軌道船 (赤はヨーロッパ宇宙機関) 探査車(ローバー) ヘリコプター 固定型着陸船
オデッセイ エクスプレス リコネッサンス メイブン エクソマーズ キュリオシティ パーサビアランス インジェニュイティ インサイト


2022年9月


このページの対象としている探査機、その名称などは、上のイメージを含む表からご覧ください。火星探査に関するこれまでの経緯は トップページ の案内から、また、 'Perseverance' の読みについては こちら をご覧ください。なおこのページは、特別な記事がある場合を除いて、土曜日・日曜日・祝日の掲載は休みます。

     9月30日(金):    デルタの前線を探る (パーサビアランス)

パーサビアランス・ローバーは、火星のジェゼロ・クレータのデルタ前面にある岩石を、マーズ・リコネッサンス・オービタ(MRO)が撮影したこのイメージに示された経路に沿って調査している。赤い星型は2022年9月のローバーの位置を示している。パーサビアランスは、2021年2月18日にジェゼロ・クレータのフロアの「オクタヴィア・E・バトラー・ランディングサイト」に着陸した。2022年4月にデルタに達した。デルタは、数十億年前に川が湖に流れ込み、岩や堆積物を堆積させた扇形の地である。科学者達は、このデルタを、古代の微生物生命の潜在的な兆候を探すのに火星で最高の場所の一つと考えている。注釈には、「エンチャンテッド・レイク」や「ホグワロー・フラッツ」など、パーサビアランスが訪れた主な地形のいくつかの名前が示されている。 また、将来の地球への持帰るためにサンプルチューブのグループを置く可能性のある場所も示している。岩石で満たされたサンプルチューブは、今、ローバーのサンプリングおよびキャッシングシステムに保管されている。パーサビアランスは、指定された場所に選択されたサンプルを蓄積する。

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Sept 15. 2022


     9月29日(木):    「ワイルドキャットリッジ」でのサンプル収集と岩の分析 (パーサビアランス)

この複数のイメージで構成されたこの合成は、「ワイルドキャットリッジ」と呼ばれる岩の露頭を示しており、ローバーは二つの岩のコアを抽出し、円形に削って岩の組成を調査した。このサイトはデルタにあり、何十億年も前にジェゼロクレータの湖に川が流れ込んだ扇形の地域である。イメージは、2022年8月4日(火星日518日)に、マストカメラによってとられた。右側の明るい円形の摩耗の片は直径約5センチメートルである。イメージのカラーバンドは、視覚的なコントラストを改善し、色の違いを強調するために処理されている。

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Sept 14. 2022


     9月28日(水):    「スキナーリッジ」の岩のコア (パーサビアランス)

この二つのイメージは、火星のジェゼロクレータの「スキナーリッジ」と呼ばれる露頭からの、パーサビアランスローバーのドリルの中の、教室のチョークほどの大きさの二つの岩の円柱を示している。「スウィフト・ラン(Swift Run)」と呼ばれる左の岩のコアのイメージは、2022年7月6日(火星日490日)に、 Mastcam-Z 機器によって撮られた。右のイメージは、「スカイランド(Skyland)」と呼ばれる岩のコアで、2022年7月11日(火星日495日)にとられた。それぞれのコアの直径は約13ミリメートル、長さは60ミリメートルである。これらは、何十億年も前に川が湖に流れ込み、岩や堆積物を蓄積させた扇形の地域である、ジェゼロクレータの古代の川のデルタから採取された。科学者達は、これらの岩石サンプルには、ジェゼロクレーターの外側の、数百マイルからの水によって運ばれた物質が含まれている可能性があると考えている。これらの岩のコアは、超クリーンなサンプルチューブに密封され、ミッションの古代微生物生命の兆候の探索の一環として、パーサビアランスのサンプリングおよびキャッシングシステムに保管されている。

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Sept 14. 2022


     9月27日(火):    「ワイルドキャットリッジ」からの岩のコア (パーサビアランス)

