マーズリコナッサンスオービタ

このページでは2005年8月に打ち上げられ2006年3月に火星軌道に入ったNASAの火星探査衛星マーズリコナッサンス軌道船による火星軌道からのイメージをご紹介しています。


<南の高地の砂丘> 3月30日

砂丘は火星中にまき散らされており、その大きな一つが南半球のヘラス・インパクト盆地の西にある。このヘラスポンタス領域は、クレータのような窪地の中と、クレータ外の平原エリアの両方を集めた、暗い砂丘を構成する多数の集合を示している。このイメージは、主として三日月形の「バルハン」砂丘から成る大きな砂丘フィールドの中央部分を示している。ここでは、スリップ面(slip face)と呼ばれる、この砂丘における急峻な日の当たる側、砂丘の風下の側とその移動の方向を示している。「セイフ砂丘(seif) --- 砂漠で風の方向に沿って形成される細長い砂丘」として知られる他の長く狭い線形の砂丘が、また、ここと、東の他の場所にある。「セイフ砂丘」は「剣」を意味するアラビア語から来ている。このマップはピクセルあたり25センチメートルである。北は上である。

March 23, 2017   

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<大きな深みへ> 3月29日

ヘラスは古代のインパクト構造であり、火星で最も深く最も広い、閉ざされた盆地である。それは差渡し約 2,300 キロメートルと測定され、ヘラス・プラニシア(Hellas Planitia)の盆地のフロアは火星で最も低い高度を含んでいる。ヘラス領域は、季節的な霜、水の氷の雲、ダストの嵐のために、多くの場合軌道から見るのは難しい。しかし、それでも、多様な、しばしば奇怪な地形のゆえにこの領域は興味深い。ヘラス・プラニシアの東からのこのイメージは、この盆地のフロアの異常な地形のいくつかを示している。これらの比較的平らな「小さな室(cell)」は、ハチの巣に似た、同心の層またはバンドを持つように見える。この「ハチの巣形の」の地は、ヘラスにおける他の場所にも存在するが、これらの地形をつくる役割を果たす地質学的プロセスは未解決のままである。このマップはピクセルあたり50センチメートルである。北は上である。

March 23, 2017   

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<ユベンタカズマの丘はカラフルである> 3月28日

主マリネリス峡谷システムの北にあるユベンタ(Juventae)カズマには高さ約1キロメートルの多くの丘がある。峡谷のフロアは砂の海によって覆われているが丘は砂の上にそびえている。いくつかの冒険的な砂丘が、この拡張されたカラーの切抜きの左上の近くのように、丘の上にゆっくり登っている。様々な鉱物の組成と良好な露出のためにここの色の変化は特別である。このマップはピクセルあたり50センチメートル、北は上である。

March 20, 2017   

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<ウズボイ谷の層になった堆積> 3月20日

ウズボイ谷(Uzboi Vallis)における層になった堆積は、時々、谷に沿って、または、支流がそれに入るところの下の窪みアルコーブ(alcove)に生じる。これらの堆積は、かつてウズボイ谷を満たした大きな湖の中の堆積を記録しているかもしれない。MROに搭載された火星コンパクト偵察画像分光計装置(CRISM)からのデータは、谷のフロアの他の場所に発見される粘土と異なるかもしれない粘土が、これらの堆積の中にあることを示している。このマップはピクセルあたり50センチメートルである。北は上である。

Mar 18, 2017   

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<カイゼル・クレータの基盤の露岩> 3月17日

この拡張されたカラー・イメージは、カイゼル・クレータのフロアの露出した基盤の一部を示している。風が上に横たわる土をはぎ取り、基盤に溝とスカラップ(扇型の飾り)をつくった。狭い線形の隆起は、恐らく、地下の水の流れから固められた鉱物の沈殿によって硬化した破砕である。波紋のあるダークブルーの片は砂から成っている。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで示されている。北は上である。

