軌道船 (赤はヨーロッパ宇宙機関) 探査車(ローバー) ヘリコプター 固定型着陸船
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このページの対象としている探査機、その名称などは、上のイメージを含む表からご覧ください。また、火星探査に関するこれまでの経緯は トップページ の案内から。'Perseverance' の読みについては こちら をご覧ください。 なお、このページは特別な記事のない限り、土曜日、日曜日、祝日の掲載は休みます。

         

 6月30日(木):  シエラ・マイグアリダ付近のキュリオシティの360度のパノラマ (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティ火星探査機は、2022年5月22日(火星日 3,481 日)に、「シエラ・マイグアリダ(Sierra Maigualida)」と名付けられた場所の近くで、この360度のパノラマを捉えた。ゲールクレータのフロアとシャープ山の上流がダストの靄を通して見える。科学者達は、ローバーの周りの基盤のカーブし重なり合う層を、これらの層が風で堆積したときに起きる交差する基盤の証拠として解釈している。このパノラマは、キュリオシティのマスト・カメラで捕えられた133の個別のイメージから構成された。

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June 22. 2022

 6月29日(水):  キュリオシティのマストカム、フレーク状の川底を見る (キュリオシティ)

キュリオシティローバーは、古代の河床または小さな池の中に形成されたと考えられる、層になった、薄片から成る岩のこの視界を捕えた。この合成は、2022年6月2日(火星日 3,492 日)に、キュリオシティのマスト・カメラを使った六つイメージからつくられた。

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June 22. 2022

 6月28日(火):  キュリオシティのマストカメラ、「ラス・クラリタス」の層を見る (キュリオシティ)

キュリオシティ・マーズ・ローバーは、古代には風に吹きつけられた砂として積み重なった岩石の層が、ある地域では堆積し、他の地域では洗い流された証拠を捉えた。このパノラマは、後に合成された九つの個々のイメージで構成され、2022年5月19日(火星日 3,478 日)に、キュリオシティのマストカメラ(Mastcam)を使用して「ラス・クラリタス(Las Claritas:輝き)」というニックネームの場所で撮影された。

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June 22. 2022

 6月27日(月): NASAのキュリオシティ、変化する火星の光景の、驚くような視界を捉える (キュリオシティ)

昨年、NASAのキュリオシティローバーは、硫酸塩と呼ばれる塩分を含んだ鉱物で満たされた、粘土の豊かな領域の一つからの遷移地帯を旅してきた。科学チームが、それぞれが火星の水の過去を提供するであろう証拠として粘土の豊かな領域と硫酸塩で満たされた所を目標とする一方、この遷移地帯は、同様に、科学的に魅力があることが証明されている。実際に、この遷移は、科学者達がまさに理解し始めている火星の気象の、数10億年前の大きな変動の記録を提供するかもしれない。これらの粘土鉱物は、2014年からキュリオシティが登ってきた、今では高さ5キロメートルの山、シャープ山のベースの堆積物があるゲイルクレータ全体に、かつて、湖と流れが波紋を起こした時に形成された。この遷移地帯の山の高くでのキュリオシティの観測は、これらの流れが、湖の堆積物の上に形成された細流と砂丘の中で干上がったことを示している。

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June 22. 2022

 6月24日(金):  インサイトの科学調査 (インサイト)

NASAのインサイト火星着陸船は、火星の内部の層を調査するために地震計を使っている。地震からの揺れの信号は、異なる種類の素材を通るときに変化する。地震学者達は、地震動の記録の線を読み、地殻、マントル、コアの、惑星の特性を調査することができる。

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June 21. 2022

 6月23日(木):  NASAのインサイト、火星科学の僅かな余分な週を得る (インサイト)

NASAのインサイト火星着陸船が利用できるパワーが日毎に減少する中で、宇宙船のチームは、科学を最大にするために実行できるミッションのスケジュールを修正した。この着陸船は、エネルギーを節約するためにインサイトの最後の運用科学機器である地震計を6月末までに自動的にシャットダウンし、ダストが積もったソーラーパネルが発電できる電力によって、12月頃まで生き残ると予測されていた。チームは、今、地震計が、恐らく8月の終わりか9月初めまでより長く運用できるように、計画を立てている。これによって、着陸船のバッテリをより早く放電し、宇宙船のパワーが尽きる原因になるだろうが、これは、地震計が、新しい火星の地震を検出するのを可能にするかもしれない。

