ハッブル、これまでで最も遠い星を発見する
Hubble Uncovers the Farthest Star Ever Seen

以下は詳細な解説を要約したものです。

宇宙を横断して半ばより遠いイカロスと名付けられた巨大な青い星は、これまでに見られた最も遠い個体の星である。一般的な世界最大の望遠鏡でさえ、それを見るには極めてかすかである。しかし、NASAのハッブル宇宙望遠鏡を使う天文学者達は、重力レンズの現象を使って、この遠い星を正確に指摘し新しい距離の記録を設定した。彼らは、また、暗黒物質のひとつの理論をテストし、手前の銀河集団の構造を調査するためにイカロスを使った。

非常に遠い渦巻銀河で隠されたこの星は、その光が地球に届くのに90億年掛かるほど遠い。それは、宇宙が現在の年齢の約30パーセントであったときを我々に見せている。

この重力レンズを通したイカロスの発見は、遠い銀河達によって個体の星達を調査する、天文学者達にとっての新しい道を創始した。これらの観測は、星達、特に最も明るい星達がどのように進化するかの、珍しくかつ詳細な観察を提供している。

これは我々が拡大された個体の星を見た最初である。この星は、超新星爆発を除いて、我々が調査することができる個体の星よりも少なくとも100倍は遠い。

この星を見えるようにするのは「重力レンズ」と呼ばれる現象である。手前の大規模な銀河達の集団からの重力は宇宙で自然のレンズとして働き、光を曲げて拡大する。一つの背景のオブジェクトからの光は、時折複数のイメージとして現れる。イカロスの場合、この拡大は、地球から約50億光年の MACS J1149+2223 と呼ばれる銀河集団によって為された。この重力レンズの強さと、ハッブルの絶妙な解像度と感度とを結合することによって、天文学者達はイカロスを見、調査することができる。

科学者達は、また、手前の集団の周辺を精査することによって、暗黒物質が、大部分は膨大な数の原始のブラックホールから成るかもしれないという一つの理論をテストすることができた。このユニークなテストの結果は、その仮説を否定している。

NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打上げられたとき、天文学者達はイカロスのような更に多くの星達を発見できるだろうと考えている。宇宙ではイカロスのような星は一般的なのかもしれない。

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April 02, 2018    


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