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天文学者達のチームは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の複数の調査データをふるいにかけ、これまでで最大の「小さな赤い点」(LRD)のサンプルの1つをまとめた。チームは、宇宙進化早期放出科学(CEERS)調査から始まり、その後、JWSTアドバンスド・ディープ・エクストラギャラクティック・サーベイ(JADES)や次世代ディープ・エクストラギャラクティック・エクスプロラトリー・パブリック(NGDEEP)サーベイなど、他の銀河系外のレガシー分野に範囲を広げた。 その結果、空に小さく見えるこの謎の赤い天体は、ビッグバンから約6億年後に大量に出現し、ビッグバンから約15億年後に急激に量が減少することを発見した。未知の赤外線銀河外の輝き調査(RUBIES:Red Unknowns: Bright Infrared Extragalactic Survey)から提供されたサンプル中の一部のLRDの分光データは、多くがブラックホールを降着させていることを示唆している。ただし、これらの興味深いオブジェクトのさらなる研究が必要である。
Jan 14, 2025 |