軌道船 (赤はヨーロッパ宇宙機関) 探査車(ローバー) ヘリコプター 固定型着陸船
オデッセイ エクスプレス リコネッサンス メイブン エクソマーズ キュリオシティ パーサビアランス インジェニュイティ インサイト

2022年8月

このページの対象としている探査機、その名称などは、上のイメージを含む表からご覧ください。火星探査に関するこれまでの経緯は トップページ の案内から、また、 'Perseverance' の読みについては こちら をご覧ください。
なおこのページは、特別な記事がある場合を除いて、土曜日・日曜日・祝日の掲載は休みます。

     8月31日(水):    火星のダストデビル (リコネッサンス)

2009年のお気に入りのイメージの一つは、暗い地下を露出するダストデビルによってつくられた、この砂丘の豪華な渦巻きを示す切り抜きである。この場面は、火星の北半球のイシディス盆地の西にある古代のインパクトクレータの中心にある。イメージは5キロメートル未満、地表から285キロメートル上にある。

ダストデビル(Dust Devil)は火星に起きる小型の旋風。地表のダストを巻き上げその移動の跡を残す。大判はイメージをクリック。

July 19. 2022


     8月30日(火):    火星のジェゼロ・クレータでの発見したもの (パーサビアランス)

2021年の春、NASAのパーサビアランス火星探査機がジェゼロクレータのフロアにある岩石を調べ始めたとき、科学者達は驚いた。このクレータは何十億年も前に湖を持っていたので、砂と泥が水で湿った環境にできた堆積岩を見ることを期待していたが、彼らはこのフロアが2種類の火成岩でできていることを発見した。一つは地下深くのマグマからつくられ、他の一つは地表の火山活動から形成された。この発見が2022年8月25日木曜日に発表された四つの新しい論文に記載されている。サイエンス誌では、2022年4月にジェゼロの古代の川のデルタに到着する前のクレータフロアのパーサビアランスの探査の概要を提供している。同じジャーナルの2回目の研究では、厚いマグマ本体から形成されたように思える独特の岩石を詳述している。サイエンスアドバンス(Science Advances)に掲載された他の二つの論文では、パーサビアランスの岩石昇華レーザと地面貫通レーダが、クレータフロアを火成岩が覆っていることを立証したユニークな方法を詳述している。(以下、岩の年齢、神秘的なマグマが形成した岩石など詳細な解析記事は省略)

大判はイメージをクリック。

Aug 25. 2022


     8月29日(月):    火星の新しい水のマップ、将来の探査のために非常に貴重であることを証明するだろう (エクスプレス)

火星の新しい地図が、地球の水の過去に関する我々の考え方を変え、将来どこに着陸すべきかを示している。このマップは、この惑星の鉱物鉱床を示しており、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスの OMEGA 装置と、NASAの火星偵察軌道船(MRO)の CRISM 装置のデータを使って、これまでの10年間に丹念につくらた。具体的には、このマップには水性の鉱物の位置と豊富さが示されており、これらは、過去の水の作用によって化学的に変化した岩石からであり、典型的には粘土および塩に変えられた。
地球では、粘土は、水が岩石と相互作用するときに形成され、異なる条件が異なるタイプの粘土を生み出す。例えば、スメクタイトやバーミキュライトなどの粘土鉱物は、比較的少量の水が岩石と相互作用するときに形成されるため、元の火山岩とほとんど同じ化学元素を残している。スメクタイトとバーミキュライトの場合、これらの元素は鉄とマグネシウムである。水の量が比較的多い場合には、岩石はより多く変化することができる。溶融可能な元素達は、カオリン(kaolin)のようなアルミニウムの豊かな粘土を残して運び去られる傾向がある。
大きな驚きは、これらの鉱物の広がりである。10年前、惑星科学者達は、火星でおよそ1千の露岩を知っていた。これは、彼らを、地質学的な奇異として関心を持たせた。しかしながら、新しいマップは事態を変え、この惑星での最も古い部分で、何十万ものそのようなエリアを明らかにした。

大判はイメージをクリック。ヨーロッパ宇宙機関からの「火星の広域の水の解析」はこれで終わります。

Aug 22. 2022


     8月26日(金):    オキシア平原の水の豊かな鉱物 (エクスプレス)

