2月16日(木):
キュリオシティの「マーカーバンドバレー」の360度の視界 (キュリオシティ)
NASAのキュリオシティローバーは、2022年12月16日(火星日 3,684 日)に、 「マーカーバンド谷(Marker Band Valley)」の、この360度のパノラマを捕えるためにマストカメラを使った。ローバーはイメージの中央にあり、その持ち上げられたロボットアームの下には、ここの岩に二回穿孔しようとした場所がある。
この合成は137の個別のイメージの合成である。色は人間の目が地球で見るように照明条件が調整されている。
これらのドリル穴が試みられた近くの岩は波紋の模様を持っており、数10億年前に波が浅い湖の上に流れたときにつくられた。
数千フィートの湖の堆積の中を登ってきたにもかかわらず、キュリオシティは、このような鮮明な水と波の証拠を見なかった。この発見は、高さ5キロメートルのシャープ山のこの領域が火星の気象がより乾燥したときに形成されたと考えられていたので、驚きとともにもたらされた。
右図はスケール・バーを持つクローズアップを示している。
ローバーの前面は、宇宙で初めて見られた暗く薄い岩の層、直接マーカーバンドの外端である。「マーカーバンド」は、非常に異なった層を言うときに地質学者達が使う言葉である。
シャープ山の上部は右上遠くにある。
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Feb 08. 2023