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June 21. 2022

 6月22日(水):  オリンパス山脈とダエダリア高原の間で (リコネッサンス)

オリンパス山脈とダエダリア高原の間の大きな地形のこの小さな部分は、地面が一方向に流れているように見えるが、それを横断するように見える隆起をも見ているので、一つの場面の異なる地形の故に興味がある。その上、全体に多数の穴のような地形がある。イメージは5キロメートル以下、地表の上273キロメートルである。

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June 01. 2022

 6月21日(火):  北極エルグの南の砂丘 (リコネッサンス)

この観測にとってはむしろ詩的な響きのあるタイトルである。この画質の色を強調されたイメージに、我々は、これらのドームのような砂丘の霜を見ることができる。北は概ね右側である。風が筋をつくるようにダストを移動させた。上から下まで1キロメートル未満、地表から320キロメートルである。

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May 25. 2022

 6月20日(月): キュリオシティ、指のような岩を見る (キュリオシティ)

NASAのキュリオシティローバーは、2022年5月15日(火星日 3,474 日)に、これらの指のような形をした岩を、そのマスト・カメラで撮った。これらは、恐らく、古い過去に地下の水が岩を通して少しづつ流れ、時がたつにつれて鉱物を固め堆積させてつくられた。長い年の後に岩が大気の中に露出したとき、風が固まった部分のまわりの柔らかい素材を浸食した。この岩は、キュリオシティが2014年から登ってきた、高さ5キロメートルの山シャープ山で発見された。

原図クローズアップ3D

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June 15. 2022

 6月17日(金):  北の極冠の急速な変化 (リコネッサンス)

この一連のイメージの目的は、火星の極冠でのこの時期(北の夏の終わり)に見られる、急速なアルベド(明るさ)の変化の理解であり、このイメージから僅か5日前に取得したイメージとの比較であるアニメーションである。観測の間の相対的な明るさの変化は明らかである。何が変化を引き起こしているのかはすぐには分からないが、線形のパターンは、風がその役割を果たしていることを示唆している。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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May 26. 2022

 6月16日(木):  NASAとパートナー、火星サンプル収集計画のために新しい調査グループを確立する

米国、ヨーロッパ、カナダ、日本からの16人の科学者達が、将来の赤い惑星からのサンプルリターンで、彼らの全ての可能性を成し遂げるために選ばれた。NASAとヨーロッパ宇宙機関と火星サンプル収集計画におけるそのパートナーは、地球での徹底的な分析のために持ち帰る火星の岩と堆積物サンプルの、科学的な可能性を最大にするための、研究者達の新しいグループを確立した。火星サンプル持帰りキャンペーン科学グループ(Mars Sample Return Campaign Science Group)と呼ばれる、16名の研究者達は、サンプル回収とキュレーションなどの関連する地球ベースの地上プロジェクトのみならず、キャンペーンのプロジェクト・チームのための科学資源としても働くだろう。最初の火星サンプルリターンキャンペーン科学グループの会議は、6月28・29日に予定されている。

メンバーは主として最初のサンプル持ち帰りを実行する米国(8)およびヨーロッパ(6)から選ばれており、日本とカナダからは各1名が参加します。図はサンプル検索着陸船コンセプトイラスト。大判はイメージをクリック。

June 14. 2022

 6月15日(水):  テルビー・クレーター内の堆積岩 (リコネッサンス)

火星の堆積物の歴史は気象の変化と進化を理解する上で重要である。堆積岩は大気や水によって運ばれる微細な粒子から成り、時とともに固くなり(岩に変わり)、一般的に平らな層に堆積した。このイメージは、多様な色と模様を明らかにする基盤の層の良い露出で覆われている、いくつかの急峻な斜面をカバーしている。このような露出の詳細な調査は、構成するデータとともにこれらの出来事のシーケンスを再構築し、地質の歴史を解釈するために使うことができる。このマップはピクセルあたり50センチメートルのスケールで投影されており、北は上である。