大判は 左のイメージ右のイメージ から。

。 この2枚のイメージは、火星のジェゼロ・クレーターにある「ワイルドキャット・リッジ」と呼ばれる露頭からの、パーサビアランスローバーのドリルの中の教室のチョークほどの大きさの二つの岩の円柱を示している。「ヘイゼルトップ(Hazeltop)」と呼ばれる左の岩のコアのイメージは、ミッションの509火星日である2022年7月25日に、マストカメラZ(Mastcam-Z)によって撮られた。右のイメージは「ベアワロー(Bearwallow)」と呼ばれる岩のコアで、8月2日の火星日516に撮られた。各コアの直径は約13ミリ、長さ60ミリメートルである。これらは、何十億年も前に川が湖に流れ込み、岩や堆積物を堆積させた扇形の地域であるジェゼロクレータの古代の川のデルタから採取された。科学者達は、これらの岩をきめの細かい堆積岩と解釈している。彼らはおそらくクレーターの古代の湖からの水が蒸発していたときに、塩水条件下で形成されたようです。これらの岩石コアは、超クリーンなサンプルチューブに密封され、微生物生命の古代の兆候のミッション探索の一環として、サンプリングおよびキャッシングシステムに保管されている。火星での古代の生命の検証には膨大な立証責任が伴う。

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Sept 15. 2022


     9月26日(月):    二つの摩耗の片 (パーサビアランス)

大判は 左のイメージ右のイメージ から。

NASAのパーサビアランスからのこのペアのイメージは、火星のジェゼロクレータのデルタ地域でローバーが調査した二つの岩のタイプのクローズアップを示している。左のイメージは「スキナーリッジ(Skinner Ridge)」と呼ばれる岩の表面の円形の片を、右のイメージは「ワイルドキャットリッジ(Wildcat Ridge:山猫の尾根)」と呼ばれる岩の片を示している。これらイメージは、ミッションの482と504火星日(2022年6月29日と7月21日)に、ワトソンカメラで撮られた。撮影は岩の表面から約7センチメートル離れていた。スキナーリッジの岩は砂岩であり、より大きな岩石の残骸、組成が多様であり、おそらくジェゼロクレータの外数百マイルから水によって運ばれた。ワイルドキャットリッジの岩は、よりきめの細かな堆積岩であり、硫酸塩を含む泥岩である。スキナーリッジよりも均質な組成を持ち、遠い過去に、おそらく古代の湖の水が蒸発したために塩水の中で形成されたと思われる。科学者達は、両方の岩石が、火星の古代の過去に潜在的に居住可能な環境の中で形成され、その情報を保存していると信じている。赤い惑星での古代の生命の検証には膨大な立証責任が伴う。パーサビアランスは、これらの摩耗の片、岩石サンプルを収集し、超清潔なサンプルチューブに密封した。

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Sept 14. 2022


     9月23日(金):   インサイトが検出した衝突 (リコネッサンス)

一昨日のインサイトの記事に関連する、軌道から見たインパクトの画像です。

NASAの火星偵察軌道船は、NASAのインサイト着陸船が後日その地震の出来事を検出した、流星体インパクトのこのイメージを捕えた。MRO軌道船のコンテキスト(概況)カメラは元々このインパクトの位置にあったので、宇宙船の高解像度画像科学機器(HiRISE)カメラは、カラーでこの光景を捕えた。地面は実際には青くはない。この例では、ダストと土がインパクトによって散乱されている。

2020年5月2021年5月2021年8月

火星は地球に比べて大気が薄い(酸素が少ない)ので、流星体(隕石)は焼け尽きずに地上に落下する。大判はそれぞれのイメージをクリック。

Sept 19. 2022


     9月22日(木):    火星のジェゼロ・クレータ・デルタの詳細な全景 (パーサビアランス)

