7月18日(火):
火星から見た地球と月 (エクスプレス)
ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスが火星軌道から地球と月を捉えた四つのイメージのシーケンス。これらのイメージは、2023年6月2日に、マーズエクスプレスの打ち上げ20周年を祝って撮影された。
イメージは、それぞれ、国際時間2023年5月15日、21日、27日の、 14:08, 03:10, 19:49 と、2023年6月2日の 15:00 に撮影された。これは、地球を周る月の月間運動の半分強をカバーしている。この間、地球と火星の間の距離は 279 186 624 km から 301 016 265 km まで変化した。イメージの解像度はピクセルあたり約 2570 km である。
ピクセルの歪みを減らし、地球と月のコントラストが強過ぎるための露出オーバーを補正するために、いくつかのイメージ処理が適用されている。しかし、全てのイメージの歪みを補正することは不可能だったため、地球と月の形状は僅かに変形している。
イメージは、高解像度ステレオカメラ(HRSC:High Resolution Stereo Camera)の超解像チャンネル(SRC:super resolution channel)で撮影された。
動画です。ダウンロードに時間がかかります。中央の白い点は地球、その周りを月が回っていますが、非常に幽かなので注意してご覧ください。大判はイメージをクリック。
July 07. 2023