルのロボットアームで念願の尾根を調査できるエリアに到着した。

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Sept 18. 2023


   9月26日(火):   ゲディス谷の隆起を見る (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティ火星探査車は、ゲディス・バリス・リッジ(Gediz Vallis Ridge:ゲディス谷の尾根、右側の丘のような斜面)の下に駐車しているときに、この360度のパノラマをとった。3年間のコースの上での3回目の試みの後、ローバーは、2023年8月14日火星日 3,923 に、その四回目の試みで最終的にこの隆起に到達した。

8月19日、キュリオシティのマストカメラは、地球に送り返された後にこの合成に縫い合わされた136枚のイメージを撮った。その色は、人間の目が地球上で見る照明条件に一致するように調整されている。

この隆起は、キュリオシティが2014年以来登っている、高さ5キロメートルの山、シャープ山を形成する最後の特徴の一つである。この尾根は、火星のこの部分に見られる最後の雨期の一つの記録を保持している。

この尾根に到達するのは容易ではなかった。以前の進出では切り立った「ゲーター・バック(gator-back)」岩と急すぎる斜面によって妨げられた。ミッションがこれまでに直面した中で最も困難な登山の一つに到着したキュリオシティは、この尾根で11日間を過ごした。その後、山頂に登るために出発し、ローバーは、約30億年前に水が流れ、尾根を形成するように積み上げられた岩や破片を運んだゲディス谷のチャネルを調査するだろう。

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Sept 18. 2023


   9月25日(月):   NASA、火星サンプルリターン独立レビューレポートを発表

独立審査委員会(IRB)は、火星からサンプルを持帰る初めてのミッションに関するNASAの現在の計画と目標を検討した。

火星からの最初のサンプルを持帰ることに加えて、この非常に複雑なミッションには、他の惑星からの初めての打上と、他の惑星での初めての軌道上ランデブーが含まれている。この火星サンプルリターンはヨーロッパ宇宙機関(ESA)とのパートナーシップである。

委員会は、今月初めにNASAに報告書を提出し、ミッションの科学的重要性を指摘したが、他の分野の中でもとりわけミッションの予算に対する懸念を表明した。二か月の評価の後、彼らは20の調査結果と59の推奨事項を含むレポートを提出した。

NASAは、ミッションの設計を確認する前に、技術、コスト、実行計画を評価するために2023年5月に独立審査委員会を設立した。委員会は、計画の範囲、管理、技術的アプローチ、スケジュール、資金を理解するために、さまざまなNASAや外部の専門家達を聴取した。

この報告書を受けて、NASAは、科学担当副管理者であるサンドラ・コネリーが率いるチームを立ち上げ、火星サンプルリターン報告書を再検討した。チームは、2024会計年度の第2四半期までに、バランスの取れた全体的な科学プログラム内での火星サンプルリターンの今後の道筋について勧告を行う。当局は、このレビューが完了するまで、公式のミッションの費用とスケジュールを確認する計画を延期する。

--- 以上要点のみ。

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Sept 21. 2023


   9月22日(金):   バルハン砂丘と線形の砂丘 (リコネッサンス)

このイメージは、火星の2種類の砂丘を示している。小さな点はバルハン砂丘(barchan dune)と呼ばれ、その形状から風上であることがわかる。風下の砂丘は長く直線的である。

これらの2種類の砂丘はそれぞれ異なる方法で風向きを示している。バルハンは急な斜面と風下を指す三日月形の「角」を持ち、線形の砂丘は主な風向きに沿って伸びている。

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January 17, 2020


   9月21日(木):   明暗の地形 (リコネッサンス)

このイメージは、アイオリスとゼフィリア(Aeolis and Zephyria)地域の興味深い線形の地形を撮影したものである。 THEMIS の昼間の赤外線イメージデータを使用すると、日中の気温は周囲よりも高く、比較的暗い。

HiRISE のフル解像度で見ると、この領域には砂の波紋があり、固まった岩盤のような物質が突き出ている。これらの岩盤の露頭は、イメージの南に沿ってより顕著であり、熱異常の領域で最も顕著である。露頭は一般的に東西の傾向にあり、風(風成)の侵食によって彫られているように見える。

イメージは幅5キロメートル以下、宇宙船の高度は270キロメートルだった。

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August 10, 2023


   9月20日(水):   マース谷近くの明るい色のメサ (リコネッサンス)

クリュッセ平原周辺のマウンドの同様の HiRISE イメージは、広範囲な、領域規模のプロセスを示す驚くほど複雑な、メートルおよび10メートルスケールでの層を明らかにした。これらのマウンドはそれらの地形とともに特徴を共有しているので、記録することが重要である。

イメージは幅5キロメートル以下、宇宙船の高度は289キロメートルで撮られた。

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September 13, 2023


   9月19日(火):   ある砂丘の断片 (リコネッサンス)

