カッシーニ

このページでは2004年7月に土星軌道に入ったNASAの土星探査衛星カッシーニ・ホイヘンス軌道船による土星からのイメージをご紹介しています。



<木星を南へ> 9月9日

NASAのジュノ宇宙船からのこのイメージは、木星の南極の、これまで見たことのない視点を提供している。 JunoCam 装置は、宇宙船が極領域の約 94,500 キロメートルにあったときの、2016年8月27日にこの視界をとった。この時点で、宇宙船はその最接近から約1時間過ぎ、南極領域の微細な詳細がはっきりと解かれた。ベルトとゾーンの赤道領域の一般的な構造とは異なって、この極は、地球のハリケーンの巨大なバージョンと似た、種々の大きさの、時計回りにまた反時計回りに回転する嵐によって斑になっている。この視点からは南極を見ることはできなかったが、カッシーニ宇宙船は、土星へ向かう途中の2000年に木星を通過して飛んだときに、非常に傾斜した角度で極地の大部分の領域を観測することができた。

Sept 02, 2016

大判はイメージをクリックしてNASAのサイトから。「土星探査のコーナーに木星の記事が載る」のは分かり難いと思われますが、右のイメージはカッシーニではなく最近木星軌道入りを果たしたジュノ宇宙船からのイメージです。カッシーニが土星に向かう途上でとった木星の南極 と比較してみてください。



<暗い歪曲> 9月8日

惑星の暗い縁の背後を通る土星のリングが、土星の超高層大気に起因する屈折によって曲がっているように見える。この効果は、 以前のイメージ が、リングの日の当たる側を見ており、この視界がリングの照らされていない面を見ていること以外は、以前のカッシーニの視界と同じである。日照の違いはいくつかの目立った違いをもたらしている。リングの照らされていない面のAリングは、その大きな粒が主として太陽の方向(また、カッシーニのカメラから離れる方向)に光を反射するので、ここでは非常に暗い。以前のイメージではかすかであった狭いFリング(下)は、そのリングの中で一般的な細かなダストに起因して、ここの他のリングのすべてより明るく見える。小さなダストは光を前面に散乱させる傾向があり、背景からの光で照らされるとき明るく見える。(太陽の方向に向かってドライブするとき、ダストのフロントガラスが同じような効果で多くのドライバを悩ませる。)この視界は、リング平面の下約19度から、リングの陽に照らされていない側を見ている。このイメージは、2016年7月24日に、土星から約 848,000 キロメートルで、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの赤の光でとられた。イメージスケールはピクセル当たり5キロメートルである。

Sept 05, 2016

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<ラベルを付された地形のタイタンのマップ> 9月7日

タイタンのこのマップは、国際天文学連合の承認を得た土星の月の(全てではないが)多くの地形の名前を示している。このマップは2015年6月現在の、タイタンのカッシーニイメージである。このマップは、国際天文学連合(IAU)の惑星システム命名ワーキンググループの、 USGS 宇宙地質科学センターによってつくられた。

Aug 29, 2016

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<リングの波> 9月6日

ごく薄く輝く場所が、NASAのカッシーニ宇宙船からのこの視点から土星のBリングに現れている。リングのその場所の周辺には輝きの効果を生み出している特別な何もない。リングのそのエリアを特別に明るく見せているのは「衝波(opposition surge)」の例である。衝波は太陽が直接リングを見ている観察者の後にあるときに起きる。この観察の特別な位置関係は、リングのその点を特に予想されるより非常に明るく見せる。この波の他の例は こちら を参照。この視界は、リング平面の上約28度から、リングから約150万キロメートルの距離で、リングの日の当たる側を見ている。リングの中央のイメージスケールはピクセル当たり90キロメートルである。

