HEADER

本サイトでは、米国宇宙航空機関(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、ドイツ宇宙局(DLR)などの英文情報、および日本の宇宙関係各機関などの宇宙探査活動の情報を、画像を主題にご紹介しています。全ての記事は日本語解説(主として訳文)を付して掲載しています。各機関とも活動が広範囲に亘っていますので、全てを載せることはできません。ここでは、宇宙探査活動に中心を置いた、最新の話題(主として科学記事)を取り上げています。また、各記事とも、掲載許容条件に基づいて載せていますので、一部掲載できないものもあります。記事や写真などの転載や再利用などは原則として認められておりませんのでご注意ください。なお、本サイトは外国語の記事を紹介することを目的としていますので、日本語で読める記事はリンク先を紹介する程度にとどめています。

<最終更新日 2016年8月11日>

<ご覧になる上でのご注意>:
  1. 記事はほぼ毎日夜間に更新しています。ほとんどの記事はその日に発表された内容ですが、時差の関係から、実際の活動から、2日遅れに見えることがあります。なお、米国、欧州などが土曜日と日曜日に相当する日本の日曜日と月曜日は、情報が比較的少ないのでお休みをいただくことがあります。
  2. 本サイトの解説者(訳者)は各分野の専門家ではありません。探査活動には天文学だけでなく、天体物理学、化学、地質学、気象学、生物学、ロボット工学などの非常に広範囲な分野の科学技術が応用されています。訳文が正しくないこともあるかもしれませんので予めご承知置きください。
  3. 固有名詞(個人名、機関名、地名、機器名など)は、読みやすいように、極力カナ文字を含む日本語に変換していますが、掲載時刻の制約もあり、それぞれの“読み”を確認する時間がとれませんので、正しくないことが十分に考えられます。このため、固有名詞にはできるだけ原名を添えて記載しています。
  4. ウェブで提供しているイメージには高精細なものが多く使われています。本サイトは専門家対象ではないことから、ほとんどのイメージに画像処理を加え伝送時間(表示時間)を短縮し、画面の特徴を強調した処理を加えた上で掲載しています。それぞれの写真の圧縮度はイメージによって異なりますが、ファイル容量を概ね 1/30 ~ 1/2 程度まで縮めています。なお“視覚的な”画像精度は十分に確保してあります。
  5. 高精細なイメージが多く発表されます。これらは“大判イメージ”としてリンク先を示しますので直接ご覧ください。


<注:本サイトの地名等カナ表記について>

太陽系惑星、衛星の地形や地域の名称は、複数の国の神話、地名、歴史などに基づいていろいろな名前が用いられています。これらの言葉のカナ表記には少々面倒な問題を伴います。例えば、火星で有名なマリネリス峡谷は、本来米国のマリナー宇宙船にちなんで名付けられましたので、英語で書けば Mariner Valley (マリナー峡谷)ですが、実際には Marineris Valles(マリネリス峡谷)と名付けられています。マーズパスファインダの着地点アレス谷は Ares vall(i)s です。この他“Mon または Mons(モン;山)”“Planitia(プラニシア;平原)”“Terra(テラ;大地)”“Tholus(トーラス;山脈)”“Patera(パテラ;皿状台地)”“Fossae(フォッセ;穴)”“Chasma(カズマ;切り立った深い割れ目)”などが使われます。これらの名は、「綴り」は標準的に決められますが、どのように発音するかはどの言語を基準にするかによって異なりますので、上のカナ表記もほんの一例を示したに過ぎません。これらの名称を間違いなくご紹介するためには元の文字(アルファベット)で記載すれば無難ですが、解説が非常に読み難くなるのでできるだけカナ文字に置き換えています。
一例として、マリネリス峡谷の支流に“Ganges chasma”というのがあります。Ganges はインドの有名なガンジス川と同じ綴りなので「ガンジスカズマ」と記載していますが、ある書物ではガンギスと書かれています。さらに、火星では様々な言語で「火星」を意味する言葉が地名として用いられています。具体的には“KASEI(火星)谷”と名付けられた地名もあります。世界中の古代の言語で火星を指した言葉(例えばマヤの呼び名)がどのように発音されたかは浅学な私には追うことすらできません。このように他の書物などを参照される場合表記方法が異なることがありますのでご承知おき下さい。なお、読みがはっきりしないものについてはアルファベットのまま記載することがあり、カナに直したものもごく普遍的なもの以外は元名を付しています。

以下、各コーナーの概要をご紹介します。


戻る