NASAのパーサビアランス・ローバーを囲む興味深い火星の岩が古代の川のデルタを示していているこのパノラマは、マストカメラZカメラ・システムによって捕えられたイメージから作られた。この 1,118 の個別のフレームを結合したこの25億ピクセルの合成は、これまでに火星から持帰られた最も詳細な光景パノラマである。火星のジェゼロ・クレータのデルタは、科学者達が、数10億年前に、かつて川が湖内に流入し、扇型に岩と堆積物を重ねたと推測しているエリアである。デルタは、古代の微生物の生命の潜在的なサインの調査のための、火星で最高の場所であると考えられている。ジェゼロ・デルタの到着は、ローバーが2021年2月にクレータに着陸した時からの、パーサビアランス・ミッションの基本的なゴールであった。このパノラマは、科学者達にとって大きな興味のある堆積岩を示している。パーサビアランス・ローバーはこのエリアでいくつかの岩の地表を研磨し、その構成の情報を得た。それはまた、火星サンプル持帰りキャンペーンが将来地球に戻るを持ってくるかもしれない岩のサンプルを集め、古代の生命のサインの調査の一部としての、詳細な研究室調査を可能にした。この拡張された色の視界における、イメージの色の帯は、視覚のコントラストを改善し、色の違いを強調するように処理されている。図Aは、自然色の視界を使った同じパノラマを示している(ヘッドラインから追ってください)。これらのイメージは、2022年6月12、13、16、17、20日にとられた。

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Sept 14. 2022


     9月21日(水):    NASAのインサイト、火星で初めての流星体のインパクトを聞く (インサイト)

NASAのインサイト着陸船は、火星で2020年と2021年に衝突した4個の宇宙の岩からの地震波を検出した。 インサイトが赤い惑星に2018年に着陸して以来、これらの初めての衝突を宇宙船の地震計で検出だけでなく、 それは、また、衝突からの地震と音の波が火星で検出された最初を印している。 月曜日にネイチャー地球科学(Nature Geoscience)で公開される新しい論文は、インサイトの位置から85~290キロメートルの間の、イリジアム・プラニシアと呼ばれるインパクトを詳述している。

イメージは最初にインサイトによって検出され、後に火星軌道船(MRO)によって撮られたもの。他のMROからの記録は こちらこちらこちら から。音響を聞くには こちら(Youtube) から。

Sept 19. 2022


     9月19日(月):    NASAのパーサビアランス・ローバー、地質豊かな火星の大地を調査する (パーサビアランス)

NASAのパーサビアランス・ローバーは、火星における古代の微生物生命の徴候を発見するための最良の見通しがあると、科学者達によって長い間考えられてきたエリアの中の地形から、岩のコア・サンプルを集める二回目の科学キャンペーンに入っている。ローバーは、7月7日以降、赤い惑星のジェゼロ・クレータの古代の川のデルタから集めてきた四つのサンプルを、科学的に確実な岩のサンプルの総数を12にした。広さ45キロメートルのジェゼロ・クレータは、約35億年前に形づくられた火星の川と湖の集合であった古代の扇形の地形、デルタを持っている。パーサビアランスは、今、かつて水の環境で置かれた様々な大きさの粒、デルタの堆積岩を調査している。
この最初の科学キャンペーンで、ローバーはクレータのフロアを探査し、地中深くのマグマからあるいは地表の火山活動の間につくられた火成岩を発見してきた。
--- 以下詳細な報告がありますが省略します。

スキナーの隆起(Skinner Ridge)二つのサンプリング地点「山猫の隆起」サンプル英語解説付きビデオ

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Sept 15. 2022


     9月16日(金):    サヴィッチ・クレーターの北のチャネル (リコネッサンス)

このイメージは、はるかに大きなヘラスインパクト盆地の北東の端近くの幅188キロメートルの窪みであるサヴィッチクレータ(Savich Crater)の古代の縁を通るチャンネルを撮っている。このチャネルは、はるか以前に、サヴィッチ・クレータに流れ込む水によって侵食された可能性が高い。このイメージは、チャンネルに沿って露出したさまざまな明るさと模様の層を明らかにしている。別々の岩が明るい層の中に現れているが(この強化されたカラーの視界では青白に見える)、赤の層には明確な岩がない。これらメートルスケールの岩石は洪水によって運ばれたかもしれないし、あるいは、おそらくこれらのチャネルが後に露出した衝撃によってバラバラにされた、更に古代の岩石のユニットかもしれない。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 31. 2022


     9月15日(木):    新しいインパクトクレータに露出したカラフルな岩 (リコネッサンス)