Aug 29, 2016

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<ある月のコントラスト> 8月29日

NASAのカッシーニ宇宙船のこの視点から、ディオネがコントラストを通してその過去を明らかにしている。ここに見える地形は、明るい線形の地形および全ての地表を通して広がる丸いインパクトクレータの地殻構造の混成である。地殻構造上の形は、この差渡し 1,123 キロメートルのディオネが、その形成以来どのように熱せられ冷やされてきたかの物語を語り、また、科学者達がこの月の過去の手掛かりに使い得る。インパクトクレータは地表を叩く外からの破片の証拠であり、また、月がその歴史を通して存在した環境について物語っている。この視界はディオネの軌道反進行方向の半球を見ている。ディオネの北は上である。このイメージは、2015年4月11日に、ディオネから約 110,000 キロメートルで、カッシーニの狭角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり660メートルである。

Aug 22, 2016

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<遠い月> 8月22日

このカッシーニ視界では土星の月テチスとハイペリオンが非常に近くに見えるが、それらは実際には150万キロメートル離れている。左のより大きな天体がテチスである。これらの二つの土星の氷の月は非常に異なる世界である。差渡し270キロメートルのハイペリオンについては こちら を参照。差渡し 1,062 キロメートルのテチスについては こちら を参照。この視界はテチスの反進行側を見ている。テチスの北は左上1度である。このイメージは、2015年8月15日に、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線でとられた。この視界はテチスからは約120万キロメートルで、ハイペリオンからは270万キロメートルでとられた。イメージスケールは、テチスでピクセル当たり 7.0 キロメートル、ハイペリオンで16キロメートルである。

Aug 15, 2016

大判イメージはありません。



<長い間隙> 8月17日

カッシーニのミッションの初期にリング全体に伸びていた土星の影(こちら を参照)が、今、かろうじてカッシーニの間隙を通り過ぎたところにある。この変化する影の長さは土星の季節の経過を印している。2017年5月には、惑星がその北半球の“至”に近づき、影はさらに短くなるだろう。至では、影の端は惑星の表面から約 45,000 キロメートルに伸び、Bリングの中間を過ぎた所になるだろう。このイメージの左下近くに月ミマスが数ピクセルで存在する。この視界は、リング平面の上約35度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、土星から約320万キロメートルで、2016年5月21日に、カッシーニ宇宙船の広角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり190キロメートルである。

Aug 08, 2016

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<レアに注目する> 8月8日

外部太陽系システムの多くの月のように、レアが日光で全面を照らされ眩しく見える。これは大部分の月の表面を構成する水の氷のサインである。差渡し 1,527 キロメートルのレアはタイタンに次いで土星の二番目に大きな月である。その古代の地表は、土星の月の全てで最も激しくクレーターされたものの一つである。レアのディスクの中の微妙な反射率の変化は過去の地質の活動を暗示している。この視界はレアの反土星側の半球を見ている。レアの北は右上36度である。このイメージは、レアから約 587,000 キロメートルの距離で、2016年6月3日に、カッシーニの狭角カメラの 338 ナノメートルに中心を置く紫外線フィルターを使って撮られた。イメージスケールはピクセル当たり 3.9 キロメートルである。

Aug 01, 2016

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<タイタンのギザギザの峰の尾根> 8月3日

この合成開口レーダーイメージは、宇宙船が2016年6月7日にタイタンの南を通過する T-120 の間にNASAのカッシーニによってとられた。このイメージは南緯60度西経130度付近に中心があり、70×100キロメートルのエリアをカバーしている。レーダーは左から28度の角度でこの場面を照らしている。イメージの中心に左上から右下に向かう明るい地形がある。これはギザギザの峰の長い尾根と考えられ、恐らく、メタンの雨の浸食によってつくられた。個々の峰のあるものは谷のフロアから約800メートルにそびえている。この隆起は右側より左側で緩やか(ここでは明るく見える)であると考えられる。地球のこのような形の山は、往々にして、持ち上げられ傾いた惑星の地殻の砕かれたブロックであり、片方に浅い斜面をつくり砕かれた端に急な斜面をつくっている。ここにはまたアリゾナの Dragoon 山のレーダーイメージが付されている。この Dragoon 地形は傾いた断層の地塊を代表しタイタンの隆起に相似している。タイタンは、湖、海、川、砂丘、山などの、地球と著しく類似した多くの地形を見せている。科学者達は、この巨大な月の地殻は、おそらく地球のように、持ち上げられ、引き延ばされ、その後浸食された、馴染みのプロセスを経験していると考えている。

