7月27日
NASAのキャプストン、月への軌道で3回目の軌道調整を実施
NASAのキャプストーン(CAPSTONE:Cislunar Autonomous Positioning System Technology Operations and Navigation Experiment)は、月曜日に、その3回目の軌道修正(TCM)を終えた。キャプストーンは、月への長いが燃料効率がよいルートをとっており、地球から約154万キロメートルにある。この修正を終えたとき、キャプストーンは、地球から約125万キロメートルにあり、秒速ほぼ267メートルで動いていた。キャプストーンは、月軌道へのその旅の間に、その軌道を修正するために、何回かのそのような修正を行なうだろう。キャプストーンは11月13日に月軌道に到着する。キャプストーンは、2022年6月28日に、ニュージーランドから打上げられた。
キャプストーンは月ゲートウェイのための調査船です。以下、簡単に解説を加えます。
アルテミス計画では、月の周辺に「ゲートウェイ」と呼ばれる前線基地(宇宙ステーション)を置く計画が含まれます。この宇宙基地は、維持するための最少のエネルギーを求める、地球と月の重力のバランスするポイントに置くことが期待されます。キャプストーンは、このポイントを正確に調べる目的で、アルテミス1計画に先だって、キューブ衛星としてニュージーランドから打上げられました。この衛星は、今後の通信手段の一環として、先行する月探査軌道周回衛星MROとの相互関係も調査する予定です。詳しくは こちら(日本語) からご覧ください。
原版のイメージは こちら から。
July 27. 2022