このイメージは、直径約4キロメートル、幅約3キロメートルの二つの重なり合ったインパクトクレータ(左図)をカバーしている。小さなクレータは、大きいクレータの縁を遮る鋭い縁を持ち、小さい方のクレータがより最近つくられたことを示している。いくつかの異なる色の岩石がこのクレーターの壁に露出している。それらは、下方に移動し、クレータの床の小さなファンに堆積している。東のクレータ壁に露出した岩石は、南の壁の赤い岩石よりも青く見える。これらのクレータは、火星の南の高地のテラ・キンメリア(Terra Cimmeria)地域にあり、古代の岩盤の多様な組成への窓を提供している。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 31. 2022


     9月14日(水):    氷の崖 (リコネッサンス)

火星の中緯度は、科学者達がある時には氷であると推察した、滑らかな素材で覆われている。その地面は均一であり、ダストで覆われ、地下に横たわるものについての、多くの手掛かりを明らかにしていない。しかしながら、時折、崖のような地形が地面を通して切断し、この埋められた氷の素材を我々に見せている。このイメージの崖は、知られている僅かな一つの例である。この崖の表面の明るい素材は氷であり、この崖は赤道に向かっておらず、ほとんど陰になっていることから保存されている。崖のかすかな帯は、異なる気象状況を記録している氷の層を示しているかもしれない。我々は、この氷が此処に堆積するためにどれくらいの時間を掛けたかを知る由もないが、火星の他の場所に関する調査は、このような素材が時々少なくとも何千万年を経ていることを示している。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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Aug 31. 2022


     9月13日(火):    砂丘の静けさ (リコネッサンス)

この場面は、火星のバスティタス・ボレアリス(Vastitas Borealis)領域の大きなピークリングクレータ、巨大なライオット・クレータ(Lyot Crater)の南端にある。ライオットは赤い惑星の北半球で最も深いポイントである。このイメージは、上から下まで5キロメートル以下、表面から 305.9 キロメートル上にある。

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July 19. 2022


     9月12日(月):    愛らしい層になったマウンド (リコネッサンス)

科学的関連はないかも知れないが、ここでは、いくつかの氷河のプロセスが働いたのかもしれない。このイメージは、火星の南半球の、巨大なヘラス・インパクト盆地にある。このイメージは、上から下まで5キロメートル以下、表面から258キロメートル上にある。

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July 19. 2022


     9月9日(金):    クリュッセ平原のコーン (リコネッサンス)

この観測の主な科学的目的は、円錐形の大きさと形状を測定し、得られた値を火星の他の地域の他の三つの円錐形のフィールドと比較することである。このような調査は、これらのフィールドの中の小さな円錐形が類似しているかどうか、したがってそれらが同じプロセスによって形成されたかどうかを調べるのに役立つ。イメージは、上から下まで5キロメートル以下、表面から262キロメートル上にある。

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Aug 01. 2022


     9月8日(木):    オフィール谷の硫酸塩の可能性 (リコネッサンス)

マリネリス峡谷の一部であるオフィール谷(Ophir Chasma)は、西北西方向の幅約100キロメートルの大きなトラフである。このカズマは支脈と溝の形を示し、滑らかなセクションを示す高い壁の崖、おそらく断層に囲まれている。この谷は、大部分の高い壁になった崖、恐らくは断層によって区切られ、けずめと溝の形と滑らかな部分を示している。この壁は凹角を形づくる地滑りによって切り裂かれた。この地滑り破片の量は、1980年5月18日の、セントヘレンズ山からの破片の雪崩より1千倍以上大きい。このイメージは横5キロメートル以下、地表から265キロメートル上にある。

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July 26. 2022


     9月7日(水):    混乱した地殻、火星の水の過去の手掛かりを示す (エクスプレス)

このイメージは、NASAのマーズグローバルサーベイヤーミッションの、火星軌道船レーザー高度計(MOLA)装置からのデータを使ってつくられた。これは、完全なウズボイ-ラドン-モラヴァ(ULM)流出システムを示している。太く白いボックスで輪郭を描かれたアウトラインを示すエリアはホールデン盆地の一部を示している。これは、軌道 23133 の間の2022年4月24日に、マーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラによって撮られた。これらの円は、非公式に名付けられたホールデンとラドン盆地を表している。