July 29, 2016

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<タイタンの迷宮> 8月2日

この合成開口レーダーイメージは、宇宙船が2016年6月7日にタイタンの南を通過する T-120 の間に、NASAのカッシーニによってとられた。このイメージは南緯47度西経153度付近に中心があり、140×120キロメートルのエリアをカバーし、約400メートルの解像度を持っている。レーダーは左から35度の角度でこの場面を照らしている。ここに見られる地形は 「迷宮地形(labyrinth terrain)」 の優れた例である。タイタンの迷宮地形は、それらの周辺領域が落ち込んだときに、持ち上げられたか高い位置にあった、浸食されたか切り離された、メタンの川によって分離された高いエリアであると考えられている。(迷宮地形の他の例は こちら で見ることができる。)このイメージでは、いくつかのはっきりした谷のシステムが発達し、南東(上)に向かってメタンの雨からの液体を流した。左上から右下に走るこれらのシステムのいくつかは、表面の地質構造かその地域の地形の勾配がその方向に影響しているかもしれないことを示唆してほぼ平行である。また、タイタンの迷宮に似た Gunung Kidul として知られる南の Java 領域がある。この領域は水で溶かされたか浸食された石灰岩であり、多角形のカルストと呼ばれる峡谷のシステムをつくっている。

July 29, 2016

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<曲げられたリング> 8月1日

惑星の縁と交差する所で大気が非常に大きなレンズのように働き、土星のAとFリングが歪められて異様に現れている。この領域では、土星の大気が、通過するリングによって反射された光のいくらかを吸収している。しかし、吸収はその光に起こる唯一のことでない。それが宇宙から大気に向かって通るとき、また、カッシーニのカメラに向かって宇宙の中に戻るとき、その行く手は屈折するか曲がる。その結果リングのイメージはゆがんで現れる。この視界は、リング平面の上約18度から、リングの日の当たる側を見ている。イメージは、リングから約180万キロメートルで、2016年6月9日に、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり11キロメートルである。

July 25, 2016

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<実際には土星で星はなくはない> 7月25日

土星のメインリングとその月は多くの星達より非常に明るい。その結果、イメージを撮るのに非常に短い露出時間(この場合は10ミリ秒)を、また、NASAのカッシーニ宇宙船の画像カメラの探出器を飽和させないことが求められる。これに対して星達を捕えるためには長い露出が求められる。カッシーニは、特にターゲットの月が食でいつもより暗いときに多くの場面で星達を捕えてきた(こちら を参照)。この視点からは、差渡し1123キロメートルのディオーネと、差渡し113キロメートルのエピメテウスが、それぞれリングの上の左と右に見られる。このイメージは、リング平面の上約3度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、土星から約 413,000 キロメートルで、2016年4月2日に、カッシーニ宇宙船の広角カメラの可視光線でとられた。

<注>:エピメテウスはイメージの矢印の右にあります。大判イメージでご確認ください。非常にかすかです。

July 19, 2016

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<土星の上のテチス> 7月19日

この眺望の一つの幻想として、NASAのカッシーニ宇宙船からのこの視点からは、土星の月テチスが惑星の北極の上に吊られているように見える。実際には、このイメージでは、差渡し 1,062 キロメートルのテチスは土星より遠い。距離に関する視覚の手掛かりに欠け、我々の頭は土星の北極の上に月を置く。土星の主な月の全てとそのリング・システムのように、テチスは、ほぼ正確に惑星の赤道面を周っている。この視界は、リング平面の上約17度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、土星から約340万キロメートルで、2015年1月26日に、カッシーニ宇宙船の広角カメラの 752 ナノメートル近赤外線フィルタを使ってとられた。土星のイメージスケールはピクセル当たり200キロメートルである。その可視性を拡張するために、テチスは、土星と比較して3倍明るくされている。

