1月30日(月):
スリーフォークスサンプルデポにおける自画像 (パーサビアランス)
NASAのパーサビアランスマーズローバーは、「スリー・フォークス」と呼ばれるジェゼロクレータのエリア内に構築しているサンプル・デポに堆積した10本のサンプルチューブのいくつかで自撮り写真を撮った。このイメージは、682火星日である2023年1月20日に、ローバーのロボットアームの端にあるワトソン(WATSON)カメラによって撮られた。
科学チームが「Atsah」と呼んでいるサンプルを含む、デポの建設中に落した9番目のチューブがローバーの前に見える。他のサンプルチューブが背景に見える。アニメーションでは、ローバーは「Atsah」サンプルを見下ろしてからカメラに戻る。これらの自撮り写真は、地球に送り返された56枚の個別のワトソン画像で構成されている。キュリオシティローバーもまた、ロボットアームのカメラを使用して同様の自撮り写真を撮る。ローバーが自分撮りをする方法を説明するビデオは こちら(英語) から。
このデポは、NASA/ヨーロッパ宇宙機関の 火星サンプルリターンキャンペーン(英語) の重要なマイルストーンであり、火星のサンプルを地球に持ち帰ってより綿密な研究を行うことを目的としている。デポは、パーサビアランスが将来のロボット着陸機にサンプルを届けることができない場合のバックアップとして機能する。
イメージのリンク先は原画です。
Jan 24. 2023