<お断り> 本サイトは国外からの情報提供を主目的としており、基本的には原文に忠実に記載するよう心掛けています。ここでの例として、ステーションクルーは英語では Expedition crew と表記され、これは遠征または長征等“距離の概念”を表す言葉です。本サイトでは遠征〇〇クルーと訳しています。また、遠征隊のトップは Commander であり司令する人を意味します。本サイトでは指揮官と訳しています。そのほかにも本サイト独自の訳を用いているところがありますが、全て原文に従った表現としています。

船  内  活  動
通常の活動範囲内の記事、日本人宇宙飛行士に無関係な記事は割愛しています。
固有名詞・科学実験記事など専門的な内容の訳には誤りがあるかもしれません。

 

・・・・・2025年以前の記事は削除しました。・・・・・

 

< 1月16日(金)>

SpaceX クルー11ドラゴン着水

東部標準時午前3時41分(日本時間1月15日木曜日午後5時41分)、NASAの宇宙飛行士ゼナ・カードマンとマイク・フィンケ、日本の宇宙飛行士油井亀美也(JAXA)、ロシアの宇宙飛行士オレグ・プラトノフを乗せたスペースXのドラゴン宇宙船がカリフォルニア州サンディエゴ沖に着水した。
これによって、4名のクルーにとっての167日間の宇宙滞在が完了する。ミッションは、医療問題のために当初の予定より早く地球に戻った。クルーは安定している。

回収船のチームは、SpaceXドラゴンの安全確保と回収作業を行っている。高速艇チームが作業を終えると、回収船は、宇宙飛行士を中に入れたまま、ドラゴンをメインデッキに持上げる位置に移動する。メインデッキに到着すると、クルーは、宇宙船から脱出する。

NASAは、これまでに、4名全員が追加の評価のため地元の病院に運ばれ、地球上の医療資源を活用して可能な限りの最良のケアを提供すると発表した。

計画された一晩の入院を終えた後、クルーはヒューストンのジョンソン宇宙センターに戻り、家族と再会し、標準的な飛行後の再調整と評価を受ける。医療プライバシーのため、NASAがクルーの詳細をこれ以上共有することは適切ではない。

NASAは、午前5時45分から、着水後の記者会見を開く。

--- 以上、要点のみ。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>:  Jason Costa (著者名です)

Jan 15. 2026

< 1月12日(月)>

指揮権交代が予定される

NASAは、東部標準時間1月12日(月)午後2時35分(日本時間1月13日火曜日午前4時35分)から、国際宇宙ステーションの指揮権交代式を生中継する。中継は、 NASAプラス 、Amazon Prime、及び NASAのYouTubeチャンネル を通して放送される。
クルー11が宇宙ステーションからの出発準備を進める中で、NASAの宇宙飛行士マイク・フィンケは、遠征74の指揮をロシアの宇宙飛行士セルゲイ・クド・スヴェルチコフに引き継ぐ。

1月14日水曜日の切り離しに続いて、クルー11は、1月15日木曜日午前3時40分(日本時間1月15日木曜日午後5時40分)頃に、カリフォルニア沖に着水する。NASAとSpaceXは、現在帰還に適した着水ゾーンの気象状況を調査している。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

参考までに、現在、国際宇宙ステーションに接続されているクルー船、補給船を載せておきます。現在のこの接続状況は最多と言えます。 今回切り離され帰還するのは左から3番目 Crew-11 Dragon です。

図の左から。
1 CRS-33 Cargo Dragon --- ドラゴン CRS-33 貨物船(米:スペースX)
2 HTV-X1 --- 「こうのとり」補給船(日本:JAXA)
3 Crew-11 Dragon --- ドラゴンクルー船11(米:スペースX)
4 Cygnus-23 --- シグナス貨物船(米:オービタルサイエンシーズ)
5 Soyus MS-28 --- ソユーズクルー船(ロシア:ロスコスモス)
6 Progress 92・93 --- プログレス92・93貨物船(ロシア:ロスコスモス)

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>:  NASA Communications

Jan 11. 2026

< 1月11日(日)>

遠征74出発準備

2025年12月8日に始まり、2026年夏終了する予定であった遠征74(Expedition 74)クルーの4名は、スペースXのドラゴンクルー船で地球への帰還の準備を進めている。出発準備の一環として、国際宇宙ステーションの住民達は、宇宙服のメンテナンスと、併せて宇宙生物学の調査、人工知能の研究も実施した。

ミッション管理者は、この軌道の前哨基地で生活し勤務する4名のSpaceXクルー11の帰還日を前倒しすることを決定した。出発日はまだ発表されていないが、クルーはドラゴンの圧力スーツの適合性や操作性の点検を始めている。この適合性の検証は、脊椎が伸び、微小重力下では体液が頭部に向かって移動するために、胴体や四肢の寸法に影響を与えるため必要となる。また、4名はスーツの音声・映像通信システムのテストも行った。