July 11, 2016

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<大混乱(Pandemonium)> 7月7日

パンとそのような月達は、土星のリングに対して深い影響を持っている。その影響は、ギャップを綺麗にすることから、新しいリングレット(小さなリング)をつくり、リング平面の上下に垂直波をつくることにまで及んでいる。重力によって生み出されるこれらの影響の全てがこのイメージに見られる。イメージの中央に見られる差渡し28キロメートルのパンは、自身が周るエンケギャップを維持し、ギャップに現れる狭いリングレットをつくるのを助ける。このイメージの下とパンの右に、二つのかすかなリングレットが見える。パンを含む多くの月達は、リングの粒と月達が軌道で響き合う土星のリングの遠点で波をつくる。そのような多くの波が、明暗の帯の狭いグループとしてここに見える。これらの波の調査は部分的なリングの状況に関する情報を提供する。この視界は、リング平面の下約22度から、リングの陽に照らされていない側を見ている。このイメージは、土星から約 373,000 キロメートルで、2016年4月3日に、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり2キロメートルである。

July 04, 2016

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<暗闇と弧> 7月1日

NASAのカッシーニ宇宙船からのこのイメージで最も目につくのは土星のリングと氷の月エンケラドゥスである。詳しく見ると、上中央付近に土星の夜の側が見え、リングから反射する日光によってかすかに照らされている。この視点では、差渡し504キロメートルの氷のエンケラドゥスが、カッシーニとその巨大な惑星との間に吊るされている。この視界は、リング平面の上 0.14 度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、エンケラドゥスから約 139,000 キロメートルで、2015年8月18日に、カッシーニ宇宙船の広角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり8キロメートルである。

June 27, 2016

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<影の下> 6月30日

土星の北半球の夏が近づき、リングの影は惑星を横断して南に忍び寄っている。ここでは、リングの影は、ほぼ全ての南半球を覆っているように見え、一方、惑星の北極と、「ヘキサゴン」として知られる6面のジェット気流は太陽によって完全に照らされている。NASAのカッシーニ宇宙船が12年前に土星に到着したときには、リングの影は惑星の北には遠かった(こちら を参照)。ミッションが進み、ゆっくり周る巨人の季節が変わり、昼夜平分時が来てリングの影は赤道の薄い線になった こちら(大きなイメージです) を参照。この視界は、リング平面の上約16度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、土星から約270万キロメートルで、2016年3月19日に、カッシーニ宇宙船の広角カメラの赤でとられた。イメージスケールはピクセル当たり160キロメートルである。

June 20, 2016

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<崩されたリング> 6月13日

遠いタイタンが、北半球が春の終わりの日光で浸された土星のリングの上に吊るされている。一見してリングと惑星の間のギャップのように見えるかも知れない暗い筋は、実際には土星の影である。土星の長い一年の大部分は、惑星の影の投影がAリングの端を超えて広がっている。しかし、夏至が急速に接近して、太陽は今土星の空高くにあり、大部分の土星のAリングは完全に影がない。この視界は、リング平面の上約3度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、タイタンから約290万キロメートルで、2016年1月26日に、NASAのカッシーニ宇宙船の広角カメラの赤の光でとられた。タイタンのイメージ・スケールはピクセル当たり176キロメートルである。

May 06, 2016

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<その構成において> 6月2日

NASAのカッシーニ宇宙船からのこの視点において、土星の月ヤヌスとミマスがリングの向こうの静かな軌道を進んでいる。リングの外の端が左に見える。ミマスが右に輝き、ヤヌスが上中央に吊られている。その不規則な形のために、ヤヌスの明暗境界線(昼夜を分離するライン)はギザギザであり、一方、ミマスの滑らかな明暗境界線がその丸い形と大きさを証明している。このイメージは、ヤヌスから約 963,000 キロメートルで、2015年10月27日に、カッシーニの狭角カメラの緑の光でとられた。ヤヌスのイメージスケールはピクセル当たり 5.8 キロメートル、ミマスまでの距離は110万キロメートル、イメージスケールはピクセル当たり 6.6 キロメートルであった。