Mar 14, 2017   

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<火星の蛇行とスクロールバー> 3月16日

これは、火星の赤道のアイオリス/ゼファーリア高原(Zephyria Plana)領域の一部の、逆になった流れのチャンネル(inverted fluvial channel)である。チャンネルは、それらを満たす堆積物が周囲の素材より浸食に対して抵抗力があるとき逆になる。ここでは、チャンネルの素材の硬化につながる最も可能性のあるプロセスは降水による鉱物の化学結合である。周囲の素材が浸食されたとき、このチャンネルは隆起としてそびえて残る。スクロールバーは連続する歪曲の横の移動から生じる隆起の連続である。地球上では成熟した川でより一般的である。スクロールバーの存在は、このチャンネルの水の流れが比較的長い時間継続されたであろうことを示唆している。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されている。北は上である。

<参考>; この解説は少々難解かもしれません。“逆になった流れのチャンネル”は本来窪みであった川や湖の一部が、周囲の地質より浸食に抵抗力があり、長い間に周囲が浸食されて高低が逆になる現象です。左の図は火星のミヤモトクレータの例です。

<注>: 凹凸が逆に見える“錯視”に注意:クレータが凹に見えるかどうかで判断できる。

Mar 02, 2017   

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<北極の層> 3月15日

この北極の層になった堆積は、差渡し約1000キロメートルの、ダストの水の氷の層の厚さ3キロメートルのスタックである。この層は火星の歴史の数百万年に及ぶ気象に関する情報を記録している。多くの場所では、浸食が、この層を露出させる斜面とトラフをつくった。この黄褐色の層は極地の層になった堆積のダストを含んだ水の氷である。しかしながら、それらの下に青い層の部分が見える。これらの青い層は、恐らく、上に横たわるダストの氷が堆積する前に大きな極地の砂丘を形成した、砂のサイズの岩の破片を含んでいる。この時代の極地の氷冠の少なさは、時とともに地球より大きな変化を被った火星の気象の変わりやすさを証明している。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されている。 北は上である。

Mar 01, 2017   

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3月14日   <NASAの火星軌道船、背中合わせの地域の嵐を観測する>



<層と暗い砂丘> 3月2日

火星の表面の多くは基盤を隠す細かな粒の素材で覆われているが、(砂丘によって覆われている場合を除き)この場面のようにあちこちで基盤がよく露出している。ここでは赤い層を露出させている部分で色が拡張されている。これはステレオペアの一部であり こちら からステレオで見ることができる。このマップはピクセル当たり25センチメートルで投影されている。オリジナルのイメージは 26.7 センチメートルであった。差渡しが80センチメートルのオブジェクトが識別できる。北は上である。

Feb 24, 2017   

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<北の中緯度の層になったマントル堆積> 3月1日

最近数百万年前の高い傾斜(軸の傾き)の間のサイクルで、氷の豊かな マントル堆積(英語)が火星の中緯度の大気から蓄積されている。これらの堆積は層のサイクルの上に、また、その堆積はほとんど浸食された南の中緯度に蓄積されている。暖かい温度、残骸の層になった堆積の小さな片がまだ観測することができる。このマップはピクセルあたり25センチメートルで投影されている。このオブジェクトは差渡し89センチメートルのオーダーで解読できる。北は上である。

<訳者註>;ここで言う“マントル堆積”は、大判をご覧になるとその特徴を見ることができます。

Feb 24, 2017   

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<ダストの斜面の新しいクレータ> 2月28日

このイメージは、当初火星偵察軌道船(MRO)に搭載されたコンテキスト(状況)カメラで検出された新しいインパクトサイトを示している。このクレータはダストの斜面にあり、ダスト雪崩に起因するいくつかの暗い斜面の筋を持っている。火星の他の場所での以前のインパクトは大きなダスト雪崩を誘発したが、ここではそれがなかった。これは、我々に、此処のダストがより安定である(比較的強い and/or 傾斜が緩い)ことを語っている。このマップはピクセル当たり25センチメートル、オリジナルイメージはピクセル当たり 27.1 センチメートルである。北は上である。