火星の鉱物の新しい広域地図作成の一環として、オクシア平原が粘土が豊かであることが発見された。これらの粘土は、スメクタイト(smectite)とバーミキュライト(vermiculite)の鉄とマグネシウムの豊富な鉱物、及び、地球ではチャイナ粘土(china clay)として知られるローカルなカオリンを含んだ。水和二酸化ケイ素(Hydrated silica)は、古代のデルタのオキシア(Oxia)にもマップされている。この詳細なデータは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスとNASAの火星偵察軌道船(MRO)によって得られた鉱物の広域なマップからつくられた。粘土は水が豊かな環境に形成されるために、これらの場所は、かつて、火星に生命がいたかどうかの手がかりを調査するのに最適な場所である。オキシア平原(Oxia Planum)は、ヨーロッパ宇宙機関のロサリンド・フランクリン・ローバー(Rosalind Franklin Rover)の着陸地点としても選ばれた。

大判はイメージをクリック。

Aug 22. 2022


     8月25日(木):    火星の水和鉱物の広域マップ (エクスプレス)

二つの火星ミッションからのデータが、火星の水和鉱物の堆積の初めての詳細な広域なマップをつくるために使われた。これらの鉱物は主に粘土と塩類であり、この惑星の様々な領域での水の歴史を語るために使うことができる。ほとんどの場合、粘土は火星の初期の湿った期間につくられたが、水が徐々に干上がったときにつくられた塩類の多くは今日でも未だ見ることができる。このマップは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレスの OMEGA 装置とNASAの火星偵察軌道船(MRO)の CRISM 装置の、この10年間のデータを使って、苦労してつくられた。このマップには興味深い様々な着陸地点とエリアが示されている。マゥルス(Mawrth)峡谷は、粘土に富んだ、古代の水の流出チャンネルである。オキシア(Oxia)高原は他の粘土の豊かな領域であり、ヨーロッパ宇宙機関の将来のロサリンド・フランクリン・ローバーの着陸地点として選ばれた。火星の赤道にまたがったメリディアニ・プラナム(Meridiani Planum)は、2004年のNASAの火星探査ローバー・オポチュニティの着陸地点であった。マリネリス峡谷は太陽系最大の峡谷の一つである。ゲイルクレータとジェゼロ・クレータは、2012年と2020年のNASAのキュリオシティとパーサビアランス・ローバーの着陸地点であった。マップに示されている粘土は、鉄・マグネシウム水和ケイ酸塩、沸石(zeolite)と アルミノケイ酸塩粘土を含んでいる。その示された塩類は炭素と酸素で構成された炭酸塩(carbonate)である。

化学記事の訳には不適切な部分があるかも知れません。大判はイメージをクリック。

Aug 22. 2022


     8月24日(水):   ジェゼロ・クレータの水の豊富な鉱物 (エクスプレス)

火星のジェゼロ・クレータとその周辺は、惑星の過去に水によって変えられた鉱物の豊かさを示している。これらの鉱物は主に粘土と炭酸塩類である。この独特の領域で特定される鉱物の、炭酸塩(carbonate)は塩、 Fe/Mg 水和ケイ酸塩(Fe/Mg phyllosilicates)は鉄とマグネシュームの豊かな粘土であり、水和ケイ素(hydrated silica)は、地球では宝石用原石オパールを構成する、二酸化ケイ素の形である。このクローズアップのデータは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスとNASAの火星偵察軌道船(MRO)によって得られた鉱物の広域マップからつくられた。2020年に火星に着陸したNASAのパーサビアランス・ローバーは、現在、ジェゼロ・クレータとその周囲を探査している。

化学的には不適切な表現があるかも知れません。大判はイメージをクリック。

これはヨーロッパ宇宙機関の記事です。お知らせしていますように、パーサビアランスの集めたサンプルは、NASAとヨーロッパ宇宙機関の次期探査で、地球に持ち帰る計画が立てられています。

Aug 22. 2022


     8月23日(火):    パーサビアランスローバーの Coring Bit 2  (パーサビアランス)

このイメージは、NASAのパーサビアランス・マーズローバーの、破片の回転式コンベヤー Coring Bit 2 の後ろを示している。異物の破片(FOD)の波形のひも状の片が、イメージの中央下、左側に見ることができる(大判で確認)。この Coring Bit 2 は、最近、ワイルドキャットの尾根( Wildcat Ridge:ヤマネコの尾根)の堆積岩で、サンプルをとるために使われた。このイメージは、ワトソンカメラで、2022年8月17日(火星日531日)にとられた。ローバーのロボットアームの終わりタレットにあるワトソンカメラは、自然(無傷)の、穿孔された、研磨された目標の構造と模様を記録することができ、そのデータは深さ測定のために使うことができる。

