月探査アルテミス計画

このページでは、アルテミスⅡ月周回有人宇宙船の情報を掲載しています。アルテミスⅡは2024年に、約10日間の予定で計画されています。アルテミス計画の基本情報は こちら から。

 

1月9日(火): NASAのアルテミスⅠ宇宙船、オハイオ州の施設に出発する準備

フロリダから月へそして戻ったNASAのオリオン宇宙船は今も働き続けている。NASAの歴史的なアルテミスⅠミッションで140万マイル以上を飛行したクルーモジュールは、次の目的地であるオハイオ州のNASAのニール・アームストロング試験施設に向けて準備を進めている。

ケネディ宇宙センタのNASAのマルチペイロード処理施設内の技術者達は、その出発に備えて、クレーンを使ってアルテミスⅠ宇宙船をクルーモジュール輸送装置に持上げる。エンジニア達は、打上や飛行中の中止が起きたとき、どのように機能するかを理解するための認定テストでそれを使う。2022年12月、アルテミスⅠミッションのオリオン宇宙船は、太平洋に着水した後ケネディに帰還した。アルテミスⅡで再利用される予定だった部品は撤去され、クルーモジュールは試験機として再構成された。クルーモジュールの機能試験が完了し、船尾、ミッドベイ・バックシェル、サイドハッチを最終閉鎖状態で取り付けて、試験品を輸送する準備が整った。

<写真>: ケネディ宇宙センタのマルチペイロード処理施設(MPPF)の技術者達が、オハイオ州のニール・アームストロング試験施設への出発に備えて、クレーンを使ってアルテミスⅠ宇宙船をクルーモジュール輸送装置に積み込んでいる。

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Jan 05. 2024



12月11日(月) アルテミスⅡブースター、ケネディ宇宙センターへ

2023年11月28日、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタで、技術者達が宇宙打上システム(SLS)ロケットを処理している。この進行中のセグメントの処理は、これらのセグメントが SLS の二つの固体ロケットブースタを形成するための、統合オペレーションの第一歩である。9月に鉄道によって到着した後、チームは、それぞれのセグメントを検査し、固体推進剤とセグメントの、統合と打上の準備を確実とするために、垂直位置まで引き上げた。

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Dec 08. 2023


10月30日(月) アルテミスII冠水試験

2023年10月24日、NASAのケネディ宇宙センターで、移動式打上機による水流試験を実施した。これは、アルテミスIIミッションの打上に向けて過圧保護と消音システムの準備が整っていることを確認するための一連のテストの3回目である。

打上げの時には、40万ガロンの水が打上台に押し寄せ、宇宙打上システム(Space Launch System)ロケット、オリオン宇宙船、移動式打上機、発射台を、点火・打ち上げ時に発生する過圧や極端な音から保護する。

アルテミスIIは、アルテミス計画の下での初めての有人ミッションであり、宇宙飛行士を乗せてオリオン宇宙船のすべてのシステムをテストする。

大判イメージは省略。ヘッドラインから。

Oct 26. 2023


8月21日(月) アルテミスⅡテスト用移動式発射台搬出

アルテミスの下での月への長期的なプレゼンスを確立するためのNASAの最初の有人ミッション、アルテミスⅡの準備として、移動式発射台1はケネディ宇宙センタの打上台39Bに向かい、2日間4マイルの旅の後、8月17日に打上台に到着した。この設備は数か月間ここに留まりテストを受ける。

この地上380フィート(116メートル)の高さの移動式打上台は、NASAの SLS (宇宙打上システム)ロケット、及びオリオン宇宙船の組み立て、処理、打上げ等に使用される。NASAの地上システムチームは一連のテストを実施し、打上台を含めた地上システムのテストとアップグレードを続ける。これらの準備には、救援チームの打上日のデモンストレーションから、操作のリハーサル、緊急出口システムと新しい液体水素球のテストにまで及ぶ。

以上二つの記事を要約。

Aug 16. 2023


8月17日(木) アルテミスⅡオリオンクルーモジュール音響試験完了

8月13日、ケネディ宇宙センタのオペレーション&チェックアウトビルのハイベイ内のエンジニアと技術者達は、宇宙飛行士による最初のアルテミスミッション、アルテミスⅡミッションのオリオン宇宙船が、打上および月周回の10日間のミッション中に経験する速度と振動に耐えることができることを確認するための一連の音響テストを終えた。

