インフィニティ銀河
Infinity Galaxy

インフィニティ銀河
Infinity Galaxy

2つの渦巻銀河が衝突した結果であるインフィニティ銀河は、右上と左下に楕円形で見える2つの星のリングで構成されている。渦巻銀河の2つの核はリング内に黄色で表されている。2つの銀河の間で電子が剥ぎ取られた輝く水素は緑色に見える。天文学者達は、この大きな電離ガスの帯の中に埋め込まれているように見える太陽質量100万個のブラックホールを検出した。それらは、ブラックホールの直接崩壊としてされるプロセスを通じて、そこに形成された可能性があることを示唆している。NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のNIRCam(近赤外線カメラ)からのこのイメージは、0.9ミクロンの光を青、1.15および1.5ミクロンを緑、2.0ミクロンを赤として表している。

 

インフィニティ銀河(NIRCam)と電波放射等高線図(VLA)
Infinity Galaxy (NIRCam) with Radio Emission Contour Map (VLA)

NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のNIRCamによるこのインフィニティ銀河のイメージは、Very Large Array電波望遠鏡からのデータの等高線図と重ね合わされている。電波放射の中心点は、銀河の2つの核の間にある赤外線で検出される輝くガスの中心と完全に一致している。超大質量ブラックホールからの電波放射の検出は、研究者達に、この天体のエネルギー、特に周囲の物質をどのように引き込んでいるかについて知らせている。

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July 15, 2025    


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