大判はイメージをクリック。

Aug 19. 2022


     8月22日(月):    ジェゼロ・クレータの激しい風を調査する (パーサビアランス)

NASAのパーサビアランス・マーズローバーは、これまでで最も激しいダストの活動を見た。パーサビアランスは、ダストデビル(dust devil:ダストの旋風)と呼ばれる何百ものダストを含んだ旋風を検出したのみならず、火星のダストの雲を巻き上げる突風の、これまでで記録された初めてのビデオをも捕えた。これは、2021年7月20日(火星日216日)に観測され、最近 Science Advances chronicles で発表された。この新しい調査結果は、科学者達が、火星のダスト・プロセスを理解するのを助け、何時か、将来のロボットや人間の探査に対する脅威をもたらすダストの嵐を予測するのに役立つかも知れない。1月はこの地域でのダストの嵐の最盛期にあったが、今、6月はじめには未だダスト・シーズンの中ごろにあり、更に多くのダストの嵐を見るだろう。ジェゼロ・クレータは、この惑星で、ダストの最も活動的な一つかもしれない。



このイメージのシリーズは、2021年6月18日(火星日117日)の突風を示している。このダストの雲は、大きさ約4平方キロメートルと推測される。このようなスケールのダストの嵐がイメージに捕えられたのは初めてである。このイメージは、最大限の詳細を示すために、画質を変更されている。

--- 以上の解説は共に要約です。

それぞれの大判はイメージをクリック。

June 01. 2022


     8月19日(金):    火星日 3562-3563 日: 砂の上の冒険 (キュリオシティ)

キュリオシティは、パライテプイ峠(Paraitepuy Pass:昨日の記事参照)を通って旅を続けている。このイメージは、この領域を通過するのに時間がかかる理由を示している。ナビゲーションカメラは、砂の波紋の上のキュリオシティのホイールの跡の写真を撮った。ローバーは、このような地形を乗り越えられるように設計されているが、ローバーの運用計画者達は、これらの岩や砂の特徴を見ながら、ドライブパスを慎重に検討したいと考えている。

イメージは明るさを加えています。リンク先は原版。

Aug 12. 2022


     8月18日(木):    遠くから見た「パライテプイの山道」 (キュリオシティ)

このシーンは、NASAの火星探査機キュリオシティが、現在の位置から何キロメートルも離れていた2015年9月9日に、キュリオシティによって撮影された。円は、ローバーが最近通り過ぎた、キュリオシティサイズの岩の位置を示している。その左側には「パライテプイ山道(Paraitepuy Pass)」があり、キュリオシティは今そこを通っている。

大判は原版、イメージをクリック。

Aug 05. 2022


     8月17日(水):    キュリオシティのマストカメラ、ラス・クラリタスの層を見る (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティローバーは、いくつかのエリアに堆積した、風による砂として積み重なった、また、古い過去に水で磨かれた、岩の層の証拠を捕えた。「ラス・クラリタス(Las Claritas)」で撮られた九つの個別のイメージから合成されたこのパノラマは、2022年5月19日(火星日 3,478 日)にとられた。

大判はイメージをクリック。

June 22. 2022


     8月16日(火):    マストカメラのもろい河床の岩の視界 (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティローバーは、古代の河床または小さな池の中に構成されたと考えられる、層になった、もろい岩の、この視界を捕えた。この合成の六つのイメージは、キュリオシティのマスト・カメラを使って、2022年6月2日(火星日 3,492 日)に撮られた。

大判はイメージをクリック。

June 22. 2022


     8月12日(金):    硫酸塩を含んだ領域と河床の岩のキュリオシティの視界 (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティローバーは、現在の場所以前に、硫酸塩を含んだ領域のこの視界を捕えた。パノラマの中央近くの暗い巨礫は、古代の流れまたは池に堆積した砂から形成されたと考えられる。右側の山腹を覆っている散らばった灰色の岩は、全て、かつてこのエリアを覆っていた砂岩の残骸である。このパノラマは、2022年5月2日(火星日 3,462 日)に、キュリオシティのマスト・カメラによって捕えられた10の個別のイメージから成っている。イメージの中央の暗い巨礫の後には硫酸塩を含んだ領域の一部をつくる山脈がある。イメージの中央には、山腹を横断する筋として、この領域の中の層を見ることができる。これらの層は、火星の水と気象が時とともにどのように変化したかの優れた記録を提供している。