この観測は、以前のイメージの東端をより広くカバーするために求められた。その主な目標は、砂丘の動きと地形を経時的に定量化することにある。

イメージは幅5キロメートル以下、宇宙船の高度は249キロメートルであった。

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September 13, 2023


   9月15日(金):   リッチークレータ(Ritchey Crater)のフロア (リコネッサンス)

以前のイメージで暗い傾斜の線が見えたので、それらが変化しているかどうか、どのように変化しているかを確認しようとしている。

このイメージは、幅5キロメートル以下、宇宙船の高度は255キロメートルだった。

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July 14, 2023


   9月14日(木):   ティラス谷の東の大きなクレーターの中央峰 (リコネッサンス)

インパクトクレータの中の中央のピークは、夜間に、赤外線で照らされたときに、興味深い鉱物を明らかにすることがよくある。このイメージは、異常に岩の多い、硬化したユニットを捉えるように配置されている。

このイメージは幅5キロメートル未満、宇宙船の高度は276キロメートルでとられた。

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September 8, 2023


   9月13日(水):   火星のバルハン (リコネッサンス)

バルハン砂丘(barchan dune) は地球と火星でともに一般的である。これらの砂丘は非常に独特な形をしており、それらが形成された環境を科学者に伝えることができるので重要である。

バルハンは、一方向に吹く風の体制で形成される。バルハン砂丘を定義する隆起した砂の弧は、風下を指す角で終わる。砂は広く比較的浅い風の上の斜面を運ばれ、砂丘の頂上を越えると、砂はスリップフェースと呼ばれるより短い急な斜面に落ちる。時間が経つにつれて、バルハンはそれらの角をたどって風下に移動する。

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August 8, 2023


   9月12日(火):   火星で働く MOXIE の音を聞く (パーサビアランス)

NASAのパーサヴィアランスローバーに搭載された MOXIE (Mars Oxygen In-Situ Resource Utilization Experiment)は、赤い惑星の二酸化炭素が豊富な大気から酸素を抽出する技術をテストした。火星で稼働中の装置のエアコンプレッサーの音が、2021年3月27日に、パーサビアランスの SuperCam 装置のマイクによって捕らえられた。 MOXIE は、パーサヴィアランスが火星に着陸した2021年以降、合計122グラムの酸素をつくり出した。最も効率的なときは、この装置は98%以上の純度で、当初の目標の2倍の1時間に12グラムの酸素をつくり出すことができた。2023年8月7日の最後の16回目の実行で、この機器は 9.8 グラムの酸素を生成した。装置は全ての技術要件を無事に終え、火星の年間を通じてさまざまな条件で運用され、機器の開発者達は技術について多くを学ぶことができた。

この装置は、人間が赤い惑星で生き、去るために使用できる技術の、史上初めてのデモンストレーションとして役立った。この酸素生成システムは、さまざまな方法で将来のミッションに役立つ可能性があるが、それらの中で最も重要なことは、帰国のために宇宙飛行士と一緒にロケットを打ち上げるために必要とされるロケット推進剤の供給源としての量の確保である。

将来の宇宙飛行士は、火星に大量の酸素を持ち込むのではなく、惑星の表面で見つけた材料を使用して生き残るために、陸から離れて生活することができます。この概念はその場でのリソース利用(ISRU:in-situ resource utilization)と呼ばれ、成長する研究分野として進化している。

 --- 以上、要点のみ。

<ひとこと>: 火星の大気には酸素が少ないことが分かっており、一方地上には水があることはほぼ確実とされている。従って、“水の分解で酸素を得る”方が手っ取り早いかも知れない。しかし、人間が火星に向かう以上、酸素の補給は必須になるので、複数の手段を用意することは必要となるだろう。音響はイメージをクリックしてお聞きください。

Sept 06. 2023


   9月11日(月):   NASAの酸素生成実験 MOXIE、火星のミッションを終える (パーサビアランス)

最初の宇宙飛行士が火星に着陸したとき、彼らは、彼らが呼吸する空気と、彼らの帰路のロケット推進剤のために電子レンジサイズの装置の子孫を持っているかもしれない。
MOXIE (Mars Oxygen In-Situ Resource Utilization Experiment)と呼ばれるこの装置は、NASAのパーサビアランスローバーで、16回目かつ最後の酸素を生成した。この機器は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の作成者が予想していたよりもはるかに成功したことが証明された後、その運用は終了した。

MOXIE の印象的なパフォーマンスは、火星の大気から酸素を抽出することが可能であることを示している。月と火星の資源を利用できる技術を開発することは、長期的な月の存在を構築し、堅調な月経済を創出し、火星への最初の有人探査キャンペーンをサポートできるようにするために重要である。

