ハッブル、ちっちゃな銀河を見る
Hubble Spies a Diminutive Galaxy

このNASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡のイメージは、地球から 4500 万光年離れたおとめ座の、 IC 3430 という名の銀河の微妙な輝きを明らかにしている。この矮小楕円銀河はおとめ座銀河団の一部で、大小の銀河の豊かな集合であり、その多くはこの小さな銀河と非常によく似ている。

より大きな楕円形の従兄弟と同様に、この IC 3430 は滑らかな楕円形をしており、腕や棒のような識別可能な特徴がなく、多くの新しい星達を形成するために必要なガスの多くが欠けている。興味深いことに、 IC 3430 は、楕円銀河では珍しい、熱く重い、青い星のコアを特徴としており、最近の星形成活動を示している。天文学者達は、おとめ座銀河団内部のガスを通り抜ける銀河からの圧力が、 IC 3430 が、その核に持っていたガスに点火して新しい星を形成したと考えている。

矮小銀河は、実際に星の数が少ない銀河であり、通常は10億個未満であるが、それだけで、より大きな銀河と同じ形を小さく再現するのに十分なことがよくある。 IC 3430 のような矮小楕円銀河、矮小不規則銀河、矮小回転楕円銀河、さらには矮小渦巻銀河がある。

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Aug 02, 2024    


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