大判はイメージをクリック。

June 22. 2022


     8月11日(木):    シエラ・マイグアリダ近くの360度のパノラマ  (キュリオシティ)

キュリオシティマーズローバーは、2022年5月22日(火星日 3,481 日)に、「シエラ・マイグアリダ(Sierra Maigualida)」と名付けられた近くで、この360度のパノラマをとった。ダストの大気の靄を通してゲールクレータのフロアとシャープ山の上部が見える。科学者達は、ローバーの周りの岩盤の湾曲した層と重なり合う層を、風によって層が堆積したときに起きるクロスベッドの証拠と解釈している。このパノラマは、キュリオシティのマストカメラ(Mastcam)によって捕らえられた133の個別のイメージで構成されている。



イメージは処理を加えています。原版はイメージをクリック。

June 22. 2022

clear="right">

     8月10日(水):    ダストシーズン中の霞みの眺め (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティ火星探査機は、2022年5月26日(火星日 3,485 日)に、硫酸塩を含む領域とダストの霞のシャープ山上部のこのイメージを撮った。このパノラマは、火星年(注:地球の暦で約2年)の、特にダストの時期に撮影された46の個別のイメージで構成されており、地球に送り返された後に編集された。イメージはキュリオシティのマストカメラ(Mastcam)を使って撮られた。

このイメージは処理を加えています。原版はイメージをクリック。

June 22. 2022


     8月9日(火):  SAMの発見のトップ5 (キュリオシティ)

古代火星の潜在的な居住の可能性のある気象を明らかにすることは、未知を探求して理解し、人類を鼓舞し、また利益をもたらす、NASAの使命の重要な部分であり、この10年間、キュリオシティローバーは、赤い惑星でその例にあった。この機会を記念して、科学者達がキュリオシティの火星でのサンプル解析(SAM)装置一式を使って行った、最も重要な発見の五つを紹介する。この装置は、火星での、NASAの最も強力なアストロバイオロジー機器(宇宙生命探査機器)の一つであり、我々が知っている生命にとって重要な有機分子と元素を検索し測定する。

1,火星における有機化合物の検出
2,メタンの多様性
3、ゲールクレーターの岩石形成と露出の年代
4,火星の水の歴史に磨きをかける
5、生物学的に有用な窒素

各項目の詳細は省略しました。イメージは処理を加えています。大判はイメージをクリック。

Aug 04. 2022


     8月8日(月):    着陸から10年、今もなおドライブを続ける (キュリオシティ)

しばらくキュリオシティの記事が続きます。

10年前今日(8月5日)、ジェットパックが赤い惑星上にNASAのキュリオシティ・ローバーを降ろし、SUVサイズの探査機は、何10億年も前に、火星が、微細な生命を持続させるのに必要な環境を持っていたという証拠を探し始めた。以来、キュリオシティは、約29キロメートルをドライブし、625メートルを登り、ゲールクレータとその中のシャープ山の麓を探索してきた。ローバーは41の岩石と土壌のサンプルを分析した。キュリオシティのミッションは、最近、更に3年間延長され、NASAの重要な天体生物学ミッション艦隊を継続することになった。

キュリオシティローバーは、「アバナベロ(Avanavero)」穿孔サイトのこの360度のパノラマをとるために、そのマスト・カメラを使った。このパノラマは、2022年6月20日にとられた127のイメージから成っている。この色は、人間の目が地球上で見る照明の条件に合うように調整されている。

大判はイメージをクリック。

Aug 05. 2022


     8月5日(金): キュリオシティ、火星登山の10年 (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティ・ローバーは、2012年8月の火星への着陸以降、ゲイルクレータで、高さ 4.8 キロメートルのシャープ山を探査してきた。ローバーは、火星が、湿った居住に適した惑星から、冷たい荒涼とした環境に、どのように変わってきたかを記録する、段階的に若い岩に達する、612メートル以上を登ってきた。

    キュリオシティによるいくつかの他の成果は次の通り。
  1.   494,540 のイメージを獲得
  2.   3,102 ギガバイトのデータを地球に送り返す
  3.  35のサンプルを掘削(drill)、六つを浚う(scoop) 
  4.  その調査結果は883の科学研究論文に