ドラゴン指揮官ゼナ・カードマンは、NASAの宇宙飛行士パイロットのマイク・フィンケ、JAXAの油井亀美也、ロシアのオレグ・プラトノフをドラゴンに乗せて地球へ帰還させる。4名は、自分の持ち物を集め、宇宙船に積み込むための梱包を始めた。

カードマンは金曜日にクエスト・エアロック内で宇宙服の2着にも取り組んだ。彼女は船外活動で体温を調整する宇宙服内部の水冷ループを清掃し洗浄した。その後、彼女は電源を切ってスーツを点検し、ハードウェアや部品、バッテリーを取り外した。

--- 以下略。

<出典>: Mark A. Garcia(著者名です)

<追記>:NASA1月9日(日本時間1月10日)発表:
NASAとスペースXは、気象条件に変化がないかぎり、東部標準時間1月14日水曜日午後5時(日本時間1月15日木曜日午前7時)以降の国際宇宙ステーションからのSpaceXクルー11ミッションのドッキング解除を目指している。

以下その概要:日本時間は24時間表示
Jan.14 3:30 p.m.(日本時間15日05時30分) – ハッチ閉鎖
    5 p.m.  (日本時間15日07時00分) – 切り離し
Jan.15 2:50 a.m.(日本時間15日14時50分) – 軌道離脱点火
    3:40 a.m.(日本時間15日15時40分) – 着水

Jan 09. 2026

< 1月10日(土)>

国際宇宙ステーション運用に関する最新情報

<概要>: NASAは、米国東部時間1月8日午後5時に予定された記者会見で、国際宇宙ステーションの SpaceX クルー11を、その一人の健康問題から、早期に帰還させると発表した。 SpaceX クルー11は4名、その中には日本の油井亀美也飛行士も含まれているが、健康問題の対象が油井飛行士ではないことは明らかになっている。4名の帰還日時は未定であるが早急に決定される予定である。なお、国際宇宙ステーション派遣の飛行士が任務半ばで帰還に至るのは初めてのことであるが、医療関係の準備の整っていない宇宙ステーションでは、地球上からの遠隔診断などの実験も計画的に進められており、将来の宇宙探査に備えた研究も積極的に行われている。今回の事態は、そのような意味で重要な機会にもなるだろう。

以下、早期帰還決定に至るまでの、この数日の発表を挙げて置く。

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1月8日午後6時46分(日本時間1月9日午前8時46分)発表: NASAは、当初1月8日に予定されていた船外活動を延期すると発表した。これは、現在軌道実験室で生活し、働いているクルーの健康問題を監視していることによる。この件はクルーの一人に関わっていた。医療プライバシーのため、これ以上詳細を共有することは適切ではない。

1月8日午後2時48分(日本時間1月9日午前4時48分)発表: NASAは、東部標準時木曜日午後5時に、ワシントンの本部から、国際宇宙ステーションとそのクルーについての生中継での記者会見を開催する。1月7日、同機関は当初1月8日に予定されていた船外活動を延期すると発表した。これはクルーの健康上の懸念を監視していることによる。

1月8日午前9時19分(日本時間1月8日午後11時19分)発表: 国際宇宙ステーションでの医療状況に関する以前の連絡の更新として、この件は安定している1名のクルーに関するものだった。ミッションを安全に遂行することが最優先事項であり、クルー11のミッションの早期終了の可能性を含むあらゆる選択肢を積極的に検討している。これらはNASAとパートナーが訓練し、安全に実行するために準備していることによる。今後24時間以内にさらなる更新をお伝えする。

1月7日午後5時21分(日本時間1月8日午前7時21分)発表: NASAは1月8日木曜日の国際宇宙ステーション外での船外活動を延期する。同機関は水曜日の午後、軌道複合施設内で発生したクルーの医療上の懸念を監視している。医療プライバシーのため、NASAがクルーの詳細をこれ以上共有することは適切ではない。状況は安定している。

1月7日午後1時24分(日本時間1月8日午前3時24分)発表: 遠征74は、2026年最初の船外活動に向けて最終準備を進めており、木曜日に2人のNASA宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから電力アップグレード作業のために出発する。科学活動も軌道前哨基地内で継続され、水曜日の調査は、物理学、微生物学、人工知能、地球観測に焦点を当てた。

<出典>: International Space Station

<イメージの解説>: トップのイメージは、船外活動の準備を進める飛行士達。奥の平服は油井亀美也飛行士。大判はイメージのリンクから。

Jan 08. 2026


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