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Aug 31. 2022


     9月6日(火):    混沌とした地殻には火星の水の過去への手がかりがある (エクスプレス)

マーズ・エクスプレスは、赤い惑星の過去の生の痕跡を探す上で上位の標的であるホールデン盆地に我々を連れて行く。このイメージは、2022年4月24日に、宇宙船の高解像度ステレオカメラによって撮られた。このホールデン盆地は、一連のチャンネルの一部であり、ウズボイ・ラドン・モラヴァ(ULM)流出システムと呼ばれる水のたまり場であった。それは、かつて、火星の地表の9%までを流したかもしれない。この ULM 流出システムの複雑な歴史は、火星軌道船とローバーによる詳細な探査の、興味深いターゲットにしている。

大判はイメージをクリック。大まかな地図は明日掲載します。

Aug 31. 2022


     9月5日(月):    MAVEN と EMM 、火星での、まだらの陽子オーロラの初めての観測を行う (メイブン)

NASAの MAVEN (Mars Atmosphere and Volatile Evolution:火星大気揮発性探査ミッション)と、アラブ首長国連邦の首長国火星ミッション(EMM:Emirates Mars Mission)が、火星におけるダイナミックな陽子のオーロラの出来事の共同観測を発表した。 MAVEN によってなされた元々のプラズマ観測と組み合わされた EMM による遠隔オーロラの観測が、火星の大気圏を理解するための新しい道を開いている。この協同は、二つのミッション間の最近のデータ共有によって可能になり、宇宙における多点観測の価値に焦点を当てている。これらの調査は、ジャーナル地球物理調査レターに掲載された。この新しい調査では、 EMM は、火星の昼の側に広がる陽子のオーロラの微細なスケールの構造を発見した。2018年に MAVEN によって発見されたプロトン・オーロラは、超高層大気と相互作用する太陽からの帯電粒子からなる、太陽風のように形成される火星のオーロラの一つのタイプである。 MAVEN とヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレス・ミッションによって行われた典型的な陽子オーロラの観測では、これらのオーロラが、滑らかに、半球の向こうにさえも現れていることを示している。対照的に、 EMM は、非常にダイナミックに変化するように見える陽子のオーロラを観測した。これらの「まだらな陽子のオーロラ」は、火星周辺の荒れ狂った環境で、帯電粒子が大気圏内部に直接溢れスローダウンするときに輝いてつくられる。このような「まだらな陽子のオーロラ」の観測は、火星と太陽風の相互作用が混乱している稀な環境への窓である。

大判はイメージをクリック。記事は一部省略しています。科学的には分かり難くまた不適切かも知れません。この記事はアラブ首長国連邦の宇宙船との協働に着目して取り上げました。このミッション「ホープ(HOPE)」は日本の H2 で打上げられ、2021年に火星軌道に入った探査機です。

Aug 31. 2022


     9月2日(金):    メリディアニ平原の多様な素材 (リコネッサンス)

火星の赤道の南2度に位置するメリディアニ平原は、地球上ではしばしば温泉に形成される結晶性ヘマタイトの稀な発生を有している。古代のメリディアニにも同等のものがあったのだろうか? この地域は、2004年のオポチュニティ・ローバーの着陸地点であった。上から下まで1キロメートル以下、地表上269キロメートル、北は右である。

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July 25. 2022


     9月1日(木):    リビア山脈の水和ケイ酸塩の可能性 (リコネッサンス)

水和ケイ酸塩は、粘土が属する鉱物のグループである。これらは、一次的に微細なぶつぶつした鉱物から成る自然に存在する素材であり、通常、可塑性のある適切な水量を含み、乾燥によって堅くなる。火星でのそれらの存在は、過去の水の環境の良い指標である。ここリビア・モンテ(Libya Monte)は、北にイシディス盆地をつくった、巨大なインパクトによって持ち上げられた、火星の高地の地域である。それらがイシディスインパクトによってつくられた後、リビア山脈は、流れの活動、風の浸食、新しいインパクトなど、その後の大きな様々なプロセスによって改変された。イメージは上下1キロメートル以下、地表より上271キロメートル、北は右である。

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July 19. 2022




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