May 30, 2016

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<高く昇る> 5月27日

カッシーニは、2015年のほとんどを、惑星の赤道周辺の、土星のリング平面を周ってきた。これは、惑星の氷の月の季節の接近を可能にしたが、このような、リングと惑星の極の、角度のある視界の場を提供しなかった。2016年の初めに、宇宙船は、その軌道の傾きを増やし始め、2017年のミッションの最終的な壮観な軌道に備えて極高くに上り始めた。この視界は、リング平面の上約16度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、土星から約280万キロメートルで、カッシーニ宇宙船の広角カメラの 752 ナノメートル近赤外線フィルタを使って、2016年2月26日にとられた。イメージスケールはピクセル当たり165キロメートルである。

May 23, 2016

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<生きるのが難しい打撃> 5月19日

小さい月は生きるのが難しい。背景の土星とともにここに見られるエピメテウスは、その大きさと構成のプロセスに関連して、でこぼこであり不恰好である。エピメテウスはそれらのクレータの全てを適所につくらず、歴史上の爆撃は、この小さい月の表面を穴だらけのまま残した。差渡し113キロメートルのエピメテウスは、丸い形になるための十分な自己重力を持つにはあまりに小さ過ぎ、また、地質の活動を続けるには内部の熱をほとんど持たなかった。このように、その叩かれた形はその構成に関する手がかりを提供し、その表面を横断する無数のクレータは、それがその長い歴史について苦しんだインパクトの証拠を運んでいる。エピメテウスの北は左上5度である。このイメージは、エピメテウスから約 2,690 キロメートルで、2015年12月6日に、カッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線でとられた。イメージスケールはピクセル当たり160メートルである。

May 09, 2016

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<彫刻者と彼の作業> 5月18日

ほとんどの惑星のリングは、少なくともその一部が、それらの惑星を周っている月によって形づくられるように見える。しかし、土星のFリングにはどこにも明らかな証拠がない。ねじれ、ジェット、塊に満ちたFリングは、その二つの近隣の月、ここで見られるプロメテウスとパンドラによって彫られた。これらの月達が、今日もなおリングを再構築する仕事に没頭しているという事実は驚きである。差渡し86キロメートルのプロメテウスは重力の突きを繰り返してFリングを形づくり、時折リング自体に入る(こちら を参照)。プロメテウスの重力は土星のそれより非常に小さいが、リングに新しいパターンをつくるためにリングの粒の軌道を引くことができる。この視界は、リング平面の上約12度から、リングの日の当たる側を見ている。このイメージは、2016年2月21日にカッシーニ宇宙船の狭角カメラの可視光線でとられた。

May 16, 2016

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<土星の露> 5月9日

水の世界のエンケラドゥスが、葉の上の1滴の露のように土星のリングの上に現れている。巨大な土星の前では小さな滴のように見えるが、エンケラドゥスは、小さな世界でさえ神秘を携え、探査する意義を我々に思い出させる。土星へのカッシーニの到着以前のほとんどの予測では、エンケラドゥスの大きさの月(差渡し504キロメートル)は、死んだ凍った世界であると考えられていた。しかしながら、南極領域とその広域な表面下の海から生ずる噴煙によって明らかなように、エンケラドゥスは、注目に値する地質学的な活動を表している。個々の噴煙のジェットの詳細な観察は こちらこちら を参照。カッシーニイメージに見られる噴煙は大部分が水蒸気から成りダストの粒を含んでいる。この視界は、リング平面の下約 0.3 度から、リングの陽に照らされていない側を見ている。このイメージは、土星から約150万キロメートルで、カッシーニ宇宙船の広角カメラの 728 ナノメートルの近赤外線フィルタを使って、2015年5月25日にとられた。イメージスケールはピクセル当たり87キロメートルである。

May 02, 2016

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