パーサビアランスが2021年に火星に着陸して以来、 MOXIE は、小型犬が10時間呼吸できる合計122グラムの酸素を生成した。最も効率的な時には、98%以上の純度で、NASAの当初の目標より2倍多い、1時間に12グラムの酸素を生成することができた。8月7日の16回目の実行では 9.8 グラムの酸素をつくった。装置は全ての技術要件を無事に完了し、火星の年間を通じてさまざまな条件で運用され、機器の開発者達はその技術について多くを学ぶことができた。

MOXIEは、火星の薄い大気から送り込まれた二酸化炭素の各分子から一つの酸素原子を分離する電気化学的プロセスを通じて酸素分子をつくる。これらのガスがシステム内を流れるとき、生成される酸素の純度と量を確認するために分析される。

 --- 以上、要点のみ。

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Spt 06. 2023


   9月8日(金):   亀裂に沿った粘土に富んだ地形 (リコネッサンス)

このイメージは、既存の CRISM データを越えた HiRISE のデータを得るために求められた。

このイメージは幅5キロメートル以下、宇宙船の高度は283キロメートルであった。

この記事はリコネッサンス軌道船の最も新しい活動を示すために取上げたものです。大判はイメージをクリックして各種サイズから選択。

September 6, 2023


   9月7日(木):   イウス・カズマの床と壁に沿った明るい色調の素材 (リコネッサンス)

カズマ(Chasma 複数形chasmata、裂溝帯) と呼ばれるマリネリス峡谷の多くには、硫酸塩の素材で構成された高さ数キロメートルの明るい色調の層状の塚がある。峡谷の西端近くにあるイウス・カズマ(Ius Chasma)はその例外である。

ここの明るい色調の堆積物は薄く、この HiRISE イメージに見られるように、床と壁の両方に沿って発生している。さらに、硫酸塩は、粘土や水和シリカなどの他の鉱物と混合されている。科学者達は、鉱物学、形態学、層序学の組合わせを用いて、イウス・カズマで堆積物がどのように形成されたか、また、それらが何故マリネリス峡谷の他の場所で見つかるものと異なるのかを理解しようとしている。

このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 18, 2023


   9月6日(水):   低いチャネルから高いチャネルへ (リコネッサンス)

このイメージは、アラビア・テラ(Arabia Terra:アラビア大地)の通常のチャネルから反転したチャネルへの移行を示している。このチャネルではかつて岩盤に刻まれた水が流れていた。

水の流れがゆっくりになると、堆積物がチャネルの中に溜まり部分的に満たされた。時間が経つにつれて、チャネルの周辺がチャネル内の堆積物よりも侵食され、逆チャネルと呼ばれる地形の上に立つ部分が残った。チャネルの一部分のみが反転し、残りがまだ窪みである理由は不明であるが、一部の場所でチャネルのみを保護した、隣接する材料の局所的な地形と硬度を反映している可能性がある。

このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 18. 2023


   9月5日(火):   氷の流れ (リコネッサンス)

火星の地表には氷河のような地形の例が散見される。地表面の氷の堆積はほとんど極冠に限られているが、ゆっくりした粘着性の流れのパターンは、火星の多くの極を離れた領域に沢山ある。

地表の土と岩の破片の線形の隆起として現れる流れのラインが、クレータや谷のフロアを覆う堆積の上にしばしば露出している。我々は、地球の氷の氷河や破片で覆われた「岩の氷河」のようなパターンを見ている。氷が流れ、岩と土が周囲の光景から剥がされ、流れる氷の表面に沿って、また、地下の氷の中で運ばれる。このプロセスは段階的であり、恐らく少なくとも数千年はかかるが、それは、氷の流れの歴史を明らかにする線形のパターンのネットワークをつくり上げる。

その後、より暖かい環境の下で、氷は溶解または昇華を通して失われたかもしれない。これらの長い隆起に集まる岩と鉱物はその後取り残され、既存の光景の上を覆った。

このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 18, 2023


   9月4日(月):   パーサビアランス、西を見る (パーサビアランス)

ローバーのマストカメラZ装置は、パーサビアランスが幅約1キロメートルの巨礫のフィールドの途中でこのイメージを捕らえた。(図にカーソルを当て、左上の表示を操作)

以下、

上の図は、この光景の微妙な色違いを誇張する色彩を強調された視界である。

下の図は、赤青の3D眼鏡で見ることができる立体写真であり、106のイメージから成っている。

大判はイメージをクリック。非常に大きなイメージであることに注意(例:上の図は 38382 × 3493 40.9 MB)  例として縮小した図を示して置きます。 こちら(2400 × 218) から。

Aug 30. 2023


   9月1日(金):   リュカス・スルチの透視図2 (マーズエクスプレス)

火星のリュカス・スルチ(Lycus Sulci)のこの斜めの透視図は、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスの高解像度ステレオカメラのデジタル地形モデルと直下およびカラーチャンネルからつくられた。火星で最も高く、最も印象的な火山であるオリンパスモンの「オーレオール(aureole)」の端にあるしわのある尾根の地形を示している。

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Aug 23. 2023



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