ハッブル、渦巻銀河をエッジ・オンで見る
Hubble Sees a Spiral Galaxy Edge-On

このNASA/ヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡のイメージは、おとめ座の方向約 5500 万光年にある銀河 NGC 4423 を示している。このイメージでは、 NGC 4423 はかなり不規則な筒状の形をしているように見えるので、実は渦巻銀河だと知ったときは意外に見えるかもしれない。それがわかれば、銀河の中心の膨らみの密度が濃く、周囲の円盤(渦巻の腕を構成する部分)が混雑していないことが分かる。

もし NGC 4423 をフェースオン(正面)で見れば、それは、薄暗く、暗い、何もない領域、明るい中央から出る壮観な曲がった腕などの、我々が最も渦巻銀河を連想する形に似ているだろう。しかしながら、空を観察するとき、我々は地球と我々が観察している天体の間の相対的な位置関係によって制約される。

ヨーロッパ宇宙機関の解説から。大判はイメージをクリック。

March 08, 2024    


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