Feb 22, 2017   

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<浸食の傷跡> 2月27日

カイゼル・クレータ(Kaiser Crater)のこの大きな三日月形の砂丘は、多くの種類の季節的な浸食の活動の傷跡を示している。その風下の斜面に沿って、チャンネルを彫り扇形のエプロンをつくる、霜が坂で砂丘の素材を移動させる冬の間活動的な大きな溝がある。向かい風の斜面(下部)には、ダストの薄い層を吸い取り暗い砂丘の砂を露出させる、小さな風の渦によって春の間につくられる暗い線と渦巻き(curliques)、ダストデビルの軌跡が見える。このイメージは回転されているので北は右側である。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールである。オリジナルイメージのスケールは76センチメートル、北は上、ピクセル当たり 25.3 センチメートルであった。

<註>; 右のイメージは明度を上げ、コントラストを強めています。

Feb 17, 2017   

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< Hilly Terrain のダストデビル> 2月22日

火星には地表からダストを巻き上げる小さな旋風、多くのダストデビルがある。それらは、ローバー・オポチュニティとスピリッツの太陽電池板のダストを吹き払い、太陽エネルギーの発生を改善した。(スピリッツは2009年に動けなくなり、1年後に通信できなくなった。)
HiRISE は火星で多くのダストデビルの軌跡を見てきているが、このように小さなエリアが対象であるなど、実際に活動する形は滅多に捕えられない。この2008年のアマゾニス地域のイメージで、我々は、渦の全てを捕えるのに十分ではないけれども幸運を得ることができた。このマップのスケールはピクセルあたり25センチメートルである。北は上である。

<参考>: 左上の図は2012年に HiRISE が軌道から撮ったダストデビル。左下の図は2016年3月31日にオーバー・オポチュニティが地上で捕らえたダストデビル(比較的小規模)。

Feb 16, 2017   

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<古い地形と新しい地形> 2月21日

このイメージは、火星の南緯40度付近の、テラ・シレナムの典型的なインパクトクレータをカバーしている。イメージのトップのクレータの縁の外には、氷が昇華したかもしれない場所に粗い中緯度のマントルがある。急な南に面した斜面のクレータ縁の下には溝がある。これらは扇型の浸食の地形である。溝の扇型のあるものは青い色を持っており、これらは、恐らく、数十年未満の古さの、全く最近の堆積である。このイメージの下のクレータのフロアには、恐らく数百万年前の氷の流れからできた隆起がある。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで表示されている。北は上である。

Feb 15, 2017   

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<トンボ形(Dragonfly-Shaped)のクレータ> 2月20日

このイメージの広い場面は Bakhuysen クレータから南西へ流れた噴出物であるが、非常に小さなスケールでは非常に興味深い何かがある。彫られた溝を持つ直径約25メートルの小さなインパクトクレータが南に伸びている。噴出物(クレータから放出された岩の素材)は大部分がクレータの東西に拡がっている。この「バタフライ」型の噴出物は、低い角度のインパクトでつくられたクレータでは非常に一般的である。これらの観測は、地面を叩き、側面に素材を排出したクレータをつくった衝撃物が北から低い角度で入ったことを示唆している。我々は何が起きたかを証明することはできないが、この説明は観測と一致している。それがどのようにできたかに関係なく、それはとても興味深い様のトンボ(Dragonfly)クレータである。この図は ステレオペア の一つである。このマップは、ピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されている。オリジナルイメージのスケールはピクセル当たり 55.7 センチメートルである。北は上である。