イメージのリンク先は原版ポスター。

Aug 02. 2022


     8月4日(木): 何時、何が起きた? (リコネッサンス)

火星の地表を通して叩いたクレータは、以前地下に構成された複数の層を明らかにする。このクレータの半分は、その後、チャンネルを開くことによって破壊された。小さなクレータが大きなクレータの排出物の覆いにばらまかれ、いくつかはチャンネルに見られ、他はそのより若い年齢の手掛かりになっている。この活動の最も最近のサインは、チャンネルの側面を転げ落ちた巨礫である。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

大判はイメージをクリック。

July 22. 2022


     8月3日(水): サイドニアのメサの隆起 (リコネッサンス)

このシーンでは尾根が際立ち、周囲が侵食されたときに取り残され、おそらく古代の流域チャネルの逆侵食を示している。尾根は侵食に対して耐性のある材料で構成され、その側面のクレータを考慮すると、ずっと前に形成された。侵食は今日まで続いており、側面に沿って尾根から落ちた岩が明らかに散らばっている。砂は尾根に隣接する小さな砂丘を形成し始めている。このマップはピクセルあたり25センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

大判はイメージをクリック。

July 22. 2022


     8月2日(火): 火星日 3517-3518:新しいドリルホールを掘る (キュリオシティ)

アバナベロ(Avanavero)の掘削が成功した後、チームはこの新しい掘削調査を深く掘り下げる準備をしている。この計画には、プロセスの重要な部分、化学装置による掘削サンプルの初期分析がある。更にチームは、この新しい掘削現場で、掘削孔の壁面の観測を含む、3時間の遠隔科学活動を計画した。

マーズローバーキュリオシティは、引続き火星の地表の探査を続けています。6月22日発表の少し古い記事ですが、その一端を紹介します。大判はイメージをクリック。

June 18. 2022


     8月1日(月):  2033年に火星のサンプルを地球に持帰り、世界を興奮させるだろう

NASAは、コンセプト設計フェーズの完了に近づく、火星サンプル収集計画のためのシステム必要条件の再検討を終えた。このフェーズの間、プログラム・チームは、現在、NASAのパーサビアランス・ローバーによって赤い惑星のジェゼロ・クレータでの収集プロセスにある、科学的に選ばれたサンプルを持帰る、その構成を評価し再検討した。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)からの貢献を含むこのキャンペーンの構成は、将来のミッションの複雑さを減らし成功への可能性を増すことが期待される。この先進的ミッションの構築では、 最近、更新されたパーサビアランスに期待される長命化への分析を考慮に入れた。パーサビアランスは、火星上昇船とヨーロッパ宇宙機関のサンプル運搬アーム(Sample Transfer Arm)を運ぶ、NASAのサンプル検索着陸船(Sample Retrieval Lander)にサンプルを運ぶ、その基本的な手段となるだろう。

この火星サンプル持帰りキャンペーンには、最早、サンプル獲得ローバー(Sample Fetch Rover)または関連する第二の着陸船を含んでいない。そのサンプル検索着陸船には、インジェニュイティ・ヘリコプターの設計をベースにした、二つのサンプル回収ヘリコプターを含むだろう。インジェニュイティは、既に火星で29回のフライトを行ない、計画された一年の寿命を越えて生き残っている。このヘリコプターは、火星の地表の上で捕らえられたサンプルを回収する第二の能力を提供するだろう。--- 今回の見直しの大きな変更点

ヨーロッパ宇宙機関の地球持帰り軌道船(Earth Return Orbiter)と、NASAが提供する捕獲システム(Capture, Containment, and Return System)は、プログラム構成の重要な構成要素として残っている。地球持帰り軌道船とサンプル検索着陸船の予定される打上は、それぞれ2027年秋と2028年夏に、サンプルは、2033年に地球に到着する。この計画は、この10月に、その事前設計フェーズへ移ることが予想される。このフェーズは約12ヵ月で終わり、計画は技術開発を終え、主要なミッションの構成要素のエンジニアリング・プロトタイプをつくるだろう。

大判はイメージをクリック。このミッションは、多数の宇宙船が関わっており複雑であるため、上の説明だけでは分からないかも知れません。未だ実行までの期間も長く、今後の変更も予想されるので、その都度紹介して行きたいと考えています。

July 27. 2022




TOP  PREV