テスト中、エンジニア達は、クルーモジュールを大きなスピーカーで囲み、マイク、加速度計、その他の機器を取り付け、さまざまな音響レベルの効果を測定した。エンジニアと技術者達は、テスト中に収集されたデータを分析する。

大判はイメージをクリック。手前の4名は、搭乗が予定されているアルテミスⅡクルー。

Aug 17. 2023


6月29日(木) オリオン熱シールド、アルテミスⅡミッションのためにインストールされる

2023年6月25日、チームは、ケネディ宇宙センターのオペレーションアンドチェックアウトビルのハイベイで、アルテミスⅡのオリオン宇宙船の熱シールドの設置を完了した。

幅 16.5 フィート(約 5 メートル)の熱シールドは、オリオン宇宙船で最も重要なシステムの一つであり、宇宙飛行士の安全な帰還を保証する。宇宙船が月の周りの任務の後地球に戻るとき、時速約 25,000 マイル(40000 キロメートル)の速度で移動し、華氏 5,000 度(摂氏 2760 度)近くの外気温を経験する。しかし、宇宙船の内部では、オリオンの熱保護システムのおかげで、宇宙飛行士達は、はるかに快適な温度を経験するだろう。

宇宙船は、今年の夏の終わりに、その外部パネルのいくつかを装備され、音響テストを受けるだろう。これらのテストでは、クルーモジュールがアルテミスⅡミッション全体、打上げ、飛行、着陸の間に経験する振動に耐えることができるかを検証する。

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June 27. 2023


6月9日(金) NASAのアルテミスⅡ、ヨーロッパサービスモジュールは急速に動く

最初のアルテミス・クルーミッションであるアルテミスⅡのクルーモジュールとサービスモジュールを統合する前に、チームは、オリオン宇宙船のサービスモジュールの最終チェックを行っている。並行して、エアバスの技術者達は、5月にサービスモジュールの音響試験が正常に完了した後、ソーラーアレイの翼の検査を実施し、サービスモジュールが打上げ中およびミッション中に経験する速度と振動に耐えられることを確認した。検査中、四つのパネルのそれぞれが完全に再配置され、再検査される。クルーモジュールは、サービスモジュールと結合する前に音響テストも受ける。

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June 07. 2023


5月15日(月) アルテミスⅡオリオンサービスモジュール、音響テストを終える

エンジニア達は、最近、ケネディ宇宙センタのニールアームストロングオペレーション&チェックアウトビルで、テミスⅡミッションのヨーロッパのサービスモジュールの一連の音響テストを完了した。

テストの中で、エンジニア達はサービスモジュールを大型スピーカーで囲み、マイク、加速度計、その他の機器を取り付け、さまざまな音響レベルの影響を測定した。エンジニアと技術者達は、テスト中に収集されたデータを分析し、サービスモジュールが打上げとミッションで経験する速度と振動に耐えられることを確認する。

このテスト完了後、今年後半に、オリオンクルーモジュールとサービスモジュールを統合する予定。

<写真>: アルテミスⅡミッションのヨーロッパのサービスモジュールが、音響テスト用に構成されている間に、ケネディ宇宙センタのニールアームストロングオペレーション&チェックアウトビルで撮られる。

May 12. 2023



4月5日(水) NASA、アルテミスの下での最初の乗組員、次の月のミッションへの宇宙飛行士を指名

NASAとカナダ宇宙庁(CSA)は、アルテミスを介した科学と探査のために、月への長期プレゼンスを確立するためのNASAの最初の有人ミッション、アルテミスⅡで月を一周する4名の宇宙飛行士を発表した。

10日間のこのミッションで指名された飛行士は4名。NASAからの3名(女性1名)とカナダ宇宙機関からの1名。指揮官リード・ワイズマン、パイロット ビクター・グローバー、ミッションスペシャリスト クリスティーナ・コッホ、ジェレミーハンセン(カナダ)。カナダの飛行士を除き全員国際宇宙ステーション飛行経験者。特に女性飛行士コッホは、国際宇宙ステーションでの連続328日の女性記録を有する。 解説ビデオはイメージをクリック。

April 03. 2023




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