Feb 15, 2017   

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<地球より火星で良く保存されている> 2月17日

火星は様々な点で注目に値する地球との類似点を持っているが、いくつかの点で大幅に異なっている。科学者達は、我々が赤い惑星の地質の歴史を理解するのに役立てるために、しばしば、例えまたは類似として地球を使っている。我々が火星を調査し続け、それが地球とどのように異なるかを思い出すことは重要である。火星は南半球に最も密度の濃い全ての大きさの多数のクレータを持っている。地球は、非常に活動的な地質プロセスを持つために、特に水を含む、比較的小さく保存された、ほぼ1/ 1,000 から1/ 1,500 のクレータを持っている。インパクトクレータに関しては、地球ではもはや観測することができないが、火星では観測できるものがある。このカラー合成写真はそのような例を示している。それは「角礫石(breccia)」と呼ばれる大量の断片的な基盤を含む、無名の、20キロメートルのクレータの、北の中央峰の部分をカバーしている。ここの地質関係は、これらの角礫石がホストクレータによってつくられ、その他は遠い過去の多数のインパクトからできたものを含むことを示唆している。地球上では保存された僅かなクレータがあるだけなので、地球の中央の隆起は、以前のクレータによってつくられた基盤を露出させてはいない。それは、過去にはそのような例だったのかもしれないが、そのようなクレータは地質の年代の上で破壊された。このマップのスケールはピクセルあたり25センチメートルである。オリジナルイメージのスケールはピクセルあたり28センチメートルである。差渡し82センチメートルのオブジェクトが解読できる。北は上である。

Feb 13, 2017   

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<火星偵察軌道船(MRO)、変化を観測する> 2月16日

この最近のインパクトサイトの外見を変える風の筋のような多くの種類の変化を記録するのを可能にして、NASAの火星偵察軌道船(MRO)は、10年以上、鋭い詳細で火星を観測してきた。軌道船の高解像度画像科学機器(HiRISE)カメラは、2007年3月31日から2012年4月2日までの間、同じ場所を示すこのアニメの連続で使われた四つのイメージをとった。四つの観測で最も初期のものは、インパクトの破裂地帯が最も暗く見えるものである。この爆発地帯をつくった宇宙の岩のインパクトは、NASAのマーズグローバルサーベイヤー宇宙船の火星軌道船カメラで行われた観測によって挟まれた2005年9月と2006年2月の間の何時かに起きた。この場所は、火星のタルシス領域のダストのエリア、二つの大きな火山、アスクレウス山()とパヴォニス山()の間にある。2007年から2012年の間に、火山の間のパスを吹く風が、恐らく堆積したダストを取り除くことによって、ある領域を暗くし他の領域を明るくした。この視界は、北緯7度東経248度の、差渡し約 1.6 キロメートルのエリアをカバーしている。北は上である。

Feb 08, 2017   

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<インパクトクレータの手掛かりの錠を開ける> 2月15日

火星はダイナミックな惑星である。 HiRISE は、この10年で、進行中のインパクトによってできた何百もの新しいクレータを含む、多くの地表の変化を見てきた。大部分のこれらのインパクトは、恐らく、火星に衝突するコースで迷った小惑星に起因している。地球と比較したこの惑星の非常に薄い大気は、火星の地表を叩く前に燃え尽きることがない、小さな小惑星をつくる。インパクトのポイントに爆発的にできたこの新しいクレータは直径約8メートルであるが、その周辺の爆発の地帯と噴出物は、クレータ自体を越えて1キロメートル以上に広がっている。クレータの最も近くに露出された素材は明らかな黄色と明るい灰色の外見を持ち、より遠くに放出された素材は、この拡張されたカラーの視界では、暗い褐色から明るい青にまで及んでいる。これらの様々な素材はインパクトによって貫かれた異なる層から始まったのかもしれない。この新しいインパクトは、火星偵察軌道船(MRO)に搭載された、低解像度背景カメラ(CTX)を使って発見された。2012年5月からのこの領域のより古い CTX イメージは一様にダストで覆われた地表を示し、一方、2016年9月の新しい CTX イメージは、クレータの暗い吹き飛ばされた地帯を明らかにしている。このようなダストで覆われた地形での火星の新しいクレータの位置決めは最も容易である。この独特のクレータは、グセフクレータのスピリッツローバーの最終的な静止場所の約300キロメートル東である。