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May 26. 2022

 6月14日(火):  砕けた崖、層になった堆積物 (リコネッサンス)

水和硫酸塩が豊かな巨大な堆積が、マリネリス峡谷の中央に見られる。そのような堆積は、地球上では柔らかく、容易に浸食され、火星でも同様に見える。大きな溝と堆積物の扇型が最も急な斜面に沿って存在する。このような斜面は、火星の何処でも、前後の違いを示す HiRISE イメージで活発に浸食しており、将来再び観測するのによい場所である。明るい太陽に面した斜面の線形のギャップは画像データが飽和した場所である。拡張されたカラーイメージは差渡し1キロメートル未満、地表上263キロメートルにある。

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May 17. 2022

 6月13日(月):  メリディアニ平原の砂丘 (リコネッサンス)

HiRISE は火星全土の砂丘フィールドを監視し、それらがどのように変化しているかを追っている。移動式砂はまた、砂丘間地域の岩盤からダストを払い、岩盤の構造と色の、良い光景を提供する。ここでは、層間の微妙な色の違いと破砕の密なネットワークが見える。対照的に、砂丘は均一に暗く、強化された色では比較的青である(実際には灰色であるが、岩盤よりも赤が少ないために、ここでは青く見える。このイメージは、横1 km未満、地表から272 km上にある。

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May 17. 2022

 6月10日(金):  火星は片目を開けて眠る (マーズ・エクスプレス)

このカラフルな光景は、火星の南の高地の領域、アオニア(Aonia)テラの一部を示している。このイメージは、2022年4月25日に、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスによってとられた。イメージの中心の幅30キロメートルこの無名のクレータは、巻かれたチャネルの光景の中に置かれている。人間の眼球のような中を走る岩板のイメージのこれらのチャンネルは、35~40億年前に火星の地表を横断して液体の水を運んだのかもしれない。このチャンネルは、部分的に暗い素材で満たされているように見え、ある所では、周囲の陸地より持ち上がっているように見える。これには様々な説明があり得る。それらの中を水が流れたとき、恐らく、浸食に抵抗力のある堆積物がチャンネルの底に落ちついた。あるいは、多分、このチャンネルは、後に、火星の歴史の中で、溶岩で満たされた。

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June 08. 2022

6月9日(木): ユベンタ・カズマの際立った斜面 (リコネッサンス)

この観測は大規模な砂嵐の後に得られたものであるが、岩盤上にさえも、多数の繰り返しの斜面の線(RSL)の大きな例がある。これらの RSL の季節性を、ユベンタ・カズマ(Juventae Chasma)やマリネリス峡谷の季節性と比較するのは興味深い。このイメージは上から下まで 5 km 、地表面から 264 km 未満であり、北は左である。

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May 09. 2022


 6月8日(水): NASAのパーサビアランス、ジェゼロ・クレータの激しい風を調査する (パーサビアランス)

NASAのパーサビアランス・マーズローバーは、2021年7月20日(火星日148日)に、ジェゼロ・クレータを通して渦巻く、これらのダストデビルを捕えるためにそのナビゲーション・カメラの一つを使った。この GIF は、最大限の詳細を示すために、いくらかの色を変えられている。三つイメージが約15秒間隔でとられた。
パーサビアランスは、ダストデビル(dust devil)と呼ばれる何百ものダストを含んだ旋風を検出しただけでなく、巨大な火星のダストの雲を持ち上げる突風の、これまでに記録された初めてのビデオを捕えた。 Science Advances に最近発表された論文では、火星の最初の216日間に観測された気象現象を記録している。

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June 01. 2022

 6月7日(火):  ジェゼロの環境プロット (インジェニュイティ)

この図は、NASAのパーサビアランス・マーズ・ローバーが着陸した日、ミッションの最初の火星の日である2021年2月18日から、600火星日までの、ジェゼロ・クレータでの環境条件を示している。黒い線は、火星年での、「タウ」として知られる測定値、大気の不透明度の気候学的モデルを示している。予想される毎日の日射量、またはソーラーパネルに到達する太陽の光線の量が色の点線で示されている。地球では1年は365日であるが、火星での1年は(地球歴で)668日続く。

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May 26. 2022

 6月6日(月): パーサビアランスのスーパーカム、イージスを初めて使う (パーサビアランス)

NASAのパーサビアランス・マーズローバーは、2022年5月18日に、ここにクローズアップで見られる岩を選び目標として、イージス(AEGIS:Autonomous Exploration for Gathering Increased Science:増強する科学を集めるための自律的探査)と呼ばれる人工知能ソフトウェアを使った。それは、地球上のミッションチームの支援なしに、人工知能がパーサビアランスの調査で初めてとった二つの岩の一つである。 AEGIS は、パーサビアランスをつくったジェット推進研究所によって開発された。 AEGIS は、科学者達が特定の形を探すためにローバーに検索を指示する、パーサビアランスの SuperCam (スーパーカム)レーザー装置とともに使われる。 SuperCam は、ここに見られる写真に編集された目標の二つのイメージをとるために、その RMI (遠隔マイクロ画像装置)カメラを使った。
ローバーから約5メートルにあるこの岩の目標は AEGIS_0442B 名付けられた( 0442 は火星日442日を、Bはその火星日の2番目の目標を示す)。岩の目標全体に見られる赤い十字は、 AEGIS がレーザーを向けたそれぞれの場所を示している。右側の図は AEGIS が目標とした二つの岩のそれぞれの距離からの視界を示している。 AEGIS_0442B は右側である。このイメージは、科学目標を選ぶためにパーサビアランス・チームによって使われたソフトウェアからとられた。

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May 31. 2022

 6月3日(金):  NASAのメイブン宇宙船、科学と運用を再開しセーフモードを終了する (メイブン)

NASAの火星大気揮発性探査(MAVEN)は、延長したセーフモードから立ち直った後、2022年5月28日に、通常の科学と中継オペレーションに戻った。この宇宙船は、2月に、その慣性測定装置(IMUs)の問題に遭遇した。ミッション・チームは、それらのナビゲーション装置による問題の診断に成功し、次の10年を通して MAVEN ミッション・オペレーションを継続するであろう、宇宙船を星によって誘導するためのシステムを開発した。

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June 01. 2022

 6月2日(木):  インジェニュイティ・マーズヘリコプター、記録飛行のビデオを撮る (インジェニュイティ)

このアニメーション GIF は、2022年4月8日の、NASAのインジェニュイティ・マーズヘリコプターの25回目のフライトの間の、ナビゲーション・カメラで得られたイメージを使ってつくられた。704メートルの距離を 5.5 メートル/秒の速度で飛んだそれは、これまでの赤い惑星での回転翼航空機の、最長かつ最速なフライトであった。クリップの最初のコマは、フライトでの約1秒の視界を示している。10メートルの高度に達した後、このヘリコプターは、3秒未満の間、時速19キロメートルの最大速度で推進し、南西へ向かう。インジェニュイティは、最初に、砂紋のグループの上を飛び、続いて、ビデオのほぼ半分を、いくつかの岩のフィールドの上を飛ぶ。最終的に、良い着陸場所になる比較的平らで特色のない地域が下に現れる。この 161.3 秒のフライトのビデオは、約5倍に速度を上げられている。インジェニュイティのナビゲーションカメラは、この回転翼航空機が地表の1メートルの中にあるときは、何時でも動作しないようにプログラムされている。これは、地上の形を追うときに、離着陸の間に起きるダストが、ナビゲーション・システムに干渉しないことを確実とするのに役立っている。

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May 27. 2022

 6月1日(水):  エアーフィールドDのインジェニュイティ (インジェニュイティ)

NASAのインジェニュイティ・マーズヘリコプターのこのイメージは、2021年6月15日(火星日114日)に、パーサビアランス・ローバーのマストカメラZ装置によってとられた。この場所「離着陸場D(Airfield D)」(四回目の離着陸場)は、「セイタ(Seitah)」地質ユニットの東にある。このイメージはオリジナル版から処理された。

この記事は今年5月に掲載されたものですが、内容は昨年のものであることに注意してください。インジェニュイティの火星での姿を見る機会が少ないので、敢えて取り上げています。大判はイメージをクリック。

May 06. 2022



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