Feb 10, 2017   

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<9キロメートルのインパクトクレータ> 2月14日

このイメージは、中央峰を持つ、直径9キロメートルのインパクトクレータを明らかにしている。火星の地表を横断して種々の大きさと年齢のインパクトクレータが見られる。火星のそれぞれのインパクトクレータは独特な起源と組成を持ち、 HiRISE チームはできるだけ多くのサンプルをとることに非常な関心を持っている。流体への滴のインパクトのように、火星の地表でインパクトが起きると、クレータの壁のトップに見られる盛り上がった縁に貢献する噴出物のカーテンが、直後につくられる。最初のクレータが形成された後、もしそれが十分に大きければ、地表がはね返って中央峰が現れる。これらの中央峰は以前に火星の地表下に深く埋められた岩を露出させる。この拡張されたコントラストイメージの青と赤は、インパクト後の堆積と、時を経た風化の影響を反映している。

Feb 09, 2017   

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<クレータ砂丘と溝の色の対比> 2月13日

溝は、恐らく乾燥した破片の流れ、二酸化炭素の霜の動き、あるいは、おそらく、地面の氷の融解によって形成されるクレータ壁の急峻な傾斜における比較的一般的な地形である。この例は、イメージの左端の岩のクレータの縁から右下のクレータフロアの暗いダストの砂丘までの、クレータ壁の区画を示している。北は左である。クレータ壁の岩は濃いオレンジ色を示し、クレータフロアの砂の堆積とクレータ壁のベースは青く見える。この砂は本当は青くない。このイメージの異なる色は素材の異なる組成を表している。このイメージの溝は二つの主要な区分を持ち、中央左の溝の最も上の波形のアルコーブ、および、中央右のクレータ壁をさらに下った明確なチャンネル部分である。アルコーブからの素材は、クレータフロアまでチャネルを移動したのだろう。これは、一般的に、破片の扇型である典型的な溝に対する三番目のセクションを構成する。この例では溝のベースに通常見られる扇型は明らかでない。しかしながら、風による堆積物(青)が、溝の形成の後にクレータフロアを覆った。

Feb 08, 2017   

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<テイルヘナ大地(Tyrrhena Terra)の激しい打撃> 2月9日

この拡張されたカラーイメージは、火星のテイルヘナ大地(Tyrrhena Terra)領域の、暗いクレータフロアの小さな部分を示している。これは、累代の間に多数のインパクトによってクレータされた古代の硬い岩盤である。テイルヘナ大地には、ハーシェル・クレータと火星で最も古い火山の一つ、テイルヘナパテラの、ここには描かれていない二つの他の興味深い地勢がある。

Feb 03, 2017   

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<降り積もる岩> 2月8日

インパクトの噴出物は、隕石、小惑星、彗星などのインパクトの結果として惑星の表面に投げ上げられた素材である。当初惑星の地表下にあった素材は、その後、新しくつくられたインパクトクレータの近くに降り積もる。この素材のあるものはクレータの近くに堆積し、クレータ縁をつくるようにその上に折り重なり、黄色いリングとしてここに見られる。その他の素材は速やかに放出され、共にこのイメージに示されている「連続する噴出物の覆い」と「不連続な噴出物」の二種類の噴出物をつくってクレータ縁から遠くに落ちる。黄色いクレータの縁に近いイメージの中心のブロック状のエリアは「連続する」噴出物である。不連続な噴出物はクレータ縁から遠くにあり、自転車のスポークのようにクレータから筋をつくっている。(注:北は右である。)

Feb 02, 2017   

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<北の夏の砂丘> 2月7日

この砂丘フィールドは北の極冠のベース近くにできた。砂丘を形成するには緩やかな粒の素材の源を求める。この北の極冠の周りの砂丘フィールドの源は、強い極地の風によって浸食されるダストの氷の層からであるかもしれない。このイメージは火星の北の夏の間にとられたので砂丘には霜がない。極冠の麓に最も近い砂丘は長くて平行であり、極冠の方向からの強い風を示している。それらは極冠からは遠いのでバルハン砂丘(barchan dune)と呼ばれる三日月形の砂丘をつくり始める。このような砂丘の HiRISE による度重なる観測は、いくつかの場所で測定できるほどの変化を示している。この発見は、今日の火星の表面のすべてで起きている活動的プロセスが存在する増進する証拠を加えている。

Feb 01, 2017   

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